JP2003163911A - 好感度情報に基づく映像再生制御方法、映像再生制御システム、サーバ装置、クライアント装置、並びに、映像再生制御プログラム及びその記録媒体 - Google Patents

好感度情報に基づく映像再生制御方法、映像再生制御システム、サーバ装置、クライアント装置、並びに、映像再生制御プログラム及びその記録媒体

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JP2003163911A
JP2003163911A JP2001358213A JP2001358213A JP2003163911A JP 2003163911 A JP2003163911 A JP 2003163911A JP 2001358213 A JP2001358213 A JP 2001358213A JP 2001358213 A JP2001358213 A JP 2001358213A JP 2003163911 A JP2003163911 A JP 2003163911A
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Takashi Shiozaki
貴司 塩崎
Kazuo Yamada
一穂 山田
Kazu Miyagawa
和 宮川
Haruhiko Kojima
治彦 児島
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、距離の離れた複数ユーザからなる
コミュニティにおいて映像を共有し、あたかもユーザ全
員が一箇所に集まって一緒に同じ映像を視聴しているよ
うな一体感を実現するため、複数ユーザから同時に発生
した映像再生制御要求に合理的な優先順位を付ける映像
再生制御方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、ユーザが入力したコメントに
対し他のユーザが与えたコメント評価情報に基づいて、
コミュニティ内で好感度の高いユーザが発信した再生制
御コマンドを優先的に実行することによって、コミュニ
ティの価値観や話題継続性を重視した映像再生制御処理
を行い、ユーザ間のコミュニケーションを活発化させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地理的に離れた場
所にいる複数のユーザが同時に視聴する映像を再生する
ための再生制御技術に係り、特に、複数のユーザからの
再生制御要求を調停する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、家庭用ビデオなどでプライベ
ートに撮影した映像、すなわち、プライベートな映像コ
ンテンツのユーザは、屡々、その映像を一人で視聴する
よりも、他の多数のユーザと共にその映像に纏わる話を
しながらその映像を視聴することを好むことがある。こ
の場合、ユーザ全員が同じ時間に同じ場所に集まり、コ
ミュニケーションしながら同じ映像を視聴する。また、
複数のユーザは、コミュニケーションの流れに応じて、
映像の早送り、巻戻し、或いは、好みのシーンへのジャ
ンプなどを行いながら映像を視聴する。
【0003】一方、一般に公開された特定の映像コンテ
ンツのようなある種の情報内容に関心をもつ、地理的に
離れた場所にいる複数のユーザは、その映像コンテンツ
について、他のユーザとコミュニケーションをしたいと
望む場合がある。同じ情報内容に対して関心をもつ地理
的に離れた場所にいる複数のユーザのグループ(以下の
説明では、コミュニティとも称する)は、特定の映像コ
ンテンツについてコミュニケーションを行いたい場合、
映像コンテンツをコミュニティに配信するサービスと、
コミュニティにコミュニケーションを行える場を提供す
るサービスとを組み合わせて利用することが可能であ
る。
【0004】従来、インターネットのようなネットワー
クを介して、特定の映像コンテンツ配信元が再生制御す
る映像コンテンツを地理的に離れた場所にいる複数のユ
ーザへ送信し、複数のユーザがその映像コンテンツを同
時に視聴できるサービスが実現されている。このような
映像コンテンツの同時配信サービスにおいて、複数のユ
ーザは、同時に同じ映像を視聴することができるが、映
像コンテンツのどの場面を再生するかは、映像コンテン
ツ配信元によって制御されている。
【0005】また、複数のユーザが、ネットワークを介
して、適時に特定の映像コンテンツ配信元に映像コンテ
ンツの再生を要求し、映像コンテンツを視聴できるサー
ビスも知られている。このような映像コンテンツの個別
配信サービスの場合、複数のユーザは、個々に自分の望
む映像を視聴することができるが、他のユーザと同時に
同じ映像を視聴することはできない。
【0006】また、従来、複数のユーザが特定の映像コ
ンテンツのようなある種の情報内容に関してコミュニケ
ーションを行える場を提供するため、幾つかの支援シス
テムが開発、提案されている。ネットワーク上の特定の
サーバで運営される情報、意見の交換システムである
「掲示板」や、通信機能を利用して複数の人が書き込み
によってオンラインで会話を行うことができる「チャッ
ト」は、特定の映像コンテンツ名をトピックとして開設
することにより、その特定の映像コンテンツについて関
心をもつ人が集まり、その映像コンテンツについてコミ
ュニケーションを行える場である。
【0007】特開2001−203982号公報には、
ビデオメールなどの手法により予め送受されたビデオフ
ァイルを再生するにあたり、「再生」、「停止(一時停
止を含む)」、「早送り」、「巻戻し」などのビデオ再
生制御機能を司るコントロール信号を通信回線で相互に
やりとりすることにより、端末間でビデオファイルを協
調的に再生することを可能とし、各端末のモニター上で
同時に同じ映像を再生する、遠隔的に映像を同期して再
生させる方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
家庭用ビデオで撮影した映像のようなプライベートな映
