JP2005295343A - テレビ放送補完システム、端末、テレビ放送補完方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

テレビ放送補完システム、端末、テレビ放送補完方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テレビの視聴中に電話がかかってきた場合に、視聴できなかった放送を特に複雑な装置を大容量のメモリを使用することなく、後から容易に視聴可能にする。
【解決手段】端末とサーバからなるテレビ放送補完システムで、端末は、テレビ放送中の電話着信開始時刻と終了時刻と着信前視聴チャネルを監視する状態監視手段と、監視した時刻とチャネルの情報に基づき視聴できなかったテレビ番組の要約の生成をサーバに要求する放送補完要求手段と、その要求に対応しサーバから送られる要約を受信する受信手段と、受信した要約に表示を切り換え視聴可能とする表示切り替え制御手段を備え、サーバは、端末から送られる情報を受信する受信手段と、受信した情報に基づき端末で視聴できなかった番組の要約を生成する放送補完データ生成手段と、生成した要約を端末に送る送信手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるテレビ放送補完システムに関する。
テレビ機能付携帯電話等、テレビの視聴中に電話がかかってきた場合に、電話中のテレビの視聴は困難で、大切な番組を見逃すといった問題がある。
そこで、テレビ受像機に内蔵されたモデムなどで電話の着信を検知し、音量を調整するとともに、ユーザが意識的に短時間に複雑な操作をすることなしに、視聴中の番組を自動的に記録開始することが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−333334号公報
特許文献1に記載された発明によれば、電話が終わってから記録した番組を見ることができるので、大切な番組を見逃すといった問題を解決することができた。
しかしながら、特許文献1によるものは、放送される番組を記録するために必要な大きな容量を備えたメモリ(HDDなど)の搭載が必要となる。また、いつ着信が開始して録画がはじまってもいいように常にその録画用の領域を確保しておく必要があり、また、領域のサイズも視聴者の使用用途によっては限定しにくい。また動画を処理するだけのハードウェアが必要になり、携帯電話などの移動体端末でTVを視聴する場合、かなりのリソースが必要となる。
そこで本発明は、テレビの視聴中に電話がかかってきた場合に、視聴できなかった放送を特に複雑な装置を大容量のメモリを使用することなく、後から容易に視聴可能にすることを目的にする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムにおいて、
前記端末は、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視する状態監視手段と、該状態監視手段が監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求する放送補完要求手段と、該放送補完要求手段の要求に対応して、前記サーバから送られる要約を受信する受信手段と、該受信手段が受信した要約に表示を切り換え視聴可能とする表示切り替え制御手段を少なくとも備え、
前記サーバは、前記端末から送られる情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成する放送補完データ生成手段と、該放送補完データ生成手段によって生成した要約を前記端末に送る送信手段を少なくとも備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成開始を要求するタイミングは、通話が終了した時点であることを特徴とする。
さらに本発明は、前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成開始を要求するタイミングは、電話着信した時点であることを特徴とする。
また本発明は、前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成終了を要求するタイミングは、通話が終了して、さらに要約を視聴する時間まで含めた時点であることを特徴とする。
また本発明は、前記表示切り替え制御手段は前記サーバから受信した要約データの最後に格納されているデータの放送時刻と現在時刻の差が一定時間以上の場合、再度、要約作成を前記サーバに要求することを特徴とする。
また本発明は、前記サーバはさらに、各放送局の生放送番組を受信して一定時間毎のスクリーンショット、放送時刻を、また字幕データから要約文を抽出して、番組蓄積データを生成する蓄積データ生成手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、前記放送補完データ生成手段は、収録済み番組や生放送番組が蓄積されている番組蓄積部から、端末から要求された時間範囲で番組データを抽出して要約データを生成することを特徴とする。
また本発明は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能で、しかもサーバから送られるテレビ番組の要約を受信する端末において、
テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視する状態監視手段と、該状態監視手段が監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求する放送補完要求手段と、該放送補完要求手段の要求に対応して、前記サーバから送られる要約を受信する受信手段と、該受信手段が受信した要約に表示を切り換え視聴可能とする表示切り替え制御手段を少なくとも備えたことを特徴とする。
また本発明は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムにおいて、
