JP4952139B2 - 携帯型コンテンツ出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、頭部装着型ディスプレイ(HMD)など、コンテンツ信号をユーザが感受可能な量に変換する携帯型コンテンツ出力装置に関する。
特許文献1には、頭部装着型のコンテンツ出力装置であるHMD本体と、それに専用の携帯型コンテンツデータ再生装置(ターミナル)とが開示されている。ターミナルには通常、HMD本体を制御する制御回路、音声付き画像コンテンツデータのファイルを格納するメモリ、そのファイルを読み出して音声信号や映像信号を生成する再生回路などが搭載される。
一方、汎用の携帯型コンテンツデータ再生装置には、音声付き画像コンテンツデータ用の携帯型コンテンツデータ再生装置(携帯型DVDプレーヤなど)や、音声コンテンツデータ用の携帯型再生装置(携帯型オーディオプレーヤ)などがあり、何れも広く普及している。
特開2004−233903号公報
これら汎用の携帯型コンテンツデータ再生装置をHMD本体に組み合わせれば、HMD本体で視聴可能なコンテンツデータの数や種類を増やすことができる。しかし、汎用装置の機能は、専用装置の機能と同じとは限らないので、組み合わせにより不自由が生じる可能性もある。
そこで本発明は、使用形態の自由度が高い携帯型コンテンツ出力装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯型コンテンツ出力装置は、ユーザの頭部へ装着可能な携帯型コンテンツ出力装置であって、コンテンツファイルを前記装置内に格納する格納部と、前記格納部に格納されたコンテンツファイルを読み出し第1の信号を生成するコンテンツデータ再生部と、前記装置に対して接続可能な外部装置から送出される信号であって、前記コンテンツファイルとは別のコンテンツファイルから生成された第2の信号を入力するための外部入力部と、前記第1の信号に含まれる映像信号である第1映像信号と、前記第2の信号に含まれる映像信号である第2映像信号とを同時に表示するための合成信号を生成する合成部と、前記合成部が生成する合成信号を映像化して前記ユーザの観察眼へ拡大投影するデバイスと、前記合成信号における前記第1映像信号と前記第2映像信号との合成比を前記ユーザに設定させるユーザインタフェースとを備えたことを特徴とする。
なお、前記デバイスへ与えられる信号を、前記第1の信号と前記第2の信号との間で切り替える切替部を更に備えてもよい。
また、前記外部入力部に対する前記外部装置の接続状態を検出する検出手段を備え、前記切替部は、前記検出された接続状態に応じて前記切り替えを行ってもよい
た、前記第1映像信号のフレームの先頭と、前記第2映像信号のフレームの先頭とを一致させるために、前記第2映像信号に含まれる同期信号を検出する検出部と、前記検出部による前記検出の結果に基づいて、前記第1映像信号の入力タイミングと前記第2映像信号の入力タイミングとを制御するタイミング制御部とを更に備えてもよい
た、前記外部装置に対し制御信号を送出する制御部を更に備えてもよい。
また、前記制御部は、前記デバイスの駆動状況に応じて前記制御信号を送出してもよい。
本発明によれば、使用形態の自由度が高い携帯型コンテンツ出力装置が実現する。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態を説明する。本実施形態は、HMDの実施形態である。
先ず、HMDの使用形態を説明する。
図1は、HMDの使用形態を示す外観図である。HMD100は、コンテンツファイルを記憶すると共に、コンテンツファイルを再生する手段を有し、単独で使用することも可能だが、図1に示すように、ケーブル14を介して汎用の携帯型コンテンツデータ再生装置200を接続することも可能である。
なお、コンテンツファイルに格納されるコンテンツデータや、汎用の携帯型コンテンツデータ再生装置200で再生されるコンテンツデータは、静止画像、動画像、テキストなどの映像のデータと、楽音、肉声などの音声のデータとの少なくとも一部からなる。
HMD100は、ヘッドバンド101Bの両端に設けられた左右のヘッドホン101L,101Rと、左のヘッドホン101Lに連結された支持アーム112aと、支持アーム112aの先端に連結された表示部102とを備える。右のヘッドホン101Rの表面には、ユーザが各種の指示(再生指示、停止指示、音声のボリューム変更指示、映像の明るさ変更指示、モード切替指示など)をHMD100へ入力するための操作スイッチ105が設けられる。操作スイッチ105は、例えばマルチセレクタ(十字釦と決定釦とを組み合わせたもの)である。
ヘッドホン101L,101Rをユーザの左右の耳へ当接させ、ヘッドバンド101Bをユーザの頭頂部近傍に位置させると、ヘッドバンド101Bの弾性力により、HMD100がユーザの頭部へ固定される。この状態で支持アーム112aは、図1に実線で示すとおり、表示部102をユーザの左眼(観察眼)の前に正対させる。表示部102には、その観察眼へ拡大された映像を投影する光学系と映像表示素子とが備えられる。
