JP6295494B2 - 端末装置、コメント配信システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、動画を再生し、その動画に関連するコメントを表示する端末装置、コメント配信システム、及びプログラムに関する。
従来、放送されたテレビ番組等の動画に対してユーザが発言したコメントを、その動画と併せて表示するシステムがある。例えば、特許文献1の技術では、テレビ番組等に関する掲示板において、視聴者が端末装置を用いて、テレビ番組のあるシーンに対するコメントを書き込む。これにより、ユーザ間において同じテレビ番組の視聴体験を共有して、さまざまなコメントを発言することができる。このコメントの発言は、ユーザであれば誰でも自由に行うことができる。
特開2002−290949号公報
しかしながら、上述した従来技術において、ユーザによるコメントの発言は、単純なテキスト(文字列)としてのみ動画とともに表示される。そのため、発言されたコメントに対して、動画を視聴するユーザの受ける印象は平板なものとなり、コメントの臨場感や表現力には限界が生じていた。例えば、視聴対象となる動画に興味深い場面が含まれていたために、一部のユーザが感動したり興奮したりしたとしても、その感動等は他のユーザには伝わり難かった。したがって、従来技術では、多くのユーザ間で感動や興奮を共有することが困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コメントを発言したユーザの感情に合わせて動画を画像や音声で修飾することにより、ユーザ間にて感動を共有し易くする端末装置、コメント配信システム、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、動画データを配信する動画配信装置に接続される端末装置であって、動画を表示する表示部と、前記コメントの入力を受け付ける入力部と、入力されたコメントを外部のコメント配信装置に送信する通信部と、前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられた態様で当該動画を装飾する装飾部とを備える。
また、本発明の一態様においては、前記装飾部は、前記コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾態様を変化させる。
また、本発明の一態様においては、前記装飾部は、前記コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾を消去する。
本発明の一態様は、動画データを配信する動画配信装置と、動画に対するコメントを配信するコメント配信装置と、端末装置と、を備えるコメント配信システムであって、動画を表示する表示部と、前記コメントの入力を受け付ける入力部と、入力されたコメントを前記コメント配信装置に送信する通信部と、前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられた態様で当該動画を装飾する装飾部とを備える。
本発明の一態様は、動画データを配信する動画配信装置に接続される端末装置としてのコンピュータを、動画を表示する表示部と、前記コメントの入力を受け付ける入力部と、
入力されたコメントを外部のコメント配信装置に送信する通信部と、前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられた態様で当該動画を装飾する装飾部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、コメントを発言したユーザの感情に合わせて動画を画像や音声で修飾することにより、ユーザ間にて感動を共有し易くすることができる。
本発明の一実施形態に係るコメント配信システム1の構成を示す概略ブロック図である。 コメント配信サーバの構成を表す概略ブロック図である。 コメント情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 端末装置の構成を表す概略ブロック図である。 出力部に表示される画面の一例を示す図である。 端末装置の動作を表すフローチャートである。 特定キーワードと動画を修飾する態様とを例示するテーブルである。 出力部の画面における具体的な動画修飾の様子を示す図である。 動画修飾の様子を継時的に変化させる例を示した図である。
以下、本発明の一実施形態によるコメント配信システムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態によるコメント配信システム1の構成を示す概略ブロック図である。コメント配信システム1では、動画配信サーバ10と、コメント配信サーバ20と、複数の端末装置30とが、ネットワーク40を介して接続されている。
図1において、動画配信サーバ10は、端末装置30からの配信要求に応じて、動画データを要求元の端末装置30へ配信する。動画配信サーバ10による配信は、例えば、ストリーミング配信によって行われる。動画配信サーバ10は、一の端末装置30から送信された動画を他の端末装置30に配信する。コメント配信サーバ20は、動画配信サーバ10が配信する動画に対するコメントを端末装置30から受信し、その動画を閲覧する各端末装置30に配信する。端末装置30は、ネットワーク40を介して動画配信サーバ10とコメント配信サーバ20とに接続し、動画配信サーバ10から配信される動画を受信して表示するとともに、コメント配信サーバ20から配信されるコメントを受信して動画と同時に表示する。端末装置30は、ネットワーク40を介して各種サーバ等と通信可能な機能を有する端末装置である。端末装置30には、例えば、コンピュータ(PC)、モバイル端末(携帯電話、スマートフォン、情報端末装置等)、ゲーム機、テレビジョン装置等を適用することができる。