像コンテンツの場合、地理的に離れた場所にいる複数の
ユーザが同時に映像を視聴することはできなかった。
【0009】また、映像コンテンツ配信元が配信するよ
うな一般に公開された映像コンテンツの場合、地理的に
離れた場所にいる複数のユーザからなるコミュニティ
が、コミュニケーションをしながら、コミュニティ内の
コミュニケーションの流れに応じて映像再生を制御した
映像を同時に視聴することはできなかった。
【0010】また、上記映像を遠隔的に同期して再生さ
せる方法では、ユーザの数が3人以上の多数になった場
合に生じる可能性のある各ユーザの再生制御操作の衝突
を調停する必要がある。
【0011】したがって、本発明は、地理的に離れた場
所にいる複数のユーザが、あたかも、同じ場所に集まっ
てコミュニケーションをしながら映像コンテンツを視聴
しているかのような一体感が得られるように、映像の再
生を制御する映像再生制御方法、映像再生制御システ
ム、映像再生制御プログラム及び映像再生制御プログラ
ムの記録媒体の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のユーザから同時に映像再生制御要
求があった場合に、相反する複数の映像再生制御要求に
合理的な優先順位を付ける映像再生制御方法を提案す
る。図1は、本発明の映像再生制御方法の原理説明図で
ある。
【0013】請求項1に係る発明は、ネットワークを介
して接続された複数の端末で同時に映像コンテンツの映
像を再生する映像再生制御方法であって、ユーザが入力
したコメント情報を該ユーザの端末から受信し蓄積する
手順(ステップ1)と、ユーザからのコメント情報を複
数のユーザの端末へ提示する手順(ステップ2)と、ユ
ーザのコメント情報に対し別のユーザが入力したコメン
ト評価情報を該別のユーザの端末から受信し蓄積する手
順(ステップ3)と、再生されるべき映像シーンを指定
するためユーザが入力した再生制御コマンドを該ユーザ
の端末から受信する手順(ステップ4)と、再生制御コ
マンドを入力した該ユーザのコメント情報に対し蓄積さ
れたコメント評価情報の評価値を集計する手順(ステッ
プ5)と、集計された評価値が高いユーザが入力した再
生制御コマンドを優先的に実行し、該再生制御コマンド
に対応した映像シーンを複数の端末で同時に再生させる
手順(ステップ6)と、を有する。
【0014】これにより、好感度の高いユーザからの再
生制御コマンドを優先的に実行することができるので、
コミュニティの価値観に合わない映像の再生を抑制する
ことができる。また、コミュニティの価値観に合わない
コメントに対応した再生制御コマンドが実行されなくな
るので、結果的に、コミュニティの価値観に合わないコ
メントの入力が抑制されるようになる。
【0015】本発明は、第1の局面として、コミュニテ
ィ全体の意見の流れに沿った映像が再生されるように、
過去全ての好感度情報を用いて映像を再生する映像再生
制御方法を提案する。
【0016】そのため、請求項2に係る発明では、前記
蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計する手順
は、過去に蓄積された全てのコメント評価情報の評価値
を集計する。
【0017】この方法は、コミュニティ内のユーザがコ
メントを入力し、コミュニティ内の他のユーザが入力さ
れたコメントを評価し、コメントを入力したユーザ毎に
他のユーザによる評価を蓄積して、コメントを入力した
ユーザに関する好感度を取得する。そして、コミュニテ
ィ全体からの好感度が高いユーザの要求した映像再生制
御コマンドを優先的に実行する。
【0018】本発明は、第2の局面として、コミュニテ
ィ内の話の流れに沿った映像が再生されるように、一定
時間内の好感度情報を用いて映像を再生する映像再生制
御方法を提案する。
【0019】そのため、請求項3に係る発明によれば、
前記蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計する手
順は、過去の一定期間内に蓄積されたコメント評価情報
の評価値を集計する。
【0020】この方法は、過去一定時間内に評価された
好感度のみを集計して、好感度が高いユーザの要求した
映像再生制御コマンドを優先的に実行する。一定時間内
の好感度情報だけが考慮されるので、たとえ、以前には
好感度が低いユーザであっても、コミュニティ全体の意
見の流れに沿ったコメントを入力することによって、そ
のユーザの映像再生制御コマンドが優先的に実行され得
るようになる。
【0021】図2は、本発明の映像再生制御方法を実施
する映像再生制御システムの略構成図である。同図に示
されるように、映像再生制御システムは、ネットワーク
2を介して接続された複数のクライアント装置1,
,1,1,...とサーバ装置3とを含み、映
像コンテンツの映像をクライアント装置で同時に再生す
る。
【0022】サーバ装置3は、クライアント装置1から
ユーザのコメント情報を受信し、複数のクライアント装
置へ提示し、ユーザのコメントに対する別のユーザのコ
メント評価情報をクライアント装置1から受信するコメ
ント処理手段31と、ユーザのコメント情報を蓄積する
コメント情報DB32と、ユーザのコメント評価情報を
蓄積するコメント評価情報DB33と、再生されるべき
映像シーンを指定するためユーザが入力した再生制御コ
マンドをクライアント装置1から受信し、一つの再生制
御コマンドを選択して複数のクライアント装置へ送信す
る再生制御コマンド処理手段34と、を有する。
【0023】クライアント装置1は、ユーザから入力さ
れたコメント情報をサーバ装置3へ送信するコメント入
力インタフェース11と、サーバ装置3から受信したコ
メント情報をユーザへ提示するコメント出力インタフェ
ース12と、提示されたコメント情報に対しユーザから
入力されたコメント評価情報をサーバ装置へ送信するコ
メント評価入力インタフェース13と、ユーザが要求す
る再生制御コマンドをサーバ装置へ送信する映像再生制
御インタフェース14と、選択された再生制御コマンド
をサーバ装置から受信し、受信した再生制御コマンドに
