JP4953391B2 - 冊子断裁装置 - Google Patents
冊子断裁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4953391B2 JP4953391B2 JP2009017650A JP2009017650A JP4953391B2 JP 4953391 B2 JP4953391 B2 JP 4953391B2 JP 2009017650 A JP2009017650 A JP 2009017650A JP 2009017650 A JP2009017650 A JP 2009017650A JP 4953391 B2 JP4953391 B2 JP 4953391B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- booklet
- pressing
- cutting
- vicinity
- fore edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
を前記冊子搬送手段とで挟持して押圧し、前記小口部押圧手段は前記冊子を前記固定刃と
で挟持して押圧することができる。
前記冊子面押えと前記冊子搬送手段に有する前記冊子を載置搬送する搬送ベルトとの隙間を、前記冊子に有する膨らみ部の厚さよりも狭めておくことが好ましい。
図2は、上述したように、中綴じ中折りされた冊子8の一例を示す模式図である。冊子8は、例えば複写機などの後段に配置され冊子断裁装置の前段に配置される中綴じ中折り装置により、複数のシート材が綴針9で中綴じされた後に中折りされて中折り部8a、小口部8b、膨らみ部8cを有する未製本冊子として形成される。未製本である冊子8は、上述したように、その小口部8bの外側近傍が不揃いな状態になっている。
上述したように位置決めされた冊子8は、この後、冊子押圧機構を有する例えば図1に示すような要部構成を有する冊子押圧断裁ユニットにより断裁時にずれ動かないように押圧されて保持される。なお、図1は、冊子8を断裁位置に位置決めし、押圧して保持し、小口部8bを断裁する一連の動作過程を説明するための冊子押圧断裁ユニットの一例を模式的に示す構成図である。また、図1においては、冊子8の実体に斜線を付して明確化している。
この冊子押圧断裁ユニットにおいては、図1(a)に示すように、矢印13で示す方向から送られてきた冊子8は、冊子8を位置決めするために予め矢印11で示す方向に移動されていた冊子当接部材5に搬送方向の前側となる中折り部8aが当接して断裁位置に位置決めされるまで、搬送部材4により矢印12で示す方向に搬送される。
本発明において、冊子面押圧手段は、例えば図1に示す押圧部材2に対応する押圧手段であるが、冊子面を小口部側に向かって順次押圧することができる冊子面押圧手段とすることが望ましい。例えば、図1に示す押圧部材2による冊子8の押圧動作においては、矢印15aで示す押圧動作に次いで矢印15bで示す押圧動作を行うように時間差を有する押圧動作とし、冊子8の冊子面を中折り部8a側から小口部8b側に向かって順次押圧することにより、押圧前に皺やたるみが残存していたとしても、より確実にこれらの皺やたるみを小口部8b側に移行でき、故に、冊子8から皺やたるみをより確実に除去することができる。
図4は、例えば複写機などの後段に配置される後処理装置のひとつであって、複数のシート材を中綴じ処理および中折り処理するための別の後処理装置である中綴じ中折り装置(図示せず)の後段に配置されて使用され、本発明の冊子断裁装置を搭載したトリマー装置20の概略構成を示す構成図である。図5は、図4に示すトリマー装置20において、本発明の冊子断裁装置に対応する搬送位置決め押圧装置40および断裁装置50に係る概略構成を示す構成図である。ただし、図4および図5においては装置構成を明確にするために冊子の図示を略している。図6は、図4に示すトリマー装置20を用いた冊子断裁処理に係る一連の動作過程を流れ図の様式で示す図である。
以下、トリマー装置20の具体的な動作を図6に示す一連の動作過程に沿って説明する。
トリマー装置20は、第一の動作として、搬送位置決め押圧装置40内に設けた可動ストッパ41を移動して所定位置に位置決めする動作を行う。この動作は、予め得ていた冊子の寸法情報に基づき、未製本の冊子8(図示せず)が供給装置30に搬送されてくる前に行う動作である。このとき、可動ストッパ41を位置決めする所定位置として、中折り部8aが当接して冊子8の搬送が停止したとき、冊子8の小口部8bを所定寸法に断裁可能となる位置を設定している。また、可動ストッパ41は、冊子8の中折り部8aを当接して断裁位置に位置決めする冊子当接部材となり、2つの爪部を有し、該爪部が中折り部8aの中央振り分け両側に当接することができる。
次に、第二の動作として、トリマー装置20は、前段の中綴じ中折り装置から中折り部8aを前側にして供給口31に搬送されてきた冊子8を、供給装置30によりトリマー装置20内に引き込み、さらに搬送位置決め押圧装置40内に搬送する動作を行う。この動作は、搬送ユニット32を駆動して冊子8を供給口31から載置面32a上に引き込んだ後、冊子8がセンサ33に到達した検知情報に基づいて搬送位置決め押圧装置40に有する搬送ユニット42を駆動し、冊子8を搬送ベルト42aに載置して搬送する一連の動作である。このとき、冊子8は、冊子8に干渉しないように小口部押え51および可動刃52を待機位置に停留した断裁装置50を通過し、搬送位置決め押圧装置40内の搬送ベルト42aと押えローラ43とが対向してなす空間に移送された。
上述したように冊子8を支持した後、第三の動作として、冊子8を断裁位置に位置決めする動作を行う。この動作は、搬送ユニット42を再び駆動して冊子8を可動ストッパ41に向けて移動し、冊子8の中折り部8aを可動ストッパ41に当接し、これにより冊子8を断裁位置に位置決め停留を行う動作である。搬送ベルト42上に載置された冊子8は、可動ストッパ41に当接する前、搬送方向に対して直交せずにやや曲がった姿勢となっていることがある。このような場合、可動ストッパ41よりも手前に配置したセンサ44に冊子8が到達した検知情報に基づいて搬送ユニット42の移動情報を収集しておき、収集した移動情報が所定量に達したことをもって搬送ユニット42に制御指令を与えて減速して後に停止するように制御することで冊子8の姿勢補正が可能となるようにした。
次に、第四の動作として、可動ストッパ41により断裁位置に位置決めした冊子8に対し、冊子8に皺やたるみを残存させないように、また、断裁時に冊子8がずれ動くことのないように、冊子8を好適な押圧力で押圧してシート材のそれぞれを密着した状態にするための最も重要な動作を行う。この動作は、搬送位置決め押圧装置40において可動ストッパ41に停留されている冊子8を、搬送ベルト42aに対して非載置側となる冊子面側から押圧する動作であって、中折り部8a側から小口部8b側に向かって順次押圧して冊子8の保持を行う動作である。
このように、中折り部8aに次いで冊子面を押圧することにより、冊子8をなすそれぞれのシート材を密着させることができ、冊子8内部をほぼ隙間を有さない状態とすることができた。
次に、第五の動作として、中折り部8aおよび冊子面を押圧した状態の冊子8に対し、断裁前に小口部8b近傍を押圧して保持した後に、可動刃52を駆動して固定刃53と噛み合わせることにより小口部8bを断裁する動作を行う。小口部8b近傍を押圧する動作においては、実際に可動刃52の刃先が当接する断裁個所に対応する位置(以下、断裁線という)のできる限り近くを押圧することが好適であり、冊子面に対して線接触に近い状態で当接して断裁線の極近傍を押圧すべく断裁装置50に設けた小口部押え51を移動することにより、断裁線から離間した概ね0.3〜0.8mmの範囲に小口部押え51が当接するようにして小口部8b近傍を押圧した。この押圧動作により、小口部8b近傍および断裁線においても、それぞれのシート材を実質的に完全に密着させて冊子8内部に隙間を有さない状態にすることができた。
その後、第六の動作として、小口部8bを断裁して製本した冊子8’を搬送ユニット42を再び移動して整列装置60に排出し、冊子8’を整列装置60上に収納する動作を行う。この動作は、断裁装置50において可動刃52を移動して待機位置に復帰し、および、搬送位置決め押圧装置40において中折り部押え45と冊子面押え46および可動ストッパ41をそれぞれ移動して待機位置に復帰することで冊子8’の搬送空間を確保した後、搬送ユニット42を駆動して搬送ベルト42a上に載置された冊子8’を搬送して排出口48から整列装置60に排出し、排出した冊子8’を整列装置60上に収納する動作である。また、複数の冊子を連続的に製本する場合は、整列装置60上に排出された複数の冊子を連続的に収納しながら整列して貯留する動作を行うようにした。
Claims (5)
- 複数のシート材でなり中綴じされた中折り部を有する冊子の小口部を該冊子の搬送方向に直交配置した固定刃と該固定刃に噛み合う可動刃により断裁する冊子断裁装置であって、該冊子断裁装置は、前記冊子を載置搬送する冊子搬送手段と、搬送される前記冊子の中折り部を当接させ位置決めする冊子位置決め手段と、位置決めされた前記冊子の非載置側の前記中折り部近傍を押圧する中折り部押えを有する中折り部押圧手段、前記冊子の非載置側の冊子面を押圧する冊子面押えを有する冊子面押圧手段、および前記冊子の非載置側の前記小口部近傍を押圧する小口部押圧手段を具備する冊子押圧機構とを有し、前記冊子面押えは前記冊子の搬送方向に直交する方向において前記中折り部押えの外側となる中折り部近傍外側から前記小口部近傍にかけての非載置側の冊子面を押圧可能であって、搬送される前記冊子を前記冊子位置決め手段によって位置決めした後に、前記中折り部押えによって前記中折り部近傍を押圧し、次いで前記冊子面押えによって前記中折り部近傍外側から前記小口部側に向かって順次非載置側の冊子面を押圧した後、断裁前に前記小口部押圧手段によって前記小口部近傍を押圧することを特徴とする冊子断裁装置。
- 前記小口部押圧手段は前記可動刃の断裁動作により押圧動作を開始して断裁前に前記小口部近傍を押圧することを特徴とする請求項1に記載の冊子断裁装置。
- 前記小口部押圧手段は前記小口部の断裁端に対応する位置から2mm以内を押圧することを特徴とする請求項1または2に記載の冊子断裁装置。
- 前記中折り部押圧手段および前記冊子面押圧手段は前記冊子を前記冊子搬送手段とで挟持して押圧し、前記小口部押圧手段は前記冊子を前記固定刃とで挟持して押圧することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冊子断裁装置。
- 前記冊子面押えと前記冊子搬送手段に有する前記冊子を載置搬送する搬送ベルトとの隙間を、前記冊子に有する膨らみ部の厚さよりも狭めておくことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冊子断裁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009017650A JP4953391B2 (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 冊子断裁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009017650A JP4953391B2 (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 冊子断裁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010173004A JP2010173004A (ja) | 2010-08-12 |
JP4953391B2 true JP4953391B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=42704445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009017650A Active JP4953391B2 (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 冊子断裁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4953391B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102338590B1 (ko) * | 2020-09-08 | 2021-12-10 | 정찬민 | 계단식 서적 절단 장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5895381B2 (ja) | 2011-07-07 | 2016-03-30 | 株式会社リコー | 冊子搬送装置及び画像形成システム |