図2は、コメント配信サーバ20の構成を示すブロック図である。図2において、コメント情報記憶部21は、コメントの内容とコメント付与時間とを対応づけて、コメント情報として記憶する。コメント付与時間とは、コメントが付与された時点における、動画の再生開始時点(動画の冒頭)を基準とした動画再生時間のことである。
図3は、コメント情報記憶部21に記憶されるデータの一例である。コメント情報記憶部21には、動画配信サーバ10から配信される動画に対するコメントを、スレッド毎にまとめたコメント情報が複数記憶されている。各コメント情報は、動画を識別する動画IDとスレッドを識別するスレッドIDとの情報を含む。コメント情報記憶部21は、コメント情報に、複数のコメントデータを含めて記憶することが可能である。コメントデータは、コメント付与時間とコメント内容の他に、そのコメントを付与(発言)した実際の時刻を示すコメント情報投稿実時間(実時間情報)と、コメントを付与したユーザを識別する情報であるユーザ名、コメントを動画上にどのように表示させるのかを指定する情報であるコメント表示方法が対応付けられたデータである。コメント配信サーバ20が、ある動画IDの動画を再生しており、かつ、あるスレッドIDのスレッドのコメントを閲覧している端末装置30からコメントデータを受信した場合、受信したコメントデータが、コメントデータに含まれる動画ID、スレッドIDに対応するコメント情報に追加保存される。ここでは、スレッドIDが動画IDに対応づけて記憶されていることによって、同じ動画であっても、異なるスレッドを複数設けることができる。
コメント情報配信部22は、コメント情報記憶部21に記憶されたコメント情報を読み出して、再生している動画の動画IDとスレッドIDとが同一であるコメント情報を再生中の端末装置30に配信する。コメント情報更新管理部23は、通信部24を介して端末装置30から受信したコメントデータを、対応する動画ID及びスレッドIDに従って、コメント情報記憶部21に追加して記憶させる。
通信部24は、端末装置30と通信する。通信部24は、端末装置30から送信されたコメント情報をコメント情報更新管理部23に出力し、コメント情報記憶部21に追加して記憶させる。通信部24は、コメント情報配信部22にコメント情報の配信指示を出力する。
図4は、端末装置30の構成を表す概略ブロック図である。端末装置30は、通信部310と、コメント記憶部320と、テキスト画像生成部330と、コメント抽出部340と、出力制御部350と、出力部360と、入力部370とを含む。通信部310は、ネットワーク40を介して、動画配信サーバ10やコメント配信サーバ20と通信する。また、通信部310は、コメント受信部311と、動画データ受信部312と、コメント送信部313とを含む。コメント受信部311は、動画配信サーバ10から配信される動画データの配信に応じてコメント配信サーバ20から送信されるコメント情報を受信する。言い換えると、コメント受信部311は、再生する動画に対して入力されたコメントを含むコメント情報をコメント配信サーバ20から受信する。動画データ受信部312は、動画配信サーバ10から配信される動画データを受信する。コメント送信部313は、入力部370から入力されたコメントをコメント配信サーバ20へ送信する。コメント記憶部320は、コメント受信部311が受信したコメント情報を記憶する。テキスト画像生成部330は、コメント記憶部320に記憶されたコメント情報を参照し、コメントのテキスト画像を生成する。コメント抽出部340は、コメント記憶部320に記憶されたコメント情報を参照し、コメント内容から特定キーワードを抽出する。
出力制御部350は、端末装置30のユーザによって指定された動画の配信要求を動画配信サーバ10に送信し、動画配信サーバ10から配信される動画データを受信して再生し、出力部360に出力する。併せて、出力制御部350は、テキスト画像生成部330によって生成されたテキスト画像のうち、再生する動画の動画再生時間に対応するコメントのテキスト画像を読み出し、動画配信サーバ10から配信される動画データと重畳して合成し、出力部360に表示させる。出力制御部350は、装飾部350aを備える。出力制御部350が出力部360に動画を表示させる際、装飾部350aは、コメント抽出部340によって抽出された特定キーワードに関連付けられた態様によって、出力部360に表示させる動画を修飾する。
出力部360は、液晶表示装置やCRT(Cathode Ray Tube)、あるいはスピーカ等の音声出力装置であり、これらによって各種情報を出力する。この出力部360は、動画配信サーバ10から配信される動画データを出力制御部350の指示に従って、音声とともに画面上に表示する。入力部370は、キーボードやマウスなどの入力装置である。