前記端末において、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視するステップと、前記端末において、監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求するステップと、前記サーバにおいて、前記端末から送られる情報を受信するステップと、前記サーバにおいて、受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成するステップと、前記サーバにおいて、生成した要約を前記端末に送るステップと、前記端末において、前記サーバから送られる要約を受信するステップと、前記端末において、受信した要約に表示を切り換え視聴可能とするステップと、を備えることを特徴とするテレビ放送補完方法である。
また本発明は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムに、
前記端末において、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視するステップと、前記端末において、監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求するステップと、前記サーバにおいて、前記端末から送られる情報を受信するステップと、前記サーバにおいて、受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成するステップと、前記サーバにおいて、生成した要約を前記端末に送るステップと、前記端末において、前記サーバから送られる要約を受信するステップと、前記端末において、受信した要約に表示を切り換え視聴可能とするステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明によれば、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な、例えば携帯電話等の端末において、テレビ視聴中に着信があり、一時的にテレビの視聴が中断されるような事態が生じても、端末は、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組のダイジェスト等の要約の生成をサーバに要求し、その要求に対応して、サーバは、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成し、端末に送り、端末側で要約を視聴することができる。
このように、端末でテレビ視聴中に着信があり、一時的にテレビの視聴が中断されても、中断間のテレビ番組の内容は、サーバから送られてくる要約によって把握することができるので、その後のテレビ視聴の復帰について円滑に移行することができる。
また本発明によれば、サーバはテレビ番組の要約の生成を、端末に着信があった後から即座に開始するので、端末から通話の終了により要約終了の要求がくるとすぐに要約が完成し、端末側に送信される。よって、端末側では、即座に要約を取得し視聴することができるので、視聴できなかったテレビ番組の把握を即座に行うことができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1乃至図11を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態1に係るテレビ放送補完システムは、図1に示すように、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末の一例である携帯電話100と、放送されるテレビ番組のダイジェスト等の要約を、通信網150を介して携帯電話100に送るサーバ200から構成されている。
携帯電話100は、TVアプリケーション101,電話アプリケーション102,メールアプリケーション103,チューナー104,出力アプリ制御部105,モデム106,表示デバイス107,音声デバイス108,制御記録部(メモリ)109から構成されている。
TVアプリケーション101は、チューナー104で受信されたテレビ放送の番組を画面等の表示デバイス107,スピーカ等の音声デバイス108を介して表示させ視聴可能にする。電話アプリケーション102は、通信網150を介して電話の発着信を行い、音声デバイス108を介して通話を可能にし、表示デバイス107を介して通話先の電話番号や通話時間等を表示させる。メールアプリケーション103は、メールの送受信を行い、表示デバイス107を介して送信メールの作成、表示や、受信メールの表示を行わせる。
出力アプリ制御部105は、TVの電源のオンの状態を検知するとTVアプリケーション101の起動を指示し、電話着信の状態を検知すると電話アプリケーション102の起動を指示し、メール機能動作の状態を検知するとメールアプリケーション103の起動を指示する。また、TVアプリケーション101の起動中に電話着信を検知し、通話終了を検知すると、メールアプリケーション103に対してサーバ200に電話通話中にTVアプリケーション101が表示できなかった番組の要約の作成依頼を指示する。
一方、サーバ200は、チューナー201,蓄積データ作成部202,番組蓄積部203,メール送受信部204,モデム205,要約作成部206から構成されている。
チューナー201と蓄積データ作成部202は、生放送用のものであり、字幕放送や音声認識に基づいて蓄積データを作成し、番組蓄積部203に格納する。なお、録画放送の場合には、予め作成された蓄積データが番組蓄積部203に格納されている。
要約作成部206は、番組蓄積部203に格納された蓄積データに基づいて、携帯電話100に送る要約(要約)を作成する。メール送受信部204は、携帯電話100からのメールを受信するとともに、モデル205を介して、要約作成部206によって生成された要約(要約)を携帯電話100側に送信する。
図2を参照して携帯電話100とサーバ200のシーケンスを参照しつつ、図3〜図7に示す本実施形態に係るテレビ放送補完システムの処理内容について説明する。
