JP2014033423A - コンテンツ再生装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、コンテンツ送信方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、コンテンツ送信方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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琢也 岩波
Takeshi Kaneko
毅 金子
Shuichi Watabe
秀一 渡部
Arumugam Jawahar
アルムガム ジャワハ
Jeyanthi Sudaka
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Abstract

【課題】コンテンツ送信装置からコンテンツ制御機能を提供する。
【解決手段】ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報をコンテンツ送信装置から取得し、ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた再生態様指定情報により指定された再生態様をコンテンツ送信装置2に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生システム、コンテンツを送信するコンテンツ送信装置およびコンテンツ送信方法、並びに、これらの装置の制御プログラムおよび記録媒体に関するものである。
MMT(MPEG Media Transport)では、マルチコンポーネントのハイブリッド配信等で利用可能な伝送フォーマットの規格化が行われている。当該規格では、コンテンツ(MMT Package)は、少なくとも、映像、音声、テキスト等の複数のコンポーネント(MMT Asset)と、各コンポーネントの表示位置、大きさなどのレイアウトや組み合わせ可否などの再生条件を示す構成情報(Composition Information)に関するデータとを含む。コンテンツに含まれるコンポーネントは、単一のネットワークで伝送されてもよいし、分割され複数のネットワークでハイブリッド伝送されても良い。
特開2005−286748(2005年10月13日公開) 特開平10−173612(1998年6月26日公開)
従来、ユーザインタラクション機能によるコンテンツ制御(例えば、動画再生時の機能(PLAY,PAUSE,FF,REW等)、画面配置の変更等)は、クライアント側に実装されており、サーバ側からユーザインタラクションによるコンテンツ制御機能を提供できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンテンツ送信装置からコンテンツ制御機能を提供することが可能なコンテンツ再生装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、コンテンツ送信方法、制御プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記課題を解決するために、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るコンテンツ再生方法は、上記課題を解決するために、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生装置に入力されるユーザイベントのうち、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントが入力されると、コンテンツ再生装置は、当該ユーザイベントに関連付けられた再生態様をコンテンツ送信装置に通知する。そのため、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置に対して、所定のユーザイベントに関連付けられた再生態様でのコンテンツ再生の実行を制限すると共に、コンテンツ再生装置に入力された指示内容である再生態様を知ることができる。
よって、コンテンツ送信装置は、例えば、コンテンツ再生装置に対して、上記再生態様を実行した結果のデータ、または、上記再生態様を実行するためのデータ等を送信することにより、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記課題を解決するために、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ再生装置は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るコンテンツ再生方法は、上記課題を解決するために、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ再生方法は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツに含まれるUI要素に対してユーザ操作が施されると、当該ユーザ操作に関連付けられた再生態様をコンテンツ送信装置に通知する。そのため、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置に対して、所定のユーザ操作に関連付けられた再生態様でのコンテンツ再生の実行を制限すると共に、コンテンツ再生装置に入力された指示内容である再生態様を知ることができる。
よって、コンテンツ送信装置は、例えば、コンテンツ再生装置に対して、上記再生態様を実行した結果のデータ、または、上記再生態様を実行するためのデータ等を送信することにより、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置は、上記通知に対する応答として、変更されたコンポーネントまたは追加されたコンポーネントを取得するコンテンツ取得手段と、上記コンテンツ取得手段が取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する再生手段とを備えることが好ましい。
上記の構成によれば、上記コンテンツ取得手段が、上記通知手段が通知した再生態様を実行した結果生成される、変更されたコンポーネントまたは追加されたコンポーネントを取得し、上記再生手段がその取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する。そのため、コンテンツ送信装置から提供されたコンテンツ制御機能によって、コンテンツ制御を実行してコンテンツを再生することができる。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置において、上記コンテンツ取得手段は、上記通知に対する応答として、さらに、更新されたメタ情報を取得し、上記再生手段は、上記コンテンツ取得手段が取得した更新されたメタ情報に基づいて、上記コンテンツ取得手段が取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生することが好ましい。
上記の構成によれば、上記コンテンツ取得手段は、上記通知に対する応答として、さらに、更新されたメタ情報を取得する。そのため、変更されたコンポーネントまたは追加されたコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生した場合であっても、コンテンツを正常に再生することができる。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置において、上記通知手段は、上記再生態様に加えて、当該再生態様の処理主体がコンテンツ再生装置であることを通知し、上記通知に対する応答として、上記コンテンツの再生態様を実行するためのスクリプトを取得するスクリプト取得手段と、上記スクリプト取得手段が取得したスクリプトに基づいて、上記コンテンツの再生態様でコンテンツを再生する再生手段とをさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、上記通知手段は、上記再生態様に加えて、当該再生態様の処理主体がコンテンツ再生装置であることを通知し、上記スクリプト取得手段が、上記通知手段が通知した再生態様を実行するためのスクリプトを取得し、上記再生手段が、その取得したスクリプトに基づいて、上記コンテンツの再生態様でコンテンツを再生する。そのため、例えば、コンテンツ再生装置が当該コンテンツ制御機能を有していない場合であっても、コンテンツ送信装置から提供されたコンテンツ制御機能によって、コンテンツ制御を実行してコンテンツを再生することができる。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、上記課題を解決するために、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信装置であって、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るコンテンツ送信方法は、上記課題を解決するために、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信方法であって、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記送信手段は、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を送信する。ここで、コンテンツ再生装置に上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントが入力された場合、対応する再生態様でのコンテンツ再生を実行せずに、当該再生態様をコンテンツ送信装置に通知させることにより、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置に対して、所定のユーザイベントに対応する再生態様でのコンテンツ再生の実行を制限すると共に、コンテンツ再生装置に入力された指示内容である再生態様を知ることができる。
よって、コンテンツ送信装置は、例えば、コンテンツ再生装置に対して、上記再生態様を実行した結果のデータ、または、上記再生態様を実行するためのデータ等を送信することにより、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、上記課題を解決するために、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信装置であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ送信装置は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るコンテンツ送信方法は、上記課題を解決するために、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信方法であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ送信方法は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を送信する。ここで、コンテンツ再生装置にユーザ操作が施されたとき、対応する再生態様でのコンテンツ再生を実行せずに、当該再生態様をコンテンツ送信装置に通知させることにより、コンテンツ送信装置は、所定のユーザ操作に関連付けられた再生態様でのコンテンツ再生の実行を制限すると共に、コンテンツ再生装置に入力された指示内容である再生態様を知ることができる。
