JP4942488B2 - 操舵可能な後輪の操舵角の制御方法及び制御システム並びに同制御システムを有する車両 - Google Patents

操舵可能な後輪の操舵角の制御方法及び制御システム並びに同制御システムを有する車両 Download PDF

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Description

本発明は、陸上車両、特に車輪付き自動車の制御システムの分野に属する。
従来の自動車には、シャーシと、キャビンと、車輪が設けられている。車輪はサスペンション機構を介してシャーシに連結され、操舵可能な前輪は、車両のキャビンの中の運転者によって、ステアリングホイールによって操作される。
文献FR−A−2 681 303には、4輪操舵の自動車のための、カムを形成するプレートと、後輪の旋回を制御する、後の操舵ロッドの縦方向の軸を含む同一の垂直中心面に配置された2つのローラからなる、後輪操舵制御装置が記載されている。
またこの文献には、車両の可能な最良の路上運動を得るためには、操舵角度の値が閾値を越えたときの前輪と反対の向きにおける所定の閾値よりも小さい、操舵車輪の操舵角度の値に、後輪を前輪と同じ向きにロックする必要があることが記載されている。このようにして、例えば車両を車庫または駐車場に駐車するときのように、操舵角度が比較的大きいときには、車両の望ましい「オーバーステア」効果が得られる。同様に、車両が高速で走行中のときのように、ロックの角度が比較的小さいときには、望ましい「アンダーステア」効果が得られる。
FR−A−2 681 303
しかしながら、比較的未成熟なこのような装置は、車両の運動についての精密な操作を可能にしない。
本発明はこれらの問題を解消して、車両の運動、従って運転者の安全性と運転の快適性を改良することを可能にする、操舵可能な後輪の操舵角の制御方法及び制御システム並びに同制御システムを有する車両を提供することを目的とする。
本発明の1局面による操舵可能な後輪の操舵角の制御方法は、少なくとも3つの操舵可能な車輪を有する車両のためのものである。前輪の操舵角と、上記車両の移動データと、上記後輪の操舵角の前の設定値との関数として、上記車両が受けた擾乱が推定され、上記後輪の操舵角の現在の設定値導出される。このようにして、車両に対する擾乱の影響と、運転者によるそれらの感知を最小化することができる。
本発明の1実施の形態においては、上記車両の移動データは、上記車両の縦方向の速度Vを含む。このようにして、上記設定値は、車両の速度を考慮に入れることができ、市街地と、郊外と、高速道路における運転に対して、適切に適合化される。
本発明の1実施の形態においては、上記車両の移動データは、上記車両のヨーレートを含む。
本発明の1実施の形態においては、上記擾乱の推定値と、上記車両の移動データとに基づいて、上記後輪の操舵角の現在の設定値導出される。上記車両の移動データは、上記車両の縦方向の速度を含むことができる。擾乱の排除は、車両の縦方向の速度の関数として実行される。上記後輪の現在の操舵角設定値は、上記擾乱が漸近的に排除されるように導出される。あるいは、上記後輪の現在の操舵角設定値は、同定された事象の間に、上記擾乱が漸近的に排除されるように導出される。同定された事象とは、車輪アンチロックシステムまたはアンチスキッドシステムの起動、非対称なグリップのブレーキングの検出等である。
上記後輪の現在の操舵角設定値は、少なくとも1つの他のシステムの制御モジュール、例えば車輪アンチロックシステムまたはアンチスキッドシステムへ送られる。
本発明の1実施の形態においては、上記後輪の現在の操舵角設定値は、上記車両が運動中である限りは導出される。換言すれば、操舵可能な後輪の操舵角の動的な制御は、車両が動き始めると直ちに常続的に活性化される。
また本発明は、少なくとも3つの操舵可能な車輪を有する車両のための、操舵可能な後輪の操舵角の制御システムを提供する。この制御システムは、少なくとも1つの前輪の操舵角と、上記車両の移動データと、上記後輪の操舵角の前の設定値との関数として、少なくとも1つの上記後輪の操舵角の現在の設定値導出するための手段を含み、上記設定値導出するための手段は、擾乱排除モジュールを含む。
本発明の1実施の形態においては、上記設定値導出するための手段は、上記擾乱排除モジュールへ、少なくとも1つの変数の推定値を供給することが可能な状態観察機を含む。上記変数は、上記車両が受けた擾乱と、測定が不可能、困難、または厄介なその他の変数との、少なくとも一方である。
本発明の1実施の形態においては、上記状態観察機は、上記前輪の操舵角の入力と、上記車両の移動データの入力と、上記後輪の操舵角の前の設定値の入力を有する。この制御システムは、閉ループ構造を呈し、この閉ループ構造は、運用中に特に頑健である。
本発明の1実施の形態においては、上記状態観察機は、上記車両の縦方向の速度の入力と、上記車両のヨーレートの入力と、上記車両が受けた擾乱の推定値の出力を有する。
本発明の1実施の形態においては、上記擾乱排除モジュールは、上記車両の縦方向の速度の入力と、上記車両が受けた擾乱の推定値の入力を有する。
また本発明は、シャーシと、上記シャーシに弾性的に連結された少なくとも3つの操舵可能な車輪が設けられた車両において、前輪の操舵角と、上記車両の移動データと、後輪の操舵角の前の設定値との関数として、上記後輪の操舵角の現在の設定値導出するための手段を含む、少なくとも1つの上記後輪の操舵角の制御システムを有し、上記設定値導出するための手段は、擾乱排除モジュールを有する車両を提供する。
本発明は、2つの前輪と2つの後輪の4車輪を有する車両、3車輪を有する車両、少なくとも4車輪が操舵可能な6または6以上の車輪を有する車両に適用される。
本発明は、運転者の急操作または車道の状態に関係なく、車両が可能な最も安定した運動をとることを可能にする。車両の制御の喪失をもたらす可能性がある幾つかの状況、例えば一または二重の障害物の回避を考慮に入れることが可能である。本発明は、このような場合における、過度の運動性、不充分な減衰、あるいは予見困難性による、車両の不適当な応答に起因する制御の喪失のリスクを減少させることを可能にする。
また本発明は、運転の安全性と、快適性と、楽しみの感覚を増強することを可能にする。
4つの操舵可能な車輪を有する車両における操舵可能な後輪の制御システムは、車両の速度を考慮に入れることによって、運転者によるステアリングホイールの急操作に対する車両の横方向の応答を最小化することを可能にする。最適化は、運転の安全性、快適性及び魅力の評価基準に従って達成される。
本発明は、非限定的な例としてとられ、添付図面によって例示された実施の形態の詳細な説明を検討することによってよりよく理解されるであろう。添付図面において:
−図1は、本発明の1実施の形態による制御システムが装備された車両の略図であり;
−図2は、本発明の1実施の形態による制御システムの論理図であり;
−図3は、本発明の他の1つの実施の形態による制御システムの論理図であり;
−図4は、本発明のさらに他の1つの実施の形態による制御システムの論理図である。
図1に示すように、車両1は、シャーシ2と、2つの操舵可能な前輪3、4と、2つの操舵可能な後輪5、6を有する。これらの車輪は、図示しないサスペンション機構によってシャーシ2に連結されている。
車両1には、さらに、前輪3、4の間に配置されたラック8とラックアクチュエータ9を含むステアリング装置7が設けられている。ラックアクチュエータ9は、ステアリングホイール(図示しない)から機械的または電気的に発せられた信号を受信し、受信した信号に応じて、ラック8を介して前輪3、4の向きを変えることができる。
操舵角を制御する制御システム10は、制御装置11と、例えばラックアクチュエータ9上で位置決めされた前輪3、4のロック位置のセンサ12と、車両の速度Vを決めることを可能にする前輪の回転速度のセンサ13と、車両のヨーレート
Figure 0004942488

すなわち、重心を通る垂直軸の周りの車両の回転速度のセンサ14と、車輪の重心における横方向の加速度のセンサ15を含む。
さらに、制御システム10は、後輪5、6のロック位置のセンサ17、18と、後輪5、6の向きを変えることを可能にするアクチュエータ19、20を含む。ただし、後輪5、6のロック位置を検出するためには1個のセンサ、例えばセンサ17のみで充分であり、後輪5、6の向きを変えるためには、1個のアクチュエータ、例えばアクチュエータ19のみで充分である。位置及び速度センサとして、光学的または磁気的なセンサを使用することができ、例えば、可動部と一体化されたコーダと非回転のセンサからなるホール−効果センサを使用することができる。
制御装置11は、ランダムアクセスメモリと、リードオンリーメモリと、セントラルユニットと、入/出力インターフェースが設けられたマイクロプロセッサの形に具体化することができる。この入/出力インターフェースは、センサから情報を受け、特にアクチュエータ19、20へ指令を送ることが可能なものである。
より詳細には、制御装置11は、センサ12〜14から発信される信号、特に車両の速度Vと、ヨーレート
Figure 0004942488

と、前輪の操舵角αを受ける入力ブロック22(図2参照)を含む。車両の速度は、車輪のアンチロックシステムのセンサによって測定されるような、前輪または後輪の速度を平均することによって得ることができる。この場合、車輪ごとに1つのセンサ13が設けられ、車輪のアンチロックシステムは、車両の速度の情報を提供するために制御装置11の入力へ接続される出力を有する。あるいは、各センサ13が制御装置11の入力へ接続され、制御装置11が車輪の速度を平均する。
また、制御装置11は、測定されないが制御に必要な情報、特に車両に作用する擾乱(perturbation)を推定することを可能にする状態観察機23を有する(図2参照)。状態観察機23は、スパイク状の擾乱dが有限の時間間隔にわたって、車両のヨーレートに直接作用することができると仮定することによって、例えば、弛緩のない2つの操舵可能な車輪を有する車両モデルに基づいて構築することができる。アクチュエータの運動をモデル化する動力学を付加することができる。擾乱によって拡張されたモデルに係わる状態方程式は、次のとおりである:
Figure 0004942488

ここに、yは考察される出力、Mは車両の全質量、Iは車両の重心を通る垂直軸の周りの車両の慣性、Lは前車軸と重心の間の距離、Lは重心と後車軸の間の距離、Lはホイールベースで、L+Lに等しく、Dは前輪ドリフト剛性、Dは後輪ドリフト剛性、αは車両の縦軸との前輪の角度、αは車両の縦軸との後輪の設定値角度、αf2は後輪の実際の操舵角度、Vは車両の速度、
Figure 0004942488

はヨーレート、βはドリフト角、すなわち、車両の速度ベクトルが車両の縦軸となす角度、τはアクチュエータの応答時間を表す。
このモデルをベースにして、古典的な線形観察理論が展開される。状態観察機23は、車両の状態と、車両に作用する擾乱の全体を推定することを可能にする。従って、状態観察機は、次式を使用することができる:
Figure 0004942488

ここに、
Figure 0004942488

は推定値を意味し、dは車両が受けた擾乱、Ko(V)は車両の速度の関数として進展する状態観察機の調整パラメータを意味する。4推定値:
Figure 0004942488

は、制御装置11の他の構成要素によって使用されることが可能な、車両の状態の推定値を提供する。
制御装置11は、更に擾乱排除ブロック(擾乱排除モジュール)24を有する。
乱排除ブロック24は、考察される出力、一般に車両1のヨーレート
Figure 0004942488

に関して擾乱dが消失することを可能にする。状態観察機23によって推定された擾乱
Figure 0004942488

に、ルーピングが実行される。制御についての表現は
Figure 0004942488

である。Gaは、
Figure 0004942488

とすることができる。
制御装置11に、出力27と単遅延器28が付加される。擾乱排除ブロック24の出力は、制御装置11全体の出力を形成し、車両の後輪の操舵角α設定値を提供する。単遅延器28は、入力として操舵角α設定値を受け、入力ブロック22へ伝達する。
図3に示す実施の形態においては、制御装置11は先のものに類似しており、さらに状態検出モジュール25を有する。状態検出モジュール25は、車輪アンチロックシステム制御/指令モジュール及び車輪アンチスキッドシステム制御/指令モジュールのような、他のモジュール(図示しない)の出力に接続された入力26を介して情報を受ける。状態検出モジュール25は、例えば車輪アンチロックシステムの活性化を表す信号を状態観察機23に供給することによって、よりよい擾乱の推定値
Figure 0004942488

を得ることを可能にするように、状態観察機23と擾乱排除ブロック24へ指示を送ることが可能である。また、状態検出モジュール25は、検出された状態が、後輪の操舵角α設定値がゼロであることが望ましいものであるときに、擾乱排除ブロック24へ無効化指示を送ることができる。
図2、3に示された実施の形態において、後輪の操舵角α設定値は、後輪の向きを変えるアクチュエータ19、20へ供給される。さらに、図4に示すように、後輪の操舵角α設定値を、車両の他のシステム、例えば車輪アンチロックシステム制御/指令モジュール29へ供給する処置がなされる。この結果、車輪アンチロックシステム制御/指令モジュール29は、ブレーキ設定値の設定の際に、後輪の操舵角を考慮に入れることが可能になる。
例えば、非対称なブレーキ操作の間に、このような非対称なブレーキ操作によって誘起されるヨーイングモーメントを補償するためにロック制御システムが利用可能か否かに応じて、最良のグリップを示す車輪に、多かれ少なかれブレーキをかけることが可能になる。このようにして、車輪アンチロックシステムの作動間における車両のロードホールディングを著しく改良することができる。
変形として、後輪の操舵角α設定値を、車輪アンチロックシステム制御/指令モジュール29に代えて、車輪アンチスキッドシステム制御/指令モジュールへ供給する処置がなされる。また、図3に示すように、制御装置が状態検出モジュール25を含む形態においては、他の制御/指令モジュールへ後輪の操舵角α設定値を供給する処置がなされる。
本発明は、所望の瞬間、特に車両が動き始めると直ちに、後輪の操舵角設定の利益を得ることを可能にし、車両のロードホールディングと、運転者が感じる運転の快適さを改良する。





Claims (10)

  1. 少なくとも3つの操舵可能な車輪を有する車両における操舵可能な後輪の操舵角を制御する後輪操舵角制御方法であって
    上記車両の計算モデルである状態観察機を用意し、
    上記状態観察機によって上記車両が受けた擾乱dを推定
    上記擾、上記車両の縦方向の速度の関数として排除されるようにしながら、上記擾乱の推定値と上記車両の移動データとに基づいて、上記後輪の操舵角の現在の設定値導出
    上記状態観察機は、前輪の操舵角の入力と、上記車両の移動データの入力と、上記後輪の操舵角の前の設定値の入力とを含むことを特徴とする、後輪操舵角制御方法。
  2. 上記車両の移動データは、上記車両の縦方向の速度Vを含むことを特徴とする、請求項1に記載の後輪操舵角制御方法。
  3. 上記車両の移動データは、上記車両のヨーレート
    Figure 0004942488
    を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の後輪操舵角制御方法。
  4. 上記擾乱dが漸近的に排除されるようにして上記後輪の操舵角の現在の設定値導出することを特徴とする、請求項1からいずれか一項に記載の後輪操舵角制御方法。
  5. アンチロックシステムまたはアンチスキッドシステムの動作を示すイベントが検知された際に、上記擾乱dが漸近的に排除されるようにして、上記後輪の操舵角現在の設定値導出することを特徴とする、請求項4に記載の後輪操舵角制御方法。
  6. 上記後輪の操舵角現在の設定値、少なくとも1つの他のシステムの制御モジュールへ送ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の後輪操舵角制御方法。
  7. 上記後輪の操舵角現在の設定値、上記車両が運動中である限り導出することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載の操舵可能な後輪の操舵角の制御方法。
  8. 少なくとも3つの操舵可能な車輪を有する車両における操舵可能な後輪(5)の操舵角を制御する後輪操舵角制御システム(10)であって
    少なくとも1つの前輪(3)の操舵角と、上記車両の移動データと、上記後輪の操舵角の前の設定値との関数として、少なくとも1つの上記後輪(5)の操舵角の現在の設定値を導出する後輪操舵角導出手段を含み、
    上記後輪操舵角導出手段は、上記車両の計算モデルである状態観察機(23)と擾乱排除モジュール(24)とを含み、
    上記状態観察機(23)は、上記前輪の操舵角αと上記車両の移動データと上記後輪の操舵角の前の設定値の関数として、上記車両が受けた擾乱の推定値
    Figure 0004942488
    導出し、
    上記状態観察機(23)は、前輪の操舵角の入力と、上記車両の移動データの入力と、上記後輪の操舵角の前の設定値の入力とを有し、
    上記擾乱排除モジュール(24)は、上記車両の縦方向の速度Vの入力と、上記車両が受けた擾乱の推定値
    Figure 0004942488
    の入力とを有し、
    上記擾乱排除モジュール(24)は、上記車両が受けた擾乱の推定値
    Figure 0004942488
    上記車両の移動データに基づいて導出した上記後輪の操舵角の現在の設定値を出力する出力(27)を有することを特徴とする後輪操舵角制御システム。
  9. 上記状態観察機(23)は、上記車両の縦方向の速度Vの入力と、上記車両のヨーレート
    Figure 0004942488
    の入力と、上記車両が受けた擾乱の推定値
    Figure 0004942488
    の出力を有することを特徴とする、請求項8に記載の後輪操舵角制御システム。
  10. シャーシ(2)と、上記シャーシに弾性的に連結された少なくとも3つの操舵可能な車輪が設けられた車両(1)において、請求項8または9に記載の後輪操舵角制御システム(10)を有することを特徴とする車両。
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