JP7501024B2 (ja) | 2020-03-23 | 2024-06-18 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 切揃え装置、後処理装置、および後処理装置付画像形成装置 |
CN113478539A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-10-08 | 浙江德清天时匠心包装有限公司 | 一种包装材料膜裁切架 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5986996U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-12 | 株式会社佐藤鉄工所 | 断裁装置 |
JPS6040249A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | 古屋 携挙 | シ−ト積層体のふち切り装置 |
JPS60100193U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | 古屋 携挙 | シ−ト積層体のふち切り装置 |
JPH0644624Y2 (ja) * | 1987-06-27 | 1994-11-16 | ホリゾン・インタ−ナショナル株式会社 | 冊子用小口断裁機 |
JP3849334B2 (ja) * | 1999-01-08 | 2006-11-22 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | シート断裁方法、シート断裁装置、シート後処理装置及び画像形成装置 |
JP2002326185A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-12 | Kyodo Seiki:Kk | 断裁機及び断裁方法 |
-
2009
- 2009-01-29 JP JP2009017650A patent/JP4953391B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102338590B1 (ko) * | 2020-09-08 | 2021-12-10 | 정찬민 | 계단식 서적 절단 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010173004A (ja) | 2010-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5605149B2 (ja) | 筋付け装置及び画像形成システム | |
JP4451815B2 (ja) | シート束搬送装置及びこれを用いた製本装置 | |
JP4481885B2 (ja) | 製本装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007237614A (ja) | 製本装置及びこれを用いた画像形成システム | |
JP4953391B2 (ja) | 冊子断裁装置 | |
JP4878381B2 (ja) | 中折り冊子搬送装置 | |
JP2006347692A (ja) | シート束搬送装置及びこれを用いた製本装置 | |
JP4528674B2 (ja) | 製本装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4817763B2 (ja) | シート裁断方法 | |
JP2008290869A (ja) | 後処理装置 | |
JP2011011272A (ja) | 断裁装置及び画像形成装置 | |
JP2006347691A (ja) | シート集積装置及びこれを用いた製本装置 | |
JP2014131829A (ja) | シート束断裁装置及びこれを用いた後処理装置 | |
JP4177356B2 (ja) | シート束搬送装置及びこれを用いた製本装置 | |
JP4760307B2 (ja) | 冊子仕上装置、後処理装置、および画像形成システム | |
JP2009018492A (ja) | 製本装置及び画像形成システム | |
JP2007022693A (ja) | 用紙後処理装置とそれを有する画像形成装置および用紙後処理方法 | |
JP5294990B2 (ja) | 無線綴じ製本機 | |
JP2013147323A (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP6102218B2 (ja) | 画像形成システム | |
JP2012126495A (ja) | 用紙後処理装置、画像形成装置、画像形成システム | |
JP4101256B2 (ja) | 製本装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007320688A (ja) | 中折り冊子の搬送装置 | |
JP7342114B2 (ja) | 同時の、背の四角折り及びブックレットの化粧裁ちのためのデバイス及び方法 | |
JP6558657B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110831 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111222 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120309 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4953391 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |