JP4953649B2 - 半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 - Google Patents
半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4953649B2 JP4953649B2 JP2006027310A JP2006027310A JP4953649B2 JP 4953649 B2 JP4953649 B2 JP 4953649B2 JP 2006027310 A JP2006027310 A JP 2006027310A JP 2006027310 A JP2006027310 A JP 2006027310A JP 4953649 B2 JP4953649 B2 JP 4953649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- circuit
- semiconductor integrated
- delay
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
また、本発明により、クロックドメイン間パスのat−speedテストを行うための実用的な技術が提供される。
1.ディレイテスト回路の構成
図3は、本実施の形態で使用されるディレイテスト回路10の構成を示すブロック図である。ディレイテスト回路10は、クロック波形保持レジスタ11と、クロック波形レジスタ12と、クロックゲーティング回路13とを備えている。
以上に述べられているように、図3のディレイテスト回路10は、クロック波形設定データ14の値に応じた波形の出力クロックCLKOUTを生成可能に構成されている。以下では、クロック波形設定データ14による波形の設定、及びクロック波形設定データ14に応じた出力クロックCLKOUTの生成の過程が、順に説明される。
まず、クロック波形設定データ14がクロック波形保持レジスタ11に供給され、これにより、所望の出力クロックCLKOUTの波形がディレイテスト回路10に設定される。具体的には、図6に示されているように、クロック波形保持信号16が非活性化された状態で、テスタクロック15に同期してクロック波形設定データ14の各データビットD1〜D4が順次に波形設定入力11aに供給される。
続いて、クロック波形保持レジスタ11に保持されているクロック波形設定データ14の各データビットD1〜D4が、パラレルにクロック波形レジスタ12に転送される。具体的には、図7に示されているように、クロック生成開始信号19が非活性化された状態で、クロック波形設定信号18が活性化される。これにより、入力PLLクロック20の立ち上がりエッジに同期してクロック波形レジスタ12のフリップフロップ331〜334にデータビットD1〜D4が転送される。
続いて、クロック波形レジスタ12に設定されたデータビットD1〜D4がクロックゲーティング信号17として順次にクロックゲーティング回路13に転送され、データビットD1〜D4に対応する波形を有する出力クロックCLKOUTが生成される。図8は、出力クロックCLKOUTが生成される過程を示すタイミングチャートである。
既述のように、図3に示されているディレイテスト回路10は、マルチサイクルパスのat−speedテストを実現するのに適した構成を有している。以下では、図3のディレイテスト回路10を用いてマルチサイクルパスのat−speedテストを行う手法が説明される。
1.ディレイテスト回路を利用したクロックドメイン間パスのテスト
既述のように、図3に示されているディレイテスト回路10は、クロックドメイン間パスのat−speedテストを実現するためにも適している。以下では、ディレイテスト回路10を用いてクロックドメイン間パスのat−speedテストを行う手法が説明される。
図11に示されている半導体集積回路においては、第1クロックツリー62A、第2クロックツリー62Bの遅延時間の差が大きい場合、ディレイテスト回路10A、10Bから出力されるクロックパルスの出力タイミングの差を増大させる必要がある。クロックパルスの出力タイミングの差の上限は、ディレイテスト回路10A、10Bに設定可能なクロック波形設定データ14のビット数に依存している。例えば、クロック波形設定データ14のビット数が4である場合、第1クロックツリー62A、第2クロックツリー62Bの遅延時間の差は、テスト基準クロック74の3クロック周期まで許容される。
上述のディレイテスト回路10の動作から明らかであるように、図11に示されている半導体集積回路では、ディレイテスト回路10A、10Bがクロックパルスを出力するタイミングの調整は、テスト基準クロック74のクロック周期を単位として行われる。
(条件)
ディレイテスト回路10Aに設定されるクロック波形設定データ14のデータビットDi(iは1以上3以下のある数)、及び、ディレイテスト回路10Bに設定されるクロック波形設定データ14のデータビットDi+1が”1”であり、残りのデータビットは”0”である。
例えば、ディレイテスト回路10Aには、クロック波形設定データ14として”0100”が設定され、ディレイテスト回路10Bには、クロック波形設定データ14として”0010”が設定される;図16(b)には、この場合のディレイテスト回路10A、10Bの動作が図示されている。これにより、スキャンFF63A、63Bのクロック入力には、所望の時刻にクロックパルスが供給される。
11:クロック波形保持レジスタ
11a:波形設定入力
11b:波形設定出力
12:クロック波形レジスタ
13:クロックゲーティング回路
14:クロック波形設定データ
15:テスタクロック
16:クロック波形保持信号
17:クロックゲーティング信号
18:クロック波形設定信号
19、19A、19B:クロック生成開始信号
20、20A、20B:入力PLLクロック
21、21A、21B:ノーマルモード信号
22:半周期遅れクロックゲーティング信号
311〜314:フリップフロップ
321〜324:セレクタ
331〜334:フリップフロップ
341〜344、351〜354:セレクタ
36:フリップフロップ
37:ORゲート
38:ANDゲート
41:セレクタ
42:クロックツリー
43:被テスト回路
44、46、48:スキャンFF
45、47、49:組み合わせ回路
50:スキャンパス
51:スキャンイネーブル信号
52:シフトクロック
61A、61B:セレクタ
62A、62B:クロックツリー
63A、63B:スキャンFF
64:クロックドメイン間パス
65A、65B:フリップフロップ
66A、66B、67A、67B:セレクタ
71:スキャンイネーブル信号
72:シフトクロック
73:クロック生成同期信号
74:テスト基準クロック
75A:第1PLLクロック
75B:第2PLLクロック
76:ドメイン間テストモード信号
77A:第1クロック反転制御信号
77B:第2クロック反転制御信号
101、103、105、107:スキャンFF
102、104、106:組み合わせ回路
