JP6512249B2 - 画像表示装置及びプログラム - Google Patents

画像表示装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6512249B2
JP6512249B2 JP2017157388A JP2017157388A JP6512249B2 JP 6512249 B2 JP6512249 B2 JP 6512249B2 JP 2017157388 A JP2017157388 A JP 2017157388A JP 2017157388 A JP2017157388 A JP 2017157388A JP 6512249 B2 JP6512249 B2 JP 6512249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
display
image
slide operation
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017157388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017201566A (ja
Inventor
紀世子 嶋立
紀世子 嶋立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2017157388A priority Critical patent/JP6512249B2/ja
Publication of JP2017201566A publication Critical patent/JP2017201566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6512249B2 publication Critical patent/JP6512249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像表示装置及びプログラムに関する。
コンピュータで管理されている電子文書(以下、単に「文書」という)をユーザに認識させる方法として、各々の文書のサムネイル画像を表示パネルに表示する方法がある。このサムネイル画像としては、一般に、文書中の先頭ページの画像を予め定められたサイズに縮小した画像が用いられる。この場合、ユーザは、サムネイル画像を見て、当該サムネイル画像に係る文書の先頭ページを把握し、各々の文書を判別することになる。
ここで、上記のような文書のサムネイル表示に関連して、これまでに種々の発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、文書の各ページに重要度情報を付加し、重要度の最も高いページをサムネイル画像とする発明が開示されている。
例えば、特許文献2には、サムネイルの画像レイアウトとして、ひとつだけ画像を拡大して表示させる領域を設け、その領域でページめくり可能にした発明が開示されている。
例えば、特許文献3には、パラパラめくり形式の画像表示方法や操作方法の発明が開示されている。
特開2010−128518号公報 特開2010−049475号公報 特開2010−204891号公報
本発明は、文書のサムネイル等としてページの画像を表示する際の文書の判別性を高めることが可能な技術を提案することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、複数のページを有する文書におけるページの画像を表示する表示手段と、前記表示手段に対するタッチ後のスライド操作に応じて、ページの切り替え表示を制御する制御手段とを有する画像表示装置において、前記表示手段は、表示対象のページの画像の一部又は全部と、当該ページに先行するページを部分的に折り返した態様の画像を表示し、前記先行するページに係る画像は、スライド操作とは逆方向の画像部分をスライド操作の方向に折り返した態様であるとともに、前記表示対象のページの画像は、スライド操作とは逆方向に移動させた位置に表示され、前記表示対象のページの画像を表示する位置は、ページの切り替え表示を開始した後におけるタッチ中の位置の移動に追従して変化する、ことを特徴とする画像表示装置である。
請求項に係る本発明は、請求項に係る本発明において、前記表示対象のページの画像は、拡大して表示される、ことを特徴とする画像表示装置である。
請求項に係る本発明は、請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記制御手段は、ページの切り替え表示を開始した後は、タッチされている間はページの切り替え表示を継続する、ことを特徴とする画像表示装置である。
請求項に係る本発明は、コンピュータに、複数のページを有する文書におけるページの画像を表示手段に表示させる表示機能と、前記表示手段に対するタッチ後のスライド操作に応じて、ページの切り替え表示を制御する制御機能とを実現させるためのプログラムであって、前記表示機能は、表示対象のページの画像の一部又は全部と、当該ページに先行するページを部分的に折り返した態様の画像を前記表示手段に表示させ、前記先行するページに係る画像は、スライド操作とは逆方向の画像部分をスライド操作の方向に折り返した態様であるとともに、前記表示対象のページの画像は、スライド操作とは逆方向に移動させた位置に表示され、前記表示対象のページの画像を表示する位置は、ページの切り替え表示を開始した後におけるタッチ中の位置の移動に追従して変化する、ことを特徴とするプログラムである。
