JP4940336B2 - 映像再生装置および映像再生方法 - Google Patents

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Description

この発明は、放送事業者や配信事業者から提供される空間波や光ファイバ等を通じて、あるいはさまざまな記録媒体を介して、もしくはネットワークや無線LANを通じて供給される動画や画像データを再生することのできる映像再生装置および映像再生方法に関する。
デジタルTVに代表されるデジタル映像や音声を再生できる映像再生機器において再生対象となる映像ファイルや音声ファイルは、さまざまな規格においてファイル化され、それに応じて、さまざまなディレクトリー構造を持つ。また、各ファイルを収容している記録媒体や各ファイルを転送する転送方式も多岐に亘っている。
映像ファイルや音声ファイルは、例えば大容量記憶装置であるハードディスク(Hard Disk Drive)機器に収容されるが、ハードディスク機器は、再生機器本体に内蔵されるものに加え、専用端子もしくはネットワークやUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(I−Link)等を介した有線による接続、無線LANやブルートゥース(Blue Tooth,登録商標)等により無線で接続されるものも広く利用されている。また、映像ファイルや音声ファイルを保持する記録媒体(記録機器)としては、SDカード(メモリーカード)等に代表される半導体メモリーや、光ディスク等に加え、HDDを内蔵したビデオカメラ装置等がある。
上述の記録媒体(記録機器)においては、通常、記録機器独自、もしくは各種規格で決められたディレクトリー構造を伴って、映像ファイルや音声ファイルが記録される。
このため、例えばSDカードを介して供給される映像ファイルや音声ファイルを再生しようとした場合、再生機器において、SDカードが接続された階層(ディレクトリー)をサーチしたのち、再生に必要なアプリケーションを起動する必要がある。
特許文献1には、メーカーや機種で異なるコンテンツ管理ファイルの構造や管理形式によらず、リストを生成してコンテンツを再生することが開示されている。
特開2008−21349号公報
特許文献1に開示されたコンテンツを再生する方法においては、予め決められた再生機器に独自の識別子をコンテンツ毎に割り当てることにより、メーカーや機種で異なるコンテンツ管理形式に拘わりなくコンテンツを再生できる、との記載がある。
しかしながら、過去に再生した実績のあるファイル形式や特定の機種から供給される映像ファイルや音声ファイルについても、毎回、再生機器に独自の識別子をコンテンツ毎に割り当てることが必要である。
この発明の目的は、特定の機種から供給される映像ファイルや音声ファイル、あるいは過去に再生した実績のあるファイル形式の映像または音声を再生する際に、映像ファイルや音声ファイルを保持した記録媒体あるいは記録機器までの階層をユーザーに意識させることなく、再生可能な映像再生装置および映像再生方法を提供することである。
実施形態において、映像再生方法は、入力情報の階層構造ファイル名を取得し、取得した階層構造ファイル名及びそれに付属する識別子が、記憶部に記憶されているフォルダ構造、かつ目的のファイルに特有の識別子であるかに基づいて、過去に再生したことがあるフォーマットであることを検出し、検出したフォーマットのファイルのみを表示する個別リストを生成する。
本発明の実施の形態の1つを用いることで、複雑なディレクトリー構造を理解することなく、再生対象である目的のファイルを、容易に再生できる(直ぐに目的のファイルが保持されているフォルダーに到達できる)。
また、事前に再生機器として登録されていない機器により記録されたデータ(ファイル)についても、簡単な再生手続きにより、ファイルを再生することができる。
すなわち、本発明の実施形態の1つを用いることで、製造元(メーカー)毎に異なることの多い、それぞれの機器で決められたディレクトリー構造でファイルされたさまざまなデジタルカメラやムービー(ビデオカメラ)等で記録されたファイルを、複雑なディレクトリー(フォルダー)構造をユーザーに意識させること無く容易に再生することができ、従って、ユーザーの操作性や利便性が大幅に向上する。
この発明の実施形態が適用される映像再生装置の一例を示す概略ブロック図。 図1により概略を説明した映像再生装置を用いて、外部装置において記録されたデータ(映像ファイルや音声ファイル)を再生する方法の一例を説明する概略図。 図2により概略を説明した外部装置において記録されたデータ(映像ファイルや音声ファイル)を再生するためのフォルダー構造を検出できる要素を抜き出して説明する概略図。 図2により概略を説明したフォルダー構造の検出と、個別リストの表示について、より詳細に説明するフローチャート。 記録方式に起因して分割されたファイルを1つのファイルとして表示する例を示す概略図。 ショートカット機器一覧へ機種(モデル)名を追加する手順の一例を示す概略図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態が適用可能な映像再生装置の一例を示す。なお、以下に説明する映像再生装置は、例えば映像表示装置(モニタ装置)が一体に設けられているテレビ受信機であってもよいし、映像表示を出力可能な記録再生装置(レコーダ装置)であってもよい。
