JPH0585136A - サスペンシヨン制御装置と四輪操舵装置 - Google Patents

サスペンシヨン制御装置と四輪操舵装置

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Publication number
JPH0585136A
JPH0585136A JP25334491A JP25334491A JPH0585136A JP H0585136 A JPH0585136 A JP H0585136A JP 25334491 A JP25334491 A JP 25334491A JP 25334491 A JP25334491 A JP 25334491A JP H0585136 A JPH0585136 A JP H0585136A
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JP
Japan
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angular velocity
sensor
velocity sensor
output signal
yaw
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Application number
JP25334491A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Okuda
英一郎 奥田
Masuo Takigawa
益生 瀧川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0585136A publication Critical patent/JPH0585136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角速度センサの異常を検出し、故障時のサス
ペンション制御装置や四輪操舵装置の誤動作を防止す
る。 【構成】 車速センサ1で車速を検出し、ヨ−角速度セ
ンサ2で車両のヨ−軸回りの角速度を検出する。センサ
異常検出手段6ではヨー角速度センサ2の出力信号ωy
からヨ−角速度センサの異常を検出し、故障であれば異
常検出信号を駆動回路に8に出力しロ−リングの制御を
中止してショックアブソ−バ3を基本減衰力に固定す
る。正常な場合は、旋回状態推定手段7において、車速
センサ1からの出力信号Vとヨー角速度センサ2からの
出力信号ωy とによって旋回時に発生するローリングの
程度を推定し、これを抑制するように制御信号を出力す
る。旋回状態推定手段7からの制御信号によって駆動回
路8はアクチュエータ4を駆動し、ショックアブソーバ
3の減衰力を制御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車等の車両
において、ショックアブソ−バの減衰力を変えることに
より、サスペンションの減衰特性を変えて車両の姿勢制
御をするサスペンション制御装置において、路面との接
地性を確保するとともに振動やショックを緩和し、乗り
心地や走行安定性を向上させるサスペンションの制御装
置、およびハンドル舵角、車速、車両のヨ−角速度に応
じて後輪を操舵する四輪操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両が凹凸を乗り越えた時生じるボトミ
ングやうねった路面を走行した際生じ易いバウンシング
をピッチ角速度センサによって検出し、ショックアブソ
−バの減衰力を調節することによって、乗り心地や走行
安定性を改善する方法が出願人より特願平2−1000
13および特願平2−100011として考案されてい
る。さらに車両が旋回運動を行った際に生じるローリン
グをヨー角速度センサによって検出し、これを抑制する
方法が出願人より特願平1−277473として考案さ
れている。
【0003】また四輪操舵装置については、特開平1−
22675号公報に示されているように、車速に応じて
前輪と後輪の舵角比を設定し低速では小回り性の向上、
高速ではレ−ンチェンジの際の操安性の向上を図ってい
る。さらに後輪の操舵角を車速と前輪舵角とヨ−角速度
に応じて決定し、横風等の外乱要因により車両の進路や
向きに狂いが生じた場合、これを後輪操舵により補正す
るものが考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1は、角速度センサ
の出力特性を示している。直線aで示されるように入力
角速度が零のときの所定値ωyzero を零点とし、角速度
に比例した信号を出力する。しかしながら、角速度セン
サの故障により点線bや点線cや点線dのような出力特
性となった場合、正確な角速度の検出が不可能なばかり
か、サスペンション制御装置や四輪操舵装置が誤動作す
