JP4942684B2 - 動画配信システム、端末装置のプログラム、配信動画再生方法、及び、コマンド設定方法 - Google Patents
動画配信システム、端末装置のプログラム、配信動画再生方法、及び、コマンド設定方法 Download PDFInfo
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Description
ここでは一例として、テレビ番組等に関する掲示板において、テレビ番組のあるシーンに対するコメントの書き込みを、各ユーザの端末から行うことによって、ユーザ間において、同じテレビ番組を共有して、さまざまなコメントの発言をすることができる。このようなシステムは、例えば、特許文献1として提供されている。このシステムによれば、テレビ番組を見るとともに、そのテレビ番組に関するコメントを閲覧して楽しむことができる。
また、本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、動画の再生中に当該動画に投稿されたコメントを利用した処理を行うことによって、エンターテイメント性の高い動画配信サービスを行うことのできる動画配信システム、端末装置のプログラム、配信動画再生方法、及び、コマンド設定方法を提供することにある。
また、本発明によれば、動画の再生時間に応じて、指定された領域内のコメントを非表示にするようにしたので、特定の動画生成時間における特定の領域においてコメントが非表示状態となるので、テキストによって動画が隠れてしまうことをなくし、表示効果を高めたインタフェースを提供することができる。
図1は、この発明の一実施形態による動画配信システムの構成を示す概念図である。この図において、動画配信システムは、動画配信サーバ1、コメント配信サーバ2、コマンド配信サーバ3、端末装置4がネットワーク5を介して接続される。動画配信サーバ1は、動画データと、動画の投稿者のユーザIDとを対応づけて記憶しており、端末装置4からの配信要求に応じて、動画データを配信する。この配信は、例えば、ストリーミング配信によって行われる。
この端末装置4としては、動画を表示したり、音声を出力したりする機能を有するものであればよく、例えば、PC、携帯電話、PDA、携帯型ゲーム機等が適用可能である。
図2は、コメント配信サーバ2の構成を示す概略ブロック図である。この図において、コメント情報記憶部21は、コメントの内容と、このコメント内容が付与された時点における、動画の再生開始時点を基準とした動画再生時間を示すコメント付与時間とを対応づけてコメント情報として記憶する。
また、ユーザ名は、コメントを発言した者として画面上に表示可能な名前であり、例えば、コメントを発言するユーザ自身が設定可能である。
このコマンド情報記憶部31に記憶されるデータの一例を図5に示す。コマンド情報記憶部31には、動画配信サーバ1により配信される動画に対するコマンド情報が複数記憶されている。各コマンド情報は、動画を識別する動画IDの情報を含み、どの動画に対するものであるのかを識別できるようになっている。そして、コマンド情報は、少なくとも1つのコマンド設定データを含んでいる。このコマンド設定データは、コマンド付与時間と設定コマンドの他に、そのコマンドを設定した実際の時刻を示すコマンド設定実時間と、コマンドを設定したユーザのユーザIDを含む。
この図において、動画再生部411は、端末装置4のユーザによって指定された動画の配信要求を動画配信サーバ1に送信し、動画配信サーバ1から配信される動画を受信して再生する。コメント情報受信部412は、再生する動画に対して入力されたコメント情報をコメント配信サーバ2から受信する。コメント情報記憶部413は、コメント情報受信部412が受信したコメント情報を記憶する。コメント情報出力部415は、再生される動画の動画再生時間を動画再生部411から取得するとともに、コメント情報記憶部413に記憶されたコメント情報のうち、取得した動画の動画再生時間に対応するコメント付与時間が対応づけられたコメントデータをコメント情報記憶部413から読み出し、読み出したコメントデータをコマンド実行部423へ出力する。
第1の出力部416は、コマンド実行部423から入力されたコメントや、コマンド実行結果を、動画再生部411により出力される画像に重ねて出力装置414によって出力する。
選択部419は、第2の出力部417によって表示されたコメント一覧のうち、入力部418を介して入力されるコメントの選択の入力を受け付ける。あるいは、選択部419は、第2の出力部417によって表示された設定コマンド一覧のうち、入力部418を介して入力されるコマンドの選択の入力を受け付ける。
また、送信部410は、入力部418から入力された指示に従って、各種情報や要求を動画配信サーバ1やコメント配信サーバ2やコマンド配信サーバ3に送信する機能を有する。