請求項1,に係る本発明によれば、文書のサムネイル等としてページの画像を表示する際の文書の判別性を、本発明を適用しない場合に比べて高めることができる。また、実際に文書をページ捲りしているかのような態様の表示を行うことができるとともに、長辺捲りや短辺捲りといったページ捲りの方向についても表現することができる。更には、表示対象のページの視認性を高めることができる。
また更に、請求項1,4に係る本発明によれば、長辺捲りや短辺捲りといったページ捲りの方向を随時変化させることができる。
請求項に係る本発明によれば、表示対象のページの内容を確認し易くなる。
請求項に係る本発明によれば、ページ切り替え表示をどの程度続けるかをユーザが容易に制御できる。
本発明の一実施形態に係るサムネイル表示装置の機能ブロックの例を示す図である。 実施例1に係るフローチャートの例を示す図である。 実施例1に係るページ切り替え制御の例を示す図である。 実施例2に係るページ切り替え制御の例を示す図である。 実施例3に係るページ切り替え制御における移動表示の例を示す図である。 実施例3に係るページ切り替え制御における追従移動の例を示す図である。 実施例3に係るページ切り替え制御における拡大表示の例を示す図である。 実施例4に係るページ切り替え制御におけるページ比較の例を示す図である。 実施例4に係るページ切り替え制御における相違ページ検出時の例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、本発明に係る画像表示装置の一例であるサムネイル表示装置を、文書の印刷・複写・ファクシミリといった複数の機能を複合的に備えた複合機に設けた構成を例に挙げて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るサムネイル表示装置の機能ブロックの例を示してある。
本例のサムネイル表示装置は、表示パネル1、タッチパネル2、データ記憶部3、サムネイル表示部4、操作検出部5、ページ切り替え制御部6等の機能部を有する。
表示パネル1は、各種の情報を表示出力する面状のパネルである。表示パネル1としては、例えば、液晶パネルが用いられる。
タッチパネル2は、表示パネル1に対してその表示面に重ねて設けられる面状の透明パネルであり、タッチ位置(物体の接触位置)を検出してその信号を出力する機能を有する。タッチパネル2としては、抵抗膜方式や静電容量方式といった種々の動作原理のものを用いることができる。
データ記憶部3は、文書の識別情報(例えば、文書名)により識別される文書のデータを記憶する。文書のデータとしては、例えば、文書中のページ毎に、そのページ内容を構成する要素であるテキスト、図形、画像等の情報を保持する構造のデータが用いられる。
また、データ記憶部3は、各々の文書のデータに関連付けて、その文書中の各ページのサムネイル画像を記憶する。サムネイル画像は、ページ毎にそのページ内容を画像化したものであり、予め定められたサイズ(例えば、縦横90ピクセルに収まるサイズ)に縮小した画像が用いられる。文書のデータに対するサムネイル画像の関連付けは種々の手法で行うことができ、例えば、サムネイル画像に文書の識別情報を付す手法や、文書のデータにサムネイル画像を含める手法などがある。
サムネイル表示部4は、データ記憶部3に記憶されている複数の文書について、サムネイル画像を表示パネル1に表示させる。サムネイル画像の表示は、図3等に例示するように、各々の文書における一のページのサムネイル画像をマトリクス状に配置した表示形式で行なわれる。ここで、表示対象となるページは、初期状態では文書中の先頭のページが用いられ、後述するページ切り替え制御によって後続のページに順次切り替えられる。
操作検出部5は、タッチパネル2から出力されるタッチ位置の信号に基づいて、表示パネル1の表示内容に対するユーザのタッチ操作を検出する。
ページ切り替え制御部6は、特定のユーザ操作が操作検出部5により検出されたことに応じて、ページ切り替え制御を行う。ここで、特定のユーザ操作とは、表示パネル1に表示されたサムネイル画像をタッチした状態からのスライド操作である。また、ページ切り替え制御では、表示パネル1によるサムネイル画像の表示対象となる文書中のページを順番に切り替えていく。これらの詳細については、下記の実施例にて説明する。
実施例1では、サムネイル画像をタッチした状態から、当該サムネイル画像を外れる領域までのスライド操作を検出したことに応じて、ページ切り替え制御を行う。
図2には、実施例1に係るフローチャートの例を示してある。また、図3には、実施例1に係るページ切り替え制御の例を示してある。
まず、サムネイル表示部4により、複数の文書のサムネイル画像が表示パネル1に表示される(ステップS11)。この時点は初期状態なので、各文書の先頭のページのサムネイル画像が表示される。
初期状態において、ユーザがサムネイル画像の表示に対してタッチを行うと、タッチパネル2からタッチ位置の信号が出力される。この信号に基づき、操作検出部5により、サムネイル画像の表示にタッチした状態が判定される(ステップS12)。
そして、サムネイル画像の表示にタッチした状態の経過時間(タッチ時間)が閾値時間T以上となった場合に、当該サムネイル画像の文書についてのプレビューモードに移行する(ステップS13)。
プレビューモードに移行すると、まず、ページ切り替え制御部6により、ページ切り替えの開始指示に用いる領域R1として、タッチされたサムネイル画像の表示領域以外の領域(タッチされたサムネイル画像を外れる領域)が設定され、ページ切り替えの停止指示に用いる領域R1として、タッチされたサムネイル画像の表示領域内が設定される(ステップS14)。
次に、プレビューモードにおいて、操作検出部5により、サムネイル画像の表示にタッチした状態からのスライド操作が判定される(ステップS15)。
