JP4940899B2 - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プレゼンテーションを行なうプロジェクタ装置等に好適な投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
従来より、プロジェクタ装置にパーソナルコンピュータ(以下「PC」と称する)を接続し、PC上でプレゼンテーション用のソフトウェアを実行することで、プレゼンテーションの内容をプロジェクタにより投影表示するような使用方法が広く一般に行われている。
このようにPC上で動作するプレゼンテーションソフトウェアを用いてプレゼンテーションを実施する場合、当然ながらそのプレゼンテーションソフトウェアの取扱いに精通すること、及び当該ソフトウェアをインストールしたPC自体をプロジェクタ装置と共にプレゼンテーションを行なう場所に持ち込むことが共に必須となる。
上記前者、プレゼンテーションソフトウェアの取扱いを容易とすることについて、特許文献においても、片手の操作でPCの表示ページを制御でき、柔軟かつ迅速にプレゼンテーションを進行でき、完成度の高いプレゼンテーションを実現できるプレゼンテーション装置を提供するようにした技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2003−330441号公報
一方で、近年はPCを用いずに簡易にプレゼンテーションを行なうものとして、プレゼンテーションソフトウェアで作成したドキュメントデータファイルをPC上で一連の画像データに変換した後に例えばUSBメモリなどの小型の記憶媒体に記憶させ、そのUSBメモリを直接接続することで、当該USBメモリに記憶された一連の画像データを順次読出して投影するような機能を有するプロジェクタ装置が考えられている。
この種の機能を有するプロジェクタ装置では、記憶媒体に記憶された画像データを記憶されている順序に従って読出し、投影させるだけの機能しか有していない。そのため、画像の順序を入れ替えるような操作、例えばページを1ページ分乃至複数ページ分だけ飛ばしたり、あるいはすでに投影した前のページに戻る、といった操作を行なうことはできなかった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、一連の画像を順次投影する簡易なプレゼンテーション機能を実行しながら、それら一連の画像中の特に重要な画像に関しては順序に関係なく随時必要に応じたタイミングで投影させることが可能な投影装置、投影方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影手段と、この投影手段によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウンタと、このカウンタでカウントされる最大値を記憶する最大値記憶手段と、直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶手段によって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれが大きいかを比較する比較手段と、この比較手段によって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新手段と、上記比較手段による比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新手段によって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶手段と、この記憶手段で記憶した画像信号の投影を指示する指示手段と、この指示手段での指示に応じて上記記憶手段で記憶した画像信号を読出し、上記投影手段で投影させる投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記指示手段によって上記記憶手段で記憶した画像信号の投影が指示されたと判断された場合には、上記カウンタの値をクリアすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記カウンタは、上記複数の画像信号毎に前回の投影時間に加算されるように設けられ、上記記憶手段は、上記複数の画像信号の中で、投影時間の累積が最大となったものを記憶することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか記載の発明において、上記投影手段で投影される間に所定のキー入力があった場合に、上記記憶手段は、その画像信号を記憶することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影工程と、この投影工程によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウント工程と、このカウント工程でカウントされる最大値を記憶する最大値記憶工程と、直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶工程によって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれかが大きいかを比較する比較工程と、この比較工程によって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新工程と、上記比較工程による比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新工程によって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶工程と、この記憶工程で記憶した画像信号の投影を指示する指示工程と、この指示工程での指示に応じて上記記憶工程で記憶した画像信号を読出し、上記投影工程で投影させる投影制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、この投影手段によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウントステップと、このカウンタでカウントされる最大値を記憶する最大値記憶ステップと、直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶ステップによって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれが大きいかを比較する比較ステップと、この比較ステップによって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新ステップと、上記比較ステップによる比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新ステップによって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶ステップと、この記憶ステップで記憶した画像信号の投影を指示する指示ステップと、この指示ステップでの指示に応じて上記記憶ステップで記憶した画像信号を読出し、上記投影ステップで投影させる投影制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、一連の画像を順次投影する簡易なプレゼンテーション機能を実行しながら、それら一連の画像中の特に重要な画像に関しては所定の条件の成立を判断して記憶しておくことで、順序に関係なく随時必要に応じたタイミングで投影させることが可能となる。
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施の形態に係るプロジェクタ装置10の外観構成を示すもので、図1(A)が主として筐体前面及び上面、図1(B)が主として筐体背面及び上面を示す。
同図(A)に示すように、直方体状の本体ケーシング11の前面に、投影レンズ12、測距センサ13、及びIr受光部14が配設される。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子でなる空間的光変調素子で形成された光像を拡大してスクリーン等の対象に投影するためのものであり、ここでは合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
測距センサ13は、投影レンズ12に隣接して2対の位相差センサの一方が水平方向、他方が垂直方向となるように配置され、被写体像に対する視差から三角測距の原理に基づいて投影対象までの距離を水平方向、垂直方向の2次元的な検出ラインに沿って測定する。
Ir受光部14は、図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光(Ir)信号を受信する。
また、本体ケーシング11の上面には、キースイッチ部15及びスピーカ16が配設される。
キースイッチ部15は、例えば電源キー、AFK(Automatic Focus/automatic Key−stone correction:自動合焦/自動台形補正)キー、ズームキー、入力選択キー、一部でページ切換えの指示キーを兼ねたカーソル(「↑」「↓」「←」「→」)キー、「Enter」キー、その時点で投影しているページ画像の記憶を指示する「記憶」キー、記憶したページ画像の投影及び投影解除を指示する「記憶投影」キー等からなるもので、同様のキーがこのプロジェクタ装置10の図示しないリモートコントローラにも配設されるものとする。
スピーカ16は、入力された音声信号及び動作時のビープ音等を拡声放音する。
また、図1(B)に示すように本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部17、Ir受光部18、及びACアダプタ接続部19が配設される。
入出力コネクタ部17は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置との接続のためのUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、及びRCA(ピンジャック)端子からなる。
Ir受光部18は、上記Ir受光部14と同様に、図示しないリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光(Ir)信号を受信する。
ACアダプタ接続部19は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルを接続する。
次に図2により上記プロジェクタ装置10の電子回路の機能構成について説明する。図中、上記入出力コネクタ部17より入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)21、システムバスSBを介して画像変換部22で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、投影エンコーダ23へ送られる。
投影エンコーダ23は、送られてきた画像信号をビデオRAM24に展開して記憶させた上でこのビデオRAM24の記憶内容からビデオ信号を生成して投影駆動部25に出力する。
この投影駆動部25は、送られてきた画像信号に対応して適宜フレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動で空間的光変調素子(SOM)である例えばマイクロミラー素子26を表示駆動する。
このマイクロミラー素子26に対して、リフレクタ27内に配置された、例えば超高圧水銀灯を用いた光源ランプ28が出射する高輝度の白色光を、カラーホイール29を介して適宜原色に着色し、ライトトンネル30で輝度分布が均一な光束とした後にミラー31で全反射して照射することで、その反射光で光像が形成され、上記投影レンズ12を介してここでは図示しないスクリーンに投影表示される。
しかるに、光源ランプ28の点灯駆動と、カラーホイール29を回転駆動するモータ(M)32はいずれも投影光処理部33からの供給電圧値に基づいて動作する。
上記各回路のすべての動作制御を制御部34が司る。この制御部34は、CPUと、投影動作時に該CPUで実行する動作プログラムや各種定型データ等を固定記憶した不揮発性メモリ、及びワークメモリ等により構成される。
この制御部34にはまた、上記システムバスSBを介して画像記憶部35、測距処理部36及び音声処理部37が接続される。
画像記憶部35は、上記入出力コネクタ部17から入力される画像信号を制御部34の制御の下に1フレーム分記憶し、制御部34の指示に応じて記憶した内容を適宜読出し、上記入出力コネクタ部17から入力される画像信号に代えて上記投影エンコーダ23へ送出する。
測距処理部36は、上記2対の位相差センサからなる測距センサ13を制御駆動し、それらの検出出力から任意の点位置までの距離を算出するもので、算出された距離値データは上記制御部34へ送られる。
音声処理部37は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、上記スピーカ16を駆動して拡声放音し、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