動画の投稿者など、コマンド設定が許可されているユーザには、図8に示すような動画視聴ページP1’が表示される。動画視聴ページP1’は、図7に示す動画視聴ページP1に、コマンド設定が可能な画面に遷移するためのボタンであるゲームモードボタン120が追加されたものである。マウスによってゲームモードボタン120にカーソルが合わせられてクリックされることによって、図9に示すコマンド編集ページP2が表示される。なお、ゲームモードボタン120がクリックされたときに、ゲームモードへの変更確認用ページを表示し、当該変更確認用ページ内の確認ボタンがクリックされた場合に、コマンド編集ページP2を表示させるようにしてもよい。
また、再生している動画の現在の動画再生時間に対応するコマンド付与時間のコマンドが、表示欄104に移動表示される(符号126)。設定完了ボタン125は、クリックされることにより、動画視聴ページP1’に戻る。
コマンドが反映されたか確認を行うため、設定完了ボタン125をクリックすると、動画がコマンド編集ページP2から動画視聴ページP1’に遷移する。
まず、コメント配信サーバ2の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。
コメント配信サーバ2の通信部24は、コメント情報の配信要求を端末装置4から受信したか否かを検出する(ステップS101)。コメント情報の配信要求を受信した場合には(ステップS101−YES)、通信部24は、コメント情報配信部22にコメント情報の配信指示をする。ここでは、配信要求に含まれる、コメント情報の動画ID及びスレッドIDがコメント情報配信部22に出力される。コメント情報配信部22は、通信部24から出力された動画ID及びスレッドIDに対応するコメント情報のコメント情報記憶部21から読み出し(ステップS102)、読み出したコメント情報を、配信要求をした端末装置4に配信する(ステップS103)。ここでは、動画ID及びスレッドIDに対応付けされている各コメント情報を一括して送信する。このとき、コメント投稿実時間が最新のものから所定数のコメントデータをコメント情報として送信してもよい。ステップS103におけるコメント情報の配信後、ステップS101に移行する。
他方、コメント情報の配信要求ではなく(ステップS101−NO)、端末装置4から送信されたコメントデータの受信もしていない場合は(ステップS104−NO)、ステップS101に移行する。ここで、同じ動画IDの動画を再生しており、且つ当該スレッドIDのスレッドのコメントを閲覧している端末装置4を特定する方法としては、例えば、コメント配信サーバ2にアクセスしてきた端末装置4とセッションを確立しておき、このセッションが有効な端末装置4を動画閲覧中として特定することなどがある。
コマンド配信サーバ3の通信部34は、コマンド情報の配信要求を端末装置4から受信したか否かを検出する(ステップS201)。コマンド情報の配信要求を受信した場合には(ステップS201−YES)、通信部34は、コマンド情報配信部32にコマンド情報の配信指示をする。ここでは、配信要求に含まれる動画IDがコマンド情報配信部32に出力される。コマンド情報配信部32は、通信部34から出力された動画IDに対応するコマンド情報のコマンド情報記憶部31から読み出す(ステップS202)。読み出したコマンド情報を、配信要求をした端末装置4に配信する(ステップS203)。ここでは、動画IDに対応付けされているコマンド情報を一括して送信する。ステップS203におけるコマンド情報の配信後、ステップS201に移行する。
他方、コマンド情報の配信要求ではなく(ステップS201−NO)、端末装置4から送信されたコマンド設定データの受信もしていない場合は(ステップS204−NO)、ステップS201に移行する。
まず、図13において、端末装置4の動画再生部411は、入力部418から再生対象となる動画がメニュー画面においてユーザから選択の入力がなされ、さらに、動画再生の指示が入力されると(ステップS301−YES)、指示された動画の動画IDを動画配信サーバ1に送信し、動画配信を要求する。さらに、端末装置4は、動画ID、ユーザIDとコメント情報の配信要求をコメント配信サーバ2に、動画ID、ユーザIDとコマンド情報の配信要求をコマンド配信サーバ3に送信する。動画配信サーバ1は、動画IDの送信元の端末装置4がログインしたときのユーザIDが、コマンド設定を許可するユーザIDであるか否かを判定し、コマンド設定を許可するユーザIDであれば動画視聴ページP1’を、コマンド設定が許可されないユーザIDであれば動画視聴ページP1を端末装置4へ配信する。ここでは、ログイン時に受信したユーザIDと、受信した動画IDに対応して記憶されている動画の投稿者のユーザIDとが一致する場合、コマンド設定を許可するユーザであると判断する。端末装置4の動画再生部411は、動画配信サーバ1から動画データを受信するとともに、コメント情報受信部412は、コメント配信サーバ2から、動画IDに対応するコメント情報を受信してコメント情報記憶部413に記憶し、コマンド情報受信部421は、コマンド配信サーバ3から、動画IDに対応するコマンド情報を受信してコマンド情報記憶部422に記憶する(ステップS302)。