図5は、出力部360に表示される画面の一例を示す図面である。画面中の再生領域410には、動画配信サーバ10から配信される動画と、コメント配信サーバ20によって配信されたコメントとが重畳して表示される。コメント配信サーバ20から配信されたコメントは、符号411に示されるように、動画上の右から左に流れるようにスクロールして表示される。これにより、端末装置30のユーザは、動画を視聴しながら、動画の内容に応じて入力されるコメントを他の端末装置30のユーザと共有し、コミュニケーションを図ることが可能となる。
入力フォーム412には、入力部370を介してユーザからコメントが入力される。書込みボタン413は、クリックされることによって、入力フォーム412に入力されたテキストによるコメントや、コメント付与時間、動画識別情報、ユーザ識別情報などをコメント配信サーバ20に送信する。ユーザは、動画配信サーバ10から配信される動画を視聴した感想等を、入力フォーム412にコメント入力する。
コメント一覧表示エリア414は、複数のユーザから入力されたコメントが表示される領域である。このようにリスト化されたコメントは、端末装置30の通信部310がコメント配信サーバ20から定期的に受信し、端末装置30のコメント記憶部320に記憶される。コメント一覧表示エリア414には、コメントに付与された発言順序を示す番号(符号414a)、コメントを入力したユーザ名(符号414b)、コメントの書き込みをしたコメント付与時間(符号414c)、発言されたコメントの一部(符号414d)が、投稿された実時間情報の順に従って表示される。
次に、端末装置30の動作について図面を用いて説明する。図6は、端末装置30の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、端末装置30において、再生対象となる動画がメニュー画面において選択の入力がなされ、さらに、動画再生の指示が入力されると(ステップS501−YES)、指示された動画の動画IDを動画配信サーバ10に送信して動画配信要求を行って動画データを受信するとともに、動画IDと、ユーザIDと、コメント情報の配信要求とをコメント配信サーバ20に送信して、動画IDに対応するコメント情報を受信してコメント記憶部320に記憶する(ステップS502)。次に、端末装置30の出力制御部350は、動画配信サーバ10から配信される動画の再生を開始し(ステップS503)、続いて、コメント配信サーバ20から配信されるコメントを表示する(ステップS504)。次に、端末装置30のコメント抽出部340は、読み出したコメント情報に特定キーワードが含まれるか否かを判定し(ステップS505)、特定キーワードが含まれていれば、この特定キーワードをコメント情報から抽出する(ステップS506)。次に、端末装置30の装飾部350aは、抽出された特定キーワードに基づいて動画を修飾する(ステップS507)。次に、端末装置30は、新たなコメントの入力を受け付ける(ステップS508)。次に、端末装置30は、動画の再生が終了したか否かを判定し(ステップS509)、動画の再生が終了していれば、処理を終了する一方、動画の再生が終了していなければ、ステップS504に戻ってそれ以降の各処理を繰り返す。
図7は、コメント抽出部340が抽出する特定キーワードと、装飾部350aがこの特定キーワードに基づいて動画を修飾する態様とを例示するテーブルである。図7には、8種類の特定コメントと各特定コメントに対応する動画修飾態様とが例示されている。この例においては、コメント情報に「いいね」という特定キーワードが含まれていれば、端末装置30の装飾部350aは、このコメントを発言したユーザの喜びの感情を反映するように動画を修飾する。具体的には、動画視聴の雰囲気を盛り上げて、動画とコメントとを共有する他の端末装置30のユーザが、喜びや興奮を共有できるように、動画に「草」の表示画像を加えて装飾する。そして、端末装置30の装飾部350aは、コメント情報に「いいね」の特定キーワードが更にあらわれたならば、動画を装飾する「草」の表示画像を増やす。この結果、数多くのコメントにおいて「いいね」と発言されたならば、動画は、多数の「草」画像で埋め尽くされる。各端末装置30のユーザは、多数の「草」画像で覆われた動画を視聴することによって、他の端末装置30のユーザや自らの喜びや興奮を感じ取ることができ、同一の動画を視聴するユーザにおいて感情を共有することが容易となる。
他方、図7において、コメント情報に「面白い」や「最高」という特定キーワードが含まれていれば、このコメントを発言したユーザの喜びの感情を反映するように動画を修飾する。具体的には、動画視聴の雰囲気を盛り上げて、動画とコメントとを共有する各端末装置30のユーザが、喜びや興奮を共有できるように、動画に「星」の表示画像を加えて装飾する。上述の「草」画像の場合と同様、各端末装置30のユーザは、動画上の「星」画像の数を確認することによって、その動画がどの程度多くのユーザによって支持されているかの様子を知ることが可能となる。
動画修飾は、画像による修飾に限られず、音声による修飾であってもよい。図7の例では、コメント情報に「笑」や「w」という特定キーワードが含まれていれば、動画に笑い声の音声出力を加えるものとしている。この場合、動画に含まれる本来的な音声出力の他に、笑い声の音声出力が付加されることによって、端末装置30のユーザは、他の端末装置30のユーザが動画を視聴して笑っている様子を感覚的に把握することが容易となる。また、コメント情報に「笑」や「w」のキーワードが多く含まれるほど、動画の出力音声に対する笑い声の付加が多くなるので、動画の内容が盛り上がるにつれて、コメント情報に「笑」や「w」のキーワードが増えて出力音声の音量が大きくなる。
