JP4942696B2 - 食品スライサ - Google Patents

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Description

本発明は、回転する刃物と、この刃物に向けてスライスすべき食品を送り出す材料送りとを備え、前記材料送りにより送り出される食品を回転する刃物で連続的に切り落してスライス片を得る食品スライサに関し、特に、スライス片の厚みを揃えながら1パック分の総重量であるブロック重量を揃えることができるようにしたものである。
例えば、食品としての肉塊をスライスする場合を例に挙げて説明すると、1パック分のスライス肉を1つのトレーにパック詰めするに当っては、肉の厚みを出来るだけ揃えなければならない。その一方で、1パック分の総重量であるブロック重量も出来るだけ揃えなければならない。パック詰めのスライス肉がスーパーなどの店先に置かれた時、1つのトレー内で肉の厚みが余りにも違っていてバラツキがあると、見映えも悪く購買者に好まれないし、買うのを躊躇することもあるとまで言われている。したがって、前記スライサによりスライス肉を得るに当っては、上記のような制約がある。
ここに例示した肉だけに限らず、ハムその他種々の食品をスライスしてパック詰めする場合にも、上記と同様の制約がある。
このような制約があることに鑑み、規定枚数ずつパック詰めするに当って、従来、1パック分の総重量(合計重量)のバラツキを無くすように工夫したスライサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−123697号公報
特許文献1で提案されているスライサによれば、スライスされた複数枚のスライス片の合計重量(総重量)を計測し、この計測結果から現在スライスされている箇所の重量変化傾向を検知し、この検知結果に基づいて以降のスライス厚みを調整することにより合計重量を標準重量に一致させることができ、それによって規定枚数のスライス片の合計重量のバラツキを無くすことができる。
しかしながら、この場合には、規定枚数のスライス片の合計重量(総重量)のバラツキを無くすことはできるが、スライスされた食品の厚みは依然として不揃いであると言わざるを得ず、スライスされた食品の厚みを出来るだけ揃えるという要望を満たすには至っていない。一方、スライスされた食品の厚みを出来るだけ揃えるという制約がある場合においては、枚数を変えたり、購買者の目では分らない範囲で厚さを変える必要がある。
本発明は、このような要望に応えることのできる食品スライサを提供することを目的とするものである。
この目的を達成するために、本発明においては、1パック分のブロック重量とスライス片1枚の厚みと1パック分のスライス片がスライスされた後の総重量から得られるスライス片1枚の重量をもとにして、1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出し、前記の足りない分の重量に相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚みに対する変化率の範囲で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出し、微調整されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数と、前記のスライス片1枚の厚みでスライスすべきスライス片の枚数を決定し、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御するようにした。
このようにすることにより、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス食品のパック商品を容易に得ることができる。
足りない分の重量を変化率の範囲の増減で補うことができない場合には、スライス片1枚の厚みでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やす代わりに、1枚増やすことによって1パック分のブロック重量をオーバーすることになる重量に相当する単位厚みを前記変化率で薄くなるように変化させ、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御するようにした。このようにすることにより、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス肉のパック商品を容易に得ることができる。
それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片がスライスされた後の総重量を計量機で測定し、この重量データをフィードバックし、このフィードバックデータをもとにして基準となる厚みのスライス片1枚の重量を算出するようにするとよい。このようにした場合には、食品の現在切断されている箇所に極めて近い情報に基づいて以降にスライスすべき厚みを決定できるので、より精密な厚さ調整を行うことができる。
足りない分の重量を変化率の範囲の増減で補うことができない場合とできる場合において、それぞれの場合における計算誤差の少ない方の厚みと枚数で、1パック分のスライス片をスライスするとよい。このようにした場合にも、より精密な厚さ調整を行うことができる。
請求項1又は2記載の発明によれば、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス食品のパック商品を容易に得ることができるという効果がある。
請求項3記載の発明によれば、現在切断されている箇所に極めて近い情報に基づいて以降にスライスすべき厚みと枚数を決定できるので、より精密な厚さ調整を行うことができるという効果がある。
請求項4記載の発明によれば、より精密な厚さ調整を行うことができるという効果がある。
本発明を食肉スライサに適用した場合の一例(実施するための最良の形態)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここに例示する食肉スライサAは、図1に示すように、機台Fの一側に回転する勾玉形の刃物1と、この刃物1に向けてスライスすべき肉塊を送り出す材料送り(材料送りコンベヤとも称される)2を備えている。そして、前記材料送り2により送り出される肉塊を回転する刃物1で連続的に切り落としてスライス肉を得ることができる。勾玉形の刃物以外に、丸刃と称される円形状、あるいはその他の形状をした刃物を備えているスライサにも、本発明を適用することができる。
前記機台Fの内部には図2においてSで示すサーボモータ(図1では、図示省略)が設けられており、このサーボモータSを回転させることにより前記材料送り2を駆動させることができる。また、図1に示すように、前記刃物1の直ぐ前から前方に延びるようにスライス片搬出用のコンベヤ3が水平方向に配置されており、このコンベヤ3の下流側に計量機Bが設けられている。この計量機Bは前記コンベヤ3により搬出されて来る1パック分のスライス片の総重量であるブロック重量を計測するためのものであって、図2に示すようにコンピュータ(シーケンサ)Cに接続されている。そして、前記コンベヤ3に連続して作業用のコンベヤ4が配置されている。このコンベヤ4では、回転する刃物1で連続的に切り落とされたスライス肉をパック詰めする作業などを行うことができる。
さらに、ここに例示する食肉スライサAには、操作パネルEが備えられている。この操作パネルEでは、少なくとも、1パック分のスライス片の総重量であるブロック重量(単位:g)と、スライス片1枚の厚み(単位:mm)を設定することができる。また、操作パネルEでは、スライス片1枚の基準重量(単位:g)を入力することができるとともに、食肉スライサAの駆動速度を設定することができる。この操作パネルEも図2に示すようにコンピュータ(シーケンサ)Cに接続されている。
ここに例示された食肉スライサAにあっては、前記操作パネルEで設定された前記1パック分のブロック重量(単位:g)と、スライス片1枚の厚み(単位:mm)と、1パック分のスライス片がスライスされた後の総重量から得られるスライス片1枚の重量(単位:g)をもとにして、1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出し、前記の足りない分の重量に相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚みに対する変化率の範囲で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出し、微調整されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数と、前記のスライス片1枚の厚みでスライスすべきスライス片の枚数を決定し、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送り2を制御することができる。
以下、図2に示す構成の食肉スライサAの動作手順を、図3に示すフローチャートに従って詳細に説明する。
まず、操作パネルEで希望する1パック分のブロック重量(単位:g)と、スライス片1枚の厚み(単位:mm)を入力(設定)すると(ステップS)、それがコンピュータ(シーケンサ)Cのメモリ部に格納され、コンピュータ(シーケンサ)Cは常時その値を記憶している。次いで、操作パネルEによりスライス片1枚の基準重量(単位:g)を入力する(ステップS)。
すると、設定された1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを、コンピュータ(シーケンサ)Cが算出する。そして、前記の足りない分の重量に相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚みに対する変化率の範囲で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出する。
具体的な数値を挙げてコンピュータ(シーケンサ)Cによるこの制御を説明すると、例えば、1パック分のブロック重量を500g、スライス片1枚の厚みを2mmに設定したと仮定する(ステップS)。次いで、スライス片1枚の基準重量70gを入力する(ステップS)。すると、スライス片1枚の基準重量は70gであるから、1パック分のブロック重量を500gにするためには、厚み2mmの肉が
500g÷70g≒7.14枚
必要となり、0.14枚不足していることになる。
そこで、1パック分のブロック重量500gに対して前記枚数7枚の合計重量では足りない分の重量、すなわち、0.14枚分の重量を計算すると、
70g×0.14=9.8g
になる。
厚み2mmの肉7枚に9.8gをプラスすることにより、1パック分のブロック重量を500gにすることができる。
1パック分のブロック重量500gに対して前記枚数7枚の合計重量では足りない分の重量9.8gに相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚み2mmに対する変化率で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出する。例えば、前記スライス片1枚の厚み2mmに対して変化率を5%とし、この範囲で増減させるとした場合において、2mmの5%である0.1mmをもとにしてまず以下に示すように微調整すべきスライス厚み(単位:mm)を算出する(ステップS)。そして、0.1mm厚くする(+0.1mmする)ことで足りない分の重量9.8gを補えるか否かを判定する(ステップS4)。
単位厚み0.1mm当たりの肉の重量を計算すると、
(70g÷2mm)×0.1mm=3.5g
となるから、単位厚み0.1mmをもとにしてまず微調整すべきスライス厚みを算出すると、
2mm+0.1mm=2.1mm
となる(ステップS)。
そして、微調整されたスライス厚み2.1mmでスライスすべきスライス片の枚数を計算すると、
9.8g÷3.5g=2.8枚
となり、2.8枚あれば500gに足りない分の重量9.8gを補えることが分かる。
よって、この数値2.8枚の小数点以下を繰り上げた3枚、すなわち、設定厚み2mmに対して微調整されたスライス厚み2.1mmの肉3枚と、
設定厚み2mmの肉(7−3)=4枚、
あれば、1パック分のブロック重量500gになる(ステップS4のYES)。
そこで、設定厚み2mmに対して0.1mm厚くする(すなわち、2.1mmにする)肉の枚数3枚と、設定厚み2mmの肉の枚数4枚とを決定する(ステップS)。
なお、厳密に言えば、設定厚みに対して0.1mm厚くする(すなわち、2.1mmにする)肉の枚数3枚の合計重量は、
(70g+3.5g)×3=220.5g、
設定厚み2mmの肉の枚数4枚の合計重量は、
70g×4=280g、
であり、1パック分の総重量は
220.5g+280g=500.5g
となり、1パックで0.5g余分にパック詰めされた形になる。
コンピュータ(シーケンサ)Cにより上記の演算がなされた状態において、操作スイッチL(図2参照)をオンして食肉スライサAの運転を開始すると(ステップS6)、刃物1が回転する(ステップS)とともに、設定厚み2mmに対して0.1mm厚い(すなわち、2.1mmの)肉3枚と、設定厚み2mmの肉4枚をスライスすべく材料送り2が稼動する(ステップS)。したがって、この材料送り2により前記のそれぞれの厚みと枚数となるように送り出される肉塊を、回転する刃物1で連続的に切り落して前記のそれぞれの厚みと枚数の最初の1パック分のスライス片を得ることができ、切り落された最初の1パック分のスライス片がスライス片搬出用のコンベヤ3に並ぶ(ステップS)。
コンベヤ3上に並んでいる最初の1パック分のスライス片の総重量をこのコンベヤ3の下流側に配置されている計量機Bにより測定し(ステップS10)、測定されたこの重量データをコンピュータ(シーケンサ)Cの通信ポートを介してコンピュータ(シーケンサ)Cに転送し(ステップS11)、このフィードバックデータをもとにして基準となる厚み(2mm)の肉1枚の重量を算出する。その計算方法は、次の通りである。
前回、厚さ2mmで4枚、厚さ2.1mmで3枚にスライスされているので、その場合の厚みの合計は、
(2mm×4)+(2.1mm×3)=14.3mm
となり、14.3mmに相当する重量が500.5gであるから、基準となる厚み(2mm)の肉1枚の重量は、
(500.5g÷14.3mm)×2mm=70g
となる。
そして、この重量70gを基準重量として次にスライスすべき1パック分の肉の肉送り動作値をコンピュータ(シーケンサ)Cが演算し、その値に応じたパルスを図2のサーボドライバDに転送し、その作動指令により材料送り2を動作させるべくサーボモータSが稼動する。すなわち、次の1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出する手順(ステップS)に戻り、以下前回と同様の手順を繰り返す。
かくして、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス肉のパック商品を容易に得ることができる。特に、上述したように、現在切断されている箇所に極めて近い情報に基づいて以降にスライスすべき厚みと枚数を決定できるようにした場合には、より精密な厚さ調整を行うことができる。
一方、足りない分の重量(単位:g)を変化率の範囲の増減で補うことができない場合には、スライス片1枚の厚み(単位:mm)でスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やす代わりに、1枚増やすことによって1パック分のブロック重量(単位:g)をオーバーすることになる重量(単位:g)に相当する単位厚み(単位:mm)を前記変化率で薄くなるように変化させ、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御するようにするのがよい。このようにすることにより、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス肉のパック商品を容易に得ることができる。
具体的な数値を挙げてコンピュータ(シーケンサ)Cによるこの制御を説明すると、例えば、1パック分のブロック重量を500g、スライス片1枚の厚みを2mmに設定したと仮定する(ステップS)。次いで、スライス片1枚の基準重量75gを入力する(ステップS)。すると、スライス片1枚の基準重量は75gであるから、1パック分のブロック重量を500gにするためには、厚み2mmの肉が
500g÷75g≒6.66枚
必要となり、0.66枚不足していることになる。
そこで、1パック分のブロック重量500gに対して前記枚数6枚の合計重量では足りない分の重量、すなわち、0.66枚分の重量を計算すると、
75g×0.66=49.5g
になる。
厚み2mmの肉6枚に49.5gをプラスすることにより、1パック分のブロック重量を500gにすることができる。
1パック分のブロック重量500gに対して前記枚数6枚の合計重量では足りない分の重量49.5gに相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚み2mmに対する変化率で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出する。例えば、前記スライス片1枚の厚み2mmに対して変化率を5%とし、この範囲で増減させるとした場合において、2mmの5%である0.1mmをもとにしてまず以下に示すように微調整すべきスライス厚み(単位:mm)を算出する(ステップS)。そして、0.1mm厚くする(+0.1mmする)ことで足りない分の重量49.5gを補えるか否かを判定する(ステップS4)。
単位厚み0.1mm当たりの肉の重量を計算すると、
(75g÷2mm)×0.1mm=3.75g
となるから、単位厚み0.1mmをもとにしてまず微調整すべきスライス厚みを算出すると、
2mm+0.1mm=2.1mm
となる(ステップS)。
そして、微調整されたスライス厚み2.1mmでスライスすべきスライス片の枚数を計算すると、
49.5g÷3.75g=13.2枚
となり、13.2枚あれば1パック分のブロック重量500gに足りない分の重量49.5gを補えることが分かる。
しかしながら、スライスすべき肉の枚数は上述したように6枚と出ているから、
13.2枚−6枚=7.2枚
足りないことになる(ステップSのNO)。
そこで、微調整すべきスライス厚みに変化率をさらに5%分(0.1mm)増やし、すなわち、設定厚みに対して+0.2mmする(設定厚みを0.2mm厚くする)ことで、前記の枚数6枚の合計重量では足りない分の重量49.5gを補うものとする(ステップS’)。その場合の枚数を計算すると、
49.5g÷{3.75g×(0.2mm÷0.1mm)}=6.6枚
となり、6.6枚あれば49.5gを補うことができるが、スライスすべき肉の枚数は6枚であって、その枚数に対して、
6.6枚−6枚=0.6枚
不足する(ステップS’のNO)。
よって、厚み2mmでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やすものとする。すなわち、
6枚+1枚=7枚
とする。
すると、厚み2mmの肉7枚の合計重量は、
75g×7=525g
となり、1パック分のブロック重量500gより25gオーバーする。そこで、厚み2mmでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やす代わりに、1パック分のブロック重量500gをオーバーすることになる重量25gに相当する単位厚み(単位:mm)を前記の変化率5%分(すなわち、0.1mm)薄くなるように、すなわち、
