JP4940506B2 - カメラの連続撮影方法及びカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラの連続撮影方法及びカメラに関する。詳しくは、撮影者が所望の色やピクチャエフェクトを設定すると共に撮影枚数を設定し、色やピクチャエフェクトを変化させて連続撮影を行うことができるカメラの連続撮影方法及びカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラの連続撮影方法及びカメラにおいて、撮影条件を変化させながら連続写真を撮ることができる装置がいくつか存在している。例えば、オートエクスポージャブラケット撮影装置(特公昭54−26893)は、カメラの露出値(自動露出の場合は、被写体輝度、フィルム感度より自動的に算出される露出制御値、マニュアル露出の場合は、撮影者が設定したシャッタ秒時及び絞り値)に対し、カメラがオフセットする装置である。簡単に云うと、ある被写体を撮影するにあたって、露出値を何段階化に変化させて複数枚の写真を撮ることを自動的に行う装置である。又、例えば連続写真を撮る際に、ピントを何段階かに変化させて撮影する、いわゆるオートフォーカスブラケット撮影装置(特開平2−37316)や、連続写真を撮る際に被写界深度を何段階かに変化させて撮影する機能を有したオート被写界深度ブラケット撮影装置(特開平8−6102)も知られている。これらの従来技術に共通することは、一瞬のシャッターチャンスを逃さず、且つ、撮影者の意図する画像を撮影することである。露出や焦点位置、被写界深度等の撮影条件を変化させて連続写真を撮り、撮影後に撮影者が最も意図する画像を選択するものである。一方、撮影を行う場合には露出や焦点位置、被写界深度のみならず、色再現性も重要である。従来のカメラの連続撮影方法及びカメラでは、例えばオートホワイトバランス機能等を用いて被写体の色をできるだけ正確に再現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、オートホワイトバランス機能等が必ずしも被写体の色を正確に再現しているわけではなく、例えば夕日を撮影する場合には、より赤い画像の方が魅力的になることもあるし、海を撮影する場合には、より青い画像の方が表現力豊かになることもある。つまり、被写体によってはあえて色を変化させることで、より撮影者の意図する画像が撮影できる場合が存在する。同様に色だけでなく、例えば、セピアやモノトーンといった撮影する画像に特殊な効果を施す為のピクチャエフェクト(撮影効果)を用いた方がより撮影者の意図する画像を撮影することができる場合もあり、このような場合、色をどのように変化させれば良いのか、或いはどのピクチャエフェクトを選択すれば良いのかなどは撮影を行った後でなければ分からないことが多く、例えば、1回撮影する度に色やピクチャエフェクトを変化しなければならないので、シャッターチャンスを逃してしまうという問題がある。
【0004】
従って、撮影者が任意に設定する色やピクチャエフェクト(撮影効果)により所定回数の連続撮影を行うことができるようにすることに解決しなければならない課題を有する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るカメラの連続撮影方法及びカメラは次のような構成にすることである。
【0007】
(1)被写体の色相、明度、彩度からなる色情報とカメラの感度情報に基づき、撮像時の色を変化させる自動制御ステップ、前記自動制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するステップ、前記自動制御された色情報と前記ピクチャエフェクトとから、所定撮影回数における撮影毎の画像のピクチャエフェクトを変化させて撮影するステップ、とからなるカメラの連続撮影方法。
(2)上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(3)上記撮影回数は、予め任意の回数に設定できるようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(4)上記撮影回数は、マニュアルで設定するようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(5)上記撮影回数及び/又はピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(6)上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定のピクチャエフェクトを設定するようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(7)上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定のピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
(9)上記所定のピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたことを特徴とする(1)に記載のカメラの連続撮影方法。
【0008】
(10)被写体の色相、明度、彩度からなる色情報とカメラの感度情報に基づき、撮像時の色を変化させる自動制御ステップ、前記自動制御された色情報に対して所定の補正量を設定するステップ、前記自動制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するステップ、前記自動制御された色情報と前記補正量及びピクチャエフェクトとから、所定撮影回数における撮影毎の画像の色及びピクチャエフェクトを変化させて撮影するステップ、とからなるカメラの連続撮影方法。
