JP4952733B2 - コンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラムに関し、特に、タッチ操作によりコンテンツのページめくりが可能なコンテンツ表示端末及び当該コンテンツ表示装置で動作するコンテンツ表示制御プログラムに関する。
近年、電子ペーパーや電子ブック等の薄型の表示端末が開発されており、この表示端末を用いて資料や書籍などのコンテンツを閲覧するユーザが増えている。このような表示端末(以下、コンテンツ表示端末と呼ぶ。)では、特定のボタンや場所をクリックするとページの切り替え(以下、ページめくりと呼ぶ。)の開始/停止を行うことが可能である。
しかしながら、紙媒体であれば、指や手の感覚によりページめくりの大きさや速さを自由に調整することができるが、上記特定のボタンや場所をクリックする方法では、めくりたいページを自由な速さで探すことができない。そこで、コンテンツ表示端末においても、従来の紙媒体と同様な感覚でページめくり操作を可能にする方法が求められている。
ページめくりの操作性を改善する技術として、例えば、下記特許文献1には、プラスチック導電性発光素子を用いた表示部の周辺に設けられた圧力センサを有する複数の操作スイッチを備えた薄型表示端末が開示されており、周辺に設けられた圧力センサのタッチによりページめくりの速度を変える方法が記載されている。
また、下記特許文献2には、早ページめくり手段と、半ページめくり手段と、メモ廃棄のジェスチャー手段とを備えたペン入力型のパーソナル携帯端末が開示されており、ペンタッチする場所により、ページ早めくりと半ページめくりができるようにする方法が記載されている。
また、下記特許文献3には、表示部に接触した指の接触圧力及び接触面積の少なくとも一方と指の接触位置を検出する指入力検出手段と、検出された指の接触圧力及び接触面積の少なくとも一方と指の移動方向に基づき、ページめくり入力の有無を判断するページめくり入力判断手段と、ページめくり入力がされたと判断された場合に、現在表示部に出力されているページの画像情報をその前後いずれかのページの画像情報に更新するページ画像更新手段と、を含む携帯情報機器が開示されており、表示部に接触した指の圧力または面積と、接触位置/移動方向から、ページめくりの有無と速度を決定する方法が記載されている。
また、下記特許文献4には、利用者がページめくりの指示を行うためのページめくり指示部と、前記ページめくり指示部で指示されたページめくりの位置と予め規定された基準点又は基準線との距離を計算する距離計算部と、前記距離計算部で生成される前記距離の情報に基づいてページめくりの速度を計算するページめくり速度計算部と、電子ブックの各ページに表示すべき内容を蓄積しているページ情報蓄積部と、前記ページめくり速度計算部で計算された前記ページめくりの速度で前記ページ情報蓄積部に蓄積された内容を順次出力するページめくり制御部と、前記ページめくり制御部装置から出力される前記内容を表示する表示部と、からなる電子ブック表示端末が開示されており、ある基準点/線からの距離に従ってページめくりの速度を変える方法が記載されている。
また、下記特許文献5には、表示部に加えられた曲がりの方向、曲がりの量および曲がりの継続時間の少なくともいずれか1つを検出する手段と、検出された曲がりの方向、曲がりの量および曲がりの継続時間の少なくともいずれか1つからページめくり入力の有無を判断し、ページめくり入力が有と判断された場合に表示部に出力される情報を更新する手段と、を有する情報機器が開示されており、電子ペーパーを物理的に曲げた量に対応したページめくりを行う方法が記載されている。
特開2002−373045号公報 特開平9−44336号公報 特開2000−163193号公報 特開平7−56935号公報 特開2004−318123号公報
しかしながら、従来のページめくりは、あるページが表示されている状態でページめくりが指示されると、現在表示されているページを指示されたページに切り替える方法であり、この方法では、あるページを表示させたまま、その前後のページの内容を確認することができないという問題があった。
また、上記各特許文献に記載された技術は、いずれもページめくりの操作性を改善するものであるが、一度のペン操作で、ページめくりの速度と形状を指定して実行したり、ページめくりの速度を加減速したり、ページめくりの形状を変更したりすることができないため、紙媒体と同様な感覚でページめくり操作ができないという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、現在表示されているページを変えずに、その前後のページの内容を表示することができるコンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一度のペン操作で、ページめくりの速度及び形状を指定することができるコンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、タッチ操作が可能な矩形状の表示エリアを備え、当該表示エリアに、各ページが表面及び裏面からなるコンテンツが表示されるコンテンツ表示端末において、前記コンテンツを記憶する記憶部と、前記コンテンツの表示を制御する制御部と、を少なくとも備え、前記制御部は、前記表示エリアを、当該表示エリアの1つの角を含む多角形の第2の領域と、前記第2の領域を前記角に対向する辺を線対称の軸として折り返した第3の領域と、前記第2の領域及び前記第3の領域以外の第1の領域と、に分割し、前記第1の領域に、全ページ(Xページ)の中から予め選択されたページの表面の画像を表示させ、前記第2の領域に、N(Nは1以上、X以下の整数)ページの表面の画像を表示させ、前記第3の領域に、N−1(Nが1の場合はX)ページの裏面の画像を表示させ、前記タッチ操作により、前記第1の領域に表示されるページは変えずに、前記第2の領域及び前記第3の領域に表示されるページを順次、連続して切り替え、前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、タッチ開始位置及び時刻とタッチ終了位置及び時刻とに基づいて、ページの切り替え速度及び前記第2の領域の形状を決定するものである。
また、本発明は、タッチ操作が可能な矩形状の表示エリアを備え、当該表示エリアに、各ページが表面及び裏面からなるコンテンツが表示されるコンテンツ表示端末で動作するコンテンツ表示制御プログラムであって、前記コンテンツ表示端末を、前記表示エリアを、当該表示エリアの1つの角を含む多角形の第2の領域と、前記第2の領域を前記角に対向する辺を線対称の軸として折り返した第3の領域と、前記第2の領域及び前記第3の領域以外の第1の領域と、に分割し、前記第1の領域に、全ページ(Xページ)の中から予め選択されたページの表面の画像を表示させ、前記第2の領域に、N(Nは1以上、X以下の整数)ページの表面の画像を表示させ、前記第3の領域に、N−1(Nが1の場合はX)ページの裏面の画像を表示させ、前記タッチ操作により、前記第1の領域に表示されるページは変えずに、前記第2の領域及び前記第3の領域に表示されるページを順次、連続して切り替える制御部、として機能させ、前記制御部は、前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、タッチ開始位置及び時刻とタッチ終了位置及び時刻とに基づいて、ページの切り替え速度及び前記第2の領域の形状を決定するものである。
本発明のコンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラムによれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の主たる効果は、現在表示されているページを変えずに、その前後のページの内容を表示することができるということである。
その理由は、コンテンツ表示端末の制御部(コンテンツ表示制御プログラム)は、表示エリアを主たる第1の領域と、表示エリアの1つの角を含む多角形の第2の領域と、第2の領域を当該角に対向する辺で折り返した第3の領域とに分割し、第1の領域には予め選択されたページの表面の画像を表示し、第2の領域にはN(Nは1以上の整数)ページの表面の画像を表示し、第3の領域にはN−1ページの裏面の画像を表示し、表示エリア内の所定の領域でタッチ操作が行われた場合に、第1の領域に表示されるページは変えずに、第2の領域及び第3の領域に表示されるページを順次、連続して切り替える制御を行うからである。
また、本発明の他の効果は、一度のペン操作で、ページめくりの速度及び形状を指定することができるということである。
その理由は、コンテンツ表示端末の制御部(コンテンツ表示制御プログラム)は、表示エリア内の所定の領域におけるタッチ開始位置/時刻とタッチ終了位置/時刻とに基づいて、軌跡の長さ、方向及び軌跡を描いた時間を演算し、それらに基づいてページを切り替える速度(時間間隔)及び第2の領域の形状を決定/変更する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係るコンテンツ表示端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るコンテンツ表示端末の表示部/入力部におけるめくり開始エリアを示す平面図である。 本発明の一実施例に係るコンテンツ表示端末の表示部/入力部における各画像表示領域を示す平面図である。 本発明の一実施例に係るページめくりの方法を説明する図である。 本発明の一実施例に係るページめくりにおけるペンタッチを定義する図である。 本発明の一実施例に係るページめくりの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るページめくりの他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るページめくりの他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るページめくり速度の変更例を示す図である。 本発明の一実施例に係るページめくり形状の変更例を示す図である。 本発明の一実施例に係るページめくり処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るページめくり処理における画像表示の流れを示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、コンテンツ表示端末を従来の紙媒体と同様に操作できるようにするための様々な方法が提案されている。しかしながら、従来の方法はページめくり操作に対して表示内容の全てが変更されるため、特定のページを表示させつつ、ページの端のみをめくって前後のページの内容を確認するといった操作を行うことができなかった。
