JP4948472B2 - 鳥害防止具の取付補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鳥が電線その他の架線に止まることを防止するための鳥害防止具を、架線に取り付ける際に使用する鳥害防止具の取付補助装置に関し、詳しくは、帯状の基盤に多数の針状体を突出させた鳥害防止具を架線に取り付ける際に使用する鳥害防止具の取付補助装置に関する。
カラスなどの鳥が電柱に架設された電線その他の架線に止まり、排泄されることがある。排泄物が架線に付着すると、架線が劣化し、また、排泄物が地上に落下すると、人や自動車などが汚損される。そこで、このような鳥害を防止するための鳥害防止具が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、図8(a)に示すように、帯状の基盤110の表面に多数の針状体101,101,…を突設させた鳥害防止具100が開示されている。基盤110は、合成樹脂製で、裏面に複数の溝111,111,…が長手方向に設けられていることにより(図8(b)参照)、筒状に変形自在とされている。そして、基盤110の一方の側面に複数の係合突起112,112,…が設けられ、他方の側面に複数の係合孔113,113,…が係合突起112,112,…の位置に対応して設けられている。さらに、基盤110には、軽量化するための透孔114,114,…が針状体101と針状体101との間に設けられている。
この鳥害防止具100は、図8(b)に示すように、針状体101,101,…が外側になるように電線1を囲繞し、係合突起112,112,…と係合孔113,113,…とを係合させることにより、電線1に取り付けられる。基盤110は、複数の溝111,111,…によって筒状に変形し、電線1を囲繞することができる。なお、架線1に取り付けられる鳥害防止具100は、効率的に取り付けられるように、通常5mのものが使用されている。
特開平8−173006号公報
特許文献1に開示された鳥害防止具100は、高所作業車のバケットに搭乗した2人の作業者によって電線1に取り付けられる。詳しくは、作業者のうち、一人が補助者となって鳥害防止具100を上端の先頭側から電線1に沿わせ、他の一人が主務者となって鳥害防止具100の係合突起112,112,…と係合孔113,113,…とを係合させている。しかし、このような作業は、鳥害防止具100が捩れたり揺れたりするなど不安定な状態なることにより、効率が悪く、鳥害防止具100を取り付けるために長時間を要してしまう。
そこで、本発明は、作業者に負担が掛かることなく、鳥害防止具を効率的に架線に取り付けることができるようにした鳥害防止具の取付補助装置を提供することを課題とする。
本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置は、平坦な状態から架線を囲繞する筒状に変形可能な帯状の基盤と、該基盤の表面に突設された多数の針状体とを有する鳥害防止具を、架線に沿うように供給するための鳥害防止具の取付補助装置であって、前記鳥害防止具を垂下された姿勢から架線に沿う姿勢とし、架線に沿う方向に挿通させるための鳥害防止具の通路部と、該通路部を架線に係止するための係止部とが備えられていることを特徴としている。
この鳥害防止具の取付補助装置によれば、係止具が架線に係止されることにより、鳥害防止具の通路部が架線に沿う状態とされ、この通路部内を鳥害防止具が挿通する。鳥害防止具は、鉛直姿勢で垂下された状態から通路部内に導入され、架線に沿う姿勢となって通路部内を進行する。したがって、作業者は、鳥害防止部材が落下しないように保持する必要がなくなり、さらに、鳥害防止具が架線に沿う姿勢で通路部から繰り出されるため、鳥害防止具を架線に取り付ける作業が容易になる。
また、前記本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置において、前記係止部は、架線の両側に配置される一対の帯状部材と、該一対の帯状部材間に配置され、かつ、架線上に載せられるローラとを備えていることが好ましい。
この鳥害防止具の取付補助装置によれば、係止部が一対の帯状部材とローラとを備えたものとされ、ローラが架線上に載せられることによって、鳥害防止具の取付補助装置が架線上に移動可能に吊り下げられ、また、架線の両側に帯状部材が配置されることによって、ローラが架線から外れにくいようにされている。
