JP4190946B2 - 複合コンテンツ同期配信方法、サーバ及びプログラム - Google Patents

複合コンテンツ同期配信方法、サーバ及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ライブコンテンツとともにチャットサービス等のインタラクティブコンテンツを提供する複合コンテンツ同期配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク通信技術の飛躍的な向上により、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、光ファイバ等の高速通信を実現する通信インフラが普及している。これにより、様々な形態の情報通信サービスの提供が可能となり、例えば、ライブコンテンツとともにチャットサービス等のインタラクティブコンテンツを提供するようなサービスも実現され始めている。
また、動画と、他のコンテンツと、を同期して再生させるデータ通信システムもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−176638号公報(第7頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ライブコンテンツととともにインタラクティブコンテンツを提供するサービスでは(例えば、放送番組をライブストリーム配信し、視聴者が番組に対するコメントをチャットでやり取りするようなサービス)、コンテンツデータを送信するための時間やコンテンツのエンコードや端末側でのバッファリングのための時間が必要であることから、ライブを実際に行っている時刻と、ユーザがライブコンテンツを視聴する時刻の間には時間差が生じる。
このため、例えば、ライブスタジオ等からライブコンテンツを視聴者の端末にストリーム配信するとともに、そのコンテンツに対して、チャット等のインタラクティブなアクションを視聴者から受け付け、そのアクションに対してライブスタジオから番組進行者が応答するようなシステムにおいて、視聴者によるチャットの書き込みに対してライブスタジオの番組進行者がライブでコメントした場合、上記の時間差によりライブ放送でのコメントの出力が遅れてしまい、チャットの書き込みとライブの内容がかみ合わなくなってしまう可能性がある。
【0005】
このような問題に対して、ライブコンテンツの配信とチャットのコメント表示の同期を取ることも考えられるが、この場合、チャットのコメント表示を、ライブコンテンツが再生させるまでの時間(遅延時間)に合わせることから、ユーザが書き込みを行ってからそのコメントが表示されるまでの待ち時間が長くなってしまう。これにより、書き込みを行ったユーザにストレスを感じさせる虞があった。
【0006】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、チャットサービス等のインタラクティブコンテンツとライブコンテンツを同期を取って提供することで生ずるチャットのコメント表示の待ち時間によるユーザの不安を軽減させるための複合コンテンツ同期配信方法及びサーバ等を提供することを目的とする。
また、この発明は、チャットサービス等のインタラクティブコンテンツとライブコンテンツを同期を取って提供するシステムにおいて、ライブストリーミング配信のために必要となる遅延時間を利用して、特定のユーザに情報を提供することを可能とするための複合コンテンツ同期配信方法及びサーバ等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る複合コンテンツ同期配信方法は、
番組進行者の端末と視聴者の端末にネットワークを介して接続される管理サーバを備えるシステムにおいて、ライブコンテンツとライブに関するチャットサービスを提供する複合コンテンツ同期配信方法であって、
スタジオで撮影されたライブコンテンツデータを管理サーバに入力する入力ステップと、
前記管理サーバが、配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出するステップと、
前記管理サーバが、前記入力ステップにより入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行うステップと、
前記管理サーバが、チャットに加入する視聴者のチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて所定のテーブルに登録するステップと、
各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶するステップと、
前記管理サーバが、前記視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信するステップと、
番組進行者の端末が、チャットのコメントデータの要求信号を所定のタイミングで前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、前記番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信するステップと、