2mm−0.1mm=1.9mm
になるように変化させる(ステップS”)。
そして、前記のオーバーすることになる重量25gを肉の厚さ1.9mmにする(薄くする)ことにより補うものとする。その場合の枚数を計算すると、上述したように単位厚み0.1mm当たりの肉の重量は3.75gであるから、
25g÷3.75g=6.6枚
となり、厚さ1.9mmの肉が6.6枚あれば、前記の1パック分のブロック重量500gをオーバーすることになる重量25gを補うことができる。
よって、この数値6.6枚の小数点以下を切り捨てた枚数、すなわち、設定厚み2mmに対して微調整されたスライス厚み1.9mmの肉6枚と、
設定厚み2mmの肉(7−6)=1枚、
あれば、1パック分のブロック重量500gになる(ステップS4”のYES)。
そこで、設定厚み2mmに対して0.1mm薄くする(すなわち、1.9mmにする)肉の枚数6枚と、設定厚み2mmの肉の枚数1枚とを決定する(ステップS”)。
なお、厳密に言えば、設定厚みに対して0.1mm薄くする(すなわち、1.9mmにする)肉の枚数6枚の合計重量は、
(75g−3.75g)×6=427.5g、
設定厚み2mmの肉の枚数1枚の合計重量は、
75g×1=75g、
であり、1パック分の総重量は
427.5g+75g=502.5g
となり、1パックで2.5g余分にパック詰めされた形になる。
そして、上述した場合と同様にして、設定厚み2mmに対して0.1mm薄い(すなわち、1.9mmの)肉6枚と、設定厚み2mmの肉1枚をスライスすべく材料送り2が稼動する(ステップS)。したがって、この材料送り2により前記のそれぞれの厚みと枚数となるように送り出される肉塊を、回転する刃物1で連続的に切り落して前記のそれぞれの厚みと枚数の最初の1パック分のスライス片を得ることができ、切り落された最初のスライス片がスライス片搬出用のコンベヤ3に並ぶ(ステップS)。
この後は、上述した場合と同様に、ステップS10、ステップS11を経ることにより、次の1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出する手順(ステップS)に戻り、以下前回と同様の手順を繰り返す。
そして、上述のステップS10、ステップS11を経ることにより、基準となる厚み1.9mmの肉6枚の重量と厚み2mmの肉1枚の重量を算出し、この重量を基準重量として次にスライスすべき1パック分の肉送り動作値をコンピュータ(シーケンサ)Cが演算し、そのように肉送り2を動作させるべくサーボモータSが稼動する。すなわち、次の1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出する手順(ステップS)に戻り、以下前回と同様の手順を繰り返す。
このように、いずれの場合にも、スライス片の厚みが極力一定で、しかも、1パック分の総重量であるブロック重量が極力揃っているスライス肉のパック商品を容易に得ることができる。特に、上述したように、現在切断されている箇所に極めて近い情報に基づいて以降にスライスすべき厚みと枚数を決定できるようにした場合には、より精密な厚さ調整を行うことができる。
上述のステップS’において、微調整すべきスライス厚みに変化率をさらに5%分(0.1mm)増やして、すなわち、設定厚みに対して+0.2mmする(設定厚みを0.2mm厚くする)ことで、前記枚数6枚の合計重量では足りない分の重量49.5gを補うことができる場合には、ステップS’のYESからステップS’に移り、その後はステップSに戻って上述のステップS11までの工程を経る。
一方、上述のステップS”において、厚み2mmでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やして7枚とする代わりに、1パック分のブロック重量500gをオーバーすることになる重量25gに相当する単位厚み(単位:mm)を、前記の変化率5%分(0.1mm)薄くなるようにすることで補えない場合には(ステップS”のNO)、上述のステップS’において、微調整すべきスライス厚みに変化率をさらに5%分増やして設定厚みに対して+0.2mmする(設定厚みを0.2mm厚くする)ときと、厚み2mmでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やす代わりに、1パック分のブロック重量500gをオーバーすることになる重量25gに相当する単位厚み(単位:mm)を前記の変化率5%分(0.1mm)薄くなるようにするときを対比する(ステップS4”’)。
そして、前者の方の計算誤差が少ない場合(ステップS”’のYES)には、上述のステップS’のYESの場合と同じようにステップS’に移り、以下、その場合と同様の工程を経る。一方、後者の方の計算誤差が少ない場合(ステップS”’のNO)には、上述のステップS”のYESの場合と同じようにステップS”に移り、以下、その場合と同様の工程を経る。すなわち、足りない分の重量を変化率の範囲の増減で補うことができない場合とできる場合において、それぞれの場合における計算誤差の少ない方の厚みと枚数で、1パック分のスライス片をスライスする。このようにした場合にも、より精密な厚さ調整を行うことができる。
ここには、食品としての肉塊をスライスする場合を例に挙げて本発明を説明したが、ここに例示した肉だけに限らず、ハムその他種々の食品をスライスしてパック詰めする場合にも本発明を適用することができる。
上に例示した食品スライスにあっては、微調整されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数と、設定されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数を決定することができる。そして、決定されたそれぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御することができるが、スライス片の高さをさらに加味しながら、前記のそれぞれの厚みと枚数を決定することができるようにしてある。スライスすべき肉塊の高さを測定するのが、図2のエンコーダGである。このエンコーダGにより、スライスすべき肉塊の高さ(単位:mm)を測定し、その値が肉送り動作値の計算に反映されるような演算がなされる。
具体的な数値を挙げてコンピュータ(シーケンサ)Cによるこの制御を説明すると、例えば、1パック分のブロック重量を500g、スライス片1枚の厚みを2mmに設定したと仮定し、前回のスライス作業での肉の高さが50mmであって、厚さ2.1mmの肉のスライス枚数が7枚で、1パック分のブロック重量が500gであったとする。
計量機Bによる前回の計量で1パック分のブロック重量が500gであったので、次のブロックも厚さ2.1mmの肉7枚で500gになると計算される。
しかしながら、次のブロックではスライス片の高さが例えば52mmで2mm分高くなるとする。
2mm分高くなるということは、前回スライスしたブロックと同じように2.1mmの厚さで7枚にスライスすると、当然500gを越える。そこで、次のように計算される。
高さ52mmは高さ50mmに対して、
(52mm−50mm)÷52mm=0.04となり、
4%分大きいので、ブロック重量も4%分重くなる。
そこで、ブロック重量が4%分重くなるのを防止するために、1パック分のブロック設定重量の500gから4%分軽くする。ブロック重量500gの4%は、
500g×0.04=20g
であるから、高さが高くなった分ブロック重量を
500g−20g=480g
にすればよいと判断される。
前回、厚さ2.1mmで7枚にスライスされており、このフィードバックデータをもとにして上述した場合と同様に、基準となる厚み(2mm)の肉1枚の重量を算出すると、
{500g÷(2.1×7mm)}×2mm≒68.03g
となり、ブロック重量を480gとするためには、
480g÷68.03g≒7.06枚
必要となり、0.06枚不足していることになる。
そこで、上述した場合と同様に、1パック分のブロック重量480gに対して前記枚数7枚の合計重量では足りない分の重量、すなわち、0.06枚分の重量を計算すると、
68.03g×0.06≒4.08g
になる。
厚み2mmの肉7枚に4.08gをプラスすることにより、高さが高くなった場合の1パック分のブロック重量を480gにすることができる。
1パック分のブロック重量480gに対して前記枚数7枚の合計重量では足りない分の重量4.08gに相当する単位厚みをスライス片1枚の厚み2mmに対する変化率で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして上述した場合と同様に微調整すべきスライス厚み(単位:mm)を算出する(ステップS)。そして、上述した場合と同様に、0.1mm厚くする(+0.1mmする)ことで足りない分の重量4.08gを補えるか否かを判定する(ステップS4)。
単位厚み0.1mm当たりの肉の重量を計算すると、
(68.03g÷2mm)×0.1mm≒3.40g
となるから、単位厚み0.1mmをもとにしてまず微調整すべきスライス厚みを算出すると、
2mm+0.1mm=2.1mm
となり、微調整されたスライス厚み2.1mmでスライスすべきスライス片の枚数を計算すると、
4.08g÷3.40g=1.2枚
となり、1.2枚あれば480gに足りない分の重量4.08gを補えることが分かる。
よって、この数値1.2枚の小数点以下を繰り上げた2枚、すなわち、設定厚み2mmに対して微調整されたスライス厚み2.1mmの肉2枚と、
設定厚み2mmの肉(7−2)=5枚、
あれば、1パック分のブロック重量480gになる(ステップS4のYES)。
