JP4951974B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池は、一般的には水素及び酸素を燃料として電気エネルギーを得る装置である。この燃料電池は、環境面において優れかつ高いエネルギー効率が実現できることから、今後のエネルギー供給システムとして広く開発が進められてきている。燃料電池の中には、複数のシールガスケット一体型の膜電極接合体(以下、シールガスケット一体型MEAと称する。)がセパレータを介して順に積層されたスタック構造を有するものがある。このシールガスケット一体型MEAおよびセパレータは、ガス漏れ防止等の観点から、位置決めして積層することが必要である。
ここで、セパレータにガスケット部材を嵌合して、セパレータとガスケット部材とを一体化する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。セパレータとシールガスケット一体型MEAとの位置決めのために、この技術を用いることが考えられる。例えば、シールガスケットに設けた突起をセパレータに嵌合して、シールガスケット一体型MEAとセパレータとの位置決めをすることが考えられる。
特開2002−50368号公報
しかしながら、特許文献1の技術のように片面突起のみをセパレータに嵌合する構成であると、シールガスケット一体型MEAがたわむおそれがある。そこで、両面突起をセパレータに嵌合する構成とすると、セパレータを挟んで隣り合うシールガスケットの突起同士が互いに干渉しあって、不具合が生じるおそれがある。
本発明は、セパレータを挟んで隣り合うシールガスケットの突起同士が互いに干渉せずにシールガスケット一体型MEAとセパレータとの位置決めができる燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池は、セパレータと、シールガスケット一体型膜電極接合体とが交互に積層され、シールガスケット一体型膜電極接合体は膜電極接合体とガスケットシール部とを備え、ガスケットシール部にはシールガスケット一体型膜電極接合体の両面側に伸びる突起部が少なくとも1つ形成され、セパレータは突起部が嵌合する凹部を備え、隣り合うシールガスケット一体型膜電極接合体の互いに対向する面において、突起部がシールガスケット一体型膜電極接合体に対して垂直な方向から見た場合に互いに重複しないように形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る燃料電池においては、突起部および凹部を用いて、セパレータおよびシールガスケット一体型膜電極接合体の位置決めができる。それにより、接着剤等によって位置決めする必要がなくなる。その結果、製造コストの低減化を図ることができる。また、隣り合うシールガスケット一体型膜電極接合体において突起部が形成されている部位が異なっていることから、突起部同士が互いに接触等による干渉をすることが防止される。
突起部は、シールガスケット一体型膜電極接合体のそれぞれに2つ形成されていてもよい。この場合、セパレータの撓みを抑制することができる。それにより、セパレータの高い平面度を実現することができる。また、セパレータおよびシールガスケット一体型膜電極接合体の位置決めの精度が向上する。突起部は、シールガスケット一体型膜電極接合体の2つの対角部のそれぞれに形成されていてもよい。この場合、突起部同士の距離が比較的大きくなる。それにより、セパレータの撓みを効果的に抑制することができるとともに、セパレータおよびシールガスケット一体型膜電極接合体の位置決めの精度が向上する。
隣り合うシールガスケット一体型膜電極接合体において、突起部が形成されている対角部が互いに異なっていてもよい。この場合、突起部同士が互いに接触等による干渉をすることが確実に防止される。また、セパレータは、内部に冷却媒体流路を備えていてもよい。
突起部は、ガスケットシール部と同じ材料から構成されていてもよい。この場合、突起部およびガスケットシールを同一工程において作製することができる。それにより、本発明に係る燃料電池の製造コストの低減化を図ることができる。また、突起部は、ガスケットシール部の弾性率よりも低い弾性率を有する材料から構成されていてもよい。この場合、突起部の変形を抑制することができる。それにより、セパレータおよびシールガスケット一体型膜電極接合体の位置決めの精度が向上する。
