JP4944310B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4944310B2 JP4944310B2 JP2001161306A JP2001161306A JP4944310B2 JP 4944310 B2 JP4944310 B2 JP 4944310B2 JP 2001161306 A JP2001161306 A JP 2001161306A JP 2001161306 A JP2001161306 A JP 2001161306A JP 4944310 B2 JP4944310 B2 JP 4944310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- heat generation
- fixing
- fixing roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、加熱装置及び定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式を応用した画像形成装置としてレーザプリンタ等が知られている。図12にレーザプリンタの一従来例を示す。1は感光体ドラム、2は露光装置、3は現像装置、4は転写部材、5はクリーニング装置、6は帯電部材、7は定着装置、Cは供給する転写材をいれる給紙カセット、8は給紙装置、Pは転写材の搬送路、Lは露光装置2から出たレーザ光である。
【0003】
帯電部材6により所望の電位に帯電された感光ドラム1の表面に対して、露光装置2は画像情報に応じたレーザ光Lをオン/オフさせて照射し、電荷を除電することで静電潜像を感光ドラム1上に形成する。
【0004】
現像装置3は現像剤(以後トナーと記す)、現像容器、および現像スリーブ31から構成される。現像スリーブ31からは、静電潜像に応じてトナーが供給され、感光体ドラム1上にはトナー像が形成される。その後、転写部材4により感光体ドラム1上のトナー像は転写材の表面に転写される。この転写材上の未定着トナー像は定着装置7により加熱加圧されることで転写材に永久定着され、画像形成装置から排出される。
【0005】
一方、転写時に感光体ドラム1上に残ったトナーや紙紛などはクリーニング装置5により取り除かれる。
【0006】
一般的なレーザプリンタに用いられる定着装置は図1に示すような構造となっている。図1において10は定着ローラであり、一例として、アルミニウムや鉄などの芯金11上にPFA、PTFE等の離型性樹脂層12を設け、また、内部はヒータ13によって加熱されるようになっている。定着ローラ10の温度は、該定着ローラ10に当接される温度検知素子30(以後サーミスタと記す)によって、該定着ローラ10の表面温度として検出され、温度制御回路によってヒータ13を1水準の入力電圧において断続的に作動させることで、上記表面温度は所定の温度に制御される。
【0007】
一方、20は上記定着ローラ10に圧接回転する加圧ローラであり、一例として、アルミニウムや鉄等の金属芯金21上に、耐熱性を有しかつ硬度の低いシリコーンゴムやシリコーンスポンジ等の弾性層22を設け、その表面にPFA、PTFE等の離型性の高い樹脂による被覆層23を有した構造をなしている。
【0008】
また、トナー像tを担持した転写材Tは、入ロガイド24によって定着ローラ10と加圧ローラ20の間のニップ部に導かれ、加熱かつ加圧されることで定着される。この入ロガイド24はPBT等の抵抗制御材(109から1011Ω)で作るか、もしくはステンレス等の金属でガイド面を構成し、定着フレームとの接点に前記抵抗制御材を用いることが一般的である。これは、絶縁物等で入ロガイド形成すると、転写材との摺擦によりガイド面が帯電し、トナーの飛び散り等の弊害が生じるためである。また、転写材Tがニップ部を通過するときにシワが発生しないように、前記定着ローラ10及び加圧ローラ20の長手方向に適正な逆クラウン形状を付けるとともに、入ロガイド24により定着ニップヘの侵入位置を適正化することが一般的に行われている。
【0009】
定着ニップにおいて加熱かつ加圧されてトナー像を固着した転写材Tは、定着ローラ分離爪25あるいは、加圧ローラ分離爪26によりいずれかのローラから分離され、排紙ガイド27により排紙ローラ28に導かれ装置外へ排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このようなレーザプリンタにおいて、プリントスピードの高速化を図ろうとする場合、商用電源の電力容量により、画像形成装置自身の動作に必要な電力が増加し、定着装置に振り分けられる電力が制限される。特に、給紙装置、排紙スタッカ等の給排紙オプションを装着した場合、または、リードスキャナを備えた複写機においては、さらに定着装置に振り分けられる電力が制限される。よって、画像形成装置において最も電力を消費する定着ヒータの最大定格入力は、オプション機器の接続数が増加するにつれて制限され、プリントスピード、ウォームアップ時間に大きく影響を与えるものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本願発明は定着ローラを加熱するためのヒータと、
前記定着ローラと圧接してニップ部を形成する加圧部材と、前記定着ローラの温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知温度に基づいて商用電源から前記ヒータへの導通または遮断を切り替えて前記定着ローラの温度が定着可能な所定温度に維持されるように調整する調整手段と、を備え、前記ニップ部で転写材上のトナー像を加熱及び加圧して転写材に定着する定着手段と、を有し、プリント時に前記ヒータに供給可能な最大電力である第1の電力は、前記温度検知素子による検知温度が前記所定温度に到達するまでのウォームアップ時に前記ヒータに供給可能な第2の最大電力よりも小さい画像形成装置において、前記ヒータは、前記ヒータの長手方向の端部よりも中央の方が発熱量が大きい発熱分布である第1のヒータと、前記ヒータの長手方向の中央よりも端部の方が発熱量が大きい発熱分布である第2のヒータを備え、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを組み合わせることで、転写材のサイズに合わせた発熱分布を形成して前記定着ローラを加熱することが可能であり、前記調整手段は、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータに印加する電圧をそれぞれ個別に切り替えることが可能であり、前記第1の最大電力を前記第1のヒータ及び前記第2のヒータに供給する時に、前記第1のヒータに印加される電圧と前記第2のヒータに印加される電圧は異なり、前記第1のヒータの発熱量と前記第2のヒータの発熱量は所定の発熱比率となることを特徴とするものです。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1の参考例]
本発明の第1の参考例として、図1に定着装置の断面図を示す。この定着装置は、A3(297mm)幅を最大通紙サイズとする転写材を装置の通紙中心を基準として搬送する中央基準の例であり、ヒータ4は100V入力時に1300W、89.7V入力時に1100Wの出力がでるものを使用し、ヒータ配光も通紙基準に対して対称な分布になっている。定着ローラ10はアルミニウムを芯金11とする直径40mm、厚さ3.0mmのローラであり、表層にはPFAの離型層12を被覆している。加圧ローラ20はステンレス芯金21上にシリコーンスポンジの弾性層22、表層にPFAの離型層23を有し、直径30mm、製品硬度50°の物を用いており、300Nの加圧力をかけることで定着ローラとの間に5.0mmのニップ幅を作ることができる。
【0014】
温度検知素子は定着ローラの略中央部に設置しているため、温度検知素子へのトナー付着に対して、クリーニング手段を必要としている。ただし、サーミスタを定着ローラの略中央部に設置することで、定着ローラの表面温度を正確に調節することができ、安定した定着性を確保することができる。本参考例においては190℃に温調制御を行うことにより、A4横送りで30枚/分のプリントを可能にする。
【0015】
図2に商用電源の電力容量が1500Wに合わせて設計されたレーザプリンタの電力配分を示す。ウォームアップ時は転写材の搬送のためのモータ駆動、露光装置のモータなどは動作させないため、電源の200Wを除いて1300Wを定着のヒータに使用可能とする。図3に示す定電圧出力回路102により、定着ヒータ13には100Vを入力し、1300Wの出力を発生させる。
【0016】
また、プリント時においては転写材の搬送のためのモータ駆動、露光装置のモータ駆動などに200Wを分配するため、定着ヒータは1100Wの電力を使用可能となる。そこで、プリント時においては定電圧出力回路の出力を89.7Vに設定することで1100Wの出力が可能となる。
【0017】
定電圧出力回路102は、チョッピング用FET103と、インダクタ104、スナバ用ダイオード105とからなる降圧型のDC−DCコンバータを有している。定電圧出力回路102は、ヒータ13への出力電圧および出力電流と商用電源の入力実効値電圧および入力電圧波形とを検知するためのコントロールIC106(本参考形態ではUNITRODE社のUC3854を使用)が、上記出力電圧を電圧検知回路107で、上記出力電流を電流検出抵抗108で、上記入力実効値を抵抗109およびコンデンサ110で、入力電圧波形を抵抗111および112でそれぞれ検出し、出力電圧を一定かつ出力電圧波形を入力電圧波形と相似波形となるよう約100kHzでオン/オフしているチョッピングFET103のオンデューティを制御するようになっている。
【0018】
MPU113は、ROM、RAM、各入出力ポート(いずれも図示せず)等を具備し、画像形成装置、および接続機器の動作状態を認識する手段を備える。MPU113に設けられたデジタル出力ポートP1が抵抗114を介してトランジスタ115のベースに接続されており、デジタル出力ポートP1からの信号をHIGHにすることによりトランジスタ115がオンされ、抵抗116を介して+5V電源に接続されているフォトダイオード117がオンされ、フォトトランジスタ118がオンされ、トランジスタ120がオフされることにより電源VCCの電圧が抵抗121を介してコントロールIC106のイネーブル端子ENAに入力され、コントロールIC106を動作させ定電圧出力を制御するようになっている。
【0019】
また、定電圧出力の値は、MPU113のデジタル出力ポートP2が抵抗122を介してトランジスタ123のベースに接続されており、デジタル出力ポートP2からの信号をHIGHにすることによりトランジスタ123がオンされ、抵抗124を介して+5V電源に接続されているフォトダイオード125がオンされ、フォトトランジスタ127がオンされる。
【0020】
フォトトランジスタ127がオンのとき、定電圧出力回路106のVsenseには(抵抗129+抵抗126)と抵抗128による分圧値89.7Vが入力され、フォトトランジスタ127がオフのとき、抵抗128と129による分圧値100Vがコンデンサ130を介してVsenseに入力される。MPU113は画像形成装置の動作状態を判断し、デジタル出力ポートP2の値を切り換えることにより、定着ヒータに印加される電圧値を変更する。
【0021】
実験例として、上記構成の定着装置におけるヒータ電力とウォームアップ時間の関係を図4に示す。プリント時を考慮したヒータの消費電力は1100Wとなり、このヒータでウォームアップを行う場合は立ち上げ時間は80秒となる。本参考例にあるように100V(1300W)と89.7V(1100W)の2水準ヒータの入力電圧を選択できる場合、ウォームアップ時に1300Wをヒータに投入することで、ウォームアップ時間を65秒(15秒短縮)にすることができた。また、900W1水準のヒータ電力設定とした場合、ウォームアップ時間は100秒となった。
【0022】
[第2の実施例]
本発明の第2の実施例として、図5に定着装置の断面図を示す。この定着装置は、A3(297mm)幅を最大通紙サイズとする転写材を装置の通紙中心を基準として搬送する中央基準の例であり、ヒータ以外は第1の参考例と同じものを用いたため説明を省略する。ヒータ13aは100V入力時に700W、90.5V入力時に600Wの出力がでるものを使用し、ヒータ13bは100V入力時に600W、88.8V入力時に500Wの出力がでるものを使用する。
【0023】
ヒータのセグメント配置とヒータ配光を図6、図7に示す。それぞれ、通紙基準に対して対称な分布になっており、中央部に重点的に配光分布をもつヒータ13aと、端部に重点的に配光分布を持つヒータ13bの2本のヒータを使用する。この2本のヒータを組み合わせることにより、様々な紙サイズに対して高いプリントスピードを確保することができる。
【0024】
図8にレーザプリンタの電力配分を示し、ウォームアップ時は2本のヒータを合わせて1300Wの電力を使用し、プリント時は2本合わせて1100Wを使用することを示す。回路図については、図3に示す定電圧出力回路102を並列に設けることで第1の参考例と同様なヒータ制御を行うことができる。
【0025】
[第3の参考例]
本発明の第3の参考例として、図9に画像形成装置の概略図を示す。本実施例においては、レーザプリンタに給紙デッキIと排紙スタッカOとリードスキャナRを備えたデジタル複写機の構成例を示す。画像形成装置および定着装置は第1の参考例で示したものと同様な構成であるため説明を省略する。
【0026】
図10に商用電源の電力容量が1500Wに合わせて設計されたデジタル複写機の電力配分を示す。本体電源:200W、モータ駆動:200W、リードスキャナR:300W、給紙デッキI:50W、排紙スタッカ:50Wとなり、コピー時の定着ヒータヘの電力配分は700Wとなる。よって、100V入力時に1300Wのヒータを使用した場合、プリント時に84.3Vを入力することにより1000Wを定着ヒータに配分し、コピー時には66.9Vを入力することにより700Wを定着ヒータに配分する。
【0027】
図11に示す定電圧出力回路102は、チョッピング用FET103と、インダクタ104、スナバ用ダイオード105とからなる降圧型のDC−DCコンバータを有している。定電圧出力回路102は、ヒータ13への出力電圧および出力電流と商用電源の入力実効値電圧および入力電圧波形とを検知するためのコントロールIC106(本参考形態ではUNITRODE社のUC3854を使用)が、上記出力電圧を電圧検知回路107´で、上記出力電流を電流検出抵抗108で、上記入力実効値を抵抗109およびコンデンサ110で、入力電圧波形を抵抗111および112でそれぞれ検出し、出力電圧を一定かつ出力電圧波形を入力電圧波形と相似波形となるよう約100kHzでオン/オフしているチョッピングFET103のオンデューティを制御するようになっている。
【0028】
MPU113は、ROM、RAM、各入出力ポート(いずれも図示せず)等を具備し、画像形成装置、および接続機器の動作状態を認識する手段を備える。MPU113に設けられたデジタル出力ポートP1が抵抗114を介してトランジスタ115のベースに接続されており、デジタル出力ポートP1からの信号をHIGHにすることによりトランジスタ115がオンされ、抵抗116を介して+5V電源に接続されているフォトダイオード117がオンされ、フォトトランジスタ118がオンされ、トランジスタ120がオフされることにより電源VCCの電圧が抵抗121を介してコントロールIC106のイネーブル端子ENAに入力され、コントロールIC106を動作させ定電圧出力を制御するようになっている。
【0029】
また、定電圧出力の値は、2つのフォトカップラPC2、PC3の動作によって設定される。フォトカップラPC2は、MPU113のデジタル出力ポートP2が抵抗122を介してトランジスタ123のベースに接続されており、デジタル出力ポートP2からの信号をHIGHにすることによりトランジスタ123がオンされ、抵抗124を介して+5V電源に接続されているフォトダイオード125がオンされ、フォトトランジスク127がオンされる。
【0030】
また、フォトカップラPC3は、MPU113のデジタル出力ポートP3が抵抗135を介してトランジスタ139のベースに接続されており、デジタル出力ポートP3からの信号をHIGHにすることによりトランジスタ139がオンされ、抵抗136を介して+5V電源に接続されているフォトダイオード138がオンされ、フォトトランジスタ141がオンされる。
【0031】
フォトトランジスタ127、141が共にオフのとき、定電圧出力目路106のVsenseには、抵抗128と129による分圧値100Vがコンデンサ130を介して入力される。
【0032】
つまり、ヒータには1300Wの電力が供給され、ウォームアップの状態となる。
【0033】
フォトトランジスタ127がオンで、フォトトランジスタ141がオフのときは(抵抗126+抵抗129)と抵抗128による分圧値89.7VがVsenseに入力される。つまり、ヒータ13には1100Wの電力が供給され、プリント状態となる。
【0034】
フォトトランジスタ127がオフで、フォトトランジスタ141がオンのときは(抵抗129+抵抗140)と抵抗128による分圧値66.9VがVsenseに入力される。つまり、ヒータ13には700Wの電力が供給され、コピー状態となる。
【0035】
MPU113は画像形成装置の動作状態を判断し、デジタル出力ポートP2、P3の値を切り換えることにより、画像形成装置の動作状態に合わせて定着ヒータに印加される電圧値を変更する。
【0036】
このとき、ヒータの印加電圧変更により定着装置の電力は1100Wから700Wまで減少するため、プリントスピードを30枚/分から25枚/分に低下させることにより定着性を満足させることができた。
【0037】
また、本参考例においては3水準の設定について説明したが、本参考例で示したフォトカップラPCを複数備えることにより、オプション機器の接続に対して定着ヒータのさらに複数水準の電力設定を行うことが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置の動作状態に合わせて定着装置に供給される電力を変更することにより、ウォームアップ、プリント、コピーの各動作状態において最大の性能を発揮できる画像形成装置を提供することができる。特に、オプション機器の接続により使用電力が制限された条件においても、各々の条件に合わせて定着装置の電力を設定可能であるため、電力の制限が少ない条件においてはプリントスピードを増加させることが可能である。つまり、各動作状態において最適なプリントスピードを選択できるため、安定した定着性を確保することができる。また、定電圧電源を使用しているため、商用電源の入力電圧によらずウォームアップ時間と定着性の安定化を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考の形態を示す定着装置の断面図。
【図2】 本発明の第1の参考の形態における画像形成装置の電力配分を示す図。
【図3】 本発明の第1の参考の形態における定電圧出力回路図。
【図4】 本発明の第1の参考の形態におけるヒータ電力とウォームアップ時間の関係を示す図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示す定着装置の断面図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態におけるヒータのセグメント配置を示す図。
【図7】 本発明の第2の実施の形態におけるヒータ配光を示す図。
【図8】 本発明の第2の実施の形態における画像形成装置の電力配分を示す図。
【図9】 本発明の第3の参考の形態における画像形成装置の概略図。
【図10】 本発明の第3の参考の形態における画像形成装置の電力配分を示す図。
【図11】 本発明の第3の参考の形態における定電圧出力回路図。
【図12】 従来の画像形成装置を示す概略図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 露光装置
3 現像装置
4 転写部材
5 クリーニング装置
6 帯電部材
7 定着装置
10 定着ローラ
20 加圧ローラ
25 定着分離爪
26 加圧分離爪
Claims (1)
- 定着ローラを加熱するためのヒータと、
前記定着ローラと圧接してニップ部を形成する加圧部材と、
前記定着ローラの温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知温度に基づいて商用電源から前記ヒータへの導通または遮断を切り替えて前記定着ローラの温度が定着可能な所定温度に維持されるように調整する調整手段と、
を備え、前記ニップ部で転写材上のトナー像を加熱及び加圧して転写材に定着する定着手段と、を有し、プリント時に前記ヒータに供給可能な最大電力である第1の電力は、前記温度検知素子による検知温度が前記所定温度に到達するまでのウォームアップ時に前記ヒータに供給可能な第2の最大電力よりも小さい画像形成装置において、
前記ヒータは、前記ヒータの長手方向の端部よりも中央の方が発熱量が大きい発熱分布である第1のヒータと、前記ヒータの長手方向の中央よりも端部の方が発熱量が大きい発熱分布である第2のヒータを備え、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを組み合わせることで、転写材のサイズに合わせた発熱分布を形成して前記定着ローラを加熱することが可能であり、
前記調整手段は、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータに印加する電圧をそれぞれ個別に切り替えることが可能であり、前記第1の最大電力を前記第1のヒータ及び前記第2のヒータに供給する時に、前記第1のヒータに印加される電圧と前記第2のヒータに印加される電圧は異なり、前記第1のヒータの発熱量と前記第2のヒータの発熱量は所定の発熱比率となることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001161306A JP4944310B2 (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001161306A JP4944310B2 (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002351255A JP2002351255A (ja) | 2002-12-06 |
JP4944310B2 true JP4944310B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=19004606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001161306A Expired - Fee Related JP4944310B2 (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4944310B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602005013480D1 (de) * | 2004-12-29 | 2009-05-07 | Oce Tech Bv | Temperatursteuerungssystem für Blattstützplatte eines Druckers |
JP2007240792A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Sharp Corp | 電気機器の運転制御方法 |
JP2010191217A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Sharp Corp | 定着装置、画像形成装置、該定着装置を実現するための制御プログラム、および該制御プログラムを記録した記録媒体、ならびに定着装置の制御方法 |
JP2012217309A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電源装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440252A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-10 | Toko Giken Kogyo Kk | タンク洗浄装置 |
JPH06208315A (ja) * | 1993-01-08 | 1994-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の定着装置 |
JPH11194648A (ja) * | 1997-12-29 | 1999-07-21 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成方法 |
JPH11109780A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Canon Inc | 定着装置 |
JPH11344893A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Canon Inc | 定着装置 |
JP2000056615A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-25 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP3497401B2 (ja) * | 1999-02-22 | 2004-02-16 | 京セラ株式会社 | 熱定着装置における加熱温度制御方法及び加熱温度制御装置 |
-
2001
- 2001-05-29 JP JP2001161306A patent/JP4944310B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002351255A (ja) | 2002-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9665048B2 (en) | Image forming apparatus having a temperature setting portion to control a target temperature | |
US8019247B2 (en) | Fusing device and image forming apparatus which turns on an edge heater | |
US8774666B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus incorporating same | |
US6519426B2 (en) | Image heating apparatus and image forming apparatus having the image heating apparatus | |
US6423941B1 (en) | Image heating apparatus and heater | |
US9411284B2 (en) | Fixing device | |
US7953338B2 (en) | Heating apparatus, fixing apparatus, and image forming apparatus which charges an auxiliary power unit to less than a maximum value in a standby status | |
JP2002040870A (ja) | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 | |
JP2004191710A (ja) | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
US8913910B2 (en) | Fixing device | |
JP4944310B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011107447A (ja) | 画像形成装置 | |
US11835909B2 (en) | Image forming apparatus including heater powered with cycle-switched current and fixing device including the heater | |
US7792450B2 (en) | Fixing device for image forming apparatus and control method thereof | |
JP2005039873A (ja) | キャパシタ充電装置、加熱装置、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2004101925A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07114294A (ja) | 定着装置 | |
JP2002229381A (ja) | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 | |
JP2003228250A (ja) | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 | |
JP2018025668A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JPH11167307A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4272740B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010256529A (ja) | 画像形成装置 | |
CN114791696A (zh) | 图像形成装置 | |
US20200130373A1 (en) | Image forming apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080529 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080529 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100201 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |