JP2005062469A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 手ブレやピント抜けなどのない画像を確実に撮影することができるデジタルカメラを提供する。
【解決手段】 デジタルカメラ2のAF検出回路51は、CCD36から出力された画像データの合焦状態を表す第1のフォーカス評価値f1 を算出するとともに、画像処理後の画像データをSDRAM44から読み出して、この画像データの合焦状態を表す第2のフォーカス評価値f2 を算出する。CPU33は、EEPROM49に格納されたf1 とf3 との相関関係を表す相関情報に基づいて、f2 に対応したf1 を、第3のフォーカス評価値f3 として導出し、f1 から導出したf3 を減算して、これらの差分を算出し、この差分と規定値fr とを比較することにより、SDRAM44から読み出した画像データの合焦状態を判定する。スピーカー15は、合焦状態でないと判定された場合に警告を発する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、手ブレやピント抜けなどによる撮影の失敗を防止するデジタルカメラに関する。
CCDイメージセンサ(CCD)などの固体撮像素子で撮像した被写体画像をデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードなどの記録媒体に保存するデジタルカメラが普及している。
上記のようなデジタルカメラでは、手ブレやピント抜けなどによる撮影の失敗を防止する様々な工夫がなされている。例えば、手ブレ軽減撮影モードにおいて、設定されたシャッタ秒時が手ブレシャッタ秒時以下である場合に、規定値までAGCアンプの利得を増加させるデジタルカメラ(特許文献1参照)や、電子的にコマ画像間の像のブレを補正する第1の手ブレ補正手段と、光学的もしくは機械的に動画撮影モードや連写撮影モードにおける露光中の像のブレを補正する第2の手ブレ補正手段とを備えた撮像装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−215432号公報 特開2002−27312号公報
ところで、デジタルカメラには、いわゆるスルー画像や撮影した画像を表示する液晶表示器(LCD)が搭載されているが、最近のデジタルカメラの小型・軽量化に伴って、搭載されるLCDも小型になり、手ブレやピント抜けなどの画質劣化を確認することが困難になっている。このため、撮影した画像をパーソナルコンピュータに取り込んでプリントアウトしてみて、はじめて撮影が失敗であったことが分かるという不都合が生じていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、手ブレやピント抜けなどのない画像を確実に撮影することができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体を撮像してデジタル化した画像データを出力する撮像手段と、シャッタレリーズに応答して前記撮像手段からの画像データを取り込み、この画像データに画像処理を施して、記録用の画像データを出力する画像処理手段と、この画像処理手段から得られる画像データを格納する画像データメモリとを備えたデジタルカメラにおいて、前記撮像手段から出力される画像データ、および前記画像データメモリから読み出された画像データの合焦状態を表す第1、および第2のフォーカス評価値を算出するフォーカス評価値算出手段と、このフォーカス評価値算出手段で算出された第1、および第2のフォーカス評価値を比較し、第2のフォーカス評価値が第1のフォーカス評価値に対して適正な範囲であるか否かを判定する合焦状態判定手段と、この合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合に警告を発する警告手段とを設けたことを特徴とする。
なお、同一の被写体をテスト撮像して得た第1、および第2のフォーカス評価値の相関を表す相関情報を記憶した相関情報メモリを備え、前記合焦状態判定手段は、前記相関情報に基づいて前記比較を行うことが好ましい。
また、画像を表示する画像表示手段と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合に、前記第1のフォーカス評価値を算出した画像のエリアを拡大、または他のエリアと区別して前記画像表示手段の表示画面に表示する表示制御手段とを備えることが好ましい。また、前記被写体にストロボ光を照射するストロボ装置と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定され、且つシャッタ速度が手ブレの発生する限界値を下回る場合、前記再撮影時に前記ストロボ装置を作動させるストロボ制御手段とを備えることが好ましい。ここで、前記警告手段は、前記再撮影時にストロボ撮影を行う場合、その旨を報知することが好ましい。
なお、前記撮像手段は、前記再撮影時に、絞り値、シャッタ速度、撮影感度のうち少なくともいずれか1つを変化させ、露出量を上げてもよい。また、前記警告手段は、前記差分の大小に応じて出力を変化させてもよい。
さらに、前記画像データメモリから出力され、圧縮処理が施された画像データを記録する記録手段と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合、前記記録手段に画像データを記録するか否かを選択可能な選択手段とを設けることが好ましい。また、前記合焦状態判定手段に前記第2のフォーカス評価値を導出させるための操作手段を設けることが好ましい。
本発明のデジタルカメラによれば、撮像手段から出力される画像データ、および画像データメモリから読み出された画像データの合焦状態を表す第1、および第2のフォーカス評価値を算出するフォーカス評価値算出手段と、このフォーカス評価値算出手段で算出された第1、および第2のフォーカス評価値を比較し、第2のフォーカス評価値が第1のフォーカス評価値に対して適正な範囲であるか否かを判定する合焦状態判定手段と、この合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が適正な範囲から外れていると判定された場合に警告を発する警告手段とを設けたので、撮影終了後、直ちに撮影が失敗であったかどうかが分かり、手ブレやピント抜けなどのない画像を確実に撮影することができる。
図1および図2において、デジタルカメラ2には、撮像レンズ10が組み込まれたレンズ鏡胴11、光学ファインダを構成するファインダ対物窓12とファインダ接眼窓13、ストロボ発光部14、およびスピーカー15が設けられている。側面および上面には、グリップ部16、モードダイヤル17、およびレリーズボタン18が設けられ、他方の側面には、メモリカード19が着脱自在に装填されるメモリカードスロット20が設けられている。
デジタルカメラ2の背面には、液晶表示器(LCD)21と、操作部22とが設けられている。LCD21は、撮影した画像や、いわゆるスルー画像を表示する。操作部22は、電源のオン/オフ切替えを行う電源ボタン23、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、テレ側に変倍するズーム操作ボタン24、LCD21に表示されるメニュー画面内でカーソルを移動させるカーソル操作板25などからなる。
レリーズボタン18は、2段階押しのスイッチとなっており、LCD21または光学ファインダによるフレーミングの後にレリーズボタン18を軽く押圧(半押し)すると、自動露出調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が施される。レリーズボタン18をもう1度強く押圧(全押し)すると、撮影準備処理が施された1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、メモリカード19やSDRAM44(図3参照)などの記録媒体に保存される。
デジタルカメラ2では、静止画撮影を行う静止画撮影モード、撮影した画像をLCD21に表示する再生モード、および各種設定を行うセットアップモードが選択可能となっている。これらのモードの切り替えは、モードダイヤル17を回動操作させることで行われる。
デジタルカメラ2の電気的構成を示す図3において、撮像レンズ10には、レンズモータ30が接続されている。また、絞り31には、アイリスモータ32が接続されている。これらのモータ30、32はステッピングモータからなり、CPU33に接続されたモータドライバ34、35から送信される駆動パルスにより動作制御され、レリーズボタン18の半押しに伴う撮影準備処理を行う。
レンズモータ30は、ズーム操作ボタン24の操作に連動して、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、あるいはテレ側に移動させ、撮像レンズ10のズーミングを行う。また、被写体距離やズームレンズの変倍に応じて撮像レンズ10のフォーカスレンズを移動させ、撮影条件が最適となるように撮像レンズ10の焦点調整を行う。アイリスモータ32は、絞り31を動作させ、撮像レンズ10の露出調整を行う。
撮像レンズ10の背後には、撮像レンズ10を透過した被写体光が撮像されるCCD36が配置されている。CCD36には、CPU33によって制御されるタイミングジェネレータ(TG)37が接続され、このTG37から入力されるタイミング信号(クロックパルス)により、電子シャッタのシャッタ速度が決定される。
CCD36から出力された撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)38に入力され、CCD36の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS38から出力された画像データは、増幅器(AMP)39で増幅され、A/D変換器(A/D)40でデジタルデータに変換される。