端末装置4の送信部410は、入力部418からコメントが入力されたか否かを検出する(ステップS321)。コメントの入力があった場合には(ステップS321−YES)、そのコメントが入力された時点(例えば、「書く」ボタン(符号111)がクリックされた時点)における、その動画を再生しているソフトウェアのプレイヤーが指す動画再生時間を読み出し、その動画再生時間をコメント付与時間とし、再生中の動画の動画IDと、閲覧中のコメントのスレッドIDと、現在の実時間情報(現在時刻の情報)と、端末装置4のユーザのユーザ名と、入力されたコメント内容と、コメント表示方法と、ユーザIDとを対応づけて、コメントデータとしてコメント情報記憶部413のコメント情報に追加保存する(ステップS322)。そして、送信部410は、追加保存したコメントデータをコメント配信サーバ2に送信し(ステップS323)、図13のステップS313に移行する。
ゲームモードが選択された場合(ステップS304−YES)、端末装置4は、コマンド編集ページP2を表示する。コマンド実行部423は、現在の動画再生時間をもとに、コマンド情報記憶部422内に記憶されている動画IDに対応したコマンド情報を参照し、動画再生時間に一致するコマンド設定データの有無を判定する(ステップS351)。
動画再生時間に一致するコマンド設定データがある場合(ステップS352−YES)、コマンド実行部423は、第1の出力部416へ読み出したコマンド設定データを出力する(ステップS353)。第1の出力部416は、動画上に当該コマンド設定データで示されるコマンドの表示制御を行う。
また、上記では、コメントはテキストである場合ついて説明したが、テキスト以外にも音声や動画などのコンテンツが含まれていても良い。その場合、端末装置4は、コメントに含まれるコンテンツをダウンロードして出力する。
合計コマンドは、“Goukei,[カウントする文字][*],[ue][shita]”のように記述される。パラメータ1は、カウント対象の特定文字列を指定する。パラメータ2は、カウントしたコメント数の表示領域を指定し、[ue]であれば、表示している動画の上側に、[shita]であれば、表示している動画の下側に表示する。
結果コマンドは、“kekka,[asc][desc]”のように記述される。
パラメータ1は、[asc]であれば昇順に、[desc]であれば降順に表示する。
置き換えコマンドは、“okikae,[置き換える文字][*]、[置き換わる文字],[all]”のように記述される。パラメータ1は、置き換え対象の文字列を指定する。パラメータ2は、置き換え後の文字列を指定する。パラメータ3はオプションであり、[all]がつかない場合は、パラメータ1で指定されたコメント内の文字列をパラメータ2で指定された文字列に置き換えて表示するが、[all]がつく場合は、パラメータ1で指定された文字列が含まれるコメント全体をパラメータ2で指定された文字列に置き換えて表示する。
窓表示コマンドは、“mado,[窓として用いられる文字],[サイズx],[サイズy],[上に移動する時反応する文字列],[上に移動する量],[下に移動する時反応する文字列],[下に移動する量],[左に移動する時反応する文字列],[左に移動する量],[右に移動する時反応する文字列],[右に移動する量]”のように記述される。パラメータ1は、表示している動画上に重ねて描画する窓の形を指定する文字であり、黒文字または白文字の○、△、▽、□、◇などが用いられる。パラメータ2、3は、パラメータ1で指定された文字の横、縦のサイズを示す。パラメータ4は、上への移動のために検出する対象の文字列を指定し、パラメータ5は、パラメータ4で指定された文字列が含まれるコメントが検出されたとき、パラメータ1で指定された文字を上に移動させる量を指定する。同様に、パラメータ6、8、10は、それぞれ、下、左、右への移動のために検出する対象の文字列を指定し、パラメータ7、9、11は、それぞれ、パラメータ6、8、10で指定された文字列に一致する文字列が含まれるコメントが検出されたとき、パラメータ1で指定された文字を下、左、右に移動させる量を指定する。なお、窓を描画する際には、指定された文字の形の窓の中の部分のみ動画を表示させ、窓の外側の部分を所定の色で塗りつぶして表示させるようにしてもよく、窓の外側の部分の塗りつぶしをおこなわずに、指定された文字自体を画像に重ねて表示させるようにしてもよい。
ポップコマンドは、“pop,[反応する文字列],[表示する文字列]”のように記述される。パラメータ1は、検出対象の文字列を指定し、パラメータ2は、パラメータ1で指定された文字列が含まれるコメントが検出されたときに表示する文字列である。
テンションコマンドは、“tensyon,[合計した数のタイトル名],[ue][shita]”のように記述される。パラメータ1は、合計数を表示する際に表示するタイトル名の文字列を指定する。パラメータ2は、パラメータ1で指定されたタイトル名の表示場所を指定し、[ue]であれば上側に、[shita]であれば下側に表示させる。
