JP4947618B2 - 電子部品用パッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、セラミック製ベースと金属製リッドとをその間に介在したろう接材を溶融して気密封着した電子部品用パッケージに関し、特に、ろう接材の所要量を適正化してセラミックベースと金属リッドを高い寸法精度で気密封着する電子部品用パッケージに関する。
水晶振動子・フィルタ・発振器などの電子部品デバイスは、所定のパッケージに水晶片・圧電デバイス片を収容するが、表面実装するパッケージとしてはベースおよびリッドの組み合わせで可及的な薄型化が追求されている。たとえば、特許文献1に示されるように、セラミック容器に金属製の蓋部材を溶接するに際し、蓋部材の周縁部に配設した封止部材のろう接材と、セラミック容器の外周枠の上面に形成したメタライズ部とを介してセラミック容器の一方の辺部のみに溶接用電極を当接しシーム溶接を施して気密封着した電子部品用パッケージが開示される。一方、特許文献2は、同様にセラミック基体と金属フタとを金属層を介してシーム溶接した電子部品用パッケージを開示する。ここでは、金属層はセラミック基体側に形成したタングステンを含むメタライズ層とその上の第1の金属膜層、および金属フタ側に形成した第2の金属膜層が使用される。そして、第1および/または第2の金属膜層が銀ろう等のろう接材を使用して各金属膜層の接合をシーム溶接により行うことを提案している。
特開2005−129611号 特開2000−236035号
また、従来の水晶振動子用電子部品は、図5(a)に示すように、セラミック筐体1に水晶振動子2を組み込み、セラミック筐体1の開口を金属蓋3で閉止したパッケージからなる。この場合、図5(b)に示すように、容器本体であるセラミック筐体1と容器開口をカバーする金属蓋3とを気密封着するため、ろう接材としての合金めっき4を金属蓋3の周辺部分に額縁状に設けてセラミック筐体1と金属蓋3間に介在させ、加熱溶融して気密封着している。図6(a)〜図6(d)は、気密封着部分を部分的に拡大して封着過程を示している。先ず、図6(a)は金属蓋3にろう接材の合金めっき4を設け、これをセラミック筐体1に組み込む前の状態を示すが、金属蓋3の合金めっき4はAuSnとAuSnの共晶組成を有する。Au−Sn合金は図7に示す組成対温度の関係を示す状態図から分かるように、Snが19.8wt%の共晶組成の場合、280℃(共晶線)を少しでも越えれば全て液相になるが、組成が共晶組成をずれた場合には、280℃(共晶線)を少し越えても固相が残り、この固相と共晶組成の融液との混合物となる。また、280℃の共晶線は10.7〜37.6wt%Snの範囲にあり、この中で共晶組成以外の組成では、固相と液相の共存域が存在することが分かる。図6(b)はセラミック筐体1と金属蓋3を所定位置に組立後、加熱溶融して正常な状態で気密封着された状態を示している。しかし、Sn濃度が高すぎる場合には、図6(c)に示すように、固相が融け残り粘度が高く押し広げられない状態となる。また、合金めっき4の膜厚が厚すぎる場合には、図6(d)に示すように、ろう接材のめっき量が多量になり側面側にろう接材がはみ出す状態となって気密封着の不具合となる。いずれの場合も所定の寸法精度が得られなくなり、パッケージの寸法精度にも悪影響を与える。
ところが、表面実装に用いられる電子部品は、ろう接材として溶融温度が300℃近辺のろう接材が必要であり、最近は環境負荷の低減目的もあって鉛を用いないAu−Sn合金であるAuSn−AuSn共晶のろう接材を使用することが多くなってきている。さらに、パッケージの組立方法は工数や平面方向の精度のよい合金めっきで対応することが多用されてきており、めっきでの予備成形をして、共晶温度以上の加熱で溶融されながら、めっき層が被接合物間に押し広げられて気密封着する工法が採用されつつある。しかしながら、Au―Sn合金めっきは、組成や膜厚の制御が困難でそれに起因するろう接の接合強度や寸法精度の気密信頼性が非常に変動するという問題があった。すなわち、組成が共晶組成からずれるとAu−Snの組織が固相として融け残り、これの割合によって、流れ方や形状が著しく変わり、接合の幅、パッケージの高さが変動し表面実装に不具合を生ずる。
したがって、本発明は上記の欠陥に鑑みて提案されたものであり、セラミックベースと金属リッドとを気密封着する場合、環境対応のニーズに合うろう接材として、量産化容易なめっき手法が利用可能でかつ300℃付近で接合可能なAu−Snを使用するもので、湿式の合金めっきを採用しつつ適正な接合強度と寸法精度を得ることのできる新規かつ改良された電子部品用パッケージの提供を目的とする。
本発明によれば、側壁で囲繞される開口容器を形成し側壁端面にメタライズ層を有するセラミックベースと額縁状周辺部に共晶合金めっき層を設けた金属リッドとを具備し、前記メタライズ層と前記共晶合金めっき層を加熱溶融して固着したろう接材で前記セラミックベースと前記金属リッドを気密封着する電子部品用パッケージにおいて、隙間形成手段が前記側壁端面および前記額縁状周辺部の間に設けられ、この隙間形成手段の形成する微小隙間に前記ろう接材を配置したことを特徴とする電子部品用パッケージが提供される。
換言すると、側壁で囲繞される開口容器を形成し側壁端面にメタライズ層を有するセラミックベースと額縁状周辺部に共晶合金めっき層を設けた金属リッドとを具備し、前記ベースのメタライズ層に前記リッドの共晶合金めっき層を溶融したろう接材により前記ベースと前記リッドを気密封着する電子部品用パッケージにおいて、前記リッドおよび前記ベースの少なくとも一方の周辺に沿って設けた突起部分、または前記ベースの側壁端面側と前記リッドのめっき側との間に配置したスペーサにより、前記ベースと前記リッドの間に微小隙間を形成し、この微小隙間部分に加熱溶融状態の前記ろう接材を流入充填して前記ベースとリッドを固着したことを特徴とする電子部品用パッケージである。ここで、前記共晶合金めっき層はAu−Sn合金からなり、前記ろう接材はAu−Sn合金の加熱溶融固着体であり、前記微小隙間部分に前記Au−Sn合金を液相温度以上に加熱して所定量が流入充填される。さらに、Au−Sn合金めっき層の溶融固着体であるろう接材は、隙間形成手段が形成した微小空間に合金液相温度で溶融して所定量が流入充填され、セラミックベースと金属リッドとを気密封着する。金属リッドとセラミックベースの接合端面との間に微小空間または所定幅のスペースギャップを形成する隙間形成手段は、微隙間に溶融して浸入させるろう接材を量的に規制して気密封着する電子部品用パッケージを提供する。隙間形成手段は金属リッドまたはセラミックベースの少なくとも一方の周辺に沿って形成した突起・凸部、あるいは、セラミックベースの側壁端面部と金属リッドの周辺部分との間に配置したスペーサであり、ろう接材となる共晶合金めっき層はAu−Sn合金めっき層の溶融固着体であり、隙間形成手段が形成する微小空間に所定量のAu−Sn合金めっき層が溶融状態になった時に毛管現象で充填される。この場合、共晶合金の組成変動に拘わらず合金液相温度で溶融封着し、セラミックベースと金属リッドとの接合強度と寸法精度を満足する電子部品用パッケージを開示する。
側壁で囲繞される開口容器を形成し側壁端面にメタライズ層を有するセラミックベースと、金属板の額縁状周辺部にAu−Sn合金めっき層を設け、開口容器を閉止する金属リッドとを具備するパッケージであって、セラミックベースと金属リッド間に段差による所定の微小空間を形成する隙間形成手段を備え、この微小空間に前記Au−Sn合金めっき層が加熱溶融して流入充填したろう接材によりセラミックベースと金属リッドとを気密封着してろう接材の厚みを制御することを特徴とする電子部品用パッケージである。換言すると、側壁部により囲繞された開口を有するセラミックベースと、この側壁部の端面に配置したメタライズ層およびAu−Sn合金めっき層の加熱溶融体を固着したろう接材と、このめっき層を有する金属リッドとを具備する電子部品用パッケージにおいて、セラミックベースと金属リッド間に隙間形成手段を形成してろう接材の厚みを規制し所定の接合強度と同時に寸法精度を向上することを特徴とするものである。本発明の金属リッドはコバール金属板の額縁状周辺部にAu−Sn合金めっき層を設け、このめっき層の加熱溶融固着体をろう接材として用い、段差により形成された微小空間にこのろう接材を流入充填し固着し、その結果、所定の接合強度と同時に寸法精度を高め薄型化可能な電子部品用パッケージを提供する。
本発明の電子部品用パッケージは金属リッドに形成した共晶合金めっき層とセラミックベースの側壁端面に形成したメタライズ層とにより金属リッドとセラミックベースを気密封着するものであって、合金めっき層の加熱溶融体を流入充填させ固着させたろう接材を満たす微小空間を形成し、この隙間空間を所定幅とすることで溶融固着したろう接材の厚みを規制してパッケージの厚みを制御して所定の寸法精度で確保する。
図1は本発明の実施の形態である電子部品用パッケージ10であり、セラミックベース11は容器内に水晶振動子12を収容し、容器の開口を金属リッド13で気密封着して構成される。本発明の特徴はセラミックベース11のメタライズ層と金属リッド13の共晶合金めっき層からなり、共晶合金めっき層の加熱溶融体をろう接材として気密封着したシール部20にある。図2(a)は組立前のセラミックベースと金属リッドを示す。セラミックベース11は開口容器14が側壁15の囲繞により形成され、側壁15の端面は、内側部分に突堤状の接合エリア16と外側部分に切り込み段差の逃げエリア17があり、接合エリア16と段差部の表面にメタライズ層18が形成されている。一方、金属リッド13は、接合エリア16の内側部分の対向する位置に、隙間形成手段である突起30が一体に設けられ、これから離れた逃げエリア17の対向する位置に、共晶合金めっき層22が形成されている。図2(b)に示すように、金属リッド13がその突起30をセラミックベース11の接合エリア上に当接配置されると、隙間形成手段の微小空間23が金属リッド13とセラミックベース側壁15の接合エリア16上で形成される。セラミックベース11と金属リッド12は、組立後図2(c)および図2(d)の加熱工程での状態変化を経て図2(e)に示すように気密封着されパッケージが完成する。なお、微小空間は、図3に示すように、セラミックベース11の側壁15の端面に設けた凸部31でも良く、また、図4に示すように、スペーサ32を用いてもよい。これらは、いずれも微小隙間形成手段として機能するものであり、図2の突起30に替わるもので、構造の簡素化や組立ての容易化に役立ち、実用的効果が期待される。さらにまた、本発明に係る微小隙間形成手段は共晶合金めっき層との組合せにより安定した接合効果を発揮するものであり、Au−Sn共晶合金は勿論のこと、たとえば、低温用のSn−Bi、Sn−In、高温用のZn−Alのほかに一般用のSn−Cu、Sn−Ag−Cu、Ag−Cu、Ni−Pなどの共晶合金のめっき層を用いることもできる。
以下、本発明に係る実施例について図1および図2を参照して詳述する。本発明は薄型化に好適な電子部品用パッケージ10であり、携帯電話機等の移動体通信機器に使用される圧電振動子やSAWフィルタ等の圧電部品を含む電子デバイスに用いる電子部品用パッケージである。このパッケージ10はセラミックベース11と金属リッド13がろう接材のシール部20で接合されるが、セラミックベース11の容器内には水晶振動子12が収容され、容器の開口を金属リッド13で気密封着して構成される。シール部20は、工程毎の状態を拡大部分断面図として図2で示される。図2(a)は組立て前の状態を示し、セラミックベース11は側壁15により囲繞された開口する容器14を形成する。側壁15の端面は、内方部分に突出した接合エリア16と外方部分に切り込み段差のある逃げエリア17があり、接合エリア16と段差表面にメタライズ層18が形成されている。一方、金属リッド13には突起30が一体に設けられ、それにより段差が生じて対向面のセラミックベースの接合エリア16との間には微小空間が形成される。突起30から離れた逃げエリア17の対向面にろう接材となるAu−Sn合金めっき層22が設けられ、その厚みは逃げエリアに納まる程度の厚さにできる。組立工程はセラミックベース11の側壁15の接合エリア16に金属リッド13の突起30を当接配置して行われ、図2(b)に示されるように、隙間形成手段による微小空間23が形成される。図2(c)および図2(d)はセラミックベース11と金属リッド13の組立体を加熱炉に通炉して加熱した状態を示している。通常は、合金めっきの共晶温度の数℃ないし50℃高い温度に加熱される。ここで合金めっき層22が徐々に溶融して微小空間23へ流入して充填がはじまる。その結果、図2(d)に示すように、毛管現象で共晶合金めっき層22の液相共晶組成分の溶融体25が流体状態となって微小空間23に流入するが、共晶合金めっき層22の組成が共晶組成からずれており固相が融け残った場合、固相共晶組成分の濃縮部27となって逃げエリア17の比較的広い空間に滞ることになる。このような状態変化を経た後、図2(e)に示すように、溶融状態の共晶合金は冷却されて固着したろう接材26として微小空間23が充満されセラミックベース11と金属リッド13は気密封着される。この場合に逃げエリア17には、例えば、過共晶組成だった場合、専らSn濃縮部27がろう接材の一部として留まるが、微小空間23には所望するAu−Sn共晶合金の一定量が加熱溶融体の固着したろう接材26として充填され強固な接合と所定の寸法精度を確実に得るろう付けが達成される。ここで、セラミックベース11はアルミナのグリーンシートの積層体を焼結して作製され、メタライズ層16はタングステンとガラス粉末のグリーンシートを焼結してタングステンW層を作製しその上にニッケルNiめっきして構成される。一方、金属リッド13は周辺に突起30を設けたコバールからなり、突起30の外側周辺にAu−Sn合金めっき層22を形成して作製される。なお、パッケージは、容器内に収容する圧電部品の周波数安定化のためにその内部を高真空状態や不活性ガスを封入した状態にして気密封着される。
図3は本発明の別の実施例であり、図1に示すシール部20に対応する部分の組立前の状態を示す拡大部分断面図である。なお、実施例1と同じ構成部分は同一符号を用いて示し詳細な説明を省略する。実施例2ではセラミックベース11の接合エリア16の内側部分に凸部31を設け、図2に示す金属リッドの突起30を置き換えたがそれ以外は実施例1と同様である。この場合にメタライズ層18は内外の段状部分にも形成され、完成後に共晶合金めっき層の溶融体であるろう接材の固着の面を立体的にする。なお、めっき層の溶融体による接合は量産化による作業効率が図られ、電子部品用パッケージので生産性向上に寄与しローコスト化に役立つ。
図4は本発明に係るさらに別の実施例であり、図1に示すシール部20に対応する部分として、組立前の状態の拡大部分断面図を図4に示す。ここで、実施例1と同じ構成部分は同一符号を用いて示し詳細な説明を省略するが、この実施例3では段差を形成するためにスペーサ32が使用される。スペーサ32は単独部品として準備されるが、これによりセラミックベースや金属リッドの段差加工を省くことができる。この場合にはセラミックベースおよび金属リッドの構造が簡素化され、それらの加工工程を容易にする。
本発明の実施態様である電子部品用パッケージの概要を示し、図1(a)はその断面図、図1(b)は要部拡大断面図である。 同じく図1(b)の要部のシール部について、封着工程における異なる状態を図2(a)乃至図2(e)で示す部分拡大断面図である。 同じく図1(b)のシール部に関する第2の実施例を示す部分拡大断面図である。 同じく図1(b)のシール部に関する第3の実施例を示す部分拡大断面図である。 従来の製法による電子部品用パッケージの概要を示し、図5(a)は封着前の斜視図、図5(b)は部分切欠き平面図、および図5(c)は断面図である。 同じく図5のパッケージ封着工程におけるそれぞれ異なる状態を図6(a)乃至図6(d)に示すシール部の部分拡大断面図である。 同じく図5の合金めっき層における共晶合金の状態を示す平衡状態図である。
符号の説明
10…電子部品用パッケージ、 11…セラミックベース、 12…水晶振動子、
13…金属リッド、 14…容器、 15…側壁、 16…接合エリア、
17…逃げエリア、 18…メタライズ層、 20…シール部、
22…共晶合金めっき層、 23…微小空間、 25…溶融体(液相共晶組成分)、
26…ろう接材、 27…濃縮部(固相共晶組成分)、 30…突起、
31…凸部、 32…スペーサ。

Claims (2)

  1. 側壁で囲繞される開口容器の側壁端面にメタライズ層を設けたセラミックベースと、額縁状周辺部に共晶合金めっき層を設けた金属リッドとを具備し、前記ベースと前記リッドを前記メタライズ層に前記共晶合金めっき層を溶融したろう接材により気密封着した電子部品用パッケージにおいて、前記側壁端面の内側部分に接合エリアおよびその外側部分に切り込み段差の逃げエリアを形成した隙間形成手段を前記リッドおよび前記ベースの間に設け、前記接合エリアと前記段差部の表面にメタライズ層が形成され、前記隙間形成手段は、金属リッドに設けた突起、セラミックベースの側壁の端面に設けた凸部、またはスペーサのいづれかで形成し、前記ろう接材は、前記共晶合金めっき層を溶融した際に、共晶組成のろう接材が前記接合エリアの微小隙間部分に充填され、共晶組成からずれたろう接材が前記逃げエリアに充填されたことを特徴とする電子部品用パッケージ。
  2. 側壁で囲繞される開口容器の側壁端面にメタライズ層を有するセラミックベースと、額縁状周辺部にAu−Sn共晶合金めっき層を設けた前記開口容器を閉止する金属リッドとを具備するパッケージであって、前記セラミックベースと前記金属リッドとの間に、前記側壁端面の内側部分に微小空間を形成する接合エリア、その外側部分に切り込み段差の逃げエリアを有する隙間形成手段を設け、前記接合エリアと前記段差部の表面にメタライズ層が形成され、前記Au−Sn共晶合金めっき層を溶融した際に、Au−Sn共晶組成のろう接材が前記接合エリアの微小隙間部分に充填され、Au−Sn共晶組成からずれたろう接材が前記逃げエリアに充填され、ろう接材の厚みを規制して、前記セラミックベースと前記金属リッドとを気密封着したことを特徴とする電子部品用パッケージ。
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