また、動画修飾は、動画に対する画像や音声の付加ばかりに限られない。図7の例では、コメント情報に「ダメだね」という特定キーワードが含まれているとき、既に動画に付加された「草」の表示画像を減じるものとしている。このように構成すれば、特定の動画に対する感情や評価がユーザ間で異なった場合であっても、「草」の表示画像の総数はユーザ全員の感情や評価をリアルタイムで反映したものとなる。同様に、図7の例では、コメント情報に「つまらない」という特定キーワードが含まれていれば、動画に付加された「草」の表示画像を減じるものとしている。
また、動画修飾は、画像の付加削除等だけでなく、動画の色調を変化させることによっても実現可能である。図7の例では、コメント情報に「最悪」という特定キーワードが含まれているとき、動画の画像色をカラーから白黒に変更している。このように動画の色調を大きく変化させれば、端末装置30のユーザは、コメント情報に「最悪」等の特定キーワードが含まれている様子を一目で把握することができる。
図8は、出力部360の画面における具体的な動画修飾の様子を示す図である。図8(a)〜(c)は、いずれも図5に示した画面中の再生領域410を示している。図8(a)は、動画装飾のない状態の画面である。図8(b)は、コメント情報に「いいね」という特定キーワードが含まれており、動画に「草」の表示画像が付加された状態の画面である。図8(c)は、コメント情報に「面白い」や「最高」という特定キーワードが合計3回含まれており、動画に「星」の表示画像が3つ付加された状態の画面である。
動画修飾は、図8(b)〜(c)のように静的に行われてもよいが、継時的に変化するものとしてもよい。図9は、動画修飾の様子を継時的に変化させる例を示した図である。図9(a)は、「いいね」という特定キーワードに対応して動画に「草」の表示画像が多数付加された画面例を示しており、動画に対するユーザの支持が高い様子を示している。この画面を表示させた状態で所定時間が経過した場合、図9(b)に示すような「花」が咲いた状態の画像としてもよい。このように動画修飾の様子を継時的に変化させれば、修飾態様にストーリー性を持たせることが容易となる。
このようにして、端末装置30のユーザは、動画に対するインタラクティブな表現手法として、コメントに基づく画像や効果音などにより、動画修飾を実行することが可能となる。これにより、コメントのテキスト表示だけでは、ユーザの共感を得ることが難しい感情表現や状況判断をより感覚的な表現によって伝達することができる。また、画像視聴時にリアルタイムでユーザの声を反映することが可能となる。
なお、コメント情報から抽出する特定キーワードと動画を装飾する装飾態様との間には、何らかの対応付けが存在すれば、直接的な意味の関連性は存在しなくてもよい。また、動画を装飾する装飾態様を、コメント情報に含まれる特定キーワードから想起しやすいものとしてもよい。
装飾部350aによって行われる動画の装飾態様は、個々の端末装置30によって異なっていてもよい。例えば、コメントに含まれる特定のキーワードに対して、ある端末装置30では「草」画像を表示させる一方、他の端末装置30では「風が吹く様子」の画像を表示させてもよい。言い換えれば、図7に例示したテーブルの内容は、個々の端末装置30によって異なっていてもよい。
コメント情報において、どのような言葉が特定キーワードとして抽出されるかの情報やその特定キーワードによって行われる動画の装飾態様の情報は、事前に端末装置30の各ユーザに知らせておいてもよいし、知らせておかなくてもよい。前者の場合、ユーザが意図的に特定キーワードを入力できるのに対して、後者の場合、ユーザが意図せず入力した特定キーワードが抽出されて動画が装飾されることになる。
装飾部350aは、コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾態様を変化させることも好ましい。例えば、動画配信サーバ10が動画の生成と配信とを同時に行う場合、動画配信サーバ10の管理者や当該動画の出演者が、端末装置30における動画の装飾態様を随時確認できるようにし、この装飾態様の変化を指示できるようにすることも好ましい。例えば、動画の出演者は、動画中における自らの動作によって装飾された動画の態様を変化させるようにする。具体的には、出演者は、動画中に「草」の表示画像が多数付加された状態で、表示された「草」画像を触るように演技し、その状態で「草」画像を纏めて画面の隅に移動させるような動作をする。この動作に対応して、動画上に付加された「草」画像を纏めて画面の隅に移動させれば、出演者は自らの身体の動作のみによって動画の装飾態様を変化させるように指示したことになる。このような装飾態様の変化は、動画配信サーバ10の管理者が各種の入力装置を用いて指示してもよい。コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾態様を変化させれば、両方のユーザの間で双方向のコミュニケーションを実現することが可能となる。
装飾部350aは、コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾を消去してもよい。例えば、動画配信サーバ10が動画の生成と配信とを同時に行う場合、動画の出演者が「見えないよ」と動画中で発言すると、この発言が指示となって、動画上に表示された装飾の「草」画像を消去することも可能である。