そして、領域R1へのスライド操作が検出された場合に、ページ切り替え制御部6によりページ切り替え制御が開始される(ステップS17)。すなわち、図3に例示するように、ページ切り替えの対象となる文書(サムネイル画像の表示をタッチされた文書)について、サムネイル画像の表示対象のページが、一定時間毎に、1ページ目(先頭のページ)、2ページ目、3ページ目といった順番で自動的に切り替えられていく。
また、ページ切り替え制御の開始後に領域R2へのスライド操作が検出された場合に、ページ切り替え制御部6によりページ切り替え制御が一時的に停止され(ステップS18)、その後、更に領域R1へのスライド操作が検出された場合に、ページ切り替え制御部6によりページ切り替え制御が再開される(ステップS17)。
また、タッチの検出が途絶えた場合(ユーザの指等がタッチパネル1から離れた場合)には、プレビューモードを終了し(ステップS16)、初期状態に戻る。
このようなページ切り替え制御を行うことで、以下のような効果が得られる。
すなわち、従来のように先頭ページのサムネイル画像のみを表示する方式では、先頭ページに表紙を付けたような文書の場合には文書間の特徴的な違いが失われ、先頭ページのサムネイル画像を見るだけでは文書の判別が困難であったのに対し、本例のページ切り替え制御によれば、サムネイル画像の表示対象となる文書中のページを順番に切り替えることができるので、文書の判別性が高められる。
また、入力デバイスとして最近よく使用されるタッチパネルでは、サムネイル画像(或いは付属された指示ボタンの画像)を指でタッチしてページ捲り指示を行う手法の場合には、タッチした指によってサムネイル画像が隠れてしまいかねないのに対し、本例のページ切り替え制御によれば、ページ捲り時には指がサムネイル画像から外れた領域に位置することから、サムネイル画像が指によって隠されることがなく、サムネイル画像の視認性が高まるので、文書の判別性の向上につながる。
また、本例のページ切り替え制御によれば、ページ捲り開始領域R2へのスライド操作が維持されている間は自動的にページを切り替えていくので、ユーザはページ単位の切り替え指示を行う必要がなく、操作が簡易である。
ここで、本例のページ切り替え制御では、ページの切り替え間隔(時間)を、サムネイル画像の境界(領域R1と領域R2の境目)からのスライド操作の距離に応じて変化させるようにしている。すなわち、サムネイル画像の境界からのスライド操作の距離が短いほどページの切り替え間隔を長く設定(換言すれば、サムネイル画像の境界からのスライド操作の距離が長いほどページの切り替え間隔を短く設定)する。このため、ユーザは、所望のページ切り替え速度への調整を簡易に行うことができる。
実施例2では、サムネイル画像をタッチした状態から、閾値以上の距離のスライド操作を検出したことに応じて、ページ切り替え制御を行う。以下では、実施例1と同じ部分については説明を省略し、主な相違部分についての説明に留める。
図4には、実施例2に係るページ切り替え制御の例を示してある。
図4の例では、サムネイル画像の左辺部分をタッチした状態から行なわれた右方向へのスライド操作の距離が閾値(例えば、幅方向の1/2の距離)以上となった場合や、サムネイル画像の上辺部分をタッチした状態から行なわれた下方向へのスライド操作の距離が閾値(例えば、高さ方向の1/2の距離)以上となった場合に、ページ切り替え制御を行っている。すなわち、ページ切り替え制御を開始する契機となるスライド操作が、実施例1とは異なるが、実施例2においてもユーザはページ単位の切り替え指示を行う必要がなく、操作が簡易である。
なお、スライド操作の方向は上記の内容に限定するものではなく、例えば、サムネイル画像の右辺部分をタッチした状態から行なわれた左方向へのスライド操作や、サムネイル画像の下辺部分をタッチした状態から行なわれた上方向へのスライド操作によってページ切り替え制御を行うようにしてもよい。
また、どのような値を閾値に用いるかは任意であり、指等によるサムネイル画像の隠れ具合などを考慮して定めればよく、ユーザが見える範囲を或る程度確保することが可能な値を用いることが好ましい。
ここで、実施例1では単純にサムネイル画像のページを順番に切り替えていくだけであったが、実施例2では、図4に例示するように、表示対象のページのサムネイル画像の一部と、当該ページに先行するページを部分的に折り返した態様のサムネイル画像を表示する。これにより、実際に紙文書をページ捲りしているかのような態様の表示とすることができる。
また、先行するページのサムネイル画像については、スライド操作とは逆方向の画像部分をスライド操作の方向に折り返した態様とする。すなわち、例えば、右方向へのスライド操作の場合には左側の画像部分を右方向に折り返した態様とし、下方向へのスライド操作の場合には上側の画像部分を下方向に折り返した態様とする。これにより、長辺捲りや短辺捲りといったページ捲りの方向についても表現することができる。
また、ページの切り替え間隔(時間)については、サムネイル画像に対するタッチ位置からのスライド操作の距離(最初のタッチ位置からスライド操作後のタッチ位置までの距離)に応じて変化させる。すなわち、サムネイル画像に対するタッチ位置からのスライド操作の距離が短いほどページの切り替え間隔を長く設定(換言すれば、サムネイル画像に対するタッチ位置からのスライド操作の距離が長いほどページの切り替え間隔を短く設定)する。このため、ユーザは、所望のページ切り替え速度への調整を簡易に行うことができる。
実施例3は、実施例2の変形例であり、ページ切り替え制御における表示対象のページのサムネイル画像の表示位置を移動する。以下では、実施例2と同じ部分については説明を省略し、主な相違部分についての説明に留める。
図5には、実施例3に係るページ切り替え制御における移動表示の例を示してある。
