JP4939420B2 - 煙草ボックスおよびそのブランク - Google Patents

Description

本発明の主題は、ヒンジ式蓋をもつ煙草ボックスおよびそのブランクである。

番号Ｐ−３５５８３３号の下に出願された説明書に示されるような煙草ボックスおよびそのブランクは一般的に知られている。このボックスは、直方柱の形状をしておりヒンジ式蓋を有する。このボックスは、その内部に煙草を格納するようにされた格納区画、および、後部壁上に配置された関節継手を用いてその格納区画に接合されたヒンジ式蓋で形成されており、蓋の前部壁は後部壁より長く側壁は斜めになっている。このボックスは、格納区画が追加の内側前部壁を備え、格納部分の外側前部壁がヒンジ止めされており、ヒンジ式前部壁と内側前部壁の間に追加の格納区画があることを特徴とする。格納区画内に複数のマッチが取り付けられている。ヒンジ式外側前部壁は、その縁部に沿ってある種の固着物質を備えている。内側前部壁もその縁部に沿って固着物質を備えている。ヒンジ式外側前部壁は、煙草ボックスの蓋の下側に配置される縁部を有する。内側側壁の縁部は、内側前部壁に取り付けられている。内側側壁の縁部および角度がついた壁は、内側前部壁に取り付けられている。マッチは、ボックスに沿って配置される。マッチはボックスと交差して配置される。マッチはヒンジ式前部壁に取り付けられる。マッチは内側前部壁に取り付けられる。

本発明による煙草ボックスは、ヒンジ式蓋、および、内部に煙草を格納するように意図された格納区画を形成する直方柱の形状を有し、ヒンジ式蓋は、後部壁に連結された関節継手を用いてその格納部分に接合されており、前部壁はその後部の相当物より長く側壁は斜めになっている。格納区画は、しかしながら、追加の内側前部壁を備え、格納区画の外側前部壁がヒンジ止めされ、このヒンジ式前部壁と該内側前部壁の間にはマッチ、ライターまたはその他のもののために役に立つ追加の格納区画がある。内側前部壁は、ボックスの内部に向けられた２つの押出し隆起部を有し、そのうち、内側前部壁の下方の押出し隆起部が格納区画を形成し、外側前部壁は、ボックス内部の方向に下側に折り曲げられた（ｆｏｌｄｅｄ ｕｎｄｅｒ）幅狭の端部を備えている。煙草ボックスは、前部壁がボックスと同じ物質および／または半透明の物質および／または透明の物質でできており、かつ／あるいは外側に向けられた追加の格納区画を形成している押出し隆起部１７を備えることを特徴とする。

外側壁は、押出し隆起部を有するものであっても、有さぬものであっても、２重にされる。

ボックスの外側に向けられた上記押出し隆起部内に、その内部にライターまたはその他のものを配置するのに有用である格納区画が形成される。

前部壁には、ボックスの外側に向けられている押出し隆起部内に、または押出し隆起部を伴わず、にカット・アウトが形成され、及び／又は前記カット・アウト内に半透明または透明の物質でできた挿入物が配置される。

ボックスの深さは、マッチ９のための格納区画の大きさである大きさ１０＞Ｘ＞０．１ｍｍだけ増加し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（Ｃ−Ｘ）の依存関係を満足し、ここで
Ｂ−ボックスの幅
Ａ−ボックスの元の深さ
Ｃ−増加後のボックスの深さ
Ｘ−マッチのための格納区画であり、
同時に内側前部壁は、ボックスの内部に向けられた２つの押出し隆起部を有し、外側前部壁は、ボックスの内側に向かって下側に折り曲げられた幅狭の端部を有し、及び／又はボックスの深さが、マッチ９のための格納区画の大きさである−１０＜Ｘ＜＝０ｍｍの大きさだけ減少し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（Ｃ−Ｘ）の依存関係を満足し、ここで
Ｂ−ボックスの幅
Ａ−ボックスの元の深さ
Ｃ−減少後のボックスの深さ
Ｘ−−１０＜Ｘ＜＝０ｍｍの大きさの、マッチのための格納区画の深さであり、
同時に内側前部壁がボックス内部に向けられた２つの押出し隆起部を有し、外側前部壁８がボックス内部に向かって下側に折り曲げられた幅狭の端部を有する。