(11)上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(12)上記撮影回数は、予め任意の回数に設定できるようにしたことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(13)上記撮影回数は、マニュアルで設定するようにしたことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(14)上記撮影回数及び/又は補正量及び/又はピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(15)上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを設定するようにしたこと
を特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(16)上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(17)上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、前記被写体の色情報及び前記カメラの感度情報に基づいて設定することを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
(18)上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたことを特徴とする(10)に記載のカメラの連続撮影方法。
【0009】
(19)被写体の色相、明度、彩度からなる色情報及びカメラの感度情報に基づいて、撮影時の色を自動的に変化させる色制御手段を備えたカメラであって、前記色制御手段により制御された色情報に対して、所定の補正量を設定する補正量設定手段と、前記色制御手段により制御された色情報に対して所定の補正量を設定する補正量設定手段及び/又は前記色制御手段により制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するピクチャエフェクト設定手段と、所定の撮影回数を設定する撮影回数設定手段と、前記色制御手段により制御された色情報と前記補正量及び前記ピクチャエフェクトとから、所定撮影回数における撮影毎の画像の色及び画像のピクチャエフェクトを変化させて撮影する撮影制御手段と、を備えたことを特徴とするカメラ。
(20)上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(21)上記撮影回数設定手段は、予め任意の回数に設定できるようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(22)上記撮影回数設定手段は、マニュアルで設定するようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(23)上記撮影回数/補正量/ピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(24)上記撮影制御手段は、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを設定するようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(25)上記撮像制御手段は、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(26)上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、前記被写体の色情報及び前記カメラの感度情報に基づいて設定することを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(27)上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
(28)上記撮影制御手段は、撮影できない状態の時や撮影した画像を記録することができない時に報知する手段を備えたことを特徴とする(19)に記載のカメラ。
【0010】
このようなカメラの連続撮影方法及びカメラにより、撮影時の色やピクチャエフェクトを任意に設定し、設定した色やピクチャエフェクトを変化させて所定回数の連続撮影を行い、撮影後に意図する画像を選択することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るカメラの連続撮影方法及びカメラの実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、カメラ100の構成を示したブロック図であり、画像入力部10と、信号処理部20と、制御マイコン30と、出力部40と、操作部50とから構成され、カメラ内の各部は同期信号に同期して動作するようになっている。
【0013】
画像入力部10は、撮影した被写体をカメラ100内で処理するための電気信号に変換して信号処理部20に送る。信号処理部20は、画像入力部10からの画像信号を処理するために原色信号に分離するための原色分離マトリクス21と、原色分離マトリクス21で分離された原色信号から撮影の基準となる白成分情報を抽出して制御マイコン30に送る白抽出回路=OPD(OPD;Optical Detector)22と、制御マイコン30からの指示に従い、様々な光源の下で白色を決定して自然な色合いで撮影するための調整を行うホワイトバランスアンプ23とから構成されている。
【0014】
制御マイコン30は、被写体の色相、明度、彩度からなる色情報やカメラの感度情報と、OPD22からの白成分情報と、操作部50を介して撮影者が選択した所望の色とに従って所定の補正量を設定する補正量設定手段と、被写体の色情報やカメラの感度情報、OPD22からの白成分情報と、操作部50を介して撮影者が選択した被写体の画像に対する所定のピクチャエフェクト(撮影効果)を施すためのピクチャエフェクト情報を設定するピクチャエフェクト設定手段と、補正量算出手段により設定された補正量やピクチャエフェクト設定手段で設定されたピクチャエフェクト情報と、撮影回数設定手段で設定した撮影回数とによって撮影時の色やピクチャエフェクトを変化させて撮影する撮影制御手段とを備えている。尚、補正量やピクチャエフェクト及び撮影回数はマニュアルで予め設定することも可能である。
【0015】
又、撮影制御手段は、撮影回数設定手段により定められた撮影回数の最初の撮影を行う時は、色情報を所定の基準値に制御して撮影を行い、以降の撮影時には補正量設定手段により設定した補正量やピクチャエフェクト設定手段で設定したピクチャエフェクト情報に従って撮影の制御を行ったり、撮影回数設定手段により定められた撮影回数の最初の撮影を行う時に、補正量設定手段で設定された補正量やピクチャエフェクト設定手段で設定したピクチャエフェクト情報に従って撮影を行い、以降の撮影時には補正量やピクチャエフェクト情報を微調整しながら撮影を行う機能を具備している。
【0016】
出力部40は、画像信号を出力するVOUT41と、撮影するときの色やピクチャエフェクト(撮影効果)の選択一覧/撮影枚数/警告などの各種メッセージや撮影した画像を表示する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示部42と、撮影した画像を記録/保存するメディア記録部43とから構成されている。選択部50は、撮影する時の色、ピクチャエフェクト(撮影効果)、各種操作を選択する選択ボタン51と、選択した撮影条件や操作を決定する決定ボタン52等から構成されている。
【0017】
このようなカメラ100で、撮影者が所望の色及びピクチャエフェクトを選択するときの手順を図を参照しながら説明する。
【0018】
図2は、カメラ100において、垂直同期信号に同期して色相、彩度、ピクチャエフェクトを変化させて連続撮影を行うカラーブラケット処理を行う場合の流れを表したPAD(Problem Analysis Diagram)図である。
【0019】
まず、カメラ100において垂直同期信号(ST100、110)が検出されると、画像入力部10からの光学検波情報や、操作部50を介して各種マニュアル操作による色の補正量情報等から制御マイコン30でホワイトバランス制御目標値を求め、そのホワイト制御目標値に基づいてゲインを計算して信号処理部20に送り、ホワイトバランスを制御する(ST150)。ここで、撮影時の露出値を変化させて連続写真を撮影するカラーブラケット撮影機能が選択されている(ST130)と、制御マイコンは、カラーブラケット撮影処理(ST140)を実行した後、ホワイトバランスを制御する(ST150)。カラーブラケット撮影処理のトリガは、内部状態を遷移させ(ST106)、操作部50の操作選択ボタン51により表示部42に表示する一覧メニュー等から選択し、決定ボタン52を押下して決定する。
【0020】
次に、カラーブラケット処理(図2参照)を選択して実行されるまでの一連の流れを図3、図4のPAD図を参照しながら説明する。
【0021】
カメラ100がカラーブラケット処理を行う場合の状態である状態1において、状態1の初期値は「ブラケット選択」である(ST200)。撮影者は、まず、図4に示すようなブラケットの選択を行う(ST210)。カメラ100の表示部42には、ホワイトバランス制御ゲインの1つの色相を保ったまま、彩度を少しずつ変化させるように制御する「単色ブラケット」、又は、ホワイトバランス制御ゲインを指定された様々な色に変化させて連続撮影を行う「複色ブラケット」、画像一枚一枚にセピア、モノトーン等の異なるピクチャエフェクト(撮影効果)を施し、変化に富んだ撮影を行うことができる「エフェクトブラケット」の何れかのブラケット処理が表示され、その中から1つを選択部50を介して選択する(ST211、212)。撮影者がブラケットを選択すると、選択結果に基づいて、状態1が単色設定(ST300)、複色設定(ST400)、エフェクト設定(ST500)の何れかの設定状態となる(ST220)。
【0022】
続いて、選択したブラケット設定に基づいた色やピクチャエフェクト(撮影効果)による撮影枚数を設定すると、状態1は、図3に示すように「ブラケット実行」状態になる(ST200)。「ブラケット実行」状態で、撮影者がシャッターを押下する(ST220)。シャッターが押下されると、ブラケット実行フラグが1に設定される(ST221)。ホワイトバランス制御ゲインが再設定される(ST230、231)。そして、設定した撮影枚数(回数)のブラケット撮影が終了すると(ST240)、カラーブラケット処理の選択が解除され、ブラケット実行フラグに0をセットし、ブラケット処理が終了となる(ST241、242)。
【0023】
続いて、単色設定、複色設定、エフェクト設定の各ブラケット処理の設定過程を図5〜図7のPAD図を用いて説明する。
【0024】
図5は、単色設定処理のPAD図である。状態1で単色ブラケットが選択されると状態1=単色設定となる。そして、単色設定処理の状態である状態2の初期値は色設定となる(ST310)。撮影者は、撮影時の所望の色(色相と変化させる彩度の最終値)を1つ選択する。
【0025】
選択方法には、予め与えられた色メニューから選択するメニュー選択方法と、パレットと呼ばれる色相、彩度表より撮影者が任意に選択することができるパレット選択方法との2つがあり、何れか1つの選択方法を選ぶ。撮影者が色設定の選択方法を決定すると、選択方法フラグに1がセットされ、選択した方法による色設定を行うことができるようになる(ST320、321、322)。
【0026】
メニュー選択方法による色選択を選んだ場合、表示部42に表示される色メニューで示される色相及び彩度が異なる予め用意された色の選択肢から所望の色を選択ボタン51で1つだけ選択し、色選択が終了すると状態2は撮影枚数の設定となる(ST331A、332A、333A)。一方、パレットによる色選択を選んだ場合、表示部42にパレット(色相表及び彩度表)が表示される(ST331B)。そして、このパレットから所望の色相と彩度を選択ボタン51で選択する(ST333B)、色選択が終了すると表示部42に表示されているパレットの表示が解除され(ST334B)、状態2は撮影枚数の設定となる(ST335B)。
【0027】
メニュー選択方法又はパレット選択方法により色選択が終了したら状態2は撮影枚数の設定となるので、ブラケット撮影を行う枚数の設定を行う(ST340)。撮影枚数は、カメラ100が有する撮像可能容量の残容量を最大値として任意に設定を行うことができる。撮影枚数を設定すると、制御マイコン30で色設定により選択された彩度を設定した撮影枚数で割り、1枚当たりの彩度の変化を計算して、各撮影時のホワイトバランス制御ゲインの値を算出する(ST341)。算出された値は、信号処理部20へ送り、ホワイトバランスゲイン再設定に用いられ、撮影時に反映される。ホワイトバランス制御ゲインの算出が終了すると、単色設定処理の状態である状態2は終了し、状態1は「ブラケット実行」に遷移する(ST342)。
【0028】
続いて、複色設定処理について図6のPAD図を参照しながら説明する。
【0029】
状態1で複色ブラケットが選択されると状態1=複色設定となる。複色設定処理の状態は状態3であり、状態3の初期値は「選択実行」である。複色ブラケットは、ホワイトバランス制御ゲインを様々な色に変化させて連続撮影を行うブラケットであり、撮影者は、カメラ100の記録可能容量の残容量を最大値として、任意数の色を設定することができる。
【0030】
撮影者は、単色設定処理と同様に、撮影時の所望の色(色相と変化させる彩度の最終値)を選択する為の色選択方法を選択する。選択方法には、予め与えられた色メニューから選択するメニュー選択方法と、パレットと呼ばれる色相、彩度表より撮影者が任意に選択することができるパレット選択方法との2つがあり、何れか1つの選択方法を選ぶ。撮影者が色設定の選択方法を決定すると、選択方法フラグに1がセットされ、選択した方法による色設定を行うことができるようになる(ST420、421、422)。
【0031】
メニュー選択方法による色選択を選んだ場合、表示部42に表示される色メニューで示される色相及び彩度が異なる予め用意された色の選択肢から所望の色を選択ボタン51で1つ選択する(ST431A、432A)。色選択が終了すると撮影枚数のカウンタを1つインクリメントし、撮影枚数をカウントする(ST433A)。色の選択は、撮影者の利用したい色を選択する間繰り返して行うことができる(ST434A→431A)。色選択が終了すると、選択フラグに0をセットし複色設定処理である状態3が終了し、状態1は「ブラケット実行」に遷移する(ST435A、436A)。
【0032】
一方、パレットによる色選択を選んだ場合、表示部42にパレット(色相表及び彩度表)が表示される(ST431B)。そして、このパレットから所望の色相と彩度を選択ボタン51で選択する(ST432B、433B)。色選択が終了すると撮影枚数のカウンタを1つインクリメントし、撮影枚数をカウントして、表示部42に表示されているパレットの表示が解除する(ST434B、435B)。色の選択は、撮影者の利用したい色を選択する間繰り返して行うことができる(ST436B→431B)。色選択が終了すると、選択フラグに0をセットし複色設定処理である状態3が終了し、状態1は「ブラケット実行」に遷移する(ST435A、436A)。
【0033】
もし、撮影枚数がカメラの記録可能容量の残容量を超える場合(ST450)は、表示部42に警告を表示して注意を促す(ST451)と共に、複色設定処理である状態3を終了し、状態1を「ブラケット実行」として複色設定処理を終了させる(ST452)。
【0034】
続いて、エフェクト設定処理について図7のPAD図を参照しながら説明する。
【0035】
エフェクト設定処理は、画像一枚一枚にセピア、モノトーン等の異なるピクチャエフェクト(撮影効果)を施し、変化に富んだ撮影を行うことものであり、
撮影者は、カメラ100の記録可能容量の残容量を最大値として、任意のピクチャエフェクトを設定することができる。まず、状態1でエフェクトブラケットが選択されると状態1=エフェクト設定となる。エフェクト設定処理の状態は状態4であり、状態4の初期値は「選択実行」である。
【0036】
選択実行されると、予め用意された何種類かのピクチャエフェクトが表示部42にメニュー等により表示され、撮影者は意図するエフェクトを選択ボタン51で選択する(ST510、520)。エフェクト選択が終了すると撮影枚数のカウンタを1つインクリメントし、撮影枚数をカウントして、撮影枚数を管理する(ST521)。エフェクト選択は、撮影者が所望のエフェクトを選択する間繰り返して行うことができる(ST522→510)。エフェクト選択が終了すると、エフェクト設定処理である状態4が終了し、状態1は「ブラケット実行」に遷移する(ST522、523)。