よって、コンテンツ送信装置は、例えば、コンテンツ再生装置に対して、上記再生態様を実行した結果のデータ、または、上記再生態様を実行するためのデータ等を送信することにより、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて、上記コンポーネントを変更し変更コンポーネントを生成する、および/または、新たなコンポーネントである追加コンポーネントを生成するコンポーネント生成手段を備え、上記送信手段は、上記コンポーネント生成手段が生成した変更コンポーネントおよび/または追加コンポーネントを送信することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて生成される変更コンポーネントまたは追加コンポーネントをコンテンツ再生装置に送信する。そのため、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを受信したコンテンツ再生装置は、その取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生することができる。よって、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができる。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて、コンテンツの再生に関する情報および上記ユーザコントロール情報を含むメタ情報を更新する更新手段を備え、上記送信手段は、上記更新手段が生成した更新メタ情報を送信することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて生成される更新メタ情報をコンテンツ再生装置に送信する。そのため、コンテンツ再生装置は、変更されたコンポーネントまたは追加されたコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生した場合であっても、コンテンツを正常に再生することができる。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、上記コンテンツ再生装置から処理主体が上記コンテンツ再生装置であることを通知された場合、上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様を実行するためのスクリプトを上記コンテンツ再生装置に送信して、上記再生態様でのコンテンツの再生を指示する処理指示手段とを備えることが好ましい。
上記の構成によれば、上記処理指示手段は、コンテンツ再生装置から通知された再生態様でのコンテンツ再生を実行するためのスクリプトをコンテンツ再生装置に送信して、再生態様でのコンテンツ再生の実行をコンテンツ再生装置に指示する。そのため、例えば、コンテンツ再生装置が当該コンテンツ制御機能を有していない場合であっても、コンテンツ送信装置は、提供したコンテンツ制御機能によって、コンテンツ再生装置に対してコンテンツ制御を実行させてコンテンツを再生させることができる。
また、本発明に係るコンテンツ再生システムは、上記コンテンツ再生装置と、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントを上記コンテンツ再生装置に送信する上記コンテンツ送信装置とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、コンテンツ再生システムは、上記コンテンツ再生装置および上記コンテンツ送信装置と同様の効果を奏する。
なお、上記コンテンツ再生装置および上記コンテンツ送信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記コンテンツ再生装置および上記コンテンツ送信装置の各手段として動作させることにより、上記コンテンツ再生装置および上記コンテンツ送信装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係るコンテンツ再生装置は、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備えている構成である。
また、本発明に係るコンテンツ再生方法は、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含む。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ再生装置は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備える構成である。
また、本発明に係るコンテンツ再生方法は、コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ再生方法は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含む。
従って、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備えている構成である。
また、本発明に係るコンテンツ送信方法は、ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含む。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信装置であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ送信装置は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備える構成である。
また、本発明に係るコンテンツ送信方法は、コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信方法であって、上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、当該コンテンツ送信方法は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含む。
従って、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置にコンテンツ制御機能を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態を示すものであり、コンテンツ再生システムの構成の一例を示す図である。 ユーザコントロール情報の一例を示す図である。 ユーザコントロール情報の一例を示す図である。 ユーザコントロール情報の一例を示す図である。 ユーザコントロール情報の一例を示す図である。 コンテンツ送信装置が実行するコンテンツ送信処理およびコンテンツ再生装置が実行するコンテンツ再生処理の一例を示すフローチャートである。 静的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツの再生期間と、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報の有効期間との関係を示す図である。 動的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツの再生期間と、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報の有効期間との関係を示す図であって、動的に変化する前の状態を示す図である。 動的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツの再生期間と、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報の有効期間との関係を示す図であって、動的に変化した後の状態を示す図である。 更新の有無が記述された構成情報の一例を示す図である。 更新の有無が記述された構成情報および設定情報の一例を示す図である。 デフォルトの構成情報の一例を示す図である。 デフォルトの構成情報および設定情報の一例を示す図である。 実施形態2に係る構成情報の一例を示す図である。 図14の構成情報の動作の一例を示す図である。 実施形態3に係る構成情報の一例を示す図である。 図16の構成情報の動作の一例を示す図である。 実施形態2に係る構成情報の他の記述例を示す図である。 実施形態2に係る構成情報の他の記述例を示す図である。
〔本発明の概要〕
一般的に、コンテンツ再生装置が、再生するコンテンツに対するコンテンツ制御を実行する。そのため、コンテンツを送信する送信主体は、ユーザに対してコンテンツ制御を制限することが困難であった。また、コンテンツ再生装置がコンテンツ制御の機能を有していない場合、ユーザは再生するコンテンツに対してコンテンツ制御を実行することができなかった。
そこで、本発明では、コンテンツ送信装置が、コンテンツ再生装置に対して、コンテンツ制御の内容を特定するための制御内容特定情報と、ユーザイベントを指定するためのユーザイベント指定情報とが対応付けられたユーザコントロール情報を送信し、コンテンツ再生装置に入力されるユーザイベントに基づくコンテンツに関する処理内容をコンテンツ送信装置が決定する。
これにより、コンテンツ送信装置は、コンテンツ再生装置におけるコンテンツ制御を制御することができる。
<実施形態1>
以下では、本発明の具体的な実施形態について図1から図13に基づいて説明する。
〔コンテンツ再生システムの構成〕
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、コンテンツ再生システム3は、コンテンツ再生装置(クライアント装置)1およびコンテンツ送信装置(サーバ装置)2を含む。
コンテンツ再生装置1は、コンテンツ送信装置2等の他の装置から取得したコンテンツ、または、自装置に格納しているコンテンツを再生するものである。コンテンツ再生装置1は、例えば、デジタルテレビ、レコーダ、STB(Set Top Box)、PC、携帯電話機、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等である。
コンテンツ送信装置2は、コンテンツ再生装置1等の他の装置にコンテンツを配信するものである。コンテンツ送信装置2は、例えば、サーバ、PC等である。
コンテンツ再生装置1とコンテンツ送信装置2とは、ネットワーク4を介して通信接続されており、互いにデータをやり取りできるものとする。すなわち、コンテンツ送信装置2は、ネットワーク4を介してコンテンツをコンテンツ再生装置1に送信する。ただし、これに限るものではなく、コンテンツ送信装置2は、電波を用いてコンテンツを放送し、コンテンツ再生装置1は、電波を受信して放送されたコンテンツを受信してもよい。また、コンテンツ送信装置2とコンテンツ再生装置1とは、放送および通信によってコンテンツの送受信を実行してもよい。コンテンツ再生装置1とコンテンツ送信装置2とは、データの送受信ができるように、少なくともネットワーク4を介して通信接続されていればよい。
また、コンテンツ送信装置2は、コンテンツ再生装置1に対して、コンテンツをリアルタイムで配信(リアルタイム配信)してもよいし、コンテンツ再生装置1からの要求に応じて配信(オンデマンド配信)してもよい。
また、図1に示す例では、コンテンツ再生システム3は、コンテンツ送信装置2およびコンテンツ再生装置1をそれぞれ1つずつ含んでいるがこれに限るものではない。コンテンツ再生システム3は、コンテンツ送信装置2およびコンテンツ再生装置1をそれぞれ複数含んでいてもよい。すなわち、コンテンツ再生システム3は、コンテンツ送信装置2およびコンテンツ再生装置1をそれぞれ1または複数含んでいてよい。
〔コンテンツについて〕
次に、本実施形態において、コンテンツ送信装置2が送信するコンテンツについて説明する。本実施形態では、コンテンツは、映像、音声、テキスト等の1または複数のコンポーネントと、コンテンツのメタ情報とを含む。コンテンツは、メタ情報に基づいて、当該コンテンツに含まれるコンポーネント単位で再生可能である。
メタ情報は、構成情報(Composition Information:CI)および/または設定情報(Configuration Information:Config)を含む。構成情報は、コンポーネントの表示位置、大きさ等のレイアウトや組み合わせ可否などの再生条件を示す情報である。設定情報は、コンポーネントの仕様(取得場所、レート等)を記述した情報である。