また、前記本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置において、前記鳥害防止具の通路部は、鳥害防止具が摺動する底面部材と、該底面部材の両側に立設された側面部材と、該側面部材と前記係止部との間に設けられた上面部材とからなる筒状とされ、底面部材又は少なくとも一方の側面部材が開閉自在とされていることが好ましい。
この鳥害防止具の取付補助装置によれば、鳥害防止具の通路部が底面部材と側面部材と上面部材とによって筒状に形成されることにより、底面部材上を摺動している鳥害防止具が脱落しないようにすることができる。そして、鳥害防止具の通路部と係止部内は、両端を開口した閉空間とされても、開閉自在とされた底面部材又は少なくとも一方の側面部材が開状態とされることにより、通路部に開口部分が設けられ、架線が開口部分から通路部内に位置し、さらに係止部を架線に載せることができる。
また、前記本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置において、鳥害防止具を通路部内へスムーズに誘導するために入口に設けられた入口側ガイド部材及び/又は通路部内の鳥害防止部を架線の方へスムーズに誘導するために出口に設けられた出口側ガイド部材が備えられていることが好ましい。
この鳥害防止具の取付補助装置によれば、入口側ガイド部材によって鳥害防止具が鉛直姿勢から通路部内にスムーズに誘導され、出口側ガイド部材によって鳥害防止具が通路部内から架線の方へスムーズに誘導される。
また、前記本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置において、前記底面部材は、曲率が入口側から出口側へ次第に小さくなる樋形状に形成されていることが好ましい。
この鳥害防止具の取付補助装置によれば、底面部材が樋形状に形成され、曲率が入口側から出口側へ次第に小さくされていることにより、底面部材上を摺動する鳥害防止具が入口側で平坦な状態から出口側で樋形状に変形され、架線を容易に囲繞するようにすることができる。
本発明によれば、係止部によって架線に係止される鳥害防止具の通路部内を、鳥害防止具が垂下された状態から架線に沿う方向に挿通することができるため、鳥害防止具を架線に取り付ける作業性を向上させることができる。
本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置(以下、主として「取付補助装置」という。)の実施形態について図1から図7を参照しながら説明する。なお、背景技術において説明した部材と同じ部材は、同一符号を付して、その説明を省略する。
この取付補助装置は、背景技術で説明した鳥害防止具100を電柱(図示せず)に架設された電線、電話線、ケーブルテレビ用ケーブルその他の架線1に取り付けるためのもので、鳥害防止具100を垂下された姿勢から架線1に沿う姿勢として挿通させるための通路部10と、この通路部10を架線1に係止するための係止部20とを備えている。
そして、第1の実施形態の取付補助装置は、基本形であり、図1及び図2に示すように通路部10が底面部材11、側面部材12,12、上面部材13,13によって筒状に形成され、一端側が鳥害防止具100の入口A、他端側が鳥害防止具100の出口Bとされている。
底面部材11は、鳥害防止具100の針状体101,101,…の先端部が摺動する部位で、鳥害防止具100の基盤110の幅よりもわずかに広い幅の帯板状に形成されている。側面部材12は、底面部材11の両側に立設され、鳥害防止具100の針状体101,101,…の高さよりもわずかに高く形成されている。上面部材13,13は、帯板状のものが2枚で構成され、それぞれ側面部材12の上縁から内向きに突設されている。各上面部材13,13の内側端縁は、離間し、係止部20に連設されている。
そして、係止部20は、架線1の両側に配置される2枚の帯状部材21,21と、この2枚の帯状部材21,21の間に配置されるローラ22とを備えている。ローラ22は、2枚の帯状部材21,21の両端部又は両端部と図示しない中間部に軸支され、架線1上に載せられる。したがって、両帯状部材21,21は、架線1との間に隙間が生じる程度の間隔が設けられ、また、ローラ22と架線1の直径とを合計した長さよりも高く形成され、ローラ22が架線1上から外れないようにされている。ただし、ローラ22の周面には、架線1の一部分が嵌められるように溝が形成されている。
このような係止部20の帯状部材21,21と前記通路部10の上面部材13及び側面部材12とは一体に階段形状に形成されている。また、各帯状部材21,21は、ローラ22を軸支することによって一体化されている。ただし、図示しないが、各帯状部材21,21の上縁に蓋状の部材を架け渡すことにより、各帯状部材21,21を一体化してもよい。なお、この帯状部材21,21、上面部材13及び側面部材12は、平板によって形成してもよいし、格子状や網状に形成してもよい。
そして、底面部材11と一方の側面部材12とは、蝶番(図示せず)などによって連結され、底面部材11が開閉自在とされている。したがって、底面部材11の先端部と他方の側面部材12とには、底面部材11が閉じられた状態を維持することができるように、留め具(図示せず)が取り付けられている。なお、図示しないが、底面部材11と一方の側面部材12とを一体化し、他方の側面部材12を開閉自在としてもよい。ただし、以下の実施形態では、底面部材11が開閉するとして説明する。
ここで、このような取付補助装置を架線1にセットする方法について説明する。高所作業車のバケットに乗った作業者が取付補助装置を架線1付近に近づける。取付補助装置の底面部材11が閉じられていると、係止部20のローラ22を架線1上に載せることができないため、底面部材11を仮想線に示すように、開状態とすることにより、通路部10分に開口部を設ける。そして、架線1がこの開口部を通過するように取付補助装置を移動し、架線1を通路部10内に位置させる。続いて、取付補助装置を下降して、架線1上にローラ22を載せることにより、取付補助装置を吊り下げた状態とするとともに、底面部材11を閉じることによって、通路部10を両端開口の閉空間とする。
ここで、この取付補助装置を使用して、鳥害防止具100を架線1に取り付ける方法について説明する。鳥害防止具100は、バケットに積まれており、作業者が鳥害防止具100の先端部分を保持し、通路部10内に案内する。鳥害防止具100は、中間部ないし後端部が鉛直姿勢に垂下した状態となっているため、下方に引っ張られる。
そこで、作業者は、片方の手で鳥害防止具100の中間部を保持しつつ、他方の手で鳥害防止具100の先端部を通路部10内に案内する。すると、鳥害防止具100は、図2にも示すように、針状体101,101,…の先端部が通路部10の底面部材11上に載っており、鳥害防止具100の先端部が通路部10の入口Aから出口B側へ送られるにしたがって、下方に引っ張られる力が弱められる。
そして、鳥害防止具100の先端部が通路部10の出口Bから導出されると、作業者はこの先端部を掴んで架線1の方へ沿わせる。このとき、鳥害防止具100は、中間部分が通路部10の底面部材11上を摺動しているため、下方に引っ張られる力が作用しない。したがって、作業者は、両手で鳥害防止具100を架線1に囲繞し、図8に示した係合突起112,112,…と係合孔113,113,…を容易に係合させることができる。このようにして、鳥害防止具100を通路部10から繰り出しながら、架線1に取り付けていくことができる。
この架線1に取り付けられた鳥害防止具100は、後端部側を架線1に取り付けるために、先端側を押し出してもよいし、取付補助装置を移動させてもよい。取付補助装置には係止部20にローラ22が備えられていることから、取付補助装置は、鳥害防止具100が載せられた状態でも容易に移動させることができる。
次に、第2の実施形態の取付補助装置について図3を参照しながら説明する。この第2の実施形態の取付装置は、第1の実施形態の取付装置を一部変更したもので、通路部10の入口Aに、入口側ガイド部材31を備えたことを特徴としている。この入口側ガイド部材31は、ローラによって構成され、底面部材11には、ローラが嵌る切欠部11aと、ローラを軸支する軸受11bが設けられている。軸受部11bは、締結具11cによって底面部材11に固定される。他の構成は、第1の実施形態と同じであるため、次に特徴的な動作について説明する。
この第2の実施形態の取付装置は、鳥害防止具100が垂下した姿勢から通路部10内に案内されるときに、針状体101,101,…がローラに当接するため、底面部材11を挟む状態とならない。したがって、鳥害防止具100は、通路部10内をスムーズに挿通する。他の基本的な動作は、第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
次に、第3の実施形態の取付補助装置について図4を参照しながら説明する。この第3の実施形態の取付補助装置は、通路部10の入口Aに入口側ガイド部材31、出口Bに出口側ガイド部材32を設けたことを特徴としている。入口側ガイド部材31は、撓曲した板状部材によって構成され、上面を凸面として底面部材11の入口側端縁に接続されている。また、出口側ガイド部材32は、撓曲した板状部材によって構成され、上面を凹面として底面部材11の出口B側端縁に接続されている。他の構成は、第1の実施形態と同じであるため、次に特徴的な動作について説明する。
この第3の実施形態の取付装置は、鳥害防止具100が垂下した状態から通路内に案内されるときに、針状体101,101,…の先端部が入口側ガイド部材31の上面に沿ってスムーズに移動する。また、鳥害防止具100は、通路の出口Bから出口側ガイド部材32によって架線1に沿うように傾斜姿勢とさせられる。したがって、鳥害防止具100を架線1に囲繞する作業を容易にすることができる。なお、入口側ガイド部材31は、垂下した姿勢から沿わすため、急なカーブ形状としてもよいが、出口側ガイド部材32は、水平な架線1に沿わすため、緩やかなカーブ形状とされる。
次に、第4の実施形態の取付補助装置について図5を参照しながら説明する。この第4の実施形態の取付補助装置は、通路部10の底面部材11が樋形状に形成され、樋形状の曲率が入口側から出口B側に次第に小さくなるようにしたことを特徴としている。他の構成は、第1の実施形態と同じであるため、次に特徴的な動作について説明する。
第4の実施形態の取付装置は、鳥害防止具100が垂下した状態から通路内に案内されるが、入口A側ではほぼ平坦な形状で進入し、出口B側へ進行するにつれて、半円状に変形する。鳥害防止具100は、出口B側で半円状に変形されることにより、架線1に囲繞しやすくなる。
次に、第5の実施形態について図6を参照しながら説明する。この第5の実施形態の取付補助装置は、底面部材11の一方の側縁にのみ側面部材12を立設し、他方の側縁に開口部14を設けたことを特徴としている。したがって、底面部材11又は側面部材12は開閉自在とされていない。
なお、底面部材11の一方の側縁に側面部材12が立設され、他方に開口部14が設けられると、アンバランスとなることから、係止部20を架線1に係止したときに、取付補助装置が傾斜姿勢となり、また、通路部10内を進行している側面部材12のない方へ脱落する虞がある。そこで、底面部材11の他端側と、この他端側と対向する上面部材13とに、バランサ兼ガイドレールとして作用する突条15,15を設けることが好ましい。他の構成は、第1の実施形態と同じであるため、次に特徴的なセットの方法及び動作について説明する。
この第5の実施形態の取付補助装置は、開口部14から架線1を通路部10内に位置させる。したがって、底面部材11又は側面部材12を開閉する作業が解消され、架線1にセットする作業性が向上する。鳥害防止具100が垂下された姿勢から通路内を挿通するときは、突条15,15によって落下しにくくされている。なお、突条15,15が設けられていなくても、鳥害防止具100を立設された側面部材12に寄せて挿通することにより、鳥害防止具100が脱落しないようにすることができる。
次に、第6の実施形態の取付補助装置について図7を参照しながら説明する。この第6の実施形態の取付補助装置は、通路部10の底面部材11が架線1上に載り、架線1を掴む係止部20が底面部材11の底面に備えられていることを特徴としている。
架線1は、直径などが多種多様であり、太すぎると、前記各実施形態のローラ22上に載せられなかったり、2枚の帯状部材21,21の間に入らなかったりする。そこで、第6の実施形態では、係止部20が架線1を両側から掴むようなグリップによって構成されている。このグリップは、簡略化した形状のものを図示したが、取付補助装置が架線1上に載った状態を維持することができるように強固に架線1を保持するものが使用される。
なお、この取付補助装置は、仮想線で示すように、底面部材11の両側縁から架線1の下方まで垂下するバランサ16,16を備えてもよい。また、通路部10は、底面部材11の両側縁に側面部材12,12が立設され、この両側面部材12,12に1枚の上面部財13が架け渡されることによって設けられる。
この第6の実施形態の取付補助装置にあっては、鳥害防止具100は、基盤110が底面部材11上を摺動し、針状体101,101,…が上向きとなって通路部10内を進行する。そして、通路部10から排出された鳥害防止具100は、架線1を上側から囲繞する。鳥害防止具100は、基盤110が底面部材11上を摺動することから、容易に架線1を囲繞して、取り付けることができる。
なお、鳥害防止具100は、架線1の下側から上側へ持ち上げられて通路部10内を進行するため、架線1が邪魔になることもある。したがって、この第6の実施形態の取付補助装置では、図4に示した入口側ガイド部材31を捩ったような入口側ガイド部材31を備えることが好ましい。
本発明は、前記第1から第6の実施形態に限定することなく、種々変更することができる。例えば、第2の実施形態で説明した入口側ガイド部材31を第3ないし第5の実施形態の取付補助装置に備えてもよい。さらに第3の実施形態で示した出口側ガイド部材32を第2又は第5の実施形態の取付補助装置に備えてもよい。
また、係止部20は、側面視で逆J字形に形成してもよい。この場合は、底面部材11又は側面部を開閉自在としなくてもよい。そして、逆J字形の係止部20は、曲部の内側にローラ22を備えてもよい。逆に、第1ないし第6の係止部20は、ローラ22を備えていないものとしてもよい。
本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第1の実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第1の実施形態を示す側面図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第2の実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第3の実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第4の実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第5の実施形態を示す概略斜視図である。 本発明に係る鳥害防止具の取付補助装置の第6の実施形態を示す側面図である。 (a)は鳥害防止具の斜視図、(b)は鳥害防止具の断面側面図である。
符号の説明
1………架線
10……通路部
11……底面部材
12……側面部材
13……上面部材
20……係止部
21……帯状部材
22……ローラ
31……入口側ガイド部材
32……出口側ガイド部材
100…鳥害防止具
101…針状体
110…基盤
A………入口
B………出口

Claims (5)

  1. 平坦な状態から架線を囲繞する筒状に変形可能な帯状の基盤と、該基盤の表面に突設された多数の針状体とを有する鳥害防止具を、架線に沿うように供給するための鳥害防止具の取付補助装置であって、
    前記鳥害防止具を垂下された姿勢から架線に沿う姿勢とし、架線に沿う方向に挿通させるための鳥害防止具の通路部と、該通路部を架線に係止するための係止部とが備えられていることを特徴とする鳥害防止具の取付補助装置。
  2. 前記係止部は、架線の両側に配置される一対の帯状部材と、該一対の帯状部材間に配置され、かつ、架線上に載せられるローラとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の鳥害防止具の取付補助装置。
  3. 前記鳥害防止具の通路部は、鳥害防止具が摺動する底面部材と、該底面部材の両側に立設された側面部材と、該側面部材と前記係止部との間に設けられた上面部材とからなる筒状とされ、底面部材又は少なくとも一方の側面部材が開閉自在とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鳥害防止具の取付補助装置。
  4. 鳥害防止具を通路部内へスムーズに誘導するために入口に設けられた入口側ガイド部材及び/又は通路部内の鳥害防止部を架線の方へスムーズに誘導するために出口に設けられた出口側ガイド部材が備えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の鳥害防止具の取付補助装置。
  5. 前記底面部材は、曲率が入口側から出口側へ次第に小さくなる樋形状に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の鳥害防止具の取付補助装置。
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