【0037】
もし、撮影枚数がカメラの記録可能容量の残容量を超える場合(ST540)は、表示部42に警告を表示して注意を促す(ST541)と共に、複色設定処理である状態3を終了し、状態1が「ブラケット実行」に遷移する(ST542)。
【0038】
続いて、カメラ100(図1参照)により、図2〜図7のようなブラケット設定処理の選択を行ってカラーブラケット撮影を行った場合のカメラ100の動作について説明する。
【0039】
撮影者は、表示部42に表示される色情報やピクチャエフェクト、撮影回数等の撮影条件を操作部50の操作ボタン51及び決定ボタン50で選択決定し、選択した色情報やピクチャエフェクト、撮影回数等の情報が制御マイコン30に送る。尚、記録可能な容量を超えた場合は、表示部42へ警告等が表示される。そして、撮影者が所望の被写体を撮影する=シャッター操作を行う。
【0040】
撮影する被写体は、画像入力部10で画像信号に変換して信号処理部20に送られる。信号処理部20は、画像入力部10からの画像信号を原色分離マトリクス21によって原色分離してホワイトバランスアンプ23及びOPD22に送り、OPD22は、原色分離された画像信号から撮影の基準となる白成分情報を抽出して制御マイコン30に送られる。
【0041】
制御マイコン30は、信号処理部20のOPD22からの白成分情報と、撮影者が操作部50により設定する所望の色やピクチャエフェクト、撮影回数等を補正量設定手段、ピクチャエフェクト設定手段、撮影回数設定手段によって所定の補正量/ピクチャエフェクト情報/撮影回数に設定し、この設定に基づいてカメラ100内の各部を制御する。
【0042】
例えば、設定した撮影回数の最初の撮影を行う時は、色情報を所定の基準値に制御して撮影を行い、以降の撮影時には補正量設定手段により設定した補正量やピクチャエフェクト設定手段で設定したピクチャエフェクト情報に従って撮影の制御を行ったり、設定した撮影回数の最初の撮影を行う時に、補正量設定手段で設定された補正量やピクチャエフェクト設定手段で設定したピクチャエフェクト情報に従って撮影を行い、以降の撮影時には補正量やピクチャエフェクト情報を微調整して撮影を行うようにカメラ内の各部を制御する。又、記録可能な容量を超えた場合は、表示部42へ警告等を送る。
【0043】
そして、信号処理部20のホワイトバランスアンプ23は、制御マイコン30からの補正量やピクチャエフェクト情報に従って調整を行い、原色分離マトリクス21からの原色分離された画像信号を所定の色やピクチャエフェクトを施した画像信号として処理して出力部40へ送る。
【0044】
出力部40は、信号処理部20からの所定の色及びピクチャエフェクトを施こした画像信号を表示部42に表示する。そして、操作部50により撮影した画像全て又は所望の画像を選択し、VOUT41を介して外部装置に送り出したり、メディア記録部43によって記録媒体などに記録/保存する。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、撮影者が、カメラの表示部に表示されるメニュー等で所望の色やエフェクト等のカラーブラケット処理の設定を選択し、このカラーブラケットによる撮影枚数を設定してシャッターを押下すれば、自動的に色やピクチャエフェクトを変化させながら設定枚数分の連続写真を撮影することができる。更に、複色ブラケットとピクチャエフェクトブラケットを同じブラケット撮影時に設定することもできるので、撮影者は撮影枚数がカメラの記録容量の残容量を超えるまでの間は、所望の色及びピクチャエフェクトを選択し、一回のシャッター操作で色を変化させた画像とピクチャエフェクトを施した画像の両方を撮影することができ、撮影後に撮影者の意図する色やピクチャエフェクトの画像を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの構成を略示的に示したブロック図である。
【図2】本発明に係るカメラにおけるブラケット撮影の一連の過程を示したPAD(Problem Analysis Diagram)図である。
【図3】本発明に係るカメラにおけるカラーブラケット処理のPAD図である。
【図4】本発明に係るカメラにおけるブラケット選択処理のPAD図である。
【図5】本発明に係るカメラにおける単色設定処理のPAD図である。
【図6】本発明に係るカメラにおける複色設定処理のPAD図である。
【図7】本発明に係るカメラにおけるエフェクト設定処理のPAD図である。
【符号の説明】
10;画像入力部、20;信号処理部、21;原色分離マトリクス、22;OPD(Optical Detector)、23;ホワイトバランスアンプ、30;制御マイコン、40;出力部、41;VOUT部(画像出力部)、42;表示部(LCD)、43;メディア記録部、50;操作部、51;選択ボタン、52;決定ボタン
Claims (29)
-
- 被写体の色相、明度、彩度からなる色情報とカメラの感度情報に基づき、撮像時の色を変化させる自動制御ステップ、
前記自動制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するステップ、
前記自動制御された色情報と前記ピクチャエフェクトとから、所定撮影回数における撮影毎の画像のピクチャエフェクトを変化させて撮影するステップ、