図5の例では、サムネイル画像の左辺部分をタッチした状態から行なわれた右方向へのスライド操作の場合には、表示対象のサムネイル画像を左方向へ移動させ、サムネイル画像の上辺部分をタッチした状態から行なわれた下方向へのスライド操作の場合には、表示対象のサムネイル画像を上方向へ移動させている。すなわち、実施例3では、表示対象のサムネイル画像をスライド操作とは逆方向に移動させた位置に表示する。このような移動表示により、指等によるサムネイル画像の表示の阻害が軽減され、表示対象のページの視認性が高められる。
なお、表示対象のサムネイル画像をどの程度移動させるかは任意であり、サムネイル画像の全体が表示される位置まで移動させても構わない。すなわち、例えば、指等のタッチ位置を特定し、当該タッチ位置にサムネイル画像が重ならない位置まで移動させるようにしてもよい。
ここで、図6に例示するように、表示対象のページのサムネイル画像を表示する位置を、ページ切り替え制御の開始後の更なるスライド操作に追従して変化させるようにしてもよい。すなわち、例えば、サムネイル画像の左辺部分をタッチした状態から行なわれた右方向へのスライド操作の場合には、表示対象のサムネイル画像を初期位置から左方向へ移動させた位置に表示するが、その後、更に、サムネイル画像の下方向へのスライド操作が行なわれた場合に、表示対象のサムネイル画像を初期位置から上方向へ移動させた位置に表示する、という具合である。なお、サムネイル画像の移動方向としては、例えば、サムネイル画像の中心位置に対するスライド操作後のタッチ位置の方向を特定して、これとは逆方向に設定すればよい。
また、図7に例示するように、表示対象のページのサムネイル画像を拡大(例えば、縦横をそれぞれ2倍ずつ)して表示するようにしてもよく、これにより、表示対象のページの内容を確認し易くなる。なお、どの程度の大きさまで拡大するかは任意であり、表示パネル1の大きさ等を考慮して定めればよい。なお、サムネイル画像の表示の拡大を無条件に行うのではなく、ユーザからの指示(例えば、予め定められたキー(シフトキーやコントロールキーなど)の押下)に応じて行うようにしてもよい。
実施例4は、実施例2(或いは実施例3)の拡張例であり、複数の文書についてサムネイル画像のページ切り替え制御を行いながらページ内容を比較する。以下では、実施例2(或いは実施例3)と同じ部分については説明を省略し、主な相違部分についての説明に留める。
図8には、実施例4に係るページ切り替え制御におけるページ比較の例を示してある。
実施例4では、操作検出部5は、タッチパネル2に対する複数のタッチ操作を検出可能となっている。そして、複数の文書のサムネイル画像について、サムネイル画像をタッチした状態からの閾値以上の距離のスライド操作が検出されたことに応じて、これら複数の文書についてページ切り替え制御部6によるページ切り替え制御を実行する。このとき、ページ切り替え制御部6は、互いの文書に係るサムネイル画像を比較し、これらが一致する場合にはページ切り替え制御を継続し、一致しない場合にはページ切り替え制御を停止するようにする。すなわち、複数の文書のサムネイル画像が順次切り替えられていき、相違するページが見つかった時点でページ切り替えが停止する。これにより、ユーザは、複数の文書を互いに比較して内容が異なるページを見つけ出す作業を容易に行える。
ここで、図9に例示するように、互いのサムネイル画像が一致せずにページ切り替え制御を停止した場合に、当該停止時点の各々のサムネイル画像を拡大して表示するようにしてもよい。これにより、ページ比較により見つけ出されたた異なるページの内容を確認し易くなる。
または、複数の文書のサムネイル画像についてのページ切り替え制御の実行中は、常に、各々のサムネイル画像を拡大して表示するようにしてもよい。これにより、ユーザはページ比較の様子を確認し易くなる。
以上、実施例1〜4を挙げて説明したように、本例のサムネイル表示装置では、複数のページを有する文書について、当該文書に含まれるページの画像を予め定められたサイズに縮小したサムネイル画像を表示パネル1に1ページずつ表示するサムネイル表示部4と、表示パネル1に重ねて設けられたタッチパネル2から出力されるタッチ位置の信号に基づいて、表示パネル1に表示されたサムネイル画像をタッチした状態からのスライド操作を検出する操作検出部5と、操作検出部5により上記のスライド操作が検出されたことに応じて、サムネイル表示部4によるサムネイル画像の表示対象となる文書中のページを順番に切り替えていくページ切り替え制御を行うページ切り替え制御部6と、を備えた構成とした。
このため、ユーザは、サムネイル画像をタッチした状態からのスライド操作を行うという簡易な操作を行うだけで、当該サムネイル画像に係る文書中の各ページのサムネイル画像を順番に確認することが可能になり、サムネイル表示における文書の判別性が高められる。したがって、例えば、複数の文書の一覧表示を各文書のサムネイル画像を用いて行う環境において、各文書のサムネイル画像を参照してユーザが所望の文書を見つけ出す作業の効率性を高めることができる。
ここで、本例のサムネイル表示装置は、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、CPUの作業領域となるRAM(Random Access Memory)や基本的な制御プログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)等の主記憶装置、各種のプログラムやデータを記憶する補助記憶装置、各種の情報を表示出力する表示パネル等の出力機器及び操作者により入力操作に用いられる操作ボタンやタッチパネル等の入力機器とのインタフェースである入出力I/F、他の装置との間で有線又は無線により通信を行うインタフェースである通信I/F、といったハードウェア資源を有するコンピュータにより構成されている。
