JP4952234B2 - クロック供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置に関するものである。
高速なクロック信号を使うデジタル回路ではクロックのジッタの影響が大きくなり動作速度の低下や誤動作の原因となる。そこで、これまでは以下のような対策がとられてきた。
クロック生成回路においては電源ノイズによるジッタを減少させるためにクロック生成回路の電源配線を他の回路用電源配線から分離する事や、バイパスコントローラの増設、電源フィルタの挿入、さらには専用の電源レギュレータ回路が用いられてきた。
クロック伝送ラインでのクロストークノイズ対策として、他の信号との間隔を離す事や、グランド(GND)信号でクロック伝送ラインの両側をシールドする手法も良く知られている。
別な方法としてクロック発生回路のなかでLC共振回路を利用するものが知られている(たとえば特許文献1参照)。
これらは発振のためのフィードバックループにLC共振回路が付加されている。
別な方法としてクロックの再生回路のなかでLC共振回路を用いるもの知られている(たとえば特許文献2,3参照)。
さらに、LC共振回路の効果は共振周波数近辺でのみ得られる。そこで、複数クロック周波数へ対応する場合は複数のLC共振回路から1つを選択するか、インダクタLまたはキャパシタCを可変とするようにした回路も知られている(たとえば特許文献4,5参照)。
特開平11−284439号公報 特開平1−256837号公報 特開平3−4633号公報 特開平3−266543号公報 特開平4−271575号公報
ところが、上述したクロック発生回路の電源ノイズ対策は設計工数やコストを増加させるという不利益がある。
また、クロック伝送ラインでのクロストークノイズ対策として他の信号との間隔を離す事や、GND信号でクロック伝送ラインの両側をシールドする手法は、実装面積が増加するという不利益がある。
第1特許文献に開示された技術では、これらは発振のためのフィードバックループにLC共振回路が付加されているが、フィードバックループはノイズに敏感なため、LC共振回路は発振回路の近くに配置する必要がある。
したがって、第1特許文献に開示された技術では、生成されたクロックを利用する回路が離れている場合、利用する回路側に置くことはできずクロック発生回路とそれを利用する回路間のクロック伝送路で生じるクロストークノイズを削減することが難しい。
第2または第3の特許文献に開示された技術では、LC共振回路の片側をグランド(GND)に接続し、もう一方をクロック信号線に接続した場合、LC共振回路は共振状態でグランド(GND)を中心とした正と負の電圧を発生する。
そのため、この技術では、電源を2系統用意し、正負2電源を用いたドライバやレシーバを使うか、直流(DC)カットやDCバイアスをかけるための複雑な回路が必要である。
第4または第5の特許文献に開示された技術では、複数クロック周波数へ対応する場合は複数のLC共振回路から1つを選択するか、LまたはCを可変としなければならない。
そのため、複雑な制御機構または外部からの制御信号供給が必要である。
本発明は、簡単な構成で大きなジッタ削減効果を発現でき、安定したクロックを供給することが可能なクロック供給装置を提供することにある。
本発明の第1の観点は、デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、差動のクロックドライバと、上記クロックドライバによる正相の第1クロックが伝搬される第1クロックラインと、上記クロックドライバによる逆相の第2クロックが伝搬される第2クロックラインと、インダクタとキャパシタの並列共振回路と、を有し、上記並列共振回路において、上記インダクタは、一端が上記第1クロックラインに接続され、他端が上記第2クロックラインに接続されており、上記キャパシタは、第1電極が上記第1クロックラインに接続され、第2電極が上記第2クロックラインに接続されている。
本発明の第2の観点は、デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、クロックドライバと、上記クロックドライバによるクロックが伝搬されるクロックラインと、インダクタとキャパシタの並列共振回路と、クロック信号電圧の平均値近傍の電圧を生成するバイアス回路と、を有し、上記並列共振回路において、上記インダクタの一端および上記キャパシタの第1電極が上記クロックラインに接続され、上記インダクタの他端および上記キャパシタの第2電極が上記バイアス回路の電圧供給ラインに共通に接続されている。