左のヘッドホン101Lと支持アーム112aとの連結箇所は、図1の矢印aの方向へスライド可能であると共に、図1の矢印cの方向(軸bの周り)へ回動可能でもある。支持アーム112aを方向aへスライドさせると、表示部102と観察眼との間隔が調節され、支持アーム112aを方向cへ回動させると、図1に点線で示すとおり、表示部102が観察眼の前から退避する。
したがって、HMD100を装着したユーザは、必要なときに支持アーム112aを手で動かし、観察時には実線で示すとおり表示部102を観察眼の前の適当な距離に配置し、非観察時には点線で示すとおり表示部102を頭頂部の近傍へ退避させることができる。
なお、表示部102と支持アーム112aとの連結箇所には、スライド部材112bと球面軸受け112cとが設けられており、表示部102の姿勢や位置が微調整可能になっている。また、左のヘッドホン101LにはAV入力端子130が設けられており、このAV入力端子130に対しケーブル14の一方の接続部(プラグ)が差し込まれる。
コンテンツデータ再生装置200は、AV出力端子220を有しており、このAV出力端子220に対し、ケーブル14の他方の接続部(プラグ)が差し込まれる。なお、コンテンツデータ再生装置200には、ユーザが各種の指示をコンテンツデータ再生装置200へ入力するための操作スイッチ205が設けられている。
次に、HMD100の電気的構成を説明する。
図2は、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すとおり、HMD100には、コンテンツファイルを格納するフラッシュメモリなどの記憶部106、コンテンツファイルを再生する再生部107、信号切替部120、AV入力端子130の近傍に設けられた接続検出部131A,131V、コンピュータなどの外部情報端末とコンテンツファイルを送受するUSBなどのインタフェース109、操作スイッチ105の操作内容に応じて各部を制御する制御部108が備えられる。
記憶部106に格納されるコンテンツファイルは、例えば、音声と映像とからなる音声付き映像コンテンツデータのファイルである。このコンテンツファイルは、予め、外部情報端末からインタフェース部109、HMD100へと転送され、記憶部106へ格納されたものである。
記憶部106に格納されたコンテンツファイルは、再生部107により読み出され、並列に送出される音声信号(A)及び映像信号(V)へと変換される。これらの音声信号(A)及び映像信号(V)は、信号切替部120へ入力される。
信号切替部120には、AV入力端子130も接続されている。AV入力端子130の形状は、規格に準拠しており、ここでは、互いに独立したオーディオ入力端子130Aとビデオ入力端子130Vとを持つ。また、ケーブル14としては、その接続部にオーディオプラグ14Aとビデオプラグ14Vとが独立して設けられたものが用いられる。
なお、通常、オーディオ入力端子130Aには、左音声用のオーディオ入力端子と右音声用のオーディオ入力端子との2系統があり、オーディオプラグ14Aには、左音声用のオーディオプラグと右音声用のオーディオプラグとの2系統があるが、ここでは簡単のため、それらを1系統として説明する。
オーディオ入力端子130Aの近傍には、接続検出部131Aが設けられる。接続検出部131Aは、オーディオ入力端子130Aにオーディオプラグ14Aが差し込まれたか否かを検出するセンサであり、例えば、オーディオ入力端子130Aにオーディオプラグ14Aが差し込まれたときにのみオンされるスイッチである。この接続検出部131Aからの検出信号は、制御部108へと送られる。
ビデオ入力端子130Vの近傍には、接続検出部131Vが設けられる。接続検出部131Vは、ビデオ入力端子130Vにビデオプラグ14Vが差し込まれたか否かを検出するセンサであり、例えば、ビデオ入力端子130Vにビデオプラグ14Vが差し込まれたときにのみオンされるスイッチである。この接続検出部131Vからの検出信号は、制御部108へと送られる。
制御部108は、これらの検出信号により、外部からのオーディオ入力の可能性の有無と、外部からのビデオ入力の可能性の有無とを個別に認識することができる。
ここで、信号切替部120は、再生部107から入力される映像信号と、ビデオ入力端子130Vから入力される映像信号との一方を選択して表示部102へ送出する。
以下、前者の映像信号を「内部映像信号」と称し、後者の映像信号を「外部映像信号」と称し、内部映像信号によって表示される実際の映像を「内部映像」と称し、外部映像信号によって表示される実際の映像を「外部映像」と称す。
したがって、信号切替部120は、表示部102の表示対象を、内部映像と外部映像との間で切り替えることができる(図2のスイッチ記号は、この切り替えの機能を可視化したものである。)。
また、信号切替部120は、再生部107から入力される音声信号と、オーディオ入力端子130Aから入力される音声信号との一方を選択して左右のヘッドホンのスピーカ101SL,101SRへ送出する。
以下、前者の音声信号を「内部音声信号」と称し、後者の音声信号を「外部音声信号」と称し、内部音声信号によって発せられる実際の音声を「内部音声」と称し、外部音声信号によって発せられる実際の音声を「外部音声」と称す。
したがって、信号切替部120は、スピーカ101SL,101SRの出力対象を、内部音声と外部音声との間で切り替えることができる(図2のスイッチ記号は、この切り替えの機能を可視化したものである。)。
以上の信号切替部120における切り替えのタイミングは、制御部108によって制御される。この切替制御の詳細は、後述する。
一方、コンテンツデータ再生装置200には、コンテンツファイルを格納する記憶部206、コンテンツファイルを読み出す再生部207、コンピュータなどの外部情報端末とコンテンツファイルを送受するUSBなどのインタフェース209、操作スイッチ205の操作に応じて各部を制御する制御部208が備えられる。
記憶部206に格納されるコンテンツファイルは、例えば、音声付き映像コンテンツデータのファイルである。記憶部206に格納されたコンテンツファイルは、再生部207により読み出され、並列に送出される音声信号(A)及び映像信号(V)へと変換される。それらの音声信号及び映像信号は、AV出力端子220を介してケーブル14へと送出される。なお、AV出力端子220とケーブル14の接続部とは、互いに適合していれば如何なる形状であっても構わない。また、コンテンツデータ再生装置200の構成は、AV出力端子220を有しているのであれば、図2に示したものに限定されることは無い。
次に、上述した切替制御の詳細を説明する。
図3は、切替制御に関する制御部108の動作フローチャートである。図3に示すとおり、制御部108は、操作スイッチ105の操作内容によりユーザからの再生指示を認識すると(ステップS11YES)、再生部107を動作させて記憶部206に格納されるコンテンツファイルのコンテンツデータを読み出し、それを再生して内部映像信号及び内部音声信号の生成を開始する(ステップS12)。
続いて、制御部108は、接続検出部131Aからの検出信号を参照し、オーディオ入力端子130Aにオーディオプラグ14Aが差し込まれているか否かを認識する(ステップS13)。オーディオプラグ14Aが差し込まれていることを認識すると(ステップS13YES)、制御部108は、信号切替部120に指示を与えてスピーカ101SL,101SRの出力対象を外部音声に設定する(ステップS14)。一方、オーディオプラグ14Aが差し込まれていないことを認識すると(ステップS13NO)、制御部108は、信号切替部120に指示を与えてスピーカ101SL,1010SRの出力対象を内部音声に設定する(ステップS15)。
また、制御部108は、接続検出部131Vからの検出信号を参照し、ビデオ入力端子130Vにビデオプラグ14Vが差し込まれているか否かを認識する(ステップS16)。ビデオプラグ14Vが差し込まれていることを認識すると(ステップS16YES)、制御部108は、信号切替部120に指示を与えて表示部102の表示対象を外部映像に設定する(ステップS17)。一方、ビデオプラグ14Vが差し込まれていないことを認識すると(ステップS16NO)、制御部108は、信号切替部120に指示を与えて表示部102の表示対象を内部映像に設定する(ステップS18)。
その後、ユーザからの停止指示が無い限り(ステップS19NO)、上述したステップS13及びそれ以降の処理が繰り返される。また、ユーザからの停止指示があると(ステップS19YES)、ステップS11及びそれ以降の処理が繰り返される。
したがって、HMD100のユーザは、HMD100に格納されたコンテンツファイルのコンテンツを鑑賞したいときには、HMD100に外部装置を接続せずに、HMD100に対し再生指示を与えればよい。また、HMD100のユーザは、外部装置(コンテンツデータ再生装置200)で再生されるコンテンツを鑑賞したいときには、HMD100に外部装置(コンテンツデータ再生装置200)を接続し、その外部装置(コンテンツデータ再生装置200)に対し再生指示を与えればよい。
すなわち、HMD100のユーザは、HMD100で再生されるコンテンツと外部装置(コンテンツデータ再生装置200)で再生されるコンテンツとを自由に選択して鑑賞することができる。
さらに、HMD100のユーザは、HMD100で再生されるコンテンツの映像と、外部装置(コンテンツデータ再生装置200)で再生されるコンテンツの音声とを組み合わせて鑑賞したいときには、ビデオ入力端子130Vを空けたままオーディオ入力端子130Aにのみ外部装置(コンテンツデータ再生装置200)を接続し、HMD100と外部装置(コンテンツデータ再生装置200)との双方に対し再生指示を与えればよい。
また、HMD100のユーザは、HMD100で再生されるコンテンツの音声と、外部装置(コンテンツデータ再生装置200)で再生されるコンテンツの映像とを鑑賞したいときには、オーディオ入力端子13Aを空けたままビデオ入力端子130Vにのみ外部装置(コンテンツデータ再生装置200)を接続し、HMD100と外部装置との双方に対し再生指示を与えればよい。
すなわち、HMD100のユーザは、HMD100で再生されるコンテンツの映像又は音声と、外部装置(コンテンツデータ再生装置200)で再生されるコンテンツの音声又は映像とを自由に組み合わせて鑑賞することができる。
なお、本実施形態の制御部108は、図3のステップS13〜S15と、ステッS16〜S18とをこの順で実行したが、両者の実行の順序を入れ替えてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、オーディオプラグ14Aが抜き差しされた直後に音声の切り替えを行うが、抜き差し後、一定期間変化が無かった場合に限り、その切り替えを行うこととしてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、ビデオプラグ14Aが抜き差しされた直後に映像の切り替えを行うが、抜き差し後、一定期間変化が無かった場合に限り、その切り替えを行うこととしてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、スピーカ101SL,101SRから発せられる外部音声と内部音声とのギャップを無くすために、外部音声信号に対しオートゲインコントロールを施すことが望ましい。
また、本実施形態のHMD100は、表示部102に表示される外部映像と内部映像とのギャップを無くすために、外部映像信号に対しオートゲインコントロール、オートレベルコントロールを施すことが望ましい。
なお、これらのオートゲインコントロールやオートレベルコントロールを施す手段は、各入力端子と信号切替部120の間とに設けられる。
また、本実施形態のHMD100は、外部音声信号と内部音声信号との切り替え前後に、外部音声信号と内部音声信号とのゲインを時間変化させてフェードイン・フェードアウト効果を得てもよい。或いは、外部音声信号と内部音声信号との切り替え前後にブランク期間を設けてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、外部音声信号に対して特別な処理を施していないが、スピーカ101SL,101SRに適合させるための処理を施してもよい。また、この処理の実行の有無をユーザに設定させてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、外部音声信号と内部音声信号との切り替えをオーディオプラグ14Aの抜き差しに応じて行ったが、HMD100の電源のオン/オフに応じて行ってもよい。その場合、電源がオフされているときにスピーカ101SL,101SRから外部音声が出力されるよう、HMD100が構成される。
また、本実施形態のHMD100の接続先(外部装置)は、AV出力端子を有したコンテンツデータ再生装置(再生対象は音声付き映像コンテンツデータのファイル)であったが、オーディオ出力端子のみを有したコンテンツデータ再生装置(再生対象は音声コンテンツデータのファイル)や、ビデオ出力端子のみを有したコンテンツデータ再生装置(再生対象は映像コンテンツデータのファイル)などであってもよい。その場合にも、HMD100に格納されたコンテンツと外部装置に格納されたコンテンツとをユーザが自由に組み合わせて鑑賞することができる。
また、本実施形態のHMD100は、オーディオプラグ14Aの抜き差しにより外部音声信号の入力の有無を間接的に検出したが、外部音声信号の入力の有無を信号経路の電圧値などから直接的に検出してもよい。
また、本実施形態のHMD100は、ビデオプラグ14Vの抜き差しにより映像信号の入力の有無を間接的に検出したが、外部映像信号の入力有無を、信号経路における同期信号の有無などから直接的に検出してもよい。
[変形例]
次に、第1実施形態の変形例を述べる。本変形例においては、制御部108は、操作スイッチ105を介した再生指示の有無によらず、ビデオ入力端子130Vやオーディオ入力端子130Aへのプラグ差込状態又は信号入力有無により、ビデオ入力端子130Vやオーディオ入力端子130Aからの信号を表示部102とスピーカ101SL,101SRに出力開始するように信号切替部120を制御する。
具体的には、HMD100の電源がONされると、図3のステップS13からS18までのステップが適時繰り返し実行される。この場合、HMD100の電源がONされた場合には、表示部102への電力供給を開始し、駆動状態にする。また、各種外部信号に対してオートゲインコントロールやオートレベルコントロールを施す手段が設けられた場合には、これらも駆動状態にする。そして、制御部105は、各入力端子へのプラグ差込又は信号入力が検出されたら、第1実施形態と同様に信号切替部120を切り替える。
このような変形例によれば、ユーザは、HMD100の再生操作を行わなくとも、外部で再生されたコンテンツを視聴することが可能となる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態を説明する。本実施形態も、HMDの実施形態である。ここでは、第1実施形態のHMDとの相違点のみ説明する。
図4は、本実施形態のHMD100の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すとおり、第1実施形態のHMDとの構成上の相違点は、接続検出部131A,131Vが省略された点と、信号切替部120に代えて信号合成部120’が備えられた点とにある。
信号合成部120’は、内部映像信号と外部映像信号とを加算合成し、合成後の映像信号を表示部102へ送出すると共に、内部音声信号と外部音声信号とを加算合成し、合成後の音声信号をスピーカ101SR,101SLへ送出する。図4の加算記号は、この機能を可視化したものである。なお、外部映像信号と内部映像信号とをそのまま加算合成するとレベルが飽和するので、信号合成部120’には、レベル調節の機能、或いは、リミッタの機能が付与されているものとする。
したがって、本実施形態の表示部102には、内部映像と外部映像との合成映像が表示される。また、本実施形態のスピーカ101SR,101SLからは、内部音声と外部音声との合成音声が出力される。
図5は、信号合成部120’の機能を詳しく説明するブロック図である。図5に示すように、信号合成部120’は、合成前の内部映像信号のゲインを調節するゲインコントロール部121Vと、合成前の内部音声信号のゲインを調節するゲインコントロール部121Aと、合成前の外部映像信号のゲインを調節するゲインコントロール部122Vと、合成前の外部音声信号のゲインを調節するゲインコントロール部122Aとを有する。
ゲインコントロール部121Vの調節量(ゲイン値)と、ゲインコントロール部122Vの調節量(ゲイン値)と、ゲインコントロール部121Aの調節量(ゲイン値)と、ゲインコントロール部122Aの調節量(ゲイン値)とは、それぞれ可変であり、それぞれ制御部108により指定される。
このうち、ゲインコントロール部121Vの調節量(ゲイン値)と、ゲインコントロール部122Vの調節量(ゲイン値)との比は、内部映像と外部映像との合成比を決める。この映像の合成比は、非再生時にユーザによって設定される。
また、ゲインコントロール部121Aの調節量(ゲイン値)と、ゲインコントロール部122Aの調節量(ゲイン値)との比は、内部音声と外部音声との合成比を決める。この音声の合成比も、非再生時にユーザによって設定される。
以下、ユーザ設定に関する制御部108の動作を説明する。ここでは、非再生時のユーザインタフェースとして、操作スイッチ105と表示部102との双方が用いられるとする。非再生時に表示部102へ表示される各種操作画面の映像信号は、制御部108によって生成され、表示部102へと送出される。
図6は、ユーザ設定に関する制御部108の動作を説明する図である。
非再生時、制御部108は、図6(A)に示すようなメニュー画面を表示部102へ表示する。
メニュー画面上には、各種の項目が上下に配列されており、その項目の1つが、映像又は音声の合成比を設定するための「ミックス設定」である。この表示中、ユーザが操作スイッチ105を上下方向に操作すると、カーソルの指示先が変化する。カーソルの指示先が「ミックス設定」であるときにユーザが操作スイッチ105の決定釦を押下すると、表示部102の画面は、図6(B−1)に示すような選択画面へと切り替わる。
選択画面(図6(B−1))上には、「音声のミックス設定」と「映像のミックス設定」との2項目が上下に配列されている。この表示中、ユーザが操作スイッチ105を上下方向に操作すると、カーソルの指示先が変化する(図6(B−2))。
カーソルの指示先が「音声のミックス設定」であるとき(図6(B−1))にユーザが操作スイッチ105の決定釦を押下すると、表示部102の画面は、図6(C−1)に示すような音声のミックス設定画面に切り替わる。
音声のミックス設定画面(図6(C−1))上には、左右方向に各種の合成比(100%/0%,75%/25%,50%/50%,25%/75%,0%/100%)が配列されると共に、何れか1つの合成比を指し示すカーソルが配置される。この表示中、ユーザが操作スイッチ105の左右釦を操作すると、カーソルの指示先が変化する。その後、ユーザが操作スイッチ105の決定釦を押下すると、制御部108は、その時点におけるカーソルの指示先(図6では25%/75%)認識し、その値(25%/75%)を音声に関する合成比として、制御部108の内部の不揮発性メモリへ記憶する。これにより、音声に関する合成比の設定が完了する。
一方、カーソルの指示先が「映像のミックス設定」であるとき(図6(B−2))にユーザが操作スイッチ105の決定釦を押下すると、表示部102の画面は、図6(C−2)に示すとおり、映像のミックス設定画面に切り替わる。
映像のミックス設定画面(図6(C−2))上には、左右方向に各種の合成比(100%/0%,75%/25%,50%/50%,25%/75%,0%/100%)が配列されると共に、何れか1つの合成比を指し示すカーソルが配置される。この表示中、ユーザが操作スイッチ105の左右釦を操作すると、カーソルの指示先が変化する。その後、ユーザが操作スイッチ105の決定釦を押下すると、制御部108は、その時点におけるカーソルの指示先(図6では25%/75%)認識し、その値(25%/75%)を、映像に関する合成比として前述した不揮発性メモリへ記憶する。これにより、映像に関する合成比の設定が完了する。
設定の完了後は、再び同様の設定が行われない限り、不揮発性メモリに記憶された音声及び映像の合成比は、HMD100の電源のオン/オフに拘わらず保存される。制御部108は、HMD100の電源がオンされた直後などに不揮発性メモリを参照し、ユーザの設定した合成比が実現されるよう信号合成部120’の設定を行えばよい。
したがって、本実施形態のHMD100のユーザは、音声の合成比と映像の合成比とをそれぞれ所望の値に設定することができる。
なお、本実施形態のHMD100は、外部映像信号と内部映像信号とを合成する際に、外部映像信号のフレームの先頭と内部映像信号のフレームの先頭とを一致させる必要があるので、制御部108は、外部映像信号に含まれる同期信号を検出し、外部映像信号が信号合成部120’へ入力されるタイミングと、内部映像信号が信号合成部120’へ入力されるタイミングとを制御している。
また、本実施形態のHMD100は、外部映像信号と内部映像信号との合成方法を、加算合成とたが、比較合成としてもよい。比較合成とは、2つの信号を比較し、値の大きい方のみを採用する合成方法である。
また、本実施形態の合成方法によると、外部映像及び内部映像の一方の背後に他方を透けて見せるような合成映像が表示されるが、図7,図8,図9に示すように、一方の映像の一部を他方の映像の一部又は全部に置き換えたような合成映像を表示してもよい。因みに、図7に示すような合成映像は「ピクチャ・イン・ピクチャ」と呼ばれる。何れの場合も、画面内における外部映像と内部映像との占有比を、前述した合成比と同様にユーザに設定させればよい。なお、図7,図8,図9に示すような合成映像の生成には、公知の何れの生成方法を適用してもよい。また、その生成にフレームメモリを使用してもよい。
また、本実施形態のHMDは、第1実施形態のHMDの変形例であったが、第1実施形態の機能と第2実施形態の機能とを併せ持つHMDを構成してもよい。例えば、第2実施形態と同じ機能を持つHMDにおいて、ユーザが合成比を設定しなかった場合(デフォールトのとき)にのみ、第1実施形態と同じ機能が出現するHMDなどである。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態を説明する。本実施形態も、HMDの実施形態である。ここでは、第2実施形態のHMDとの相違点のみ説明する。本実施形態では、HMDの接続先として、制御入力端子を有したコンテンツデータ再生装置を想定する。
図10は、本実施形態のHMD10及びコンテンツデータ再生装置200の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態のHMD100には、規格に準拠した制御出力端子130Cと、識別部150と、状態センサ129とが備えられる。状態センサ129は、図1の支持アーム112aの回動位置に応じてオンオフされるスイッチなどからなり、表示部102がユーザの眼前に位置しているか、それとも表示部102が眼前から退避した位置にあるか(表示部102の表示可否)を検出する。状態センサ129からの検出信号は、制御部108へと与えられる。
コンテンツデータ再生装置200は、HMD100の制御出力端子130に対応した制御入力端子220Cを備えており、この制御入力端子220Cが、ケーブル16を介してその制御出力端子130Cへと接続される。なお、ケーブル16は、ケーブル14と共通化されてもよいが、ここでは説明上、独立しているものとした。
したがって、HMD100の制御部108は、制御出力端子130Cを介してコンテンツデータ再生装置200へと制御信号(C)を送出することができる。但し、コンテンツデータ再生装置200へ送出される制御信号は、コンテンツデータ再生装置200が認識可能な制御信号である必要がある。
このため、制御出力端子130Cには、制御信号を出力するためのピン(制御用のピン)の他に、外部装置の種類を識別するためのピン(識別用のピン)が設けられ、制御入力端子22Cには、制御信号を入力するためのピン(制御用のピン)の他に、コンテンツデータ再生装置200の種類を表すためのピン(識別用のピン)が設けられている。
その識別用のピンの状態は、HMD100の識別部150によって検知され、制御部108へと与えられる。これによって、制御部108は、コンテンツデータ再生装置200の種類を認識することができる。また、コンテンツデータ再生装置200が認識可能な制御信号を送出することにより、コンテンツデータ再生装置200を間接的に制御する。
図11は、コンテンツデータ再生装置200の制御に関する制御部108の動作フローチャートである。図11に示すとおり、制御部108は、操作スイッチ105の操作内容によりユーザからの再生指示を認識すると(ステップS21YES)、再生部107を動作させて記憶部106に格納されたコンテンツファイルのコンテンツデータを再生し、内部映像信号及び内部音声信号の生成を開始する(ステップS23)。それと同時に、制御部108は、コンテンツデータ再生装置200が認識可能な再生制御信号を生成し、それをコンテンツデータ再生装置200へ送出する(ステップS24)。このとき、コンテンツデータ再生装置200の内部でも再生が開始されるので、コンテンツデータ再生装置200からHMD100へと外部映像信号及び外部音声信号が入力され始める。
その後、制御部108は、操作スイッチ105の操作内容によりユーザからの停止指示を認識すると(ステップS25YES)、再生部107を停止させて内部映像信号及び内部音声信号の生成を停止する(ステップS27)。それと同時に、制御部108は、コンテンツデータ再生装置200が認識可能な停止制御信号を生成し、それをコンテンツデータ再生装置200へ送出する(ステップS27)。このとき、コンテンツデータ再生装置200の内部でも再生が停止されるので、コンテンツデータ再生装置200からHMD100に対する外部映像信号及び外部音声信号の入力も停止される。
さらに、非再生期間において、制御部108は、ユーザからの再生指示が無かったとしても(ステップS21NO)、状態センサ129の出力から表示部102がユーザの眼前にセットされたことを認識すると(ステップS22YES)、前述したステップS23,S24を実行し、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の双方の再生を開始する。
また、再生期間において、制御部108は、ユーザからの停止指示が無かったとしても(ステップS25NO)、状態センサ129の出力から表示部102がユーザの眼前から退避されたことを認識すると(ステップS26YES)、前述したステップS27,S28を実行し、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の双方の再生を停止させる。
以上、本実施形態のHMD100は、コンテンツデータ再生装置200の制御内容をHMD100の制御内容に連動させるので、コンテンツデータ再生装置200の無駄な動作を省くことができる。また、ユーザは、HMD100の操作スイッチ105を操作するだけで、HMD100とコンテンツデータ再生装置200との双方を操作することができる。
また、本実施形態のHMD100は、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の制御内容に、表示部102の表示可否を反映させる。具体的には、表示部102がユーザの眼前から退避し、ユーザが映像を鑑賞できない期間には、再生を自動的に停止させる。したがって、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の再生期間を、必要最小限に抑えることができる。
なお、本実施形態のHMD100は、表示部102の表示可否を、音声に関する制御内容と映像に関する制御内容との双方に反映させたが、音声に関する制御内容には反映させなくてもよい。
また、本実施形態のHMD100には、外部装置の種類を自己検出する機能が搭載されたが、自己検出する機能の代わりに、外部装置の種類をユーザ入力させる機能が搭載されてもよい。以下、ユーザ入力の機能を説明する。
制御部108は、表示部102に表示すべきメニュー画面の項目の1つに、図12(A)に示すとおり、「接続設定」を用意する。このメニュー画面の表示中、ユーザが操作スイッチ105の上下方向に操作してカーソルの指示先を「接続設定」とし、さらに操作スイッチ105の決定釦を押下すると、表示部102の画面は、図12(B)に示すような接続設定画面へと切り替わる。接続設定画面上には、各種の製品名が上下に配列されている。この接続設定画面の表示中、ユーザが操作スイッチ105を上下方向に操作すると、カーソルの指示先が変化する。ユーザは、カーソルの指示先を、外部装置と同じ製品名に設定し、その状態で操作スイッチ105の決定釦を押下すると、制御部108は、その時点におけるカーソルの指示先(図12では「製品名2」)を認識し、その製品名の情報を、前述した不揮発性メモリへ記憶し、さらに表示部102の画面をメニュー画面(図12(A))に戻す。その後、制御部108は、その製品名の情報を利用して外部装置が認識可能な制御信号を生成すればよい。
また、本実施形態の説明では、操作スイッチ105から入力されるユーザの指示を、再生指示と停止指示との2つに限定したが、実際には、音声のボリューム変更指示、映像の明るさ変更指示なども入力される可能性がある。HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の制御内容には、それらの指示も反映される。
例えば、操作スイッチ105からボリューム変更指示が入力されたときには、内部音声信号のゲインと外部音声信号のゲインとが同程度ずつ調節される(但し、その調節の前後でユーザの設定した合成比は保たれる。)。また、操作スイッチ105から明るさ変更指示が入力されたときには、内部映像信号のゲイン及びレベルと外部映像信号のゲイン及びレベルとが、同程度ずつ調節される(但し、その調節の前後でユーザの設定した合成比は保たれる。)。
なお、外部音声信号及び外部映像信号の調節は、HMD100の制御部108がコンテンツデータ再生装置200を間接的に制御することによって行われてもよいが、HMD100の内部で行うことも可能である。
また、本実施形態のHMD100は、HMD100及びコンテンツデータ再生装置200の制御内容に表示部102の表示可否を反映させたが、ヘッドホン101L,101Rの出力可否(ユーザが設定したボリュームがゼロであるか否か)を反映させてもよい。なお、HMD100は、ヘッドホン101L,101Rの出力可否を、映像に関する制御内容には反映させなくてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、コンテンツデータ再生装置200の制御内容に、HMD100の電源のオン/オフ状態を反映させてもよい。例えば、HMD100の電源がオフされている期間にコンテンツデータ再生装置200の再生を停止させてもよい。
