JP4943974B2 - 窓開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔操作によりワイヤを繰り出して窓を開放する窓開閉装置に関する。
従来より、例えば、火災などの非常時に通電により強制的にドラムのロックを解除して、ドラムに巻かれたワイヤを繰り出して窓を開放する窓開閉装置が知られている。このような窓開閉装置として、特許文献1にあるように、揺動可能に支持されたクランクレバーと、電動モータにより回転される偏芯カムとを備え、電動モータへの通電により偏芯カムを所定角度回転させて、クランクレバーを揺動させ、クランクレバーによりドラムのロックを解除してワイヤを繰り出し、窓を開放するものが知られている。
特開2000−213233号公報
しかしながら、こうした従来の装置では、偏芯カムを原位置から回転させてロックを解除し、更に、偏芯カムを回転して原位置に戻して、次の開放動作に備えて待機するようにしている。偏芯カムは減速機を介して電動モータにより回転され、偏芯カムの回転速度は遅く、原位置から回転を始めてロックを解除し再び原位置へ戻るまで一定回転速度で回転させるので原位置に戻るまでの時間が長くかかる。
このため、電動モータへの通電時間も長くなると共に、エネルギーの消費も多くなり、複数の窓開閉装置を用いて複数の窓を順番に開放する際には更に長時間を必要とするという問題があった。
本発明の課題は、通電時間を短縮できる窓開閉装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
繰り出し・巻き取りにより窓を開閉するワイヤが巻かれ回転可能に支持されたドラムと、
前記ワイヤを繰り出す回転方向への前記ドラムの回転を規制するラチェット機構と、
解除位置への操作部材の移動により前記ラチェット機構による回転の規制を解除する解除機構とを備えた窓開閉装置において、
回転部材を回転して原位置から前記操作部材を前記解除位置に移動する開放位置を経由して前記原位置に戻す開放機構を備え、
前記開放機構は、前記回転部材を前記原位置に回転付勢する付勢部材と、一方方向の回転を伝達するクラッチを介して前記回転部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置に回転する駆動源とを備えたことを特徴とする窓開閉装置がそれである。
前記開放機構は、揺動可能に支持されたレバー部材を備え、前記回転部材は回転により前記レバー部材を揺動させて、前記開放位置では前記レバー部材により前記操作部材を前記解除位置に移動する構成としてもよい。あるいは、前記開放機構は、揺動可能に支持されたレバー部材を備え、前記回転部材と前記レバー部材とを伝達リンクで揺動可能に連結し、前記回転部材は回転により前記伝達リンクを介して前記レバー部材を揺動させて、開放位置では前記レバー部材により前記操作部材を前記解除位置に移動する構成としてもよい。その際、前記付勢部材は、前記レバー部材を介して前記回転部材を前記原位置に回転付勢する構成としてもよい。
本発明の窓開閉装置は、一方方向の回転を伝達するクラッチを介して回転部材を開放位置に回転し、付勢部材の付勢力により回転部材を原位置に戻すので、開放位置を経由した後は、駆動源による駆動を停止できるので、駆動源への通電時間を短縮でき、エネルギーの消費を低減できるという効果を奏する。
レバー部材を揺動可能に支持して、回転部材によりレバー部材を揺動させて操作部材を解除位置に移動することにより、簡単な構造で回転部材の回転を操作部材に伝達できる。また、レバー部材を付勢部材により付勢することにより、回転部材を容易に原位置に回転付勢できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、1はワイヤで、ワイヤ1の先端は窓枠2に開閉可能に支持された窓4に締結され、あるいは、ワイヤ1の先端が窓枠2に締結されて窓4に取り付けられれた図示しない滑車に通されて、ワイヤ1を繰り出した際には窓4が自重やバネ付勢力等により開かれ、ワイヤ1を巻き取った際には窓4が閉じられる。
ワイヤ1の他端側は箱体6内に引き込まれ、ワイヤ1は箱体6内に配置された本体フレーム8に収納されると共に、本体フレーム8に回転可能に支持されたドラム10に巻かれている。
ドラム10は内部が中空状に形成されて、ドラム10と本体フレーム8との間には、遠心力ブレーキ機構12が配置されている。遠心力ブレーキ機構12はドラム10の回転による遠心力によりウエイト13をドラム10に押し当てて、ドラム10の回転を制動してワイヤ1が繰り出される際のドラム10の回転を減速させる周知のものである。
