JP2014212487A - 端末装置、コメント配信システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態によるコメント配信システムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態によるコメント配信システム1の構成を示す概略ブロック図である。コメント配信システム1では、動画配信サーバ10と、コメント配信サーバ20と、複数の端末装置30とが、ネットワーク40を介して接続されている。
通信部24は、端末装置30と通信する。通信部24は、端末装置30から送信されたコメント情報をコメント情報更新管理部23に出力し、コメント情報記憶部21に追加して記憶させる。通信部24は、コメント情報配信部22にコメント情報の配信指示を出力する。
図4は、端末装置30の構成を表す概略ブロック図である。端末装置30は、制御部300と、通信部310と、記憶部320と、音声出力部330と、撮像部340と、動画生成部350と、入力部360と、動画編集部370と、表示部380と、画像生成部390と、プリンタIF(インタフェース)400とを含む。端末装置30はプリンタ35と接続されている。
制御部300は、端末装置30全般の動作を制御する。通信部310は、ネットワーク40を介して、動画配信サーバ10やコメント配信サーバ20と通信する。端末装置30は、通信部310を介して、動画配信サーバ10によって配信された動画を受信する。通信部310は、動画編集部370による編集がなされていない動画データまたは動画編集部370による編集がなされている動画データを動画配信サーバ10に送信する。端末装置30は、入力部360を介して、ユーザから動画に対するコメント情報の入力を受け付ける。端末装置30は、通信部310を介して、ユーザから入力を受け付けた動画に対するコメント情報をコメント配信サーバ20に送信する。コメント配信サーバ20は、複数の端末装置30から通知されたコメント情報を纏めて、動画を閲覧する各端末装置30に配信する。記憶部320は、動画データやコメント情報を含む各種データを記憶する。音声出力部330は、制御部300の制御に基づいて音声を出力する。
図5は、端末装置30における処理の流れについて示すフローチャートである。図5を参照しながら、端末装置30の制御部300による各処理について説明する。
まず、制御部300は、撮像部340によって、ユーザを動画で撮像する(S501)。撮像部340によって撮像された動画は、動画配信サーバ10を経由して他の端末装置30に配信されるとともに、表示部380に表示される。ユーザは、表示部380に表示された動画を確認しながら、自分の立ち位置やポーズを整える。次に、制御部300は、動画編集部370の働きにより、表示部380に動画編集処理用の画面を表示する。また、制御部300は、入力部360からユーザの指示を受け付けてS501にて撮像を開始した動画を編集する(S502)。次に、制御部300は、入力された全てのコメントを表示部380に表示する(S503)。表示される全てのコメントは、端末装置30の入力部360にて入力されたコメントの他、いずれかの端末装置30にて入力されてコメント配信サーバ20を経由することにより配信されたコメントを含む。制御部300は、コメント配信サーバ20から配信されたコメントを動画編集部370による編集がなされていない動画データまたは動画編集部370による編集がなされている動画データに重ね合わせて表示する。次に、制御部300は、動画編集を終了するか否かを判定する(S504)。具体的には、制御部300は、ユーザが入力部360から編集終了指示を入力した場合や、所定の制限時間を経過した場合に、動画編集を終了するものと判定する。S504における判定の結果、動画編集を継続すべきであれば、S501に戻って各処理を繰り返す。
以上の処理によって、端末装置30における一連の動作が終了する。
なお、上記の説明においては、S501にて撮像したユーザの動画を編集対象としたが、S502にて編集対象となる動画は、ユーザの撮像動画に限られるわけではない。動画配信サーバ10から配信される動画など任意の動画をS502の編集対象とすることができる。
次に、動画編集部370の実行する編集処理の詳細について説明する。動画編集部370は、表示部380上にて変化する動画に対して編集処理を施す。
図6は、表示部380に表示される編集画面の一例を示している。図6の画面例では、画面の左領域に、編集対象となる動画、つまり撮像処理(図5のS501参照)によって生成された動画が、編集対象画像として表示されている。この画面例においては、各端末装置30にて入力されたコメントが、編集対象画像に重ね合わせた状態で表示されている。コメントは、編集対象画像の右領域から左領域に流れるようにスクロールして表示される。
編集対象画像に対して、ユーザは、入力部360を通じた入力を用いて、各種の編集処理を施す。図6において、編集対象画像の右側には、編集処理を行うためのツール類の選択領域が表示されている。選択領域において、ユーザが選択し得る項目は、入力の書き味を規定する仮想ペンの種類やその太さや色である。色の選択については候補色を表示したパレットが示されている。
「ペイント」タブの選択中は、落書きを行う編集モードであり、入力部360を通じた入力によって編集対象画像上に自由に描画することができる。
図8は、スタンプ画像を付加する編集モードにおける編集画面の一例を示している。上述の「スタンプ」タブを選択すると、図8に示すようなスタンプ選択の画面が表示される。この画面の右領域には、編集に使用可能なスタンプ画像が複数種類表示される。ユーザは、所望のスタンプ画像を入力部360を通じた入力によって選択することにより、編集対象画像にスタンプ画像を付加することができる。なお、スタンプ画像の選択肢を表示する際には、前回選択したスタンプ画像が画面の上側に位置するように表示してもよい。
また、他の端末装置30のユーザは、動画配信サーバ10やコメント配信サーバ20を介して、編集処理中の動画やコメントを共有する。他の端末装置30のユーザは、コメントを入力することにより、編集対象画像を装飾することが可能となる。