本発明によれば、セパレータを挟んで隣り合うシールガスケットの突起同士が互いに干渉せずにシールガスケット一体型膜電極接合体とセパレータとの位置決めができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る燃料電池100の概略図である。図1に示すように、燃料電池100は、セパレータ10とシールガスケット一体型MEA20とが交互に積層された構造を有する。セパレータ10は、カソード対向プレート11とアノード対向プレート13とによって、中間プレート12が挟持された構造を有する。セパレータ10を構成するこれら3枚のプレートは、ホットプレス等によって接合されている。
シールガスケット一体型MEA20は、MEA21およびガスケットシール部22を備える。MEA21は、プロトン導電性を備える電解質膜の両面に触媒層が形成された発電部24、発電部24下に形成されたガス拡散層23および発電部24上に形成されたガス拡散層25を備える。本実施例においては、MEA21の上面側がアノードとして機能し、MEA21の下面側がカソードとして機能する。
図2は、セパレータ10およびシールガスケット一体型MEA20の詳細について説明するための図である。図2(a)はカソード対向プレート11の模式的平面図であり、図2(b)はアノード対向プレート13の模式的平面図であり、図2(c)は中間プレート12の模式的平面図であり、図2(d)はシールガスケット一体型MEA20の模式的平面図である。
カソード対向プレート11は矩形の金属製のプレートである。この金属製プレートとしては、チタン、チタン合金、ステンレス等の表面に腐食防止のためのメッキ処理が施されたものを用いることができる。カソード対向プレート11は、例えば、0.15mm程度の厚さを有する。
図2(a)に示すように、カソード対向プレート11の各角部には、貫通孔31が形成されている。カソード対向プレート11においてMEA21と対向する部分(以下、発電領域Xと称する)は平面である。カソード対向プレート11の外周縁部には、燃料ガス供給マニホールド41a、燃料ガス排出マニホールド41b、酸化剤ガス供給マニホールド42a、酸化剤ガス排出マニホールド42b、冷却媒体供給マニホールド43aおよび冷却媒体排出マニホールド43bが形成されている。また、カソード対向プレート11には、複数の酸化剤ガス供給孔44aおよび複数の酸化剤ガス排出孔44bが形成されている。上記各マニホールドおよび上記各孔は、カソード対向プレート11を厚さ方向に貫通している。
アノード対向プレート13は、カソード対向プレート11と略同形状の矩形の金属製のプレートであり、カソード対向プレート11と同様の材料から構成される。アノード対向プレート13は、例えば、0.15mmの厚さを有する。図2(b)に示すように、アノード対向プレート13の各角部には、貫通孔31が形成されている。アノード対向プレート13における発電領域Xは平面である。
カソード対向プレート11と同様に、アノード対向プレート13の外周縁部には、燃料ガス供給マニホールド41a、燃料ガス排出マニホールド41b、酸化剤ガス供給マニホールド42a、酸化剤ガス排出マニホールド42b、冷却媒体供給マニホールド43aおよび冷却媒体排出マニホールド43bが形成されている。また、アノード対向プレート13には、複数の燃料ガス供給孔45aおよび複数の燃料ガス排出孔45bが形成されている。上記各マニホールドおよび上記各孔は、アノード対向プレート13を厚さ方向に貫通している。
中間プレート12は、カソード対向プレート11と同形状の矩形の金属製プレートであり、カソード対向プレート11と同様の材料から構成される。中間プレート12は、例えば、0.35mmの厚さを有する。図2(c)に示すように、中間プレート12の各角部には、貫通孔31が形成されている。
カソード対向プレート11と同様に、中間プレート12の外周縁部には、燃料ガス供給マニホールド41a、燃料ガス排出マニホールド41b、酸化剤ガス供給マニホールド42aおよび酸化剤ガス排出マニホールド42bが形成されている。また、中間プレート12には、一端が燃料ガス供給マニホールド41aに連通し、他端が燃料ガス供給孔45aに連通する複数の燃料ガス供給流路46aが形成されている。同様に、中間プレート12には、一端が燃料ガス排出マニホールド41bに連通し、他端が燃料ガス排出孔45bに連通する複数の燃料ガス排出流路46bが形成されている。
さらに、中間プレート12には、一端が酸化剤ガス供給マニホールド42aに連通し、他端が酸化剤ガス供給孔44aに連通する複数の燃料ガス供給流路46aが形成されている。同様に、中間プレート12には、一端が酸化剤ガス排出マニホールド42bに連通し、他端が酸化剤ガス排出孔44bに連通する複数の酸化剤ガス排出流路47bが形成されている。また、中間プレート12には、一端が冷却媒体供給マニホールド43aに連通し、他端が冷却媒体排出マニホールド43bに連通する複数の冷却媒体流路48が形成されている。上記各流路は、中間プレート12を厚さ方向に貫通している。
図2(d)に示すように、シールガスケット一体型MEA20は、MEA21の外周縁部にガスケットシール部22が接合された構造を有する。ガスケットシール部22は、例えば、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム等の樹脂材料から構成される。ガスケットシール部22は、金型のキャビティにMEA21の外周端部を臨ませて、上記樹脂材料を射出成形することによって作製される。この方法によれば、MEA21とガスケットシール部22とが隙間なく接合される。それにより、冷却媒体、酸化剤ガスおよび燃料ガスの接合部からの漏出を防止することができる。
シールガスケット一体型MEA20の4つの対角部のうち2つの対角部に位置するガスケットシール部22には、突起部32が形成されている。各突起部32は、4つの貫通孔31のうち2つに対応する位置に形成されている。各突起部32は、ガスケットシール部22と同様の材料から構成されている。それにより、突起部32およびガスケットシール部22を同一工程において作製することができる。その結果、燃料電池100の製造コストの低減化を図ることができる。
カソード対向プレート11と同様に、ガスケットシール部22には、燃料ガス供給マニホールド41a、燃料ガス排出マニホールド41b、酸化剤ガス供給マニホールド42a、酸化剤ガス排出マニホールド42b、冷却媒体供給マニホールド43aおよび冷却媒体排出マニホールド43bが形成されている。ガスケットシール部22は、上面および下面に当接する2枚のセパレータ10をシールしている。また、ガスケットシール部22は、MEA21の外周と各マニホールドの外周との間をシールしている。なお、図2(d)においては図を見やすくするために、ガスケットシール部22とセパレータ10との当接部を結ぶシール線SLを示している。
続いて、燃料電池100の動作の概要について説明する。まず、水素を含有する燃料ガスが燃料ガス供給マニホールド41aに供給される。この燃料ガスは、燃料ガス供給流路46aを介してMEA21のアノード側のガス拡散層25に供給される。燃料ガス中の水素は、発電部21の触媒層においてプロトンに変換される。変換されたプロトンは発電部21の電解質膜を伝導し、カソード側の触媒層に到達する。
一方、酸化剤ガス供給マニホールド42aには酸素を含有する酸化剤ガスが供給される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給流路47aおよびMEA21のカソード側のガス拡散層23を介して発電部21のカソード側の触媒層に供給される。その後、酸化剤ガス中の酸素とカソード側の触媒層に到達したプロトンとから水が発生するとともに電力が発生する。発生した電力は、セパレータ10を介して回収される。
冷却媒体供給マニホールド43aには冷却水等の冷却媒体が供給される。この冷却媒体は、冷却媒体流路48を流動して燃料電池100を冷却する。それにより、燃料電池100の温度を適切な温度に調整することができる。なお、冷却媒体流路48を流動した冷却媒体は、冷却媒体排出マニホールド43bを介して外部に排出される。また、発電に用いられなかった燃料ガスは、燃料ガス排出流路46bおよび燃料ガス排出マニホールド41bを介して外部に排出される。さらに、発電に用いられなかった酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出流路47bおよび酸化剤ガス排出マニホールド42bを介して外部に排出される。
続いて、突起部32と貫通孔31との関係についての詳細を説明する。図3は、突起部32と貫通孔31との位置関係について説明するための図である。図3(a)は燃料電池100の模式的な分解斜視図である。図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。ここで、本実施例の説明のため、セパレータ10を介して交互に積層されるシールガスケット一体型MEA20に、20aおよび20bのように区別して符号を付す。また、シールガスケット一体型MEA20aにおいて形成されている突起部を32aとし、シールガスケット一体型MEA20bにおいて形成されている突起部を32bとする。なお、図3(a)においては、図2で説明したマニホールド等は省略してある。
図3(a)に示すように、セパレータ10の各角部には貫通孔31が形成されている。シールガスケット一体型MEA20aの4つの角部のうち対角をなす2つの角部のそれぞれの両面には、突起部32aが形成されている。また、シールガスケット一体型MEA20bの4つの角部のうち、シールガスケット一体型MEA20aにおいて突起部32aが形成されていない角部に対応する角部のそれぞれの両面に、突起部32bが形成されている。突起部32a,32bは、貫通孔31に嵌合している。
この場合、突起部32aおよび貫通孔31を用いて、セパレータ10およびシールガスケット一体型MEA20aの位置決めができる。突起部32bおよび貫通孔31を用いて、セパレータ10およびシールガスケット一体型MEA20bの位置決めができる。それにより、接着剤等によって位置決めする必要がなくなる。その結果、製造コストの低減化を図ることができる。また、各シールガスケット一体型MEAの対角をなす角部に上記突起部が形成されていることから、位置決めのための突起部同士の距離が比較的大きくなる。それにより、セパレータ10の撓みを抑制することができる。それにより、セパレータ10の高い平面度を実現することができる。また、セパレータ10およびシールガスケット一体型MEA20a,20bの位置決めの精度が向上する。
また、図3(b)に示すように、シールガスケット一体型MEA20aおよびシールガスケット一体型MEA20bにおいて形成されている突起部32a,32bの位置が異なっている。すなわち、シールガスケット一体型MEA20aに対して垂直をなす方向から見た場合に、突起部32aと突起部32bとが互いに重複しない。この場合、突起部32aおよび突起部32が互いに接触等による干渉をすることが防止される。本発明は、厚みのあるセパレータを用いる燃料電池においても効果を発揮するが、本実施例のように薄板化されたセパレータを用いる燃料電池において特に効果を発揮する。したがって、本発明は、小型化された燃料電池において特に効果を発揮する。
なお、本実施例においては突起部32はガスケットシール部22と同様の材料から構成されているが、突起部32はガスケットシール部22よりも弾性率の高い硬質ゴム等の材料から構成されていてもよい。この場合、突起部32の変形を抑制できる。それにより、セパレータ10およびシールガスケット一体型MEA20の位置決め精度がさらに向上する。この場合の突起部32は、図4に示すように、射出成形によって形成されたガスケットシール部22に硬質ゴム等を貫通させることによって配置させることができる。
図5は、突起部32a,32bが形成されている位置の他の例を示す図である。図5に示すように、シールガスケット一体型MEA20aにおいては、対向する2側部のそれぞれの中央部の両面に突起部32aが形成されている。シールガスケット一体型MEA20bにおいては、突起部32aが形成されていない側部のそれぞれの中央部の両面に突起部32bが形成されている。セパレータ10においては、各側部において突起部32a,32bに対応する位置に貫通孔31が形成されている。この場合、突起部32aと突起部32bとが互いに干渉することなく、セパレータ10とシールガスケット一体型MEA20a,20bとを位置決めすることができる。
図6は、突起部32a,32bが形成されている位置のさらに他の例を示す図である。図6に示すように、シールガスケット一体型MEA20aにおいては、一端側の2つの角部のそれぞれの両面に突起部32aが形成されている。シールガスケット一体型MEA20bにおいては、他端側の2つの角部のそれぞれの両面に突起部32bが形成されている。セパレータ10においては、各角部において突起部32a,32bに対応する位置に貫通孔31が形成されている。この場合、突起部32aと突起部32bとが互いに干渉することなく、セパレータ10とシールガスケット一体型MEA20a,20bとを位置決めすることができる。
図7は、本発明の第2実施例に係る燃料電池100aについて説明するための図である。燃料電池100aが図1の燃料電池100と異なる点は、各シールガスケット一体型MEA20の両面において形成されている突起部32が1つである点である。以下、詳細を説明する。図7(a)は燃料電池100aの模式的な分解斜視図であり、図7(b)は図7(a)のB−B線断面図である。
図7(a)に示すように、シールガスケット一体型MEA20aにおいては、4つの角部のうち1つの角部の両面に突起部32aが形成されている。シールガスケット一体型MEA20bにおいては、突起部32aが形成されている角部の対角の角部の両面に突起部32bが形成されている。セパレータ10においては、突起部32a,32bに対応する角部に貫通孔31が形成されている。この場合、図7(b)に示すように、突起部32aと突起部32とが互いに干渉することなくセパレータ10とシールガスケット一体型MEA20a,20bとを位置決めすることができる。また、突起部32a,32bの数が少ないことから、燃料電池100aの製造コストを低減させることができる。