箱体6には蓋部材12が被せられて閉塞されており、蓋部材12にはハンドル部材14が配置されている。ハンドル部材14は、支点ピン15の廻りに揺動可能に支持されており、図1に示すように、蓋部材12の窪みに収納された状態と、図4に示すように、ハンドル部材14を回転操作できる状態との間で揺動させることができるように構成されている。
また、ハンドル部材14とドラム10とは、ドラム10の軸方向に形成された六角孔16に挿入された六角軸18を介して、ハンドル部材14の回転がドラム10に伝達されるように構成されている。本実施形態では、ハンドル部材14の中程には押しボタン20が摺動可能に支持されており、押しボタン20の先端は、ハンドル部材14を貫通して箱体6の内部に突出されている。
ドラム10は、ワイヤ1が巻き付けられる胴部22と、胴部22の一端側には鍔部24が一体的に形成されており、胴部22の他端側には輪状の鍔部26が固定されている。一方の鍔部24の外周には全周にわたってラチェット歯車部28が形成されている。
ラチェット歯車部28に対向して、図5に示すように、揺動部材30が配置されており、揺動部材30はドラム10の軸方向と平行な本体フレーム8に設けられた支点軸32に揺動可能に支持されている。
揺動部材30には、ラチェット爪34が支点ピン36を介して揺動可能に支持されており、支点ピン36の廻りに巻回されたトグルコイルスプリング38によりラチェット爪34がラチェット歯車部28に噛み合うように付勢されている。
ラチェット歯車部28、揺動部材30、ラチェット爪34、支点ピン36、トグルコイルスプリング38によりラチェット機構40を構成しており、図5(イ)に示すように、ラチェット爪34がラチェット歯車部28に噛み合った状態では、ワイヤ1をドラム10に巻き取る方向(図5の矢印A方向)には、ラチェット爪34がラチェット歯車部28によりトグルコイルスプリング38の付勢力に抗して揺動して、ドラム10の回転を許容する。一方、ワイヤ1をドラム10から繰り出す方向(図5の矢印B方向)には、ラチェット爪34がラチェット歯車部28と噛み合ってドラム10の回転を規制する。
揺動部材30には、ラチェット爪34に対し支点軸32を間にして、補助爪42が支点ピン44の廻りに揺動可能に支持されている。支点軸32にはトグルコイルスプリング46が巻回されており、トグルコイルスプリング46の一端は支点ピン44に接触されると共に、他端は本体フレーム8に立設されたピン48に巻き付けられている。
これにより、揺動部材30は支点軸32の廻りに、ラチェット爪34がラチェット歯車部28から離間し、補助爪42がラチェット歯車部28に噛み合う方向に回転付勢されている。
図1に示すように、本体フレーム8には、操作部材50がドラム10の軸方向と平行に形成された摺動孔52に摺動可能に挿入されており、摺動孔52に収納されたコイルスプリング54により蓋部材12側に付勢されている。
操作部材50は押しボタン20に対向して配置され、押しボタン20が押下されたときには、押下板56を介して操作部材50がコイルスプリング54の付勢力に抗して移動されるように構成されている。
図5に示すように、操作部材50には、扇形の嵌入溝58が形成されると共に、矩形の縦溝60が形成されている。図5(イ)に示すように、操作部材50がコイルスプリング54の付勢力により移動されて、本体フレーム8の段部59に突き当たり移動が規制された状態のときに、トグルコイルスプリング46の付勢力により揺動される揺動部材30の先端が操作部材50の外周に接触して、揺動部材30の揺動が規制される。その際、ラチェット爪34がラチェット歯車部28と噛み合うように構成されている。
また、図5(ロ)に示すように、操作部材50が所定量押し込まれて解除位置に移動されたときには、嵌入溝58にトグルコイルスプリング46の付勢力により揺動される揺動部材30の先端が入り込み、ラチェット爪34がラチェット歯車部28から離間し、補助爪42がラチェット歯車部28に接触するように構成されている。
本実施形態では、揺動部材30、トグルコイルスプリング46、操作部材50、コイルスプリング54により解除機構61を構成している。尚、本体フレーム8には、揺動部材30の揺動により押下される2つのリミットスイッチ41a,41bが配置されている。
縦溝60に対向して、本体フレーム8にも縦溝62が形成されており、縦溝60には、図6、図7に示すように、レバー部材64の先端に形成された突部66が挿入されている。レバー部材64は、ケース68に形成された揺動軸70に揺動可能に支持されており、レバー部材64の先端はケース68の外部に突出されて、突部66はケース68の外部に配置されている。
レバー部材64は、揺動軸70に巻回されたトグルコイルスプリングを用いた付勢部材72により揺動軸70の廻りに回転付勢されている。この付勢力により、突部66が縦溝60から抜け出る方向に回転付勢されている。
ケース68には減速機付きの電動モータを用いた駆動源74がビス76により取り付けられており、駆動源74の駆動軸78は、揺動軸70と平行に配置され、駆動軸78には一方方向の回転を伝達するクラッチ(以下、ワンウェイクラッチという)80を介して回転部材82が取り付けられている。
ワンウェイクラッチ80は、駆動軸78の一方方向の回転(本実施形態では、図8(イ)の矢印C方向)を回転部材82に伝達するが、逆方向の回転はフリーになる。一方、回転部材82側から回転力が付与された際には、駆動軸78側からとは回転伝達が逆になり、図8(イ)の矢印C方向の回転がフリーになる。
回転部材82には、揺動軸70と平行に、駆動軸78とは偏芯した位置に円柱部84が形成されて偏芯カムが構成されており、円柱部84の外周は揺動軸70を挟んで突部66と反対側の端のレバー部材64に接触されている。
付勢部材72の付勢力がレバー部材64、円柱部84を介して回転部材82に作用し、駆動源74からの回転駆動力が作用していない状態で、付勢力による作用により、回転部材82が原位置に回転されて、円柱部84を図8(イ)に示す原位置に保持する。その際、操作部材50はコイルスプリング54の付勢力により段部59に突き当てられた状態にあり、突部66は縦溝60の底に接触するか、あるいは、その近傍にある。
回転部材82を原位置から図8(イ)の矢印C方向に回転すると、円柱部84を介してレバー部材64の端を持ち上げて付勢部材72の付勢力に抗してレバー部材64を揺動する。回転部材82がほぼ180度回転するまでに、レバー部材64の突部66が操作部材50の縦溝60の底を介して操作部材50を押下し、操作部材50が解除位置にまで移動されて、揺動部材30の先端が操作部材50の嵌入溝58に入り込むように構成されている。本実施形態では、このときの回転部材82の位置を開放位置としている。
ケース68内には、リミットスイッチ86が配置されており、リミットスイッチ86は回転部材82の外周に突出形成されたドッグ部88により押下されるように設けられている。ドッグ部88の形状は回転部材82が所定角度回転してから、回転部材82の回転が180度を超えたときまで、リミットスイッチ86を押下するように形成されている。尚、ケース68はケース蓋90により閉塞されている。本実施形態では、ケース68、レバー部材64、付勢部材72、駆動源74、ワンウェイクラッチ80、回転部材82、ケース蓋90により開放機構92を構成している。
次に、前述した本実施形態の窓開閉装置の作動について説明する。
窓4が開いている状態で、図4に示すように、ハンドル部材14を蓋部材12から引き起こして、ハンドル部材14を回転操作する。その際、図5(イ)に示すように、揺動部材30の先端は操作部材50の外周に接触した状態にあり、ラチェット爪34がラチェット歯車部28に接触している。ドラム10と共にラチェット歯車部28が図5の矢印A方向に回転するので、ラチェット爪34はトグルコイルスプリング38の付勢力に抗して揺動して、ラチェット歯車部28に接触した状態で、ラチェット歯車部28を乗り越える。
よって、ドラム10の回転が許容されて、六角軸18を介してドラム10が回転され、ワイヤ1がドラム10に巻き取られる。ワイヤ1を繰り出す方向のドラム10の回転は、ラチェット爪34がラチェット歯車部28に噛み合って、図5の矢印B方向の回転は規制するので、ハンドル部材14が窓4の自重等による負荷により回転されることはない。ワイヤ1の巻き取りにより、窓4が閉じられ、窓4を閉じた後、ハンドル部材14を蓋部材12の溝に収納する。
この状態で、外部から駆動源74に駆動信号が入力されると、図8(イ)に矢印Cで示す方向に、駆動源74が回転駆動され、ワンウェイクラッチ80を介して回転部材82が原位置から回転される。
回転部材82が回転すると、円柱部84がレバー部材64の端を付勢部材72の付勢力に抗して押し上げる。このレバー部材64の揺動により、レバー部材64の突部66が操作部材50の縦溝60の底に当たって操作部材50をコイルスプリング54の付勢力に抗して移動する。
回転部材82が回転して、図8(ロ)に示すように、ドッグ部88がリミットスイッチ86を押し、更に、回転部材82が原位置から180度を超え、図8(ハ)に示すように、回転部材82が開放位置を経由して回転する。
開放位置を経由して回転する際、突部66により操作部材50が解除位置を超えて移動され、図5(ロ)に示すように、嵌入溝58にトグルコイルスプリング46の付勢力により揺動される揺動部材30の先端が入り込み、ラチェット爪34がラチェット歯車部28から離間し、補助爪42がラチェット歯車部28に接触する。
窓4からの負荷により、ドラム10にはワイヤ1を繰り出す方向に回転力が作用している。補助爪42はラチェット歯車部28が図5の矢印B方向に回転すると、ラチェット歯車部28の山により付勢力に抗して揺動されるので、回転を規制しない。よって、ドラム10がワイヤ1を繰り出す方向に回転し、ワイヤ1がドラム10から繰り出されて、窓4が開かれる。
図8(ハ)に示すように、回転部材82が原位置から開放位置を経由して180度を超えて回転されると、回転部材82には、レバー部材64,円柱部84を介して、付勢部材72により回転付勢力が作用しているので、回転部材82は図8(ニ)に示すように、原位置に一気に回転される。
回転部材82は付勢部材72の付勢力により原位置に戻されるので、駆動源74の駆動は、回転部材82が180度を超えて回転した後、停止してよい。本実施形態では、180度を超えて回転されたとき、ドッグ部88によるリミットスイッチ86の押下が開放されるので、このときのリミットスイッチ86からの信号により駆動源74の駆動を停止するようにしてもよい。
回転部材82が原位置に戻り、それにより、レバー部材64が揺動して、突部66が操作部材50から離間しても、揺動部材30の先端が操作部材50の嵌入溝58に入り込み、嵌入溝58の底が揺動部材30に接触するので、操作部材50がコイルスプリング54の付勢力により移動するのを規制され、図5(ロ)に示す解除位置を維持し、ラチェット爪34がラチェット歯車部28から離間した状態を維持する。
このように、駆動源74は回転部材82を原位置から開放位置を経由するまで回転すれば、操作部材50を解除位置に移動することができると共に、開放位置を経由してから原位置までは付勢部材72の付勢力により回転部材82を回転させて戻す。その間は、駆動源74による回転駆動は必要ないので、駆動源74による駆動を停止でき、駆動源74を回転駆動する時間を短縮でき、エネルギーの消費を低減できる。
また、回転部材82は、付勢部材72の付勢力により原位置に戻され、駆動源74は駆動を停止されているので、原位置に戻ったことを検出するリミットスイッチを設ける必要がなく、原位置検出のリミットスイッチを減らすことができ、部品点数を低減できる。尚、本実施形態では、リミットスイッチ86を設けているが、必要に応じて設ければよい。
この状態から、窓4を閉じるために、ハンドル部材14を引き出して回転操作すると、図5(ロ)に示すように、ラチェット歯車部28を介して補助爪42が押される。これにより、揺動部材30が支点軸32の廻りに揺動されて、揺動部材30の先端が嵌入溝58から抜き出される。よって、操作部材50がコイルスプリング54の付勢力により移動して段部59に突き当たる。
揺動部材30の先端が操作部材50の外周に接触して、図5(イ)に示すように、ラチェット爪34がラチェット歯車部28に接触し、ドラム10のワイヤ1の巻き取り方向の回転は許容すると共に、繰り出し方向の回転は規制する。ワイヤ1の巻き取りにより、窓4が閉じられ、窓4を閉じた後、ハンドル部材14を蓋部材12の溝に収納する。
前述した実施形態では、回転部材82に偏芯カムを用いたが、これに限らず、図9に示す第2実施形態のように、リンク部材を用いた回転部材93を用いても実施可能である。回転部材93は、前述したと同様、ワンウェイクラッチを介して駆動源により回転され、この回転部材93とレバー部材64の端とが、伝達リンク94によりそれぞれ揺動可能に接続されている。
図9(イ)に示す原位置から回転部材93が回転されると、伝達リンク94を介して付勢部材72の付勢力に抗してレバー部材64が揺動される。図9(ロ)に示すように、レバー部材64の揺動により操作部材50が移動され、図9(ハ)に示すように、開放位置を経由して回転部材93が回転されると、操作部材50が解除位置に移動され、そして、図9(ニ)に示すように、付勢部材72の付勢力により、回転部材93が原位置に戻される。
また、図10に示す第3実施形態のように、レバー部材64を用いることなく、回転部材96により直接、操作部材50を移動するように構成してもよい。回転部材96には円柱部97が設けられており、円柱部97が操作部材50に接触して操作部材50を移動できるように配置する。
付勢部材98により、回転部材96を回転付勢すると共に、回転部材96をワンウェイクラッチを介して駆動源により回転駆動できるように構成する。図10(イ)に示すように、回転部材96を原位置から回転することにより、円柱部97が操作部材50を移動する。そして、図10(ロ)に示すように、回転部材96を開放位置を経由して180度を超えて回転すると、その間に操作部材50が解除位置に移動されて、ドラム10の回転規制を解除し、ワイヤ1が繰り出される。その後、付勢部材98により回転部材96が回転されて原位置に戻される。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての窓開放装置の拡大断面図である。 本実施形態の窓開閉装置の蓋部材を取り除いた正面図である。 図2のaa断面図である。 本実施形態のハンドル部材を引き出した状態の窓開閉装置の斜視図である。 本実施形態のラチェット機構、解除機構の概略構成を示す説明図である。 本実施形態の箱体内に組み込まれている部材の拡大斜視図である。 本実施形態の開放機構の拡大分解斜視図である。 本実施形態の開放機構の動作を示す説明図である。 第2実施形態としての開放機構の動作を示す説明図である。 第3実施形態としての開放機構の動作を示す説明図である。
符号の説明
1…ワイヤ 2…窓枠
4…窓 6…箱体
8…本体フレーム 10…ドラム
12…蓋部材 12…遠心力ブレーキ機構
14…ハンドル部材 15 支点ピン
20…押しボタン 28…ラチェット歯車部
30…揺動部材 32…支点軸
34…ラチェット爪 38…トグルコイルスプリング
40…ラチェット機構 42…補助爪
46…トグルコイルスプリング
50…操作部材 54…コイルスプリング
58…嵌入溝 60…縦溝
61…解除機構 64…レバー部材
66…突部 70…揺動軸
72,98…付勢部材 74…駆動源
78…駆動軸 80…ワンウェイクラッチ
82,93,96…回転部材
84,97…円柱部 86…リミットスイッチ
88…ドッグ部 92…開放機構
94…伝達リンク

Claims (4)

  1. 繰り出し・巻き取りにより窓を開閉するワイヤが巻かれ回転可能に支持されたドラムと、
    前記ワイヤを繰り出す回転方向への前記ドラムの回転を規制するラチェット機構と、
    解除位置への操作部材の移動により前記ラチェット機構による回転の規制を解除する解除機構とを備えた窓開閉装置において、
    回転部材を回転して原位置から前記操作部材を前記解除位置に移動する開放位置を経由して前記原位置に戻す開放機構を備え、
    前記開放機構は、前記回転部材を前記原位置に回転付勢する付勢部材と、一方方向の回転を伝達するクラッチを介して前記回転部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置に回転する駆動源とを備えたことを特徴とする窓開閉装置。
  2. 前記開放機構は、揺動可能に支持されたレバー部材を備え、前記回転部材は回転により前記レバー部材を揺動させて、前記開放位置では前記レバー部材により前記操作部材を前記解除位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の窓開閉装置。
  3. 前記開放機構は、揺動可能に支持されたレバー部材を備え、前記回転部材と前記レバー部材とを伝達リンクで揺動可能に連結し、前記回転部材は回転により前記伝達リンクを介して前記レバー部材を揺動させて、開放位置では前記レバー部材により前記操作部材を前記解除位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の窓開閉装置。
  4. 前記付勢部材は、前記レバー部材を介して前記回転部材を前記原位置に回転付勢することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の窓開閉装置。
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