JP4939608B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数のデータ線およびこれに直交するように複数の走査線が配置されると共に、前記各データ線と各走査線の交差位置に例えば有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子による表示画素がそれぞれ配置されたパッシブ駆動型表示パネルを含む表示装置に関する。
携帯電話機や携帯型情報端末機(PDA)などの情報機器の普及によって、高精細な画像表示機能を有し、薄型かつ低消費電力化を実現することができる表示パネルの需要が増大しており、従来より液晶表示パネルがその要求を満たす表示パネルとして多くの製品に採用されてきた。
一方、昨今においては自発光型素子であるという特質を生かした有機EL素子が実用化され、これが従来の液晶表示パネルに代わる次世代の表示パネルとして注目されている。これは素子の発光層に、良好な発光特性を期待することができる有機化合物を使用することによって、実用に耐え得る高効率化および長寿命化が進んだことも背景にある。
前記した有機EL素子は、基本的にはガラス等の透明基板上に、例えばITOによる透明電極と発光機能層、およびアルミ合金などによる背面電極とが順次積層されることで構成されている。そして、前記発光機能層は有機化合物による単一の発光層、あるいは有機正孔輸送層と発光層による二層構造、または有機正孔輸送層と発光層および有機電子輸送層からなる三層構造、さらには前記透明電極と正孔輸送層との間に正孔注入層を、また前記金属電極と電子輸送層との間に電子注入層を挿入した多層構造になされる場合もある。
そして、一般的には前記透明電極を陽極端子とし、背面電極を陰極端子として駆動電流が供給される。この時に前記発光機能層において発生する光は、前記透明電極および透明基板を介して外部に導出される。
前記した有機EL素子は、電流・輝度特性が温度変化に対して安定しているのに対して、電圧・輝度特性が温度変化に対する依存性が高いこと、また、有機EL素子は過電流を受けた場合に劣化が激しく、発光寿命を短縮させるなどの理由により、一般的には定電流駆動がなされる。かかる有機EL素子を用いた表示パネルとして、素子をマトリクス状に配列したパッシブ駆動型表示パネルが、すでに一部において実用化されている。
図1は従来の前記したパッシブ駆動型表示パネルとこれを発光駆動するドライバICの接続構成例を示したものであり、図2は表示パネルの積層構成例を模式的に示したものである。なお、図1においては紙面の都合により表示パネルの中央部における大部分の画素の表示を省略した状態で示しており、また図2においては同じく紙面の都合によりデータ線A1〜A6、走査線K1〜K6に対応する部分を模式的に示している。
図1に示すようにパッシブ駆動型表示パネル1は、列方向に複数のデータ線A1〜Amが配置され、行方向に複数の走査線K1〜Knが配置されると共に、前記各データ線と各走査線の交差位置に表示画素として機能する前記有機EL素子(ダイオードのマークで示す。)が配置されている。
そして画素を構成する各有機EL素子は、その陽極端子が列方向に沿うデータ線A1〜Amにそれぞれ接続され、その陰極端子が行方向に沿う走査線K1〜Knにそれぞれ接続された構成にされる。すなわち、図2に示すようにデータ線と走査線との交差位置におけるデータ線と走査線との間に、前記した有機発光機能層を含む有機EL素子が形成されている。
前記した表示パネル1における各データ線A1〜Amのそれぞれは、図1に示すようにドライバIC2を構成するデータ線ドライバ3に接続され、各走査線K1〜Knは走査線ドライバ4Aおよび4Bに接続されてそれぞれ駆動される。なお、図1および図2に示した構成においては、K1〜Knで示す各走査線のうち奇数番の走査線が走査線ドライバ(A)4Aによって走査され、偶数番の走査線が走査線ドライバ(B)4Bによって走査されるように構成されている。
これにより、映像信号に基づいて各走査線を所定の周期で走査電位に設定しながら所望のデータ線に対して定電流が供給される。したがって、マトリクス状に配置された各有機EL素子からなる画素を走査ごとに選択的に発光させることができ、表示パネル上に前記映像信号に基づく画像を表示させることができる。
ところで図1および図2に示した従来の表示装置において、例えば列方向に128本、行方向に64本の解像度を持たせるドットマトリクス型表示パネルを例にした場合、モノクロ(単色)表示の場合においては、表1に示すようにデータ線は128本必要であり、走査線は64本必要となる。したがって、この表示パネルをドライブするドライバICには、128+64=192の端子数が必要となる。