ボックスの深さＡは、マッチのための格納区画の大きさである１０＞Ｘ＞０．１ｍｍの大きさだけ増加し、１０＞Ｙ＝０の大きさを示し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（（Ｃ−Ｘ）−Ｙ）の依存関係を満足し、ここで
Ｂ−ボックスの幅
Ａ−ボックスの元の深さ
Ｃ−増加後のボックスの深さ
Ｘ−１０＞Ｘ＞０．１ｍｍの大きさの、マッチのための格納区画の深さ
Ｙ−ヒンジ式蓋内部の追加格納区域−ボックスの体積を越えて外向きに１０＞Ｙ＞＝０の大きさ押出している深さであり、
同時に内側前部壁がボックスの内部に向いた２つの押出し隆起部を有し、外側前部壁がボックス内部に向かって下側に折り曲げられた幅狭の端部を有する。

ボックスの深さは、格納区画の大きさである−１０＜Ｘ＜＝０ｍｍの大きさだけ減少するとともに、突出Ｙだけ増加し、大きさＹは１０＞Ｙ＞＝０の値を有し、ここで前記大きさは、Ｂ：Ａ＝Ｂ：（（Ｃ−Ｘ）−Ｙ）の依存関係を満足し、ここで、
Ｂ−ボックスの幅
Ａ−ボックスの元の深さ
Ｃ−増加後のボックスの深さ
Ｘ−−１０＜Ｘ＜０ｍｍの大きさの、マッチ（９）のための格納区画の深さ
Ｙ−ヒンジ式蓋内の追加格納区域−ボックスの体積を越えて外向きに１０＞Ｙ＞＝０の大きさ突出している深さであり、
同時に内側前部壁がボックス内部に向いた２つの押出し隆起部を有し、外側前部壁がボックス内部に向かって下側に折り曲げられた幅狭の端部を有する。

本発明による煙草ボックスは、ヒンジ式蓋、及び、その内部に煙草を格納するように意図された格納区画が形成された直方柱の形状を有し、ヒンジ式蓋は、後部壁に連結された関節継手を用いて格納部分に接合されたおり、蓋の前部壁は後部の相当物より長い。側壁は斜めになっており、格納区画は、追加の内側前部壁を備え、格納区画の外側前部壁はヒンジ止めされ、このヒンジ式前部壁と該内側前部壁の間にはマッチ、ライターまたはその他のもののために役に立つ追加の格納区画がある。内側前部壁は、ボックスの内部に向けられた２つの押出し隆起部を有し、このうち、内側前部壁の下方の押出し隆起部が格納区画を形成し、外側前部壁は、ボックスの内部の方向に下側に折り曲げられた幅狭の端部を備えている。煙草ボックスは、前部壁がボックスと同じ物質および／または半透明の物質および／または透明の物質でできており、かつ／あるいは追加の格納区画を形成する外側に向けられた押出し隆起部を備え、その格納区画内には、好ましくはボール紙できているマッチが取り付けられ、マッチの頭部が各列で対向して位置付けされていることを特徴とする。

ヒンジ式蓋を備え、その内部に煙草を収容するようになされた格納部分を形成する直方柱の形状を備え、ヒンジ式蓋が、後部壁上に配置された関節継手を用いて前記格納部分に連結され、蓋の前部壁がその後部壁より長く側壁は斜めである本発明の煙草ボックスを得るためのブランクである。煙草ボックスの長手方向に展開しているブランクの区画内部に下記の壁、つまり、前部壁、上部壁および底部壁とそれらに取り付けられた側壁が配置されており、蓋の壁、格納区画の後部壁及びそれに取り付けられた側壁が隣接しており、該後部壁が底部壁に隣接し、該底部壁が格納区画の前部壁に隣接している。ボックスは、内側前部壁および隣接する側壁および底部壁で形成された内側部分の追加のカット・アウトを備える。ボックスは、格納部分の前部壁がボックスと同じ物質および／または半透明の物質および／または透明の物質でできており、かつ／あるいはボックスの外側に向けられた押出し隆起部を有することを特徴とする。