図1は、この発明の実施の形態が適用可能な映像再生装置(テレビ受信装置)を概略的に説明するブロック図である。
テレビ受信装置11は、例えば液晶表示パネル等に代表されるディスプレイ装置が表示可能に、映像信号を出力する映像表示器13、例えばスピーカー等に代表される音声再生装置が再生可能に、音声出力(オーディオ)を出力する音声再生部15、ユーザーによる制御指示(制御入力)信号を受け入れる操作部17、ユーザーからのリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)による操作情報(制御入力)信号を受けつけるリモコン受信部19、及び取り出し可能な記録媒体を介して外部から映像ファイルや音声ファイルを受け入れるとともにユーザーの要求に応じて映像ファイルや音声ファイルを記録媒体に出力するデータ入出力部71を、有する。
上述したテレビ受信装置11は、上記各ユニットの動作や表示もしくはオーディオ(音声)出力を、制御部(制御ブロック,メインボードと呼ばれることもある)60により、統括的に制御されている。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)61に代表される主制御用IC(LSI)を内蔵し、操作部17からの操作情報(入力)、またはリモコンから送出された操作情報を受信部19により受信した(リモコン入力)制御信号に対応する操作内容が反映されるように、各部をそれぞれ制御している。
制御部60はまた、例えばCPU61が実行する制御プログラムを保持したROM(Read Only Memory)62、CPU61に作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)63、及び各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリー(Non Volatility Memory)64を、含む。
制御部60はまた、日時を保持する時計部(タイマコントローラ)80を含み、時刻管理や、ユーザーからの入力により設定される録画予約が設定可能である。
以下、テレビ受信装置11の主要な信号処理系について説明する。
BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ42で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子43を介して衛星デジタル放送用のチューナ44に供給される。
チューナ44は、制御部60からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器45に出力する。
PSK復調器45は、制御部60からの制御信号に基づき、チューナ44で選局された放送信号を復調して、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(Transport Stream,TS)を得て、TS復号器46に出力する。
TS復号器46は、制御部60からの制御信号により、トランスポートストリーム多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号を信号処理部47に出力し、デジタル放送により送られている番組を取得するための各種データ(サービス情報),電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等を制御部60へ出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上デジタル放送用のチューナ50に供給される。
チューナ50は、制御部60からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51に出力する。
OFDM復調器51は、制御部60からの制御信号により、チューナ50で選局された放送信号を復調して、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器56に出力する。
TS復号器56は、制御部60の制御の下で、トランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号を信号処理部47に出力し、デジタル放送により送られている番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等)等を制御部60へ出力する。
地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上アナログ放送用のチューナ52に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。チューナ52で選局された放送信号は、アナログ復調器53によりアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部47に出力される。
信号処理部47は、PSK復調器45及びOFDM復調器51からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部54及び音声処理部55に出力している。
信号処理部47にはまた、複数(図示の場合は4つ)の入力端子40a,40b,40c,40dが接続されている。これら入力端子40a〜40dは、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、放送受信装置11の外部から入力可能とするものである。
信号処理部47は、アナログ復調器53及び各入力端子40a〜40dから、それぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、このデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部54及び音声処理部55に出力する。
グラフィック処理部54は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部57で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部54は、信号処理部47の出力映像信号と、OSD信号生成部57の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
なお、OSD信号生成部57により出力される出力OSD信号は、αブレンディングのパラメータが設定されることで、通常の映像表示上に、「半透明」状態で(通常の映像信号の一部を透過可能に)重ね合わせて出力させることもできる。
グラフィック処理部54はまた、放送信号が字幕信号を伴い、字幕が表示可能である場合は、制御部60からの制御信号および字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部54から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部58に供給される。映像処理部58は、映像表示器13の出力端21の接続されるディスプレイ装置(モニタ装置)により映像(動画/静止画)出力として再生可能に、グラフィック処理部54から供給されるデジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する。なお、出力端21が省略され、映像表示器13に、直接モニタ装置(ディスプレイ装置)が接続されてもよいことはいうまでもない。また、出力端21には、例えばDVD規格の光ディスクを記録媒体とするDVDレコーダ装置や、従来からのビデオテープを記録媒体とするビデオレコーダ装置が接続されてもよい。
音声処理部55は、音声再生部15の出力端23に接続されるスピーカーやヘッドホン装置により音声/オーディオ出力として再生可能に、信号処理部から供給されるデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換する。なお、出力端23が省略され、音声再生部15に、直接スピーカーが接続されてもよいことはいうまでもない。
データ入出力部71は、例えばSDカードに代表される半導体メモリー(メモリーカード)等が装着可能なカードリーダーライター/メモリースロット等であり、外部装置において記録されたデータ(映像ファイルや音声ファイル)を取得し、あるいはユーザーの要求に従い、映像ファイルや音声ファイルを記録媒体(SDカード)に転送することができる。なお、データ入出力部71は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート等に代表されるインタフェースであってもよいし、データ入出力部71と接続されたUSBマスストレージであってもよい。また、データ入出力部71は、例えばブルートゥース(Blue Tooth,登録商標)等に代表される無線通信機器であってもよい。
次に、図2を用い、図1により概略を説明した映像再生装置を用いて、外部装置において記録されたデータ(映像ファイルや音声ファイル)を再生する方法の一例を説明する。
データ入出力部71に、SDカード(記憶媒体)が挿入されると、第1に、SDカードに記憶されているデータすなわち映像ファイルと音声ファイルが、どのような階層で記録されているか、が解析される[1]。
フォルダー構造(階層)が検出されると、階層構造に関し、「知っている(過去に再生したことのある)フォーマット」か否かがチェックされる[2]。
検出された階層構造が、「知っている(過去に再生したことのある)フォーマット」である場合([2]−YES)、(挿入された)SDカード(記憶媒体)に保持されているデータについて、目的のファイル(ファイル名)のみを表示させることのできる『個別リスト』が表示される。すなわち、コンテンツ(映像ファイル/音声ファイル)名が個別にリストされる)[3]。