るという課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、第一の手段としてセンサ異常検出手段
を備え、車両が停止時に角速度センサの出力値が零点を
中心とした所定の範囲から一定時間以上はずれてる場
合、角速度センサが異常と判定しサスペンションおよび
四輪操舵装置の制御を中止することを特徴とする。
【0006】また第二の手段として、車両が走行中にお
いて角速度センサの出力信号が零点を中心とした所定の
範囲内にある状態や検出範囲の最大値または最小値近傍
の出力が一定時間以上継続した場合、角速度センサが異
常と判定しサスペンションおよび四輪操舵装置の制御を
中止することを特徴とする。
【0007】さらに第三の手段として、車速センサの出
力信号とハンドル角センサの出力信号に基づいて車両に
生じているヨ−角速度を推定する角速度推定手段とセン
サ異常検出手段を備え、ヨ−角速度センサからの出力信
号が角速度推定手段において求めた推定値を中心とする
所定の範囲外の状態が一定時間時間以上継続した場合、
ヨ−角速度センサが異常と判定しサスペンションおよび
四輪操舵装置の制御を中止することを特徴とする。
【0008】
【作用】第一の手段によると、車両が停止中に角速度セ
ンサの出力信号が零点近傍からから一定時間以上はずれ
た場合、角速度センサが異常であると判断し制御を中止
することによって、角速度センサ故障時のサスペンショ
ン制御装置および四輪操舵装置の誤動作を防止すること
ができる。
【0009】また第二の手段によると、車両が走行中に
もかかわらず角速度センサの出力信号が零点近傍のまま
一定時間以上変化が無かったり、検出範囲の最大値また
は最小値近傍にその出力が一定時間以上固定された場合
に、角速度センサが異常であると判断し制御を中止する
ことによって、角速度センサ故障時のサスペンション制
御装置および四輪操舵装置の誤動作を防止することがで
きる。
【0010】さらに第三の手段によると、車速センサの
出力信号とハンドル角センサの出力信号に基づいて車両
に生じているヨ−角速度を推定し、ヨ−角速度センサか
らの出力信号が推定値を中心とする所定の範囲から一定
時間以上はずれていた場合、ヨ−角速度センサが異常で
あると判断し制御を中止することによって、停止時、走
行時にかかわらずヨ−角速度センサの故障を的確に検出
し、故障時のサスペンション制御装置および四輪操舵装
置の誤動作を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。本実施例では、車両が旋回運動をおこなった際
のロ−リングの制御について示す。
【0012】図2は、本発明の基本構成を示している。
同図において、1は車両の変速機出力側の回転数から車
速に応じた信号を出力する車速センサ、2は車両のヨ−
軸回りの角速度を検出するヨ−角速度センサ、3は車体
に加わる力を減衰させるショックアブソ−バ、4はショ
ックアブソ−バの減衰力を変えるアクチュエ−タ、5は
本発明のサスペンション制御装置であり、車速センサ
1、ヨ−角速度センサ2からの情報を基にアクチュエ−
タ5を駆動しショックアブソ−バ3の減衰力を制御す
る。
【0013】図3は、同制御装置のブロック図である。
ヨー角速度センサ2の出力信号ωyからヨ−角速度セン
サの異常を検出するセンサ異常検出手段6、車両の旋回
状態を検出し、その程度を推定しショックアブソーバの
減衰力を決定する旋回状態推定手段7、およびアクチュ
エ−タ4を駆動する駆動回路8は、サスペンション制御
装置5に含まれている。センサ異常検出手段6において
ヨ−角速度センサの故障が検出された場合は、センサ異
常検出手段6より異常検出信号を駆動回路に8に出力し
ロ−リングの制御を中止してショックアブソ−バ3を基
本減衰力に固定する。一方、ヨ−角速度センサが正常な
場合は、旋回状態推定手段7において、車速センサ1か
らの出力信号Vとヨー角速度センサ2からの出力信号ω
y とによって図4に示すマップ検索や演算から旋回時に
発生するローリングの程度を推定し、これを抑制するよ
うに制御信号を出力する。旋回状態推定手段7からの制
御信号によって駆動回路8はアクチュエータ4を駆動
し、ショックアブソーバ3の減衰力を制御をする。
【0014】図4は、旋回状態推定手段7のマップを示
しており、車速センサ1からの出力信号Vとヨ−角速度
センサ2からの出力信号ωy とによって旋回時に発生す
るロ−リングの程度をマップ検索によって推定する。な
お、本マップは一実施例であり、車速センサ1からの出
力信号Vとヨ−角速度センサ2からの出力信号ωy から
演算することによって推定してもよい。
【0015】図5は、車両が停止時のヨ−角速度センサ
2からの出力信号を示している。車両が停止していれば
ヨ−角速度は零のはずであるから、正常なヨ−角速度セ
ンサ2の出力信号は曲線lのように領域Aに示される零