108:スキャンパス
Claims (8)
- 第1クロックドメインに属する第1フリップフロップと、
第2クロックドメインに属し、且つ、クロックドメイン間パスを介して前記第1フリップフロップの出力に接続された入力を有する第2フリップフロップと、
テスト基準クロック、又は前記テスト基準クロックが反転されたクロックのいずれか一方のクロックを選択し、前記選択されたクロックを第1入力クロックとして生成する第1クロック供給部と、
前記第1入力クロックに応答して生成された第1クロックパルスを第1クロックツリーを介して前記第1フリップフロップに供給するための第1ディレイテスト回路と、
第2クロックパルスを第2クロックツリーを介して前記第2フリップフロップに供給するための第2ディレイテスト回路
とを具備し、
前記第1ディレイテスト回路が前記第1クロックパルスを出力する第1出力タイミング、又は、前記第2ディレイテスト回路が前記第2クロックパルスを出力する第2出力タイミングの少なくとも一方が調整可能である
半導体集積回路。 - 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
更に、前記テスト基準クロック、又は前記テスト基準クロックが反転されたクロックのいずれか一方のクロックを選択し、前記選択されたクロックを第2入力クロックとして生成する第2クロック供給部を具備し、
前記第2クロックパルスは、前記第2入力クロックに応答して生成される
半導体集積回路。 - 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
前記第1ディレイテスト回路は、前記第1入力クロックの一部をマスクすることによって前記第1クロックパルスを生成するように構成され、
前記第2ディレイテスト回路は、前記第2入力クロックの一部をマスクすることによって前記第2クロックパルスを生成するように構成された
半導体集積回路。 - 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
更に、
クロック生成同期信号に応答して第1クロック生成開始信号を生成し、前記第1ディレイテスト回路に供給する第1クロック生成開始信号生成回路と、
前記クロック生成同期信号に応答して第2クロック生成開始信号を生成し、前記第2ディレイテスト回路に供給する第2クロック生成開始信号生成回路
とを具備し、
前記第1ディレイテスト回路は、前記第1クロックパルスを、外部から設定される第1クロック波形設定データに対応する波形を有するように生成するように構成され、
前記第2ディレイテスト回路は、前記第2クロックパルスを、外部から設定される第2クロック波形設定データに対応する波形を有するように生成するように構成され、
前記第1ディレイテスト回路は、前記第1クロック生成開始信号の活性化に応答して、前記第1クロックパルスの生成を開始し、
前記第2ディレイテスト回路は、前記第2クロック生成開始信号の活性化に応答して、前記第2クロックパルスの生成を開始し、
前記クロック生成同期信号の活性化から前記第1クロック生成開始信号の活性化までの遅延時間は、前記クロック生成同期信号の活性化から前記第2クロック生成開始信号の活性化までの遅延時間と異なっている
半導体集積回路。 - 第1クロックドメインに属する第1フリップフロップと、第2クロックドメインに属し、且つ、クロックドメイン間パスを介して前記第1フリップフロップの出力に接続された入力を有する第2フリップフロップと、第1ディレイテスト回路と、第2ディレイテスト回路とを備える半導体集積回路をテストするテスト方法であって、
テスト基準クロック、又は前記テスト基準クロックが反転されたクロックのいずれか一方のクロックを選択し、前記選択されたクロックを第1入力クロックとして出力するステップと、
前記第1ディレイテスト回路に前記第1入力クロックに応答して生成された第1クロックパルスを出力する第1出力タイミングを設定するステップと、
前記第2ディレイテスト回路に第2クロックパルスを出力する第2出力タイミングを設定するステップと、
前記第1出力タイミングに前記第1クロックパルスを前記第1ディレイテスト回路から出力させて、前記第1クロックパルスを第1クロックツリーを介して前記第1フリップフロップに供給するステップと、
前記第2出力タイミングに前記第2クロックパルスを前記第2ディレイテスト回路から出力させて、前記第2クロックパルスを第2クロックツリーを介して前記第2フリップフロップに供給するステップと、
前記第2フリップフロップが前記第2クロックパルスに応じて前記クロックドメイン間パスからラッチする値に基づいて、前記半導体集積回路の不良を検出するステップとを具備する
半導体集積回路のテスト方法。 - 請求項5に記載の半導体集積回路のテスト方法であって、
更に、前記テスト基準クロック、又は前記テスト基準クロックが反転されたクロックのいずれか一方のクロックを選択し、前記選択されたクロックを第2入力クロックとして出力するステップを具備し、
前記第2クロックパルスは、前記第2入力クロックに応答して生成される
半導体集積回路のテスト方法。 - 請求項5に記載の半導体集積回路のテスト方法であって、
前記第1出力タイミングを設定するステップは、前記第1クロックパルスの波形を表す第1クロック波形設定データを、外部から前記第1ディレイテスト回路に設定するステップを備え、
前記第1クロックパルスを前記第1クロックツリーを介して前記第1フリップフロップに供給するステップは、前記第1クロック波形設定データによって指定された波形を有するように前記第1クロックパルスを生成するステップを備える
半導体集積回路のテスト方法。 - 請求項5に記載の半導体集積回路のテスト方法であって、
前記第2出力タイミングを設定するステップは、前記第2クロックパルスの波形を表す第2クロック波形設定データを、外部から前記第2ディレイテスト回路に設定するステップを備え、
前記第2クロックパルスを前記第2クロックツリーを介して前記第2フリップフロップに供給するステップは、前記第2クロック波形設定データによって指定された波形を有するように前記第2クロックパルスを生成するステップを備える
半導体集積回路のテスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006027310A JP4953649B2 (ja) | 2005-02-08 | 2006-02-03 | 半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005032287 | 2005-02-08 | ||
JP2005032287 | 2005-02-08 | ||
JP2006027310A JP4953649B2 (ja) | 2005-02-08 | 2006-02-03 | 半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006250923A JP2006250923A (ja) | 2006-09-21 |
JP4953649B2 true JP4953649B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=37091579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006027310A Expired - Fee Related JP4953649B2 (ja) | 2005-02-08 | 2006-02-03 | 半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4953649B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5303490B2 (ja) * | 2010-02-18 | 2013-10-02 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0756505B2 (ja) * | 1986-03-14 | 1995-06-14 | 横河電機株式会社 | テストシステム自己診断装置 |
US7007213B2 (en) * | 2001-02-15 | 2006-02-28 | Syntest Technologies, Inc. | Multiple-capture DFT system for detecting or locating crossing clock-domain faults during self-test or scan-test |
JP2003006253A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | ロジック回路設計方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
-
2006
- 2006-02-03 JP JP2006027310A patent/JP4953649B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006250923A (ja) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7613971B2 (en) | Semiconductor integrated circuit with delay test circuit, and method for testing semiconductor integrated circuit | |
US5606567A (en) | Delay testing of high-performance digital components by a slow-speed tester | |
US6763489B2 (en) | Method for scan testing of digital circuit, digital circuit for use therewith and program product for incorporating test methodology into circuit description | |
EP1890234B1 (en) | Microcomputer and method for testing the same | |
JP2626920B2 (ja) | スキャンテスト回路およびそれを用いた半導体集積回路装置 | |
US7240266B2 (en) | Clock control circuit for test that facilitates an at speed structural test | |
US6145105A (en) | Method and apparatus for scan testing digital circuits | |
US8381050B2 (en) | Method and apparatus for increased effectiveness of delay and transition fault testing | |
JP2008539523A (ja) | パイプライン型テスト・クロックを有する高速レベル・センシティブ・スキャン設計のテスト・スキーム | |
JPH0664546B2 (ja) | 検査システムの動作方法 | |
US8375265B1 (en) | Delay fault testing using distributed clock dividers | |
US20090240996A1 (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
TWI435095B (zh) | 具有延遲測試能力之掃描鏈單元 | |
JP2003028928A (ja) | 半導体装置およびそのテスト方式 | |
JP4953649B2 (ja) | 半導体集積回路、ディレイテスト回路、及び半導体集積回路のテスト方法 | |
US6427218B2 (en) | Method of generating test pattern for semiconductor integrated circuit and method of testing the same | |
US6976199B2 (en) | AC LSSD/LBIST test coverage enhancement | |
US7155649B2 (en) | Scan test control method and scan test circuit | |
JP2013019694A (ja) | スキャンテスト回路およびスキャンテスト回路生成方法 | |
JP2011089914A (ja) | 半導体集積回路の試験装置及びその試験方法 | |
JP5383588B2 (ja) | スキャンテスト回路、半導体集積回路 | |
WO2018048606A1 (en) | Apparatus and method for employing mutually exclusive write and read clock signals in scan capture mode for testing digital interfaces | |
EP3859361B1 (en) | An electronic circuit and corresponding method of testing electronic circuits | |
KR20110071254A (ko) | 시스템온칩 테스트 장치 및 이를 포함하는 시스템온칩 | |
JP2010002345A (ja) | Acテスト容易化回路およびacテスト方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4953649 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |