JP4946217B2 - スプールバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、バルブ動作時、バルブスプールの端部に形成された流体室に充填されている作動油を排出するスプールバルブの技術分野に属する。
従来、油圧制御弁として用いられるスプールバルブとしては、ハウジングのスプール孔に軸方向移動可能に配置されたバルブスプールを備え、バルブ動作時、バルブスプールの端部に形成された流体室に充填されている作動油を排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−293701号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、スプール外周に作動油中の金属片等のコンタミが付着すると、スプールおよびハウジングの摺動部が摩耗してシール性が低下し、作動油圧の低下やバルブスティック等の作動不良が発生する、という問題があった。とりわけスプール内に位置検出用の磁石を設けた場合、作動油の金属片が引き寄せられてスプール外周に付着しやすく、この問題が発生しやすい。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、スプール外周にコンタミが付着するおそれを低減したスプールバルブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ハウジングのスプール孔に対し軸方向移動可能に配置され、外周全周にわたって全周溝を有するバルブスプールを備え、前記バルブスプールの端部に流体室を設け、この流体室の容積を増減させることで前記バルブスプールを駆動するスプールバルブにおいて、前記バルブスプールと前記スプール孔との摺動部であって前記全周溝に開口する油路を設け、前記油路は、油圧源と接続し、前記油圧源からの作動油を、前記油路および前記摺動部を介してドレン油室へ排出し、前記摺動部は、前記全周溝によって前記流体室側の流体室側摺動部と、前記流体室側とは反対側であって前記ドレン油室側の排出側摺動部とに分割され、前記流体室側摺動部と前記スプール孔とのクリアランスは、前記排出側摺動部と前記スプール孔とのクリアランスよりも小さく、前記流体室側摺動部は、前記バルブスプールの位置によらず、前記流体室と前記全周溝とを隔成し、前記排出側摺動部は、前記バルブスプールの位置によらず、前記ドレン油室と前記全周溝とを隔成し前記流体室には、前記油圧源からの作動油が供給され、前記流体室に作動油を供給する際、前記全周溝に対する作動油の供給を停止することを特徴とする。
よって、スプール外周にコンタミが付着するおそれを低減したスプールバルブを提供できる。
以下、本発明のスプールバルブを実施するための最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータを適用したツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションを示すスケルトン図である。
[変速機入力部および軸の構成]
以下、実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータを適用したツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションにおける変速機入力部および軸の構成について説明する。
ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションは、図1に示すように、変速機入力部に、複数の変速段のうち奇数変速段グループの選択時に締結される第1クラッチCAと、複数の変速段のうち偶数変速段グループの選択時に締結される第2クラッチCBと、を備えている。そして、トランスミッションケース1と、駆動入力軸2と、トーショナルダンパ3と、オイルポンプ4と、第1変速機入力軸5と、第2変速機入力軸6と、を備えている。
前記第1クラッチCAは、奇数変速段(第1速、第3速、第5速、後退)用であり、第2クラッチCBは、偶数変速段(第2速、第4速、第6速)用である。両クラッチCA,CBのドライブ側は、トーショナルダンパ3を介し、エンジン等の動力源からの回転駆動力を入力する駆動入力軸2に連結される。
