JP4949445B2 - 傾斜楕円断面のフックを有する鈎針 - Google Patents

傾斜楕円断面のフックを有する鈎針 Download PDF

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Description

本発明はループ形成機および編機用の針に関し、特に丸編機用の鈎針に関する。
丸編機用の鈎針は基本的には周知である。この鈎針は長手の軸部を有し、その一端にフックがある。フックは糸を拾い上げ、ステッチ(編目)を形成する際には、前以って軸部上に配置したステッチにその糸を潜らせて引き込むように配設されている。拾い上げた糸をフックに取り込むために、例えば、軸部やスライダなどに回動可能に支持されたラッチなどの追加手段を設けることも可能である。
編み込み操作がステッチの列に順次行われる場合には、ステッチ形成の過程でいわゆるロビングバック効果(robbing−back effect)がみられることがある。編み込み中の編針は、拾い上げた糸を軸部上にある一段前のステッチを潜らせて引き込み、その結果として糸を引っ張る。半ステッチが形成され、それによってフックの両側にタックループが配置される。1つのタックループは供給される糸に伝わり、もう一方のタックループは隣の、その直前に形成された半ステッチに伝わる。この編み込み操作に関しては、新しい半ステッチが形成されるとき、直前に形成された半ステッチから糸が引っ張られやすく、これが前の半ステッチのサイズの減少に繋がる。この効果は“ロビングバック効果”と呼ばれ、望ましくないものである。
これに鑑み本発明は、ロビングバック効果を左右する編機用の針を提供することを目的とする。
本発明によれば、この目的は、中心軸に対して非対称に構成されたフックを有する編機用針によって達成される。これを実現するために、フックは少なくとも一部分において卵形断面を有し、この断面が針の横断方向に対して傾斜するように配向される。フック先端を含む長手方向の中心面(center plane)に対して本質的に対称的な断面を、このように傾斜させることによって、フック断面の上記の非対称性が実現可能となる。
半ステッチが形成されたとき、この非対称性によって、フックに把持された糸の曲率がフックの両側で異なるという効果がもたらされる。ステッチ形成の開始時には、この卵形で傾斜したフック断面のせいで最初はループの廻り込みが緩やかで、その結果フックと糸との間の摩擦力が小さい。その結果として、ステッチ形成操作が最初は特に緩やかで糸にとって負荷が小さい。追加で後続する糸はフックによってたやすく引き出される。糸の卵形断面の長軸が、供給される糸とほぼ平行に配置(align)している場合、すなわち卵形断面の長軸と針移動の横断方向とに対する角度が糸の供給方向に対して開いている場合には、ステッチ形成操作が促進されてロビングバック効果が減少する。
しかし、フック断面の非対称性は、必要があれば、たとえば特に非常に密な編物を作ろうとする場合などに、ロビングバック効果を増やすようにも利用することができる。
本発明による針は、好ましくは、丸編機によくあるような非対称構成のカムアセンブリを有する編機に利用される。そのような非対称カムアセンブリを有する丸編機は、一方向回転操作用としてのみ設計される。ニードルシリンダあるいはダイアルによって保持された編針は、カムアセンブリの制御カムを介して、常に所定の針の横断方向へ移動する。ステッチ形成は常にこの同一の方向で起きる。糸は常に同一の側から供給される。例えば、編機シリンダが、上から見て反時計方向へ回転するとすれば、垂直断面から見たフックの卵形断面は長軸が水平から時計方向に回転している、つまり長軸が右方向に下がっている。
本発明に従って、フックの細長い卵形断面を斜めに配置すれば、糸とフック表面との間の糸方向へのループ摩擦を所望の分布とすることができる。編針が針溝に深く引き込まれるほど、全体のループの廻り込み量は大きくなり、結果としてループ摩擦が増す。その際に、卵形のフック断面を斜めに配置することによって、既に編地となっている側に保持されている糸の端の方が、糸の供給元に繋がっている糸の自由端に比べてより大きなループ摩擦を受ける。こうなるために、卵形断面の長軸が、既に形成された編地の側から見て上り勾配に配置される。糸の供給元に向かってループ摩擦が低く、既に形成された編地の方向に向かってループ摩擦が大きいために、編針は好ましくはセットアップの糸を形成しようとするステッチに引き込み、既にできている隣接するステッチの側には弱い力での引っ張りを維持する。こうして、ロビングバック効果は軽減された。
前述したように、所望であれば、この卵型断面を反対方向に傾斜させることによってロビングバック効果を強めることもできる。
卵形断面は2つの軸で特徴づけられる。1つの軸は断面の最大の径を有し、もう1つは断面の最小の径を有する。最大の径を表す第1の軸が、針の横断方向に対して傾斜するように配置される。針の横断方向とは、編機用針の軸部と直交する方向であり、従って、針の長手方向と直交する。針の長手方向は、編機用針の軸部の長手方向に一致する。好ましくは、軸部は直線になるように構成される。すなわち特に、フックが横方向に曲げられたり中心を外したり、つまり他のいかなる形であれ針の長手方向から外れるように曲げられない。言い換えれば、長手方向の中心面が存在して、この面上に針の先端からフックおよび軸部に至る中心線が配置される。
第1の軸と編針の横断方向とがなす鋭角αは好ましくは20°と40°の間の範囲にあり、より好ましくは30°である。結果的に、編機用針の大部分の用途を考えると第1の軸は糸に対して基本的に平行に配置され、そうして所望の摩擦条件を作り出す。鋭角αはフックに沿って変化してもよいし一定であってもよい。鋭角αがフック断面に沿って一定であれば、多くの用途において所望の効果を出すことができる。しかしこの鋭角を、フックヘッドと見なし得るフックの先端に近い領域と、針胸部傾斜領域に近いフックの先端から離れた領域とで違う大きさにすることも効果的である。例えば、ニードルヘッドでの鋭角αを約30°とし、その他の場所での角度がそれより小さいか、場合によっては所望により大きくしてもよい。
好ましくは、非対称フック断面の断面積がフック先端に向かって小さくなっていく。所望によっては、この断面積が数か所においてフックの断面積と同一となるように構成されてもよい。
非対称断面は楕円断面で構成されてもよい。上述したように、楕円の第1の軸(長軸)が中心面に対する針の横断方向に対して傾斜位置となっているために非対称となる。しかし、楕円断面そのものは対称的な形状をしている。楕円形状は第1の軸に対しても第2の軸に対しても対称的である。さらに、楕円中心に対して点対称である。
しかし、卵形断面が低い対称性を示してもよい。例えば、この断面が卵形状であれば本質的に非対称である。
本発明の更なる利点の詳細、あるいはその他の状況は、請求項、明細書、もしくは図面で述べられる。その際に、図面および明細書は、諸状況と共に本発明の主要要素の説明に限定されるものである。図面は例示的実施形態の説明を補足する。
編み込みの操作を説明するために、丸編機の詳細を概略的に示す透視図である。 図1の編機の編機用針の詳細を示す透視図である。 図2の編機用針の側立面図である。 図3の線IV−IVに沿った、編機用針の断面図である。 編み込み操作中の2本の針を示す図であり、フックは図3の線IV−IVに沿った断面を示す図である。 編み込みプロセスのさまざまなステップにおける、楕円断面フックを有する編機用針のルーピング状態を示す概略図である。 編み込み操作のさまざまなステップにおける、卵形断面フックを有する編機用針のルーピング状態を示す図である
図1に丸編機1の詳細を示す。この編機は編機シリンダ2を備え、その中に本発明による編機用針3が配列される。区別のために、編機用針3にはインデックスa、b、c、dを付す。編機用針3aから3eはそれぞれ同一の構造を有する。従って、以下では編機用針3aから3eの1つを説明する場合に、その同一針の参照には符号3を一般的に使用する。
丸編機1のニードルシリンダ2は針溝4a〜4eを備え、これらのチャネルは編機シリンダの胴体表面に沿って垂直に配列され、編機用針3がそれぞれの針の長手方向にスライドできる。針の長手方向は、図1の垂直方向と一致する。それぞれの編機用針3を動かすためにカムアセンブリ5が設けられ、このカムアセンブリは少なくとも1つの制御カム6を備えていて、編針3の脚部8(8a〜8e)が制御カムの曲面7に沿ってスライドして、編機用針3に長手方向の動きを与える。カムアセンブリ5が非動作位置にある間、矢印9の方向、すなわち図1に例示した実施形態では反時計方向、に編機2が回転する。編機シリンダ2の移動方向は固定されていて、動作中は一定に保たれる。この事実を利用して制御カム6は編機用針3の動きに最適化され、非対称構成となっている(すなわち、その上り面の1つは、その下り面とは異なっている)。編機用針は、編機に糸11を連続的に供給して製造される編地10を支える。編機シリンダ2およびそれに伴って編機用針3が回転している間中、糸は固定位置から供給される。
図2は1つの編機用針3の機構部分を示したものである。明らかなように編機用針3は、矢印で示した長手方向Lに平行に伸びる直線的な軸部12を有し、この軸部には少なくとも1つの脚部8(図示せず)が形成されている。軸部12は2つの基本的に平坦な側面13、14を有し、これらは互いにほぼ平行となっている。編機用針3の針背部15はそれぞれの針溝15の底部に接し、その一方、編針の上側16は(編機シリンダの)外向きに張り出している。
軸部12の端には、先端18で終わるフック17がある。フック17は、ラッチ溝20の中に回動可能に支持され、フック17を開閉するために配設されたラッチ19と連携している。その際に、ラッチの一端21がフック端部に接する、もしくはフック17から回転して離れる、ことが可能である。
図3から明らかなように、軸部12を貫通して延在する中心線22を考えることができ、この中心線が曲線としてフックを貫通し、フックの先端18と交差する。好ましくは、中心線22は図3の投影面に平行な平面内に位置する。この平面は、図4の一点鎖線で示された中心面Mを形成する。この中心面は編機用針3およびそのラッチ19の中心を貫通して延在する。
本発明による編機用針3の特別の特徴はそのフック17の構造である。好ましくは、このフックが少なくとも1つの位置、たとえばヘッド17a、において卵形の断面23を有し、この断面が図4から明らかなように、針の横断方向Qに対して傾斜している。ヘッド17aは、フック先端18と針背部15との間に位置するフック17、特にはそのU字型湾曲部、の一部である。
更なる説明のために、先ず図3を参照する。針胸部の傾斜領域24において針の上側16が、フック17の始点25でフック17に向かって下がっている。針の断面は、針胸部傾斜領域24で丸くなっていてもよいし、あるいは角が丸められた矩形断面で構成されていてもよい。この位置においては、断面は中心面Mに対して対称的である。しかしフック17においては、断面は中心面Mに対して少なくとも1つの位置で非対称であってよい。説明のために、図3にさまざまな交線S1、S2、S3、S4、S5、S6を示す。例として交線S1を考えてみると、丸い、基本的に円形の断面であるが、これが、針胸部傾斜領域24から遠く離れたフック17の部分のS2においては卵形の断面となる。さらに、交線S3、S4、S5でも卵形の断面となっていて、最終的には針の先端18に近い、たとえばS6において断続的に丸い断面となっていてもよい。
図4は交線S4の場合におけるフックを断面で示したもので、図3の矢印で視線の方向を示している。明らかなように、卵形断面はここでは楕円断面として表されている。この楕円の図心Fは中心面M上にある。図心Fとは楕円断面23の中心である。この断面(例:楕円)の最大の径D1の方向が第1の軸A1を定義する。最小の径D2が、第2の軸すなわち短軸を定義する。いずれの軸A1、A2も図心Fを通る。
明らかなように、第1の軸A1は、長手方向の中心面Mに垂直となっている針の横断方向Qに対して、角度αだけ傾斜している。好ましくはこの鋭角αは30°である。しかし、この角度はそれからずれていてもよい。ただし少なくとも20°から40°の範囲内にあることが好ましい。編機用針3が図1の3c、3dの位置に一致する突き出た位置にある場合に、第1の軸A1は、好ましくは糸11と平行になるように配置される。
上記の条件はフックヘッド17a、すなわち針背部15と基本的に平行であり、従って長手方向Lとほぼ平行に延在する交線S4における、フック17に当てはまる。その結果好ましくは、交線S4の近傍の交線S2、S3、S5の位置におけるフック17の断面にもこの説明が当てはまる。その際に、フックは入ってくる糸11の側に、反対側(図4、図6、図7の右側の端部R2)よりもより大きく開いた端部R1(図4、図6、図7中の左側)を有する。端部R1およびR2はそれぞれフック17と中心線22の曲率に追従する。中心線はすべての断面の図心Fを通る。端部R1の曲率半径は、好ましくは端部R2の曲率半径よりも大きい。中心線22の曲率半径は、好ましくはR1とR2の中間にある。端部R1、R2における接線は中心面Mに平行である。
以上に述べた編機用針3は次のように作用する。
編機シリンダ2が回転すると編機用針3が編機シリンダ2と共に円に沿って移動する。針の脚部8が制御カム6の曲線パス7に沿って動き、これにより編機用針3が交互に糸の供給定位置まで押し出される。図1では編機用針3a、3b、3cが駆動方向の外方向へ移動し、編機用針3cがちょうど折り返し点に到達したところである。そのフック17が糸11の上に位置し、針が下向きに動くと、その前の針3eおよび3dが既に行ったように、糸を捕捉する。その際に、フック17に捕捉された糸11は、その前に編機用針3eの軸部の上に引き寄せられていた前段のステッチ26を潜って再度引かれる。
図5により操作の個々のステップの過程を改めて説明する。編機用針3eについて考えると、形成されたばかりの半ステッチ27が2つの脚部28,29を有し、これらはフック17の端部R1,R2の幅が異なるために、異なる摩擦条件を受けることは明白である。このことは、拡大して、しかも随意的に少し理想化された状態で表示された図6からも明らかとなる。そこに表示されている断面23を参照すると、フックの内側表面への接線Tが横断方向Qと平行になる点30が示されている。ここを始点としてタックループ28へ至る経路が、タックループ29への経路よりも曲率が小さい。従って、タックループ29がフック17から受ける摩擦条件がタックループ28が受ける摩擦条件とは少し違う。図1の糸11は前段のステッチ26越しに容易に引き込むことができるが、その際に糸は既に形成されている半ステッチ27によってほとんど収縮することはない。その結果として、編地の半ステッチが形成された後は、害のある程縮まることはない。
この効果は、卵形の断面やその他の楕円形からずれた非対称断面を用いて発生させることもできる。図7にそのような例示の実施形態を示す。フック17の非円形断面31が図心F’を有する。ここで再び、図心を通る最大の径D1および最小の径D2が決まり、これらがまた第1の軸A1および第2の軸A2を形成する。ここでも、長軸A1は横断方向Qに対して、好ましくは30°の鋭角で傾斜している。また、入ってくる糸11に面する端部R1が糸の出口側の端部R2よりもより広くなっている。ここで、R1およびR2は、フック表面が長手方向の中心面Mに平行となる、フック17上の点である。
本発明によれば、編機用針が提案され、この針がフック上のS2、S3、S4、S5の少なくとも1つの位置において、長手方向の中心面Mに対して非対称の断面を有する。好ましくはこの断面は卵形の断面であり、より好ましくは楕円断面である。この手段を用いることにより、編み込み操作中のロビングバック効果を狙い目通りとすることが可能となる。
1 編機
2 編機シリンダ
3 編機用針(3a〜3e)
4 針溝(4a〜4e)
5 カムアセンブリ
6 制御カム
7 曲面
8 脚部(8a〜8e)
9 矢印
10 編地
11 糸
12 軸部
L 長手方向
13、14 側面
15 針背部
16 針胸部
17 フック
17A ヘッド
18 先端
19 ラッチ
20 ラッチ溝
21 一端
22 中心線
M 中心面
Q 針の横断方向
23 断面
24 針胸部傾斜領域
25 フック17の開始部分
S1−S6 交線
F、F’ 図心
D1 最大の径
A1 第1の軸
D2 最小の径
A2 第2の軸
α 針の横断方向と第1の軸がなす鋭角
26 前段のステッチ
27 半ステッチ
28、29 脚部
30 接線Tが横断方向Qと平行になる点
31 断面
F’ 面積の中心/図心
T 接線
R1、R2 端部

Claims (13)

  1. 互いに平行な側面(13、14)を有して長手方向(L)および横断方向(Q)を画定する長手軸部(12)と、フック(17)と、を設ける編機用針(1)であって、
    前記フック(17)少なくとも1つの位置(S4)において、前記長手軸部(12)を貫通して延在する中心線(22)に直交する断面が、前記側面(13、14)に平行な長手方向の中心面(M)に対して非対称な楕円形の断面(23)であり、
    前記断面(23)が、第1の軸(A1)において最大の径(D1)を有し、第2の軸(A2)において最小の径(D2)を有し、前記第1の軸(A1)と前記横断方向(Q)とが鋭角(α)をなすことで、前記フック(17)に把持された糸が形成する曲率が前記フック(17)の両側で異なる、ことを特徴とする編機用針(1)。
  2. 前記断面(23)が前記横断方向(Q)に対して傾斜するように鋭角(α)をなして配置し、前記鋭角(α)の角度は20°と40°の間にある請求項に記載の編機用針。
  3. 前記鋭角(α)が前記フック(17)の長手方向に沿って変化する請求項に記載の編機用針。
  4. 前記鋭角(α)が前記フック(17)の長手方向に沿って一定である請求項に記載の編機用針。
  5. 前記フック(17)が連続的に前記断面(23)を有する弧状の部分を有する請求項1に記載の編機用針。
  6. 前記断面(23)がフックのヘッド部(17a)に形成されることを特徴とする請求項1に記載の編機用針。
  7. 前記第1の軸(A1)の傾斜方向が、前記針の移動方向の関数として定義される請求項1に記載の編機用針。
  8. 前記鋭角(α)が前記編機用針の糸ガイド側に向かって開かれている請求項に記載の編機用針。
  9. 前記断面(23)が楕円である請求項1に記載の編機用針。
  10. 前記第1の軸(A1)が前記楕円の長軸であり、前記第2の軸(A2)が前記楕円の短軸である請求項に記載の編機用針。
  11. 前記フック(17)が先端(18)を有し、前記断面(23)が前記フック(17)の前記先端(18)に向かって減少する請求項1に記載の編機用針。
  12. 前記先端(18)が丸い断面を有する請求項11に記載の編機用針。
  13. 前記フック(17)の近傍にラッチ(19)が配置されている請求項1に記載の編機用針。
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