ボックスの前部壁は、２つの追加側壁を有し、側壁は前部壁より短く、追加の側壁は押出し隆起部を有するか、または有しない。

前部壁および／または側壁は、押出し隆起部内にカット・アウトを有する。

ヒンジ式蓋を備え、その内部に煙草を収容するようになされた格納部分を形成する直方柱の形状を備え、ヒンジ式蓋が、後部壁上に配置された関節継手を用いて前記格納部分に連結された本発明の煙草ボックスを得るためのブランクである。蓋の前部壁はその後部壁より長く側壁は斜めであり、煙草ボックスの長手方向に展開しているブランクの区画内部に下記の壁、つまり、前部壁、上部壁および底部壁並びにそれらに取り付けられた側壁が配置されている。蓋の壁、格納区画の後部壁及びそれに取り付けられた側壁が隣接しており、該後部壁が底部壁に隣接し、前記底部壁が格納区画の前部壁に隣接している。ボックスは、内側前部壁および隣接する側壁および底部壁で形成された内側部分の追加のカット・アウトを備え、下記壁、つまり側壁を接合している前部および後部壁のスプライス（splice）は折目を有する。ボックスは、後部壁に隣接する側壁が追加のフラップを備え、前記構成要素のスプライスが折目を有し、側壁およびそのフラップは反対向きの折目（reverse creases）を備えることを特徴とする。

本発明が提示するボックスは、支障が起こらない構造を備え、下記３つの重大な機能つまり煙草、煙草を吸うためのマッチおよびライターを収納することを満たしている。これは、ライターをその内部に格納にすることを目的としかつ可能にする、ボックスに追加された特徴のおかげで実現されている。さらに、このパッケージに追加された前記特徴は、カット・アウトを形成することを可能とし、ボックスの内容物を目視できるようにする。

本発明で記述する煙草ボックスを、図面および具現化例において詳細に説明する。

図１〜図１１ｂに提示するように特許請求された煙草ボックスは、ボール紙でできており直方柱の形状を有している。その煙草ボックスは、その内部に煙草を収容するようになされた格納部分１および後部壁４上に配置された関節継手３を用いて前記格納部分１に連結されたヒンジ式蓋２で形成されている。蓋２の前部壁５はその後部壁４より長く、蓋２の側壁６は斜めである。格納部分１は追加の内側前部壁７を備え、格納部分１の外側前部壁８はヒンジ止めされている。ヒンジ式前部壁８と内側前部壁７の間にマッチ９のための追加格納区画がある。ボックスＣの深さはボックスの幅Ｂの０．４３〜０．５２倍である。内側前部壁７はボックスの内部に向けられている２つの押出し隆起部１０および１１を備えている。内側前部壁７の底部押出し隆起部１０はマッチ９のための格納区画を形成する。マッチ９はボックスに平行してまたは交差して配置される。マッチ９はヒンジ式前部壁８または内側前部壁７に取り付けることができる。内側前部壁７は、その上部で、丸くなった角を伴い追加のアンダーカット１２を有する矩形のカット・アウトを備え、内側前部壁７とこれに隣接する前部内側壁１３とを連接している関節継手にはその上部に一連の切込み１４が露出されている。同一の切込みが上部押出し隆起部１１の中央に配置されている。外側前部壁８はボックスの内部に向かって下側に折り曲げられた狭くなった端部１５を有する。さらに前記壁８は、ボックスの残りの部分と同じ物質で製作することもできるし透明の物質で製作することもできる。前記壁８の変形形態が図１ａに提示されており、前部壁８は図２ａに開示する側壁１６でできている２重壁として形成されている。線１８に平行する押出し隆起部１７を備える前記前部壁８の他の変形形態が図１ｂに開示され、そのブランクが図２ｂに示されている。図１ｃに提示する前記前部壁の他の変形形態は、押出し隆起部１７を伴う図１のものの変形形態であり、格納区画内にはライター１９が配置される。図１ｄに提示されている他の変形形態は、図１ｃのものの変形形態で、押出し隆起部１７内にはカット・アウト２０が配置されている。図１ｅが図１ｂの変形形態を描写しており、押出し隆起部１７内にはカット・アウト２０が配置されている。図１ｆに提示されているボックスは、図１のボックスの変形形態であり、前部壁８内にカット・アウト２０が配置されている。図１ｇが提示する他の変形形態は、図１ａのボックスの変形形態であり、その前部壁８がカット・アウト２０を備えている。

図２は、図１のブランクを開示しており、ボックスの全ての壁が追加の壁２１と共に提示されており、前記追加の壁２１は、互いに直角に配置されているがブランクで隣接していない構成要素を接合するという目的に適っている。さらにブランクは、互いに接着された２つの構成要素で形成されているボックスの後部壁２２ならびに底部２３および２４を開示している。図２ａは図１ａのブランクを描写しており、図２ｂは図１ｂのブランクを提示しており、押出し隆起部１７が前部壁８内および側壁１６内に示されている。図２ｃは図１ｃのブランクを開示している。下記のブランクが下記の図に提示されおり、これらは下記図に対応するブランクである：
図２ｄ−図１ｄ
図２ｅ−図１ｄ
図２ｆ−図１ｆ
図２ｇ−図１ｇ

図３はボックスの側面図を開示しており、下記の大きさが提示されている：
Ａ：ボックスの元の深さ
Ｃ：増加後のボックスの深さ
Ｘ：１０＞Ｘ＞０．１ｍｍの大きさの、マッチのための格納区画の深さ、
図３ａがボックスの側面図も提示しており、大きさＸはボックス内部に向かって窪んでいる部分である。やはりボックスの側面図を開示している図３ｂには、大きさＹが追加導入されおり、その大きさＹがボックスの外側に位置付けされた押出し隆起部１７の寸法を決定している。図３ｃはボックスを提示しているが、そのボックスの幅は、押出し隆起部１７の寸法と同じであるＹの大きさだけ増加する。

図４、図４ａ、図４ｂ、図４ｃ、図４ｄ、図４ｅ、図４ｆ、および図４ｇは、内側前部壁７のブランクを色々な変形形態で開示しており、内側前部壁７は、側壁１３、追加の上部壁２５、および底部壁２６を別個の具現化例において、ならびに近隣の壁を接合するという目的に適った追加の側壁２１を備える。図４は、底部壁２６のカット・アウトを提示しており、そのカット・アウトは前部壁７の上部または頂部壁２５内に位置付けされたカット・アウトを反映しており前部壁７の大量生産の工程を容易にしている。図４ｄ〜図４ｇに提示する前部壁７の変形形態は、側壁のスプライス１３に沿って折目２７を備え、前部壁の底部２６は傾斜２８を備えた単体形状である。

下記図、つまり図５、図５ａ、図５ｂ、図５ｃ、図５ｄ、図５ｅ、図５ｆおよび図５ｇに提示するボックスの変形形態は、図１のボックスの変形形態と同じパターンにしたがって提示されるが、その違いは、図５では外側前部壁８が、恒久的にボックスの底部壁２３に固定されている突起２９に取り付けられていることにある。ブランクは図６〜図６ｇで描写されており、ボックスの底部２３が突起２９を備えていて、そこに外側前部壁８が取り付けられている。

ボックスのその他の変形形態が図７〜図７ｇに開示されており、外側前部壁８はボール紙でできており、カット・アウト２０は銀箔で覆われている。ブランクは対応する図８〜８ｇに提示されている。

ボックスのその他の変形形態が図９、図９ａおよび図１０ａに示されている。その変形形態は、角２７に折目がついているボックスおよびそのブランクを開示しており、その折目がついた角２７は前記角を円形状または傾斜状に形成することもできる。

ボックスのその他の変形形態が図９、図９ａ、図１０および図１０ａに描写されている。その変形形態は、角２７に折目がついているボックスおよびそのブランクを開示しており、その折目がついた角２７は前記角を円形状または傾斜状に形成することもできる。折目をつける工程が側壁のスプライス上に、つまりボックスの格納部分内部および蓋に適用される。図１１、図１１ａおよび図１１ｂは、安全マッチを追加格納区画に取り付ける様々な方法を開示しており、安全マッチはボール紙３０で製作することができ、マッチの頭部３１は可燃性の物質を含み、前記マッチの頭部３１をストライカに当ててこすると前記安全マッチは燃焼をはじめそれに続いて安全マッチ３０のボール紙部分を燃やす。マッチ９は、切込み３２を備える１枚のボール紙３０として一体化された安全マッチとするか、または、切込み３２を備えた両ボール紙３０をマッチの頭部３１が互いに逆向きになる反対向きにして互いに接着しかつボックスに接着してもよい。