画像入力コントローラ41は、バス42を介してCPU33に接続され、CPU33の制御命令に応じてCCD36、CDS38、AMP39、およびA/D変換器40を制御する。A/D変換器40から出力された画像データは、LCDドライバ43を介してLCD21に表示される。または、図示しない光学ファインダドライバを介して光学ファインダに表示される。
画像信号処理回路45は、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理などの各種画像処理を画像データに施し、この画像データをSDRAM44に格納する。YC変換処理回路46は、画像信号処理回路45で各種処理を施された画像データをSDRAM44から読み出し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換する。圧縮伸長処理回路47は、この変換された画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で画像圧縮を施す。圧縮された画像データは、メディアコントローラ48を経由してメモリカード19に記録される。
CPU33には、前述のスピーカー15、レリーズボタン18、操作部22の他に、EEPROM49が接続されている。EEPROM49には、各種制御用のプログラムや設定情報などが記録されている。CPU33は、これらの情報をEEPROM49から作業用メモリであるSDRAM44に読み出して、各種処理を実行する。
バス42には、露出量、すなわち電子シャッタのシャッタ速度、および絞り31の絞り値が撮影に適切か否かを検出するとともに、ホワイトバランスが撮影に適切か否かを検出するAE/AWB検出回路50と、撮像レンズ10の焦点調整が撮影に適切か否かを検出するAF検出回路51と、ストロボ装置52の動作を制御するストロボ制御回路53とが接続されている。
各検出回路50、51は、レリーズボタン18の半押し時に、バス42を介してCPU33に検出結果を逐次送信する。CPU33は、各検出回路50、51から送信される検出結果に基づいて、撮像レンズ10、絞り31、およびCCD36の動作を制御する。
ストロボ装置52の発光モードとしては、例えば被写体輝度が低いときに自動的にストロボ発光させる自動発光モード、被写体輝度に関わらずストロボ発光させる強制発光モード、ストロボ発光を禁止した発光禁止モードなどが選択可能となっている。
AF検出回路51は、CCD36から出力され、A/D変換器40でデジタル化された画像データの合焦状態を表す第1のフォーカス評価値f1 を算出するとともに、画像信号処理回路45で画像処理された画像データをSDRAM44から読み出して、この画像データの合焦状態を表す第2のフォーカス評価値f2 を算出し、SDRAM44に格納する。これらf1 、f2 は、画像の特定のエリア、例えば図4に示すように、画像の中央部分60の画像信号に対して、バンドパスフィルタなどで輪郭抽出処理を施し、これにより抽出した輪郭信号、および中央部分60の画像信号の輝度値を積算し、積算された輪郭信号をd、輝度値をvとして、次式により算出される。
f=d/v
ここで、fが大きいほど中央部分60の高周波成分が多く、中央部分60が合焦状態にあることを表している。なお、フォーカス評価値を輪郭信号と輝度値との比として算出するのは、被写体画像の明るさが急激に変化した場合に、フォーカス評価値が変動することを防ぐことを目的としている。また、蛍光灯のフリッカ現象など、周期的な明るさの変動による影響を抑制するために、輪郭信号、輝度値の数フレーム分の平均値を用いてフォーカス評価値を算出してもよい。レリーズボタン18の半押しに伴う撮影準備処理時には、f1 が最大値となるように、レンズモータ30を介して撮像レンズ10の動作が制御される。
EEPROM49には、f1 とf2 との相関関係を表す相関情報、例えば演算式やデータテーブルが格納されている。この相関情報は、デジタルカメラ2の出荷前に同一の被写体をテスト撮像することにより求められる。CPU33は、この相関情報に基づいて、AF検出回路51で算出されたf2 に対応したf1 を、第3のフォーカス評価値f3 として導出する。
CPU33は、AF検出回路51で算出されたf1 から、導出したf3 を減算して、これらの差分を算出し、この差分と規定値fr とを比較することにより、画像処理後の画像データの合焦状態を判定する。すなわち、f1 −f3 =0(f3 =f1 )、またはf1 −f3 <fr であれば合焦状態であると判定し、f1 −f3 >fr であれば合焦状態でないと判定する。
CPU33は、SDRAM44から読み出した画像データが合焦状態でないと判定した場合、スピーカー15を作動させる。スピーカー15は、この信号を受けて、使用者に対して被写体の再撮影を促す警告音を発する。なお、f1 とf3 との差分が大きいほど音量を上げるなどして、f1 とf3 との減算結果に応じてスピーカー15の出力を変化させてもよい。また、警告を報知する手段としては、スピーカー15に限らず、警告ランプや音声ガイド、バイブレータなどを用いることができる。