また、従来の方法は、ページのめくり方を指示するために複数の操作が必要であり、一度のペン操作で、ページめくりの速度と形状を指定して実行したり、ページめくりの速度を加減速したり、ページめくりの形状を変更したりすることができないという問題があった。
そこで、本実施の形態では、現在表示されているページを変えず、その前後のページの内容を確認することができるように表示を制御すると共に、一度のペン操作で、ページめくりの速度及び形状を指定することができるようにする。
具体的には、画面へのペンタッチ又は指タッチによる操作が可能なタッチパネルを備えたコンテンツ表示端末において、表示エリアを主たる第1の領域(現ページ画像表示領域)と、表示エリアの右上、右下、左上、左下のいずれかの角を含む多角形(好ましくは三角形)の第2の領域(めくりページ画像表示領域)と、めくりページ画像表示領域を当該角に対向する辺を線対称の軸として折り返した第3の領域(裏面画像表示領域)とに分割し、第1の領域には全ページ(Xページ)の中から予め選択されたページの表面の画像を表示し、第2の領域にはN(Nは1以上、X以下の整数)ページの表面の画像を表示し、第3の領域にはN−1(Nが1の場合はX)ページの裏面の画像を表示し、所定の領域にて所定のタッチ操作が行われた場合に、第1の領域に表示されているページは変えずに、第2の領域及び第3の領域に表示されているページを順次、連続して前後のページに切り替える制御を行う。
また、所定の領域にて所定のタッチ操作が行われた場合に、タッチ開始位置/時刻とタッチ終了位置/時刻とに基づいて、軌跡の長さ、方向及び軌跡を描いた時間を算出し、それらに基づいて、ページを切り替える速さ(時間間隔)及び第2の領域の形状を決定/変更する制御を行う。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るコンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラムについて、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、本実施例のコンテンツ表示端末の構成を示すブロック図である。また、図2及び図3は、表示部(入力部)の各領域を説明する図であり、図4は、本実施例のページめくりの方法を説明する図である。また、図5乃至図10は、ページめくりの具体例を示す図であり、図11及び図12は、本実施例のページめくりの手順を示すフローチャート図である。
なお、本明細書において、コンテンツのページは、各々、表面と裏面とで構成されるものとする。すなわち、本明細書におけるページとは1枚の紙媒体に相当する。
図1に示すように、本実施例のコンテンツ表示端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示部14、入力部15などから構成されている。
CPU11は、各部の動作を制御する。
ROM12は、主制御部12aとして機能するプログラム等の各種プログラムを記憶し、これらのプログラムはCPU11で実行される。主制御部12aは、表示部14にコンテンツの各ページの画像を表示させる機能を備え、ページめくりが指示された場合に、現在表示しているページは変えずに、表示部14の1つの角を含む領域及びその領域を折り返した領域に、順次、連続して前後のページの表裏面の画像を表示させる制御を行う。また、タッチ開始位置/時刻とタッチ終了位置/時刻とに基づいて軌跡を求め、軌跡の長さ、方向及び軌跡を描いた時間から、ページめくりの速さ(時間間隔)及び形状を決定/変更する制御を行う。なお、この主制御部12aの制御は、プログラム(コンテンツ表示制御プログラム)として実行してもよいし、ハードウェアとして実行してもよい。
RAM13は、各種データを記憶する部分であり、ページデータ格納部13aと、制御情報格納部13bなどを備える。ページデータ格納部は、取得したコンテンツの各ページの画像などを記憶する。制御情報格納部は、コンテンツ表示端末10の動作を制御するための設定情報などを記憶する。
表示部14は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、各ページの表面又は裏面の画像を表示する。
入力部15は、表示部14上に、透明電極が格子状に配置された感圧式のタッチパネルであり、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号としてCPU11に出力する。
なお、図1は本実施例のコンテンツ表示端末10の基本構成であり、複数ページからなるコンテンツの任意のページを表示することが可能である限りにおいて、その構成は適宜変更可能である。例えば、コンテンツを格納するHDD(Hard Disk Drive)を備えていてもよいし、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成される通信部を備え、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワークを介してコンテンツを取得できるようにしてもよい。