図１、図１ａ、図１ｂ、図１ｃ、図１ｄ、図１ｅ、図１ｆ、および図１ｇは、様々な具現化例における煙草ボックスを前部壁およびヒンジ式蓋を開いた状態で開示する不等角投影図である。 図２、図２ａ、図２ｂ、図２ｄ、図２ｅ、図２ｆ、および図２ｇは、様々な具現化例における外殻の主なブランクを示す図である。 図３、図３ａ、図３ｂ、および図３ｃは、様々な具現例におけるボックスの側面図を提示する図である。 図４、図４ａ、図４ｂ、および図４ｃは、様々なバージョンの隣接壁を伴う、ボックスの内側前部壁のカット・アウトを提示する図である。 図５、図５ａ、図５ｂ、図５ｃ、図５ｄ、図５ｅ、図５ｆ、および図５ｇは、様々な具現化例における煙草ボックスを前部壁およびヒンジ式蓋を開いた状態で、さらに前部壁の他のバージョンを伴って開示する不等角投影図である。 図６、図６ａ、図６ｂ、図６ｃ、図６ｄ、図６ｅ、図６ｆ、および図６ｇは、図５〜５ｇに提示する、様々な具現化例におけるボックス本体のブランクを提示する図である。 図７、図７ａ、図７ｂ、図７ｃ、図７ｄ、図７ｅ、図７ｆ、および図７ｇは、様々な具現化例における煙草ボックスを前部壁およびヒンジ式蓋を開いた状態で、さらに前部壁の他のバージョンを伴って開示する不等角投影図である。 図８、図８ａ、図８ｂ、図８ｃ、図８ｄ、図８ｅ、図８ｆ、および図８ｇは、図７〜７ｇに提示する、様々な具現化例におけるボックス本体のブランクを提示する図である。 図９は、縁部が斜めになっているボックスを開示する図であり、図９ａは、縁部が折目になっているボックスを開示する図である。 図１０は、図９に示す煙草ボックスのブランク開示する図であり、図１０ａは、図９ａに開示する煙草ボックスのブランクを提示する図である。 図１１は、ボール紙でできているマッチの外観を提示する図であり、図１１ａおよび図１１ｂは、マッチのボール紙のブランクを開示する図である。

Claims (13)