そして、本発明に係るプログラムを補助記憶装置等から読み出してRAMに展開し、これをCPUにより実行させることで、本発明に係る画像表示装置の機能をコンピュータ上に実現している。
なお、本例のようなソフトウェア構成により各機能部を実現するのではなく、各機能部を専用のハードウェアモジュールで実現するようにしてもよい。
ここで、以上の説明では、複合機に設けられたサムネイル表示装置を例にしたが、本発明はこのような態様に限定するものではなく、種々の機器に設けられるサムネイル表示装置に対して適用することができる。特に、携帯電話端末等の小型の機器にタッチパネルを設けた構成の場合には、ユーザに複雑な操作を要求すると誤操作の原因になりかねないところ、本例のサムネイル表示装置によれば簡易な操作で自動的なページ切り替えを行なえるので効果的である。
また、以上の説明では、ページの切り替えを先頭のページから末尾のページへ向かうページ順で切り替えているが、これとは逆に、末尾のページから先頭のページへ向かうページ順で切り替えるようにしてもよい。また、ページ切り替えの最中に、ユーザからの指示(例えば、予め定められたキー(シフトキーやコントロールキーなど)の押下)に応じて、ページ順を逆順に変更するようにしてもよい。
1:表示パネル、 2:タッチパネル、 3:データ記憶部、 4:サムネイル表示部、 5:操作検出部、 6:ページ切り替え制御部。

Claims (4)

  1. 複数のページを有する文書におけるページの画像を表示する表示手段と、前記表示手段に対するタッチ後のスライド操作に応じて、ページの切り替え表示を制御する制御手段とを有する画像表示装置において、
    前記表示手段は、表示対象のページの画像の一部又は全部と、当該ページに先行するページを部分的に折り返した態様の画像を表示し、
    前記先行するページに係る画像は、スライド操作とは逆方向の画像部分をスライド操作の方向に折り返した態様であるとともに、前記表示対象のページの画像は、スライド操作とは逆方向に移動させた位置に表示され
    前記表示対象のページの画像を表示する位置は、ページの切り替え表示を開始した後におけるタッチ中の位置の移動に追従して変化する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記表示対象のページの画像は、拡大して表示される、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、ページの切り替え表示を開始した後は、タッチされている間はページの切り替え表示を継続する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  4. コンピュータに、
    複数のページを有する文書におけるページの画像を表示手段に表示させる表示機能と、前記表示手段に対するタッチ後のスライド操作に応じて、ページの切り替え表示を制御する制御機能とを実現させるためのプログラムであって、
    前記表示機能は、表示対象のページの画像の一部又は全部と、当該ページに先行するページを部分的に折り返した態様の画像を前記表示手段に表示させ、
    前記先行するページに係る画像は、スライド操作とは逆方向の画像部分をスライド操作の方向に折り返した態様であるとともに、前記表示対象のページの画像は、スライド操作とは逆方向に移動させた位置に表示され
    前記表示対象のページの画像を表示する位置は、ページの切り替え表示を開始した後におけるタッチ中の位置の移動に追従して変化する、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2017157388A 2017-08-17 2017-08-17 画像表示装置及びプログラム Active JP6512249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017157388A JP6512249B2 (ja) 2017-08-17 2017-08-17 画像表示装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017157388A JP6512249B2 (ja) 2017-08-17 2017-08-17 画像表示装置及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016132205A Division JP2016197434A (ja) 2016-07-04 2016-07-04 画像表示装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017201566A JP2017201566A (ja) 2017-11-09
JP6512249B2 true JP6512249B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=60265018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017157388A Active JP6512249B2 (ja) 2017-08-17 2017-08-17 画像表示装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6512249B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7418888B1 (ja) 2023-09-27 2024-01-22 株式会社ナレッジワーク 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784715A (ja) * 1993-09-10 1995-03-31 Hitachi Ltd 情報処理装置