例えば、編集処理の様子を視聴していた他の端末装置30のユーザから「私も写りたい」というコメントが入力されると、動画編集部370は、そのユーザを表すアイコンやアバターの画像を編集対象画像に付加する。この場合、動画編集部370は、複数のアイコンやアバターの画像を、各端末装置30のユーザに対応付けた形で予め登録しておくことが好ましい。なお、編集対象画像に付加するのは、アイコンやアバターの画像ではなく、上記のコメントを入力したユーザの写真であってもよい。
このように構成すれば、遠隔に位置することの多い、他の端末装置30のユーザも、編集対象画像に所定の画像を付加して、編集処理やその後の「撮影」処理に参加することが可能となる。
次に、編集処理後の処理の詳細について説明する。
上述の「撮影する/らくがき終了」アイコン(図9参照)をユーザがクリックすると、編集済画像の動画データを基に静止画データを生成するデータ生成処理が開始される。このデータ生成処理を、以下「撮影処理」と称する。
図10は、「撮影処理」を開始するときに表示部380上に表示される画面の一例を示している。図10の画面には「この画像で撮影します。」との案内メッセージが表示されている。また、図10の画面は、選択肢として「コメントありで撮影」「コメントなしで撮影」「らくがきに戻る」「撮影しないで終了」を表示し、そのいずれかを入力部360を通じた入力によってユーザに選択させる構成となっている。
図10の画面に対して、ユーザが「らくがきに戻る」を選択した場合、制御部300は編集処理に戻る。図10の画面に対して、ユーザが「撮影しないで終了」を選択した場合、制御部300は全ての処理を終了する。図10の画面に対して、ユーザが「コメントありで撮影」を選択した場合、制御部300は、編集対象画像上にコメントを表示したままの状態でカウントダウン処理に進む。図10の画面に対して、ユーザが「コメントなしで撮影」を選択した場合、制御部300は、編集対象画像上からコメントを消去した状態でカウントダウン処理に進む。
例えば、画像生成部390は、編集対象画像の動画データを基に静止画データを生成するタイミングを、コメント配信サーバ20から受信したコメントの内容に応じて決定してもよい。
例えば、画像生成部390は、全てのコメントに含まれる特定の語(例えば「撮影」)の出現回数を数える。そして、画像生成部390は、特定の語の出現回数が所定回数(例えば100回)に達した時点で、ユーザの指示を待たず自動的に編集処理中の画像や編集済の画像の動画データを基に静止画データを生成する。このとき、画面表示の案内によって「撮影処理」が行われたことをユーザに通知してもよい。
また、上記の説明においては、入力部360と表示部380とを別部材としたが、タッチパネル及びタッチペンの採用により、入力部360と表示部380とを共通の部材としてもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (8)
- 動画データを表示する表示部と、
ユーザの指示に基づいて前記動画データに編集処理を施す編集部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを動画配信装置に送信する第1通信部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを基に静止画データを生成する生成部とを備えることを特徴とする端末装置。 - コメントの入力を受け付ける入力部と、
入力されたコメントをコメント配信装置に送信する第2通信部とを更に備え、
前記表示部は、前記コメント配信装置から受信したコメントを、前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データに重ね合わせて表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記編集部は、前記コメント配信装置から受信したコメントの内容に応じて、編集処理の内容を変化させることを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
- 前記生成部は、前記動画データを基に前記静止画データを生成するタイミングを、前記コメント配信装置から受信したコメントの内容に応じて決定することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
- 被写体を撮像して動画データを出力する撮像部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端末装置。
- 動画データを配信する動画配信装置と、動画に対するコメントを配信するコメント配信装置と、端末装置と、を備えるコメント配信システムであって、
前記動画データを表示する表示部と、
ユーザの指示に基づいて前記動画データに編集処理を施す編集部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを前記動画配信装置に送信する第1通信部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを基に静止画データを生成する生成部とを備えることを特徴とするコメント配信システム。 - 被写体を撮像して動画データを出力する撮像部を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のコメント配信システム。
- 動画データを配信する動画配信サーバと動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバとに接続される端末装置としてのコンピュータを、
前記動画データを表示する表示部と、
ユーザの指示に基づいて前記動画データに編集処理を施す編集部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを前記動画配信装置に送信する第1通信部と、
前記編集部による編集がなされていない動画データまたは前記編集部による編集がなされている動画データを基に静止画データを生成する生成部として機能させるためのプログラム。
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