1. 内部に煙草を収納するようになされた格納部分（１）および後部壁（４）に配置された関節継手（３）を用いて前記格納部分（１）に接合されたヒンジ式蓋（２）で形成された、ヒンジ式蓋付きの直方柱形状の煙草ボックスであり、前記蓋（２）の前部壁（５）がその後部壁（４）より長く、その側壁（６）は斜めになっており、前記格納部分（１）が追加の内側前部壁（７）を備え、前記格納部分（１）の外側前部壁（８）はヒンジ止めされ、前記ヒンジ式外側前部壁（８）と前記内側前部壁（７）の間にはマッチ（９）、ライターまたはその他のもののために役に立つ追加の格納区画があり、前記外側前部壁が前記ボックスの前記内部の方に向かって折り曲げられた幅狭の端部（１５）を有する煙草ボックスであって、前記内側前部壁（７）は、前記ボックスの内部に向けられた上下２つの押出し隆起部（１０，１１）を有し、前記内側前部壁（７）の下方の押出し隆起部が前記格納区画を形成し、前記外側前部壁（８）が前記ボックスと同じ物質、半透明の物質、若しくは透明の物質でできているか、又は追加の格納区画を形成するようにボックスの外側に向いた押出し隆起部（１７）を備えることを特徴とする煙草ボックス。
2. 押出し隆起部（１７）を備えるか、または押出し隆起部を備えない前記外側前部壁（８）が、２重になっていることを特徴とする請求項１に記載のボックス。
3. 前記ボックスの外側に向けられて前記前部壁（８）上に形成された前記押出し隆起部（１７）内部にマッチまたはその他のもののために役に立つ格納区間が形成されていることを特徴とする請求項１または２に記載のボックス。
4. 前記ボックスの外側に向けられて前記前部壁上に形成された前記押出し隆起部（１７）内部に、マッチ（９）が列をなして取り付けられ、前記マッチ（９）の頭部が各列で対向して配置される格納区画が形成されることを特徴とする請求項３に記載のボックス。
5. 前記ボックスの外側に向けられて前記前部壁（８）上に形成された前記押出し隆起部（１７）内、または押出し突起部を備えずにカット・アウト（２０）が切られ、前記カット・アウト内に半透明または透明の物質でできた挿入物が配置されることを特徴とする請求項１または２に記載のボックス。
6. 前記ボックスの深さ（Ａ）が、マッチ（９）のための前記格納区画の大きさである１０＞Ｘ＞０．１ｍｍの大きさだけ増加、又は、−１０＜Ｘ＜＝０ｍｍの大きさだけ減少し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（Ｃ−Ｘ）の依存関係を満足し、ここで
   Ｂ−前記ボックスの幅
   Ａ−前記ボックスの元の深さ
   Ｃ−増減後の前記ボックスの深さ
   Ｘ−マッチのための前記格納区画の深さ
   であることを特徴とする請求項１に記載のボックス。
7. 前記ボックスの深さ（Ａ）が、マッチ（９）のための前記格納区画の大きさである１０＞Ｘ＞０．１ｍｍの大きさ、及び、１０＞Ｙ＞＝０の大きさだけ増加し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（（Ｃ−Ｘ）−Ｙ）の依存関係を満足し、ここで
   Ｂ−前記ボックスの幅
   Ａ−前記ボックスの元の深さ
   Ｃ−増加後の前記ボックスの深さ
   Ｘ−マッチのための前記格納区画の深さ、
   Ｙ−前記ヒンジ式外側前部壁（８）の追加格納区画の外側に向いた押し出隆起部（１７）の１０＞Ｙ＞＝０の大きさの深さ
   であることを特徴とする請求項１に記載のボックス。
8. 前記ボックスの深さ（Ａ）が、マッチ（９）のための前記格納区画の大きさである−１０＜Ｘ＜＝０ｍｍの大きさだけ減少し、かつ１０＞Ｙ＞＝０の大きさだけ増加し、前記大きさがＢ：Ａ＝Ｂ：（（Ｃ−Ｘ）−Ｙ）の依存関係を満足し、ここで
   Ｂ−前記ボックスの幅
   Ａ−前記ボックスの元の深さ
   Ｃ−増減後の前記ボックスの深さ
   Ｘ−マッチのための前記格納区画の深さ
   Ｙ−前記ヒンジ式外側前部壁（８）の追加格納区画の外側に向いた押し出隆起部（１７）の１０＞Ｙ＞＝０の大きさの深さ
   であることを特徴とする請求項１に記載のボックス。
9. 前記格納区画内にマッチ（９）が取り付けられ、前記マッチは必要に応じてボール紙でできており、前記マッチの頭部が各列で対向して配置されていることを特徴とする請求項１に記載の煙草ボックス。
10. 内部に煙草を収容するようになされた格納部分（１）および後部壁（４）に配置された関節継手（３）を用いて前記格納部分（１）に接合されたヒンジ式蓋（２）で形成され、前記蓋（２）の前部壁（５）がその後部壁（４）より長く、側壁（６）は斜めになっている、ヒンジ式蓋付きの直方柱の形状の煙草ボックスを得るためのブランクであり、前記煙草ボックスを長手方向に展開したときにブランクは下記の壁、つまり前記蓋（２）の壁及び該蓋の壁（２）に取り付けられた側壁、前記蓋の壁に隣接した格納部分の後部壁及び該後部壁に取り付けられた側壁、前記後部壁に隣接した格納部分の底部壁、並びに前記底部壁に隣接した格納部分の外側前部壁（８）を備えるとともに、内側前部壁（７）及びこれに隣接する側壁（１３）並びに底部壁からなる内側部分を構成する追加のブランクを備え、前記内側前部壁（７）は、前記ボックスの内部に向けられた上下２つの押出し隆起部（１０，１１）を有し、前記内側前部壁（７）の下方の押出し隆起部が格納区画を形成し、前記外側前部壁（８）が前記ボックスと同じ物質、半透明の物質、若しくは透明の物質でできているか、又は追加の格納区画を形成するようにボックスの外側に向いた押出し隆起部（１７）を備えることを特徴とするブランク。
11. 前記ボックスの前記外側前部壁（８）が、２つの追加側壁（１６）を有し、前記側壁（１６）が前記前部壁（８）より短く、かつ、押出し隆起部を有するか、または有しないことを特徴とする請求項１０に記載のブランク。
12. 前記ボックスの前記外側前部壁（８）および／または側壁（１６）が、押出し隆起部（１７）内にカット・アウト（２０）を備えることを特徴とする請求項１０または１１に記載のブランク。
13. 前記後部壁（２２）に隣接する前記側壁が追加のフラップを備え、該フラップのスプライス部分が折目（２７）を有し、前記側壁および前記フラップが反対向きの折目を備えることを特徴とする請求項１０に記載のブランク。

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