JP5090557B2 - 配信システム、端末装置のプログラム、配信方法、及び、コマンド設定方法 - Google Patents
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Description
ここでは一例として、テレビ番組等に関する掲示板において、テレビ番組のあるシーンに対するコメントの書き込みを、各ユーザの端末から行うことによって、ユーザ間において、同じテレビ番組を共有して、さまざまなコメントの発言をすることができる。このようなシステムは、例えば、特許文献1として提供されている。このシステムによれば、テレビ番組を見るとともに、そのテレビ番組に関するコメントを閲覧して楽しむことができる。
図1は、この発明の一実施形態による動画配信システムの構成を示す概念図である。この図において、動画配信システムは、動画配信サーバ1、コメント配信サーバ2、コマンド配信サーバ3、端末装置4がネットワーク5を介して接続される。動画配信サーバ1は、動画データと、動画の投稿者のユーザIDとを対応づけて記憶しており、端末装置4からの配信要求に応じて、動画データを配信する。この配信は、例えば、ストリーミング配信によって行われる。
この端末装置4としては、動画を表示したり、音声を出力したりする機能を有するものであればよく、例えば、PC、携帯電話、PDA、携帯型ゲーム機等が適用可能である。
図2は、コメント配信サーバ2の構成を示す概略ブロック図である。この図において、コメント情報記憶部21は、コメントの内容と、このコメント内容が付与された時点における、動画の再生開始時点を基準とした動画再生時間を示すコメント付与時間とを対応づけてコメント情報として記憶する。
また、ユーザ名は、コメントを発言した者として画面上に表示可能な名前であり、例えば、コメントを発言するユーザ自身が設定可能である。
このコマンド情報記憶部31に記憶されるデータの一例を図5に示す。コマンド情報記憶部31には、動画配信サーバ1により配信される動画に対するコマンド情報が複数記憶されている。各コマンド情報は、動画を識別する動画IDの情報を含み、どの動画に対するものであるのかを識別できるようになっている。そして、コマンド情報は、少なくとも1つのコマンド設定データを含んでいる。このコマンド設定データは、コマンド付与時間と設定コマンドの他に、そのコマンドを設定した実際の時刻を示すコマンド設定実時間と、コマンドを設定したユーザのユーザIDを含む。
この図において、動画再生部411は、端末装置4のユーザによって指定された動画の配信要求を動画配信サーバ1に送信し、動画配信サーバ1から配信される動画を受信して再生する。コメント情報受信部412は、再生する動画に対して入力されたコメント情報をコメント配信サーバ2から受信する。コメント情報記憶部413は、コメント情報受信部412が受信したコメント情報を記憶する。コメント情報出力部415は、再生される動画の動画再生時間を動画再生部411から取得するとともに、コメント情報記憶部413に記憶されたコメント情報のうち、取得した動画の動画再生時間に対応するコメント付与時間が対応づけられたコメントデータをコメント情報記憶部413から読み出し、読み出したコメントデータをコマンド実行部423へ出力する。
第1の出力部416は、コマンド実行部423から入力されたコメントや、コマンド実行結果を、動画再生部411により出力される画像に重ねて出力装置414によって出力する。
選択部419は、第2の出力部417によって表示されたコメント一覧のうち、入力部418を介して入力されるコメントの選択の入力を受け付ける。あるいは、選択部419は、第2の出力部417によって表示された設定コマンド一覧のうち、入力部418を介して入力されるコマンドの選択の入力を受け付ける。
また、送信部410は、入力部418から入力された指示に従って、各種情報や要求を動画配信サーバ1やコメント配信サーバ2やコマンド配信サーバ3に送信する機能を有する。
動画の投稿者など、コマンド設定が許可されているユーザには、図8に示すような動画視聴ページP1’が表示される。動画視聴ページP1’は、図7に示す動画視聴ページP1に、コマンド設定が可能な画面に遷移するためのボタンであるゲームモードボタン120が追加されたものである。マウスによってゲームモードボタン120にカーソルが合わせられてクリックされることによって、図9に示すコマンド編集ページP2が表示される。なお、ゲームモードボタン120がクリックされたときに、ゲームモードへの変更確認用ページを表示し、当該変更確認用ページ内の確認ボタンがクリックされた場合に、コマンド編集ページP2を表示させるようにしてもよい。