また、メタ情報は、上述のように、ユーザコントロール情報を含む。ユーザコントロール情報は、少なくともコンテンツ制御の内容を特定するための制御内容特定情報と、ユーザイベントを指定するためのユーザイベント指定情報とを含むものである。本実施形態では、制御内容特定情報として、コンテンツ制御の名称(コントロール名)を使用する。
ここで、ユーザコントロール情報の具体的な記述例を図2〜図5に基づいて説明する。図2〜図5は、ユーザコントロール情報の一例を示す図である。図2〜図5では、ユーザコントロール情報が構成情報に記述されている例を示しているが、これに限るものではない。ユーザコントロール情報は、例えば、設定情報に記述されていてもよいし、構成情報および設定情報に記述されていてもよい。
図2に示すように、ユーザコントロール情報は、「Control Name」、「Control Type」、「Action」、「URL」、「Input event map」、「Validity time」、「Associated media ID」、「Script」の項目情報を含む。
「Control Name」は、コントロール名を示すものである。本実施形態では、コントロール名として、「Media Navigation controls」、「Videolink controls」、「Applicationspecific controls」の3つの種類がある。「Media Navigation controls」は、メディ
アコンポーネントの再生に関する情報やカメラワークに関する情報を含むものである。メディアコンポーネントの再生に関する情報として、「Play」、「Pause」、「FF」、「REW」、「Skip」、「Seek」等がある。また、カメラワークに関する情報として、図示の「Zoom」や、「PAN」、「Tilt」等がある。換言すると、「Media Navigation controls」は、コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報である。
また、「Videolink controls」は、映像コンポーネントにおける映像やオブジェクトへのリンクに関する情報(画像フレームの座標情報および時間情報を含む)である。「Videolink controls」は、ハイパーリンクに類似するものであり、ユーザがクリックを行うことで他のコンポーネントに移ることを可能にするものである。「Videolink controls」の例は後述する。
また、「Application specific controls」は、アプリ特有の制御情報である。例えば、アニメーション機能、ゲーム機能、ダイジェスト再生機能等である。「Application specific controls」の例は後述する。
「Control Type」は、コンテンツ制御の処理の分類を示す情報である。「Control Type」には、「Server consumed」、「Terminal consumed」、「Videolink」等が記述される。「Server consumed」は、コンテンツ送信装置2側で処理を実行することを示す。例えば、オンデマンド配信等において、コンテンツ送信装置2がスクリプトを実行する場合などである。「Terminal consumed」は、コンテンツ再生装置1側で処理を実行することを示す。例えば、リアルタイム配信や放送等において、コンテンツ送信装置2がコンテンツ再生装置1にアプリ等のデータを送信し、コンテンツ再生装置1が取得したデータに基づいて、アプリ等を実行する場合などである。また、「Videolink」については詳細は後述する。
「Action」は、スクリプトの実行を指定するかどうかを示す情報である。「Action」には、「Implicit」、「Explicit」のどちらかが記述される。「Implicit」は、処理を実行するために必要な動作をコンテンツ再生装置1が認識していることを示す。例えば、コンテンツ送信装置2は、コンテンツ再生装置1に対して、コンテンツ再生装置1が事前に入手または保有しているスクリプトの実行を指定する。「Explicit」は、コンテンツ再生装置1に指定の動作を実行させることを示す。なお、「Control Type」が「Server consumed」の場合に、「Action」として「Explicit」を指定すると、コンテンツ送信装置2が指定されたスクリプトを実行する。
「URL」は、コンテンツ制御を実行する際に使用するコンポーネント等のデータの取得先を示す情報である。図示の例では「Not applicable」と記述されており、「URL」の情報がないことを示す。
「Input event map」は、コンテンツ制御を実行するためのトリガとなる操作入力のイベントを示す情報である。例えば、所定のイベント(キーイベント、クリックイベント、タッチイベント、ジェスチャイベント等)を特定する情報が記述される。
「Validity time」は、ユーザコントロール情報の有効期限を示す情報である。本実施形態では、対応するコンテンツの再生時間を基準とした期限が記述されている。図示の例では、コンテンツの再生開始0秒から30秒まで有効であることを示す。
「Associated media ID」は、関連するメディアのIDを示す情報である。例えば、「Associated media ID」には、コンポーネントまたはコンテンツのIDが記述される。「Associated media ID」に記述されたコンポーネントまたはコンテンツに対してコンテンツ制御が実行される。
「Script」は、コンテンツ制御を実行するためのスクリプトを示す情報である。例えば、スクリプトのファイル名等が記述される。ここで記述されるスクリプトの種類は、"ECMA script"や"Java(登録商標) script"等のコンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2が使用可能なスクリプトであればよい。
また、上述のように、図2に示すユーザコントロール情報は構成情報に記述されているものであり、構成情報に「CIType」の情報が記述されている。「CIType」は、構成情報が動的に変化するか否かを示す情報である。「CIType」には、「Dynamic」、「Static」のどちらかが記述される。「Dynamic」は、構成情報が動的に変化することを示し、「Static」は、構成情報が変化しないことを示す。
次に、図3に基づいて、ユーザコントロール情報の他の一例を説明する。図3に示すユーザコントロール情報は、コンテンツ制御の種別が「Videolink controls」である。
図3に示すユーザコントロール情報は、「Kingfisher」の広告をクリックして、追加のコンポーネント(映像コンポーネント等)をリンク先から取得して、表示するコンテンツ制御を示す。
ここで、「Control Type」には、「Videolink」が記述されている。「Videolink」は、映像コンポーネントやオブジェクトへのリンクを示す情報である。この情報は、映像コンポーネントの座標情報や時間情報も含まれる。
また、「Area: Square」は、追加されるコンポーネントの表示位置を示す情報である。図示の例では、表示画面の座標が記述されている。「Area: Square」に、追加されるコンポーネントの表示サイズ、表示される範囲の形状(矩形、円形等)等が記述されていてもよい。例えば、表示される範囲の形状が矩形の場合、図3に示すように、表示される範囲は基準座標(例えば、左上の頂点の座標)と幅、高さを用いて表す。
また、図4に、コンテンツ制御の種別が「Application specific controls」であるユーザコントロール情報の一例を示す。
次に、図5に基づいて、ユーザコントロール情報のさらに別の一例を説明する。図5では、構成情報に3つのユーザコントロール情報71〜73が記述されている例を示す。ユーザコントロール情報71のコンテンツ制御の種別が「Media Navigation controls」であり、ユーザコントロール情報72のコンテンツ制御の種別が「Videolink controls」であり、ユーザコントロール情報73のコンテンツ制御の種別が「Application specific controls」である。
図示の構成情報は、<LoA>タグで規定されるLoA要素と、<LoUC>タグで規定されるLoUC要素とを含む。上述のように、LoA要素は使用可能なコンポーネント(アセット)を示すものであり、LoUC要素は、各コンポーネントのユーザコントロール情報を示すものである。
「UCI id="UCI1"」は、ユーザコントロール情報71のIDを示す情報である。図示の例では、ユーザコントロール情報71のIDが「UCI1」であり、ユーザコントロール情報72のIDが「UCI2」であり、ユーザコントロール情報73のIDが「UCI3」である。
「user_events="GI_153,RI_54,KEY_105"」は、コンテンツ制御を実行するためのトリガとなる操作入力のイベントを示す情報である。図示の例では、ID=153のジェスチャ、ID=54のリモコンボタン、ID=105のキーの何れかが入力されると、「Zoom」が実行される。
なお、ユーザコントロール情報73において、アプリケーション(の所在)を示す情報を記述してもよい。アプリケーションを示す情報として、例えば、「script=“sub_title.exe”」が記述されていてよい。この場合、図5においては、アプリケーション(sub_title.exe)を実行することで、ある言語の字幕を他言語に翻訳することが可能となる。
〔コンテンツ送信装置の構成〕
次に、図1に基づいて、コンテンツ再生システム3に含まれるコンテンツ送信装置2の具体的な機能および処理について説明する。図1に示すように、コンテンツ送信装置2は、コンテンツ送信装置制御部41、コンテンツ送信装置記憶部42およびコンテンツ送信装置通信部43を備えている。なお、コンテンツ送信装置2は、操作部、表示部等の部材を備えていてもよいが、発明の特徴点とは関係がないため当該部材を図示していない。
コンテンツ送信装置通信部43は、ネットワーク4を介して、無線通信手段または有線通信手段によって、コンテンツ再生装置1等の他の装置と通信を行い、コンテンツ送信装置制御部41の指示に従って、データのやりとりを行うものである。
コンテンツ送信装置制御部41は、コンテンツ送信装置記憶部42から一時記憶部(不図示)に読み出されたプログラムを実行することにより、各種の演算を行うと共に、コンテンツ送信装置2が備える各部を統括的に制御するものである。
本実施形態では、コンテンツ送信装置制御部41は、機能ブロックとして、コンテンツ作成部51、コンテンツ送信部(送信手段)52、処理主体判定部53、コンポーネント変換部(コンポーネント生成手段)54、メタ情報更新部(更新手段)55および処理指示部(処理指示手段)56を備える構成である。これらのコンテンツ送信装置制御部41の各機能ブロック(51〜56)は、CPU(central processing unit)が、ROM(read only memory)等で実現された記憶装置に記憶されているプログラムをRAM(random access memory)等で実現された一時記憶部に読み出して実行することで実現できる。
コンテンツ作成部51は、コンテンツを作成するものである。具体的には、コンテンツ作成部51は、コンテンツを構成するコンポーネントと、当該コンテンツを再生する際に所定のコンポーネントを統合・合成するためのメタ情報とを作成する。ここで、コンテンツ作成部51は、メタ情報に、コンポーネントを統合・合成するための記述(構成情報および/または設定情報)に加えて、ユーザコントロール情報を記述する。コンテンツ作成部51は、作成したコンテンツ(コンポーネントおよびメタ情報)をコンテンツ送信部52に出力する。