また、本実施形態のHMD100は、HMD100のモードに応じてコンテンツデータ再生装置200のモードを切り替えてもよい。例えば、HMD100の操作スイッチ105の機能が特定の機能に制限されている期間に、HMD100は、コンテンツデータ再生装置200の操作スイッチ205の機能を同じ特定の機能に制限してもよい。
また、本実施形態は、第2実施形態の変形例であるが、第1実施形態を同様に変形することもできる。
[その他の実施形態]
なお、上述した各実施形態では、HMD100と外部装置とをケーブルで接続したが、無線通信で接続してもよい。但し、第1実施形態の接続を無線通信で行う場合、プラグの抜き差しは行われないので、HMD100は信号入力の有無を通信状態などから検出することになる。
また、上述した各実施形態は、携帯型コンテンツ出力装置としてヘッドホン付きのHMDを説明したが、ヘッドホンを備えないHMD、表示部を備えないヘッドホン、モニタ付きの携帯型画像再生装置、モニタ付きの携帯型映像再生装置など、他の種類の携帯型コンテンツ出力装置にも本発明は適用可能である。
HMDの使用形態を示す外観図である。 第1実施形態のHMD100及びコンテンツデータ再生装置200の電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態の切替制御に関する制御部108の動作フローチャートである。 第2実施形態のHMD100の電気的構成を示すブロック図である。 信号合成部120’の機能を詳しく説明するブロック図である。 第2実施形態のユーザ設定に関する制御部108の動作を説明する図である。 合成映像の別の例を示す図である。 合成映像のさらに別の例を示す図である。 合成映像のさらに別の例を示す図である。 第3実施形態のHMD100と、それに接続可能な汎用のコンテンツデータ再生装置200の電気的構成を示すブロック図である。 第3実施形態のコンテンツデータ再生装置200の制御に関する制御部108の動作フローチャートである。 外部装置の種類をユーザに入力させる機能を説明する図である。
符号の説明
100…HMD本体,200…コンテンツデータ再生装置,130…外部入力端子,108…制御部,102…表示部,101L,101R…ヘッドホン,112a…支持アーム,105…操作スイッチ,101B…ヘッドバンド

Claims (6)

  1. ユーザの頭部へ装着可能な携帯型コンテンツ出力装置であって、
    コンテンツファイルを前記装置内に格納する格納部と、
    前記格納部に格納されたコンテンツファイルを読み出し第1の信号を生成するコンテンツデータ再生部と、
    前記装置に対して接続可能な外部装置から送出される信号であって、前記コンテンツファイルとは別のコンテンツファイルから生成された第2の信号を入力するための外部入力部と、
    前記第1の信号に含まれる映像信号である第1映像信号と、前記第2の信号に含まれる映像信号である第2映像信号とを同時に表示するための合成信号を生成する合成部と、
    前記合成部が生成する合成信号を映像化して前記ユーザの観察眼へ拡大投影するデバイスと、
    前記合成信号における前記第1映像信号と前記第2映像信号との合成比を前記ユーザに設定させるユーザインタフェースと、
    を備えたことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型コンテンツ出力装置において、
    前記デバイスへ与えられる信号を、前記第1の信号と前記第2の信号との間で切り替える切替部を更に備えた
    ことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
  3. 請求項2に記載の携帯型コンテンツ出力装置において、
    前記外部入力部に対する前記外部装置の接続状態を検出する検出手段を備え、
    前記切替部は、
    前記検出された接続状態に応じて前記切り替えを行う
    ことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
  4. 請求項1に記載の携帯型コンテンツ出力装置において、
    前記第1映像信号のフレームの先頭と、前記第2映像信号のフレームの先頭とを一致させるために、前記第2映像信号に含まれる同期信号を検出する検出部と、
    前記検出部による前記検出の結果に基づいて、前記第1映像信号の入力タイミングと前記第2映像信号の入力タイミングとを制御するタイミング制御部と
    を備えたことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
  5. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載の携帯型コンテンツ出力装置において、
    前記外部装置に対し制御信号を送出する制御部を更に備えた
    ことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
  6. 請求項に記載の携帯型コンテンツ出力装置において、
    前記制御部は、
    前記デバイスの駆動状況に応じて前記制御信号を送出する
    ことを特徴とする携帯型コンテンツ出力装置。
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