図3は、出力アプリ制御部105の処理を示す。携帯電話100のテレビスイッチ(SW)がオンされると(S(ステップ:以後ステップという語を省略する)501)と、出力アプリ制御部105は、TVアプリ101にテレビ出力処理を行わせ(S502)、制御記録部109に視聴チャネルを記録する(S503)。これにより、図2のAで示すように、携帯電話100の画面には、テレビ番組が放映され、テレビ視聴中となる。
次に出力アプリ制御部105は、電話アプリ102を介して電話着信が検出されたか否かについて判定する(S504)。そして、着信があったことが検出されると、制御記録部109に着信開始時刻を記録し(S505)、電話の終了まで電話アプリ102を介して電話通話処理を行わせる(S506,S507)。これにより、図2のBで示すように、携帯電話100の画面には、電話通話中であることが表示され、この間、着信前に視聴中であったテレビ番組は放映されない。
そして、電話の終了が検出されると、出力アプリ制御部105は、制御記録部109に通話終了時刻を記録し(S508)、メールアプリ103を介して要約取得処理を行わせる(S509)。
ここで、図4によりメールアプリ103による要約取得処理について説明する。メールアプリ103は、図8(a)に示すデータフォーマットのような、制御記録部109に格納された電話着信開始時刻、電話通話終了時刻、着信前視聴チャネルと、携帯電話100の閲覧速度といった情報に基づいてメールを作成する(S601)。具体的なデータとしては、図8(b)に示すように、例えば、電話着信開始時刻が「14:03」、電話通話終了時刻が「14:12」、着信前視聴チャネルが「saijo−11(西条地区における11チャネル)」、閲覧速度が「5/min(1分間に5行分のデータを閲覧可能)」といったようなものである。
そして、メールアプリ103は作成したメールをサーバ200に送信し(S602)、それに対応してサーバ200から送信される要約を受信する(S603)。これにより、図2のCで示すように、携帯電話100の画面には、メールアプリ103が作成したメールを送信しサーバ200から要約を受信するまでの間、メール取得中であることが表示される。
図3に戻る。
図3のS509で、要約取得処理が終了すると、出力アプリ制御部105は、メールアプリ103を介して受信した要約が含まれたメールの出力処理を、閲覧処理が終了するまで行わせる(S510,S511)。これにより、図2のDで示すように、携帯電話100の画面には、メール閲覧中であることが表示される。
この閲覧によって、携帯電話100でテレビ視聴中に着信があったために視聴できなかったテレビ番組、さらに詳細には、着信開始時刻からメール閲覧終了時刻までのテレビ番組の要約が再生されるので、ユーザは視聴できなかったテレビ番組の内容を瞬時に把握することができる。
なお、要約の閲覧処理終了後に、サーバ200から受信した要約データの最後に格納されているデータの放送時刻と現在時刻を比較し(S512)、両者の差が一定時間(ここでは1分とした)以上であれば、再度、S509の要約取得処理に戻り、S509〜S512の処理を繰り返す。差が1分未満であると、携帯電話100のテレビスイッチ(SW)がオンされるか否かの判定を行い(S513)、オフであると処理を終了するが、オンであると、S502に戻って、TVアプリ101にテレビ出力処理を行わせる。これにより、図2のEで示すように、携帯電話100の画面には、テレビ閲覧中であることが表示される。
次に、図5、図6を参照にしてサーバ200が要約を作成する処理について説明する。図5は、要約作成対象番組が収録済み番組の場合の要約作成処理フローであり、図6は、要約作成対象番組が実況中継などの生放送番組の場合の要約作成処理フローであり、本要約作成処理時間は、図2のFに相当する。
図5に示す録画放送時の場合、サーバ200の要約作成部206は、携帯電話100から送られた受信メールのデータ内容を解析し(S701)、番組蓄積部203に蓄積されている番組蓄積データを、携帯電話100から送られる視聴前チャネルの情報でフィルタリングする(S702)。例えば、図8(b)のデータ例に沿い、着信前視聴チャネルが「saijo−11(西条地区における11チャネル)」であれば、図9の左側のデータ(録画放送の場合)が抽出される。そして、要約作成部206は、電話着信開始時刻の直前の時刻のデータを取得する(S703)。例えば、電話着信開始時刻が図8(b)のように、「14:03」であれば、直前となる「14:02」のデータ、すなわち、「歯をみがいた」という要約文と、対応するスクリーンショット「saijo11_1402.jpg」を取得する。
次に、メール閲覧終了時刻、すなわち図2のTで示す時刻を予想して算出する(S704)。メール閲覧終了時刻は、現在時刻から着信開始時刻を減算した時間を、携帯電話100の閲覧速度「5/min(1分間に5行分のデータを閲覧可能)」で割った値を、現在時刻に加算することによって算出される。なお、サーバ200で作成される要約文は1分毎に1行のものとした。例えば、現在時刻が図9で示すように、「14:13」で、着信開始時刻が図8で示したように、「14:03」であれば、その差である10分を閲覧速度5で割った値となる2分が現在時刻に加算された値、つまり、「14:15」がメール閲覧終了時刻として算出される。
そして、算出されたメール閲覧終了時刻を超えるまで、電話着信開始時刻の直前の時刻のデータから次データが取得される(S705,S706)。そして、取得データの時刻がメール閲覧終了時刻を超えると、それまでに取得したデータを基に要約文と対応するスクリーンショットを含んだメールを作成する(S707)。なお、電話着信開始時刻の直前の時刻のデータの要約文とスクリーンショットについてはメールは作成されず、次データからの要約文とスクリーンショットについてメールが作成される。そして、携帯電話100に送信する(S708)。
このようにして、サーバ200から携帯電話100に送信される要約の表示は、例えば、図10に示すようになっている。
なお、ここでは、サーバ200がメール閲覧終了時刻を算出して決定するようにしたが、携帯電話100の出力アプリ制御部105が、サーバ200から着信により視聴できなかったテレビ番組の要約が送信されてから視聴を終了するまでの時間に放送されるテレビ番組の要約の生成についても、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約としてその生成を、サーバに要求するようにしてもよい。
一方、図6に示す生放送時の場合、サーバ200の要約作成部206は、携帯電話100から送られた受信メールのデータ内容を解析し(S801)、番組蓄積部203に蓄積されている番組蓄積データを、携帯電話100から送られる視聴前チャネルの情報でフィルタリングする(S802)。例えば、着信前視聴チャネルが「saijo−57(西条地区における57チャネル)」であれば、図9の右側のデータ(生放送の場合)が抽出される。そして、要約作成部206は、電話着信開始時刻の直前の時刻のデータを取得する(S803)。例えば、電話着信開始時刻が、「14:03」であれば、直前となる「14:02」のデータ、すなわち、「実業家と結婚」という要約文と、対応するスクリーンショット「saijo57_1402.jpg」を取得する。
そして、次データがあるまでデータを取得し(S804,S805)、次データがなくなると、それまでに取得したデータを基に要約文と対応するスクリーンショットを含んだメールを作成し(S806)、携帯電話100に送信する(S807)。
なお、生放送における番組蓄積データの作成は、図7に示すように、蓄積データ作成部202は、チューナー201を介してテレビ放送の受信を開始すると(S901)、スクリーンショットを番組蓄積データとして番組蓄積部203に保存し(S902)、スクリーンショットの直前の字幕を番組蓄積データとして番組蓄積部203に保存する(S903)。そして、一定時間t経過後(S904)で、しかも放送が終了していないと(S905)、S902に戻り、スクリーンショットと直前の字幕を番組蓄積データに保存する(S902,S903)。この処理を放送が終了するまで行う。
具体的には、図11に示すように、テレビ放送から一定間隔t毎にスクリーンショットとその直前の字幕より抜粋された要約文が蓄積データとして保存される。ここでは、スクリーンショット(A:saijo57_1401.jpg)と「学歴詐称疑惑」という要約文、そして、一定間隔t(ここでは1分とした)後に、スクリーンショット(B:saijo57_1402.jpg)と「実業家と結婚」という要約文、スクリーンショット(C:saijo57_1403.jpg)と「鳥インフルエンザ」という要約文、スクリーンショット(D:saijo57_1404.jpg)と「牛丼やびっくり」という要約文が保存される。
このように、携帯電話100でテレビ視聴中に着信があり、一時的にテレビの視聴が中断されても、中断間のテレビ番組の内容は、サーバ200から送られてくるメールに含まれるダイジェスト等の要約によって把握することができるので、その後のテレビ視聴の復帰について円滑に移行することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図12を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態2に係るテレビ放送補完システムの構成は、図1で示した実施の形態1と同様であるが、携帯電話100とサーバ200のシーケンスは、実施の形態1(図2)とは異なる。
つまり、実施の形態1では、出力アプリ制御部105は、テレビ放送中に着信した電話の通話が終了したときに、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成をサーバ200に要求するものであったが、実施の形態2では、出力アプリ制御部105は、図12に示すように、テレビ放送中に電話の着信があったときに、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成開始をサーバ200に要求し、かつ着信した電話の通話が終了したときに、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成終了をサーバ200に要求するものである。
これによれば、サーバ200はテレビ番組の要約の生成を、携帯電話100に着信があった後から即座に開始するので、携帯電話100から通話の終了により要約終了の要求がくるとすぐに要約が完成し、携帯電話100側にメール送信される。よって、携帯電話100側では、即座にメールを取得することができ、メールの閲覧により、視聴できなかったテレビ番組の把握を即座に行うことができる。
本発明にかかるテレビ放送補完システム、テレビ放送補完方法、および端末は、電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成され、携帯電話でテレビ視聴中に着信があり、一時的にテレビの視聴が中断されても、中断間のテレビ番組の内容をサーバから送られてくる要約によって把握することができるものに適用しうる。
本発明の実施形態に係る概略構成図。 本発明の実施形態1に係る携帯電話とサーバのシーケンス。 図2に示す要約要求のデータ構成図。 図1に示す番組蓄積部に格納される番組蓄積データの構成図。 図1に示す出力アプリ制御部の処理を示すフローチャート。 図1に示すメールアプリの処理を示すフローチャート。 図1に示す要約作成部の録画放送時の処理を示すフローチャート。 図1に示す要約作成部の生放送時の処理を示すフローチャート。 図1に示す蓄積データ作成部の処理を示すフローチャート。 図1に示す蓄積データ作成部による蓄積データ作成のイメージ図 サーバから送信されてくる要約の表示例を示す図。 本発明の実施形態2に係る携帯電話とサーバのシーケンス。
符号の説明
100 携帯電話
101 TVアプリ
102 電話アプリ
103 メールアプリ
104 チューナー
105 出力アプリ制御部(状態監視手段,放送補完要求手段,切り替え制御手段)
106 モデム
107 表示デバイス
108 音声デバイス
109 制御記録部
200 サーバ
201 チューナー