第1クラッチCAのドリブン側は、奇数変速段の選択による締結時、エンジン等の動力源からの回転駆動力を第1変速機入力軸5に入力する。第2クラッチCBのドリブン側は、偶数変速段の選択による締結時、エンジン等の動力源からの回転駆動力を第2変速機入力軸6に入力する。
前記オイルポンプ4は、エンジンEにより常時作動し、このオイルポンプ4からの吐出油を油圧源とし、両クラッチCA,CBの締結・開放制御と、シフトアクチュエータによる変速段選択制御と、を実行し、余剰の油を潤滑油として必要部位に対する潤滑を行う。
前記第2変速機入力軸6は中空軸とし、前記第1変速機入力軸5は中実軸とし、第1変速機入力軸5に対し、フロント側ニードルベアリング7及びリヤ側ニードルベアリング8を介し、同心状態で第2変速機入力軸6を回転自在に支持する。
前記第2変速機入力軸6は、トランスミッションケース1の前壁1aに対しボールベアリング9により回転自在に支持する。前記第1変速機入力軸5は、第2変速機入力軸6の後端から突出させ、突出した第1変速機入力軸5の後端部5aを、トランスミッションケース1の中間壁1bを貫通すると共に、中間壁1bに対しボールベアリング10により回転自在に支持する。
前記第1変速機入力軸5の後端部5aは、同軸上に変速機出力軸11を設け、この変速機出力軸11を、テーパーローラベアリング12およびアキシャルベアリング13によりトランスミッションケース1の後端壁1cに回転自在に支持すると共に、ニードルベアリング14を介して第1変速機入力軸5の後端部5aに回転自在に支持する。
前記第1変速機入力軸5、第2変速機入力軸6、および変速機出力軸11に対し、平行配置によりカウンターシャフト15を設け、これをローラベアリング16,17,18を介し、トランスミッションケース1の前端壁1a、中間壁1b、および後端壁1cに回転自在に支持する。
[変速機構の構成]
次に、実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータを適用したツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションにおける変速機構の構成について説明する。
ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションは、図1に示すように、変速機構として、同期噛合機構を有し、歯数比の異なる複数のギヤ対により前進6速・後退1速を達成する常時噛み合い式のギヤトレーンを備えている。
前記カウンターシャフト15の後端には、パークギヤ69及びカウンターギヤ19を一体に設け、前記変速機出力軸11には、出力歯車20を設け、カウンターギヤ19と出力歯車20を互いに噛合させてカウンターシャフト15を変速機出力軸11に駆動結合する。なお、カウンターギヤ19と出力歯車20により、第5速歯車組G5を構成する。
前記第1変速機入力軸5の後端部5aとカウンターシャフト15との間には、奇数変速段グループ(第1速、第3速、後退)の歯車組、つまり、フロント側から順に、第1速歯車組G1、後退歯車組GR、および第3速歯車組G3を配置する。
前記第1速歯車組G1は、第1変速機入力軸5の後端部5aに設けた第1速入力歯車21と、カウンターシャフト15上に設けた第1速出力歯車22と、を互いに噛み合わせて構成する。
前記後退歯車組GRは、第1変速機入力軸5の後端部5aに設けた後退入力歯車23と、カウンターシャフト15上に設けた後退出力歯車24と、両歯車23,24に噛み合うリバースアイドラギヤ25と、により構成する。なお、リバースアイドラギヤ25は、トランスミッションケース1の中間壁1bから突設したリバースアイドラシャフト25aに対し回転可能に支持されている。
前記第3速歯車組G3は、第1変速機入力軸5の後端部5aに設けた第3速入力歯車26と、カウンターシャフト15上に設けた第3速出力歯車27と、を互いに噛み合わせて構成する。
前記第1速歯車組G1と後退歯車組GRとの間のカウンターシャフト15上には、1−R同期噛合機構28を設ける。そして、1−R同期噛合機構28のカップリングスリーブ28aを、図示の中立位置から左方向にストロークさせ、クラッチギヤ28bにスプライン嵌合させることで、第1速出力歯車22をカウンターシャフト15に駆動結合し、第1速を選択可能とする。また、1−R同期噛合機構28のカップリングスリーブ28aを、図示の中立位置から右方向にストロークさせ、クラッチギヤ28cにスプライン嵌合させることで、後退出力歯車24をカウンターシャフト15に駆動結合し、後退速を選択可能とする。