CPU33は、SDRAM44から読み出した画像データが合焦状態でないと判定した場合、LCDドライバ43を制御して、f1 を算出した画像のエリア(この場合は画像の中央部分60)を拡大してLCD21の表示画面に表示する。このようにすると、手ブレやピント抜けなどによる画質劣化の具合を視覚的に評価することができる。なお、f1 を算出した画像のエリアのみを赤色で表示するなど、他のエリアと区別して表示してもよい。
SDRAM44から読み出した画像データが合焦状態でないと判定し、且つシャッタ速度が手ブレの発生する限界値(例えば1/30秒)を下回る場合、CPU33は、再撮影時にストロボ装置52を作動させ、ストロボ撮影を行わせるようにストロボ制御回路53を制御する。また、このとき、CPU33は、スピーカー15を作動させてストロボ撮影を行う旨を使用者に報知させる。これにより、シャッタ速度を速くして再撮影を行うことができ、再撮影時に手ブレが発生する可能性を軽減させることができる。
次に、上記実施形態による作用について、図5および図6のフローチャートを参照して説明する。まず、電源ボタン23が操作されてデジタルカメラ2の電源が投入され、起動処理が行われた後、モードダイヤル17により静止画撮影モードが選択されると、撮像レンズ10、絞り31を介して入射した被写体光がCCD36により光電変換され、CDS38でサンプリングされる。
CDS38から出力された画像データは、AMP39で増幅され、A/D変換器40でデジタルデータに変換される。デジタル変換された画像データは、画像入力コントローラ41を介してSDRAM44に順次格納され、LCD21にスルー画像として表示される。この状態でレリーズボタン18が半押しされると、AE/AWB検出回路50、AF検出回路51により、撮影準備処理が施される。
AE、AWB処理後、レンズスモータ30を介して撮像レンズ10のフォーカスレンズが移動され、AF検出回路51で画像の中央部分60のf1 を算出しながら合焦位置の探索が行われる。f1 が最大値となる位置にフォーカスレンズが移動されて合焦状態となると、このf1 がSDRAM44に格納される。ここで、レリーズボタン18の半押しが解除された場合は、SDRAM44に格納されたf1 はクリアされ、LCD21の表示がスルー画像に戻される。
レリーズボタン18の全押しにより撮影が実行されると、そのときSDRAM44に格納されている画像データに対して、画像信号処理回路45により各種画像処理が施され、SDRAM44に格納される。
画像処理後の画像データがSDRAM44からAF検出回路51に読み出され、AF検出回路51で画像処理後の画像の中央部分60のf2 が算出され、SDRAM44に格納される。そして、EEPROM49に格納されたf1 とf2 との対応関係を示す情報を元に、AF検出回路51で算出されたf2 に対応したf1 が、f3 として導出される。
CPU33により、AF検出回路51で算出されたf1 から、導出したf3 が減算され、これらの差分が算出される。この差分と規定値fr とが比較され、SDRAM44から読み出された画像データの合焦状態が判定される。
1 −f3 =0(f3 =f1 )、またはf1 −f3 <fr であった場合は、CPU33にて合焦状態であると判定される。この場合、SDRAM44から読み出された画像データは、YC変換処理回路46により輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換され、圧縮伸長処理回路47で圧縮処理が施された後、メディアコントローラ48を経由してメモリカード19に記録される。
一方、f1 −f3 >fr であった場合は、CPU33にて合焦状態でないと判定される。この場合、図5に示すように、シャッタ速度が手ブレの発生する限界値を上回る値であったときは、スピーカー15が作動され、使用者に対して被写体の再撮影を促す警告音が発せられる。シャッタ速度が限界値を下回る値であったときは、スピーカー15によりストロボ撮影を行う旨が報知される。
スピーカー15による警告報知後、LCDドライバ43により、f1 を算出した画像のエリア(この場合は画像の中央部分)が拡大され、LCD21の表示画面に表示される。この拡大表示が所定時間表示された後、LCD21の表示がスルー画像に戻され、使用者は再撮影を行う。このような構成であると、手ブレやピント抜けなどのない画質の良好な画像を確実に撮影することができる。
上記実施形態では、シャッタ速度が手ブレの発生する限界値を下回る場合、再撮影時にストロボ撮影を行い、再撮影が失敗となる可能性を軽減させているが、同様の目的で、再撮影時に絞りを開ける、シャッタ速度を速くする、CCD36の撮影感度を高く設定するなど、露出量を上げて再撮影を行うようにしてもよい。