前記管理サーバが、前記入力ステップにより入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記テーブルに登録されているチャットネームの検出を行う検出ステップと、
前記検出ステップによりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信する近未来情報供給ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、ライブ放送のストリーミング配信に必要な遅延時間に合わせて、端末におけるチャットのコメントの表示更新を遅らせることでライブ番組の内容とチャットの書き込み内容をほぼ同期させることができるとともに、チャットの書き込みに対する番組進行者のコメントが番組で近未来に放送されることを、その書き込みを行ったユーザに対して通知することができるため、チャットの表示内容の更新が遅れることによる視聴者のストレスを軽減することができる。
【0009】
また、この発明の第2の観点に係る複合コンテンツ同期配信サーバは、
ライブコンテンツとライブに関するチャットサービスを提供する複合コンテンツ同期配信サーバであって、
スタジオで撮影されたライブコンテンツデータの入力を受け付ける手段と、
配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出する手段と、
前記入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行う手段と、
チャットに加入するユーザのチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて記憶するチャットネーム記憶手段と、
各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶する手段と、
視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信する手段と、
番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信する手段と、
前記入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記チャットネーム記憶手段に記憶されているチャットネームの検出を行う検出手段と、
前記検出手段によりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信する近未来情報供給手段と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、ライブ放送のストリーミング配信に必要な遅延時間に合わせて、端末におけるチャットのコメントの表示更新を遅らせることでライブ番組の内容とチャットの書き込み内容をほぼ同期させることができるとともに、チャットの書き込みに対する番組進行者のコメントが番組で近未来に放送されることを、その書き込みを行ったユーザに対して通知することができるため、チャットの表示内容の更新が遅れることによる視聴者のストレスを軽減することができる。
【0011】
視聴者の端末からのチャットのコメントデータの受信に応答して、コメントを受け付けた旨のメッセージを送信元の端末に送信する手段をさらに備えてもよい。
【0012】
前記近未来情報供給手段は、該視聴者に関する情報がライブ放送されるまでの時間を算出し、算出した時間の情報を前記近未来メッセージに含めて送信するようにしてもよい。
【0013】
また、この発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
スタジオで撮影されたライブコンテンツデータの入力を受け付けるステップ、
配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出するステップ、
前記入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行うステップ、
チャットに加入するユーザのチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて所定のテーブルに登録するステップ、
各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶するステップ、
視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信するステップ、
番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信するステップ、
前記入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記テーブルに記憶されているチャットネームの検出を行う検出ステップ、
前記検出ステップによりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信するステップ、