コンテンツ送信部52は、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツを、コンテンツ送信装置通信部43を介して、コンテンツ再生装置1に送信するものである。なお、コンテンツ送信部52は、コンテンツに含まれるメタ情報およびコンポーネントをまとめて(連続して)送信してもよいし、メタ情報および各コンポーネントをそれぞれ別々に送信してもよい。このとき、メタ情報は、少なくともコンテンツの再生時までに送信していればよい。
なお、コンテンツ作成部51は、作成したコンテンツをコンテンツ送信装置記憶部42に格納してもよい。この場合、コンテンツ送信部52は、コンテンツ送信装置記憶部42からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツをコンテンツ再生装置1に送信する。
処理主体判定部53は、コンテンツ再生装置1から送信されたユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報を参照して、コントロール名に基づいてコンテンツ制御を実行する主体がコンテンツ送信装置2であるか、コンテンツ再生装置1であるかを判定するものである。具体的には、処理主体判定部53は、受信したユーザコントロール情報に「Control Type: Server consumed」と記述されている場合、処理主体がコンテンツ送信装置2であると判定する。一方、処理主体判定部53は、受信したユーザコントロール情報に「Control Type: Terminal consumed」と記述されている場合、処理主体がコンテンツ再生装置1であると判定する。
処理主体判定部53は、処理主体がコンテンツ送信装置2であると判定した場合、受信したユーザコントロール情報をコンポーネント変換部54およびメタ情報更新部55に出力する。一方、処理主体判定部53は、処理主体がコンテンツ再生装置1であると判定した場合、受信したユーザコントロール情報を処理指示部56に出力する。
なお、ユーザコントロール情報に処理主体が記述されていない場合(「Control Type」が記述されていない場合)、処理主体判定部53は、受信したユーザコントロール情報をそのままコンポーネント変換部54およびメタ情報更新部55に出力する。
コンポーネント変換部54は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、コンテンツ作成部51が作成した所定のコンポーネントを変更するものである。換言すると、コンポーネント変換部54は、コンテンツ作成部51が作成したコンポーネント(原コンポーネント)を変更して変更コンポーネントを生成する。
例えば、コンポーネント変換部54は、ユーザコントロール情報に「controlname="ZOOM"」が記述されている場合、元の映像コンポーネントの所定の範囲の画像を拡大して高解像度にした映像コンポーネントを生成する。また、コンポーネント変換部54は、ユーザコントロール情報に「controlname="ZOOM"」が記述されている場合、元の映像コンポーネントの解像度と同じ解像度の映像コンポーネントであって、元の映像コンポーネントの所定の範囲の画像を拡大した映像コンポーネントを生成してもよい。また、コンポーネント変換部54は、ユーザコントロール情報に「controlname="FF"」が記述されている場合、元の映像コンポーネントおよび/または音声コンポーネントの再生速度より再生速度が速い映像コンポーネントおよび/または音声コンポーネントを生成する。
また、コンポーネント変換部54は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、コンテンツ作成部51が作成したコンポーネントとは別に、新たなコンポーネント(新コンポーネント)を生成してもよい。例えば、コンポーネント変換部54は、ユーザコントロール情報に「controlname="Kingfisher AD"」が記述されている場合、ユーザコントロール情報において指定されているURLからコンポーネントを取得し、取得したコンポーネントを新コンポーネントとする。コンポーネント変換部54は、コンテンツ送信装置記憶部42からコンポーネントを読み出し、読み出したコンポーネントを新コンポーネントとしてもよい。また、コンポーネント変換部54は、コンテンツ送信装置記憶部42および/または外部から所定のデータを取得し、取得したデータに基づいて新コンポーネントを生成してもよい。
なお、コンポーネント変換部54は、原コンポーネントを変更して変更コンポーネントを生成すると共に、コンテンツに新コンポーネントを追加してもよい。
コンポーネント変換部54は、コンテンツ送信部52に対して、変更コンポーネントを出力し、原コンポーネントに代えて、変更コンポーネントを送信するように指示する。また、コンポーネント変換部54は、コンテンツ送信部52に対して、新コンポーネントを出力し、原コンポーネントに加えて、新コンポーネントを送信するように指示する。
コンテンツ送信部52は、コンポーネント変換部54から変更コンポーネントの送信指示を受信すると、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツのうち、変更指示のある原コンポーネントは、変更コンポーネントに代えて送信する。コンテンツ送信部52は、変更指示のない原コンポーネントは、そのまま送信する。また、コンテンツ送信部52は、コンポーネント変換部54から新コンポーネントの送信指示を受信すると、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツに、新コンポーネントを加えて送信する。
メタ情報更新部55は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、メタ情報の更新が必要か否かを判定する。メタ情報更新部55は、メタ情報の更新が必要と判定した場合、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、コンテンツ作成部51が作成したメタ情報を更新する。一方、メタ情報更新部55は、メタ情報の更新は必要ないと判定した場合、特に処理を実行しない。
メタ情報更新部55は、コンテンツ送信部52に対して、更新したメタ情報(更新メタ情報)を出力し、更新メタ情報を送信するように指示する。
例えば、コンテンツ制御がコンポーネントの再生速度を変更するものの場合、コンテンツの再生期間(再生終了時点)が変わる。また、再生期間が変わるため、ユーザコントロール情報の有効期間が再生期間に対応しない場合がある。また、コンテンツ制御により新コンポーネントが追加される場合、新コンポーネントに関する情報(再生条件やユーザコントロール情報)がメタ情報に記述されていない場合がある。
そのため、メタ情報更新部55がコンテンツ制御(コントロール名)に応じてメタ情報(構成情報、設定情報、ユーザコントロール情報等)を更新することにより、コンテンツ再生装置1は、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを組み込んだコンテンツを正常に再生することができる。
処理指示部56は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に対応するスクリプトをコンテンツ送信装置記憶部42から読み出す。そして、処理指示部56は、読み出したスクリプトをコンテンツ送信装置通信部43を介してコンテンツ再生装置1に送信し、送信したスクリプトを用いてコンテンツ制御を実行するようにコンテンツ再生装置1に指示する。
コンテンツ送信装置記憶部42は、コンテンツ送信装置制御部41が参照するプログラムやデータ等を格納するものであり、例えば、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツデータ61、コンテンツ制御を実行するためのスクリプトデータ62等を格納している。
〔コンテンツ再生装置の構成〕
次に、図1に基づいて、コンテンツ再生システム3に含まれるコンテンツ再生装置1の具体的な機能および処理について説明する。図1に示すように、コンテンツ再生装置1は、コンテンツ再生装置制御部11、コンテンツ再生装置記憶部12、コンテンツ再生装置通信部13、操作部14、表示部15および音声出力部16を備えている。なお、コンテンツ再生装置1は、音声入力部等の部材を備えていてもよいが、発明の特徴点とは関係がないため当該部材を図示していない。
コンテンツ再生装置通信部13は、ネットワーク4を介して、無線通信手段または有線通信手段によって、コンテンツ送信装置2等の他の装置と通信を行い、コンテンツ再生装置制御部11の指示に従って、データのやりとりを行うものである。
操作部14は、ユーザがコンテンツ再生装置1に指示信号を入力し、コンテンツ再生装置1を操作するためのものである。操作部14は、キーボード、マウス、キーパッド、操作ボタンなどの入力機器等で構成されているものであってもよい。また、操作部14と表示部15とが一体となっているタッチパネルであってもよい。また、操作部14は、コンテンツ再生装置1と別体のリモートコントローラ等の遠隔制御装置であってもよい。また、操作部14は、ユーザのジェスチャを認識するジェスチャ認識装置であってもよい。
表示部15は、コンテンツ再生装置制御部11の指示に従って画像を表示するものである。表示部15は、コンテンツ再生装置制御部11の指示に従って画像を表示するものであればよく、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを適用することが可能である。
音声出力部16は、コンテンツ再生装置制御部11の指示に従って外部に音を出力するものである。音声出力部16は、いわゆるスピーカである。
コンテンツ再生装置制御部11は、コンテンツ再生装置記憶部12から一時記憶部(不図示)に読み出されたプログラムを実行することにより、各種の演算を行うと共に、コンテンツ再生装置1が備える各部を統括的に制御するものである。
本実施形態では、コンテンツ再生装置制御部11は、機能ブロックとして、コンテンツ取得部(ユーザコントロール情報取得手段、コンテンツ取得手段)21、メタ情報解析部22、ユーザ入力解析部(通知手段)23、コンテンツ再生部(再生手段)24およびスクリプト取得部(スクリプト取得手段)25を備える構成である。これらのコンテンツ再生装置制御部11の各機能ブロック(21〜25)は、CPUが、ROM等で実現された記憶装置に記憶されているプログラムをRAM等で実現された一時記憶部に読み出して実行することで実現できる。
コンテンツ取得部21は、コンテンツ送信装置2から送信されたコンテンツをコンテンツ再生装置通信部13を介して取得するものである。コンテンツ取得部21は、取得したコンテンツのうち、メタ情報はメタ情報解析部22に出力し、コンポーネントはコンテンツ再生部24に出力する。
メタ情報解析部22は、コンテンツ取得部21からメタ情報を受信すると、受信したメタ情報からユーザコントロール情報を抽出するものである。メタ情報解析部22は、抽出したユーザコントロール情報をユーザ入力解析部23に出力する。また、メタ情報解析部22は、受信したメタ情報をコンテンツ再生部24に出力する。
ユーザ入力解析部23は、メタ情報解析部22からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報の示す、コントロール名(コンテンツ制御)と、ユーザイベント(操作内容)との対応関係をユーザに通知する。ユーザ入力解析部23は、例えば、表示部15または音声出力部16に所定のデータを出力して、上記対応関係を示すアイコンを表示したり、上記対応関係を音声で出力したりする。
ユーザ入力解析部23は、操作部14から操作信号を受信すると、受信した操作信号の示すユーザイベントがユーザコントロール情報の示すユーザイベントと一致するか否かを判定する。ユーザ入力解析部23は、受信した操作信号の示すユーザイベントがユーザコントロール情報の示すユーザイベントと一致すると判定した場合、一致したユーザイベントに対応するコントロール名を含むユーザコントロール情報を、コンテンツ再生装置通信部13を介して、コンテンツ送信装置2に送信する。