リンクコマンドは、“link,[動画ID],[条件]”のように記述される。パラメータ1は、現在表示している動画からジャンプして表示すべき動画の動画IDを指定する。パラメータ2が記述される場合は、パラメータ2で指定される条件に一致した場合に、ジャンプして表示すべき動画の動画IDを指定する。パラメータ2は、以下の(a)〜(d)ように記述される。
(b)[mado,複数座標による指定範囲]:コマンド実行部423は、窓コマンドにて作成された窓が、「複数座標による指定範囲」によって指定された範囲内の座標に入ったら、指定された動画IDの動画データを取得するよう動画再生部411に指示し、再生させる。
(c)[pop,反応する文字列]:コマンド実行部423は、当該ユーザのコメント、すなわち、コメント情報出力部415から出力されたコメントデータのうち、当該端末装置4を使用しているユーザのユーザIDが設定されたコメントデータにより示されるコメントに、反応する文字列が含まれる場合、当該ユーザの端末装置4の動画再生部411に指定された動画IDの動画データを取得するよう指示し、再生させることにより、当該ユーザのみジャンプする。
(d)[tension,タイトル]:コマンド実行部423は、テンションコマンドにてカウントしている中で、指定されたタイトル名の合計が一番多い場合に、指定された動画IDの動画データを取得するよう動画再生部411に指示し、再生させる。
ストップコマンドは、“Stop,[on][off]”と記述される。パラメータ1が[on]の場合は、動画の閲覧を不可能とし、[off]の場合は、動画の閲覧を可能とする。コマンド実行部423は、ストップコマンドに基づいて、動画の出力を停止、または、停止の解除を第1の出力部416に指示する。
コマンドの削除とは異なり、コマンドの機能を停止するコマンドである。エンドコマンドは、“End,[all][1〜n]”と記述される。パラメータ1が[all]の場合は、現在表示されている動画で利用されているコマンドを全て停止し、[1〜n]の場合は、その数字にて特定されるコマンドを停止する。コマンドを特定する数字は、例えば、同じ画像データにおいて設定されたコマンドに対して、コマンド付与時間の順に付与される番号である。
“ボタンの表示設定|@ボタン,[表示コメント]”あるいは、“ボタンの表示設定|@ボタン,[表示コメント],[投稿されるコメント],[投稿コメント表示/非表示],[投稿コメントの表示設定],[押せる回数]”のように記述される。以下、コマンド実行種別と各パラメータと付加機能について説明する。
(a)コマンド種別
“ボタンの表示設定|@ボタン”のうち、‘ボタンの表示設定’は、ボタンを表示欄104に表示させる位置を指定するデータである。ボタンを表示欄104の上方に表示させる‘ue’、ボタンを表示欄104の下方に表示させる‘shita’などがある。ここで、‘shita’に続けて色を指定するデータ‘red’を記述(例えば、‘shita red’)すると、表示対象がテキスト文字列である場合には、テキストをボタンとして表示欄104の下方に赤色で表示することができる。この色を指定するデータを省略すると、所定の色(例えば白)で出力される。‘@ボタン’は、クリッカブルコメント用コマンドのスクリプトを呼び出す式である。
このクリッカブルコメント用コマンドで実行される所定の処理の一例としては、例えば、ボタンがクリックされた時に、所定のテキストを表示させる処理、ボタンがクリックされた時に、所定の動画を表示欄104に表示させる処理、ボタンがクリックされた時、そのボタンに設定された動画を別の窓にて表示させる処理等がある。
(b)パラメータ
[表示コメント]は、表示コメント内の[]で囲まれた部分がボタンとしてクリック可能な対象物として表示される。[]を省略した場合は、全体がボタンになる。例えば、‘クリック→[ジャンプ!]’と記述された場合には、‘クリック→ジャンプ!’の部分が表示欄104に出力され、‘ジャンプ!’の部分がボタンとして機能する。
[投稿されるコメント]は、ボタンがクリックされると表示されるテキストである。すなわち、ボタンがクリックされると、‘投稿されるコメント’に設定されたテキストがコメントとして発言され、通常のコメントとは別のレイヤ層で表示される。
[投稿コメントの表示設定]は、ボタンがクリックされた時に表示されるテキストの表示設定をするデータであり、赤色で表示されるテキストを画面の下方にフォントをサイズ大で出力する場合には[red,shita,big]のように、色、表示位置、フォントサイズを指定するパラメータをカンマで区切って記述する。省略するとデフォルトで設定された色、表示位置、フォントサイズで表示される。
上記(a)と(b)以外の機能に、ボタンにだけ反応させる@button機能を付加できる。ここでは、ボタンをクリックすることで発言されたコメントには、ボタンコマンドが設定される。合計コマンドやジャンプコマンドなどのコマンド欄にボタンコマンド(@ボタン)を設定することで、ボタンコマンドが設定されたコメントにしか反応しないようにする。
その記述例としては、以下の記述が挙げられる。
(i)例その1
shita |@ボタン ジャンプ!
|@キーワードジャンプ ジャンプ! sm7
ジャンプ!のテキストが表示されたボタンが表示欄104の下方に表示される。このボタンをクリックすると、「ジャンプ!」というコメントが発言され、sm7の動画IDである動画がダウンロードされ、表示欄104の通常のコメントとは異なるレイヤに表示される(ジャンプ)。
このキーワードジャンプにボタンコマンドを設定することで、通常のコメントの「ジャンプ!」には反応しない。すなわち、ユーザから単に通常のコメントである「ジャンプ!」が発言されただけでは、コマンドが実行されることがない。
(ii)例その2
shita |@ボタン ジャンプ! いってきます
|@キーワードジャンプ いってきます sm7
ジャンプ!のテキストが表示されたボタンが表示欄104の下方に表示される。このボタンをクリックすると、「いってきます」というテキストが、コメントが表示されるレイヤとは異なるレイヤに表示され、動画IDがsm7である動画にジャンプする。キーワードジャンプにボタンコマンドを設定することで、コメントを対象に処理を行うコマンドについては、通常のコメントの「いってきます」には反応しない。すなわち、コメントの集計を行う機能のコマンド等については、この@ボタン機能によって表示されるテキスト「いってきます」について、集計等の処理の対象外となる。
(a)指定された動画の指定された動画再生時間にジャンプ
表示欄104に現在表示している動画とは別の動画の開始秒数指定は、ジャンプコマンド、キーワードジャンプコマンド、合計コマンド、窓表示コマンド、等のコマンドに追加可能なスクリプトである。
以下にその書式の例を示す。
@ジャンプ[動画id]
また、このような書式の他に、
@ジャンプ[動画id],[ジャンプメッセージ], [再生開始時間], [戻るまでの時間], [戻りメッセージ]
のように、各種パラメータを追加することも可能である。
[再生開始時間]は、ジャンプ先の動画をどの地点から再生するかを指定するパラメータであり、時、分、秒の単位で指定可能である。このパラメータの指定がない場合には、動画の最初(0秒)から再生を開始するようなデフォルトのパラメータが設定される。
[戻るまでの時間]は、元の動画に戻る場合、ジャンプ先で再生が始まってから何秒間再生して戻るかを指定するパラメータである。戻る際は、元の動画のジャンプコマンドを設定した秒数に戻る。指定されない場合は、元の動画に戻らないようにすることも可能である。
[戻りメッセージ]は、元の動画に戻す際のメッセージを指定するパラメータである。このパラメータの指定がない場合には、デフォルトのメッセージとして「元の動画に戻ります」が表示欄104に出力されるように設定される。
@ジャンプ id7, [飛びます], [3:20], [30秒], [戻るよ]
このように記述されると、「飛びます」が表示されたボタンがクリックされると、動画IDがid7である動画にジャンプし、動画再生時間3分20秒の時点から再生され、その再生が開始された後、30秒後に「戻るよ」のテキストを表示し、元の動画に戻る処理が行われる。
この場合の記述の書式例を示す。
@ジャンプマーカー:ラベル名
@ジャンプ [飛び先秒数/ラベル名][ジャンプメッセージ]
このような書式に従った記述例を以下に示す。
@ジャンプ 3:24[シーン2へ]
または、
@ジャンプマーカー:シーン2
@ジャンプ シーン2(シーン2へ)
ここで、[飛び先秒数/ラベル名]は、ジャンプ先を時、分、秒もしくはマーカーのラベル名で指定されるパラメータである。ここで、ラベル名を使用する場合には、@ジャンプマーカーのコマンドで、マーカーを予め設定しておく必要がある。
[ジャンプメッセージ]は、ジャンプの際に表示するメッセージを指定するパラメータである。指定されなかった場合には、[別のシーンへジャンプします]というデフォルトのパラメータが設定される。
(a)
動画データのダウンロードを開始したら、動画の再生をすぐに開始し、未キャッシュの動画再生時間の時点へジャンプするようなコマンドが指示された場合、動画がすべてキャッシュされるまで、指定された動画再生時間(例えば、ダウンロードが完了している再生位置の動画再生時間)にジャンプし、ダウンロードが完了したら、戻るジャンプメッセージを表示し続ける。
このときの記述書式の例は、以下の通りである。
@ウエイト[戻る動画再生時間]
[戻る動画再生時間]は、戻り先すなわち、ダウンロードが完了するまでの間、ジャンプする先の動画再生時間を示すパラメータが設定される。
そして、具体的には、例えば以下のように記述される。
@ウエイト 0:00
これにより、ダウンロードが完了するまでの間、動画再生時間が0分00秒の時点にジャンプする。このように0:00が設定された場合には、ダウンロードが完了するまでの間、0:00の時点の画像が表示されたままになる。
最初にループを作り、ウエイト処理のジャンプを実行することによって動画データのすべてのダウンロードが完了するまで待ち、ダウンロードが全て完了した場合に、ウエイト処理するためのジャンプを解除する。すなわち、ダウンロードが完了していない場合には、動画データがまだダウンロードされていない時点へのジャンプが設定されている時点でウエイト処理を行うためのジャンプを繰り返し実行することによって動画再生を一時停止するようにし、ダウンロードが完了したら、ウエイト処理のジャンプを解除し、動画再生時間が先の時点である指定されたジャンプ先にジャンプする。
記述する書式の例としては、以下の通りである。
@キーワードジャンプ [キーワード],[動画id],[ジャンプメッセージ],[同窓/別窓],[再生開始時間],[再生秒数],[戻りメッセージ]
なお、この[同窓/別窓]のパラメータを設定しなかった場合には、デフォルトとして同窓が設定される。
@キーワードジャンプ ジャンプ! sm7 飛びます 別窓
この記述がされている場合には、ジャンプをした際に、「飛びます」というテキストが発言され、別窓で表示欄104が起動し、その表示欄104において、動画IDがsm7の動画がダウンロードされて再生される。