また、再生している動画の現在の動画再生時間に対応するコマンド付与時間のコマンドが、表示欄104に移動表示される(符号126)。設定完了ボタン125は、クリックされることにより、動画視聴ページP1’に戻る。
コマンドが反映されたか確認を行うため、設定完了ボタン125をクリックすると、動画がコマンド編集ページP2から動画視聴ページP1’に遷移する。
まず、コメント配信サーバ2の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。
コメント配信サーバ2の通信部24は、コメント情報の配信要求を端末装置4から受信したか否かを検出する(ステップS101)。コメント情報の配信要求を受信した場合には(ステップS101−YES)、通信部24は、コメント情報配信部22にコメント情報の配信指示をする。ここでは、配信要求に含まれる、コメント情報の動画ID及びスレッドIDがコメント情報配信部22に出力される。コメント情報配信部22は、通信部24から出力された動画ID及びスレッドIDに対応するコメント情報のコメント情報記憶部21から読み出し(ステップS102)、読み出したコメント情報を、配信要求をした端末装置4に配信する(ステップS103)。ここでは、動画ID及びスレッドIDに対応付けされている各コメント情報を一括して送信する。このとき、コメント投稿実時間が最新のものから所定数のコメントデータをコメント情報として送信してもよい。ステップS103におけるコメント情報の配信後、ステップS101に移行する。
他方、コメント情報の配信要求ではなく(ステップS101−NO)、端末装置4から送信されたコメントデータの受信もしていない場合は(ステップS104−NO)、ステップS101に移行する。ここで、同じ動画IDの動画を再生しており、且つ当該スレッドIDのスレッドのコメントを閲覧している端末装置4を特定する方法としては、例えば、コメント配信サーバ2にアクセスしてきた端末装置4とセッションを確立しておき、このセッションが有効な端末装置4を動画閲覧中として特定することなどがある。
コマンド配信サーバ3の通信部34は、コマンド情報の配信要求を端末装置4から受信したか否かを検出する(ステップS201)。コマンド情報の配信要求を受信した場合には(ステップS201−YES)、通信部34は、コマンド情報配信部32にコマンド情報の配信指示をする。ここでは、配信要求に含まれる動画IDがコマンド情報配信部32に出力される。コマンド情報配信部32は、通信部34から出力された動画IDに対応するコマンド情報のコマンド情報記憶部31から読み出す(ステップS202)。読み出したコマンド情報を、配信要求をした端末装置4に配信する(ステップS203)。ここでは、動画IDに対応付けされているコマンド情報を一括して送信する。ステップS203におけるコマンド情報の配信後、ステップS201に移行する。
他方、コマンド情報の配信要求ではなく(ステップS201−NO)、端末装置4から送信されたコマンド設定データの受信もしていない場合は(ステップS204−NO)、ステップS201に移行する。
まず、図13において、端末装置4の動画再生部411は、入力部418から再生対象となる動画がメニュー画面においてユーザから選択の入力がなされ、さらに、動画再生の指示が入力されると(ステップS301−YES)、指示された動画の動画IDを動画配信サーバ1に送信し、動画配信を要求する。さらに、端末装置4は、動画ID、ユーザIDとコメント情報の配信要求をコメント配信サーバ2に、動画ID、ユーザIDとコマンド情報の配信要求をコマンド配信サーバ3に送信する。動画配信サーバ1は、動画IDの送信元の端末装置4がログインしたときのユーザIDが、コマンド設定を許可するユーザIDであるか否かを判定し、コマンド設定を許可するユーザIDであれば動画視聴ページP1’を、コマンド設定が許可されないユーザIDであれば動画視聴ページP1を端末装置4へ配信する。ここでは、ログイン時に受信したユーザIDと、受信した動画IDに対応して記憶されている動画の投稿者のユーザIDとが一致する場合、コマンド設定を許可するユーザであると判断する。端末装置4の動画再生部411は、動画配信サーバ1から動画データを受信するとともに、コメント情報受信部412は、コメント配信サーバ2から、動画IDに対応するコメント情報を受信してコメント情報記憶部413に記憶し、コマンド情報受信部421は、コマンド配信サーバ3から、動画IDに対応するコマンド情報を受信してコマンド情報記憶部422に記憶する(ステップS302)。