また同様の条件における2色のサブピクセル(2色カラー)からなる表示パネルにおいては、表1に示すようにデータ線は128×2=256本必要であり、走査線は64本必要となる。したがって、この表示パネルをドライブするドライバICには、256+64=320の端子数が必要となる。
さらに同様の条件における3色のサブピクセル(例えばRGBフルカラー)からなる表示パネルにおいては、表1に示すようにデータ線は128×3=384本必要であり、走査線は64本必要となる。したがって、この表示パネルをドライブするドライバICには、384+64=448の端子数が必要となる。
Figure 0004939608
前記したようにドライバICには、パネルのデータ線と走査線に対して信号を供給するための多数の端子を配列するが必要があり、ドライバICにおいてはチップの全体面積に対する前記複数の端子が占める面積の割合が非常に大きい。すなわち、前記ICのチップサイズは現実的には内部回路に依存されるよりも、端子数に依存される場合が多い。したがって表示パネル1における画素数が多くなれば、ドライバICに備える端子数も多くなり、これに応じてチップサイズが大きくなり、結果的にICの価格が高騰する。
一方、前記したドライバICにおけるデータ線ドライバの出力回路は定電流源であり、隣接するデータ線間における定電流特性のバラツキが表示品位を左右するために、定電流特性のバラツキを一定の範囲内に抑える必要がある。このためにデータ線の端子数が多いほど、バラツキが一定範囲を超える定電流源の出現割合が増大し、これがドライバICの歩留まりを下げる大きな要因になっている。
したがって、前記した技術的な観点より、前記したドライバICにおいては、第1にデータ線ドライバにおける端子数をより少なくさせることが重要であり、第2にデータ線ドライバおよび走査線ドライバに具備される合計端子数を少なくさせることが望まれる。
ところで、前記したドライバICに具備される合計端子数を少なくさせることを主目的とするものではないものの、結果として走査線数を削減させることができるスタック構造と呼ばれる表示パネルとこれを駆動する駆動回路の構成が知られている。
図3および図4はその例を説明するものであり、図3は表示パネルとこれを発光駆動するドライバICの接続構成例を示し、図4は表示パネルの積層構成例を模式的に示したものである。なお、図3および図4においては、すでに説明した図1および図2の各部と同様の機能を果たす部分を同一符号で示している。
前記したスタック構造の表示パネル1によると、特に図4に示されたように2走査線分に対応した共通の走査電極(K1とK2、K3とK4、K5とK6、……)が形成されており、またデータ線A1〜A6は、前記した有機EL素子からなる各画素列の両側に対となって配列されている。すなわち、データ線A1とA2に着目した場合、データ線A1は図の上から奇数番目の画素に接続され、またデータ線A2は偶数番目の画素に接続されている。これは図4に示すように他のデータ線A3〜A6についても同様に構成されている。
そして、各データ線には図3に示すようにデータ線ドライバ3より定電流が供給され、2走査線分に対応した共通の走査線に対しては走査線ドライバ4A,4Bよりそれぞれ走査信号が供給される。
前記したスタック構造の表示パネルを用いた表示装置によると、1走査線に割り当て可能な走査時間を2倍にすることができるので、これに対応して例えば有機EL素子による各画素の瞬時の発光輝度を下げることができる。したがって各画素を構成する前記EL素子の寿命を延命させることができると共に、パネル全体の消費電力も低減させることが可能となる。
前記したスタック構造の表示パネルについては、例えば次に示す特許文献1および2などに開示されている。
特開2001−313182号公報 特開2003−043952号公報
前記したスタック構造の表示パネルを備えた表示装置によると、2走査線を共通にドライブするので結果として走査線ドライバ側の端子数を低減させることができる。しかしながら、スタック構造の表示パネルにおいてはデータ線ドライバにおける端子数を低減させることはできず、前記したように例えば3色のサブピクセル(例えばRGBフルカラー)からなる表示パネルをドライブする場合においては、その端子数ならびに定電流源の数も多大となる。したがって、定電流源の数の増加に伴いICの歩留まりの低下も甚だしくなるという問題が残されている。
したがって、この発明は前記したとおり、データ線ドライバにおける端子数をより少なくさせると共に、走査線ドライバにおける端子数を加えた合計端子数を少なくさせることができる表示パネルとドライバICからなる表示装置を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる表示装置の好ましい基本形態は、請求項1に記載のとおり、複数のデータ線と複数の走査線とが互いに直交するようにして基板上に配列されると共に、前記各データ線と各走査線の交差位置において、前記データ線と走査線とにそれぞれ接続された表示画素を備えた表示パネルと、前記データ線を介して前記各画素に選択的に表示信号を供給するデータ線ドライバと、前記各走査線に選択的に走査信号を与えることで走査を実行する走査線ドライバとを具備した表示装置であって、組となる2本のデータ線と単独のデータ線とが交互に配列されて、前記データ線ドライバより表示信号が供給されるように構成されると共に、前記組となる2本のデータ線に接続された2つの画素と単独のデータ線に接続された1つの画素は、互いに発光色が異なるように設定されて、1つのカラー表示画素が形成され、前記組となる2本のデータ線に接続された2つの画素のうちの1つの画素の発光駆動電流値が、他の2つの画素の発光駆動電流値よりも大であり、発光駆動電流値が大である前記画素は、他の2つの画素とは異なる走査線に接続されている点に特徴を有する。
従来のパッシブ駆動型表示パネルを利用した表示装置の回路構成図である。 図1に示す表示パネルの積層構成例を示した模式図である。 従来のスタック構造の表示パネルを利用した表示装置の回路構成図である。 図3に示すスタック構造の表示パネルにおける積層構成例を示した模式図である。 この発明にかかる表示装置の第1の実施の形態を示した回路構成図である。 図5に示す表示パネルの積層構成例を示した模式図である。 この発明にかかる表示装置の第2の実施の形態を示した回路構成図である。 同じく第3の実施の形態を示した回路構成図である。
符号の説明
1 表示パネル
2 ドライバIC
3 データ線ドライバ
4A,4B 走査線ドライバ
A1〜Am データ線(データ電極線)
K1〜Kn 走査線(走査電極線)
以下、この発明にかかる表示装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図5および図6はこの発明にかかる表示装置の第1の実施の形態を示したものであり、図5は表示パネルとこれを発光駆動するドライバICの接続構成例を示し、図6は表示パネルの積層構成例を模式的に示したものである。
そして、図5においては紙面の都合により表示パネルの中央部における大部分の画素の表示を省略した状態で示しており、また図6においては同じく紙面の都合によりデータ線A1〜A6、走査線K1〜K8に対応する部分を模式的に示している。なお、以下に説明するこの発明にかかる実施の形態においては、すでに説明した図1および図2に示した各部と同一または相当する部分を同一符号で示しており、したがって、その詳細な説明は適宜省略する。
この図5および図6に示す実施の形態においては、列方向に配置されたデータ線は、2本のデータ線を組としてドライバIC2を構成するデータ線ドライバ3より表示信号(定電流)が供給されるように構成されている。すなわち、表示パネル1においては図6に示すように、隣接する奇数と偶数番のデータ線(A1とA2、A3とA4、A5とA6、……)が組となって幅広のデータ電極線が構成(成膜)されている。
そして、組となる幅広のデータ電極線に対向するように行方向に配置された奇数と偶数番の走査電極線(K1とK2、K3とK4、K5とK6、……)との間に例えば有機化合物による画素が形成され、この画素は前記組となるデータ線の幅方向に互いに隣接した状態で形成されている。すなわち、図5および図6に示すように、前記組となるデータ線に接続された表示画素はそれぞれ異なる走査線に接続されている。
前記した構成によると、例えば走査線K1の走査時においては、組となるデータ線における一方の画素(図6において左側の画素)が発光可能な状態になされる。次に走査線K2の走査時においては、組となるデータ線における他方の画素(図6において右側の画素)が発光可能な状態になされる。以下同様に、奇数番の走査線の走査時においては、組となるデータ線における左側の画素が、偶数番の走査線の走査時においては、組となるデータ線における右側の画素が発光可能な状態になされる。
したがって、前記した走査線の走査に同期して図5に示すデータ線ドライバ3より、走査対象となる各画素に対して適宜表示信号(定電流)が供給されることで、当該画素は発光状態になされる。前記した走査線の走査ならびに走査に同期したデータ線ドライバからの定電流の供給の繰り返しにより、表示パネル1に配列された各EL素子による画素はあたかも連続発光しているようにして点灯制御される。