応じて映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生手
段15と、を有する。
【0024】サーバ装置3の再生制御コマンド処理手段
34は、再生制御コマンドを入力したユーザのコメント
情報に対しコメント評価情報DBに蓄積されたコメント
評価情報の評価値を集計し、集計された評価値が高いユ
ーザが入力した再生制御コマンドを優先的に選択する。
【0025】再生制御コマンド処理手段34は、過去に
蓄積された全てのコメント評価情報の評価値を集計する
か、或いは、過去の一定期間内に蓄積されたコメント評
価情報の評価値を集計するよう構成することが可能であ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の説明中、映像コ
ンテンツは、映像情報と音情報を含むコンテンツに限定
されることはなく、少なくとも画像情報を含むあらゆる
コンテンツを映像コンテンツと呼ぶ。また、映像コンテ
ンツ自体は、デジタル形式でもアナログ形式でも構わな
い。
【0027】本発明の第1実施例による映像再生制御シ
ステムは、複数のユーザからなるコミュニティで感想を
言い合いながら同時に一つの映像コンテンツを視聴して
感動を共有できるシステムであって、複数のユーザ間で
見たいシーンが異なる場合に、コミュニティ内で各ユー
ザのコメントに与えられた過去の全ての好感度情報を用
いて映像の再生を制御する。
【0028】図3は、本発明の第1実施例におけるシス
テム構成図である。映像再生制御システムは、複数台の
クライアント装置1と、サーバ装置3とを含み、クライ
アント装置1とサーバ装置3は、たとえば、インターネ
ットのようなネットワーク(図示されない)を介して接
続される。クライアント装置は複数台存在するが、以下
では、簡単のため、1台のクライアント装置1だけにつ
いて説明する。
【0029】概略的に説明すると、本実施例において、
コメントを入力したユーザに対する好感度情報は、ユー
ザが入力したコメントをコミュニティ内のユーザへ提示
し、コメントを見た他のユーザがこのコメントに対する
コメント評価情報を入力することによって収集される。
ユーザのコメントに対する共感若しくは反感のようなコ
メント評価情報は、コミュニティ内でのユーザの好感度
の指標となり得る。次に、複数のユーザから映像コンテ
ンツのある映像シーンの再生を要求する再生制御コマン
ドを受信した場合、複数の再生制御コマンドを調停する
ための規準として、再生制御コマンドを要求したユーザ
の好感度を利用し、好感度の高いユーザの再生制御コマ
ンドを優先的に実行し、この再生制御コマンドに対応し
た映像シーンを複数のユーザの端末に同時に表示させ
る。これにより、複数のユーザは、同じ映像コンテンツ
の同じ映像シーンを同時に視聴し、感動を共有すること
ができるようになる。
【0030】映像コンテンツの特定の映像シーンは、映
像コンテンツの場面情報によって指定される。場面情報
とは、たとえば、映像コンテンツの意味的な区切りであ
る映像構造情報、或いは、映像コンテンツの時間情報で
あるタイムコードなどであるが、これらの例に限定され
るものではない。映像構造情報とは、映像コンテンツの
場面の変わり目(カット)、文字が現れた場面(テロッ
プ)、カメラの動き(カメラワーク)、音楽、及び、人
の声(音声)の切れ目、並びに、DVDの「チャピタ
ー」及び「サブチャピター」のように映像コンテンツの
章立てを示す情報である。一例として、映像構造情報
は、情報の種別を表わす属性情報と、同一種別内での識
別情報(ID)とを含む。また、タイムコードは、映像
コンテンツ内の時間情報、たとえば、先頭からの経過時
間である。
【0031】クライアント装置1は、映像コンテンツを
再生する映像コンテンツ再生部15と、ユーザが関心を
持った再生中の映像コンテンツに対するコメント及びユ
ーザIDを入力するコメント入力インタフェース11
と、複数のクライアント装置からサーバ装置3へ送られ
た全てのコメントを提示するためのコメント出力インタ
フェース12とを有する。コメント入力インタフェース
11及びコメント出力インタフェース12は、ユーザに
他のユーザとのコミュニケーションの場を提供する。よ
り具体的には、コミュニケーションの場として、たとえ
ば、テキスト・音声・ビデオを伝達するメール機能、若
しくは、参加者が限定された掲示板機能のような非同期
的な通信手段、又は、テキスト・音声・ビデオを伝達す
るチャット機能、若しくは、インスタントメッセンジャ
ーのような同期的な通信手段を提供することができる
が、これらの例に限定されるものではない。コメント入
力インタフェース11及びコメント出力インタフェース
12は、コミュニケーションの形態に応じて適宜構成さ
れる。
【0032】また、クライアント装置1は、コメント出
力インタフェース12によって他のユーザのコメントを
見たユーザが、その他のユーザのコメントに対するコメ
ント評価情報を入力するコメント評価入力インタフェー
ス13を更に有する。
【0033】クライアント装置1の映像再生制御インタ
フェース14は、ユーザが次に視聴したい映像コンテン
ツの映像シーンを指定し、サーバ装置1へ要求するため
のインタフェースである。コミュニティ入退会インタフ
ェース16は、ユーザがコミュニティへの入会、退会処
理を行うためのインタフェースである。コミュニティと
は、上述の通り、同じ情報内容(たとえば、映像コンテ
ンツ)に対して関心をもつ地理的に離れた場所にいる複
数のユーザにより構成されたユーザのグループである。
ユーザは、特定のコミュニティに参加することにより、
特に、コミュニティ内のユーザと緊密なコミュニケーシ
ョンを行えるようになる。
【0034】クライアント装置1は、サーバ装置3へ、
ユーザID及び再生制御コマンドを渡す映像再生制御イ
ンタフェース14を更に有する。ユーザは、映像再生制
御インタフェース11を介して、自分が次に視聴したい
映像コンテンツの特定の映像シーンを指定することがで
きる。再生制御コマンドは、再生されるべき映像シーン