また、本実施例のコンテンツ表示端末10は、コンテンツのページを表示するための装置(例えば、電子ペーパーや電子ブック、電子手帳)としてもよいし、他の機能を備える装置(例えば、画像形成装置(MFP:Multi Function Peripheral)や携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、コンピュータ端末)に上記主制御部12aとしての機能を持たせてもよい。
図2は、本実施例のコンテンツ表示端末10の概観構成の例を示す図である。ここでは、コンテンツ表示端末10を電子ペーパーとしており、コンテンツ表示端末10の前面に、各ページの画像の表示とタッチペンや指などからの入力操作を受付けるタッチパネル(表示部14/入力部15)が設けられている。
表示部14/入力部15の全面を表示エリア20と呼び、表示エリア20の任意の角を含む領域をめくり開始エリア21と呼ぶ。以下では、めくり開始エリア21は右上にあるものとするが、左上、右下、左下であってもよく、その場合は以下で記載される処理をそれぞれ左右対称または上下対称で考えればよい。また、表示エリア20の任意の辺を含む領域をめくり開始エリア21としてもよく、その場合は辺上の任意の点を以下の処理の原点として考えればよい。
図3は、Xページから成るコンテンツの表示において、Nページ目が表示され、1回目のページめくりが行われたときの表示例を示し、図4は、順次ページめくりが行われたときの表示例を示す。
現ページ画像表示領域22には、Nページ目の表面の画像が表示され、裏面画像表示領域23には、Nページ目の裏面のその領域に対応する部分の画像(Nページ目の裏面の左上の画像)が表示され、めくりページ画像表示領域24には、N+1ページ目の表面のその領域に対応する部分の画像(N+1ページ目の表面の右上の画像)が表示される。
この時、2回目のページめくりが行われると、図4(a)に示すように、現ページ画像表示領域22の画像(Nページの表面の画像)は変わらず、裏面画像表示領域23には、N+1ページ目の裏面の画面が表示され、めくりページ画像表示領域24には、N+2ページ目の表面の画像が表示される。同様に、NページからM回のページめくりが行われると、現ページ画像表示領域22の画像(Nページの表面の画像)は変わらず、裏面画面表示領域23には、N+M−1ページ目の裏面の画像が表示され、めくりページ画像表示領域24には、N+Mページ目の表面の画像が表示される。
ページめくり動作が終了し、表示すべきページLが確定すると、現ページ画像表示領域22にはLページ目の表面の画像が表示され、裏面画像表示領域23及びめくりページ画像表示領域24の表示が停止、若しくは、それぞれLページ目の表面の画像のその領域に対応する画像が表示される。すなわち、表示エリア20全面に、Lページ目の表面の画像が表示される。
ここで、本実施例のページめくりの概念と従来のページめくりの概念とを比較すると、従来のページめくりの概念は、図4(c)に示すように、冊子を1ページずつ完全にめくる概念であり、現ページ画像表示領域22と裏面画像表示領域23とめくりページ画像表示領域24とが連動して順次ページが入れ替わるようにしている。
例えば、現ページ画像表示領域22にNページ目の表面の画像、裏面画像表示領域23にNページ目の裏面の画像、めくりページ画像表示領域24にN+1ページ目の表面の画像が表示されている状態で2回目のページめくりが行われると、現ページ画像表示領域22にN+1ページ目の表面の画像、裏面画像表示領域23にN+1ページ目の裏面の画面、めくりページ画像表示領域24にN+2ページ目の表面の画像が表示されていた。
この方法は、コンテンツの各ページを順番に閲覧する使用形態においては有効であるが、現在のページを閲覧している状態で先や前のページに何が記載されているかを確認する場合には不便である。
一方、本実施例のページめくりの概念は、図4(b)に示すように、冊子の角のみを1ページずつめくる概念であり、現ページ画像表示領域22のページは変えずに、裏面画像表示領域23とめくりページ画像表示領域24とが連動して順次ページが入れ替わるようにしている。即ち、本実施例のページめくり(ページの角めくり)と従来のページめくりとは概念が全く異なるものである。
なお、裏面画像表示領域23に表示する画像は、実際に紙媒体の角を折り返したように表示(すなわち、現ページ画像表示領域22の画像に対して傾けて表示)してもよいし、画像処理を簡便にするために、現ページ画像表示領域22の画像と同じ向きに表示してもよい。
また、本実施例では、各ページが表面及び裏面で構成されるコンテンツを、表面側を上にしてページめくりを行う場合を想定して、現ページ画像表示領域22及びめくりページ画像表示領域24にページの表面の画像を表示し、裏面画像表示領域23にページの裏面の画像を表示しているが、ページの表面と裏面は便宜上の区別であり、表面と裏面は逆にしてもよい。