ここで、例えば、動画Aを再生していた際に、別窓として動画Bを再生するように別窓コマンドが設定されていた場合には、コマンド実行部423は、別窓コマンドに設定された動画IDを参照し、元の動画に戻るためのURLを生成する。例えば、http://www.abcdefg.go.jp/watch/sm7?start=60&backidsm1のように、ジャンプ先の動作を指定する動画ID(ジャンプコマンドによって指定されている)を含み、かつ、元の動画を示す動画IDを含むURLを生成し、これに従って、別窓の画面に別窓コマンドによって指定された動画データにアクセスし、表示する。そして、再生が完了した時点で、このURLに含まれる、元の動画を指定する動画IDを用いて、元の窓に遷移し、元の動画を再生する。
なお、別窓にジャンプした後に元の動画に戻る他の方法として、リファラの機能を利用し、元の動画を検出することによって元の動画を特定し、元の動画に戻ることも可能である。
上記いずれの方法であっても、別窓を複数起動する場合にも、別窓のそれぞれについては、自身の元の動画を特定して戻ることが可能である。
その記述の書式としては、以下のものが挙げられる。
有効秒数|@シーク禁止
‘有効秒数’は、このシーク禁止コマンドが設定された動画再生時間を起点とし、シークを禁止する期間を指定するパラメータである。
記述の具体例としては、
@30 |@シーク禁止
である。この記述によれば、シーク禁止コマンドが設定された動画再生時間を起点として動画再生時間が30秒経過するまでは、シーク禁止となる。すなわち、動画再生時間が1分00秒の時点でシーク禁止が設定されていた場合には、動画再生時間が1分30秒になるまでは、シークの入力を受け付けしない。
@コメントマスク 高さ[0〜100%],幅[0〜100%]
高さ[0〜100%]は、マスク高さ方向(画面の上下方向)のサイズを指定し、幅[0〜100%]は、マスクの幅方向(画面の水平方向)のサイズを指定するパラメータである。ここで、マスクの位置そのものは、ue、shitaなどのコマンドを組み合わせて位置を設定し、設定されない場合は、デフォルトで表示欄104の中央に設定される。
なお、ここでは、コメントを表示する領域内の一部を非表示にする場合について説明したが、コメントを表示する領域そのもののサイズを表示欄104よりも小さくする、あるいは大きくするようにするようにしてもよい。
ここで、コメントを非表示する処理については、コメントを出力する処理を行うが、非表示の領域内についてコメントの表示されないように、文字色が透明であるコメントを出力し、あたかも表示されていないようにしてもよい。あるいは、非表示の領域内については、コメントを出力する処理そのものを行わないことによってコメントを非表示にし、コメントを表示する領域のみ出力する処理を行うようにしてもよい。
図16は、投票数をカウントして表示する場合の例を示す。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、任意の文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。コマンド実行部423は、このカウントを動画再生中にもリアルタイムに行い、順位もそれに応じて入れ替えて表示させる。(b)では、コマンド実行部423は、この合計コマンドによるカウント数の結果を降順に大きく表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、指定文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。(b)では、コマンド実行部423は、リンクコマンドによって、最もコメントの多かった文字列をキーワードにして指定される動画IDの動画の取得を動画再生部411に指示し、(c)にて取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、指定文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。また、置き換えコマンドを用いて、類似の文字列については、合計コマンドによってカウント可能な文字列に置き換えて表示し、カウント対象としている。(b)では、コマンド実行部423は、リンクコマンドによって、合計数の一番多かった文字列をキーワードにして指定される動画IDの動画の取得を動画再生部411に指示し、取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、テンションコマンドに基づき、現在動画再生部411が表示しているフレーム(ターン)についての有効秒数内のコメント数のカウントを行い、(b)では、エンドコマンドにより(a)でのコメントのカウントを一旦終了し、次に動画再生部411が表示しているフレーム(ターン)についての有効秒数内のコメント数のカウントを行う。そして、(c)では、コマンド実行部423は、(a)、(b)のターンのうち、コメント数が多かったターンに従って、指定された動画IDの動画の動画再生部411に指示し、取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、動画再生部411によって表示している動画に基づくクイズ等を表示させ、(b)では、コマンド実行部423は、正解の文字列が含まれるコメントを、他の文字列に置き換えて表示させるとともに、(c)では、コマンド実行部423は、ポップコマンドによって、正解の文字列が含まれるコメントを入力したユーザが自端末装置4のユーザである場合に、指定された文字列を表示させている。
同図の(a)では、動画によって窓を動かす目標、例えば、ゴルフのカップ等を表示させ、(b)では、コマンド実行部423は、窓表示コマンドによって、ボールに見立てた文字「○」を、コメントに基づいて動かして表示させている。また、置き換えコマンドによって、類似の文字列を、窓表示コマンドに反応する文字列に置き換えている。そして、リンクコマンドに基づいて、カップの表示部分として指定される範囲に文字「○」が入ったときには(ゲームをクリアしたときに)、次の動画、例えば、さらにカップの小さな動画を取得して表示させる。これは、例えば、ボーリングや縦スクロールレースゲームなどに応用が可能である。
このゲームでは、ユーザが動かしたい方向に対応したコメントを入力しても、それが反映されるのは、そのコメントデータをコメント配信サーバ2へアップロードした後、次のコメントデータの配信タイミングにおいて、コメント配信サーバ2から他のユーザによって入力されたコメントデータと併せて当該端末装置4へ配信されたときであり、このように、入力されたコメントが反映されるまでにタイムラグがあることと、他のユーザのコメントも影響することによって、なかなかユーザの意志どおりの動きとならないもどかしさが面白さに繋がる。
同図の(a)では、動画再生部411によって動画を表示しており、(b)では、コマンド実行部423は、置き換えコマンドに基づき、NGワードとなる文字列が含まれるコメントを検出した場合、そのNGワードの文字列のみを他の文字列に置き換えて表示させている。あるいは、正解の文字列を、正解を示す文字列に置き換えて表示することにより、擬似的にクイズも可能である。
同図の符号(A)に示すように、クリッカブルコメント用コマンドが設定された動画再生時間に到達した際に、「クリック→ジャンプ!」のテキストが表示され、この「ジャンプ!」のテキストの部分について、クリックが可能になっており、その背景に所定の色が設定されて表示される。そして、ユーザによって「ジャンプ!」のテキストがクリックされると、符号(B)に示すように、「行ってきます」なるコメントが発言され、画面上に表示される。なお、ここでは、「ジャンプ!」をクリックすることによって、コメントが発言されることを説明するコメントが表示されている(符号(C))。
同図の(a)では、コメントマスクコマンドが設定されていない場合の画面の一例であり、動画再生部411によって、各種コメントが表示される。
同図の(b)では、図24(a)の画面において、コメントマスクコマンドが設定され、実行されている場合の画面の一例である。コマンド実行部423は、コメントマスクコマンドに基づき、コメントマスクコマンドによって設定された領域内について、コメントを非表示とし、コメントマスクコマンドによって設定された領域外については、コメントを通常通り表示している。ここでは、コメントマスクコマンドによって設定された領域(符号(A)。ただし、図中の破線の枠は、実際にはユーザには見えない)内については、コメントが非表示とされており、例えば、表示欄104を閲覧しているユーザ自身が発言したコメントが非表示の領域に入ったとき、コメントが非表示となるが、その場合、バグや故障によってコメントが表示されていないと認識されないように、発言されたコメントを囲む枠(符号(B))を表示するようにしてもよい。このように、非表示として設定された枠内においてはコメントが表示されないが、コメントが例えば右から左に移動表示される場合は、この非表示の領域外を移動している際にはコメントが表示される。
同図に示すように、コマンド実行部423は、表示領域サイズを特に指定しない場合は、デフォルトとして、表示欄104とコメント表示領域(符号(A))のサイズが一致するようにして表示をさせるが、コメントの表示領域サイズを変更するコマンドが設定された場合には、例えば、符号(B)に示すように、表示欄104よりも小さいサイズの領域内に、コメントを表示させる。
また、コマンドで指定される所定の処理には、端末装置の画面に出力されるコメント情報を参照して行われる多様な処理が含まれるため、このコマンド情報をコマンド設定者が任意に組み合わせてゲーム等を創作できるようにし、よりエンターテイメント性を高めることが可能となる。
また、コマンド設定者は、端末装置において、動画データを参照しながら、コメントの入力と類似の手順により、容易にコマンドを設定することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (7)
- ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、を備えた動画配信システムであって、
所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバを更に備え、
前記端末装置は、
前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させる動画再生手段と、
前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント内容情報で示されるコメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させるコメント出力手段と、
前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、クリックが可能なボタンを表示し、当該ボタンがクリックされた場合に、該ボタンに設定された所定の処理を実行するコマンド実行手段と、
を備えたことを特徴とする動画配信システム。 - 前記コマンド実行手段が実行する所定の処理は、
前記コメント配信サーバから受信し、前記コメント出力手段により出力されるコメント内容情報に基づいて、前記設定コマンド情報に予め定められるリンク先へ接続を切り替えて、前記出力装置に他の情報を出力、あるいは他の動画データを再生する処理である
ことを特徴とする請求項1に記載の動画配信システム。 - ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、を備えた動画配信システムであって、
所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバを更に備え、
前記端末装置は、