なお、検出されたフォルダー構造(階層構造)が、過去に再生したことの無いフォーマットである場合([2]−NO)、外部装置において記録されたファイル構造がそのまま表示される[4]。
この場合、表示された(取得できた)フォルダー構造について、ルートディレクトリーから、順次、ユーザーに目的のファイルをサーチ(検索)させることになる。すなわち、目的とする(再生しようとする)ファイルを、ユーザーには、自身で探し出すことが求められる。
一方で、デジタルカメラやムービー(ビデオカメラ)等で記録されたファイルは、それぞれの機器で決められたディレクトリー構造でファイルが管理されており、途中で、複数のディレクトリーに分岐する等の特別なフォルダー構造が与えられている等のケースもあり、ユーザーが目的のファイルにたどりつくことは、必ずしも容易ではない。
図3は、図2により概略を説明したフォルダー構造の検出と、検出結果に基づいて、個別リストを表示する要素の一例を示す。
制御部60は、既に説明したCPU61に加え、外部媒体またはネットワーク上の他の機器から供給されるコンテンツ(映像/音声)について階層<<フォルダー>>構造を取得する階層構造取得部65と、階層構造取得部において取得した階層のうちの下位の階層に目的のファイルが存在するか否かを検出するファイル検出部66と、階層構造取得部において取得した階層のうちの下位の階層に格納されている目的のファイルに、そのファイルに特有の特徴があるか否かを検出する特徴部検出部67と、図6を用いて後段に説明するが、特徴部検出部67により検出された特徴部を保持する特徴部記憶部68を、さらに含む。
図4は、図2により概略を説明したフォルダー構造の検出と、個別リストの表示について、より詳細に説明するフローである。
データ入出力部71に装着されたSDカード(記憶媒体)に少なくとも1つの階層(フォルダー)が含まれるか否かが、「ルートディレクトリーの検出」によりチェックされる[11]。
「ルートディレクトリー」が検出された場合、第1に「DCF(Design rule for Camera File system)またはExif(Exchangeable image file format)」に基づいて規定された上位フォルダーがあるか否かがチェックされる[12]。
DCF(またはExif)に基づいて規定されたフォルダー構造が検出された場合、DCF(またはExif)フォルダーが含まれているか否かがチェックされる[13]。
DCF(またはExif)フォルダーが含まれていることが検出された場合、そのフォルダー名に、付属する「メーカー名」/「機種(モデル)名」/「(予め映像再生装置で再生可能であることが確定していることを示す)特定の情報」である識別子あるいは拡張子があるか否かがチェックされる[14]。なお、拡張子を含めて識別子と呼ぶことも可能である。
DCFフォルダー名に、付属する「メーカー名」/「機種名」/「(予め映像再生装置で再生可能であることが確定していることを示す)特定の情報」である識別子あるいは拡張子があることが検出された場合、続いて、さらに下位の階層構造、例えば『DCF/メーカー/機種/〜〜〜』として付与されているファイル形式、例えば『/MOVIE』や『/JPG.』等である特定のファイル名があるか否かがチェックされる[15]。
このようにして、データ入出力部71にセットされたSDカード内に、例えば『DCF/ABC(メーカー名)/1111(機種名)/JPG.』等に代表される特定の情報、すなわち識別子あるいは拡張子に基づいて表示されたファイル名が検出された場合、『過去に再生したことのある』、あるいは『予め映像再生装置で再生可能であることが確定している』ファイルが含まれている(ファイルが存在する)と判断され、『個別リスト』が表示される[16]。
なお、[13]から[15]のいずれかの工程において、フォルダー名やファイル名が検出できない場合には、表示された(取得できた)フォルダー構造について、ルートディレクトリーから順次表示し、ユーザーに目的のファイルをサーチ(検索)させることになる(通常のディレクトリーの表示)[17]。
一方、DCF(またはExif)に基づいて規定されたフォルダー構造が検出されない(検出できなかった)場合([12]−NO)であっても、例えば「インデックスファイル(.Index/_ID)」や「インフォメーションファイル(_IFO)」等である識別子あるいは拡張子を利用してファイルを特定することが可能である。例えば、広く普及しているファイルフォーマット規格であるDVDフォーマットの上位フォルダーの有無や、特定機器に特有の規格(フォーマット)を示す識別子あるいは拡張子の上位フォルダーの有無をチェックすることも可能である[21],[22]。
例えばDVDフォーマットの上位フォルダーが含まれていることが検知できた場合([21]−YES)には、DVDフォーマットに従い、ファイルに付属するチャプタ情報や再生範囲情報、もしくはサムネイル(Thumbnail)画像の付属等を示す識別子あるいは拡張子を検出することで、その識別子あるいは拡張子に基づいて、ファイルの規格を特定することができる。より詳細には、例えばDVD規格のDVD−VRモードで記録されている映像の場合には、「インフォメーションファイル(._IFO)」のうちの管理ファイルの一つである『Video Recording Manager −ID(DVDVR_MGI)』を参照することにより、コンテンツ(映像/音声)を記録した記録機種名を特定できる[31]。