を指定するコマンドを含む。また、再生制御コマンド
は、その映像シーンを再生する映像再生モード、たとえ
ば、通常再生、倍速、スローモーション、コマ送りなど
を指定するコマンドを含み得る。
【0035】サーバ装置3は、ネットワークを介してク
ライアント装置1に接続され、ユーザのコメント情報及
びコメント評価情報を受信し、全ユーザのコメント情報
をクライアント装置1へ送信するコメント処理部31を
含む。コメント処理部31は、複数のクライアント装置
1から取得したコメント情報をコメント情報DB32へ
格納し、コメント評価情報をコメント評価情報DB33
へ格納する。
【0036】サーバ装置3は、再生されるべき映像シー
ンを指定するためユーザが入力した再生制御コマンドを
クライアント装置1から受信し、一つの再生制御コマン
ドを選択して複数のクライアント装置へ送信する再生制
御コマンド処理手段34を更に有する。
【0037】サーバ装置3は、クライアント装置1のコ
ミュニティ入退会インタフェース16に接続されたコミ
ュニティ制御部35と、コミュニティ情報DB36とを
更に有する。コミュニティ制御部35は、クライアント
装置1からコミュニティ入退会要求コマンドを受け、ユ
ーザのコミュニティへの入会(登録)と退会(登録解
除)を管理し、ユーザの入退会情報をコミュニティ情報
DB36に格納する。
【0038】次に、本発明の第1実施例による映像再生
制御システムの全体的な動作について簡単に説明する。
図4は、本発明の第1実施例における映像再生制御シス
テムの全体フローチャートである。システムの全体的な
動作シーケンスは、図3に図示されていないサーバ装置
3の制御部が管理する。
【0039】ステップ11:クライアント装置1から情
報を受信したかどうかを判定し、受信するまで待機す
る。
【0040】ステップ12:クライアント装置1から受
信した情報がコミュニティ入退会要求コマンドであるか
どうかを判定する。
【0041】ステップ13:クライアント装置1から受
信した情報がコミュニティ入退会要求コマンドであるの
で、コミュニティ入退会処理を実行し、ステップ11へ
戻る。
【0042】ステップ14:クライアント装置1から受
信した情報が再生制御コマンドであるかどうかを判定す
る。
【0043】ステップ15:クライアント装置1から受
信した情報が再生制御コマンドであるので、再生制御コ
マンド処理を実行し、ステップ11へ戻る。
【0044】ステップ16:クライアント装置1から受
信した情報がコメントであるかどうかを判定する。
【0045】ステップ17:クライアント装置1から受
信した情報がコメントであるので、コメント処理を実行
し、ステップ11へ戻る。
【0046】ステップ18:クライアント装置1から受
信した情報がコメント評価情報であるかどうかを判定す
る。コメント評価情報ではないならば、ステップ11へ
戻る。
【0047】ステップ19:クライアント装置1から受
信した情報がコメント評価情報であるので、コメント評
価情報処理を実行し、ステップ11へ戻る。
【0048】上記の全体的な動作フローのステップ13
のコミュニティ入退会処理について詳述する。
【0049】クライアント装置1のコミュニティ入退会
インタフェース16は、コミュニティ入退会コマンドを
サーバ装置3へ通知する。図5は、本発明の第1実施例
におけるコミュニティ入退会要求コマンドの説明図であ
る。同図の例では、ユーザID”0001”のユーザが
コミュニティ”0002”への入会を要求している。図
6は本発明の第1実施例におけるコミュニティ情報DB
の説明図である。たとえば、コミュニティID”000
0”のコミュニティには、ユーザID”0001”、”
0002”を始めとして全部で10人のユーザが入会し
ている。
【0050】図7は、本発明の第1実施例におけるコミ
ュニティ入退会処理の詳細フローチャートである。
【0051】ステップ21:コミュニティ入退会要求コ
マンドが入会要求であるかどうかを判定する。
【0052】ステップ22:入会要求である場合、コミ
ュニティ情報DB37の中で、指定されたコミュニティ
IDの列へ指定されたユーザIDを追加する。
【0053】ステップ23:指定されたコミュニティで
現在再生中の映像コンテンツを新たにコミュニティに入
会したユーザのクライアント装置で再生させる。
【0054】ステップ24:退会要求であるかどうかを
判定する。退会要求ではない場合、処理を終了する。
【0055】ステップ25:退会要求である場合、コミ
ュニティ情報DB37の中で、指定されたコミュニティ
IDの列から指定されたユーザIDを削除する。
【0056】次に、全体的な動作フローのステップ17
のコメント処理について詳述する。
【0057】ユーザは、コメント入力インタフェース1
1を介して、サーバ装置3へユーザID、コミュニティ
ID及びコメントデータを含むコメント情報を通知す
る。図8は、本発明の第1の実施例におけるコメント情
報のフォーマット説明図である。同図には、ユーザI
D”0001”のユーザがコミュニティID”000
2”のコミュニティに対して、コメントデータで表わさ
れるコメントを送信するときのコメント情報が示されて
いる。
【0058】サーバ装置3のコメント処理部31は、コ
ミュニティID”0002”のコミュニティに対するコ
メントを受け付けると、コミュニティ情報DB36か
ら、コミュニティID”0002”の参加者であるユー
ザのユーザID群を取得し、そのユーザID群で示され
るユーザに対し、ユーザID”0001”から受け取っ
たコメントを送信する。
【0059】図9は、本発明の第1実施例において、サ
ーバ装置3のコメント処理部31が実行するコメント処
理の詳細フローチャートである。
【0060】ステップ31:コメント情報を解析する。
具体的には、コメント情報に含まれるコメント送信者の
ユーザID(uid)、コメント送信者の所属するコミ
ュニティID(cid)、及び、コメントデータ(da
t)を抽出する。
【0061】ステップ32:コミュニティcidに所属
する全員のユーザIDを取得する(uid[0...
n])。同時に、コメント処理部31は、コミュニティ
毎に、コメント情報をコメント情報DB32へ記録す
る。コメント情報DB32は、たとえば、コミュニティ
毎に、各ユーザに関して、そのユーザが発言したコメン
トを記録するように構成される。そのため、コメント処
理部31は、コミュニティID毎に、かつ、コメント発
信者のユーザID毎に、コメントの識別番号と、コメン
トの内容自体とを、コメント情報DB32に記録する。
図10は、本発明の第1実施例におけるコメント情報D
B32の一例の説明図である。
【0062】ステップ33:コミュニティcidに所属
するユーザへのインデックスiを初期化する。
【0063】ステップ34:ユーザuid[i]へコメ
ントデータdatを送信する。
【0064】ステップ35:ユーザへのインデックスを
インクリメントする。
【0065】ステップ36:コミュニティcidに所属
する全ユーザへコメントデータを送信したかどうかを判
定する。未だ送信していないユーザがいる場合、ステッ
プ34へ戻る。全ユーザへの送信が終了した場合、コメ
ント処理を終了する。
【0066】さらに、全体的な動作フローのステップ1
9のコメント評価情報処理について詳述する。
【0067】クライアント装置1側のユーザは、コメン
ト出力インタフェース12を介して、多数のユーザが入
力したコメントを見ることができる。図11は、本発明
の第1実施例におけるコメント評価入力画面131の一
例の説明図である。たとえば、ユーザは、自分が参加し
ているコミュニティを指定して、コメントの参照をサー
バ装置3へ要求すると、コメントの発言者名132とそ
のコメントの内容133を閲覧することができる。
【0068】コメント評価入力画面131には、評価入
力領域134が設けられ、ユーザは、コメント毎に、そ
のコメントに対し、どのように感じたかを、たとえば、
共感ボタン135若しくは反感ボタン136を使って入
力することができる。共感ボタンは評価値(+1)に対
応し、反感ボタンは評価値(−1)に対応する。クライ
アント装置1のコメント評価入力インタフェース13
は、押下されたボタンに対応した評価値をサーバ装置3
のコメント処理部31へ送信する。
【0069】図12は、コメント評価入力インタフェー
ス13からコメント処理部31へ送信されるコメント評
価情報のフォーマット説明図である。同図に示されるよ
うに、コメント評価情報は、コメント情報を入力したユ
ーザ、すなわち、評価者のユーザIDと、どのコメント
に対するコメント情報であるかを示すためのコメントI
Dと、そのコメントの発言者のユーザIDと、評価値
(たとえば、1又は−1)とを含む。
【0070】サーバ装置3のコメント処理部31は、ク
ライアント装置1から図12に示されたようなフォーマ
ットのコメント評価情報を受信すると、受信したコメン
ト評価情報をコメント評価情報DB33へ格納する。コ
メント評価情報として、コミュニティID、コメントI
D、コメント評価者のユーザID、評価対象であるコメ
ント発言者のユーザID、及び、評価値が含まれる。コ
ミュニティIDは、コメント評価情報に付加して、コメ
ント評価情報と共にクライアント装置1からサーバ装置
3へ送信してもよいが、コメント処理部31は、通常、
コメント評価入力画面をクライアント装置1へ提示する
ときに、既にコミュニティIDがわかっているので、予
めわかっているコミュニティIDを使用してコメント評
価情報DB33へ記録してもよい。図13は、このよう
にしてデータを蓄積した本発明の第1実施例におけるコ
メント評価情報DBの説明図である。
【0071】次に、本発明の第1実施例における再生制
御コマンド処理について詳述する。サーバ装置3の再生
制御コマンド処理部34は、クライアント装置1から再
生制御コマンドを受信すると、コメント評価情報DB3
3に格納されている好感度情報の評価値に基づいて再生
制御コマンドの実行順序を制御する。
【0072】クライアント装置1側のユーザは、たとえ
ば、再生制御インタフェース画面を用いてサーバ装置3
へ再生制御コマンドを送信する。図14は、本実施例に
おける再生制御コマンドの一例のフォーマット説明図で
ある。同図には、ユーザID”0001”のユーザが映
像コンテンツID”0002”のタイムコード”005
3”からの再生を要求するコマンドが示されている。図
15は、本実施例における再生制御インタフェース画面
140の一例の説明図である。ユーザが再生制御インタ
フェース画面140上のスライダーバーを左右に動かす
と、シーク中画像が早送り又は巻戻し操作され、そのシ
ーク中画像がシーク中映像表示部142に表示される。
このとき、ユーザがジャンプボタン143を押下する
と、表示されている映像の場面を表わす情報、本例の場
合には、たとえば、タイムコードが取り込まれ、サーバ
装置3の再生制御コマンド処理部34へ送られる。タイ
ムコードの代わりに、映像構造情報を使用しても構わな
い。
【0073】再生制御コマンド処理部34は、クライア
ント装置1によって指定された再生制御コマンドの中
で、コミュニティ内で好感度の高いユーザが発信した再
生制御コマンドを優先的に実行し、対応した再生制御コ
マンドをクライアント装置1の映像コンテンツ再生部1
5へ送信する。
【0074】図16は、本発明の第1実施例における再
生制御コマンド処理の詳細フローチャートである。
【0075】ステップ41:サーバ装置3の再生制御コ
マンド処理部34は、1台以上のクライアント装置1か
ら再生制御コマンドを受信する。受信した再生制御コマ
ンドの列をcmd[0,1,...,C−1](Cは受
信した再生制御コマンド数)で表わし、再生制御コマン
ドを発信したユーザのID列を、uid[0,
1,...,C]で表わす。
【0076】ステップ42:再生制御コマンド列の要
素、並びに、再生制御コマンドを発信したユーザ列の要
素を識別するためのインデックスiを0に初期化する。
【0077】ステップ43:再生制御コマンドを発信し
た各ユーザのコメントに対するコメント評価を、コメン
ト評価情報DB33から取り出し、ユーザ単位で評価値
を集計する。具体的には、たとえば、ユーザiに関する
評価値の合計、或いは、平均値を処理結果rate
[i]として取得する。
【0078】ステップ44:インデックスiをインクリ
メントする。
【0079】ステップ45:再生制御コマンドを発した
ユーザの中で評価値を集計していないユーザが未だ存在
するかどうかを判定する。
【0080】ステップ46:ユーザi(0≦i≦C−
1)に関して取得したrate[i]のなかで、rat
e[i]を最大にするユーザiの発信した再生制御コマ
ンドcmd[i]を再生制御コマンドとしてクライアン
ト装置1へ送信する。
【0081】このようにして、本発明の第1実施例によ
れば、過去全ての好感度情報を用いた再生制御を行う映
像視聴システムが実現される。
【0082】次に、過去の一定時間内に評価された好感
度のみを集計して、好感度の高いユーザの再生制御コマ
ンドを優先的に実行する本発明の第2実施例による映像
再生制御システムについて説明する。本発明の第2実施
例の映像再生システムは、複数のユーザからなるコミュ
ニティで感想を言い合いながら同時に一つの映像コンテ
ンツを視聴して感動を共有できるシステムであって、複
数のユーザ間で見たいシーンが異なる場合に、コミュニ
ティ内で各ユーザのコメントに対し過去の一定時間内に
与えられた好感度情報を用いて映像の再生を制御する。
【0083】本発明の第2実施例におけるシステム構成
は、図3に示された本発明の第1実施例におけるシステ
ム構成と同様である。映像再生制御システムは、複数台
のクライアント装置1と、サーバ装置3とを含み、クラ
イアント装置1とサーバ装置3は、たとえば、インター
ネットのようなネットワーク(図示されない)を介して
接続される。
【0084】本発明の第2実施例における全体的な動作
フロー、コミュニティ入退会処理、コメント処理及びコ
メント情報処理は、図4乃至12を参照して説明した本
発明の第1実施例と同様である。
【0085】但し、本発明の第2実施例では、過去の一
定時間内に与えられた好感度情報を用いるため、コメン
ト処理部31は、クライアント装置1から図12に示さ
れたようなフォーマットのコメント評価情報を受信する
と、コミュニティID、コメントID、コメント評価者
のユーザID、評価対象であるコメント発言者のユーザ
ID、及び、評価値に加えて、評価情報の入力日時をコ
メント評価情報DB33に格納する。図17は、本発明
の第2実施例におけるコメント評価情報DBの説明図で
ある。
【0086】このように、コメント評価情報DB33に
評価情報の入力日時を格納しておくことで、再生制御コ
マンド処理部34は、優先的に実行する再生制御コマン
ドを選択する際に、過去の一定期間内に与えられた好感
度情報、すなわち、評価値を集計することができる。
【0087】次に、本発明の第2実施例における再生制
御コマンド処理について詳述する。サーバ装置3の再生
制御コマンド処理部34は、クライアント装置1から再
生制御コマンドを受信すると、コメント評価情報DB3
3に格納されている好感度情報の評価値に基づいて再生
制御コマンドの実行順序を制御する。
【0088】クライアント装置1からサーバ装置3への
再生制御コマンドの送信については、図14及び15を
参照して説明した本発明の第1実施例と同様である。
【0089】図17は、本発明の第2実施例における再
生制御コマンド処理の詳細フローチャートである。
【0090】ステップ51:サーバ装置3の再生制御コ
マンド処理部34は、1台以上のクライアント装置1か
ら再生制御コマンドを受信する。受信した再生制御コマ
ンドの列をcmd[0,1,...,C−1](Cは受
信した再生制御コマンド数)で表わし、再生制御コマン
ドを発信したユーザのID列を、uid[0,
1,...,C]で表わす。
【0091】ステップ52:再生制御コマンド列の要
素、並びに、再生制御コマンドを発信したユーザ列の要
素を識別するためのインデックスiを0に初期化する。
【0092】ステップ53:再生制御コマンドを発信し
た各ユーザのコメントに対するコメント評価のうち過去
一定期間分のコメント評価を、コメント評価情報DB3
3から取り出し、ユーザ単位で評価値を集計する。具体
的には、たとえば、ユーザiに関する評価値の合計、或
いは、平均値を処理結果rate[i]として取得す
る。
【0093】ステップ54:インデックスiをインクリ
メントする。
【0094】ステップ55:再生制御コマンドを発した
ユーザの中で評価値を集計していないユーザが未だ存在
するかどうかを判定する。
【0095】ステップ56:ユーザi(0≦i≦C−
1)に関して取得したrate[i]のなかで、rat
e[i]を最大にするユーザiの発信した再生制御コマ
ンドcmd[i]を再生制御コマンドとしてクライアン
ト装置1へ送信する。
【0096】このようにして、本発明の第2実施例によ
れば、過去の一定期間内の好感度情報を用いた再生制御
を行う映像視聴システムが実現される。
【0097】上記の本発明の実施例による映像再生制御
方法は、ソフトウェア(プログラム)で構築することが
可能であり、コンピュータのCPUによってこのプログ
ラムを実行することにより本発明の実施例による映像再
生制御システムを実現することができる。構築されたプ
ログラムは、ディスク装置等に記録しておき必要に応じ
てコンピュータにインストールされ、フロッピー(登録
商標)ディスク、メモリカード、CD−ROM等の可搬
記録媒体に格納して必要に応じてコンピュータにインス
トールされ、或いは、通信回線等を介してコンピュータ
にインストールされ、コンピュータのCPUによって実
行される。
【0098】以上、本発明の代表的な実施例を説明した
が、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特
許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能であ
る。
【0099】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、距
離の離れた複数のユーザからなるコミュニティにおい
て、1本又は複数の映像を共有し、あたかもユーザ全員
が1ヶ所に集まって一緒に同じ映像を視聴しているよう
な一体感を実現することが可能になる。より具体的に
は、コミュニティ内のユーザは、指定した映像を複数の
ユーザの端末上で同期して再生させ、会話の流れに応じ
て映像の早送りや巻戻し、好きなシーンへのジャンプな
どを行いながら自由に視聴し、映像、音声、チャット
(文字列による通信)などによるコミュニケーション手
段によって互いに感想を述べ合うことができるようにな
る。
【0100】本発明により実現されるシステムによっ
て、素人が撮影した映像コンテンツであっても複数のユ
ーザ間で様々な感想を述べ合いながら視聴することが可
能になり、個人で視聴する場合と比較して視聴する楽し
みが増し、コンテンツの価値を高める効果が得られる。
