JP4954546B2 - 金属管の製造装置 - Google Patents
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Description
前記コンテナにおける押出材の後部に配置される環状の押盤と、
前記押盤の中央孔に後方から挿入されて押出材に挿通されるマンドレルと、
前記押盤を介して押出材を前方に押し込んで、前記ダイスおよび前記マンドレル間の環状隙間から押し出すための加圧ステムと、を備え、
前記押盤における中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられたことを特徴とする金属管の製造装置。
コンテナにおける押出材の後部に環状の押盤を配置する工程と、
マンドレルを押盤の中央孔に後方から挿入して押出材に挿通する工程と、
加圧ステムによって押盤を介して押出材を前方に押し込んで、ダイスおよびマンドレル間の環状隙間から押し出す工程と、を含み、
押盤として、その中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられたものを用いたことを特徴とする金属管の製造方法。
コンテナにおける押出材の後部に配置される環状の押盤と、
押盤の中央孔に後方から挿入されて押出材に挿通されるマンドレルと、を備え、
押盤における中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられたことを特徴とするピアッシング装置。
コンテナにおける押出材の後部に環状の押盤を配置する工程と、
マンドレルを押盤の中央孔に後方から挿入して押出材に挿通する工程と、を含み、
押盤として、その中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられたものを用いたことを特徴とするピアッシング方法。
中央孔に後方からマンドレルが挿入されて押出材に挿通されるよう構成される一方、
中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられたことを特徴とする押出装置用押盤。
上記実施例1〜6の押盤(3)および比較例の押盤(3)を上記実施形態と同様の間接押出装置にそれぞれセットし、各押出装置により、アルミニウム合金製(JIS規格の合金番号「A5052」)のビレット(B)をそれぞれ押出成形して、管状押出製品をそれぞれ量産した。
上記実施例1〜6の押盤(3)および比較例の押盤(3)を上記実施形態と同様の間接押出装置にそれぞれセットし、各押出装置により、異なる材質のビレット(B)、すなわちアルミニウム合金製(JIS規格の合金番号「A5056」)のビレット(B)をそれぞれ押出成形して、管状押出製品をそれぞれ量産した。
以上の上記各グラフや表1から明らかなように、本発明に関連した実施例1〜6のものは、比較例のものに比べて、フクレ不良率が低く、高品質の押出製品を得ることができる。
2…ダイス
3…押盤
3a…後面
31…中央孔
31a…中央孔内周面
32…コーナ部
35…空気抜き溝
35a…軸方向溝部
35b…径方向溝部
36…溝無し部分
4…マンドレル
5…加圧ステム
B…ビレット(押出材)
D…溝深さ
L…溝無し部分長さ
R…コーナ部曲率半径
W…溝幅
Claims (14)
- 前部にダイスが設けられ、内部に金属製の押出材が配置されるコンテナと、
前記コンテナにおける押出材の後部に配置される環状の押盤と、
前記押盤の中央孔に後方から挿入されて押出材に挿通されるマンドレルと、
前記押盤を介して押出材を前方に押し込んで、前記ダイスおよび前記マンドレル間の環状隙間から押し出すための加圧ステムと、を備え、
前記押盤における中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられ、
空気抜き溝のうち、押盤の後面に設けられる径方向溝部の外周端部が、押盤の外周面位置まで形成され、
空気抜き溝を介して、押盤の中央孔内部が押盤の外周面位置に連通され、
空気抜き溝のうち、押盤の中央孔内周面に設けられる軸方向溝部の前端部が、中央孔内周面の前後方向中間位置に配置されて、中央孔内周面の前端部に空気抜き溝のない部分が設けられたことを特徴とする金属管の製造装置。 - 空気抜き溝は、押盤における中央孔の周方向に沿って間隔をおいて複数設けられる請求項1に記載の金属管の製造装置。
- 押盤の中央孔内周面前端部における空気抜き溝のない部分は、その前後寸法が5〜25mmに設定される請求項1または2に記載の金属管の製造装置。