なお、[21],[22]において、DVDフォーマットの上位フォルダーも特定機器に特有の規格(フォーマット)の上位ファイルも見つからない場合であっても、『過去に再生したことのある』、あるいは『予め映像再生装置で再生可能であることが確定している』ファイルが含まれている(ファイルが存在する)と判断できた場合、すなわち『知っているフォーマット』を見つけることができた場合([23]−YES)には、『個別リスト』が表示される[16]。
なお、図2及び図4においては、外部媒体として、データ入出力部71にセットされたSDカード(メモリーカード)を例に説明したが、例えばDLNA(Digital Living Network Alliance,登録商標)規格等に準拠したネットワークコントローラ90や、図示しないがBluetooth(登録商標)により、データの受け渡しが可能な他のレコーダ装置の記録媒体(HDD)等に記録されているコンテンツ(映像ファイル/音声ファイル)についても、同様に、『個別リスト』を表示することができる。
また、『個別リスト』すなわち、目的のファイルが検出された階層より上位の階層を非表示として、目的のファイルを一覧可能なリストは、上述した制御部60、CPU61、階層構造取得部65及びファイル検出部66による検出結果を、例えば、信号処理部47から供給される映像信号に重畳して表示可能に、OSD信号生成部57とグラフィック処理部54とにより適切に処理することにより、得られる(表示される)。
このように、外部機器(記録媒体)やネットワーク上に接続されている機器の記憶装置に記録されているコンテンツについて、『過去に再生したことのある』、あるいは『予め映像再生装置で再生可能であることが確定している』ファイルを再生するためのフォーマットやファイル形式を検索して『個別リスト』を生成し、表示することで、デジタルカメラやムービー(ビデオカメラ)等で記録されたさまざまなファイルを、ユーザーに煩雑な操作を求めることなく、容易に再生可能となる。
なお、上述した『個別リスト』は、「インフォメーションファイル(._IFO)」を解析したあとで生成することにより、((._IFO)ファイル内には、不連続点を1つに見せるための情報が記載されているため)1つのファイルとして表示することができる。例えばDVDレコーダ装置等において用いられるMPEG(Moving Picture Experts Group)−2規格の圧縮方式やOS(Operating system)におけるFAT32(File Allocation Table,FATであって32ビットFATであることを示す)に起因するファイルあたりの最大サイズ(4GB)であり、図5(a)に示すように、例えばMPEG−2を標準的なレートで記録した場合に6時間程度、上位のレートで記録した場合に3時間程度で区切られた2以上のファイルについても、図5(b)に示すように、(区切られたファイルであることを意識させない)1つのファイルとして表示することができる。
また、図4を用いて説明した『個別リスト(目的のファイルのみを表示)』の生成方法により特定された機種(モデル)名は、ユーザーが設定することで(ユーザーの設定により)、制御部60の不揮発性メモリー(NVM)64等に保持されているショートカット機器(2回目以降に接続された場合には、直接ファイルを再生可能であって、通常は機器を接続(セット)した時点で、機種名、もしくは「デジタルカメラ」等に代表される機器のグループ名が表示される)一覧に追加することもできる。
なお、ショートカット機器一覧へ機種(モデル)名を追加する場合、例えば図6(a)に示すように、総ての機器について通常のディレクトリー(フォルダー)構造を取得し、図6(b)に示すように、機器のグループ毎の上位ディレクトリー構造から、登録したいファイル(目的のファイル)が格納されているディレクトリー(フォルダー)まで、下位フォルダーに順にアクセスし、図6(c)に示すように、登録したいファイル(目的のファイル)が見つかった(到達した)時点で、その(ファイルを保持した)フォルダー構造をショートカットリストに登録(追加)すればよい。この場合、登録されるフォルダー名は、目的のファイルを保持したフォルダー名が自動的に設定されるが、ユーザーが任意に設定(書き換え)できる。
また、ショートカット機器一覧へ機種(モデル)名を追加する場合、図6(a)に示したように、総ての機器について通常のディレクトリー(フォルダー)構造を取得し、機器のグループ毎の上位ディレクトリー構造から、登録したいファイル(目的のファイル)が格納されているディレクトリー(フォルダー)まで、下位フォルダーに順にアクセスして登録したいファイルを選択したのち、そのファイルのインデックス情報ファイル(._IFO)やインデックス情報ファイル内に記録されているメーカー名や機種名を取得して、任意のフォルダー名を与えて、ショートカットリストに登録することもできる。