を実行させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、ライブ番組のコンテンツとともに番組に関するチャットサービスを提供する複合コンテンツ配信システムを例に図面を参照して説明する。
【0015】
図1はこの発明の実施形態に係る複合コンテンツ配信システムの構成を示す図である。
図示するように、この複合コンテンツ配信システムは、配信管理サーバ1、撮影端末2、スタジオ端末3、ユーザ端末4と、を備え、このうち、配信管理サーバ1、スタジオ端末3、ユーザ端末4はインターネット等のネットワーク10を介して接続されている。また、撮影端末2は配信管理サーバ1に接続されている。
【0016】
配信管理サーバ1は、ライブ番組のコンテンツの提供と、番組に関するチャットサービスの提供と、を行うためのものであり、例えば図2に示すように、制御部11、記憶部12、通信制御部13を備えるコンピュータ等から構成される。
【0017】
制御部11は、記憶部12に記憶される動作プログラム等を実行することにより、ストリーミング配信部11a、音声認識処理部11b、ユーザ通知処理部11c、チャット加入受付部11d、コメント受付処理部11e、ユーザ用コメント表示部11f、スタジオ用コメント表示部11g等を論理的に実現する。
【0018】
ストリーミング配信部11aは、撮影端末2から受信した番組のコンテンツデータ(例えば、音声データと画像データを含むビデオデータ等)をエンコードしてストリームデータを生成し、各ユーザ端末4にストリーミング配信する。このストリーミング配信処理では、通信レート等の回線状況、ストリームデータのエンコードとデコードに必要な時間等の情報に基づいて、番組が実際にスタジオで放送されてから、その番組のコンテンツデータがユーザ端末4において再生させるまでのおおよその時間(以下、遅延時間)を逐次算出する。そして、算出した遅延時間の情報を、後述するコメント受付処理部11eに渡す。
【0019】
音声認識処理部11bは、撮影端末2から受信した番組のコンテンツデータにおける音声データについて音声認識処理を行い、音声データから変換されたテキストデータについて、記憶部12に記憶されている、チャットに加入しているユーザのチャットネームとユーザ端末4のIPアドレスとが関連付けて登録されているチャットネームテーブルにおける各チャットネームの検出を行う。チャットネームテーブルの一例を図3に示す。音声認識処理部11bは、いずれかのチャットネームを検出すると、検出したチャットネームをユーザ通知処理部11cに通知する。これにより、番組進行者が番組内でチャットネームを含むコメントを話すと、そのチャットネームが検知される。
【0020】
ユーザ通知処理部11cは、音声認識処理部11bからチャットネームの検出の通知を受け取ると、そのチャットネームに対応するユーザ端末4のIPアドレスをチャットネームテーブル(図3)から取得し、そのアドレスのユーザ端末4に、例えば「あなたのコメントに対してもうすぐスタジオでコメントします」等、そのユーザのコメントに対する番組進行者のコメントが近未来において番組で放送されることを通知する近未来メッセージ(近未来情報)を送信する。
【0021】
チャット加入受付部11dは、チャットへの加入要求とともにチャットネーム、端末のIPアドレス等のデータをユーザ端末4から受信すると、受信したIPアドレスとチャットネームを関連付けて、記憶部12のチャットネームテーブルに登録し、登録完了信号をユーザ端末4に返す。
【0022】
コメント受付処理部11eは、コメントの書き込み要求とコメントのデータと端末のIPアドレスをユーザ端末4から受信すると、受信したアドレスがチャットネームテーブルに登録されていることを確認した後、コメント受信時刻、コメントのデータ、ユーザのチャットネームを含むコメント情報を、記憶部12における所定のワーク領域に一時的に記憶し、遅延時間だけ待った後に、コメント記憶部12aに蓄積記憶する。また、コメント受付処理部11eは、コメント送信元のユーザ端末4に、例えば「コメント入力を受け付けました」等、チャットのコメント入力を受け付けたことを通知するメッセージを送信する。
【0023】
ユーザ用コメント表示部11fは、ユーザ端末4からのコメントデータの要求信号に応じて、要求元のユーザ端末4のアドレスがチャットネームテーブルに登録されていることを確認した後、ユーザ端末4からの要求に従って、コメント記憶部12aに蓄積されているコメント情報について、最新のものから所定量だけ抽出し、抽出したコメント情報のコメントデータ及びチャットネームのデータを要求元のユーザ端末4に送信する。
【0024】
スタジオ用コメント表示部11gは、スタジオ端末3からのコメントデータの要求に応じて、要求元のスタジオ端末3のアドレスが記憶部12に予め登録されているアドレスであることを確認した後、記憶部12のワーク領域とコメント記憶部12aに記憶されているコメント情報について、最新のものから所定量だけ抽出し、抽出したコメント情報のコメントデータ及びチャットネームのデータをスタジオ端末3に送信する。なお、スタジオ端末3のアドレスは、例えば番組の開始時等の所定のタイミングで、番組進行者による入力操作に従って又は自動的に、スタジオ端末3から配信管理サーバ1に送信され、記憶部12に登録される。