端末装置4の送信部410は、入力部418からコメントが入力されたか否かを検出する(ステップS321)。コメントの入力があった場合には(ステップS321−YES)、そのコメントが入力された時点(例えば、「書く」ボタン(符号111)がクリックされた時点)における、その動画を再生しているソフトウェアのプレイヤーが指す動画再生時間を読み出し、その動画再生時間をコメント付与時間とし、再生中の動画の動画IDと、閲覧中のコメントのスレッドIDと、現在の実時間情報(現在時刻の情報)と、端末装置4のユーザのユーザ名と、入力されたコメント内容と、コメント表示方法と、ユーザIDとを対応づけて、コメントデータとしてコメント情報記憶部413のコメント情報に追加保存する(ステップS322)。そして、送信部410は、追加保存したコメントデータをコメント配信サーバ2に送信し(ステップS323)、図13のステップS313に移行する。
ゲームモードが選択された場合(ステップS304−YES)、端末装置4は、コマンド編集ページP2を表示する。コマンド実行部423は、現在の動画再生時間をもとに、コマンド情報記憶部422内に記憶されている動画IDに対応したコマンド情報を参照し、動画再生時間に一致するコマンド設定データの有無を判定する(ステップS351)。
動画再生時間に一致するコマンド設定データがある場合(ステップS352−YES)、コマンド実行部423は、第1の出力部416へ読み出したコマンド設定データを出力する(ステップS353)。第1の出力部416は、動画上に当該コマンド設定データで示されるコマンドの表示制御を行う。
また、上記では、コメントはテキストである場合ついて説明したが、テキスト以外にも音声や動画などのコンテンツが含まれていても良い。その場合、端末装置4は、コメントに含まれるコンテンツをダウンロードして出力する。
パラメータ1は、[asc]であれば昇順に、[desc]であれば降順に表示する。
置き換えコマンドは、“okiae,[置き換える文字][*]、[置き換わる文字],[all]”のように記述される。パラメータ1は、置き換え対象の文字列を指定する。パラメータ2は、置き換え後の文字列を指定する。パラメータ3はオプションであり、[all]がつかない場合は、パラメータ1で指定されたコメント内の文字列をパラメータ2で指定された文字列に置き換えて表示するが、[all]がつく場合は、パラメータ1で指定された文字列が含まれるコメント全体をパラメータ2で指定された文字列に置き換えて表示する。
テンションコマンドは、“tensyon,[合計した数のタイトル名],[ue][shita]”のように記述される。パラメータ1は、合計数を表示する際に表示するタイトル名の文字列を指定する。パラメータ2は、パラメータ1で指定されたタイトル名の表示場所を指定し、[ue]であれば上側に、[shita]であれば下側に表示させる。
(b)[mado,複数座標による指定範囲]:コマンド実行部423は、窓コマンドにて作成された窓が、「複数座標による指定範囲」によって指定された範囲内の座標に入ったら、指定された動画IDの動画データを取得するよう動画再生部411に指示し、再生させる。
(c)[pop,反応する文字列]:コマンド実行部423は、当該ユーザのコメント、すなわち、コメント情報出力部415から出力されたコメントデータのうち、当該端末装置4を使用しているユーザのユーザIDが設定されたコメントデータにより示されるコメントに、反応する文字列が含まれる場合、当該ユーザの端末装置4の動画再生部411に指定された動画IDの動画データを取得するよう指示し、再生させることにより、当該ユーザのみジャンプする。
(d)[tension,タイトル]:コマンド実行部423は、テンションコマンドにてカウントしている中で、指定されたタイトル名の合計が一番多い場合に、指定された動画IDの動画データを取得するよう動画再生部411に指示し、再生させる。
図16は、投票数をカウントして表示する場合の例を示す。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、任意の文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。コマンド実行部423は、このカウントを動画再生中にもリアルタイムに行い、順位もそれに応じて入れ替えて表示させる。(b)では、コマンド実行部423は、この合計コマンドによるカウント数の結果を降順に大きく表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、指定文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。(b)では、コマンド実行部423は、リンクコマンドによって、最もコメントの多かった文字列をキーワードにして指定される動画IDの動画の取得を動画再生部411に指示し、(c)にて取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、合計コマンドに基づき、指定文字列についてカウントを行い、その結果を動画の下の個所に表示させている。また、置き換えコマンドを用いて、類似の文字列については、合計コマンドによってカウント可能な文字列に置き換えて表示し、カウント対象としている。(b)では、コマンド実行部423は、リンクコマンドによって、合計数の一番多かった文字列をキーワードにして指定される動画IDの動画の取得を動画再生部411に指示し、取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、コマンド実行部423は、テンションコマンドに基づき、現在動画再生部411が表示しているフレーム(ターン)についての有効秒数内のコメント数のカウントを行い、(b)では、エンドコマンドにより(a)でのコメントのカウントを一旦終了し、次に動画再生部411が表示しているフレーム(ターン)についての有効秒数内のコメント数のカウントを行う。そして、(c)では、コマンド実行部423は、(a)、(b)のターンのうち、コメント数が多かったターンに従って、指定された動画IDの動画の動画再生部411に指示し、取得した動画データに基づく画像を表示させている。
同図の(a)では、動画再生部411によって表示している動画に基づくクイズ等を表示させ、(b)では、コマンド実行部423は、正解の文字列が含まれるコメントを、他の文字列に置き換えて表示させるとともに、(c)では、コマンド実行部423は、ポップコマンドによって、正解の文字列が含まれるコメントを入力したユーザが自端末装置4のユーザである場合に、指定された文字列を表示させている。
同図の(a)では、動画によって窓を動かす目標、例えば、ゴルフのカップ等を表示させ、(b)では、コマンド実行部423は、窓表示コマンドによって、ボールに見立てた文字「○」を、コメントに基づいて動かして表示させている。また、置き換えコマンドによって、類似の文字列を、窓表示コマンドに反応する文字列に置き換えている。そして、リンクコマンドに基づいて、カップの表示部分として指定される範囲に文字「○」が入ったときには(ゲームをクリアしたときに)、次の動画、例えば、さらにカップの小さな動画を取得して表示させる。これは、例えば、ボーリングや縦スクロールレースゲームなどに応用が可能である。
このゲームでは、ユーザが動かしたい方向に対応したコメントを入力しても、それが反映されるのは、そのコメントデータをコメント配信サーバ2へアップロードした後、次のコメントデータの配信タイミングにおいて、コメント配信サーバ2から他のユーザによって入力されたコメントデータと併せて当該端末装置4へ配信されたときであり、このように、入力されたコメントが反映されるまでにタイムラグがあることと、他のユーザのコメントも影響することによって、なかなかユーザの意志どおりの動きとならないもどかしさが面白さに繋がる。
同図の(a)では、動画再生部411によって動画を表示しており、(b)では、コマンド実行部423は、置き換えコマンドに基づき、NGワードとなる文字列が含まれるコメントを検出した場合、そのNGワードの文字列のみを他の文字列に置き換えて表示させている。あるいは、正解の文字列を、正解を示す文字列に置き換えて表示することにより、擬似的にクイズも可能である。
また、コマンドで指定される所定の処理には、端末装置の画面に出力されるコメント情報を参照して行われる多様な処理が含まれるため、このコマンド情報をコマンド設定者が任意に組み合わせてゲーム等を創作できるようにし、よりエンターテイメント性を高めることが可能となる。
また、コマンド設定者は、端末装置において、動画データを参照しながら、コメントの入力と類似の手順により、容易にコマンドを設定することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
2…コメント配信サーバ
21…コメント情報記憶部
22…コメント情報配信部
23…コメント情報更新管理部
24…通信部
3…コマンド配信サーバ
31…コマンド情報記憶部
32…コマンド情報配信部
33…コマンド情報更新管理部
34…通信部
4…端末装置
410…送信部
411…動画再生部
412…コメント情報受信部
413…コメント情報記憶部
414…出力装置
415…コメント情報出力部
416…第1の出力部
417…第2の出力部
418…入力部
419…選択部
420…再生制御部
421…コマンド情報受信部
422…コマンド情報記憶部
423…コマンド実行部
Claims (17)
- 動画識別情報を指定し動画データの配信要求に応じて動画配信サーバから配信される前記動画識別情報に対応する動画データを受信する複数の端末装置にネットワークを介して接続されるコメント配信サーバであり、前記動画の最初を基準として当該動画の経過時間を表す再生時間情報と、当該再生時間情報に対応付けられるコメントと動画識別情報とを記憶するコメント情報記憶部と、前記動画識別情報に対応するコメントの配信要求を前記複数の端末装置のうち少なくとも1つの端末装置から受信すると、当該動画識別情報に対応するコメント及び当該コメントに対応付けられる再生時間情報を前記端末装置に送信し、前記端末装置が出力装置に再生させる動画データの再生時間に従って、前記コメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させるコメント情報配信部を備えたコメント配信サーバと、
コマンド配信サーバと、を備えた配信システムにおけるコマンド配信サーバであって、
前記ネットワークを介して接続された複数の前記端末装置のうちいずれかの端末装置であって前記コメントを参照して所定の処理を実行させるコマンドが入力される第1の端末装置から送信される前記入力されたコマンドと当該コマンドを付与する対象の動画識別情報とを受信する受信部と、
前記受信したコマンドと動画識別情報とを記憶するコマンド情報記憶部と、
前記動画識別情報に対応するコマンドの配信要求を前記端末装置のうち少なくとも1つの端末装置から受信すると、当該動画識別情報に対応するコマンドを前記コマンド情報記憶部から読み出して当該端末装置に送信し、当該コマンドに応じた前記所定の処理を前記複数の端末装置に実行させるコマンド情報配信部
を備えたことを特徴とするコマンド配信サーバ。 - 前記受信部は、
前記コマンドと前記再生時間情報と前記動画識別情報とを前記第1の端末装置から受信し、
前記コマンド情報記憶部は、
前記受信部によって受信したコマンドと再生時間情報と動画識別情報とを記憶し、
前記コマンド情報配信部は、
前記複数の端末装置のうち前記動画識別情報に対応するコマンドの配信要求を行った端末装置に対し当該動画識別情報に対応するコマンド及び再生時間情報を前記コマンド情報記憶部から読み出して送信し、当該送信された端末装置の前記出力装置に再生される動画データの再生時間に従って、送信された当該コマンドに応じた前記所定の処理を当該端末装置に実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記コメント配信サーバから送信されるコメントのうち、前記コマンドに予め定められる、コメントとして出力可能であるコメントの個数を計数し、計数した個数に基づいて前記コマンドに応じた処理を実行する処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記コメント配信サーバから送信されるコメントが前記コマンドに予め定められる条件に合致するか否かを判定し、判定結果に応じて前記コマンドに応じた処理を実行する処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記動画を再生している端末装置に対して当該端末装置のユーザから前記動画に対して入力されたコメントに、前記コマンドによって指定された文字列が含まれる場合に、前記指定された文字列を当該指定された文字列以外に換えて前記動画上