以下、ページめくりの指示動作について詳細に説明する。
図5は、ペンタッチ又は指タッチ(以下、ペンタッチとして記載する。)によるページめくり操作を示す。一つのページめくり操作は、画面へのタッチから始まり、タッチした状態でペン又は指を画面上で移動させ、画面からタッチを外すことで終了する。ペンタッチ開始位置をPon、その時刻をTonとし、ペンタッチ終了位置をPoff、その時刻をToffとする。開始位置と終了位置で定義される線をペンの軌跡と呼ぶ。ペンの軌跡の長さPlenはPonとPoffの距離となり、軌跡を描いた時間(タッチ時間)TdrawはToff−Tonで求められる。また、表示エリア20の垂直方向とペンの軌跡とが成す角度をPdとする。
[ページめくりの開始]
ページめくりが行われておらず、Nページ目の画像が表示エリア20の全面に表示された状態において、ペンタッチ操作によりペンの軌跡が確定すると、主制御部12a(コンテンツ表示制御プログラム)は、そのペンタッチ開始位置が、めくり開始エリア21内であるかを判定し、めくり開始エリア21内であった場合、以下のページめくり処理を開始する。めくり開始エリア21内でない時は、その他の通常入力の処理を行う。
ページめくりは、前記ペンの軌跡に基づいて、そのページめくりの速度(時間間隔)と形状(形及び大きさ)が決定され、次のペンの軌跡を検出するまでは、ここで決定された速度と形状にて、ページめくりを自動的に繰り返す。めくるページがコンテンツの最終ページとなった場合には、最初のページに戻ってページめくり動作を継続するか、若しくは、ページめくり動作を終了する。
(1)ページめくりの速度
1ページのめくり処理の後、自動的に次のページをめくるまでの間隔のことをページめくりの時間間隔Tincと定義し、その時間間隔を、ページめくりの開始時のペンの軌跡を描いた時間Tdrawに基づいて決定する。
例えば、ページめくりの時間間隔Tinc=Tdraw(秒)×1.2とした場合は、Tdrawが0.5秒であれば、ページめくりの時間間隔Tincは0.6秒となる。なお、ページめくりの時間間隔は単純にTdrawに比例させなくてもよく、Tdrawから任意の演算によってTincを算出してもよい。また、TdrawとPlenの関係からの演算によって決定してもよい。例えば、Tinc=x÷(Plen/Traw)(xは任意の定数)とすれば、ペンの軌跡を描いた時のペンの移動速度に比例してページめくりの時間間隔を決定することができる。
(2)ページめくりの形状
ページめくりを開始した際のペンの軌跡によって、ページめくりの形状を算出する。具体的には、図6に示すように、めくり開始エリア21のある表示部14の角を原点(0点)とし、0点からペンの軌跡の角度Pdの方向に一定の長さL1の線分Line1を引いた点をMとする。L1は、Plenの長さから任意に算出され、例えば、L1=Plen×3などとする。線分Line1とM点で垂直に交わる直線をLine2とし、Line2が表示エリア20の周縁部と交わる点をそれぞれN1、N2とする。また、0点のLine2に対して線対称となる点をN3とする。
そして、N1、N2、0点で形成される図形をめくりページ画像表示領域24とする。また、めくりページ画像表示領域24をLine2で折り返した図形を裏面画像表示領域23とする。その際、図7(a)に示すように、裏面画像表示領域23が表示エリア20からはみ出す場合は、表示エリア20に収まる領域だけを裏面画像表示領域23とすればよい。
このように、軌跡の長さ及び方向から算出されるLine2の位置により、めくりページ画像表示領域24、及び、裏面画像表示領域23は三角形(図6参照)、又は、多角形(図7(a)参照)となる。
なお、めくられたページの厚みを表現するために、図7(b)に示すように、めくられたページ数に比例して、N1とN3を結ぶ線分及びN3とN2を結ぶ線分の太さを変えてもよい。
また、ページの軌跡の開始位置において、一定時間以上ペンが留まった状態から、ペンの軌跡が作成された場合、一度に大量のページをめくる操作と判断し、一回のページめくりを行うページ数を、任意の複数ページとしてもよい。
また、図8に示すように、表示エリア20内にページ全体のレイアウトを持つ場合、ページレイアウト外をめくり開始エリア21とし、ペンの軌跡の開始位置がページレイアウト外であり、終了位置がページレイアウト内であった場合に、一度に大量のページをめくる操作と判断してもよい。
[ページめくり中の速度変更]
ページめくり動作中に、新たなペンの軌跡を検出すると、ページめくりの速度/形状の変更、又は、ページめくりの終了を行う。
例えば、図9に示すように、ページめくり動作中に検出した新たなペンの軌跡の開始位置がめくりページ画像表示領域24であった場合、その開始位置Ponと終了位置Poffの座標を求め、ペンの軌跡の開始から終了への方向が0点に近づく方向であれば、ページめくり速度を落とす(ページめくりの時間間隔を長くする)動作をし、0点から離れる方向であればページめくり速度を早める(ページめくりの時間間隔を短くする)動作をする。
この速度の加算・減算は、軌跡の長さ、又は、0点に対してどれだけ離れた(近づいた)かに応じて行うことができる。また、加算・減算は、軌跡を描いた時間、軌跡を描いた時のペンの移動速度、または、ペンの圧力に基づいて演算してもよい。速度の減算の結果、速度がマイナスとなる場合は、逆方向のページめくりを行う。