また、スタジオ用コメント表示部11gは、スタジオ端末3からのコメントデータの要求に、キーワードと、そのキーワードによるコメントのフィルタリングの要求と、が含まれる場合には、記憶部12から抽出したコメント情報のうち、コメントがキーワードを含むものを抽出し、そのコメント内容をチャットネームとともにスタジオ端末3に送信する。
【0025】
記憶部12は、コメント情報を一時的に記憶するためのワーク領域と、コメント情報が蓄積記憶されるコメント記憶部12aと、を有する。
また、記憶部12は、チャットネームテーブル、スタジオ端末のIPアドレス等のデータを記憶する。また、記憶部12は、制御部11が実行する動作プログラムや、処理に必要な各種のデータを記憶する。
通信制御部13は、スタジオ端末3、ユーザ端末4等との間でデータ通信を行うためのものである。
【0026】
撮影端末2は、スタジオにおいて番組を撮影するための端末であり、例えば、制御部、記憶部、表示部、入力部、通信制御部を備えるパーソナルコンピュータから構成され、ビデオカメラ5等が接続されている。撮影端末2は、ビデオカメラ5により撮影されたビデオデータを取り込んで配信管理サーバ1に順次送信する。
【0027】
スタジオ端末3は、番組進行者により操作される端末であり、図4に示すように、制御部31、記憶部32、表示部33、入力部34、通信制御部35を備えるパーソナルコンピュータ等から構成される。
【0028】
制御部31は、記憶部32に記憶される動作プログラムを実行することにより、コメント表示制御部31aを論理的に実現する。
コメント表示制御部31aは、チャットによる各ユーザ(視聴者)のコメントを表示等するための表示制御を行う。具体的には、番組進行者の操作に従って、コメントの表示エリアを備えるスタジオ用のチャット画面を表示し、所定のタイミングで(自動的に又は番組進行者の入力操作に従って)、チャットのコメントデータの要求信号をスタジオ端末3のIPアドレスとともに配信管理サーバ1に送信し、チャットのコメントとこれに対応するチャットネームのデータを受信し、チャット画面の表示エリアに表示する。
また、コメント表示制御部31aは、所定の入力操作によりフィルタリング機能の設定画面を表示する。このフィルタリング機能は、番組進行者が指定した任意のキーワードで、ユーザにより書き込まれたコメント内容をフィルタリングして表示させる機能であり、この設定画面において、フィルタリング機能のオン/オフやフィルタリング対象のキーワード等の入力を受け付けて、設定内容を記憶部32に記憶する。そして、フィルタリング機能の設定状態がオンの場合に、上記のチャットのコメントデータの要求信号にフィルタリング対象のキーワードを含めて配信管理サーバ1に送信する。
【0029】
記憶部32は、制御部31が実行する動作プログラムや、処理に必要な各種のデータ、フィルタリング機能の設定内容データ等を記憶する。
表示部33は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置を含み、制御部31からの指示に従って種々の画面表示を行う。
入力部34は、マウス、キーボード等の入力装置を含み、入力されたデータを制御部31に通知する。
通信制御部35は、配信管理サーバ1等との間でデータ通信を行うためのものである。
【0030】
ユーザ端末4は、番組の視聴者により操作される端末であり、例えば図5に示すように、制御部41、記憶部42、表示部43、入力部44、通信制御部45を備えるパーソナルコンピュータ等から構成される。
【0031】
制御部41は、記憶部42に記憶される動作プログラムを実行することにより、番組出力部41aと、コメント表示制御部41bと、を論理的に実現する。
【0032】
番組出力部41aは、サーバから配信された番組のストリームデータを受信してリアルタイムにデコードし、表示画面やスピーカ(図示せず)等を介して出力する。
【0033】
ここで、ユーザ端末4において、ライブ放送やチャットのコメント等が表示されるコンテンツ表示画面の一例を図6に示す。図示されるように、コンテンツ表示画面は、ライブコンテンツエリアE1、チャットエリアE2、メッセージ表示エリアE3等を備える。ライブコンテンツエリアE1は、上述の番組出力部41aにより番組のコンテンツが出力されるエリアである。チャットエリアE2は、チャットネーム入力欄、ログインボタン、コメント表示欄、コメント入力欄、送信ボタン等を備える。メッセージ表示エリアE3は、配信管理サーバ1からのメッセージが表示されるエリアである。
【0034】
コメント表示制御部41bは、各ユーザ(視聴者)によるチャットのコメントの受信及び表示、チャットのコメントの入力及び送信、配信管理サーバ1からのメッセージの受信及び表示等の処理を行う。
例えば、コメント表示制御部41bは、コンテンツ表示画面のチャットエリアE2において、チャットネーム入力欄にチャットネームが入力され、ログインボタンがクリックされると、チャットネーム、IPアドレス、チャットへの加入要求等を配信管理サーバ1に送信する。そして、配信管理サーバ1から登録完了信号を受信すると、以後、所定のタイミングで(自動的に又はユーザの入力操作に従って)、チャットのコメントデータ等の要求信号を生成し、ユーザ端末4のIPアドレスとともに配信管理サーバ1に送信する。
【0035】
また、コメント表示制御部41bは、チャットエリアE2のコメント入力欄にコメントが入力され、送信ボタンがクリックされると、入力されたコメント、IPアドレス、コメントの書き込み要求等を配信管理サーバ1に送信する。
また、コメント表示制御部41bは、配信管理サーバ1からのメッセージを受信して、メッセージ表示エリアE3に表示する。
【0036】
記憶部42は、制御部41が実行する動作プログラムや、処理に必要な各種のデータ等を記憶する。
表示部43は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置を含み、制御部41からの指示に従って種々の画面表示を行う。
入力部44は、マウス、キーボード等の入力装置を含み、入力されたデータを制御部41に通知する。
通信制御部45は、配信管理サーバ1等との間でデータ通信を行うためのものである。
【0037】
次に本実施形態の複合コンテンツ配信システムのシステム動作について説明する。
まず、本システムのユーザ端末4において番組コンテンツの再生とチャット画面の表示内容の更新の同期をとるための処理について図7を参照して説明する。なお、本実施例では、説明を簡単にするために、スタジオの撮影端末2から配信管理サーバ1へのビデオデータの通信時間は考慮しない。
配信管理サーバ1は、撮影端末2から受信した番組のコンテンツデータを配信する際に、ネットワーク10の通信レート、エンコード及びデコードに必要な時間等の情報から、スタジオで実際に番組が放送されてからその番組のコンテンツがユーザ端末4において再生されるまでの遅延時間Δtを算出する。
一方、ユーザ端末4側では、受信したストリームデータをデコードしながらリアルタイムで再生する処理を行い、スタジオよりも遅延時間Δtだけ遅れて番組コンテンツが再生される。すなわちスタジオで時刻T0において放送されたコンテンツは、ユーザ端末4において時刻T0+Δtに再生される。
例えば、時刻T1に、ユーザが書き込んだコメントC1のデータがユーザ端末4から配信管理サーバ1に送信されると、このコメントC1のデータは、配信管理サーバ1において一時的にワーク領域に記憶され、スタジオ端末3によるコメントデータの要求に応じてすぐにスタジオ端末3に供給され、表示される。そして、時刻T1+Δtに、コメントC1のデータは、配信管理サーバ1においてコメント記憶部12aに記憶され、ユーザ端末4によるコメントデータの要求に応じて、ユーザ端末4に供給され、表示される。
そして、例えば、スタジオにて時刻T1の数秒後の時刻T2に番組進行者がコメントC1に対してコメントした場合、時刻T1+Δt数秒後の時刻T2+ΔtにコメントC1に対する番組進行者のコメントを含むコンテンツがユーザ端末4において再生される。
このようにして、ユーザ端末4でのチャット画面のコメント表示を遅延時間だけ遅らせることにより、ライブ番組の内容とチャット画面におけるコメント更新をほぼ同期させることができる。
【0038】
次に、配信管理サーバ1によるコメント受付通知処理と近未来情報通知処理について説明する。
まず、コメント受付通知処理について図8のフローチャートを参照して説明する。
配信管理サーバ1は、コメントの書き込み要求を、コメントのデータ、端末のアドレス等とともにユーザ端末4から受信し(ステップS1)、受信したIPアドレスがチャットに加入済みのユーザのユーザ端末4のものであることをチャットネームテーブルで確認した後(ステップS2)、コメント受信時刻、コメントのデータ、ユーザのチャットネームを含むコメント情報を生成し、記憶部32に蓄積して記憶する(ステップS3)。
次に、配信管理サーバ1は、コメント送信元のユーザ端末4に、例えば「コメント入力を受け付けました」等、チャットのコメント入力を受け付けたことを通知するメッセージを送信して(ステップS4)、処理を終了する。
【0039】
次に、近未来情報通知処理について図9のフローチャートを参照して説明する。
配信管理サーバ1は、撮影端末2から番組のコンテンツデータを順次受信し(ステップS11)、そのコンテンツデータにおける音声データについて音声認識処理を行い(ステップS12)、音声データから変換されたテキストデータについて、チャットネームテーブルを参照して、チャット加入者のチャットネームを含むかを判別し(ステップS13)、いずれのチャットネームも含まないと判別した場合には(ステップS13:NO)、ステップS11に戻って処理を繰り返す。また、いずれかのチャットネームを含むと判別した場合には(ステップS13:YES)、そのチャットネームを引数としてメッセージ送信処理を実行し(ステップS14)、ステップS11に戻って処理を繰り返す。
ステップS14で実行されたメッセージ送信処理では、例えば図10に示すように、渡されたチャットネームに対応するユーザ端末4のIPアドレスをチャットネームテーブルから取得し(ステップS21)、そのアドレスのユーザ端末4に、例えば「あなたのコメントに対してもうすぐスタジオでコメントします」等、そのユーザの書き込みコメントに対する番組進行者のコメントが近未来において番組で放送されることを通知する近未来メッセージ(近未来情報)を送信する(ステップS22)。