前記第3速歯車組G3と出力歯車20との間の第1変速機入力軸5の後端部5a上には、3−5同期噛合機構29を設ける。そして、3−5同期噛合機構29のカップリングスリーブ29aを、図示の中立位置から左方向にストロークさせ、クラッチギヤ29bにスプライン嵌合させることで、第3速入力歯車26を第1変速機入力軸5に駆動結合し、第3速を選択可能とする。
また、3−5同期噛合機構29のカップリングスリーブ29aを、図示の中立位置から右方向にストロークさせ、クラッチギヤ29cにスプライン嵌合させることで、第1変速機入力軸5と出力歯車20とを直結し、第5速を選択可能とする。
前記第2変速機入力軸6とカウンターシャフト15との間には、偶数変速段グループ(第2速、第4速、第6速)の歯車組、つまり、フロント側から順に、第6速歯車組G6、第2速歯車組G2、および第4速歯車組G4を配置する。
前記第6速歯車組G6は、第2変速機入力軸6に設けた第6速入力歯車30と、カウンターシャフト15上に設けた第6速出力歯車31と、を互いに噛み合わせて構成する。
前記第2速歯車組G2は、第2変速機入力軸6に設けた第2速入力歯車32と、カウンターシャフト15上に設けた第2速出力歯車33と、を互いに噛み合わせて構成する。
前記第4速歯車組G4は、第2変速機入力軸6に設けた第4速入力歯車34と、カウンターシャフト15上に設けた第4速出力歯車35と、を互いに噛み合わせて構成する。
前記第6速歯車組G6の側部のカウンターシャフト15上には、6−N同期噛合機構37を設ける。そして、6−N同期噛合機構37のカップリングスリーブ37aを、図示の中立位置から左方向にストロークさせ、クラッチギヤ37bにスプライン嵌合させることで、第6速出力歯車31をカウンターシャフト15に駆動結合し、第6速を選択可能とする。
前記第2速歯車組G2と第4速歯車組G4との間のカウンターシャフト15上には、2−4同期噛合機構38を設ける。そして、2−4同期噛合機構38のカップリングスリーブ38aを、図示の中立位置から左方向にストロークさせ、クラッチギヤ38bにスプライン嵌合させることで、第2速出力歯車33をカウンターシャフト15に駆動結合し、第2速を選択可能とする。
また、2−4同期噛合機構38のカップリングスリーブ38aを、図示の中立位置から右方向にストロークさせ、クラッチギヤ38cにスプライン嵌合させることで、第4速出力歯車35をカウンターシャフト15に駆動結合し、第4速を選択可能とする。
[変速油圧制御系および電子制御系の構成]
図2は実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータを適用したツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションにおける変速油圧制御系および電子制御系を示す制御系統図である。
ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションは、変速油圧制御系および電子制御系として、図2に示すように、3−5シフトフォーク41と、1−Rシフトフォーク42と、6−Nシフトフォーク43と、2−4シフトフォーク44と、第1コントロールバルブユニット45と、第2コントロールバルブユニット46と、自動MTコントローラ47と、を備えている。
前記3−5シフトフォーク41は、前記3−5同期噛合機構29のカップリングスリーブ29aに係合し、第1シフトロッド48に固定されている。この第1シフトロッド48は、トランスミッションケース1の前端壁1aと中間壁1bに対し軸方向に移動可能に支持される。
そして、第1シフトロッド48に3−5シフトブラケット49を固定し、この3−5シフトブラケット49の端部は、3−5シフトアクチュエータ100のスプール連結軸部に遊装支持される。つまり、前記3−5シフトフォーク41は、3−5シフトアクチュエータ100のスプール動作にしたがって、図示の中立位置から左方向(第3速選択時)または右方向(第5速選択時)にストロークする。
前記1−Rシフトフォーク42は、1−R同期噛合機構28のカップリングスリーブ28aに係合し、第2シフトロッド51に軸方向にストローク可能に設けられる。この第2シフトロッド51は、トランスミッションケース1の前端壁1aと中間壁1bに対し軸方向の固定状態で設けられる。
そして、1−Rシフトフォーク42のブラケット円筒部42aに一体形成されたブラケット腕部42bの端部は、1−Rシフトアクチュエータ200のスプール連結軸部に遊装支持される。つまり、前記1−Rシフトフォーク42は、1−Rシフトアクチュエータ200のスプール動作にしたがって、図示の中立位置から左方向(第1速選択時)または右方向(後退速選択時)にストロークする。
前記6−Nシフトフォーク43は、6−N同期噛合機構37のカップリングスリーブ37aに係合し、トランスミッションケース1に対し軸方向固定の第2シフトロッド51に軸方向にストローク可能に設けられる。
そして、6−Nシフトフォーク43のブラケット円筒部43aに一体形成されたブラケット腕部43bの端部は、6−Nシフトアクチュエータ300のスプール連結軸部に遊装支持される。つまり、前記6−Nシフトフォーク43は、6−Nシフトアクチュエータ300のスプール動作にしたがって、図示の中立位置から左方向(第6速選択時)にストロークする。
前記2−4シフトフォーク44は、2−4同期噛合機構38のカップリングスリーブ38aに係合し、トランスミッションケース1に対し軸方向固定の第2シフトロッド51に軸方向にストローク可能に設けられる。
そして、2−4シフトフォーク44のブラケット円筒部44aに一体形成されたブラケット腕部44bの端部は、2−4シフトアクチュエータ400のスプール連結軸部に遊装支持される。つまり、前記2−4シフトフォーク44は、2−4シフトアクチュエータ400のスプール動作にしたがって、図示の中立位置から左方向(第2速選択時)または右方向(第4速選択時)にストロークする。
前記第1コントロールバルブユニット45は、図2に示すように、第1ハウジング81に、オイルポンプ4からの吐出油に基づいてライン圧PLを調圧するライン圧ソレノイドバルブ70と、前記シフトアクチュエータ100,200300400へのアクチュエータ作動圧を作り出すアクチュエータ油圧コントロールバルブ59からの偶数変速段圧Peに基づいて第1クラッチCAへのクラッチ制御圧を作り出す第1クラッチ圧ソレノイドバルブ71と、奇数変速段圧Poに基づいて第2クラッチCBへのクラッチ制御圧を作り出す第2クラッチ圧ソレノイドバルブ72と、を有して構成される。
そして、前記オイルポンプ4とライン圧ソレノイドバルブ70とは、ポンプ圧油路73により連結されている。前記ライン圧ソレノイドバルブ70とアクチュエータ油圧コントロールバルブ59とは、ライン圧油路74により連結されている。
前記第1クラッチ圧ソレノイドバルブ71とアクチュエータ油圧コントロールバルブ59とは、偶数変速段圧油路75により連結されている。前記第2クラッチ圧ソレノイドバルブ72とアクチュエータ油圧コントロールバルブ59とは、奇数変速段圧油路76により連結されている。
前記第1クラッチ圧ソレノイドバルブ71と第1クラッチCAのクラッチ油室とは、第1クラッチ圧油路77により連結されている。なお、第1クラッチ圧油路77には、図外の第1クラッチ圧センサが設けられている。前記第2クラッチ圧ソレノイドバルブ72と第2クラッチCBのクラッチ油室とは、第2クラッチ圧油路78により連結されている。
なお、第2クラッチ圧油路78には、図外の第2クラッチ圧センサが設けられている。
前記第2コントロールバルブユニット46は、図2に示すように、第2ハウジング82に、3−5シフトアクチュエータ100と、1−Rシフトアクチュエータ200と、6−Nシフトアクチュエータ300と、2−4シフトアクチュエータ400と、3−5シフト位置センサ55と、1−Rシフト位置センサ56と、6−Nシフト位置センサ57と、2−4シフト位置センサ58と、アクチュエータ油圧コントロールバルブ59(シフト制御用コントロールバルブ)と、を一体に有するユニットである。
前記アクチュエータ油圧コントロールバルブ59は、第1コントロールバルブユニット45にて調圧されたライン圧PLに基づき、偶数変速段圧Peと奇数変速段圧Poを作り出し、さらに、選択された変速段に応じて各シフトアクチュエータ100,200,300,400への各変速圧油路にアクチュエータ作動圧を供給する。
前記自動MTコントローラ47は、車速センサ60、アクセル開度センサ61、レンジ位置センサ62、他のセンサ・スイッチ63から情報を入力し、前記第1コントロールバルブユニット45の各バルブソレノイドに対しクラッチ締結制御指令(ライン圧制御指令も含む。)を出力すると共に、前記アクチュエータ油圧コントロールバルブ59の各バルブソレノイドに対し変速段選択の制御指令を出力する。
[コントロールバルブユニットの配置構成]
次に、第1コントロールバルブユニット45と、第2コントロールバルブユニット46と、の配置構成について説明する。
まず、実施例1では、図1および図2に示すように、トランスミッションケース1に、変速時に油圧作動する変速要素への制御油圧を作り出す油圧コントロールバルブを備えたツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションにおいて、前記油圧コントロールバルブのうち、変速機入力部に設けられた両クラッチCA,CBを制御するクラッチ制御用コントロールバルブ70,71,72を選別し、前記選別したクラッチ制御用コントロールバルブ70,71,72を、前記クラッチCA,CBの近接位置に配置している。
前記クラッチ制御用コントロールバルブ70,71,72は、図1に示すように、前記変速機入力部に設けられた両クラッチCA,CBの側部であって、該両クラッチCA,CBとは同じ高さ以上の位置に配置している。
前記油圧コントロールバルブのハウジングを、前記クラッチ制御用コントロールバルブ70,71,72を収める第1ハウジング81と、変速機構の変速比を制御するアクチュエータ油圧コントロールバルブ59を収める第2ハウジング82と、に分割し、前記クラッチ制御用コントロールバルブ70,71,72と第1ハウジング81により第1コントロールバルブユニット45を構成し、前記アクチュエータ油圧コントロールバルブ59と第2ハウジング82により第2コントロールバルブユニット46を構成し、前記トランスミッションケース1の異なる位置に、前記第1コントロールバルブユニット45と前記第2コントロールバルブユニット46とを配置している。
具体的なバルブユニット配置は、図1に示すように、前記トランスミッションケース1を、変速機入力部に設けられたオイルポンプ4と両クラッチCA,CBを収めるクラッチケース部1dと、ギヤトレーンを収める第1変速機構ケース部1eおよび第2変速機構ケース部1fと、に分割し、前記第1コントロールバルブユニット45を、前記クラッチケース部1dの側部位置に配置し、前記第2コントロールバルブユニット46を、前記両変速機構ケース部1e,1fの底部位置に配置している。
[シフトアクチュエータの構成]
図3は3−5シフトアクチュエータ100の部分断面図、図4は図3の拡大図である。3−5シフトアクチュエータ100の軸方向をx軸とし、第1バルブスプール110から第2バルブスプール120へ向かう方向を正方向とする。他の1−Rシフトアクチュエータ200、6−Nシフトアクチュエータ300、2−4シフトアクチュエータ400も同様の構成を備えている。
3−5シフトアクチュエータ100はスプール101、ハウジング102を有し、スプール101はハウジング102に設けられたスプール孔103に対し軸方向摺動可能に収装されている。スプール101はx軸負、正方向側の第1、第2バルブスプール110,120を有し、各バルブスプール110,120は接続部130により接続される。
接続部130によって3−5シフトブラケット49と接続する。この3−5シフトブラケット49はハウジング102に設けられたドレン油室D3内において接続部130と接続し、x軸方向移動することによりスプール101をx軸方向に摺動させる。
スプール110のx軸方向長さはスプール孔103のx軸方向長さよりも長く設けられ、第1バルブスプール110のx軸負方向側、および第2バルブスプール120のx軸正方向側には、それぞれ第1、第2流体室D1,D2が画成される。スプール110のx軸方向移動に伴い、第1、第2流体室D1,D2の容積が選択的に拡大/縮小する。
スプール孔103のx軸方向両端面103a,103bにはそれぞれスプール駆動油路107,108が開口し、各流体室D1,D2と第2コントロールバルブユニット46とを接続する。また、スプール孔103の外径には径方向油路105,106が開口してバルブスプール110,120の外周と第2コントロールバルブユニット46とを接続する。
(バルブスプール)