本発明の第3の観点は、デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、複数のクロック供給ユニットを有し、上記クロック供給ユニットの各々は、元のクロックを入力して正相および逆相の第1および第2クロックを生成する差動のクロックドライバと、上記クロックドライバによる正相のクロックが伝搬される第1クロックラインと、上記クロックドライバによる逆相のクロックが伝搬される第2クロックラインと、インダクタとキャパシタの並列共振回路と、上記第1クロックラインに接続された第1パッシブ素子と、上記第2クロックラインに接続された第2パッシブ素子と、を有し、上記並列共振回路において、上記インダクタは、一端が上記第1クロックラインに接続され、他端が上記第2クロックラインに接続されており、上記キャパシタは、第1電極が上記第1クロックラインに接続され、第2電極が上記第2クロックラインに接続されており、上記各クロック供給ユニットの第1パッシブ素子同士が接続され、第2パッシブ素子同士が接続されている。
本発明の第4の観点は、デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、複数のクロック供給ユニットを有し、上記クロック供給ユニットの各々は、元クロックをドライブするクロックドライバと、上記クロックドライバによるクロックが伝搬されるクロックラインと、インダクタとキャパシタの並列共振回路と、上記クロックラインに接続されたパッシブ素子と、クロック信号電圧の平均値近傍の電圧を生成するバイアス回路と、を有し、上記並列共振回路において、上記インダクタの一端および上記キャパシタの第1電極が上記クロックラインに接続され、上記インダクタの他端および上記キャパシタの第2電極が上記バイアス回路の電圧供給ラインに共通に接続されており、上記各クロック供給ユニットのパッシブ素子同士が接続されている。
本発明によれば、並列共振回路内ではインダクタLおよびキャパシタCで形成された閉ループ内を共振電流が流れる。
この電流によりインダクタLに生じる磁界とキャパシタCに保持される電荷は共振周波数で交互に変換されるエネルギーであり、ジッタがくるとそれを補正するように並列共振回路から蓄積された共振エネルギーが放出される。
これは時計の振り子が位置エネルギーと運動エネルギーを交互に変換しながら振れて外乱があっても一定の周期の振れを保つのと似ている。
上記のメカニズムによりクロックのジッタが削減される。
本発明によれば、簡単な構成で大きなジッタ削減効果を発現でき、安定したクロックを供給することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第1の実施形態の安定化クロック供給装置10は、基本的に図1に示すように、差動のクロックドライバ部11、第1クロックライン12、第2クロックライン13、インダクタL1とキャパシタC1の並列共振回路14、およびデジタル回路20−1,20−2を有する。
差動のクロックドライバ部11は、入力した所定周波数の元クロックCLKを波形整形等して、正相の第1クロックCK1を生成し、第1クロックライン12に伝搬させる第1クロックドライバ111、および入力した所定周波数の元クロックCLKを波形整形等して、逆相の第2クロックCK2を生成し、第2クロックライン13に伝搬させる第2クロックドライバ112を有する。
第1クロックライン12は、一端側が第1クロックドライバ111の出力に接続され、他端側がデジタル回路20−1のクロック入力端に接続されている。
第1クロックライン12により、第1クロックドライバ111による正相の第1クロックCK1が伝搬される。
第2クロックライン13は、一端側が第2クロックドライバ112の出力に接続され、他端側がデジタル回路20−2のクロック入力端に接続されている。
第2クロックライン13により、第2クロックドライバ112による逆相の第2クロックCK2が伝搬される。
並列共振回路14は、並列接続されインダクタL1およびキャパシタC1を有する。
インダクタL1は、一端が第1クロックライン12に接続され、他端が第2クロックライン13に接続されている。
キャパシタC1は、第1電極が第1クロックライン12に接続され、第2電極が第2クロックライン13に接続されている。
このLC並列共振回路14は、インダクタL1のインダクタンス、およびキャパシタC1のキャパシタンスできまる共振周波数が、入力となる元クロックCLKの周波数にほぼ一致するように選定されている。
このような構成を有するクロック供給装置10の動作を説明する。
上述したように、LC並列共振回路14の共振周波数は、入力となる元クロックCLKの周波数にほぼ一致するように選定されている。
そのような条件で元クロックCLKを供給すると、第1および第2クロックドライバ111,112によりLC並列共振回路14が駆動される。
LC並列共振回路内ではインダクタL1およびキャパシタC1で形成された閉ループ内を共振電流が流れる。
この電流により、インダクタL1に生じる磁界とキャパシタC1に保持される電荷は共振周波数で交互に変換されるエネルギーであり、第1クロックライン12や第2クロックライン13を伝搬されるクロックCK1、CK2にジッタが存在すると、それを補正するようにLC並列共振回路14から蓄積された共振エネルギーが放出される。
これは時計の振り子が位置エネルギーと運動エネルギーを交互に変換しながら振れて外乱があっても一定の周期の振れを保つのと似ている。
上記のメカニズムによりジッタ削減効果を得ることができる。
ただし、元クロックCLKの波形が方形波(矩形波)であっても、LC並列共振回路14の出力はサイン波に近い形状となる。
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、差動のクロックドライバ11と、クロックドライバ111による正相の第1クロックCK1が伝搬される第1クロックライン12と、クロックドライバ112による逆相の第2クロックCK2が伝搬される第2クロックライン13と、インダクタL1とキャパシタC1の並列共振回路14と、を有し、並列共振回路14において、インダクタL1は、一端が第1クロックライン12に接続され、他端が第2クロックライン12に接続されており、キャパシタC1は、第1電極が第1クロックライン12に接続され、第2電極が第2クロックライン13に接続されていることから、簡単な回路構成で、クロックジッタを大きく削減することができる。
また、LC並列共振回路14をクロックライン(伝送線路)の末端側(デジタル回路側)に配置すればクロック生成回路のジッタだけでなくクロック伝送線路部分で発生するクロストーク等によるジッタも削減できる。
これはLC並列共振回路が電気的な振り子の役割を果たすためである。
したがって、本実施形態よれば、既存の技術による対策にくらべ設計工数やコストの増加を低く抑えられる。
また、既存の技術による対策に加えて本対策を追加すれば、さらなるジッタ削減が可能となる利点がある。
<第2実施形態>
図2は、本発明の第2の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第2の実施形態に係るクロック供給装置10Aが第1の実施形態のクロック供給装置10と異なる点は、第1クロックライン12および第2クロックライン13の他端側とデジタル回路20のクロック入力端との間に振幅調整部としての差動入力コンパレータ15を配置したことにある。
差動入力コンパレータ15の差動入力のうち非反転入力(+)に第1クロックライン12の他端側が接続され、反転入力(−)に第2クロックライン13の他端側が接続され、差動入力コンパレータ15の振幅調整後のクロックがデジタル回路20に出力される。
このような構成を採用したのは、以下の理由による。
同じ共振周波数でもLとCの組み合わせはL×C=一定の条件で選択可能でそれぞれ共振時インピーダンスは異なるため、L,Cの選択とドライバ11の駆動インピーダンスやクロックライン12,13の特性インピーダンス、さらに後段の負荷状況によっては出力信号振幅が不足することがある。
そこで、本第2の実施形態においては、そのような場合の対策として、デジタル回路20の入力近傍(後段)に差動入力コンパレータ15を配置している。
なお、図2の例では、差動入力コンパレータを配置したが、出力振幅不足を解消できるバッファであってもよい。
本第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果を得ることができ、さらに、出力信号振幅不足を補償することが可能となる。
図3(A)、(B)は、安定化クロック供給装置によるクロックの実測例を示す図であって、図3(A)は並列共振回路を設けていない装置のクロックを、図3(B)は並列共振回路を設けた第2の実施形態に係る装置のクロックを示している。
図3(A),(B)から分るように、本第2の実施形態に係るクロック供給装置10Aによれば、クロックジッタを大幅に削減することが可能である。
また、図4に示すような、図2のクロック供給装置のスパイスシミュレーション回路10Bを用いてスパイスシミュレーションを行った。
図4のスパイスシミュレーション回路10Bにおいて、TPS1、TNS1が差動クロックの入力端子、TP1、TN1がLC並列共振回路14の出力端子、TP2、TN2が比較のためのLC共振回路なしの出力端子をそれぞれ示している。Tl1はインダクタL1の他端側の端子を示している。
また、図において、RPS1,RP1は第1クロックイラン12−1に挿入された抵抗素子を、RPS2,RP2は第1クロックライン12−2に挿入された抵抗素子を、RNS1,RN1は第2クロックライン13−1に挿入された抵抗素子を、RNS2,RN2は第2クロックライン13−2に挿入された抵抗素子をそれぞれ示している。
さらに、CPS1は第1クロックライン12−1と基準電位(たとえば接地電位GND)間に接続されたキャパシタを、CPS2は第1クロックライン12−2と基準電位(たとえば接地電位GND)間に接続されたキャパシタを、CNS1は第2クロックライン13−1と基準電位(たとえば接地電位GND)間に接続されたキャパシタを、CNS2は第2クロックライン13−2と基準電位(たとえば接地電位GND)間に接続されたキャパシタをそれぞれ示している。
図5は、図4回路を用いたスパイスシミュレーション結果を示す図である。
図5において、横軸が時間を、縦軸が相対レベルをそれぞれ示している。また、図5中のAで示す波形は入力端子TPS1における波形を、Bで示す波形は出力端子TP1における波形を、Cで示す波形は出力端子TP2における波形を、Dを示す波形は端子Tl1における波形を、それぞれ示している。
図5から分るように、元クロックCLKの波形が方形波(矩形波)であっても、LC並列共振回路の出力波形および共振回路を持たない装置の出力波形はサイン波に近い形状となる。
そして、波形で示すように、入力信号にジッタ等による影響がある場合であっても、LC並列共振回路の出力波形Bはその影響が補償されて出力端子TP1から出力されている。
これに対して、共振回路を持たない場合の出力波形は、その影響がそのまま現れ、補償されていない。
すなわち、図5からも分るように、本第2の実施形態によれば、簡単な回路構成で、クロックジッタを大きく削減することができる。
<第3実施形態>
図6は、本発明の第3の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第3の実施形態の安定化クロック供給装置30は、基本的に図6に示すように、クロックドライバ31、クロックドライバによるクロックが伝搬されるクロックライン32、インダクタL11とキャパシタC11の並列共振回路33、クロック信号電圧の平均値近傍の電圧を生成するバイアス回路34、電源電圧VDDが供給される電源ライン35、基準電圧ライン(たとえば接地電位ライン)36、およびデジタル回路40とを有する。
並列共振回路33において、インダクタL11の一端およびキャパシタC11の第1電極がクロックライン32に接続され、インダクタL11の他端およびキャパシタC11の第2電極が共通に接続され、この接続点(ノード)ND33がバイアス回路34のクロック信号電圧の平均値近傍の電圧供給ライン341にされている。
本第3の実施形態のバイアス回路34は、第1電極がインダクタL11の他端とキャパシタC11の第2電極の共通接続ノードND33に接続され、第2電極が所定電位で基準電圧ライン36に接続された第2キャパシタCBを含む。
このように、本第3の実施形態のクロック供給装置30は、第1および第2の実施形態のクロック供給装置10,10Aと異なり、差動のドライバや差動クロックライン(信号線)ではなく、シングルのドライバやクロックライン(信号線)にLC並列共振回路が接続されている。
前述のように、差動のドライバや差動クロックラインではなく、シングルのドライバやクロック信号線にLC並列共振回路を接続する場合、LC並列共振回路の片側をドライバに接続し、逆側を基準電位(たとえば接地電位GND)に接続するとLC共振回路は接地電位GNDを中心に正負の電圧を発生するので単電源のドライバやレシーバではうまく動作しないおそれがある。
そこで、本第3の実施形態のクロック供給装置30においては、ドライバ31の駆動電圧の平均値をLC並列共振回路33の片側端子ND33に与えてLC共振回路33の電圧発生の基準点とすることにより上記の不具合を解消した構成を実現している。
クロック供給装置30においては、クロックドライバ31によりLC並列共振回路33が駆動される。
LC並列共振回路内ではインダクタL11およびキャパシタC11で形成された閉ループ内を共振電流が流れる。
この電流により、インダクタL11に生じる磁界とキャパシタC11に保持される電荷は共振周波数で交互に変換されるエネルギーであり、クロックライン32を伝搬されるクロックCK11にジッタが存在すると、それを補正するようにLC並列共振回路33から蓄積された共振エネルギーが放出される。
これは時計の振り子が位置エネルギーと運動エネルギーを交互に変換しながら振れて外乱があっても一定の周期の振れを保つのと似ている。
上記のメカニズムによりジッタ削減効果を得ることができる。
本第3の実施形態によれば、簡単な回路構成で、クロックジッタを大きく削減することができる。
また、LC並列共振回路33をクロックライン(伝送線路)の末端側(デジタル回路側)に配置すればクロック生成回路のジッタだけでなくクロック伝送線路部分で発生するクロストーク等によるジッタも削減できる。
これはLC並列共振回路が電気的な振り子の役割を果たすためである。
したがって、本実施形態よれば、既存の技術による対策にくらべ設計工数やコストの増加を低く抑えられる。
また、既存の技術による対策に加えて本対策を追加すれば、さらなるジッタ削減が可能となる利点がある。
<第4実施形態>
図7は、本発明の第4の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第4の実施形態のクロック供給装置30Aが第3の実施形態のクロック供給装置30と異なる点は、バイアス回路34Aを基準電圧ライン36に接続されたキャパシタCBの代わりに、電源ライン35と基準電圧ライン36との間に直列に接続された抵抗素子R11、R12による分圧回路を含み、抵抗素子R11とR12の接続点が共振回路33のノードND33に接続されている点にある。
その他の構成は第3の実施形態と同様である。
本第4の実施形態によれば、上述した第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第5実施形態>
図8は、本発明の第5の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第5の実施形態のクロック供給装置30Bが第3の実施形態のクロック供給装置30と異なる点は、バイアス回路34Bを基準電圧ライン36に接続されたキャパシタCBの代わりに、LC共振回路33の共通接続ノードND33を、たとえば別電源等で生成された1/2電源電圧(1/2VDD)の供給ライン342に接続したことにある。
その他の構成は第5の実施形態と同様である。
本第5の実施形態によれば、上述した第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第6実施形態>
図9は、本発明の第6の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第6の実施形態のクロック供給装置10Cが第2の実施形態のクロック供給装置10Aと異なる点は、一つのクロック供給装置ではなく、図2のクロック供給装置の第1および第2クロックライン12,13に第1および第2パッシブ素子である第1および第2抵抗素子R21,R22を接続した複数のクロック供給ユニット10−1から10−n(本実施形態ではn=3)を元クロックCLKの入力ラインと差動入力コンパレータ15の入力に対した並列に接続したことある。
各クロック供給ユニット10−1〜10−3の第1パッシブ素子である第1抵抗素子R21の一端同士が接続されて第1ノードND11が形成され、第2パッシブ素子である第2抵抗素子R22の一端同士が接続されて第2ノードND12が形成されている。
そして、第1ノードND11が差動入力コンパレータ15の非反転入力端子(+)に接続され、第2ノードND12が差動入力コンパレータ15の反転入力端子(−)に接続されている。
このように、複数のクロック供給ユニットを設けた理由を以下に示す。
上記の第1および第2の実施形態のように、LC共振回路を1つだけもつ構成では、元クロックCLKの周波数が変化し共振周波数から大きく外れると、LC共振回路のインピーダンスは低下する。
このため、LC共振回路の出力電圧振幅がどんどん小さくなり後段のロジック回路が動作しなくなるおそれがある。
これを解消するために、LC共振回路を複数用意し、セレクタで選択するという方法が考えられるが、その場合は外部から適切な選択信号を入れるか、複雑な自動制御の機構が必要となってしまう。
そこで、本第6の実施形態においては、前述のクロック周波数が共振周波数から大きくずれればLC共振回路の電圧振幅が減少することを逆に利用し、抵抗素子などのパッシブ素子で各LC共振回路14の出力を合成してバッファリングすることにより広い周波数範囲に適用可能な構成を実現している。
本第6の実施形態によれば、クロック周波数と共振周波数の近いLC共振回路の電圧出力が他よりも相対的に大きくなるため、外部からセレクト信号を与えなくても広い周波数範囲でジッタ削減効果を得ることができる。
<第7実施形態>
図10は、本発明の第7の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。
本第の実施形態のクロック供給装置30Cが第3の実施形態のクロック供給装置30Aと異なる点は、一つのクロック供給装置ではなく、図のクロック供給装置のクロックライン32にパッシブ素子である抵抗素子R31を接続した複数のクロック供給ユニット30−1から30−n(本実施形態ではn=3)を元クロックCLKの入力ラインに対した並列に接続したことある。
そして、各クロック供給ユニット30−1〜30−3のパッシブ素子である抵抗素子R31の一端同士が接続されてND31が形成され、このノードND31がバッファ37を介してデジタル回路40に接続されている。
なお、バイアス回路34は、複数のクロック供給ユニット30−1〜30−3で共用している。
このように、複数のクロック供給ユニットを設けた理由は第6の実施形態の場合と同様である。
すなわち、上記の第3〜第5の実施形態のように、LC共振回路を1つだけもつ構成では、元クロックCLKの周波数が変化し共振周波数から大きく外れると、LC共振回路のインピーダンスは低下する。
このため、LC共振回路の出力電圧振幅がどんどん小さくなり後段のロジック回路が動作しなくなるおそれがある。
これを解消するために、LC共振回路を複数用意し、セレクタで選択するという方法が考えられるが、その場合は外部から適切な選択信号を入れるか、複雑な自動制御の機構が必要となってしまう。
そこで、本第7の実施形態においては、前述のクロック周波数が共振周波数から大きくずれればLC共振回路の電圧振幅が減少することを逆に利用し、抵抗素子などのパッシブ素子で各LC共振回路33の出力を合成してバッファリングすることにより広い周波数範囲に適用可能な構成を実現している。
本第7の実施形態によれば、クロック周波数と共振周波数の近いLC共振回路の電圧出力が他よりも相対的に大きくなるため、外部からセレクト信号を与えなくても広い周波数範囲でジッタ削減効果を得ることができる。
また、図11に示すような、図10のクロック供給装置のスパイスシミュレーション回路30Dを用いてスパイスシミュレーションを行った。
図11のスパイスシミュレーション回路30Dにおいて、TPS1クロックの入力端子、TP1〜TP3がLC並列共振回路33の出力端子、TPOUTがノードND31からの出力端子を示している。
また、図11において、RP1,R1はクロックイラン32−1に挿入された抵抗素子を、RP2,R2はクロックライン32−2に挿入された抵抗素子を、RP3,R3はクロックライン32−3に挿入された抵抗素子をそれぞれ示している。
図12は、図11の回路を用いたスパイスシミュレーション結果の周波数特性を示す図である。
図13は、図11の回路を用いたスパイスシミュレーション結果を示す図である。
図12において、横軸が周波数を、縦軸が大きさ(dB)を示す。また、図13において、横軸が時間を、縦軸が相対レベルをそれぞれ示している。
また、図12中のAで示す曲線は共振回路33−1の出力端子TP1における周波数特性を、Bで示す曲線は共振回路33−2の出力端子TP2における周波数特性を、Cで示す曲線は共振回路33−3の出力端子TP3における周波数特性を、Dで示す曲線は出力端子TPOUTの周波数特性を示している。
図12から分るように、ノードND31における出力クロック信号の周波数特性は平坦化されており、広い範囲で利用可能である。
また、図13中のAで示す波形は共振回路33−1の出力端子TP1における出力波形を、Bで示す曲線は共振回路33−2の出力端子TP2における出力波形を、Cで示す曲線は共振回路33−3の出力端子TP3における出力波形を、Dで示す曲線は出力端子TPOUTの出力波形を示している。
図13から分るように、共振周波数がクロック周波数に近い場合、LC共振回路の出力が大きくなり、また、出力としては、元クロックCLKの波形が方形波(矩形波)であっても、LC並列共振回路の出力波形および共振回路を持たない装置の出力波形はサイン波に近い形状となる。
そして、入力信号にジッタ等による影響がある場合であっても、LC並列共振回路の出力波形Bはその影響が補償されて出力端子TPOUTから出力されている。
すなわち、図12および図13からも分るように、本第7の実施形態によれば、クロック周波数と共振周波数の近いLC共振回路の電圧出力が他よりも相対的に大きくなるため、外部からセレクト信号を与えなくても広い周波数範囲でジッタ削減効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 安定化クロック供給装置によるクロックの実測例を示す図であって、(A)は並列共振回路を設けていない装置のクロックを、(B)は並列供給回路を設けた第2の実施形態に係る装置のクロックを示している。 図2のクロック供給装置のスパイスシミュレーション回路を示す図である。 図4の回路によるスパイスシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 本発明の第7の実施形態に係る安定化クロック供給装置の構成例を示す図である。 図10のクロック供給装置のスパイスシミュレーション回路を示す図である。 図11の回路を用いたスパイスシミュレーション結果の周波数特性を示す図である。 図11の回路を用いたスパイスシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
10,10A,10C・・・クロック供給装置、10B・・・シミュレーション回路、10−1〜10−n・・・クロック供給ユニット、11・・・差動のクロックドライバ、111・・・第1クロックドライバ、112・・・第2クロックドライバ、12・・・第1クロックライン、13・・・第2クロックライン、14・・・並列共振回路、20,20−1,20−2・・・デジタル回路、30,30A〜30C・・・クロック供給装置、30−1〜30−n・・・クロック供給ユニット、30D・・・シミュレーション回路、31・・・クロックドライバ、32・・・クロックライン、33・・・並列共振回路、34,30A,30B・・・バイアス回路。

Claims (11)

  1. デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、
    差動のクロックドライバと、
    上記クロックドライバによる正相の第1クロックが伝搬される第1クロックラインと、
    上記クロックドライバによる逆相の第2クロックが伝搬される第2クロックラインと、
    インダクタとキャパシタの並列共振回路と、を有し、
    上記並列共振回路において、
    上記インダクタは、一端が上記第1クロックラインに接続され、他端が上記第2クロックラインに接続されており、
    上記キャパシタは、第1電極が上記第1クロックラインに接続され、第2電極が上記第2クロックラインに接続されている
    クロック供給装置。
  2. 上記第1および第2クロックラインはそれぞれデジタル回路に接続されている
    請求項1記載のクロック供給装置。
  3. 上記第1および第2クロックラインが差動入力に接続された振幅調整部を有し、