202 蓄積データ作成部
203 番組蓄積部
204 メール送受信部
205 モデム
206 要約作成部

Claims (10)

  1. 電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムにおいて、
    前記端末は、
    テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視する状態監視手段と、
    該状態監視手段が監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求する放送補完要求手段と、
    該放送補完要求手段の要求に対応して、前記サーバから送られる要約を受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した要約に表示を切り換え視聴可能とする表示切り替え制御手段を少なくとも備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送られる情報を受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成する放送補完データ生成手段と、
    該放送補完データ生成手段によって生成した要約を前記端末に送る送信手段を少なくとも備えたことを特徴とするテレビ放送補完システム。
  2. 前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成開始を要求するタイミングは、通話が終了した時点であることを特徴とする請求項1記載のテレビ放送補完システム。
  3. 前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成開始を要求するタイミングは、電話着信した時点であることを特徴とする請求項1記載のテレビ放送補完システム。
  4. 前記放送補完要求手段で前記サーバに要約作成終了を要求するタイミングは、通話が終了して、さらに要約を視聴する時間まで含めた時点であることを特徴とする請求項2又は3記載のテレビ放送補完システム。
  5. 前記表示切り替え制御手段は前記サーバから受信した要約データの最後に格納されているデータの放送時刻と現在時刻の差が一定時間以上の場合、再度、要約作成を前記サーバに要求することを特徴とする請求項1記載のテレビ放送補完システム。
  6. 前記サーバはさらに、各放送局の生放送番組を受信して一定時間毎のスクリーンショット、放送時刻を、また字幕データから要約文を抽出して、番組蓄積データを生成する蓄積データ生成手段を備えることを特徴とする請求項1記載のテレビ放送補完システム。
  7. 前記放送補完データ生成手段は、収録済み番組や生放送番組が蓄積されている番組蓄積部から、端末から要求された時間範囲で番組データを抽出して要約データを生成することを特徴とする請求項1記載のテレビ放送補完システム。
  8. 電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能で、しかもサーバから送られるテレビ番組の要約を受信する端末において、
    テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視する状態監視手段と、
    該状態監視手段が監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求する放送補完要求手段と、
    該放送補完要求手段の要求に対応して、前記サーバから送られる要約を受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した要約に表示を切り換え視聴可能とする表示切り替え制御手段を少なくとも備えたことを特徴とする端末。
  9. 電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムにおいて、
    前記端末において、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視するステップと、
    前記端末において、監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求するステップと、
    前記サーバにおいて、前記端末から送られる情報を受信するステップと、
    前記サーバにおいて、受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成するステップと、
    前記サーバにおいて、生成した要約を前記端末に送るステップと、
    前記端末において、前記サーバから送られる要約を受信するステップと、
    前記端末において、受信した要約に表示を切り換え視聴可能とするステップと、を備えることを特徴とするテレビ放送補完方法。
  10. 電話の発着信に加えてテレビ放送を受信及び表示して視聴可能な端末と、放送されるテレビ番組の要約を端末に送るサーバから構成されるシステムに、
    前記端末において、テレビ放送中の電話着信開始時刻と電話通話終了時刻と着信前視聴チャネルを監視するステップと、
    前記端末において、監視した時刻とチャネルの情報に基づいて、着信により視聴できなかったテレビ番組の要約の生成を前記サーバに要求するステップと、
    前記サーバにおいて、前記端末から送られる情報を受信するステップと、
    前記サーバにおいて、受信した情報に基づいて、端末で着信により視聴できなかったテレビ番組の要約を生成するステップと、
    前記サーバにおいて、生成した要約を前記端末に送るステップと、
    前記端末において、前記サーバから送られる要約を受信するステップと、
    前記端末において、受信した要約に表示を切り換え視聴可能とするステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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