なお、図9の近未来情報通知処理は、番組が終了し、撮影端末2からのコンテンツデータの供給が終了したときに終了する。
【0040】
次に、本システムの動作を具体例を用いて図11を参照して説明する。
例えば、時刻T3において、チャットネーム「A」の視聴者が、「○○○って知ってる?」というコメントC2をユーザ端末4のコンテンツ表示画面のチャットエリアE2に入力して送信したとする。
配信管理サーバ1は、コメントC2を受信すると、例えば「コメント入力を受け付けました」等、チャットのコメント入力を受け付けたことを通知するメッセージM1をチャットネーム「A」に対応するユーザ端末4に送信する。チャットネーム「A」のユーザのユーザ端末4では、メッセージM1を受信して、コンテンツ表示画面のメッセージ表示エリアE3に表示する。これにより、チャットネーム「A」のユーザは、自分が送信したコメントが受け付けられたことを知ることができる。
また、配信管理サーバ1は、スタジオ端末3からの要求に応じて、記憶部12のワーク領域とコメント記憶部12aに記憶されているコメント情報(コメントC2を含む)を供給する。
【0041】
スタジオでは、例えば、番組進行者がスタジオ端末3のチャット画面に表示されたチャットネームAのコメントC2を見て、時刻T3の数秒後の時刻T4に、「Aさん、それはXXXですよ。」とコメントする。この「Aさん」に対する番組進行者のコメントC3を含むコンテンツデータD1は、撮影端末2により配信管理サーバ1に送信される。
配信管理サーバ1では、受信したコンテンツデータD1について音声認識処理を行い、チャットネームテーブルを参照して、チャットネーム「A」を検出すると、チャットネーム「A」に対応するアドレスのユーザ端末4に、例えば「あなたのコメントに対してもうすぐスタジオでコメントします」等、チャットネーム「A」のユーザに対する番組進行者のコメントC3が近未来において番組で放送されることを通知するメッセージM2を送信する。チャットネーム「A」のユーザ端末4では、メッセージM2を受信して、コンテンツ表示画面のメッセージ表示エリアE3に表示する。これにより、チャットネーム「A」のユーザは、自分に対するコメントもうすぐ放送されることを知ることができる。
【0042】
そして、時刻T3から遅延時間Δtが経過した後、例えばユーザ端末4がチャットのコメントデータ等を配信管理サーバ1に要求して、チャットエリアE2のコメント表示エリアの更新を行う。このとき、時刻T3にチャットネーム「A」のユーザが書き込んだコメントC2「○○○って知ってる?」が、コメント表示エリアに表示される。
そして、時刻T3の数秒後の時刻T4から遅延時間Δtが経過した後、ユーザ端末4において、チャットネーム「A」のユーザに対する番組のコメントC3「Aさん、それはXXXですよ。」を含むコンテンツデータD1が再生される。
【0043】
以上説明したように、本発明によれば、ライブ放送のストリーミング配信に必要な遅延時間に合わせて、チャットのコメントの更新を遅らせることで、番組の内容とチャットでの書き込み内容をほぼ同期させることができるとともに、チャットの書き込みを行ったユーザに対してコメントの入力を受け付けたことを通知したり、また、チャットのコメントに対する番組進行者のコメントが番組で近未来に放送されることを、その書き込みを行ったユーザに対して通知したりすることにより、チャットの表示内容が遅れることによる視聴者のストレスを軽減することができる。
【0044】
また、配信管理サーバ1が特定のユーザ端末4に送信する近未来メッセージとして、例えば、「あなたのコメントに対してX秒後にスタジオでコメントします」等のように、より詳細な近未来情報を提供するようにしてもよい。この場合、配信管理サーバ1は、番組のコンテンツデータにおいてチャットネームを検出すると、そのコンテンツデータがユーザ端末4において再生されるまでの遅延時間を取得し、その遅延時間後にスタジオからのユーザに対するコメントが放送される旨のメッセージを該当するユーザ端末4に送信するようにしてもよい。また、取得した遅延時間に基づいて、スタジオからのユーザに対するコメント放送される直前の所定数秒前(例えば、3秒前等)になったときに、「あなたのコメントに対して3秒後にスタジオでコメントします」等のメッセージをユーザ端末4に送信するようにしてもよい。
【0045】
また、上記実施例では、配信管理サーバ1が、チャットのコメントデータをワーク領域に一時的に格納しておき遅延時間Δt秒が経過してからコメント記憶部12aに移すことにより、ユーザ端末4におけるチャットの表示を遅延時間Δt秒だけ遅らせるようにしているが、ユーザ端末4でのチャットの表示を遅らせる方法はこれに限定されない。例えば、配信管理サーバ1が、Δt秒遅らせることなくコンテンツデータをユーザ端末4に送信し、このコンテンツデータと一緒に、チャットをΔt秒後に更新するコマンドを送信するようにしてもよい。これにより、ユーザ端末4は、コンテンツデータとともに受信したコマンドに従って、チャットのコメントをΔt秒後に更新する処理を行う。
【0046】