- 空気抜き溝は、その溝幅が5〜20mmに設定される請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 空気抜き溝は、その溝深さが2〜10mmに設定される請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 押盤は、その中央孔内周面および後面間のコーナ部の曲率半径が20〜40mmに設定される請求項1〜5のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 押出材として、アルミニウムまたはアルミニウム合金製のビレットが用いられる請求項1〜6のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- コンテナは、押出時に押出材と同調して前方に移動するよう構成される請求項1〜7のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 押出材は、貫通孔のない棒状ないし柱状部材によって構成される請求項1〜8のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 押出材は、軸心に沿って貫通孔を有し、かつその貫通孔の内径がマンドレルの外径よりも小さい管状ないし筒状部材によって構成される請求項1〜8のいずれか1項に記載の金属管の製造装置。
- 前部にダイスが設けられたコンテナ内に金属製の押出材を配置する工程と、
コンテナにおける押出材の後部に環状の押盤を配置する工程と、
マンドレルを押盤の中央孔に後方から挿入して押出材に挿通する工程と、
加圧ステムによって押盤を介して押出材を前方に押し込んで、ダイスおよびマンドレル間の環状隙間から押し出す工程と、を含み、
押盤として、その中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられ、かつ空気抜き溝のうち、押盤の後面に設けられる径方向溝部の外周端部が、押盤の外周面位置まで形成されるとともに、空気抜き溝のうち、押盤の中央孔内周面に設けられる軸方向溝部の前端部が、中央孔内周面の前後方向中間位置に配置されて、中央孔内周面の前端部に空気抜き溝のない部分が設けられたものを用い、
前記マンドレルを押出材に挿通する工程において、押盤の中央孔内部の空気が空気抜き溝を通って押盤の外周面位置から放出されるようにしたことを特徴とする金属管の製造方法。 - 前部にダイスが設けられ、内部に金属製の押出材が配置されるコンテナと、
コンテナにおける押出材の後部に配置される環状の押盤と、
押盤の中央孔に後方から挿入されて押出材に挿通されるマンドレルと、を備え、
押盤における中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられ、かつ空気抜き溝のうち、押盤の後面に設けられる径方向溝部の外周端部が、押盤の外周面位置まで形成されるとともに、空気抜き溝のうち、押盤の中央孔内周面に設けられる軸方向溝部の前端部が、中央孔内周面の前後方向中間位置に配置されて、中央孔内周面の前端部に空気抜き溝のない部分が設けられ、
空気抜き溝を介して、押盤の中央孔内部が押盤の外周面位置に連通されたことを特徴とするピアッシング装置。 - 前部にダイスが設けられたコンテナ内に金属製の押出材を配置する工程と、
コンテナにおける押出材の後部に環状の押盤を配置する工程と、
マンドレルを押盤の中央孔に後方から挿入して押出材に挿通する工程と、を含み、
押盤として、その中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられ、かつ空気抜き溝のうち、押盤の後面に設けられる径方向溝部の外周端部が、押盤の外周面位置まで形成されるとともに、空気抜き溝のうち、押盤の中央孔内周面に設けられる軸方向溝部の前端部が、中央孔内周面の前後方向中間位置に配置されて、中央孔内周面の前端部に空気抜き溝のない部分が設けられたものを用い、
前記マンドレルを押出材に挿通する工程において、押盤の中央孔内部の空気が空気抜き溝を通って押盤の外周面位置から放出されるようにしたことを特徴とするピアッシング方法。 - 前部にダイスが設けられ、内部に金属製の押出材が配置されたコンテナにおける押出材の後部に配置され、かつ中央孔を有する環状の押出装置用押盤であって、
中央孔に後方からマンドレルが挿入されて押出材に挿通されるよう構成される一方、
中央孔内周面から後面にかけて空気抜き溝が設けられ、かつ空気抜き溝のうち、押盤の後面に設けられる径方向溝部の外周端部が、押盤の外周面位置まで形成されるとともに、空気抜き溝のうち、押盤の中央孔内周面に設けられる軸方向溝部の前端部が、中央孔内周面の前後方向中間位置に配置されて、中央孔内周面の前端部に空気抜き溝のない部分が設けられ、
空気抜き溝を介して、押盤の中央孔内部が押盤の外周面位置に連通されたことを特徴とする押出装置用押盤。
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