なお、上記キースイッチ(SW)部15における各キー操作信号が直接制御部34に入力されると共に、Ir受光部38からの信号も直接制御部34に入力される。この
Ir受光部38は、上記本体ケーシング11の前面側のIr受光部14及び同背面側のIr受光部18を含み、リモートコントローラからの赤外光受信信号をコード信号化して制御部35に送出する。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
(第1の動作例)
ここでは、上記入出力コネクタ部17のUSB端子に、一連の画像データからなるデータファイルを記憶したUSBメモリを接続し、当該USBメモリから読出した画像データを順次投影することでプレゼンテーションのための投影動作を実行するものとする。
USBメモリに記憶された画像データは、事前に図示しないパーソナルコンピュータでプレゼンテーションソフトウェアを用いて作成したものを一律に所定の画像形式、例えばJPEGに変換した上で1つの画像データファイルとしてUSBメモリに書込まれる。
また、上記キースイッチ部15及び図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラには共に、上述した如く上記画像記憶部35に記憶したページ画像の投影及び投影解除を指示する「記憶投影」キーが備えられるものとする。
図3は、入出力コネクタ部17のUSB端子に接続したUSBメモリに記憶されている画像データファイルを読出して順次投影する場合の動作を示すもので、その動作制御は制御部35が予め記憶されている動作プログラムに基づいて実行する。
その当初には、初期設定として制御部34がワークメモリ内にそれぞれ構築した、画像記憶部35への画像データの記憶状態を示すフラグレジスタをオンに設定すると共に、画像の連続投影時間をカウントするためのカウンタをクリアする(ステップA01)。
このとき合わせて制御部34は、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶しておく。
次いで、入力信号により投影すべき画像のページがあるか否かを判断し(ステップA02)、あると判断するとそのページの画像データを用いて投影を実行する(ステップA03)。このとき、上記カウンタによるカウント動作を開始する。
次いで、その時点で上記フラグレジスタがオンに設定されており、且つ上記カウンタのカウント値がそれまでのカウントの最大値に比してより大きいか否かを判断する(ステップA04)。
これは、その時点で投影している画像がそれまでの画像データ中で投影時間の最も長いものであるか否かを判断するための判断であり、そうであると判断した場合にのみ、その時点で投影している画像データを画像記憶部35に保存する(ステップA05)。
その後、画像記憶部35への記憶の有無に拘わらず、ページ切替えを指示するキースイッチ部15またはこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラのカーソルキー操作があったか否かを判断し(ステップA06)、操作があった場合にはそのキー操作に対応したページを新たに投影するべく上記ステップA01からの処理に戻る。
また、ステップA06でページ切替えの操作がないと判断すると、次いでその時点でフラグレジスタにオンが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影を指示する、キースイッチ部15またはこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラの「記憶投影」キーの操作がなされたかどうかを判断する(ステップA07)。
ここでフラグレジスタにオンが設定されていないか、または当該キー操作がなされなかったと判断した場合には、さらにフラグレジスタにオフが設定されており、且つ画像記憶部35に保存した画像データの投影動作を解除するための上記「記憶投影」キーの操作がなされたかどうかを判断し(ステップA08)、そうでなければ再び上記ステップA04からの処理に戻って、以後上記ステップA04,A06,A07,A08の処理を繰返し実行することで、投影動作を続行しながら上述した各キー操作がなされるのを待機する。
上記ステップA07でフラグレジスタにオンが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影を指示するキー操作がなされたと判断した場合には、あらためてフラグレジスタにオフをセットすると共に上記カウンタの値をクリアした上で(ステップA09)、それまでの入出力コネクタ部17からの入力による投影動作に代えて、画像記憶部35に保存している画像データを読出してその投影動作を行ない(ステップA10)、その後に上記ステップA04からの処理に戻る。
また、上記ステップA08でフラグレジスタにオフが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影動作を解除するためのキー操作がなされたと判断した場合には、再びフラグレジスタにオンをセットすると共に上記カウンタの値をクリアした上で(ステップA11)、それまでの画像記憶部35に保存している画像データの投影に代えて、再び入出力コネクタ部17からの入力に基づく投影動作に戻り(ステップA12)、上記ステップA04からの処理に戻る。
こうしてキー操作に基づいて入出力コネクタ部17のUSB端子に接続したUSBメモリからの画像データと投影時間に応じて画像記憶部35へ自動保存した画像データの投影動作を実行する。
しかして、USBメモリからの画像データの投影を行っている状態でページ切替えのキー操作がなされ、これをステップA06で判断した後にステップA02で次に投影すべき画像データがないと判断した場合、すなわちそれまで投影していた画像データが最終ページの画像データであった場合には、もう投影すべき画像データがないものとして、以上でこの図3の投影動作を終了する。
このように、パーソナルコンピュータを使用することなく、一連の画像を順次投影する簡易なプレゼンテーション機能を実行しながら、それら一連の画像中で特に重要な画像データであると思われる、投影時間が最も長かったものに関しては自動的に画像記憶部35に随時更新しながら記憶しておくものとしたので、この画像記憶部35に記憶した画像を順序に関係なく随時必要に応じたタイミングで読出して投影させることが可能となる。
また、上記動作例では、ページを切り替えるとカウンタをクリアしていたが、投影中にページを切り替え再度同じ画像データを投影した場合でも前回の投影時間に加算できるようにページ毎にカウンタを設けるようにして、投影時間の累積が最大となったものに関して画像記憶部35に記憶するようにしてもよい。
(第2の動作例)
ここでは、上記入出力コネクタ部17のUSB端子に、一連の画像データからなるデータファイルを記憶したUSBメモリを接続し、当該USBメモリから読出した画像データを順次投影することでプレゼンテーションのための投影動作を実行するものとする。
USBメモリに記憶された画像データは、事前に図示しないパーソナルコンピュータでプレゼンテーションソフトウェアを用いて作成したものを一律に所定の画像形式、例えばJPEGに変換した上で1つの画像データファイルとしてUSBメモリに書込まれる。
また、上記キースイッチ部15及び図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラには共に、上述した如くその時点で投影しているページ画像の上記画像記憶部35への記憶を指示する「記憶」キー、及び画像記憶部35に記憶されたページ画像の投影及び投影解除を指示する「記憶投影」キーが備えられるものとする。
図4は、入出力コネクタ部17のUSB端子に接続したUSBメモリに記憶されている画像データファイルを読出して順次投影する場合の動作を示すもので、その動作制御は制御部35が予め記憶されている動作プログラムに基づいて実行する。
その当初には、初期設定として制御部34がワークメモリ内にそれぞれ構築した、画像記憶部35への画像データの記憶状態を示すフラグレジスタをオンに設定する(ステップB01)。
次いで、入力信号により投影すべき画像のページがあるか否かを判断し(ステップB02)、あると判断するとそのページの画像データを用いて投影を実行する(ステップB03)。
この投影状態から、上記キースイッチ部15またはこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラの「記憶」キーが操作されたか否かにより、投影中の画像を画像記憶部35に記憶するための指示がなされたかどうかを判断する(ステップB04)。
ここでは「記憶」キーが操作されたと判断した場合にのみ、その時点で投影している画像データを画像記憶部35に上書き保存する(ステップB05)。
その後、画像記憶部35への記憶の有無に拘わらず、ページ切替えを指示するキースイッチ部15またはこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラのカーソルキー操作があったか否かを判断し(ステップB06)、操作があった場合にはそのキー操作に対応したページを新たに投影するべく上記ステップB01からの処理に戻る。
また、ステップB06でページ切替えの操作がないと判断すると、次いでその時点でフラグレジスタにオンが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影を指示する、キースイッチ部15またはこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラの「記憶投影」キーの操作がなされたかどうかを判断する(ステップB07)。
ここでフラグレジスタにオンが設定されていないか、または当該キー操作がなされなかったと判断した場合には、さらにフラグレジスタにオフが設定されており、且つ画像記憶部35に保存した画像データの投影動作を解除するための上記「記憶投影」キーの操作がなされたかどうかを判断し(ステップB08)、そうでなければ再び上記ステップB04からの処理に戻って、以後上記ステップB04,B06,B07,B08の処理を繰返し実行することで、投影動作を続行しながら上述した各キー操作がなされるのを待機する。
上記ステップB07でフラグレジスタにオンが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影を指示するキー操作がなされたと判断した場合には、あらためてフラグレジスタにオフをセットした上で(ステップB09)、それまでの入出力コネクタ部17からの入力による投影動作に代えて、画像記憶部35に保存している画像データを読出してその投影動作を行ない(ステップB10)、その後に上記ステップB04からの処理に戻る。
また、上記ステップB08でフラグレジスタにオフが設定されており、且つ画像記憶部35に記憶している画像データの投影動作を解除するためのキー操作がなされたと判断した場合には、再びフラグレジスタにオンをセットした上で(ステップB11)、それまでの画像記憶部35に保存している画像データの投影に代えて、再び入出力コネクタ部17からの入力に基づく投影動作に戻り(ステップB12)、上記ステップB04からの処理に戻る。
こうしてキー操作に基づいて入出力コネクタ部17のUSB端子に接続したUSBメモリからの画像データと所定のキー操作に応じて画像記憶部35へ保存した画像データの投影動作を実行する。
しかして、USBメモリからの画像データの投影を行っている状態でページ切替えのキー操作がなされ、これをステップB06で判断した後にステップB02で次に投影すべき画像データがないと判断した場合、すなわちそれまで投影していた画像データが最終ページの画像データであった場合には、もう投影すべき画像データがないものとして、以上でこの図4の投影動作を終了する。
このように、パーソナルコンピュータを使用することなく、一連の画像を順次投影する簡易なプレゼンテーション機能を実行しながら、それら一連の画像中で特に重要な画像データであると思われる、所定のキー操作がなされたものに関しては画像記憶部35に上書き記憶しておくものとしたので、確実にユーザの意図を反映して、この画像記憶部35に記憶した画像を順序に関係なく随時必要に応じたタイミングで読出して投影させることが可能となる。
なお、上記実施の形態では、一連の画像データからなるファイルを記憶させたUSBメモリを入出力コネクタ部17のUSB端子に接続するものとして説明したが、本発明は画像データを入力するためのインタフェース等を限定するものではなく、例えばプロジェクタ装置10がIEEE101.11規格やBluetooth(登録商標)等の無線LAN機能を有するものであれば、その無線LANを構成する他の外部機器から送られてくる画像データを投影するものとしてもよい。
その他、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施の形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施しても良い。上述した実施の形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件により適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の一形態に係るプロジェクタ装置の外観構成を示す斜視図。 同実施の形態に係る電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る第1の動作例での投影処理の内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る第2の動作例での投影処理の内容を示すフローチャート。
符号の説明
10…プロジェクタ装置、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、13…測距センサ、14…Ir受光部、15…キースイッチ部、16…スピーカ、17…入出力コネクタ部、18…Ir受光部、19…ACアダプタ接続部、21…入出力インタフェース(I/F)、22…画像変換部、23…投影エンコーダ、24…ビデオRAM、25…投影駆動部、26…マイクロミラー素子、27…リフレクタ、28…光源ランプ、29…カラーホイール、30…ライトトンネル、31…ミラー、32…モータ(M)、33…投影光処理部、34…制御部、35…画像記憶部、36…測距処理部、37…音声処理部、38…Ir受光部、SB…システムバス。

Claims (6)

  1. 入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影手段と、
    この投影手段によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウンタと、
    このカウンタでカウントされる最大値を記憶する最大値記憶手段と、
    直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶手段によって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれが大きいかを比較する比較手段と、
    この比較手段によって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新手段と、
    上記比較手段による比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新手段によって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段で記憶した画像信号の投影を指示する指示手段と、
    この指示手段での指示に応じて上記記憶手段で記憶した画像信号を読出し、上記投影手段で投影させる投影制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 上記指示手段によって上記記憶手段で記憶した画像信号の投影が指示されたと判断された場合には、上記カウンタの値をクリアすることを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 上記カウンタは、上記複数の画像信号毎に前回の投影時間に加算されるように設けられ、
    上記記憶手段は、上記複数の画像信号の中で、投影時間の累積が最大となったものを記憶することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  4. 上記投影手段で投影される間に所定のキー入力があった場合に、上記記憶手段は、その画像信号を記憶することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の投影装置。
  5. 入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影工程と、
    この投影工程によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウント工程と、
    このカウント工程でカウントされる最大値を記憶する最大値記憶工程と、
    直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶工程によって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれかが大きいかを比較する比較工程と、
    この比較工程によって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新工程と、
    上記比較工程による比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新工程によって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶工程と、
    この記憶工程で記憶した画像信号の投影を指示する指示工程と、
    この指示工程での指示に応じて上記記憶工程で記憶した画像信号を読出し、上記投影工程で投影させる投影制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  6. 入力される画像信号に対応した光像を形成して出射する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    この投影手段によって順次投影される上記画像信号の投影時間をカウントするカウントステップと、
    このカウンタでカウントされる最大値を記憶する最大値記憶ステップと、
    直前まで保持していたカウント値と、上記最大値記憶ステップによって記憶されていたそれまでのカウントの最大値のいずれが大きいかを比較する比較ステップと、
    この比較ステップによって比較され、直前まで保持していたカウント値と、それまでのカウントの最大値のいずれか大きい方を、あらためてそれまでのカウントの最大値として更新記憶する更新ステップと、
    上記比較ステップによる比較を繰り返し、複数の画像信号の中で、上記更新ステップによって更新されたカウントの最大値に対応する画像信号を最も投影時間が長いものと判断して上記画像信号を記憶する記憶ステップと、
    この記憶ステップで記憶した画像信号の投影を指示する指示ステップと、
    この指示ステップでの指示に応じて上記記憶ステップで記憶した画像信号を読出し、上記投影ステップで投影させる投影制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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