JP4950826B2 - 非接触回転角センサ - Google Patents

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Description

本発明は、各種機器の回転角を検出し、或いは自動変速機の変速操作に連動する被検出側回転体の回転量等を回転角として検出することなどに供される非接触回転角センサに関する。
従来の非接触回転角センサとしては、例えば特開2003−269992号公報に記載されたようなものがある。この非接触回転角センサは、ケースの内部を隔壁により二つの空間に分離することでケースの一方の空間に回転機構部を収容し、同他方の空間に電気回路部を配置している。電気回路部を収容するケースの一方の空間は、第2の蓋体で閉じられ、ケースと第2の蓋体との間を少量の樹脂やOリング等で封止するようにしている。
従って、ケースの他方の空間に配置された電気回路部を、第2の蓋体及びOリング等により封止することができる。
しかし、このような構造では、回転機構部を収容したケースの一方の空間に水等が溜まりやすく、溜まった水等の蒸発により電気回路部が湿気等に晒され、耐久性や検出精度を損ない易いという問題がある。また、封止用の樹脂やOリングを必要とすると共に、被検出側回転体がケースの中心部を貫通するような構造には適用できないという問題もある。
特開2003−269992号公報
解決しようとする問題点は、回転機構部を収容したケースの一方の空間に水等が溜まりやすく、耐久性や検出精度を損ない易く、また、封止用の樹脂やOリングを必要とすると共に、被検出側回転体が中心部を貫通するような構造には適用できない点である。
本発明は、内部に水が溜まり難くして耐久性や検出精度を損なわないようにすると共に、封止用の樹脂やOリングを必要とせず、且つ被検出側回転体が中心部を貫通するような構造にも適用可能とするため、外周部に磁気発生体を備え被検出側回転体に結合されて一体に回転する検出軸部と、前記検出軸部の回りに同心状に配置された絶縁性のハウジング本体及びこのハウジング本体の上部を覆うカバーからなり前記検出軸部との間に隙間を有して固定側となるハウジングとを備え、前記ハウジング本体の上部に形成され前記カバーで覆われた基板配置部に、回路基板を収容し、前記磁気発生体を非接触で感知し前記回路基板に検出信号を出力する検出体を、前記ハウジング本体に支持した非接触回転角センサであって、前記ハウジング本体側の内周に、前記基板配置部の内周側に位置し前記カバーへ向けて立ち上がる本体側防水面を周回状に設け、前記本体側防水面は、前記ハウジング本体側の上下に渡って前記検出軸部の外周部に対し隙間を有し、前記カバーの下面に、前記本体側防水面の上部内周に対向配置されるカバー側防水面を周回状に設け、前記検出軸部とハウジング及び本体側防水面との間の隙間によりハウジング上下間を貫通する水抜き路を形成したことを最も主要な特徴とする。
本発明は、外周部に磁気発生体を備え被検出側回転体に結合されて一体に回転する検出軸部と、前記検出軸部の回りに同心状に配置された絶縁性のハウジング本体及びこのハウジング本体の上部を覆うカバーからなり前記検出軸部との間に隙間を有して固定側となるハウジングとを備え、前記ハウジング本体の上部に形成され前記カバーで覆われた基板配置部に、回路基板を収容し、前記磁気発生体を非接触で感知し前記回路基板に検出信号を出力する検出体を、前記ハウジング本体に支持した非接触回転角センサであって、前記ハウジング本体側の内周に、前記基板配置部の内周側に位置し前記カバーへ向けて立ち上がる本体側防水面を周回状に設け、前記本体側防水面は、前記ハウジング本体側の上下に渡って前記検出軸部の外周部に対し隙間を有し、前記カバーの下面に、前記本体側防水面の上部内周に対向配置されるカバー側防水面を周回状に設け、前記検出軸部とハウジング及び本体側防水面との間の隙間によりハウジング上下間を貫通する水抜き路を形成した。
従って、検出軸部とカバーとの間から浸入した水等が回路基板の基板配置部へ至るのを対向配置された本体側防水面及びカバー側防水面により阻止され、この浸入した水等がハウジング上下間を連通する水抜き路を通って排出され、内部に水が溜まり難くすることができる。
しかも、封止用の樹脂やOリングを必要とせず、且つ被検出側回転体がハウジングの中心部を貫通するような構造にも適用することが可能である。
内部に水が溜まり難くして耐久性や検出精度を損なわないようにすると共に、封止用の樹脂やOリングを必要とせず、且つ被検出側回転体が中心部を貫通するような構造にも適用可能とするという目的を、本体側防水面及びカバー側防水面の対向配置により実現した。
図1は、本発明の実施例1に係る非接触回転角センサの分解斜視図、図2は、同平面図、図3は、同概略半断面図、図4は、溝部周辺を示す要部拡大断面図である。
図1〜図3のように、この非接触回転角センサ1は、自動車の自動変速機の変速操作に連動する被検出側回転体の回転量を回転角として検出するものであり、検出軸部3とハウジング5とを備えている。
前記検出軸部3は、本実施例において中空に形成され、軸心部に二面幅の嵌合穴7を有し、中間の外周部に大径部9が形成され、この大径部9に、磁気発生体として磁石11が取り付けられている。大径部9は、磁石11よりも下側の外周面9aが、磁石11の外周面11aよりも小径に形成され、磁石11よりも上側の外周面9bが、磁石11の外周面11aと同径に形成されている。
磁石11は、樹脂及び金属粉で成形されたプラスチック・マグネットが用いられ、錆を防止している。この磁石11は、大径部9に圧入、接着による嵌め込み、一体的な成形などにより固定されている。嵌合穴7は、前記自動変速機の変速操作量に応じて回転する被検出側回転体13に結合され、検出軸部3は、被検出回転体13と共に一体に回転する。
前記ハウジング5は、検出軸部3の回りに同心状に配置され、ハウジング本体15及びカバー17からなっている。
前記ハウジング本体15は、樹脂などで形成された絶縁性であり、検出体としてホール素子、ホールIC等の磁電変換素子19が固定配置されている。磁電変換素子19は、磁石11を非接触で感知し、磁気力を電圧等に電気変換して回路基板29へ出力する。
ハウジング本体15は、固定側21に固定支持される構成であり、底面に固定側21に嵌入し回り止め及び被検出側回転体13との相対的な位置決めを行う突起23が設けられている。なお、固定側21は、車体側のセンサ用受け部、マニュアル・シャフトの受け部、基板の受け部、コネクタなどであり、例えば亜鉛ダイキャストで形成されている。
ハウジング本体15の底部内周には、前記検出軸部3の大径部9の下側に間隔24を有して対向するフランジ部25を備えている。フランジ部25と検出軸部3の外周面との間には、隙間が形成され、水、汚染ガス等の流体を流通させ得る流通口26となっている。この流通口26は、間隔24に連通している。
ハウジング本体15の上部には、凹状の基板配置部27が周回状に形成され、基板配置部27に回路基板29が取り付けられている。この回路基板29に、前記磁電変換素子19が導通接続されている。ハウジング本体15の外部には、回路基板29に導通接続された外部端子31が設けられ、外部機器に接続可能となっている。
前記ハウジング本体15の上部には、嵌合受け壁部33が設けられ、この嵌合受け壁部33の外面部に、カバー17を受ける嵌合用の段付き部35が形成されている。
図3、図4のように、前記基板配置部27の内周側に位置して、防水壁37が周回状に設けられている。防水壁37は、ハウジング本体15に一体に形成され、カバー17へ向けて立ち上がっている。
ハウジング本体15及び防水壁37の内周は、連続した周回状の本体側防水面39となっている。本体側防水面39は、防水壁37の内周においては、回路基板29の基板配置部27の内周側に位置して前記カバー17へ向けて立ち上がる構成となり、ハウジング本体15の内周においては、前記検出軸部3の外周部である大径部9に対して隙間を有し前記ハウジング本体15の上下に渡り、フランジ部25に至っている。
前記カバー17は、本実施例において樹脂などで成形された絶縁性であり、前記基板配置部27の上部側を覆うようにハウジング本体15に取り付けられている。カバー17には、外周に嵌合壁部40が形成され、前記ハウジング本体15の嵌合受け壁部33の外側に嵌合している。嵌合壁部40は、段付き部35に突き合わされ、カバー17の外周面がハウジング本体15の外周面と段差無く構成されている。嵌合受け壁部33及び嵌合壁部40間等は、接着、熔着等により密閉状に固定することができる。
カバー17の径方向中間部の下面には、下向きの溝部41が周回状に形成されている。溝部41は、前記防水壁37を嵌合配置させている。溝部41には、径方向外側へ向いたカバー側防水面43が周回状に形成され、本体側防水面39の上部内周に対向配置されている。
カバー17の内周部45は、前記フランジ部25と対称的に前記検出軸部3の大径部9の上側に間隔47を有して対向している。
カバー17の内周部45と検出軸部3の外周面との間には、隙間が形成され、水、汚染ガス等の流体を流通させ得る流通口48となっている。この流通口48は、間隔47に連通している。
流通口48の径方向の寸法は、本体側防水面39とカバー側防水面43との間の隙間よりも大きく設定されている。前記流通口26の径方向の寸法、検出軸部3の大径部9及び本体側防水面39間の寸法も、本体側防水面39とカバー側防水面43との間の隙間よりも大きく設定されている。
そして、前記検出軸部3とハウジング5との間の隙間である流通口48,26、間隔47,24、及び検出軸部3の大径部9と本体側防水面39との間の隙間によりハウジング5上下間を貫通する水抜き路Dを形成した。
なお、流通口48,26は、本実施例においてカバー17と検出軸部3との間の隙間、ハウジング本体15のフランジ部25と検出軸部3との間の隙間を利用して構成しているが、特別な流通口として前記隙間とは別に形状、大きさを設定することもできる。
[回転角検出]
自動変速機の変速操作に応じて被検出側回転体13が回転すると、検出軸部3が一体に回転する。この回転により、磁電変換素子19に対し磁石11が相対回転するから磁電変換素子19が電気変換する電圧等が変化する。
この電圧等の変化が回路基板29に出力され、回転角検出により自動変速機の変速位置等を検出することができる。
[防水]
本発明実施例の非接触回転角センサ1は、前記のように形成されたハウジング5上下間を貫通する水抜き路Dを有している。
図3,図4の矢印のように、水等が検出軸部3とカバー17との間の流通口48から浸入すると、水抜き路Dの間隔47に至る。間隔47へ至った水等は、大径部9の外周側へ移動する。
大径部9の外周側では、間隔47の上部で本体側防水面39及びカバー側防水面43が近接して対向配置されているから、水等が大径部9の外周側から基板配置部27へ至るのを阻止することができる。
従って、大径部9の外周側に至った水等は、本体側防水面39にガイドされて検出軸部3の大径部9と本体側防水面39との間で水抜き路Dを下降し、フランジ部25上に至る。
この場合、大径部9の磁石11よりも下側の外周面9aと本体側防水面39との間隔が、その上部側の間隔よりも広がっているため、流路抵抗を減少させ、水等の下降移動を促すことができる。
フランジ部25上に至った水等は、フランジ部25及び大径部9間の間隔24を通り、検出軸部3及びハウジング本体15下部側であるフランジ部25間の流通路26から矢印のように排出させることができる。
このようにして、ハウジング5内に浸入した水等を、ハウジング5上下間を貫通する水抜き路Dにより外部へ排出させることができる。
特に、流通口48,26の径方向の寸法及び検出軸部3の大径部9と本体側防水面39との間の寸法は、本体側防水面39とカバー側防水面43との間の隙間よりも大きく設定されているため、本体側防水面39とカバー側防水面43との間の流路抵抗より流通口48,26及び検出軸部3の大径部9と本体側防水面39との間の流路抵抗が小さく、浸入した水等の排出を確実に行い、回路基板29側へ移動するのを確実に抑制することができる。
水等が流通口26側から浸入したときも、経時的に同様に排出される。
汚染ガス等が、流通口48,26から検出軸部3及びハウジング5間に浸入したときも、同様に外部へ排出される。
[実施例1の効果]
本発明実施例1は、外周部に磁気発生体として磁石11を備え被検出側回転体13に結合されて一体に回転する検出軸部3と、前記検出軸部3の回りに同心状に配置された絶縁性のハウジング本体15及びこのハウジング本体15の上部を覆うカバー17からなり前記検出軸部3との間に隙間を有して固定側となるハウジング5とを備え、前記ハウジング本体15の上部に形成され前記カバー17で覆われた基板配置部27に、回路基板29を収容し、前記磁石11を非接触で感知し前記回路基板29に検出信号を出力する検出体としての磁電変換素子19を、前記ハウジング本体15に支持した非接触回転角センサ1であって、前記ハウジング本体15側の内周に、前記基板配置部27の内周側に位置し前記カバー17へ向けて立ち上がる本体側防水面39を周回状に設け、前記本体側防水面39は、前記ハウジング本体15側の上下に渡って前記検出軸部3の外周部に対し隙間を有し、前記カバー17の下面に、前記本体側防水面39の上部内周に対向配置されるカバー側防水面43を周回状に設け、前記検出軸部3とハウジング5及び本体側防水面39との間の隙間によりハウジング5上下間を貫通する水抜き路Dを形成した。
従って、検出軸部3とカバー17との間から浸入した水等が回路基板29の基板配置部27へ至るのを対向配置された本体側防水面39及びカバー側防水面43により阻止され、この浸入した水等がハウジング5上下間を連通する水抜き路Dを通って排出される。
このため、検出軸部3とハウジング5との間に浸入した水等が溜まり難く、回路基板29等が浸入した水等に浸かること、水の蒸発による湿気、汚染ガスに曝されることが抑制される。こうして、回路基板29等の酸化、劣化が抑制され、検出精度を維持すると共に耐久性を向上させることができる。
また、上記のように検出軸部3とハウジング5との間に水等が残存し難く、回路基板29等が発熱し内部に温度差を生じても結露を起こし難くすることができ、かかる点からも回路基板29等の酸化、劣化が抑制され、検出精度を維持すると共に耐久性を向上させることができる。
しかも、封止用の樹脂やOリングを必要とせず、且つ被検出側回転体13がハウジング5の中心部を貫通するような構造にも適用することが可能である。
検出軸部3とハウジング5との間に、Oリング等の摺接によるシール部材が介設されず、非接触構造であるから、検出軸部3の機械的摩耗を防止し、回転作動トルクの軽減、回転角検出精度向上を図ることができる。
前記本体側防水面39は、前記ハウジング本体15から一体に立ち上げ形成された防水壁37及びハウジング本体15の内周に形成された。
このため、部品点数が抑制され、組み付け、部品管理を容易にすることができる。
図5〜図7は、本発明の実施例2に係り、図5は、非接触回転角センサの概略半断面図、図6は、溝部周辺を示す要部拡大断面図、図7は、溝部周辺を示す要部拡大断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成には、同符号又は同符号にAを付して要部を説明し、重複した説明は省略する。
本実施例2の非接触回転角センサ1Aは、本体側防水面39Aを、ハウジング本体15Aに別体で組み付けられた金属製又は樹脂製の円管体49の内周に形成した。円管体49は、ハウジング本体15Aの内周側に上下に渡って設けられている。
図5,図6のように、カバー側防水面43は、実施例1と同様にカバー17の溝部41に形成され、この溝部41に、円管体49の上端部51が径方向の隙間有りで嵌合配置されている。円管体49の上端部51において、本体側防水面39Aは、カバー側防水面43に当接し、隙間が無くなっている。但し、本体側防水面39Aは、カバー側防水面43に対し隙間有りで近接して対向配置させることもできる。
図5、図7のように、前記ハウジング本体15Aの下部には、上向きの溝部53が周回状に設けられている。この溝部53に、円管体49の下端部55が径方向に隙間有りで配置されている。円管体49の下端は、溝部53内に嵌合して密着し、径方向の一定以上の動きが規制されている。この規制により、円管体49が、磁石11と接触するのを防止できる。
ハウジング本体15Aのフランジ部25Aは、溝部53の上端より低く形成され、上方から移動する水等がフランジ部25A側へ移動し易くなっている。
円管体49は、ハウジング本体15A及びカバー17の双方に別体で組み付けられるものである。組み付けに際しては、ハウジング本体15Aの溝部53に円管体49の下端部55を載置嵌合させるように配置する。次いで、ハウジング本体15Aにカバー17を組み付けることで、円管体49の上端部51を溝部41に図5,図6のように嵌合配置させることができる。
水等の浸入に対しては、本体側防水面39A及びカバー側防水面43の当接により、基板配置部27側への水等の移動を阻止することができる。また、溝部41に対する円管体49の上端部51の嵌合配置により、基板配置部27側への水等の移動をより確実に阻止することができる。
溝部53では、円管体49の下端が溝部53上に載置当接されているから、この部分において水等が円管体49の外周側へ移動することが阻止され、フランジ部25A側への円滑な移動を促し、実施例1同様に排出させることができる。
従って、本実施例2においても、実施例1と同様な防水機能を奏することができる。
また、本実施例2では、円管体49を組み込む簡単な構造により、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
なお、円管体49は、ハウジング本体15の樹脂成形時に予め一体的に成形し、或いはカバー17の樹脂成形時に予め一体的に成形することができる。
非接触回転角センサの分解斜視図である(実施例1)。 非接触回転角センサの底面図である(実施例1)。 非接触回転角センサの概略半断面図である(実施例1)。 溝部周辺を示す要部拡大断面図である(実施例1)。 非接触回転角センサの概略半断面図である(実施例2)。 溝部周辺を示す要部拡大断面図である(実施例2)。 溝部周辺を示す要部拡大断面図である(実施例2)。
符号の説明
1,1A 非接触回転角センサ
3 検出軸部
5 ハウジング
9 大径部(検出軸部の外周部)
11 磁石(磁気発生体)
13 被検出側回転体
15,15A ハウジング本体
17 カバー
19 磁電変換素子
21 固定側
27 基板配置部
26,48 流通口
29 回路基板
39,39A 本体側防水面
43 カバー側防水面
D 水抜き路

Claims (4)

  1. 外周部に磁気発生体を備え被検出側回転体に結合されて一体に回転する検出軸部と、
    前記検出軸部の回りに同心状に配置された絶縁性のハウジング本体及びこのハウジング本体の上部を覆うカバーからなり前記検出軸部との間に隙間を有して固定側となるハウジングとを備え、
    前記ハウジング本体の上部に形成され前記カバーで覆われた基板配置部に、回路基板を収容し、
    前記磁気発生体を非接触で感知し前記回路基板に検出信号を出力する検出体を、前記ハウジング本体に支持した非接触回転角センサであって、
    前記ハウジング本体側の内周に、前記基板配置部の内周側に位置し前記カバーへ向けて立ち上がる本体側防水面を周回状に設け、
    前記本体側防水面は、前記ハウジング本体側の上下に渡って前記検出軸部の外周部に対し隙間を有し、
    前記カバーの下面に、前記本体側防水面の上部内周に対向配置されるカバー側防水面を周回状に設け、
    前記検出軸部とハウジング及び本体側防水面との間の隙間によりハウジング上下間を貫通する水抜き路を形成した、
    ことを特徴とする非接触回転角センサ。
  2. 請求項1記載の非接触回転角センサであって、
    前記検出軸部とハウジング本体及びカバーとの間に、前記水抜き路に連通しハウジング外部との間で流体を流通させ得る流通口を設けた、
    ことを特徴とする非接触回転角センサ。
  3. 請求項1又は2記載の非接触回転角センサであって、
    前記本体側防水面は、前記ハウジング本体から一体に立ち上げ形成された防水壁及びハウジング本体の内周に渡って形成された、
    ことを特徴とする非接触回転角センサ。
  4. 請求項1記載の非接触回転角センサであって、
    前記本体側防水面は、前記ハウジング本体及びカバーの双方に別体で組み付けられ、ハウジング本体の内周側に上下に渡って設けられた円管体の内周に形成された、
    ことを特徴とする非接触回転角センサ。
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