動画修飾の画像の近傍には、当該画像がいずれのユーザの発言に対応して付加されたものかが分かるように、発言したユーザ名を表示するものとしてもよい。例えば、「いいね」という特定キーワードに対応して「草」画像が表示されている場合、この「草」画像の直下に、コメントを発言したユーザのユーザ名を、名札を模した画像とともに表示してもよい。なお、ユーザ名に代えて、コメントを発言したユーザの写真画像を表示してもよい。
また、特定キーワードは、動画に対して付加を希望するコンテンツの内容であっても構わない。例えば、オムライスの出来上がりを撮影した動画に対してスプーン画像を付加したい場合、ユーザが「スプーン」のフレーズを含むコメントを発言すれば、コメントに含まれる「スプーン」の特定キーワードが抽出され、これに対応して、オムライスの動画に対して、スプーン画像を付加する装飾が行われる。コンテンツの例としては、動画、静止画、写真、イラスト、アニメーション、楽曲、効果音、プログラム等がある。
本明細書において、端末装置30は、単体の装置として、通信部310、コメント記憶部320、テキスト画像生成部330、コメント抽出部340、出力制御部350、装飾部350a、出力部360、入力部370を備える構成としたが、本発明のコメント配信システムにおいて、上記各機能部は、複数の装置にわたって実装されてもよい。複数の装置にわたって実装される場合には、各装置が連携することによって1台の情報処理装置として実装されたコメント配信システムとなる。例えば、上記構成のうち、コメント抽出部340や装飾部350aは、端末装置30ではなく、動画配信サーバ10に備えられる構成としてもよい。
また、以上説明した実施形態において、図2におけるコメント配信サーバ20の機能を実現するためのプログラム、あるいは、図4における端末装置30の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりコメントの配信、コメントの表示制御を行ってもよい。また、図4における端末装置30の機能を実現するためのプログラムを、既存の端末装置にプラグインとして適用するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…動画配信サーバ, 20…コメント配信サーバ, 30…端末装置, 40…ネットワーク, 310…通信部, 311…コメント受信部, 312…動画データ受信部, 313…コメント送信部, 320…コメント記憶部, 330…テキスト画像生成部, 340…コメント抽出部, 350…出力制御部, 350a… 装飾部, 360 出力部, 370 入力部

Claims (5)

  1. 配信と同時に生成される動画の動画データを配信する動画配信装置に接続される端末装置であって、
    動画を表示する表示部と、
    コメントの入力を受け付ける入力部と、
    入力されたコメントをコメント配信装置に送信する通信部と、
    前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、
    前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられ、表示画像を動画に加える態様または動画の画像色を変更する態様で当該動画を装飾する装飾部とを備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記装飾部は、前記コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾態様を変化させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記装飾部は、前記コメントを入力したユーザとは異なるユーザの指示に基づいて、動画の装飾を消去することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 配信と同時に生成される動画の動画データを配信する動画配信装置と、動画に対するコメントを配信するコメント配信装置と、端末装置と、を備えるコメント配信システムであって、
    動画を表示する表示部と、
    前記コメントの入力を受け付ける入力部と、
    入力されたコメントを前記コメント配信装置に送信する通信部と、
    前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、
    前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられ、表示画像を動画に加える態様または動画の画像色を変更する態様で当該動画を装飾する装飾部とを備えることを特徴とするコメント配信システム。
  5. 配信と同時に生成される動画の動画データを配信する動画配信装置に接続される端末装置としてのコンピュータを、
    動画を表示する表示部と、
    コメントの入力を受け付ける入力部と、
    入力されたコメントをコメント配信装置に送信する通信部と、
    前記コメント配信装置から受信したコメントに含まれる特定キーワードを抽出する抽出部と、
    前記表示部に動画が表示される際、前記特定キーワードに関連付けられ、表示画像を動画に加える態様または動画の画像色を変更する態様で当該動画を装飾する装飾部として機能させるためのプログラム。
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