JP4877976B2 (ja) * 2006-12-21 2012-02-15 大日本スクリーン製造株式会社 サムネイル表示装置およびサムネイル表示プログラム
JP4952733B2 (ja) * 2009-03-03 2012-06-13 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 コンテンツ表示端末及びコンテンツ表示制御プログラム
GB2488614A (en) * 2010-09-24 2012-09-05 For Side Com Co Ltd Book content distribution system and content server
JP2012221308A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Sharp Corp 表示装置、プロセッサ、表示方法、及び表示プログラム
JP2016197434A (ja) * 2016-07-04 2016-11-24 富士ゼロックス株式会社 画像表示装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017201566A (ja) 2017-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6024193B2 (ja) 画像表示装置及びプログラム
EP2835731B1 (en) Image display apparatus, image display method, and image display program
JP7328182B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
US11106348B2 (en) User interface apparatus, image forming apparatus, content operation method, and control program
JP6080515B2 (ja) 情報処理装置、表示装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
US11175763B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium
JP6019736B2 (ja) 表示装置及びプログラム
JP5893456B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
US20160246548A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium storing program
US11630565B2 (en) Image processing apparatus, control method for image processing apparatus, and recording medium for displaying a screen with inverted colors
JP6512249B2 (ja) 画像表示装置及びプログラム
JP5958059B2 (ja) フリック操作を受け付ける装置、フリック操作受付方法およびフリック操作受付プログラム
JP2014016714A (ja) 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、および、プログラム記録媒体
JP2016197434A (ja) 画像表示装置及びプログラム
US20150009534A1 (en) Operation apparatus, image forming apparatus, method for controlling operation apparatus, and storage medium
JP6217508B2 (ja) 表示入力装置、および表示入力制御プログラム
US20190087077A1 (en) Information processing apparatus, screen control method
JP6039325B2 (ja) 撮像装置、電子機器、およびタッチパネルの制御方法
JP6528388B2 (ja) 画面処理装置、その制御方法、およびプログラム
JP6779778B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6455466B2 (ja) 表示操作装置およびプログラム
JP6099909B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体
JP6225625B2 (ja) 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム
US20220171511A1 (en) Device, method for device, and storage medium
JP6729022B2 (ja) 表示装置、画像形成装置、および表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6512249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350