点を中心とした所定の範囲(0±Δω1)内にある。と
ころがヨ−角速度センサ2に異常があれば曲線mや曲線
nのようにヨ−角速度が発生しているような値を出力す
る。そこでセンサ異常検出手段6において、ヨ−角速度
センサ2の出力信号ωyが零点を中心とした所定の範囲
(0±Δω1)からはずれた状態、例えば曲線mや曲線
nのような状態が一定時間Tlim1以上継続すればヨ−角
速度センサ2が異常であると判断する。
【0016】図6に実施例の動作フロ−を示す。ステッ
プ601で車速センサ1とヨ−角速度センサ2からの出
力信号V及びωy を検出する。ステップ602で車速が
零であるか、すなわち停車状態かどうかの判断する。停
車状態であれば(YES) 、ステップ603においてその時
のヨ−角速度センサ2の出力値ωyが領域Aに示される
零点を中心とした所定の範囲(0±Δω1)内にあるか
どうか判断する。領域Aになければ(NO)ステップ60
4でヨ−角速度センサ2の出力信号ωyが領域Aからは
ずれた状態が一定時間Tlim1以上継続したか判定する。
一定時間Tlim1以上継続すれば(YES)ヨ−角速度セン
サ2が異常と判断し、ステップ605においてサスペン
ションの制御を中止し、ステップ606で運転者に警報
する。一方ステップ602で(NO)であればステップ60
7に進み現在車両が旋回状態にあるかどうか判断する。
車速センサ1の出力信号Vが所定の値V1以上で、かつ
ヨ−角速度センサ2からの出力信号ωyが所定の値ωy1
以上 すなわち V ≧ V1 ……(1) かつ ωy ≧ ωy1 ……(2) であれば、旋回状態と判断される。旋回状態であれば
(YES) ステップ608に進み旋回状態推定手段7にお
いて旋回時に発生するロ−リングの程度を推定し、ステ
ップ609でこれを抑制するようにショックアブソ−バ
の減衰力を制御する。一方ステップ607で旋回状態で
ない場合(NO)は、ステップ610で基本の減衰力に制
御する。
【0017】このように車両の停止時に角速度センサの
異常を検出し、故障時のサスペンション制御装置の誤動
作を防止することができる。
【0018】次に、第二の手段の実施例について説明す
る。本発明の基本構成および同制御装置のブロック図
は、第一の手段の実施例の図2および図3と同様であ
る。
【0019】図7は、車両が走行中のヨ−角速度センサ
2からの出力信号を示している。車両が走行中であれば
直線走行していた場合でも車体のわずかな揺れよってヨ
−角速度が生じるため、その出力信号は曲線oのようで
あったり、旋回運動をした場合には曲線pのようにな
る。ところがヨ−角速度センサ2に異常があると、曲線
qのように走行中にもかかわらずヨ−角速度がほとんど
零のままであったり、また曲線rのようにヨ−角速度セ
ンサ2の検出範囲の最大値ωlim近傍から出力信号が変
化しない状態や、曲線sのように最小値−ωlim近傍か
ら出力信号が変化しない状態が生じる。そこでセンサ異
常検出手段6において、ヨ−角速度センサ2の出力信号
ωyが領域Bに示されるような零点を中心とする所定の
範囲内または、領域Cに示されるようなヨ−角速度セン
サ2の検出最大値ωlimを上限とする所定の範囲内また
は、領域Dに示されるようなヨ−角速度センサ2の検出
最小値−ωlimを下限とする所定の範囲内の状態、 すなわち |ωy| ≦ Δω2 …… (3) または ωlim−Δω3 ≦ ωy ≦ ωlim …… (4) または −ωlim ≦ ωy ≦ −ωlim+Δω3 …… (5) のような状態が一定時間Tlim2以上継続すればヨ−角速
度センサ2が異常であると判断する。
【0020】図8に実施例の動作フロ−を示す。ステッ
プ801で車速センサ1とヨ−角速度センサ2からの出
力信号V及びωy を検出する。ステップ802で車両が
走行状態であるかどうかの判断する。車速センサ1の出
力信号Vが所定の値V0以上の場合走行状態とする。走
行状態であれば(YES) 、ステップ803でヨ−角速度セ
ンサ2の出力値ωyが領域B、すなわち零点を中心とし
た所定の範囲内にあるかどうか判断する。領域Bに入っ
ていれば(YES)、ステップ804で領域Bの状態が一
定時間Tlim2以上継続したか判定する。一定時間Tlim2
以上継続すれば(YES)ヨ−角速度センサ2が異常と判
断し、ステップ809においてサスペンションの制御を
中止し、ステップ810で運転者に警報する。ステップ
803で領域Bに入っていないと判断されると(NO)、
ステップ805で領域Cすなわちヨ−角速度センサ2の
検出最大値ωlimを上限とする所定の範囲内にあるかど
うか判断する。領域Cに入っていれば(YES)、ステッ
プ806で領域Cの状態が一定時間Tlim2以上継続した
か判定する。一定時間Tlim2以上継続すれば(YES)ヨ
−角速度センサ2が異常と判断し、ステップ809にお
いてサスペンションの制御を中止し、ステップ810で
運転者に警報する。ステップ805で領域Cに入ってい
なければ(NO)、ステップ807で領域Dすなわちヨ−
角速度センサ2の検出最小値−ωlimを下限とする所定
の範囲内にあるかどうか判断する。領域Dに入っていれ
ば(YES)、ステップ808で領域Dの状態が一定時間
Tlim2以上継続したか判定する。一定時間Tlim2以上継
続すれば(YES)ヨ−角速度センサ2が異常と判断し、
ステップ809においてサスペンションの制御を中止
し、ステップ810で運転者に警報する。一方ステップ
807で領域Dにも入っていなければ(NO)、ヨ−角速
度センサ2は正常と判断してステップ811に進み、現
在車両が旋回状態にあるかどうか判断する。車速センサ
1の出力信号Vが所定の値V1以上で、かつヨ−角速度
センサ2からの出力信号ωyが所定の値ωy1以上であれ
ば、旋回状態と判断される。旋回状態であれば(YES)
ステップ812に進み旋回状態推定手段7において旋回
時に発生するロ−リングの程度を推定し、ステップ81
3でこれを抑制するようにショックアブソ−バの減衰力
を制御する。ステップ813で旋回状態でない場合(N
O)は、ステップ814で基本の減衰力に制御する。
【0021】このように車両が走行中に角速度センサの
異常を検出し、故障時のサスペンション制御装置の誤動
作を防止することができる。
【0022】次に、第三の手段の実施例について説明す
る。図9は、本発明の基本構成を示している。1は車両
の変速機出力側の回転数から車速に応じた信号を出力す
る車速センサ、2は車両のヨ−軸回りの角速度を検出す
るヨ−角速度センサ、9はハンドル舵角を検出するハン
ドル角センサ、3は車体に加わる力を減衰させるショッ
クアブソ−バ、4はショックアブソ−バの減衰力を変え
るアクチュエ−タ、5は本発明のサスペンション制御装
置であり、車速センサ1、ヨ−角速度センサ2、ハンド
ル角センサ9からの情報を基にアクチュエ−タ5を駆動
しショックアブソ−バ3の減衰力を制御する。
【0023】図10は、同制御装置のブロック図であ
る。車速センサ1の出力信号Vとハンドル角センサ9の
出力信号THから車両に生じているヨー角速度を推定す
る角速度推定手段10、ヨー角速度センサ2の出力信号
ωy と角速度推定手段10で求めた推定値ωyestからヨ
−角速度センサの異常を検出するセンサ異常検出手段
6、車両の旋回状態を検出しその程度を推定しショック
アブソーバの減衰力を決定する旋回状態推定手段7、お
よびアクチュエ−タ4を駆動する駆動回路8は、サスペ
ンション制御装置5に含まれている。センサ異常検出手
段6においてヨ−角速度センサの故障が検出された場合
は、センサ異常検出手段6より異常検出信号を駆動回路
に8に出力しロ−リングの制御を中止してショックアブ
ソ−バ3を基本減衰力に固定する。一方、ヨ−角速度セ
ンサが正常な場合は、旋回状態推定手段7において、車
速センサ1からの出力信号Vとヨー角速度センサ2から
の出力信号ωy とによって図4に示すマップ検索や演算
から旋回時に発生するローリングの程度を推定し、これ
を抑制するように制御信号を出力する。旋回状態推定手
段7からの制御信号によって駆動回路8はアクチュエー
タ4を駆動し、ショックアブソーバ3の減衰力を制御を
する。
【0024】図11は、角速度推定手段10の概念を示
すマップである。車速センサ1からの出力信号Vとハン
ドル角センサ9からの出力信号THから車両に生じてい
るヨー角速度をマップ検索によって推定する。なお、本
マップは一実施例であり、車速センサ1からの出力信号
Vとハンドル角センサ9からの出力信号THから演算す
ることによって推定してもよい。
【0025】図12は、ヨー角速度センサ2からの出力
信号を示している。ヨー角速度センサ2が正常な場合の
出力信号ωyを曲線uとすると、角速度推定手段10に
おいて求めたヨ−角速度の推定値ωyestは点線vのよう
になり、ヨー角速度センサ2の出力信号ωyは領域Eで
示されるようなヨ−角速度の推定値ωyestを中心とする
所定の範囲内に入っている。ところがヨー角速度センサ
2に異常があると、曲線wのように領域Eからはずれて
しまう。そこでセンサ異常検出手段6において、ヨ−角
速度センサ2の出力信号ωyが領域Eからはずれた状
態、 すなわち |ωyーωyest| > Δω4 …… (6) のような状態が一定時間Tlim3以上継続すればヨ−角速
度センサ2が異常であると判断する。
【0026】図13に実施例の動作フロ−を示す。ステ
ップ1301で車速センサ1の出力信号Vとヨ−角速度
センサ2の出力信号ωyとハンドル角センサ9の出力信
号THを検出する。ステップ1302に進み角速度推定
手段10において車両に生じているヨ−角速度の推定値
ωyestを求める。ステップ1303ではヨ−角速度セン
サ2の出力信号ωyが、領域Eに示されるようなヨ−角