なお、上述した『ショートカットリストへの登録』により、同リストに登録された機器や外部媒体により記録されたコンテンツ(映像/音声(オーディオ))が記憶されている記録媒体がセットされることで、あるいはネットワーク上に接続されることで、ユーザーが再生しようとしているファイルを、容易に再生することができる。この場合、同リストに登録された機器や外部媒体により記録されたコンテンツ(映像/音声(オーディオ))が記憶されている記録媒体がセットされたことが、例えばポップアップ表示により、映像表示器13に接続されているディスプレイ装置に表示される。
また、上述した『ショートカットリストへの登録』により、例えばユーザーが既に利用している機器と同一のメーカーが製造した別の機器やこれから販売される機器(事前に、再生機器として登録されていない機器)により記録されたファイルについても、従来のように、『通常のディレクトリー(フォルダー)構造を検索し、下位フォルダーにアクセスし、目的のファイルを再生する』という一連の手順が不要となり、類似したフォルダー名を見つけることができた時点で、容易にファイルを再生することが可能となる。
以上説明したように、本発明の実施の形態の1つを用いることで、複雑なディレクトリー構造を理解することなく、再生対象である目的のファイルを、容易に再生できる(直ぐに目的のファイルが保持されているフォルダーに到達できる)。
また、事前に再生機器として登録されていない機器により記録されたデータ(ファイル)についても、簡単な再生手続きにより、ファイルを再生することができる。
すなわち、本発明の実施形態の1つを用いることで、製造元(メーカー)毎に異なることの多い、それぞれの機器で決められたディレクトリー構造でファイルされたさまざまなデジタルカメラやムービー(ビデオカメラ)等で記録されたファイルを、複雑なディレクトリー(フォルダー)構造をユーザーに意識させること無く、容易に再生することができる。従って、ユーザーの操作性や利便性が大幅に向上する。
なお、本発明の内容はここに記述した形態だけに限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で、他にも様々な形態を取り得ることはいうまでもない。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて、もしくは一部を削除して実施されてもよく、その場合は、組み合わせもしくは削除に起因したさまざまな効果が得られる。
11…テレビ受信装置(映像再生装置)、13…映像表示部、21…出力端、47…信号処理部、54…グラフィック処理部、57…OSD信号生成部、58…映像処理部、60…制御部、61…CPU、65…階層構造取得部、66…ファイル検出部、67…特徴部検出部、68…特徴部記憶部、71…データ入出力部、90…ネットワークコントローラ。

Claims (8)

  1. 入力情報の階層構造ファイル名を取得し、
    取得した階層構造ファイル名及びそれに付属する識別子が、記憶部に記憶されているフォルダ構造、かつ目的のファイルに特有の識別子であるかに基づいて、過去に再生したことがあるフォーマットであることを検出し、
    検出したフォーマットのファイルのみを表示する個別リストを生成する
    映像再生方法。
  2. 新たに入力される入力情報が過去に再生したことがあるフォーマットである場合に、新たに入力される入力情報を直接再生することのできるショートカット機能を提供する請求項1の映像再生方法。
  3. 個別リストは、少なくともルートディレクトリーを検出した場合に生成する請求項1または2の映像再生方法。
  4. 入力情報の階層構造とファイル名に付属する識別子を取得する検出部と、
    前記検出部が検出した識別子が、記憶部が保持する過去に再生したことがあるフォーマットを示す場合、前記入情報の新たな入力時、前記フォーマットの入力情報を収容したフォルダを表示情報を生成する表示情報生成部と
    を具備する映像再生装置。
  5. 表示情報生成部が生成する前記表示情報を表示する表示装置をさらに具備する請求項4記載の映像再生装置。
  6. 記表情報生成部は、前記検出部が検出した前記入力情報の識別子に従い、事前に登録されている機器からの入力情報であると判断した場合、再生映像信号中に、登録されている機器名を表示するための信号を付加する請求項4または5の映像再生装置。
  7. 入力情報の階層構造とファイル名に付属する識別子を取得して入力情報を再生し、
    再生した入力情報の識別子が特定するフォルダを記憶し、
    記憶した識別子を含む新たな入力情報画像入力時、記憶した識別子が特定するフォルダを表示可能に、表示情報を生成する映像再生方法。
  8. 新たに入力される入力情報が過去に再生したことがあるフォーマットである場合に、新たに入力される入力情報を直接再生することのできるショートカット機能、を提供する制御部をさらに具備する請求項4または5記載の映像再生装置。
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