図8は、本発明の第3実施例に係る燃料電池100bの模式的な分解斜視図である。燃料電池100bが図1の燃料電池100と異なる点は、各シールガスケット一体型MEA20の両面において形成されている突起部32が3つである点である。以下、詳細を説明する。
図8に示すように、シールガスケット一体型MEA20aにおいては、一端側の2つの角部のそれぞれの両面と他端側の側部中央部の両面とに突起部32aが形成されている。シールガスケット一体型MEA20bにおいては、他端側の2つの角部のそれぞれの両面と一端側の側部中央部の両面とに突起部32bが形成されている。セパレータ10においては、突起部32a,32bに対応する角部に貫通孔31が形成されている。この場合、突起部32aと突起部32とが互いに干渉することなく、セパレータ10とシールガスケット一体型MEA20とを位置決めすることができる。また、セパレータ10に形成される貫通孔が6個になることから、セパレータ10とシールガスケット一体型MEA20との位置決めの精度が向上する。
以上、上記各実施例において説明したように、ガスケットシール部22においてシールガスケット一体型MEA20の両面に延びる突起部が少なくとも1つ形成され、セパレータ10に突起部32が嵌合する貫通孔31が形成され、隣り合うシールガスケット一体型MEA20において突起部32が形成されている部位が異なっていれば、本発明の効果が得られる。なお、上記各実施例において貫通孔31が突起部32に嵌合しているが、貫通孔31の代わりに形成された凹部に突起部32が嵌合していてもよい。
本発明の第1実施例に係る燃料電池の概略図である。 セパレータおよびシールガスケット一体型MEAの詳細について説明するための図である。 突起部と貫通孔との位置関係について説明するための図である。 突起部の他の例について説明するための図である。 突起部が形成されている位置の他の例を示す図である。 突起部が形成されている位置のさらに他の例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る燃料電池について説明するための図である。 本発明の第3実施例に係る燃料電池について説明するための図である。
符号の説明
10 セパレータ
11 カソード対向プレート
12 中間プレート
13 アノード対向プレート
20,20a,20b シールガスケット一体型MEA
21 MEA
22 ガスケットシール部
31 貫通孔
32,32a,32b 突起部

Claims (7)

  1. セパレータと、シールガスケット一体型膜電極接合体とが交互に積層され、
    前記シールガスケット一体型膜電極接合体は、膜電極接合体とガスケットシール部とを備え、
    前記ガスケットシール部には、前記シールガスケット一体型膜電極接合体の両面側に伸びる突起部が少なくとも1つ形成され、
    前記セパレータは、前記突起部が嵌合する凹部を備え、
    隣り合う前記シールガスケット一体型膜電極接合体の互いに対向する面において、前記突起部がシールガスケット一体型膜電極接合体に対して垂直な方向から見た場合に互いに重複しないように形成されていることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記突起部は、前記シールガスケット一体型膜電極接合体のそれぞれに2つ形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記突起部は、前記シールガスケット一体型膜電極接合体の2つの対角部のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項2記載の燃料電池。
  4. 隣り合う前記シールガスケット一体型膜電極接合体において、前記突起部が形成されている対角部が互いに異なることを特徴とする請求項3記載の燃料電池。
  5. 前記セパレータは、内部に冷却媒体流路を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池。
  6. 前記突起部は、前記ガスケットシール部と同じ材料から構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池。
  7. 前記突起部は、前記ガスケットシール部の弾性率よりも高い弾性率を有する材料から構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池。
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