速度の推定値ωyestを中心とする所定の範囲内にあるか
どうか判断する。領域Eになければ(NO)、ステップ1
304で領域Eからはずれた状態が一定時間Tlim3以上
継続したか判定する。一定時間Tlim3以上継続すれば
(YES)ヨ−角速度センサ2が異常と判断し、ステップ
1305においてサスペンションの制御を中止し、ステ
ップ1306で運転者に警報する。一方ステップ130
3で領域Eに入っていれば、ヨ−角速度センサ2は正常
と判断してステップ1307に進み、現在車両が旋回状
態にあるかどうか判断する。車速センサ1の出力信号V
が所定の値V1以上で、かつヨ−角速度センサ2からの
出力信号ωyが所定の値ωy1以上であれば、旋回状態と
判断される。旋回状態であれば(YES) ステップ130
8に進み旋回状態推定手段7において旋回時に発生する
ロ−リングの程度を推定し、ステップ1309でこれを
抑制するようにショックアブソ−バの減衰力を制御す
る。ステップ1307で旋回状態でない場合(NO)は、
ステップ1310で基本の減衰力に制御する。
【0027】このように停止時、走行時にかかわらずヨ
−角速度センサの異常を的確に検出し、故障時のサスペ
ンション制御装置の誤動作を防止することができる。
【0028】尚、本実施例では、ヨ−軸回りの角速度か
らロ−リングを抑制するようショックアブソ−バの減衰
力を制御する場合を説明したが、ピッチ軸回りの角速度
からバウンシングやボトミングを抑制するようショック
アブソ−バの減衰力を制御したり、またヨ−軸、ロ−ル
軸、ピッチ軸回りの角速度を二つ以上組み合わせて制御
を行ってもよい。
【0029】次に、第一の手段を四輪操舵装置に実施し
た例について説明する。図14は本発明の四輪操舵装置
の構成図を示しており、前輪11は前輪操舵装置12を
用いてハンドル13の操舵に従って操舵される。一方、
後輪17は後輪舵角指令信号15に従い後輪操舵装置1
6によって操舵される。ヨ−角速度センサ2の出力信号
ωy からヨ−角速度センサの異常を検出するセンサ異常
検出手段6、車両の操舵状態に応じて後輪の目標舵角を
決定する後輪目標舵角決定手段18、及び後輪舵角指令
信号決定手段19は四輪操舵制御装置14に含まれてい
る。センサ異常検出手段6においてヨ−角速度センサの
故障が検出された場合は、後輪舵角指令信号決定手段1
9に異常検出信号を出力して制御を中止する。一方、ヨ
−角速度センサが正常な場合は、後輪目標舵角決定手段
18においてハンドル角センサ9および車速センサ1お
よびヨ−角速度センサ2からの出力信号に応じて後輪目
標舵角を決定し、後輪目標舵角決定手段19から後輪操
舵装置16に後輪舵角指令信号15を出力する。
【0030】図15に実施例の動作フロ−を示す。ステ
ップ1501でハンドル角センサ9と車速センサ1とヨ
−角速度センサ2からの出力信号THとVおよびωy を
検出する。ステップ1502で車速が零であるかすなわ
ち停車状態かどうかの判断する。停車状態であれば(YE
S) 、ステップ1503においてその時のヨ−角速度セ
ンサ2の出力値ωyが前述した領域Aに示される零点を
中心とした所定の範囲(0±Δω1)内にあるかどうか
判断する。領域Aになければ(NO)ステップ1504で
ヨ−角速度センサ2の出力信号ωyが領域Aからはずれ
た状態が一定時間Tlim1以上継続したか判定する。一定
時間Tlim1以上継続すれば(YES)ヨ−角速度センサ2
が異常と判断し、ステップ1505において四輪操舵の
制御を中止し、ステップ1506で運転者に警報する。
一方ステップ1502で(NO)であればステップ150
7に進み後輪目標舵角決定手段18において、ハンドル
角センサ9および車速センサ1およびヨ−角速度センサ
2からの出力信号に応じて後輪目標舵角を決定する。ス
テップ1508で後輪目標舵角決定手段19から後輪操
舵装置16に後輪舵角指令信号15を出力し、ステップ
1509で後輪舵装置16により後輪17を操舵する。
【0031】このように車両の停止時に角速度センサの
異常を検出し、故障時の四輪操舵装置の誤動作を防止す
ることができる。
【0032】次に、第二の手段を四輪操舵装置に実施し
た例について説明する。本発明の基本構成図は第一の手
段の実施例の図14と同様である。
【0033】図16に実施例の動作フロ−を示す。ステ
ップ1601でハンドル角センサ9と車速センサ1とヨ
−角速度センサ2からの出力信号THとVおよびωy を
検出する。ステップ1602で車両が走行状態であるか
どうかの判断する。車速センサ1の出力信号Vが所定の
値V0以上の場合走行状態とする。走行状態であれば(YE
S) 、ステップ1603でヨ−角速度センサ2の出力値
ωyが前述した領域B、すなわち零点を中心とした所定
の範囲内にあるかどうか判断する。領域Bに入っていれ
ば(YES)、ステップ1604で領域Bの状態が一定時
間Tlim2以上継続したか判定する。一定時間Tlim2以上
継続すれば(YES)ヨ−角速度センサ2が異常と判断
し、ステップ1609においてサスペンションの制御を
中止し、ステップ1610で運転者に警報する。ステッ
プ1603で領域Bに入っていなければ(NO)、ステッ
プ1605で前述の領域Cすなわちヨ−角速度センサ2
の検出最大値ωlimを上限とする所定の範囲内にあるか
どうか判断する。領域Cに入っていれば(YES)、ステ
ップ1606で領域Cの状態が一定時間Tlim2以上継続
したか判定する。一定時間Tlim2以上継続すれば(YE
S)ヨ−角速度センサ2が異常と判断し、ステップ16
09においてサスペンションの制御を中止し、ステップ
1610で運転者に警報する。ステップ1605で領域
Cに入っていなければ(NO)、ステップ1607で前述
の領域Dすなわちヨ−角速度センサ2の検出最小値−ω
limを下限とする所定の範囲内にあるかどうか判断す
る。領域Dに入っていれば(YES)、ステップ1608
で領域Dの状態が一定時間Tlim2以上継続したか判定す
る。一定時間Tlim2以上継続すれば(YES)ヨ−角速度
センサ2が異常と判断し、ステップ1609において四
輪操舵の制御を中止し、ステップ1610で運転者に警
報する。領域Dにも入っていなければ(NO)、ヨ−角速
度センサ2は正常と判断してステップ1611に進む。
ステップ1611では後輪目標舵角決定手段18におい
て、ハンドル角センサ9および車速センサ1およびヨ−
角速度センサ2からの出力信号に応じて後輪目標舵角を
決定する。さらにステップ1612で後輪目標舵角決定
手段19から後輪操舵装置16に後輪舵角指令信号15
を出力し、ステップ1613で後輪操舵装置により後輪
17を操舵する。
【0034】このように車両が走行中に角速度センサの
異常を検出し、故障時の四輪操舵装置の誤動作を防止す
ることができる。
【0035】次に、第三の手段を四輪操舵装置に実施し
た例について説明する。図17は本発明の四輪操舵装置
の構成図を示しており、前輪11は前輪操舵装置12を
用いてハンドル13の操舵に従って操舵される。一方、
後輪17は後輪舵角指令信号15に従い後輪操舵装置1
6によって操舵される。車速センサ1の出力信号Vとハ
ンドル角センサ9の出力信号THから車両に生じている
ヨー角速度を推定する角速度推定手段10、ヨー角速度
センサ2の出力信号ωy と角速度推定手段10で求めた
推定値ωyestからヨ−角速度センサの異常を検出するセ
ンサ異常検出手段6、車両の操舵状態に応じて後輪の目
標舵角を決定する後輪目標舵角決定手段18、及び後輪
舵角指令信号決定手段19は四輪操舵制御装置14に含
まれている。センサ異常検出手段6においてヨ−角速度
センサの故障が検出された場合は、後輪舵角指令信号決
定手段19に異常検出信号を出力して制御を中止する。
一方、ヨ−角速度センサが正常な場合は、後輪目標舵角
決定手段18においてハンドル角センサ9および車速セ
ンサ1およびヨ−角速度センサ2からの出力信号に応じ
て後輪目標舵角を決定し、後輪目標舵角決定手段19か
ら後輪操舵装置16に後輪舵角指令信号15を出力す
る。
【0036】図18に実施例の動作フロ−を示す。ステ
ップ1801でハンドル角センサ9と車速センサ1とヨ
−角速度センサ2の出力信号THとVおよびωyを検出
する。ステップ1802に進み角速度推定手段10にお
いて車両に生じているヨ−角速度の推定値ωyestを求め
る。ステップ1803ではヨ−角速度センサ2の出力信
号ωyが、前述の領域Eに示されるようなヨ−角速度の
推定値ωyestを中心とする所定の範囲内にあるかどうか
判断する。領域Eになければ(NO)、ステップ1804
で領域Eからはずれた状態が一定時間Tlim3以上継続し
たか判定する。一定時間Tlim3以上継続すれば(YES)
ヨ−角速度センサ2が異常と判断し、ステップ1805
においてサスペンションの制御を中止し、ステップ18
06で運転者に警報する。一方ステップ1803で領域
Eに入っていれば(YES)、ヨ−角速度センサ2は正常
と判断してステップ1807に進み、後輪目標舵角決定
手段18において、ハンドル角センサ9および車速セン
サ1およびヨ−角速度センサ2からの出力信号に応じて
後輪目標舵角を決定する。さらにステップ1808で後
輪目標舵角決定手段19から後輪操舵装置16に後輪舵
角指令信号15を出力し、ステップ1809で後輪操舵
装置により後輪17を操舵する。
【0037】以上のように停止時、走行時にかかわらず
ヨ−角速度センサの異常を的確に検出し、故障時の四輪
操舵装置の誤動作を防止することができる。
【0038】
【発明の効果】このように本発明によれば、第一の手段
として、車両が停止中に角速度センサの出力信号が零点
近傍からから一定時間以上はずれた場合、角速度センサ
が異常であると判断し制御を中止することによって、角
速度センサ故障時のサスペンション制御装置および四輪
操舵装置の誤動作を防止することができる。
【0039】また第二の手段によると、車両が走行中に
もかかわらず角速度センサの出力信号が零点近傍のまま
一定時間以上変化が無かったり、検出範囲の最大値また
は最小値近傍にその出力が一定時間以上固定された場合
に、角速度センサが異常であると判断し制御を中止する
ことによって、角速度センサ故障時のサスペンション制
御装置および四輪操舵装置の誤動作を防止することがで
きる。
【0040】さらに第三の手段によると、車速センサの
出力信号とハンドル角センサの出力信号に基づいて車両
に生じているヨ−角速度を推定し、ヨ−角速度センサか
らの出力信号が推定値を中心とする所定の範囲から一定
時間以上はずれていた場合、ヨ−角速度センサが異常で
あると判断し制御を中止することによって、停止時、走
行時にかかわらずヨ−角速度センサの故障を的確に検出
し、故障時のサスペンション制御装置および四輪操舵装
置の誤動作を防止することができ、安全性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】角速度センサの出力特性図
【図2】本発明の一実施例のサスペンション制御装置の
基本構成図
【図3】同装置のブロック構成図
【図4】旋回状態推定手段の概念図
【図5】ヨ−角速度センサからの出力信号と異常判定領
域Aを示す図
【図6】第一の手段における実施例のサスペンション制
御装置の動作を説明するフロ−チャ−ト
【図7】ヨ−角速度センサからの出力信号と異常判定領
域B、CおよびDを示す図
【図8】第二の手段における実施例のサスペンション制
御装置の動作を説明するフロ−チャ−ト
【図9】第三の手段における実施例のサスペンション制
御装置の基本構成図
【図10】第三の手段における実施例のサスペンション
制御装置のブロック構成図
【図11】角速度推定手段の概念図
【図12】ヨ−角速度センサからの出力信号と異常判定
領域Eを示す図
【図13】第三の手段における実施例のサスペンション
制御装置の動作を説明するフロ−チャ−ト
【図14】第一の手段における実施例の四輪操舵装置の
構成図
【図15】第一の手段における四輪操舵装置の動作を説
明するフロ−チャ−ト
【図16】第二の手段における四輪操舵装置の動作を説
明するフロ−チャ−ト
【図17】第三の手段における実施例の四輪操舵装置の
構成図
【図18】第三の手段における四輪操舵装置の動作を説
明するフロ−チャ−ト
【符号の説明】
1 車速センサ 2 ヨ−角速度センサ 3 ショックアブソ−バ 4 アクチュエ−タ 5 サスペンション制御装置 6 センサ異常検出手段 7 旋回状態推定手段 8 駆動回路 9 ハンドル角センサ 10 角速度推定手段 11 前輪 12 前輪操舵装置 13 ハンドル 14 四輪操舵制御装置 15 後輪舵角指令信号 16 後輪操舵装置 17 後輪 18 後輪目標舵角決定手段 19 後輪舵角指令信号決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 131:00 137:00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の速度を検出する車速センサと、車両
    のピッチ軸回りの角速度を検出するピッチ角速度センサ
    又はヨ−軸回りの角速度を検出するヨ−角速度センサ又
    はロ−ル軸回りの角速度を検出するロ−ル角速度センサ
    のうち少なくとも1つ以上の角速度センサの出力信号に
    よってショックアブソ−バの減衰力を制御するサスペン
    ション制御装置において、前記角速度センサの出力信号
    から角速度センサの異常を検出するセンサ異常検出手段
    を備え、前記センサ異常検出手段は、車両が停止状態に
    おいて角速度センサからの出力信号が零点を中心とする
    所定の範囲の外にある状態が一定時間以上継続した場
    合、角速度センサが異常であると判定することを特徴と
    するサスペンション制御装置。
  2. 【請求項2】車両の速度を検出する車速センサと、車両
    のピッチ軸回りの角速度を検出するピッチ角速度センサ
    又はヨ−軸回りの角速度を検出するヨ−角速度セン又は
    ロ−ル軸回りの角速度を検出するロ−ル角速度センサの
    うち少なくとも1つ以上の角速度センサの出力信号によ
    ってショックアブソ−バの減衰力を制御するサスペンシ
    ョン制御装置において、前記角速度センサの出力信号か
    ら角速度センサの異常を検出するセンサ異常検出手段を
    備え、前記センサ異常検出手段は、車両が走行中、前記
    角速度センサの出力信号が零点を中心とした所定の範囲
    内にある状態や検出範囲の最大値または最小値近傍の出
    力が一定時間以上継続した場合、前記角速度センサが異
    常と判定することを特徴とするサスペンション制御装
    置。
  3. 【請求項3】車両の速度を検出する車速センサと、ハン
    ドル舵角を検出するハンドル角センサと、車両のヨ−軸
    回りの角速度を検出するヨ−角速度センサの出力信号に
    よってショックアブソ−バの減衰力を制御するサスペン
    ション制御装置において、前記車速センサの出力信号と
    前記ハンドル角センサの出力信号から車両に生じている
    ヨ−角速度を推定する角速度推定手段と、前記ヨ−角速
    度センサの出力信号と前記角速度推定手段の推定値から
    ヨ−角速度センサの異常を検出するセンサ異常検出手段
    を備え、前記センサ異常検出手段は、ヨ−角速度センサ
    からの出力信号が前記角速度推定手段において求めた推
    定値を中心とする所定の範囲外の状態が一定時間以上継
    続した場合、ヨ−角速度センサが異常であると判定する
    ことを特徴とするサスペンション制御装置。
  4. 【請求項4】センサ異常検出手段において角速度センサ
    の異常を検出した場合は、サスペンションの制御を中止
    することを特徴とする請求項1または2または3記載の
    サスペンション制御装置。
  5. 【請求項5】車両の速度を検出する車速センサとハンド
    ル舵角を検出するハンドル角センサと後輪舵角を検出す
    る後輪舵角センサとヨ−軸回りの角速度を検出するヨ−
    角速度センサからの出力信号に応じて、後輪を操舵する
    車両の四輪操舵装置において、前記ヨ−角速度センサの
    出力信号からヨ−角速度センサの異常を検出するセンサ
    異常検出手段を備え、前記センサ異常検出手段は、車両
    が停止状態においてヨ−角速度センサからの出力信号が
    零点を中心とする所定の範囲外の状態が一定時間以上継
    続した場合、センサが異常であると判定することを特徴
    とする四輪操舵装置。
  6. 【請求項6】車両の速度を検出する車速センサとハンド
    ル舵角を検出するハンドル角センサと後輪舵角を検出す
    る後輪舵角センサとヨ−軸回りの角速度を検出するヨ−
    角速度センサからの出力信号に応じて、後輪を操舵する
    車両の四輪操舵装置において、前記ヨ−角速度センサの
    出力信号からヨ−角速度センサの異常を検出するセンサ
    異常検出手段を備え、センサ異常検出手段は、車両が走
    行中、ヨ−角速度センサの出力信号が零点を中心とする
    所定の範囲内または検出最大値を上限とする所定の範囲
    内または検出最小値を下限とする所定の範囲内の状態が
    一定時間以上継続した場合、ヨ−角速度センサが異常で
    あると判定することを特徴とする四輪操舵装置。
  7. 【請求項7】車両の速度を検出する車速センサとハンド
    ル舵角を検出するハンドル角センサと後輪舵角を検出す
    る後輪舵角センサとヨ−軸回りの角速度を検出するヨ−
    角速度センサからの出力信号に応じて、後輪を操舵する
    車両の四輪操舵装置において、前記車速センサの出力信
    号と前記ハンドル角センサの出力信号から車両に生じて
    いるヨ−角速度を推定する角速度推定手段と、前記ヨ−
    角速度センサの出力信号と前記角速度推定手段の推定値
    からヨ−角速度センサの異常を検出するセンサ異常検出
    手段を備え、前記センサ異常検出手段は、ヨ−角速度セ
    ンサからの出力信号が角速度推定手段において求めた推
    定値を中心とする所定の範囲外の状態が一定時間以上継
    続した場合、ヨ−角速度センサが異常であると判定する
    ことを特徴とする四輪操舵装置。
  8. 【請求項8】センサ異常検出手段においてヨ−角速度セ
    ンサの異常を検出した場合は、四輪操舵装置の制御を中
    止することを特徴とする請求項5または6または7記載
    の四輪操舵装置。
JP25334491A 1991-10-01 1991-10-01 サスペンシヨン制御装置と四輪操舵装置 Pending JPH0585136A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514602A (ja) * 2003-12-18 2007-06-07 ルノー・エス・アー・エス 操舵可能な後輪のロック角の制御方法及び制御システム並びに同制御システムを有する車両
JP2009292377A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Yamaha Motor Co Ltd ステアリングダンパシステム及びそれを備えた鞍乗り型車両

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