前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させる動画再生手段と、
前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント内容情報で示されるコメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させるコメント出力手段と、
前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、指定された領域内のコメントを非表示にする処理を実行するコマンド実行手段と、
を備えたことを特徴とする動画配信システム。 - ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバと、を備えた動画配信システムにおける端末装置を構成するコンピュータに、
前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を受信手段により前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信する手順と、
動画再生手段により、前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させる手順と、
コメント出力手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント情報を前記動画データが再生される出力装置に出力させる手順と、
コマンド実行手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、クリックが可能なボタンを表示し、当該ボタンがクリックされた場合に、該ボタンに設定された所定の処理を実行する手順と、
を実行させるための端末装置のプログラム。 - ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバと、を備えた動画配信システムにおける端末装置を構成するコンピュータに、
前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を受信手段により前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信する手順と、
動画再生手段により、前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させる手順と、
コメント出力手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント情報を前記動画データが再生される出力装置に出力させる手順と、
コマンド実行手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、指定された領域内のコメントを非表示にする処理を実行する手順と、
を実行させるための端末装置のプログラム。 - ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバと、を備えた動画配信システムにおいて、
前記端末装置が、
受信手段により、前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信するとともに、当該動画データを受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信し、
動画再生手段により、前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させ、
コメント出力手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント内容情報で示されるコメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させ、
コマンド実行手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、クリックが可能なボタンを表示し、当該ボタンがクリックされた場合に、該ボタンに設定された所定の処理を実行する、
ことを特徴とする配信動画再生方法。 - ユーザに操作される端末装置と、動画データを配信する動画配信サーバと、前記動画データの再生時間を示す再生時間情報に対応付けられるコメントを示すコメント内容情報を、前記再生時間情報と対応付けて記憶するコメント情報記憶手段を備えたコメント配信サーバと、所定の処理を実行させるコマンドを示す設定コマンド情報を、前記再生時間情報に対応付けて記憶するコマンド情報記憶手段を備えたコマンド配信サーバと、を備えた動画配信システムにおいて、
前記端末装置が、
受信手段により、前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画データを要求して受信するとともに、当該動画データを受信する際に、要求する動画データに対応するコメント内容情報及び当該コメント内容情報に対応付けられる再生時間情報と、設定コマンド情報及び当該設定コマンド情報に対応付けられる再生時間情報と、を前記コメント配信サーバ及び前記コマンド配信サーバから受信し、
動画再生手段により、前記受信手段が受信した動画データを出力装置に再生させ、
コメント出力手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信したコメント内容情報で示されるコメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させ、
コマンド実行手段により、前記動画再生手段が再生する動画データの再生時間に従って、前記受信手段が受信した設定コマンド情報に基づき、指定された領域内のコメントを非表示にする処理を実行する、
ことを特徴とする配信動画再生方法。
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