に表示させる処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記動画を再生している端末装置に対して当該端末装置のユーザから前記動画に対して入力されたコメントに、前記コマンドによって指定された文字列が含まれる場合に、当該コメントを表示するとともに、前記指定された文字列とは異なる文字列を前記動画上に表示させる処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記コメント配信サーバから送信されるコメントに基づいて、前記動画を再生している端末装置が前記出力装置に描画を行わせる処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記コメント配信サーバから送信されるコメントに基づいて、前記コマンドに予め定められるリンク先へ接続を切り替えて、前記動画を再生している出力装置に他の情報を出力、あるいは他の動画データを再生する処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記コメント配信サーバから送信されるコメントを表示させる位置、フォント、文字のサイズ、文字の色を指定する情報のいずれかに応じて前記コメントを出力させる処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記出力装置に描画された画像が、前記コマンドに予め定められる条件情報の条件に合致するか否かを判定し、判定結果に応じて前記コマンドに応じた処理を実行する処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンドが実行させる所定の処理は、
前記端末装置が、前記コマンドに予め定められるコンテンツのデータを取得して前記出力装置に出力する処理である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコマンド配信サーバ。 - 前記コマンド情報配信部は、前記端末装置のうち少なくとも1つの端末装置における動画の再生に応じて前記動画識別情報に対応するコマンドの配信要求を、当該端末装置から受信する
ことを特徴とする請求項1から請求項11のうちいずれか1項に記載のコマンド配信サーバ。 - ネットワークを介して接続された動画配信サーバが配信する動画データを受信する動画再生端末装置の出力装置に当該動画データに応じた動画を再生させる場合における当該動画の最初を基準として当該動画の経過時間を表す再生時間情報と、当該再生時間情報に対応付けられるコメントと前記動画データを識別する動画識別情報とを記憶するコメント情報記憶部を備え、動画再生端末装置からのコメントの配信要求に応じて前記コメント及び前記再生時間情報を配信することで前記動画再生端末装置の出力装置に再生される動画の再生時間に対応するコメントを前記出力装置に出力させるコメント配信サーバと、
前記動画再生端末装置にて動画が再生される際に、当該動画再生端末装置に所定の処理を実行させるコマンドと前記再生時間情報と動画識別情報とを記憶するコマンド情報記憶部を備えたコマンド配信サーバと、
を備えた配信システムであって、
前記動画配信サーバに接続して動画データを受信する受信部と、
前記受信部が受信した動画データを再生する動画再生部と、
前記動画再生部が前記動画データを再生している間に、ユーザの操作に応じて前記コマンドを入力する入力部と、
前記入力部によってコマンドが入力された時点の前記動画データの再生時間情報を検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記再生時間情報と前記コマンドとを前記コマンド配信サーバに送信して前記コマンド情報記憶部に記憶させる登録部と、を備えたコマンド情報登録端末装置、
を更に具備することを特徴とする配信システム。 - 動画データを配信する動画配信サーバにネットワークを介して接続され、ユーザによって操作される端末装置と、前記動画データに応じた動画を再生させる場合における当該動画の最初を基準として当該動画の経過時間を表す再生時間情報と、当該再生時間情報に対応付けられるコメントと前記動画データを識別する動画識別情報とを記憶するコメント情報記憶部を備えたコメント配信サーバと、所定の処理を実行させるコマンドと動画識別情報とを記憶するコマンド情報記憶部を備えたコマンド配信サーバと、を備えた配信システムにおける端末装置のコンピュータに、