なお、図5および図6に示した実施の形態においては、K1〜Knで示す各走査線のうち奇数番の走査線が走査線ドライバ(A)4Aによって走査され、偶数番の走査線が走査線ドライバ(B)4Bによって走査されるように構成されている。
また、図5および図6に示す実施の形態においては、組となるデータ線に互いに隣接して配置された各素子は例えば、R(赤)とB(青)の発光色の組み合わせからなるサブピクセルで構成され、この一対のサブピクセルにより2色カラーの画素を構成させた例を示している。
次に図7はこの発明にかかる表示装置の第2の実施の形態を示したものであり、表示パネルとこれを発光駆動するドライバICの接続構成例を示したものである。なお、この図7においては図5に示した各部に相当する部分を同一符号で示している。そして、図7に示した第2の実施の形態におけるすでに説明した図5に示す例との差異は走査線の引き出し形態が異なる点にある。
すなわち、図5に示した第1の実施の形態においては、前記したとおりK1〜Knで示す各走査線のうち奇数番の走査線が走査線ドライバ(A)4Aによって走査され、偶数番の走査線が走査線ドライバ(B)4Bによって走査されるように構成されている。これに対して図7に示した第2の実施の形態においては、K1〜Knで示す各走査線のうち隣接する2本の走査線ごとに走査線ドライバ(A)および(B)側に引き出されるように構成されている。
なお、図7に示した実施の形態においても、組となるデータ線に互いに隣接して配置された各素子は例えば、R(赤)とB(青)の発光色の組み合わせからなるサブピクセルで構成され、この一対のサブピクセルにより2色カラーの画素が形成されている。
図8はこの発明にかかる表示装置の第3の実施の形態を示したものであり、同じく表示パネルとこれを発光駆動するドライバICの接続構成例を示したものである。なおこの図8においても図5に示した各部に相当する部分を同一符号で示している。
図8に示す実施の形態においては、符号A2およびA3、……Am−1およびAmで示すように2本のデータ線を組としてドライバIC2を構成するデータ線ドライバ3よりそれぞれ表示信号(定電流)が供給されるように構成されている。そして、前記組となるデータ線に接続された表示画素はそれぞれ異なる走査線に接続されている。すなわち、前記構成はすでに説明した図5〜図7に示した構成と同様である。
図8に示す実施の形態においては前記した構成に加え、組となる2本のデータ線の各間に、符号A1、Am−2で示した単独のデータ線が配置されており、組となる2本のデータ線に接続された2つの画素と単独のデータ線に接続された1つの画素とにより、1つのカラー表示画素が形成されている。
すなわち、図8に示したように、R(赤),B(青),G(緑)で示す3つのサブピクセルにより1つのカラー表示画素を形成している。そして、図8に示す実施の形態においては1つのカラー画素を構成するサブピクセルBとGの陽極端子が組となるデータ線に接続され、それぞれの陰極端子は異なる走査線に接続されている。またサブピクセルRの陽極端子は単独のデータ線に接続され、陰極端子はサブピクセルBと共通の走査線に接続されている。
換言すれば、1つのカラー表示画素を形成する3つのサブピクセルのうち、サブピクセルGについては、他の2つのサブピクセルとは別の走査線に接続された構成にされている。
これは、1つのカラー表示画素を構成する前記したR,B,Gのサブピクセルのうち、特にサブピクセルGにおいては、他の2色の発光素子に比較して発光駆動電流値が大であることによるものである。すなわち、発光駆動電流値が最も大きなサブピクセルGが接続された走査線と、他のサブピクセルR,Bとが接続された走査線とを分けることにより、走査線に流れる電流値をできるだけ均等にすることで、走査線の電圧降下による表示品位への影響を低減させることができる。
以下においては、以上説明したこの発明にかかる表示装置におけるドライバICにおけるデータ線ドライバおよび走査線ドライバにおいて必要な端子数について、従来の表示装置(図1および図2)と比較しながら説明することにする。
先ず、図5〜図7に示した表示装置によると、すでに説明した図1および図2に示した表示装置と同様に列方向に128本、行方向に64本の解像度を持たせるドットマトリクス型表示パネルを実現させようとした場合、モノクロ(単色)表示の場合においては、表2に示すように組となるデータ線は64本必要であり、走査線は128本必要となる。したがって、この表示パネルをドライブするドライバICには、64+128=192の端子数が必要となる。