    上記振幅調整部の出力がデジタル回路に接続されている
    請求項1記載のクロック供給装置。
  4. デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、
    クロックドライバと、
    上記クロックドライバによるクロックが伝搬されるクロックラインと、
    インダクタとキャパシタの並列共振回路と、
    クロック信号電圧の平均値近傍の電圧を生成するバイアス回路と、を有し、
    上記並列共振回路において、
    上記インダクタの一端および上記キャパシタの第1電極が上記クロックラインに接続され、上記インダクタの他端および上記キャパシタの第2電極が上記バイアス回路の電圧供給ラインに共通に接続されている
    クロック供給装置。
  5. 上記バイアス回路は、第1電極が上記インダクタの他端と上記キャパシタの第2電極の共通接続端に接続され、第2電極が所定電位に接続された第2キャパシタを含む
    請求項4記載のクロック供給装置。
  6. 上記バイアス回路は、
    電源電位と基準電位間に接続され、両電位差を分圧する分圧回路を含み、
    上記インダクタの他端と上記キャパシタの第2電極の共通接続端が上記分圧回路の分圧電圧の出力ラインに接続されている
    請求項4記載のクロック供給装置。
  7. 上記バイアス回路は、
    電源電圧の1/2の電圧が供給される電圧供給ラインを含み、
    上記インダクタの他端と上記キャパシタの第2電極の共通接続端が上記電圧供給ライン接続されている
    請求項4記載のクロック供給装置。
  8. デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、
    複数のクロック供給ユニットを有し、
    上記クロック供給ユニットの各々は、
    元のクロックを入力して正相および逆相の第1および第2クロックを生成する差動のクロックドライバと、
    上記クロックドライバによる正相のクロックが伝搬される第1クロックラインと、
    上記クロックドライバによる逆相のクロックが伝搬される第2クロックラインと、
    インダクタとキャパシタの並列共振回路と、
    上記第1クロックラインに接続された第1パッシブ素子と、
    上記第2クロックラインに接続された第2パッシブ素子と、を有し、
    上記並列共振回路において、
    上記インダクタは、一端が上記第1クロックラインに接続され、他端が上記第2クロックラインに接続されており、
    上記キャパシタは、第1電極が上記第1クロックラインに接続され、第2電極が上記第2クロックラインに接続されており、
    上記各クロック供給ユニットの第1パッシブ素子同士が接続され、第2パッシブ素子同士が接続されている
    クロック供給装置。
  9. 上記第1パッシブ素子同士の接続点および第2パッシブ素子同士の接続点が差動入力に接続された差動入力コンパレータを有し、
    上記差動入力コンパレータは、比較結果をデジタル回路に出力する
    請求項8記載のクロック供給装置。
  10. デジタル回路にクロックを供給するクロック供給装置であって、
    複数のクロック供給ユニットを有し、
    上記クロック供給ユニットの各々は、
    元クロックをドライブするクロックドライバと、
    上記クロックドライバによるクロックが伝搬されるクロックラインと、
    インダクタとキャパシタの並列共振回路と、
    上記クロックラインに接続されたパッシブ素子と、
    クロック信号電圧の平均値近傍の電圧を生成するバイアス回路と、を有し、
    上記並列共振回路において、
    上記インダクタの一端および上記キャパシタの第1電極が上記クロックラインに接続され、上記インダクタの他端および上記キャパシタの第2電極が上記バイアス回路の電圧供給ラインに共通に接続されており、
    上記各クロック供給ユニットのパッシブ素子同士が接続されている
    クロック供給装置。
  11. 上記パッシブ素子同士の接続点がバッファを介してデジタル回路に接続されている
    請求項10記載のクロック供給装置。
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