前記動画配信サーバに接続し、前記動画配信サーバに動画識別情報を指定して動画データの配信要求をして受信する際に、当該配信要求する動画識別情報に対応するコメント及び再生時間情報を前記コメント配信サーバから受信部によって受信するとともに、当該配信要求する動画識別情報に対応するコマンドを前記コマンド配信サーバから前記受信部によって受信する手順と、
動画再生部により、前記受信部が受信した動画データを出力装置に再生させる手順と、
コメント出力部により、前記動画再生部によって再生される動画の再生時間に従って、前記受信部が受信したコメントを前記動画データが再生される出力装置に出力させる手順と、
コマンド実行部により、前記受信部が受信したコマンドに応じた前記所定の処理を実行する手順と、
を実行させるための端末装置のプログラム。 - 前記端末装置を構成するコンピュータに、
前記コメントが入力される第1の入力欄と、前記コマンドが入力される第2の入力欄とを前記出力装置に表示させる手順
を実行させるための請求項14に記載の端末装置のプログラム。 - 動画識別情報を指定し動画データの配信要求に応じて動画配信サーバから配信される前記動画識別情報に対応する動画データを受信する複数の端末装置にネットワークを介して接続されるコメント配信サーバであり、前記動画の最初を基準として当該動画の経過時間を表す再生時間情報と、当該再生時間情報に対応付けられるコメントと動画識別情報とを記憶するコメント情報記憶部と、前記動画識別情報に対応するコメントの配信要求を前記複数の端末装置のうち少なくとも1つの端末装置から受信すると、当該動画識別情報に対応するコメント及び当該コメントに対応付けられる再生時間情報を前記端末装置に送信し、前記端末装置が出力装置に再生させる動画データの再生時間に従って、前記コメントを前記動画データが再生される前記出力装置に出力させるコメント情報配信部を備えたコメント配信サーバと、
コマンド配信サーバと、を備えた配信システムにおけるコマンド配信サーバが、
前記ネットワークを介して接続された複数の前記端末装置のうちいずれかの端末装置であって前記コメントを参照して所定の処理を実行させるコマンドが入力される第1の端末装置から送信される前記入力されたコマンドと当該コマンドを付与する対象の動画識別情報とを受信し、
前記受信したコマンドと動画識別情報とを前記コマンド配信サーバのコマンド情報記憶部に記憶し、
前記動画識別情報に対応するコマンドの配信要求を前記端末装置のうち少なくとも1つの端末装置から受信すると、当該動画識別情報に対応するコマンドを前記コマンド情報記憶部から読み出して当該端末装置に送信し、当該コマンドに応じた前記所定の処理を前記複数の端末装置に実行させる
ことを特徴とする配信方法。 - ネットワークを介して接続された動画配信サーバが配信する動画データを受信する動画再生端末装置の出力装置に当該動画データに応じた動画を再生させる場合における当該動画の最初を基準として当該動画の経過時間を表す再生時間情報と、当該再生時間情報に対応付けられるコメントと前記動画データを識別する動画識別情報とを記憶するコメント情報記憶部を備え、動画再生端末装置からのコメントの配信要求に応じて前記コメント及び前記再生時間情報を配信することで前記動画再生端末装置の出力装置に再生される動画の再生時間に対応するコメントを前記出力装置に出力させるコメント配信サーバと、
前記動画再生端末装置にて動画が再生される際に、当該動画再生端末装置に所定の処理を実行させるコマンドと前記再生時間情報と動画識別情報とを記憶するコマンド情報記憶部を備えたコマンド配信サーバと、
コマンド情報登録端末装置と、
を備えた配信システムにおけるコマンド情報登録端末装置のコマンド設定方法であって、
受信部が、前記動画配信サーバに接続して動画データを受信し、
動画再生部が、前記受信部が受信した動画データを再生し、
入力部が、前記動画再生部が前記動画データを再生している間に、ユーザの操作に応じて前記コマンドを入力し、
検出部が、前記入力部によってコマンドが入力された時点の前記動画データの再生時間情報を検出し、
登録部が、前記検出部が検出した前記再生時間情報と前記コマンドとを前記コマンド配信サーバに送信して前記コマンド情報記憶部に記憶させる
ことを特徴とするコマンド設定方法。
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