なお、CPU33により合焦状態でないと判定された場合に、メモリカード19に画像データを記録するか否かを選択可能な選択スイッチや、AF検出回路51にf2 を算出させるための操作スイッチを設け、使用者の意志に応じて処理を行わせるようにしてもよい。
本発明を適用したデジタルカメラの正面概観斜視図である。 デジタルカメラの背面概観斜視図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 フォーカス評価値を算出する画像のエリアを示す図である。 デジタルカメラの撮影処理手順を示すフローチャートである。 デジタルカメラの撮影処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ
10 撮像レンズ
15 スピーカー
18 レリーズボタン
19 メモリカード
21 液晶表示器(LCD)
22 操作部
31 絞り
33 CPU
36 CCD
41 画像入力コントローラ
44 SDRAM
45 画像信号処理回路
49 EEPROM
50 AE/AWB検出回路
51 AF検出回路
52 ストロボ装置

Claims (9)

  1. 被写体を撮像してデジタル化した画像データを出力する撮像手段と、シャッタレリーズに応答して前記撮像手段からの画像データを取り込み、この画像データに画像処理を施して、記録用の画像データを出力する画像処理手段と、この画像処理手段から得られる画像データを格納する画像データメモリとを備えたデジタルカメラにおいて、
    前記撮像手段から出力される画像データ、および前記画像データメモリから読み出された画像データの合焦状態を表す第1、および第2のフォーカス評価値を算出するフォーカス評価値算出手段と、
    このフォーカス評価値算出手段で算出された第1、および第2のフォーカス評価値を比較し、第2のフォーカス評価値が第1のフォーカス評価値に対して適正な範囲であるか否かを判定する合焦状態判定手段と、
    この合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合に警告を発する警告手段とを設けたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 同一の被写体をテスト撮像して得た第1、および第2のフォーカス評価値の相関を表す相関情報を記憶した相関情報メモリを備え、前記合焦状態判定手段は、前記相関情報に基づいて前記比較を行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 画像を表示する画像表示手段と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合に、前記第1のフォーカス評価値を算出した画像のエリアを拡大、または他のエリアと区別して前記画像表示手段の表示画面に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記被写体にストロボ光を照射するストロボ装置と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定され、且つシャッタ速度が手ブレの発生する限界値を下回る場合、前記再撮影時に前記ストロボ装置を作動させるストロボ制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  5. 前記警告手段は、前記再撮影時にストロボ撮影を行う場合、その旨を報知することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  6. 前記撮像手段は、前記再撮影時に、絞り値、シャッタ速度、撮影感度のうち少なくともいずれか1つを変化させ、露出量を上げることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  7. 前記警告手段は、前記差分の大小に応じて出力を変化させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  8. 前記画像データメモリから出力され、圧縮処理が施された画像データを記録する記録手段と、前記合焦状態判定手段により第2のフォーカス評価値が前記適正な範囲から外れていると判定された場合、前記記録手段に画像データを記録するか否かを選択可能な選択手段とを設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  9. 前記合焦状態判定手段に前記第2のフォーカス評価値を導出させるための操作手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のデジタルカメラ。
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