かくして、設定厚み2mmに対して0.1mm厚くして(すなわち、2.1mmにして)スライスすべき肉の枚数(2枚)と、設定厚み2mmでスライスすべき肉の枚数(5枚)が決定され(ステップS)、以下上述した場合と同様の手順(ステップS〜ステップS)を経て、高さが高くなった分が考慮された枚数にスライスされる。
このように、高さが異なっている分のこの数値をさらに加味しながら、微調整されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数と、設定されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数を決定することができるようにすると、さらに精密な厚さ調整を行うことができる。
上述のステップSにおいては、操作パネルEによりスライス片1枚の基準重量(単位:g)を入力したが、ここでスライス片1枚の基準重量(単位:g)を入力しない場合には(ステップSのNO)、ステップS’に移る。ここでは、操作パネルEを用いて計量機Bで重量を測定するブロックを何枚にスライスするか、その枚数を入力する。
すると、その値がコンピュータ(シーケンサ)Cのメモリ部に格納され、コンピュータ(シーケンサ)Cがその値を記憶している状態のもとに、本食肉スライサAが稼動し(ステップS)、ステップSを経てステップSに移ると、上述した場合と同様に、ステップSで設定された厚みでステップS’において入力された枚数にブロックをスライスすべく材料送り2が稼動する。
したがって、上述した場合と同様に最初の1パック分のスライス片を得ることができ、その後、ステップS、ステップS10、ステップS11を経て、上述した場合と同様の手順を繰り返す。
上に例示した食品スライサにあっては、操作スイッチL(図2参照)をオンにすると、コンピュータ(シーケンサ)Cの運転動作プログラムにしたがって、刃物1の刃物モータ1a(図2参照)が駆動する。また、この食肉スライサによれば、コンピュータ(シーケンサ)Cの速度制御プログラムにしたがって速度制御ユニットUにより刃物モータ1aを高速運転させることができる。
一方、操作スイッチLをオフにすると、コンピュータ(シーケンサ)Cの停止プログラムにしたがって速度制御ユニットUにより刃物モータ1aを低速運転させることができ、やがて停止させることができる。
なお、操作スイッチLには非常停止用のスイッチも取り付けられており、食品スライサを非常停止させることもできる。
本発明を食肉スライサに適用した場合の一例を示す斜視図である。 図1に示す食肉スライサの構成を示すブロック図である。 図2に示す構成の食肉スライサの基本動作手順を示すフローチャートである。
A…食肉スライサ
B…計量機
C…コンピュータ
D…サーボドライバ
E…操作パネル
F…機台
G…エンコーダ
L…操作スイッチ
S…サーボモータ
U…速度制御ユニット
1…刃物
2…材料送り
3…スライス搬出用のコンベヤ、
4…作業用のコンベヤ

Claims (4)

  1. 1パック分のブロック重量とスライス片1枚の厚みと1パック分のスライス片がスライスされた後の総重量から得られるスライス片1枚の重量をもとにして、1パック分のブロック重量にするために必要なスライス片の枚数と、1パック分のブロック重量に対して前記枚数の合計重量では足りない分の重量とを算出し、前記の足りない分の重量に相当する単位厚みを前記スライス片1枚の厚みに対する変化率の範囲で増減させ、増減されたこの単位厚みをもとにして微調整すべきスライス厚みを算出し、微調整されたスライス厚みでスライスすべきスライス片の枚数と、前記のスライス片1枚の厚みでスライスすべきスライス片の枚数を決定し、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御することを特徴とする食品スライサ。
  2. 足りない分の重量を変化率の範囲の増減で補うことができない場合には、スライス片1枚の厚みでスライスすべきスライス片の枚数を1枚増やす代わりに、1枚増やすことによって1パック分のブロック重量をオーバーすることになる重量に相当する単位厚みを前記変化率で薄くなるように変化させ、それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片をスライスすべく材料送りを制御することを特徴とする請求項1記載の食品スライサ。
  3. それぞれの厚みと枚数で1パック分のスライス片がスライスされた後の総重量を計量機で測定し、この重量データをフィードバックし、このフィードバックデータをもとにして基準となる厚みのスライス片1枚の重量を算出することを特徴とする請求項1記載の食品スライサ。
  4. 足りない分の重量を変化率の範囲の増減で補うことができない場合とできる場合において、それぞれの場合における計算誤差の少ない方の厚みと枚数で、1パック分のスライス片をスライスすることを特徴とする請求項2記載の食品スライサ。
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