また、不特定多数のユーザで視聴する場合には、ユーザ
間で互いに見たいシーン、話題にしたいシーンが異なる
場合が考えられるが、本発明においては、コミュニティ
内におけるユーザの好感度情報などを用いることによっ
てコミュニティの価値観や話題継続性を重視した映像再
生制御処理を行い、ユーザ間のコミュニケーションを活
発化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の映像再生制御システムの構成図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例におけるシステム構成図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例における全体フローチャー
トである。
【図5】本発明の第1実施例におけるコミュニティ入退
会要求コマンドのフォーマット説明図である。
【図6】本発明の第1実施例におけるコミュニティ情報
DBの説明図である。
【図7】本発明の第1実施例におけるコミュニティ入退
会処理の詳細フローチャートである。
【図8】本発明の第1実施例におけるコメント情報のフ
ォーマット説明図である。
【図9】本発明の第1実施例におけるコメント処理の詳
細フローチャートである。
【図10】本発明の第1実施例におけるコメント情報D
Bの説明図である。
【図11】本発明の第1実施例におけるコメント評価入
力画面の説明図である。
【図12】本発明の第1実施例におけるコメント評価情
報のフォーマット説明図である。
【図13】本発明の第1実施例におけるコメント評価情
報DBの説明図である。
【図14】本発明の第1実施例における再生制御コマン
ドのフォーマット説明図である。
【図15】本発明の第1実施例における再生制御インタ
フェース画面の説明図である。
【図16】本発明の第1実施例における再生制御コマン
ド処理の詳細フローチャートである。
【図17】本発明の第2実施例におけるコメント評価情
報DBの説明図である。
【図18】本発明の第2実施例における再生制御コマン
ド処理の詳細フローチャートである。
【符号の説明】
1 クライアント装置 3 サーバ装置 11 コメント入力インタフェース 12 コメント出力インタフェース 13 コメント評価入力インタフェース 14 映像再生制御インタフェース 15 映像コンテンツ再生部 16 コミュニティ入退会インタフェース 31 コメント処理部 32 コメント情報DB 33 コメント評価情報DB 34 再生制御コマンド処理部 35 コミュニティ制御部 36 コミュニティ情報DB
フロントページの続き (72)発明者 宮川 和 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 児島 治彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA29 HA21 HA29 JA22 JA24 LA14 LA20 5C064 BA01 BC18 BC23 BD13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された複数の
    端末で同時に映像コンテンツの映像を再生する映像再生
    制御方法であって、 ユーザが入力したコメント情報を該ユーザの端末から受
    信し蓄積する手順と、 ユーザからのコメント情報を複数のユーザの端末へ提示
    する手順と、 ユーザのコメント情報に対し別のユーザが入力したコメ
    ント評価情報を該別のユーザの端末から受信し蓄積する
    手順と、 再生されるべき映像シーンを指定するためユーザが入力
    した再生制御コマンドを該ユーザの端末から受信する手
    順と、 再生制御コマンドを入力した該ユーザのコメント情報に
    対し蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計する手
    順と、 集計された評価値が高いユーザが入力した再生制御コマ
    ンドを優先的に実行し、該再生制御コマンドに対応した
    映像シーンを複数の端末で同時に再生させる手順と、を
    有する映像再生制御方法。
  2. 【請求項2】 前記蓄積されたコメント評価情報の評価
    値を集計する手順は、過去に蓄積された全てのコメント
    評価情報の評価値を集計する、請求項1記載の映像再生
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記蓄積されたコメント評価情報の評価
    値を集計する手順は、過去の一定期間内に蓄積されたコ
    メント評価情報の評価値を集計する、請求項1記載の映
    像再生制御方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して接続された複数の
    クライアント装置とサーバ装置とを含み、映像コンテン
    ツの映像をクライアント装置で同時に再生する、映像再
    生制御システムであって、 サーバ装置は、 クライアント装置からユーザのコメント情報を受信し、
    複数のクライアント装置へ提示し、ユーザのコメントに
    対する別のユーザのコメント評価情報をクライアント装
    置から受信するコメント処理手段と、 ユーザのコメント情報を蓄積するコメント情報DBと、 ユーザのコメント評価情報を蓄積するコメント評価情報
    DBと、 再生されるべき映像シーンを指定するためユーザが入力
    した再生制御コマンドをクライアント装置から受信し、
    一つの再生制御コマンドを選択して複数のクライアント
    装置へ送信する再生制御コマンド処理手段と、を有し、 クライアント装置は、 ユーザから入力されたコメント情報をサーバ装置へ送信
    するコメント入力インタフェースと、 サーバ装置から受信したコメント情報をユーザへ提示す
    るコメント出力インタフェースと、 提示されたコメント情報に対しユーザから入力されたコ
    メント評価情報をサーバ装置へ送信するコメント評価入
    力インタフェースと、 要求する再生制御コマンドをサーバ装置へ送信する映像
    再生制御インタフェースと、 選択された再生制御コマンドをサーバ装置から受信し、
    受信した再生制御コマンドに応じて映像コンテンツを再
    生する映像コンテンツ再生手段と、を有し、 サーバ装置の上記再生制御コマンド処理手段は、再生制
    御コマンドを入力したユーザのコメント情報に対しコメ
    ント評価情報DBに蓄積されたコメント評価情報の評価
    値を集計し、集計された評価値が高いユーザが入力した
    再生制御コマンドを優先的に選択する、映像再生制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 再生制御コマンド処理手段は、過去に蓄
    積された全てのコメント評価情報の評価値を集計する、
    請求項4記載の映像再生制御システム。
  6. 【請求項6】 再生制御コマンド処理手段は、過去の一
    定期間内に蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計
    する、請求項4記載の映像再生制御システム。
  7. 【請求項7】 複数のクライアント装置とネットワーク
    を介して接続され、映像コンテンツの映像をクライアン
    ト装置で同時に再生する映像再生制御を行うサーバ装置
    であって、 クライアント装置からユーザのコメント情報を受信し、
    複数のクライアント装置へ提示し、ユーザのコメントに
    対する別のユーザのコメント評価情報をクライアント装
    置から受信するコメント処理手段と、 ユーザのコメント情報を蓄積するコメント情報DBと、 ユーザのコメント評価情報を蓄積するコメント評価情報
    DBと、 再生されるべき映像シーンを指定するためユーザが入力
    した再生制御コマンドをクライアント装置から受信し、
    一つの再生制御コマンドを選択して複数のクライアント
    装置へ送信する再生制御コマンド処理手段と、を有し、 再生制御コマンド処理手段は、再生制御コマンドを入力
    したユーザのコメント情報に対しコメント評価情報DB
    に蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計し、集計
    された評価値が高いユーザが入力した再生制御コマンド
    を優先的に選択する、サーバ装置。
  8. 【請求項8】 再生制御コマンド処理手段は、過去に蓄
    積された全てのコメント評価情報の評価値を集計する、
    請求項7記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】 再生制御コマンド処理手段は、過去の一
    定期間内に蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計
    する、請求項7記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してサーバ装置と接
    続され、サーバ装置からの再生制御コマンドに応じて映
    像コンテンツの映像を再生するクライアント装置であっ
    て、 ユーザから入力されたコメント情報をサーバ装置へ送信
    するコメント入力インタフェースと、 サーバ装置から受信したコメント情報をユーザへ提示す
    るコメント出力インタフェースと、 提示されたコメント情報に対しユーザから入力されたコ
    メント評価情報をサーバ装置へ送信するコメント評価入
    力インタフェースと、 ユーザが要求する再生制御コマンドをサーバ装置へ送信
    する映像再生制御インタフェースと、 サーバ装置で選択された再生制御コマンドをサーバ装置
    から受信し、受信した再生制御コマンドに応じて映像コ
    ンテンツを再生する映像コンテンツ再生手段と、を有す
    る、クライアント装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置と接続されたサーバ装置に、映像コンテンツの
    映像をクライアント装置で同時に再生する機能を実現さ
    せる映像再生制御プログラムであって、 上記機能は、 クライアント装置からユーザのコメント情報を受信し、
    複数のクライアント装置へ提示し、ユーザのコメントに
    対する別のユーザのコメント評価情報をクライアント装
    置から受信する機能と、 ユーザのコメント情報を蓄積する機能と、 ユーザのコメント評価情報を蓄積する機能と、 再生されるべき映像シーンを指定するためユーザが入力
    した再生制御コマンドをクライアント装置から受信し、
    一つの再生制御コマンドを選択して複数のクライアント
    装置へ送信する再生制御コマンド処理機能と、を有し、 再生制御コマンド処理機能は、再生制御コマンドを入力
    したユーザのコメント情報に対しコメント評価情報DB
    に蓄積されたコメント評価情報の評価値を集計し、集計
    された評価値が高いユーザが入力した再生制御コマンド
    を優先的に選択する、映像再生制御プログラム。
  12. 【請求項12】 再生制御コマンド処理機能は、過去に
    蓄積された全てのコメント評価情報の評価値を集計す
    る、請求項11記載の映像再生制御プログラム。
  13. 【請求項13】 再生制御コマンド処理機能は、過去の
    一定期間内に蓄積されたコメント評価情報の評価値を集
    計する、請求項11記載の映像再生制御プログラム。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介してサーバ装置と接
    続されたクライアント装置にサーバ装置からの再生制御
    コマンドに応じて映像コンテンツの映像を再生する機能
    を実現させる映像再生制御プログラムであって、 上記機能は、 ユーザから入力されたコメント情報をサーバ装置へ送信
    する機能と、 サーバ装置から受信したコメント情報をユーザへ提示す
    る機能と、 提示されたコメント情報に対しユーザから入力されたコ
    メント評価情報をサーバ装置へ送信する機能と、 ユーザが要求する再生制御コマンドをサーバ装置へ送信
    する機能と、 サーバ装置で選択された再生制御コマンドをサーバ装置
    から受信し、受信した再生制御コマンドに応じて映像コ
    ンテンツを再生する機能と、を有する、映像再生制御プ
    ログラム。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14のうちいずれか一
    項記載の映像再生制御プログラムを記録したコンピュー
    タ読取可能な記録媒体。
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