すなわち、モノクロ表示の場合においては、ドライバICに必要な合計端子数は従来(表1)と同様になるものの、組となるデータ線の端子数は従来(表1)に比較して半減させることができ、これに応じてデータ線ドライバに搭載される定電流源の数も半減させることができる。
また同様の解像度の条件における2色のサブピクセル(2色カラー)からなる表示パネルにおいては、表2に示すように組となるデータ線および走査線共に128本必要となり、この場合においては、ドライバICに必要な合計端子数は従来(表1)に示された320端子に対して256端子で実現可能となる。しかもデータ線の端子数は従来に比較して半減させることができる。
さらに同様の解像度の条件における図8に示した3色のサブピクセル(RGBフルカラー)による表示装置によると、表2に示すように組となるデータ線と単独のデータ線を合わせて256本必要であり、走査線は128本必要となる。したがって、この表示パネルをドライブするドライバICには、256+128=384の端子数が必要となる。
これを従来例の表1と比較すると、ドライバICに必要な合計端子数は従来(表1)においては448端子が必要であるのに対して384端子で実現可能となる。このうち、データ線の端子数は従来(表1)においては384端子が必要であるのに対して256端子で実現可能となる。
Figure 0004939608
前記した表1および表2の比較から理解されるように、異なる発光色のサブピクセルを持たせたカラー表示パネルほど、データ線の数は多くなるものの、この発明にかかる表示装置によると、特にデータ線(データ線ドライバの端子数)を低減させることができる。またこれに走査線(走査線線ドライバの端子数)を加えたドライバICに必要な合計端子数も低減させることができる。
なお、以上の比較は、列方向に128本、行方向に64本の解像度を持たせるドットマトリクス型表示パネルを例にしているが、次に示す表3は列方向に256本、行方向に64本の解像度を持たせるモノクロ(単色)表示のドットマトリクス型表示パネルを例にした場合の比較結果を示している。
Figure 0004939608
前記した条件によると、従来の図1および図2に示す表示装置においては、表3に示したようにデータ線の端子数は256端子が必要であるのに対して、この発明にかかる表示装置においては128端子で実現可能となる。そして、ICの合計端子数で比較しても、従来においては表3に示したように合計端子数は320端子が必要であるのに対して、この発明にかかる表示装置においては256端子で実現可能となる。
したがって、データ線の数が多い表示パネルを備えた表示装置ほど、たとえモノクロ表示の場合であってもデータ線(データ線ドライバの端子数)を低減させることができ、走査線(走査線ドライバの端子数)を加えたドライバICに必要な合計端子数を低減させることができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、2本のデータ線を組としてデータ線ドライバより表示信号(定電流)が供給されるように構成されているが、これは3本もしくはそれ以上の数のデータ線を組として構成することもできる。また以上説明した実施の形態においては、表示パネルに配列される画素として有機EL素子を用いた例を示しているが、前記画素として電流駆動型の他の発光素子を用いても、同様の作用効果を得ることができる。

Claims (1)

  1. 複数のデータ線と複数の走査線とが互いに直交するようにして基板上に配列されると共に、前記各データ線と各走査線の交差位置において、前記データ線と走査線とにそれぞれ接続された表示画素を備えた表示パネルと、前記データ線を介して前記各画素に選択的に表示信号を供給するデータ線ドライバと、前記各走査線に選択的に走査信号を与えることで走査を実行する走査線ドライバとを具備した表示装置であって、
    組となる2本のデータ線と単独のデータ線とが交互に配列されて、前記データ線ドライバより表示信号が供給されるように構成されると共に、
    前記組となる2本のデータ線に接続された2つの画素と単独のデータ線に接続された1つの画素は、互いに発光色が異なるように設定されて、1つのカラー表示画素が形成され、前記組となる2本のデータ線に接続された2つの画素のうちの1つの画素の発光駆動電流値が、他の2つの画素の発光駆動電流値よりも大であり、発光駆動電流値が大である前記画素は、他の2つの画素とは異なる走査線に接続されていることを特徴とする表示装置。
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