換言すると、ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントが操作部14から入力されるのを待ち、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントを検出する。ユーザ入力解析部23は、検出したユーザイベントに対応するコントロール名を含むユーザコントロール情報を、コンテンツ再生装置通信部13を介して、コンテンツ送信装置2に送信する。
なお、ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報を送信することなく、検出したユーザイベントに対応するコントロール名のみをコンテンツ送信装置2に通知してもよい。また、この場合、ユーザ入力解析部23は、必要に応じて、コントロール名に加えて、ユーザコントロール情報に記述されている他の情報(例えば、「Control Type(処理主体)」や「Associated media ID」等)を通知してもよい。
また、ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報の示すユーザイベント以外のユーザイベントが操作部14から入力された場合、コンテンツ再生装置制御部11は、コンテンツ再生装置1において予め定められたルールに基づいて、入力されたユーザイベントに対応する処理を実行してもよい。ただし、ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報の示すユーザイベント以外のユーザイベントが操作部14から入力された場合であって、上記ルールにおいて、入力されたユーザイベントに対応する処理がユーザコントロール情報の示すコンテンツ制御に一致する場合、当該入力されたユーザイベントを無効にしてもよい。これにより、ユーザコントロール情報の示すコンテンツ制御をコンテンツ再生装置1が自由に実施することを制限することができる。
また、コンテンツ再生装置1において、ユーザイベントにコンテンツ再生装置1が実行する処理内容が対応付けられたルールが予め定められており、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントと同じユーザイベントが上記ルールに定められている場合でも、ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントを検出すると、上記ルールを無視して、ユーザコントロール情報をコンテンツ送信装置2に送信する。
コンテンツ再生部24は、メタ情報解析部22からメタ情報を受信し、コンテンツ取得部21からコンポーネントを受信し、受信したメタ情報に基づいて、受信したコンポーネントを統合・合成してコンテンツを再生するものである。コンテンツ再生部24は、画像データを表示部15に出力し、音声データを音声出力部16に出力して、コンテンツを再生する。
ここで、コンテンツ再生部24は、メタ情報解析部22から受信した最新のメタ情報に基づいてコンテンツを再生するものとする。例えば、コンテンツ再生部24は、メタ情報解析部22からメタ情報を受信し、その後、メタ情報解析部22から更新メタ情報を受信した場合、更新メタ情報に基づいてコンテンツを再生する。また、コンテンツ再生部24は、メタ情報解析部22から更新メタ情報を受信し、その後、メタ情報解析部22からデフォルトのメタ情報を受信した場合、デフォルトのメタ情報に基づいてコンテンツを再生する。
スクリプト取得部25は、コンテンツ送信装置2から送信されたスクリプトを、コンテンツ再生装置通信部13を介して取得するものである。スクリプト取得部25は、取得したスクリプトをコンテンツ再生部24に出力する。
コンテンツ再生部24は、スクリプト取得部25からスクリプトを受信すると、受信したスクリプトに基づいて、コンテンツ取得部21から出力されたコンポーネントを変更し、または、新たなコンポーネントを追加し、メタ情報解析部22から受信したメタ情報に基づいて、変更または追加したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する。また、コンテンツ再生部24は、スクリプト取得部25からスクリプトを受信すると、受信したスクリプトに基づいて、メタ情報解析部22から受信したメタ情報を更新すると共に、コンテンツ取得部21から出力されたコンポーネントを変更し、または、新たなコンポーネントを追加し、更新したメタ情報に基づいて、変更または追加したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する。
コンテンツ再生装置記憶部12は、コンテンツ再生装置制御部11が参照するプログラムやデータ等を格納するものであり、例えば、コンテンツ取得部21が取得したコンテンツデータ31、スクリプト取得部25が取得したスクリプトデータ32等を格納している。
〔コンテンツ送信処理について〕
次に、コンテンツ送信装置2が実行するコンテンツ送信処理について図6に基づいて説明する。図6は、コンテンツ送信装置2が実行するコンテンツ送信処理およびコンテンツ再生装置1が実行するコンテンツ再生処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、コンテンツ作成部51は、1または複数のコンポーネントと、ユーザコントロール情報を含むメタ情報とを含むコンテンツを作成する(S1)。コンテンツ送信部52は、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツに含まれるメタ情報をコンテンツ再生装置1に送信する(S2)。また、コンテンツ送信部52は、コンテンツ作成部51が作成したコンテンツに含まれるコンポーネントを順次コンテンツ再生装置1に送信する(S3)。
そして、処理主体判定部53は、コンテンツ再生装置1からコントロール名が記述されたユーザコントロール情報が送信されるのを待つ(S4)。処理主体判定部53は、コンテンツ再生装置1からコントロール名が記述されたユーザコントロール情報を受信すると(S4でYES)、受信したユーザコントロール情報を参照して、コンテンツ制御の処理主体がコンテンツ送信装置2かコンテンツ再生装置1かを判定する(S5)。
ユーザコントロール情報に処理主体としてコンテンツ送信装置2が記述されている場合(S5でYES)、処理主体判定部53は、受信したユーザコントロール情報をコンポーネント変換部54およびメタ情報更新部55に出力する。
メタ情報更新部55は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、メタ情報の更新が必要か否かを判定する(S6)。メタ情報更新部55は、メタ情報の更新が必要と判定した場合(S6でYES)、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、コンテンツ作成部51が作成したメタ情報を更新する(S7)。メタ情報更新部55は、コンテンツ送信部52に対して、更新メタ情報を出力し、更新メタ情報を送信するように指示する。そして、コンテンツ送信部52は、更新メタ情報をコンテンツ再生装置1に送信する(S8)。一方、メタ情報更新部55は、メタ情報の更新は必要ないと判定した場合(S6でNO)、特に処理を実行しない。
コンポーネント変換部54は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に基づいて、コンテンツ作成部51が作成した所定のコンポーネントを変更したり、新たなコンポーネントを生成したりする(S9)。コンポーネント変換部54は、コンテンツ送信部52に対して、変更コンポーネントまたは新コンポーネントを送信するように指示する。そして、コンテンツ送信部52は、変更コンポーネントまたは新コンポーネントをコンテンツ再生装置1に送信する(S10)。そして、S4の処理に戻る。
S5において、ユーザコントロール情報に処理主体としてコンテンツ再生装置1が記述されている場合(S5でNO)、処理主体判定部53は、受信したユーザコントロール情報を処理指示部56に出力する。
処理指示部56は、処理主体判定部53からユーザコントロール情報を受信すると、受信したユーザコントロール情報に記述されているコントロール名に対応するスクリプトをコンテンツ再生装置1に送信し、送信したスクリプトを用いてコンテンツ制御を実行するようにコンテンツ再生装置1に指示する(S11)。そして、S4の処理に戻る。
S4において、処理主体判定部53は、コンテンツ再生装置1からコントロール名が記述されたユーザコントロール情報を受信しなければ(S4でNO)、コンテンツ送信部52がコンテンツの送信が完了したか否かを判定する(S12)。コンテンツの送信が完了している場合(S12でYES)、コンテンツ送信処理を終了する。一方、コンテンツの送信が完了していない場合(S12でNO)、S3に戻り、コンテンツ送信部52は、次のコンポーネントを送信する。
〔コンテンツ再生処理について〕
次に、コンテンツ再生装置1が実行するコンテンツ再生処理について図1に基づいて説明する。
図6に示すように、コンテンツ取得部21は、コンテンツ送信装置2からコンテンツに含まれるメタ情報であって、ユーザコントロール情報を含むメタ情報を取得する(S21)。メタ情報解析部22は、コンテンツ取得部21が取得したメタ情報からユーザコントロール情報を抽出する(S22)。
次に、コンテンツ取得部21は、コンテンツに含まれるコンポーネントを取得する(S23)。コンテンツ再生部24は、メタ情報解析部22が受信したメタ情報に基づいて、コンテンツ取得部21が受信したコンポーネントを統合・合成してコンテンツを再生する(S24)。
ここで、ユーザ入力解析部23は、メタ情報解析部22が抽出したユーザコントロール情報の示す、コントロール名と、ユーザイベントとの対応関係をユーザに通知し、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントが操作部14から入力されるのを待つ(S25)。ユーザ入力解析部23は、ユーザコントロール情報の示すユーザイベントを検出すると(S25でYES)、検出したユーザイベントに対応するコントロール名を特定する(S26)。そして、ユーザ入力解析部23は、特定したコントロール名が記述されたユーザコントロール情報をコンテンツ送信装置2に送信する(S27)。
ユーザ入力解析部23がユーザコントロール情報を送信した後、スクリプト取得部25がスクリプトを取得せず(S28でNO)、コンテンツ取得部21が更新メタ情報を受信する(S29でYES)と共に、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを受信する(S30)と、コンテンツ再生部24は、更新メタ情報に基づいて、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する(S31)。
また、ユーザ入力解析部23がユーザコントロール情報を送信した後、スクリプト取得部25がスクリプトを取得せず(S28でNO)、コンテンツ取得部21が更新メタ情報を受信せず(S29でNO)、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを受信する(S32)と、コンテンツ再生部24は、既に取得している(S21でコンテンツ取得部21が取得した)メタ情報に基づいて、変更コンポーネントまたは追加コンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する(S33)。
また、ユーザ入力解析部23がユーザコントロール情報を送信した後、スクリプト取得部25がスクリプトを取得すると(S28でYES)、コンテンツ再生部24は、スクリプト取得部25が取得したスクリプトにメタ情報の更新処理が含まれているか否かを判定する(S34)。
メタ情報の更新処理が含まれている場合(S34でYES)、コンテンツ再生部24は、取得したスクリプトに基づいてメタ情報解析部22から受信したメタ情報を更新すると共に、コンテンツ取得部21から出力されたコンポーネントを変更し、または、新たなコンポーネントを追加し、更新したメタ情報に基づいて、変更または追加したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する(S35)。一方、メタ情報の更新処理が含まれていない場合(S34でNO)、コンテンツ再生部24は、取得したスクリプトに基づいて、コンテンツ取得部21から出力されたコンポーネントを変更し、または、新たなコンポーネントを追加し、メタ情報解析部22から受信したメタ情報に基づいて、変更または追加したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する(S36)。
S25において、ユーザ入力解析部23がユーザイベントを検出しなければ(S25でNO)、コンテンツ再生部24がコンテンツの再生が終了したか否かを判定する(S37)。コンテンツの再生が終了している場合(S37でYES)、コンテンツ再生処理を終了する。一方、コンテンツの再生が終了していない場合(S37でNO)、S23に戻り、コンテンツ取得部21は、次のコンポーネントを取得する。
〔メタ情報について〕
コンテンツ送信装置2からコンテンツ再生装置1に送信されるメタ情報は、その内容が動的に変化するか否かという点で2種類に分類される。ここで、メタ情報が動的とは、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報、構成情報、設定情報の少なくとも1つが動的に変化することを意味する。
まず、図7に基づいて、動的に変化しない、つまり、静的なメタ情報について説明する。図7は、静的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツの再生期間と、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報の有効期間との関係を示す図である。
ここでは、メタ情報は、3つのユーザコントロール情報(UC1〜UC3)を含むものとする。図7に示すように、ユーザコントロール情報UC1の有効期間は、コンテンツの再生開始から再生終了までの期間であり、ユーザコントロール情報UC2の有効期間は、コンテンツの再生開始から所定時刻までの期間であり、ユーザコントロール情報UC3の有効期間は、所定時刻からコンテンツの再生終了までの期間である。
静的なメタ情報は、コンテンツの再生期間中(メディア消費期間中)は、メタ情報(似含まれるユーザコントロール情報、構成情報、設定情報等)は変更も追加もされない。すなわち、この場合、コンテンツの再生期間中に、付加機能の追加などが行われない。
図7に示すように、静的なメタ情報に基づいてコンテンツを再生する場合、コンテンツの再生開始前に、メタ情報を送信する必要がある。
なお、静的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツに対して、FF機能によりコンテンツが早送りされた場合、早送り再生のためメタ情報に記述されている再生期間より早くコンテンツの再生が終了する。この場合、早送り再生終了後に、例えば、コンテンツの最終フレームを表示したり、ブラックアウト(黒画面を表示)したりして対応してもよい。
次に、図8および図9に基づいて、動的なメタ情報について説明する。図8および図9は、動的なメタ情報に基づいて再生されるコンテンツの再生期間と、メタ情報に含まれるユーザコントロール情報の有効期間との関係を示す図であって、図8は動的に変化する前の状態を示し、図9は動的に変化した後の状態を示す。
動的なメタ情報は、コンテンツの再生期間中(メディア消費期間中)に、メタ情報(に含まれるユーザコントロール情報、構成情報、設定情報等)が変更または追加される。すなわち、この場合、コンテンツの再生期間中に、付加機能の追加などが行われる。例えば、CM視聴中に、CMをスキップする場合や、番組視聴中に関連データ(データ放送)を表示する場合等、ユーザの操作により画面構成を変更することがある。
図8に示すように、コンテンツの再生開始前に、2つのユーザコントロール情報(UC1およびUC2)が送信されている。また、ユーザコントロール情報UC1およびUC2の有効期間は、それぞれ、コンテンツの再生開始から再生終了までの期間である。
ここで、図9に示すように、コンテンツ再生装置1がコンテンツを再生中に、コンテンツ送信装置2がユーザコントロール情報UC3を送信するものとする。これにより、コンテンツ再生装置1が再生するコンテンツのメタ情報は、3つのユーザコントロール情報(UC1〜UC3)を含むものとすることができる。
このように、コンテンツ制御機能をコンテンツ送信装置2側から提供する場合、ユーザインタラクションによりメタ情報が動的に変化する可能性がある。従来では、メタ情報に動的な変化がある場合、コンテンツ再生装置1が対応することができず、コンテンツを正常に再生することができない場合が生じていた。本発明では、コンテンツ送信装置2がメタ情報を必要に応じて更新し、更新したメタ情報をコンテンツ再生装置1に送信することにより、コンテンツ再生装置1は、コンテンツを正常に再生することができる。
なお、更新メタ情報は、コンテンツ送信装置2主導で送信する場合と、コンテンツ送信装置2がコンテンツ再生装置1から受信したユーザコントロール情報に応じて送信する場合とがある。
また、更新メタ情報は、使用する前(当該更新メタ情報に基づいてコンテンツを再生する前)に送信されていればよく、図9に示すようにコンテンツの再生開始後に送信されていてもよい。
〔メタ情報の更新について〕
上述のように、動的なメタ情報の場合、メタ情報が更新される可能性がある。このとき、ネットワーク上の通信エラー等により、コンテンツ再生装置1が更新メタ情報を取り逃す場合がある。仮に、コンテンツ再生装置1が更新メタ情報を取り損ねたとしても、コンテンツ再生装置1からコンテンツ送信装置2に対して更新メタ情報を要求することができるように、動的なメタ情報には、将来の更新の有無を記述しておくことが好ましい。
メタ情報に更新の有無を記述する例を図10に基づいて説明する。図10は、更新の有無が記述された構成情報の一例を示す図である。
図10に示すように、本実施形態では、「<CI state="future_update">」は将来構成情報の更新があることを示す。コンテンツ再生装置1は、取得した構成情報を参照して、「<CI state="future_update">」が記述されている場合、コンテンツ送信装置2に対して、定期的に更新した構成情報の送信を要求する。
また、メタ情報に更新の有無と共に、更新タイミング(例えば、更新時刻)を記述していてもよい。この場合、コンテンツ再生装置1は、記述された更新タイミングになると、または、更新タイミングの所定時間前に、コンテンツ送信装置2に対して、更新したメタ情報の送信を要求する。
また、例えば、コンポーネントの変更等に応じて、構成情報(CI)および設定情報(Config)を更新する必要がある場合、図11に示すように、更新の有無をコンポーネントに対応付けて記述してもよい。これにより、当該コンポーネントを再生する際の構成情報と設定情報とでシグナリングすることができる。
また、メタ情報を更新した後、デフォルトのメタ情報に簡単に戻せるように、デフォルトのメタ情報に対して、デフォルトであることを示す情報を記述しておくことが好ましい。例えば、図12に示すように、デフォルトの構成情報に、「<CI state="default">」を記述してもよい。
この場合、コンテンツ送信装置2がコンテンツ再生装置1にデフォルトのメタ情報(ユーザコントロール情報、構成情報または設定情報等)を送信すると、コンテンツ再生装置1はデフォルトのメタ情報を保持しておく。これにより、更新メタ情報からデフォルトのメタ情報に戻す際に、コンテンツ送信装置2は、デフォルトのメタ情報のデータを送信することなく、デフォルトに戻すように指示するだけで、コンテンツ再生装置1にデフォルトのメタ情報を使用させることができる。すなわち、メタ情報伝送時のデータ量を削減することができる。
また、各メタ情報(ユーザコントロール情報、構成情報または設定情報等)にIDを付与しておき、コンテンツ送信装置2は、メタ情報のIDを通知することにより、コンテンツ再生装置1に所定のメタ情報を使用させるようにしてもよい。
また、例えば、コンポーネントの変更等に応じて、構成情報(CI)および設定情報(Config)をデフォルトにリセットする必要がある場合、図13に示すように、デフォルトを示す情報をコンポーネントに対応付けて記述してもよい。これにより、当該コンポーネントを再生する際の構成情報と設定情報とでシグナリングすることができる。
<実施形態2>
以下では、本発明の他の実施形態(実施形態2)について図14から図15に基づいて説明する。
図14は、本実施形態に係る構成情報の一例を示す図であり、図15は、図14の構成情報に基づいてクライアント装置が生成するスクリーンの一例を示す図である。
図14の構成情報は、<LoA>タグで規定されるLoA要素と、<STIA>タグで規定されるSTIA要素とを含む。
LoA要素は、コンテンツを構成する各コンポーネント(アセット)のデータタイプを指定するためのものである。LoA要素は、その子要素として、コンテンツを構成する各コンポーネントに対応するAI要素を含む。
各AI要素は、<AI>タグにより規定され、少なくともid属性とdata_type属性とを含む。id属性は、そのコンポーネントを指定する(他のコンポーネントから識別する)ための文字列を値として取り、data_type属性は、そのコンポーネントのデータタイプを指定する(他のタイプと識別する)ための文字列を値として取る。
図14に例示したLoA要素は、このコンテンツが、(1)1つのオーディオコンポーネント(data_type="audio")と、(2)1つのビデオコンポーネント(data_type="video")と、(3)1つのテキストコンポーネント(data_type="text")と、(4)1つのウィジェットコンポーネント(data_type="widget")と、(5)3つのコントロールコンポーネント(data_type="control")とにより構成されることを示している。
本実施形態において特徴的なコンポーネントは、コントロールコンポーネントである。コントロールコンポーネントは、特定の再生制御に対応するUI要素(例えば、ボタン)であり、ビデオコンポーネントやテキストコンポーネントなどの視覚系コンポーネントと共にスクリーン上に表示される。コントロールコンポーネントに対応するAI要素には、そのコントロールコンポーネントのコントロール名(上述した「Control Name」に相当)を値として取るasset_identifier属性が含まれる。あるコントロールコンポーネントに対して所定のユーザ操作が施されると、クライアント装置は、そのコントロールコンポーネントのコントロール名をサーバ装置に通知する。
STIA要素は、コンテンツのシーン構成(時間的構成)、及び、各シーンのエリア構成(空間的構成)を指定するためのものである。STIA要素は、その子要素として、コンテンツを構成する各シーンに対応するScene要素を含む。また、各シーンに対応するScene要素は、その子要素として、そのシーンを構成する各エリアに対応するArea要素を含む。また、各エリアに対応するArea要素は、その子要素として、そのエリアに紐付けるコンポーネントを指定するためのメディア要素を含む。ビデオコンポーネントを指定するためのvideo要素、オーディオコンポーネントを指定するためのaudio要素、テキストコンポーネントを指定するためのtext要素、ウィジェットコンポーネントを指定するwidget要素、及び、コントロールコンポーネントを指定するためのcontrol要素は、それぞれ、メディア要素の例である。
各メディア要素は、少なくともref_asset属性を含む。各メディア要素に含まれるref_asset属性は、そのメディア要素により指定されるコンポーネントのidを値として取る。例えば、ref_asset="video1"であるvideo要素は、id="video1"であるビデオコンポーネントを指定し、ref_asset="audio1"であるaudio要素は、id="audio1"であるオーディオコンポーネントを指定する。
図14に例示したSTIA要素は、このコンテンツが、単一のシーン(id="scene1")により構成され、そのシーン(id="scene1")が、3つのエリア(id="area1",id="area2",id="area3")により構成されることを示している。また、(1)id="area1"である第1のエリアには、id="video1"であるビデオコンポーネントと、id="audio1"であるオーディオコンポーネントと、id="play","stop","zoom"である3つのコントロールコンポーネントとが紐付けられ、(2)id="area2"である第2のエリアには、id="widget1"であるウィジェットコンポーネントが紐付けられ、(3)id="area3"である第3のエリアには、id="text1"であるテキストコンポーネントが紐付けられることを示している。このようなSTIA要素に基づいてクライアント装置が生成するスクリーンは、図15のようになる。
なお、ビデオコンポーネントやテキストコンポーネントなどの視覚系コンポーネントは、その視覚系コンポーネントが紐付けられたエリアに表示され、オーディオコンポーネントなどの聴覚系コンポーネントは、その聴覚系コンポーネントが紐付けられたエリアに表示される視覚系コンポーネントと同期して再生される。
以下、本実施形態において特徴的なコンポーネントであるコントロールコンポーネントに対応するメディア要素、すなわち、control要素について説明する。
control要素は、ref_asset属性の他に、associate_assets属性、context属性、及びurl属性を含んでいる。
各control要素に含まれるassociated_assets属性は、そのcontrol要素により指定されるコントロールコンポーネントに対応する再生制御の対象となるコンポーネントのidを値として取る。例えば、再生開始制御に対応するコントロールコンポーネント(id="play")を指定するcontrol要素(id="a1_play")に含まれるassociated_assets属性の値を"audio1,video1"とした場合、再生開始制御の対象をid="video1"であるビデオコンポーネント、及び、id="audio1"であるオーディオコンポーネントに限定することができる(図14参照)。また、再生終了制御に対応するコントロールコンポーネント(id="stop")を指定するcontrol要素(id="a1_stop")に含まれるassociated_assets属性の値を"audio1,video1"とした場合、再生終了制御の対象をid="video1"であるビデオコンポーネント、及び、id="audio1"であるオーディオコンポーネントに限定することができる(図14参照)。
各control要素に含まれるurl属性は、そのcontrol要素により指定されるコントロールコンポーネントのコントロール名を通知すべきサーバ装置のURLを値として取る。各control要素に含まれるcontext属性は、そのcontrol要素により指定されるコントロールコンポーネントのコントロール名と共にサーバ装置に通知すべきコンテンツ名を値として取る。例えば、映画をVOD配信する場合には、映画名をcontext属性の値とすればよいし、スポーツ番組を放送する場合には、試合名や試合番号をcontext属性の値とすればよい。また、MPEG−21で規定されているコンテンツIDをcontext属性の値としてもよい。
図14に示すように、ref_asset属性の値が"play"、"stop"、および"zoom"であるcontrol要素が第1のエリア(id="area1")に対応するArea要素に記述されていると、クライアント装置は、再生開始制御に対応するコントロールコンポーネント(id="play")、再生終了制御に対応するコントロールコンポーネント(id="stop")、および、ズーム制御に対応するコントロールコンポーネント(id="zoom")を第1のエリアに表示する。
そして、ユーザによって、何れかのコントロールコンポーネントが選択されると、クライアント装置は、選択されたコントロールコンポーネントのコントロール名(AI要素に記載のasset_identifier属性の値)と共に、そのコントロールコンポーネントに対応するcontrol要素に記載のassociated_assets属性およびcontext属性の値を、そのcontrol要素に記載のurl属性の値により指定されたサーバ装置に通知する。
例えば、構成情報が図14のように記載されていた場合、ユーザによってズーム制御に対応するコントロールコンポーネント(id="zoom")が選択されると、クライアント装置
は、コントロール名"ZOOM"と共に、そのコントロールコンポーネントに対応するcontrol要素(id="a1_zoom")に記載のassociated_assets属性およびcontext属性の値"audio1,video1"および"movie name"を、そのcontrol要素(id="a1_zoom")に記載のurl属性の値"server_url"により指定されるサーバ装置に送信する。クライアント装置からコントロール名等を受け取ったサーバ装置は、クライアント装置に対して応答を送信する。その後、実施形態1で説明した通り、「zoom」が実行される。
なお、ここでは、図15に示すスクリーンを、図14に示す構成情報により表現する態様を例示したが、本実施形態はこれに限定されない。すなわち、図15に示すスクリーンを、図18に示す構成情報により表現する態様も、本実施形態の範疇に含まれる。
図18に示す構成情報のLoA要素(<LoA>...</LoA>)には、コントロールコンポーネントに対応する1つのAI要素(<AI id="control1"...>)が含まれている。そして、このAI要素には、asset_identifier属性として3つのコントロール名(PLAY, STOP, ZOOM)が指定されている(スペースで区切られた各文字列をコントロール名と見做す)。また、図18に示す構成情報のArea要素(<Area>...</Area>)には、ref_asset属性によって上記AI要素(<AI id="control1"...>)に紐付けられたcontrol要素(<control id="a1_controls"...>)が含まれている。
これにより、クライアント装置は、再生開始制御に対応するボタン(コントロール名="PLAY")、再生終了制御に対応するボタン(コントロール名="STOP")、および、ズーム制御に対応するボタン(コントロール名="ZOOM")を表示する。そして、これらのボタンの何れかがユーザにより選択されると、選択されたボタンに対応するコントロール名をサーバ装置に通知する。
また、ここでは、図15に示すスクリーンを、SMIL(synchronized multimedia integration language)により記述された、図14又は図18に示す構成情報により表現する態様を例示したが、本実施形態はこれに限定されない。すなわち、図15に示すスクリーンを、他の言語により記述された構成情報、例えば、HTML(hypertext markup language)5により記述された、図19に示す構成情報により表現する態様も、本実施形態の範疇に含まれる。
図19に示す構成情報のLoA要素(<MMT-CI:LoA>...</MMT-CI:LoA>)には、コントロールコンポーネントに対応する1つのAI要素(<MMT-CI:AI id="control1"...>)が含まれている。そして、このAI要素には、operations属性として3つのコントロール名(PLAY, STOP, ZOOM)が指定されている(スペースで区切られた各文字列をコントロール名と見做す)。また、図19に示す構成情報のbody要素(<body>...</body>)には、MMT-CI:refAsset属性によって上記AI要素(<MMT-CI:AI id="control1"...>)に紐付けられたcontrol要素(<control id="a1_controls"...>)が含まれている。
これにより、クライアント装置は、再生開始制御に対応するボタン(コントロール名="PLAY")、再生終了制御に対応するボタン(コントロール名="STOP")、および、ズーム制御に対応するボタン(コントロール名="ZOOM")を表示する。そして、これらのボタンの何れかがユーザにより選択されると、選択されたボタンに対応するコントロール名をサーバ装置に通知する。
<実施形態3>
実施形態2においては、再生制御に対応するUI要素を独自のコンポーネント(アセット)であるコントロールコンポーネントとして実現していたが、本発明は、これに限定されない。例えば、再生制御に対応するUI要素をウィジェットとして実現してもよい。以下、再生制御に対応するUI要素をウィジェットとして実現する実施形態について説明する。
図16は、本実施形態に係る構成情報の一例を示す図であり、図17は、図16の構成情報に基づいてクライアント装置が生成するスクリーンの一例を示す図である。図16の構成情報は、<LoA>タグで規定されるLoA要素と、<STIA>タグで規定されるSTIA要素とを含む。
図16の構成情報におけるLoA要素は、コンテンツが、(1)1つのオーディオコンポーネント(data_type="audio")と、(2)1つのビデオコンポーネント(data_type="video")と、(3)1つのテキストコンポーネント(data_type="text")と、(4)1つのウィジェットコンポーネント(data_type="widget")とにより構成されることを示している。
また、図16に例示したSTIA要素は、図14に例示したSTIA要素と同様に、コンテンツが、単一のシーン(id="scene1")により構成され、そのシーン(id="scene1")が、3つのエリア(id="area1",id="area2",id="area3")により構成されることを示している。また、(1)id="area1"である第1のエリアには、id="video1"であるビデオコンポーネントと、id="audio1"であるオーディオコンポーネントとが紐付けられ、(2)id="area2"である第2のエリアには、id="widget1"であるウィジェットコンポーネントが紐付けられ、(3)id="area3"である第3のエリアには、id="text1"であるテキストコンポーネントが紐付けられることを示している。このようなSTIA要素に基づいてクライアント装置が生成するスクリーンは、図17のようになる。
本実施形態において特徴的なコンポーネントは、id="widget1"であるウィジェットコンポーネントである。このウィジェットコンポーネントにより生成されるUIには、図17に示すように、再生開始制御に対応するUI要素(プレイボタン)と、一時停止制御に対応するUI要素(ポーズボタン)と、再生停止制御に対応するUI要素(ストップボタン)とが含まれている。このウィジェットコンポーネントに含まれるUI要素に対して所定のユーザ操作が施されると、クライアント装置は、そのUI要素のコントロール名をサーバ装置に通知する。なお、各UI要素のコントロール名は、例えば、このウィジェットコンポーネントを動作させるためのプログラム(例えば、スクリプト)に記述しておけばよい。
また、本実施形態において特徴的なメディア要素は、上述したウィジェットコンポーネント(id="widget1")に随伴するcontrol要素、すなわち、ref_asset属性の値がid="widget1"となるcontrol要素(id="UC2")である。このcontrol要素には、ref_asset属性の他に、associate_assets属性、context属性、及びurl属性が含まれる。
control要素に含まれるassociated_assets属性は、そのcontrol要素が随伴するウィジェットコンポーネントを利用した再生制御の対象となるコンポーネントのidを値として取る。例えば、図16に示すように、associated_assets属性の値を"audio1,video1,text1"とした場合、再生制御の対象をid="video1"であるビデオコンポーネント、id="audio1"であるオーディオコンポーネント、および、id="text1"であるテキストコンポーネントに限定することができる。
control要素に含まれるurl属性は、そのcontrol要素が随伴するウィジェットコンポーネントに含まれるUI要素に対してユーザ操作が施されたときに、そのUI要素のコントロール名を通知すべきサーバ装置のURLを値として取る。control要素に含まれるcontext属性は、そのcontrol要素が随伴するウィジェットコンポーネントに含まれるUI要素に対してユーザ操作が施されたときに、そのUI要素のコントロール名と共にサーバ装置に通知すべきコンテンツ名を値として取る。例えば、映画をVOD配信する場合には、映画名をcontext属性の値とすればよいし、スポーツ番組を放送する場合には、試合名や試合番号をcontext属性の値とすればよい。また、MPEG−21で規定されているコンテンツIDをcontext属性の値としてもよい。
構成情報が図16のように記載されていた場合、クライアント装置は、図17に示すように第2のエリアにウィジェットコンポーネントを表示する。このウィジェットコンポーネントには、再生制御に対応するUI要素、具体的には、例えば、再生開始制御に対応するプレイボタン、一時停止制御に対応するポーズボタン、および、再生停止制御に対応するストップボタンを表示する。
そして、ユーザによって、何れかのボタンが選択(例えばダブルクリック)されると、クライアント装置は、選択されたボタンに対応するコントロール名と共に、随伴するcontrol要素に記載のassociated_assets属性およびcontext属性の値を、url属性の値により指定されたサーバ装置に通知する。
例えば、構成情報が図16のように記載されていた場合、ユーザによってプレイボタンが選択されると、クライアント装置は、再生開始制御に対応するコントロール名(例えば"PLAY")と共に、随伴するcontrol要素(id="UC2")に記載のassociated_assets属性およびcontext属性の値"audio1,video1,text1"および"movie name"を、url属性の値"server_url"により指定されるサーバ装置に送信する。クライアント装置から再生制御の情報等を受け取ったサーバ装置は、クライアント装置に対して応答を送信する。その後、ユーザによって選択された操作が実行される。
〔補足〕
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、コンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2の各ブロック、特にコンテンツ再生装置制御部11およびコンテンツ送信装置制御部41は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、コンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるコンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記コンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、コンテンツ再生装置1およびコンテンツ送信装置2を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置およびコンテンツを配信するコンテンツ送信装置に利用することができる。
1 コンテンツ再生装置
2 コンテンツ送信装置
3 コンテンツ再生システム
14 操作部
21 コンテンツ取得部(ユーザコントロール情報取得手段、コンテンツ取得手段)
22 メタ情報解析部
23 ユーザ入力解析部(通知手段)
24 コンテンツ再生部(再生手段)
25 スクリプト取得部(スクリプト取得手段)
51 コンテンツ作成部
52 コンテンツ送信部(送信手段)
53 処理主体判定部
54 コンポーネント変換部(コンポーネント生成手段)
55 メタ情報更新部(更新手段)
56 処理指示部(処理指示手段)

Claims (18)

  1. コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、
    上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、
    当該コンテンツ再生装置は、
    上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得手段と、
    上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知手段とを備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  3. 上記通知に対する応答として、変更されたコンポーネントまたは追加されたコンポーネントを取得するコンテンツ取得手段と、
    上記コンテンツ取得手段が取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生する再生手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 上記コンテンツ取得手段は、上記通知に対する応答として、さらに、更新されたメタ情報を取得し、
    上記再生手段は、上記コンテンツ取得手段が取得した更新されたメタ情報に基づいて、上記コンテンツ取得手段が取得したコンポーネントを組み込んでコンテンツを再生することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 上記通知手段は、上記再生態様に加えて、当該再生態様の処理主体がコンテンツ再生装置であることを通知し、
    上記通知に対する応答として、上記コンテンツの再生態様を実行するためのスクリプトを取得するスクリプト取得手段と、
    上記スクリプト取得手段が取得したスクリプトに基づいて、上記コンテンツの再生態様でコンテンツを再生する再生手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置。
  6. コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信装置であって、
    ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備えることを特徴とするコンテンツ送信装置。
  7. コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信装置であって、
    上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、
    当該コンテンツ送信装置は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信手段を備えることを特徴とするコンテンツ送信装置。
  8. 上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて、上記コンポーネントを変更し変更コンポーネントを生成する、および/または、新たなコンポーネントである追加コンポーネントを生成するコンポーネント生成手段を備え、
    上記送信手段は、上記コンポーネント生成手段が生成した変更コンポーネントおよび/または追加コンポーネントを送信することを特徴とする請求項6又は7に記載のコンテンツ送信装置。
  9. 上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様に基づいて、コンテンツの再生に関する情報および上記ユーザコントロール情報を含むメタ情報を更新する更新手段を備え、
    上記送信手段は、上記更新手段が生成した更新メタ情報を送信することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ送信装置。
  10. 上記コンテンツ再生装置から処理主体が上記コンテンツ再生装置であることを通知された場合、上記コンテンツ再生装置から通知された再生態様を実行するためのスクリプトを上記コンテンツ再生装置に送信して、上記再生態様でのコンテンツの再生を指示する処理指示手段とを備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のコンテンツ送信装置。
  11. 請求項1〜5の何れか1項に記載のコンテンツ再生装置と、
    コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントを上記コンテンツ再生装置に送信する請求項6〜10の何れか1項に記載のコンテンツ送信装置とを含むコンテンツ再生システム。
  12. コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、
    ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、
    上記ユーザイベント指定情報により指定されたユーザイベントを検出したとき、当該ユーザイベント指定情報に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴とするコンテンツ再生方法。
  13. コンテンツ送信装置から送信された複数のコンポーネントを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、
    上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、
    当該コンテンツ再生方法は、
    上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ送信装置から取得するユーザコントロール情報取得ステップと、
    上記UI要素に対するユーザ操作が施されたときに、当該UI要素に関連付けられた上記再生態様指定情報により指定された再生態様を上記コンテンツ送信装置に通知する通知ステップとを含むことを特徴とするコンテンツ再生方法。
  14. コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信方法であって、
    ユーザイベントを指定するユーザイベント指定情報、および、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含むことを特徴とするコンテンツ送信方法。
  15. コンテンツの再生に用いる複数のコンポーネントをコンテンツ再生装置に送信するコンテンツ送信方法であって、
    上記複数のコンポーネントの何れかは、UI要素であるコントロールコンポーネント、又は、UI要素を含むウィジェットコンポーネントであり、
    当該コンテンツ送信方法は、上記コンテンツの再生態様を指定する再生態様指定情報を含むユーザコントロール情報を上記コンテンツ再生装置に送信する送信ステップを含むことを特徴とするコンテンツ送信方法。
  16. 請求項1〜5の何れか1項に記載のコンテンツ再生装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  17. 請求項6〜10の何れか1項に記載のコンテンツ送信装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  18. 請求項16または17に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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