とからなるカメラの連続撮影方法。 - 上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数は、予め任意の回数に設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数は、マニュアルで設定するようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数及び/又はピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定のピクチャエフェクトを設定するようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定のピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記所定のピクチャエフェクトは、前記被写体の色情報及び前記カメラの感度情報に基づいて設定すること
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記所定のピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載のカメラの連続撮影方法。 - 被写体の色相、明度、彩度からなる色情報とカメラの感度情報に基づき、撮像時の色を変化させる自動制御ステップ、
前記自動制御された色情報に対して所定の補正量を設定するステップ、
前記自動制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するステップ、
前記自動制御された色情報と前記補正量及びピクチャエフェクトとから、
所定撮影回数における撮影毎の画像の色及びピクチャエフェクトを変化させて撮影するステップ、
とからなるカメラの連続撮影方法。 - 上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数は、予め任意の回数に設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数は、マニュアルで設定するようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮影回数及び/又は補正量及び/又はピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを設定するようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記撮像時の色を変化させる自動制御ステップにおいて、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、前記被写体の色情報及び前記カメラの感度情報に基づいて設定すること
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項10に記載のカメラの連続撮影方法。 - 被写体の色相、明度、彩度からなる色情報及びカメラの感度情報に基づいて、
撮影時の色を自動的に変化させる色制御手段を備えたカメラであって、
前記色制御手段により制御された色情報に対して、所定の補正量を設定する補正量設定手段と、
前記色制御手段により制御された色情報に対して所定の補正量を設定する補正量設定手段及び前記色制御手段により制御された色情報に対してセピア又はモノトーンのピクチャエフェクトを設定するピクチャエフェクト設定手段と、
所定の撮影回数を設定する撮影回数設定手段と、
前記色制御手段により制御された色情報と前記補正量及び前記ピクチャエフェクトとから、所定撮影回数における撮影毎の画像の色及び画像のピクチャエフェクトを変化させて撮影する撮影制御手段と、を備えたこと
を特徴とするカメラ。 - 上記カメラの感度情報は、少なくとも、深度情報を含むこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮影回数設定手段は、予め任意の回数に設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮影回数設定手段は、マニュアルで設定するようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮影回数/補正量/ピクチャエフェクトは、適宜表示できるようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮影制御手段は、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを設定するようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮像制御手段は、最初の撮影時における色を所定の基準値にし、次回以降の撮影時には、該基準値にした色情報に対して所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトを微小変化させながら撮影するようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、前記被写体の色情報及び前記カメラの感度情報に基づいて設定すること
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記所定の補正量及び/又はピクチャエフェクトは、マニュアルで設定できるようにしたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。 - 上記撮影制御手段は、撮影できない状態の時や撮影した画像を記録することができない時に報知する手段を備えたこと
を特徴とする請求項19に記載のカメラ。
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