また、上記実施例では、通信レート等の回線状況、ストリームデータのエンコードとデコードに必要な時間等の情報に基づいて遅延時間を算出しているが、遅延時間の算出方法はこれに限定されず、番組のコンテンツデータがユーザ端末4において再生させるまでのおおよその時間を算出できる他の種々の算出方法を用いても良い。例えば、通信レートのみに基づいて算出してもよい。
【0047】
また、上記のシステム構成は一例であり、例えば、1台のコンピュータの機能を複数台のコンピュータにより実現してもよく、また、複数台のコンピュータの機能を1台のコンピュータにより実現してもよい。例えば、配信管理サーバ1を、ライブコンテンツの配信に関する処理を主に行う第1のコンピュータと、チャットサービスに関する処理を主に行う第2のコンピュータと、から実現してもよい。この場合、第1のコンピュータは、例えば、ストリーミング配信部11aと、音声認識処理部11b等を備え、また、第2のコンピュータは、ユーザ通知処理部11c、チャット加入受付部11d、コメント受付処理部11e、ユーザ用コメント表示部11f、スタジオ用コメント表示部11g等を備え、これら第1と第2のコンピュータが協働して上述の配信管理サーバ1の機能を実現するようにしてもよい。
【0048】
また、上記実施例では、スタジオ端末3において設定されたフィルタリングのキーワードについて、配信管理サーバ1が該当するコメントを抽出するようにしているが、これに限定されず、例えば、スタジオ端末3が、配信管理サーバ1から受信したコメントデータ等から所定のキーワードを含むコメントデータ等を抽出するようにしてもよい。この場合、例えば、スタジオ端末3は、フィルタリング機能がオン状態のときに、配信管理サーバ1から受信したコメントデータ等について、設定されたキーワードでフィルタリングした後に各コメントを表示する。
【0049】
なお、この発明のシステムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する配信管理サーバ1、撮影端末2、スタジオ端末3、ユーザ端末4等を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば搬送波に重畳してコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、搬送波に重畳してコンピュータにダウンロード等してもよい。
【0050】
【発明の効果】
このような構成によれば、チャットサービス等のインタラクティブコンテンツとライブコンテンツを同期を取って提供することで生ずるチャットのコメント表示の待ち時間によるユーザの不安を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る複合コンテンツ配信システムの構成を示す図である。
【図2】図1の複合コンテンツ配信システムにおける配信管理サーバの構成を示す図である。
【図3】チャットネームテーブルの一例を示す図である。
【図4】図1の複合コンテンツ配信システムにおけるスタジオ端末の構成を示す図である。
【図5】図1の複合コンテンツ配信システムにおけるユーザ端末の構成を示す図である。
【図6】コンテンツ表示画面の一例を示す図である。
【図7】ユーザ端末において番組コンテンツの再生とチャット画面の表示内容の更新の同期をとるための処理を説明するための図である。
【図8】コメント受付通知処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】近未来情報通知処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】メッセージ送信処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】図1の複合コンテンツ配信システムの動作を具体的に説明するための図である。
【符号の説明】
1 配信管理サーバ
11 制御部
11a ストリーミング配信部
11b 音声認識処理部
11c ユーザ通知処理部
11d チャット加入受付部
11e コメント受付処理部
11f ユーザ用コメント表示部
11g スタジオ用コメント表示部
12 記憶部
13 通信制御部
2 撮影端末
3 スタジオ端末
31 制御部
31a コメント表示制御部
32 記憶部
33 表示部
34 入力部
35 通信制御部
4 ユーザ端末
41 制御部
41a 番組出力部
41b コメント表示制御部
42 記憶部
43 表示部
44 入力部
45 通信制御部
5 ビデオカメラ

Claims (5)

  1. 番組進行者の端末と視聴者の端末にネットワークを介して接続される管理サーバを備えるシステムにおいて、ライブコンテンツとライブに関するチャットサービスを提供する複合コンテンツ同期配信方法であって、
    スタジオで撮影されたライブコンテンツデータを管理サーバに入力する入力ステップと、
    前記管理サーバが、配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出するステップと、
    前記管理サーバが、前記入力ステップにより入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行うステップと、