例えば、NページからMページめくりが行われ、裏面画像表示領域23に、N+M−1ページ目の裏面の画像が表示され、めくりページ画像表示領域24に、N+Mページ目の表面の画像が表示されている状態において、逆方向のページめくりが一回行われると、Mは1減算されるので、裏面画像表示領域23には、N+M−2ページ目の裏面の画像が表示され、めくりページ画像表示領域24には、N+M−1ページ目の表面の画像が表示される。
なお、加算・減算の代わりに、軌跡の長さ、軌跡を描いた時間、軌跡を描いた時のペンの移動速度のいずれか、もしくは任意の組み合わせに基づく演算に応じて、直接ページめくり速度を決定してもよい。この場合は、ペンの軌跡の開始から終了への方向が0点に近づく方向であれば、ページめくりを行う動作をし、0点から離れる方向であれば逆方向のページめくりを行う動作をする。
また、ページめくり動作中に検出した新たなペンの軌跡の開始位置が裏面画像表示領域23であった場合にも、新たなペンの軌跡の開始位置がめくりページ画像表示領域24であった場合と同じ処理を行ってもよい。
また、ページめくり動作中に検出した新たなペンの軌跡の開始位置がめくりページ画像表示領域24であった場合はページめくりを行う動作をし、裏面画像表示領域23であった場合は逆方向のページめくりを行う動作をするようにしてもよい。
[ページめくり中の形状変更]
ページめくり動作中に検出した新たなペンの軌跡の開始位置が裏面画像表示領域23であった場合、そのペンの軌跡に基づき、ページめくりの形状を変更する。
図10にページめくりの形状の変更の様子を示す。ここでは、図10(a)に示すように、0点から30°の角度の間隔で2本の直線LL1とLL2を引き、それらにより分割される裏面画像表示領域23の各領域を、それぞれ、A1領域、A2領域、A3領域とする。
図10(b)に示すように、新たなペンの軌跡の開始位置がA1領域であった場合、ペンの軌跡の開始位置とN2を結ぶ直線LL3と、ペンの軌跡の終了位置とN2を結ぶ直線LL4とが交わる角度をd0とする。この時、図10(c)に示すように、N2点を中心に、角度d0で裏面画像表示領域23を回転した図形を新たな裏面画像表示領域23としてページめくりの形状を算出する。ここでは、N1の回転後の点をN1’、N3の回転後の点をN3’としている。裏面画像表示領域23がその他の多角形の場合も各頂点に対して同様に回転演算を行えばよい。また、d0がマイナスの場合は、裏面画像表示領域23を逆方向に回転させればよい。
新たなペンの軌跡の開始位置がA3領域であった場合は、ペンの軌跡の開始位置とN1を結ぶ直線をLL3とし、ペンの軌跡の終了位置とN1を結ぶ直線をLL4として同様の回転処理を行えばよい。
また、図10(d)に示すように、新たなペンの軌跡の開始位置がA2領域であった場合は、ペンの軌跡の開始位置から0点までの距離とペンの軌跡の終了位置から0点までの距離の差分をw0とする。この時、図10(e)に示すように、裏面画像表示領域23を0点からw0の距離だけ平行移動した図形(相似図形)を新たな裏面画像表示領域23としてページめくりの形状を算出する。裏面画像表示領域23がその他の多角形の場合も各頂点に対して同様に平行移動を行えばよい。また、w0がマイナスの場合は、裏面画像表示領域23を逆方向に平行移動させればよい。
[ページめくりの終了(ページの選択)]
ページめくり動作中に検出した新たなペンの軌跡において、開始位置と終了位置の距離が一定値以下の場合は、当該ページが選択されたものとして、ページめくりを終了し、上記ペンの軌跡が確定した時点でめくりページ画像表示領域24に表示されていたページが選択されたものとして、ページめくり動作を終了し、当該ページを現ページ画像表示領域22に表示すると共に、めくりページ画像表示領域24及び裏面画像表示領域23の表示を止める。
なお、ページの選択の判断は、終了位置にて一定時間以上ペンがタッチされ続けた場合としてもよい。または、前述したページめくり中の速度変化により、ページめくりの速度が一定値よりも小さくなった時点をページ選択と判断してもよい。
また、ページの選択の判断は、現ページ画像表示領域22を開始とするペンタッチがあった場合としてもよい。または、新たなペンの軌跡において、開始位置が現ページ画像表示領域22であり、終了位置がめくりページ画像表示領域24又は裏面画像表示領域23であった場合としてもよい。
次に、上記手法に基づくページめくりの手順について、図11及び図12のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下の処理は主制御部12a(コンテンツ表示制御プログラム)によって実行される。
まず、ページデータ格納部13aからコンテンツを読み込み(S101)、コンテンツの1ページ目の画像を表示部14に表示させる(S102)。そして、外部イベントを監視し(S103)、外部イベントを検出したら、外部イベントの種類を判別する(S104)。
外部イベントがペン軌跡の検出の場合は、ペンタッチの開始位置/時刻、終了位置/時刻を特定してペンの軌跡を算出した後(S105)、ページめくり動作中であるかを判断する(S106)。