各バルブスプール110,120は円筒形状であり、外周略中央部には全周にわたって内径側に凹む全周溝111,121が設けられている。第1、第2バルブスプール110,120は接続部130の中心Oに対し対称な形状であり、以下では第1バルブスプール110についてのみ説明する。
第1バルブスプール110の外周は全周溝111により2つに分割され、x軸負方向側(x軸方向外側)の第1流体室側摺動部112、x軸正方向側(x軸方向内側)の第1排出側摺動部113が形成される。この第1流体室側摺動部112は、第1排出側摺動部113よりも大径に設けられている。
スプール孔10はx軸方向全長にわたって同一径に設けられているため、第1流体室側摺動部112−スプール孔10間のクリアランスC1は、第1排出側摺動部113−スプール孔10間のクリアランスC2より小さくなる。
また、ハウジング102の径方向油路105は常時全周溝111に開口し、スプール110がx軸方向移動した場合であっても全周溝111と径方向油路105とは常に連通するよう設けられている。したがって、スプール110の位置によらず第1流体室D1と径方向油路105とは第1流体室側摺動部112によって遮断され、スプール駆動油路107と径方向油路105とが連通することはない。これによりシール性が確保される。
第1バルブスプール110の内部には磁石114が設けられ、またハウジング102の内部には磁気センサ140が設けられている。スプール110がx軸方向移動すると、この磁気センサ140によって磁石114の発する磁界の変化を検出し、スプール110の位置を検出する。
第2バルブスプール120は第1バルブスプール110と対称形状かつ同一構成であるため、第2流体室側摺動部122は全周溝121よりもx軸正方向側となり、第2排出側摺動部113が全周溝121よりもx軸負方向側となる。
[スプールにおける作動油の流れと異物除去作用]
スプール101外周に作動油中の金属片等のコンタミが付着すると、スプール101およびハウジング102の摺動部が摩耗してシール性が低下し、作動油圧の低下やバルブスティック等の作動不良が発生する。とりわけ第1バルブスプール110内には磁石114が設けられているため、ドレン油室D3内の作動油における金属片Aが引き寄せられて第1バルブスプール110の排出側摺動部113外周に付着しやすく、この問題が発生しやすい(図3参照)。
したがって本願実施例1では、第1、第2バルブスプール110,120の外周に全周溝111,121を設け、この全周溝111,121に作動油を供給する。なお、図4の太実線は作動油の流れを示す。
第1流体室D1は第1スプール駆動油路107を介して第2コントロールバルブユニット46から作動油が供給されて高圧となっているため、径方向油路105から全周溝111,121に供給された作動油はx軸内側の第1、第2排出側摺動部113,123へ流れる。
このため径方向油路105から供給された作動油は第1、第2排出側摺動部113,123を介してドレン油室D3に排出される。これにより、第1排出側摺動部113に接近した金属片をドレン油室D3側へ戻し、金属片等のコンタミが第1排出側摺動部113に付着することを回避する。
また、全周溝111によって第1バルブスプール110の外周は第1流体室側摺動部112、第1排出側摺動部113に分割され、第1スプール駆動油路107から作動油の供給を受ける高圧側の第1流体室D1と全周溝111は第1流体室側摺動部112によって隔成される。したがって全周溝111に供給された作動油は高圧の第1流体室D1へは供給されず、第1排出側摺動部113を介してドレン油室D3に排出され、第1排出側摺動部113に対するコンタミの接近をより効果的に回避する。
また、第1流体室側摺動部112は、第1排出側摺動部113よりも大径に設けられ、第1流体室側摺動部112−スプール孔10間のクリアランスC1は、第1排出側摺動部113−スプール孔10間のクリアランスC2より小さい。したがって全周溝111に供給された作動油は第1流体室側摺動部112よりも第1排出側摺動部113方向へ流れやすく、径方向油路105から供給された作動油はほぼドレン油室D3へ排出されるため、よりコンタミが付着しにくくなるものである。
さらに、第1スプール駆動油路107に作動油を供給すると第1流体室D1が高圧となってスプール101が移動するが、その際径方向油路105から全周溝111に作動油を供給すると、全周溝111に供給された作動油によってスプール101の作動が影響を受けてしまう。そのため、第2コントロールバルブユニット46は、第1スプール駆動油路107から第1流体室D1へ作動油を供給する際、径方向油路105に対し作動油を停止し、作動油を供給しないものとする。これによりスプール101を安定して作動させる。
[実施例1の効果]
(1)ハウジング102のスプール孔103に対しx軸方向移動可能に配置されたバルブスプール110,120を備え、バルブスプール110,120のx軸方向外側に第1、第2流体室D1,D2を設け、この第1、第2流体室D1,D2の容積を増減させることでバルブスプール110,120を駆動するスプールバルブにおいて、バルブスプール110,120とスプール孔103との摺動部に開口する径方向油路105,106を設け、径方向油路105,106は、第2コントロールバルブユニット46と接続し、第2コントロールバルブユニット46からの作動油を、径方向油路105,106および摺動部を介してドレン油室D3へ排出することとした。
これにより、第1排出側摺動部113に接近した金属片をドレン油室D3側へ戻し、金属片等のコンタミが第1排出側摺動部113に付着することを回避することができる。
(2)バルブスプール110,120の外周に、全周にわたって全周溝111,121を設け、全周溝111,121に、径方向油路105,106を連通させることとした。
これにより、全周溝111によって第1バルブスプール110の外周は第1流体室側摺動部112、第1排出側摺動部113に分割され、第1スプール駆動油路107から作動油の供給を受ける高圧側の第1流体室D1と全周溝111は第1流体室側摺動部112によって隔成される。したがって全周溝111に供給された作動油をドレン油室D3に排出し、第1排出側摺動部113に対する金属片等のコンタミの接近をより効果的に回避することができる。
(4)摺動部は、全周溝111,121によって流圧室側の第1、第2流体室側摺動部112,122と、第1、第2流体室D1,D2側とは反対側であってドレン油室D3側の排出側摺動部113,123とに分割され、第1、第2流体室側摺動部112,122とスプール孔103とのクリアランスC1は、排出側摺動部113,123とスプール孔103とのクリアランスC2よりも小さいこととした。
これにより、全周溝111に供給された作動油は第1流体室側摺動部112よりも第1排出側摺動部113方向へ流れやすく、径方向油路105から供給された作動油はほぼドレン油室D3へ排出されるため、より金属片等のコンタミを付着しにくくすることができる。
(5)第1、第2流体室側摺動部112,122は、バルブスプール110,120の位置によらず、第1、第2流体室D1,D2と全周溝111,121とを隔成し、排出側摺動部113,123は、バルブスプール110,120の位置によらず、ドレン油室D3と全周溝111,121とを隔成することとした。
これにより、ハウジング102の径方向油路105は常時全周溝111に開口し、スプール110がx軸方向移動した場合であっても全周溝111と径方向油路105とは常に連通することとなり、スプール110の位置によらず第1流体室D1と径方向油路105とは第1流体室側摺動部112によって遮断され、スプール駆動油路107と径方向油路105とが連通することはない。よって、スプールバルブのシール性を確保することができる。
(6)第1、第2流体室D1,D2には、第2コントロールバルブユニット46からの作動油が供給され、第1、第2流体室D1,D2に作動油を供給する際、全周溝111,121に対する作動油の供給を停止することとした。
これにより、スプール101の移動中に径方向油路105から全周溝111に作動油が供給されることがなくなり、スプール101の作動が影響を受ることを回避してスプール101を安定して作動させる。
参考例
参考例につき図5に基づき説明する。基本構成は実施例1と同様である。実施例1ではバルブスプール110,120の外周に全周溝111,121を設けたが、参考例ではスプール孔103の内周に全周溝111',121'を設ける点で異なる。実施例1と同様に第1、第2バルブスプール110,120および全周溝111',121'は対称であるため、第1バルブスプール110についてのみ説明する。
参考例の全周溝111',121'はスプール孔103の内周において外径側に凹む溝である。ハウジング102の径方向油路105は全周溝111'に開口し、スプール110の位置によらず第1流体室D1と径方向油路105とは第1流体室側摺動部112によって遮断され、スプール駆動油路107と径方向油路105とを遮断してシール性を確保する。
また、実施例1と同様、全周溝111'よりもx軸負方向側の第1流体室側摺動部112'は、x軸正方向側の第1排出側摺動部113'よりも大径に設けられ、スプール孔103とのクリアランスはC1>C2となっている。全周溝111'に供給された作動油がドレン油室D3側へ排出されやすくなるよう設けられている。
参考例の効果]
(3)スプール孔103の内周に、全周にわたって全周溝111,121を設け、全周溝111,121に、径方向油路105,106を開口させることとした。これにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
(他の実施例)
以上、本発明のスプールバルブを実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータが適用されたツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションを示すスケルトン図である。 実施例1のスプールバルブを有するシフトアクチュエータが適用されたツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションにおける変速油圧制御系および電子制御系を示す制御系統図である。 実施例1のスプールバルブを有する3−5シフトアクチュエータの部分断面図である。 図3の拡大図である。 参考例のスプールバルブを有する3−5シフトアクチュエータの部分断面図である。
G1〜G6 1〜6速歯車組
GR 後退歯車組
1 トランスミッションケース
2 駆動入力軸
3 トーショナルダンパ
4 オイルポンプ
5 変速機入力軸
6 変速機入力軸
7 フロント側ニードルベアリング
8 リヤ側ニードルベアリング
9 ボールベアリング
10 ボールベアリング
11 変速機出力軸
12 テーパーローラベアリング
13 アキシャルベアリング
14 ニードルベアリング
15 カウンターシャフト
16,17,18 ローラベアリング
28、29 同期噛合機構
37、38 同期噛合機構
41〜44 シフトフォーク
45、46 第1、第2コントロールバルブユニット
47 コントローラ
59 アクチュエータ油圧コントロールバルブ
100,200,300,400 シフトアクチュエータ
101 スプール
102 ハウジング
103 スプール孔
103a,103b x軸方向両端面
105,106 径方向油路
107,108 第1、第2スプール駆動油路
110,120 第1、第2バルブスプール
111,121 全周溝
112,122 第1、第2流体室側摺動部
113,123 第1、第2排出側摺動部
114 磁石
130 接続部
140 磁気センサ
A 金属片
D1,D2 第1、第2流体室

Claims (1)

  1. ハウジングのスプール孔に対し軸方向移動可能に配置され、外周全周にわたって全周溝を有するバルブスプールを備え、
    前記バルブスプールの端部に流体室を設け、この流体室の容積を増減させることで前記バルブスプールを駆動するスプールバルブにおいて、
    前記バルブスプールと前記スプール孔との摺動部であって前記全周溝に開口する油路を設け、
    前記油路は、油圧源と接続し、
    前記油圧源からの作動油を、前記油路および前記摺動部を介してドレン油室へ排出し、
    前記摺動部は、前記全周溝によって前記流体室側の流体室側摺動部と、前記流体室側とは反対側であって前記ドレン油室側の排出側摺動部とに分割され、
    前記流体室側摺動部と前記スプール孔とのクリアランスは、前記排出側摺動部と前記スプール孔とのクリアランスよりも小さく、
    前記流体室側摺動部は、前記バルブスプールの位置によらず、前記流体室と前記全周溝とを隔成し、
    前記排出側摺動部は、前記バルブスプールの位置によらず、前記ドレン油室と前記全周溝とを隔成し
    前記流体室には、前記油圧源からの作動油が供給され、
    前記流体室に作動油を供給する際、前記全周溝に対する作動油の供給を停止することを特徴とするスプールバルブ。
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