    前記管理サーバが、チャットに加入する視聴者のチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて所定のテーブルに登録するステップと、
    各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶するステップと、
    前記管理サーバが、前記視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信するステップと、
    番組進行者の端末が、チャットのコメントデータの要求信号を所定のタイミングで前記管理サーバに送信するステップと、
    前記管理サーバが、前記番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信するステップと、
    前記管理サーバが、前記入力ステップにより入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記テーブルに登録されているチャットネームの検出を行う検出ステップと、
    前記検出ステップによりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信する近未来情報供給ステップと、
    を備えることを特徴とする複合コンテンツ同期配信方法。
  2. ライブコンテンツとライブに関するチャットサービスを提供する複合コンテンツ同期配信サーバであって、
    スタジオで撮影されたライブコンテンツデータの入力を受け付ける手段と、
    配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出する手段と、
    前記入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行う手段と、
    チャットに加入するユーザのチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて記憶するチャットネーム記憶手段と、
    各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶する手段と、
    視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信する手段と、
    番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信する手段と、
    前記入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記チャットネーム記憶手段に記憶されているチャットネームの検出を行う検出手段と、
    前記検出手段によりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信する近未来情報供給手段と、
    を備えることを特徴とする複合コンテンツ同期配信サーバ。
  3. 視聴者の端末からのチャットのコメントデータの受信に応答して、コメントを受け付けた旨のメッセージを送信元の端末に送信する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載に複合コンテンツ同期配信サーバ。
  4. 前記近未来情報供給手段は、該視聴者に関する情報がライブ放送されるまでの時間を算出し、算出した時間の情報を前記近未来メッセージに含めて送信する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の複合コンテンツ同期配信サーバ。
  5. コンピュータに、
    スタジオで撮影されたライブコンテンツデータの入力を受け付けるステップ、
    配信対象のライブコンテンツが実際に視聴者の端末にて再生されるまでの遅延時間を算出するステップ、
    前記入力されたライブコンテンツデータのストリーミング配信を視聴者の端末に対して行うステップ、
    チャットに加入するユーザのチャットネームと端末識別情報を視聴者の端末から受信し、関連付けて所定のテーブルに登録するステップ、
    各視聴者の端末からチャットのコメントデータを受信して記憶するステップ、
    視聴者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータのうち、受信時から前記遅延時間が経過したものを送信するステップ、
    番組進行者の端末からのチャットのコメントデータの要求信号に応答して、前記記憶されたコメントデータを送信するステップ、
    前記入力されたライブコンテンツデータについて音声認識処理を行い、前記テーブルに記憶されているチャットネームの検出を行う検出ステップ、
    前記検出ステップによりいずれかのチャットネームが検出された場合、該チャットネームに対応する端末識別情報を読み出し、該端末識別情報により特定される視聴者の端末に、該視聴者に関する情報が近未来にライブ放送される旨の近未来メッセージを送信するステップ、
    を実行させるためのプログラム。
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