ページめくり動作中でなければ、ペンタッチ開始位置がページめくり開始エリア21であるかを判断し(S107)、ページめくり開始エリア21でなければ通常の入力処理を行って(S111)、ステップS103に戻る。
ページめくり開始エリア21であれば、軌跡を描いた時間(Tdraw)等に基づいてページめくりの速度を算出した後(S108)、軌跡の長さ(Plen)及び角度(Pd)等に基づいてページめくりの形状を算出し、現ページ画像表示領域22、裏面画像表示領域23及びめくりページ画像表示領域24を確定する(S109)。そして、算出したページめくりの速度及び形状に基づいてページめくりを開始すると共に、ページめくりのタイマ監視を開始する(S110)。
そして、ステップS103に戻って、外部イベントを監視し、外部イベントがページめくり間隔のタイマ割り込みであれば、めくりページ(めくりページ画像表示領域24に現在表示されているページ)が最終ページであるかを判断し(S119)、最終ページでなければめくりページを次ページにし(S120)、最終ページであればめくりページを1ページにして(S121)、画像表示を行い(S122)、ステップS103に戻る。
S122の画像の表示では、図12に示すように、現ページの画像から現ページ画像表示領域22に対応する部分を抽出して表示し(S201)、ページめくり動作中であるかを判断する(S202)。ここではページめくり動作中であるため、めくりページ−1のページ(めくりページが1ページ目の場合は最終ページ)の裏面の画像から裏面画像表示領域23に対応する部分を抽出し、必要に応じて裏面画像表示領域23の向きに合わせて抽出した画像を回転して表示し(S203)、めくりページの表面の画像からめくりページ画像表示領域24に対応する部分を抽出して表示する(S204)。なお、上記画像の抽出や回転等の処理は一般的な画像処理であるため、説明は省略する。
図11に戻って、ステップS106でページめくり動作中であれば、ペンタッチ開始位置がめくりページ画像表示領域24であるかを判断し(S112)、めくりページ画像表示領域24でなければ通常の入力処理を行って(S111)、ステップS103に戻る。
めくりページ画像表示領域24であれば、軌跡を描いた時間(Tdraw)等に基づいてめくり速度を算出した後(S113)、ページ選択であるかを判断し(S114)、ページ選択でなければ、ページめくりの速度をS113で算出した速度に変更すると共に、ページめくりのタイマ監視の間隔を変更して(S115)、S103に戻る。
ページ選択であれば、ページめくりを終了し(S116)、めくりページを選択ページとして(S117)、選択ページの画像表示を行い(S118)、ステップS103に戻る。
S118の画像の表示では、図12に示すように、表示エリア20全面に選択ページの画像を表示し(S201)、ページめくり動作中であるかを判断する(S202)。ここではページめくり動作中でないため、裏面画像表示領域23の画像表示及びめくりページ画像表示領域24の画像表示は行わない。
このように、本実施例では、表示エリア20を現ページ画像表示領域22と裏面画像表示領域23とめくりページ画像表示領域24とに分割し、現ページ画像表示領域22の表示内容を変えずに、裏面画像表示領域23とめくりページ画像表示領域24の表示内容を順次、連続して変更するため、特定ページの内容を閲覧しつつ、その前後のページの内容を確認することができる。
また、タッチ開始位置/時刻及びタッチ終了位置/時刻に基づいて、軌跡の長さ、方向、軌跡を描いた時間を算出し、それらに基づいてページめくりの速度及び形状を決定/変更するため、一度の操作で、簡便かつ確実にページめくりを制御することができ、紙媒体と同様の感覚での操作を実現することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、現ページ画像表示領域22に各ページの表面(又は裏面)の画像が表示される構成としたが、現ページ画像表示領域22の左側に所定のページの裏面の画像が表示され、右側に次のページの表面の画像が表示される(すなわち、見開き状に表示される)構成としてもよい。その場合は、右側の表面のページに対してページめくりができるようにしてもよいし、左側の裏面のページに対してページめくりができるようにしてもよいし、両側のページに対してページめくりができるようにしてもよい。
本発明は、コンテンツを表示する機能とタッチパネル機能を備えた表示端末、及び該表示端末におけるコンテンツの表示を制御するコンテンツ表示制御プログラムに利用可能である。
10 表示端末
11 CPU
12 ROM
12a 主制御部
13 RAM
13a ページデータ格納部
13b 制御情報格納部
14 表示部
15 入力部
20 表示エリア
21 めくり開始エリア
22 現ページ画像表示領域
23 裏面画像表示領域
24 めくりページ画像表示領域
25 表示外領域

Claims (8)

  1. タッチ操作が可能な矩形状の表示エリアを備え、当該表示エリアに、各ページが表面及び裏面からなるコンテンツが表示されるコンテンツ表示端末において、
    前記コンテンツを記憶する記憶部と、前記コンテンツの表示を制御する制御部と、を少なくとも備え、
    前記制御部は、
    前記表示エリアを、当該表示エリアの1つの角を含む多角形の第2の領域と、前記第2の領域を前記角に対向する辺を線対称の軸として折り返した第3の領域と、前記第2の領域及び前記第3の領域以外の第1の領域と、に分割し、
    前記第1の領域に、全ページ(Xページ)の中から予め選択されたページの表面の画像を表示させ、
    前記第2の領域に、N(Nは1以上、X以下の整数)ページの表面の画像を表示させ、
    前記第3の領域に、N−1(Nが1の場合はX)ページの裏面の画像を表示させ、
    前記タッチ操作により、前記第1の領域に表示されるページは変えずに、前記第2の領域及び前記第3の領域に表示されるページを順次、連続して切り替え
    前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、
    タッチ開始位置及び時刻とタッチ終了位置及び時刻とに基づいて、ページの切り替え速度及び前記第2の領域の形状を決定する、ことを特徴とするコンテンツ表示端末。
  2. 前記制御部は、
    前記タッチ開始位置及び時刻と前記タッチ終了位置及び時刻とに基づいて、タッチの軌跡の長さ、方向及び軌跡を描いた時間を算出し、前記軌跡を描いた時間及び/又は前記軌跡の長さに基づいて、前記ページの切り替え速度を決定し、前記軌跡の長さ及び方向に基づいて、前記第2の領域の形状を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示端末。
  3. 前記制御部は、
    前記ページの切り替え動作中に、前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、
    前記軌跡の方向と、前記軌跡を描いた時間及び/又は前記軌跡の長さと、に基づいて、前記ページの切り替え速度を変更し、前記軌跡の長さ及び方向に基づいて、前記第2の領域の形状を変更する、ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ表示端末。
  4. 前記制御部は、
    前記軌跡の方向が、前記表示エリアの周縁部に向かう方向か中心部に向かう方向かに応じて、ページの送り方向を変更する、ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ表示端末。
  5. タッチ操作が可能な矩形状の表示エリアを備え、当該表示エリアに、各ページが表面及び裏面からなるコンテンツが表示されるコンテンツ表示端末で動作するコンテンツ表示制御プログラムであって、
    前記コンテンツ表示端末を、
    前記表示エリアを、当該表示エリアの1つの角を含む多角形の第2の領域と、前記第2の領域を前記角に対向する辺を線対称の軸として折り返した第3の領域と、前記第2の領域及び前記第3の領域以外の第1の領域と、に分割し、
    前記第1の領域に、全ページ(Xページ)の中から予め選択されたページの表面の画像を表示させ、
    前記第2の領域に、N(Nは1以上、X以下の整数)ページの表面の画像を表示させ、
    前記第3の領域に、N−1(Nが1の場合はX)ページの裏面の画像を表示させ、
    前記タッチ操作により、前記第1の領域に表示されるページは変えずに、前記第2の領域及び前記第3の領域に表示されるページを順次、連続して切り替える制御部、として機能させ、
    前記制御部は、
    前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、
    タッチ開始位置及び時刻とタッチ終了位置及び時刻とに基づいて、ページの切り替え速度及び前記第2の領域の形状を決定する、ことを特徴とするコンテンツ表示制御プログラム
  6. 前記制御部は、
    前記タッチ開始位置及び時刻と前記タッチ終了位置及び時刻とに基づいて、タッチの軌跡の長さ、方向及び軌跡を描いた時間を算出し、前記軌跡を描いた時間及び/又は前記軌跡の長さに基づいて、前記ページの切り替え速度を決定し、前記軌跡の長さ及び方向に基づいて、前記第2の領域の形状を決定する、ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ表示制御プログラム。
  7. 前記制御部は、
    前記ページの切り替え動作中に、前記表示エリアの所定の領域で前記タッチ操作が行われた場合に、
    前記軌跡の方向と、前記軌跡を描いた時間及び/又は前記軌跡の長さと、に基づいて、前記ページの切り替え速度を変更し、前記軌跡の長さ及び方向に基づいて、前記第2の領域の形状を変更する、ことを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ表示制御プログラム。
  8. 前記制御部は、
    前記軌跡の方向が、前記表示エリアの周縁部に向かう方向か中心部に向かう方向かに応じて、ページの送り方向を変更する、ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ表示制御プログラム。
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