JP4939285B2 - レベルシフタ - Google Patents

レベルシフタ Download PDF

Info

Publication number
JP4939285B2
JP4939285B2 JP2007101455A JP2007101455A JP4939285B2 JP 4939285 B2 JP4939285 B2 JP 4939285B2 JP 2007101455 A JP2007101455 A JP 2007101455A JP 2007101455 A JP2007101455 A JP 2007101455A JP 4939285 B2 JP4939285 B2 JP 4939285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
turned
transistors
control node
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007101455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008259091A (ja
Inventor
剛一 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapis Semiconductor Co Ltd filed Critical Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2007101455A priority Critical patent/JP4939285B2/ja
Priority to US12/051,903 priority patent/US7675344B2/en
Publication of JP2008259091A publication Critical patent/JP2008259091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4939285B2 publication Critical patent/JP4939285B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/35613Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、一定の電圧レベルを有するデジタル信号を異なる電圧のデジタル信号に変換して出力するレベルシフタに関するものである。
図2は、下記特許文献1に記載された従来のレベルシフタの構成図である。
このレベルシフタは、PチャネルMOS型のトランジスタP1〜P6と、NチャネルMOS型のトランジスタN1〜N4で構成されている。
トランジスタP1,P2のソースは相対的に高い方の電源電位VDDに接続され、ゲートはノードn2,n1、ドレインはノードn3,n4に、それぞれ接続されている。トランジスタP3,P4のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれトランジスタN1,N2を介して接地電位GNDに接続されている。また、トランジスタP5,P6のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれトランジスタN3,N4を介して接地電位GNDに接続されている。なお、トランジスタP5,N3の接続箇所がノードn1となっており、トランジスタP6,N4の接続箇所がノードn2となっている。
トランジスタP3,P5,N1,N3のゲートには、相対的に低い方の電源電位VCCに対応するデジタルの入力信号INが共通に与えられ、トランジスタP4,P6,N2,N4のゲートには、この入力信号INを反転した入力信号INBが共通に与えられている。そして、トランジスタP3,N1の接続箇所から、電源電位VDDに対応したデジタルの出力信号OUTが出力され、トランジスタP4,N2の接続箇所から、この出力信号OUTを反転した出力信号OUTBが出力されるようになっている。
次に動作を説明する。
先ず、入力信号IN,INBが、それぞれレベル“L”,“H”で安定していると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオン、トランジスタP4,P6,N1,N3はオフである。これにより、ノードn2は“L”となり、トランジスタP1はオンとなってノードn1は“H”となり、トランジスタP2はオフとなっている。そして、出力信号OUT,OUTBには、電源電位VDDに対応したレベルの“H”,“L”の信号が、それぞれ出力されている。
ここで、入力信号INが“L”から“H”に、入力信号INBが“H”から“L”にそれぞれ変化すると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオフに、トランジスタP4,P6,N1,N3はオンに、それぞれ変化する。トランジスタN1,P3がそれぞれオン、オフとなることにより、出力信号OUTは“H”から“L”に変化する。また、トランジスタN3,P5がそれぞれオン、オフとなることにより、ノードn1の電位は接地電位GNDに低下していく。
一方、トランジスタN4,P6がそれぞれオフ、オンになっても、ノードn2の電位はトランジスタP2の状態(即ち、ノードn1の電位)に依存するため、ノードn1の電位が十分に低下するまで変化しない。そして、ノードn1の電位が十分に低下した時点で、トランジスタP2がオンとなり、ノードn4の電位は電源電位VDDに上昇する。これにより、出力信号OUTBは“L”から“H”に変化する。また、ノードn2の電位も上昇し、トランジスタP1はオフとなる。
次に、入力信号INが“H”から“L”に、入力信号INBが“L”から“H”にそれぞれ変化すると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオンに、トランジスタP4,P6,N1,N3はオフにそれぞれ変化する。トランジスタN2,P4がそれぞれオン、オフとなることにより、出力信号OUTBは“H”から“L”に変化する。また、トランジスタN4,P6がそれぞれオン、オフとなることにより、ノードn2の電位は接地電位GNDに低下していく。
一方、トランジスタN3,P5がそれぞれオフ、オンになっても、ノードn1の電位はトランジスタP1の状態(即ち、ノードn2の電位)に依存するため、ノードn2の電位が十分に低下するまで変化しない。そして、ノードn2の電位が十分に低下した時点で、トランジスタP1がオンとなり、ノードn3の電位は電源電位VDDに上昇する。これにより、出力信号OUTは“L”から“H”に変化する。また、ノードn1の電位も上昇し、トランジスタP2はオフとなる。
このレベルシフタでは、外部回路に出力する出力信号OUT,OUTBの出力回路と、内部の状態を制御するためのノードn1,n2を分離しているので、トランジスタP5,P6のソース・ドレイン間抵抗による電圧降下により、トランジスタP1,P2,N3,N4のサイズにかかわらず、ノードn1,n2を“L”にすることができる。その結果、トランジスタP1〜P4,N1,N2の駆動能力を大きくすることが可能となり、動作速度を向上できる。
特開2006−135712号公報
図3は、レベルシフタを用いたシステムの一例を示す構成図である。
このシステムは、相対的に高い電源電位VDDで動作するマイクロコンピュータに、低い電源電位VCCで動作する周辺回路からの信号が入力される例を示している。マイクロコンピュータの入力部にレベルシフタが設けられ、周辺回路からのVCCレベルのデジタル信号INはこのレベルシフタに与えられ、VDDレベルのデジタル信号に変換されて、マイクロコンピュータのコア回路に入力される。
このようなシステムでは、周辺回路の種類によっては常時動作している必要がなく、マイクロコンピュータから起動された場合にのみ動作すればよいものもある。このような場合、消費電力の低減のために、マイクロコンピュータから起動されたときにのみアクティブ状態となり、動作が不要のときは動作を停止したスタンバイ状態となる周辺回路が用いられる。
近年、低電力化や低電源電圧化の強い要求に応じて、トランジスタの閾値電圧が低下しており、スタンバイ状態でのオフリーク電流が問題となっている。オフリーク電流を削減する方法として、スタンバイ期間中、周辺回路に対する電源供給を停止させるため、電源電位VCCを接地電位GNDに切り替える方法が取られている。このような場合、周辺回路からレベルシフタに与えられるデジタル信号INの電位も、接地電位GNDに切り替わる。
図2のレベルシフタにおいて、入力信号IN,INBが共に接地電位GNDになると、トランジスタP3〜P6は同時にオンとなり、トランジスタN1〜N4は同時にオフとなる。このため、トランジスタP1,P2は同時にオフとなり、出力信号OUY,OUTB、及びノードn1,n2の電位は不安定な中間電位となって、トランジスタP1,P2から、トランジスタN1〜N4へ流れる貫通電流が発生する。貫通電流により無駄な消費電力が発生するだけでなく、トランジスタの寿命の劣化を招き、信頼性が損なわれるという課題があった。
本発明は、レベルシフタにおける貫通電流の防止を目的としている。
本発明のレベルシフタは、第1電源電位と第1内部ノードの間に接続され、第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第1の第1導電型トランジスタと、第1電源電位と第2内部ノードの間に接続され、第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第2の第1導電型トランジスタと、前記第1内部ノードと第1出力ノードの間に接続され、第2電源電位に対応する入力信号でオンオフ制御される第3の第1導電型トランジスタと、前記第1出力ノードと接地電位の間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第1の第2導電型トランジスタと、前記第2内部ノードと第2出力ノードの間に接続され、前記入力信号を反転した反転入力信号でオンオフ制御される第4の第1導電型トランジスタと、前記第2出力ノードと接地電位の間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第2の第2導電型トランジスタと、前記第1内部ノードと前記第1制御ノードの間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第5の第1導電型トランジスタと、前記第1制御ノードと接地電位の間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第3の第2導電型トランジスタと、前記第2内部ノードと前記第2制御ノードの間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第6の第1導電型トランジスタと、前記第2制御ノードと接地電位の間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第4の第2導電型トランジスタと、前記第1制御ノードと前記第2制御ノードの信号を保持し、前記入力信号と前記反転入力信号が共に接地電位になったときも、その信号を維持して該第1制御ノードと第2制御ノードに出力する保持回路とを備えたことを特徴としている。
本発明のレベルシフタは、入力信号とこの入力信号を反転した反転入力信号が共に接地電位になったときも、第1制御ノードと第2制御ノードの信号を維持して出力する保持回路を備えている。これにより、第2電源電位で動作する周辺回路等の電源が停止されて、入力信号と反転入力信号が共に接地電位になったときにでも、制御ノードの信号が不安定にならず、貫通電流が流れる状態になることを防止できる、という効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示すレベルシフタの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このレベルシフタは、図2と同様のPチャネルMOS型のトランジスタP1〜P6と、NチャネルMOS型のトランジスタN1〜N4に加えて、入力信号IN,INBが共に“L”になったときにでも、制御ノードであるノードn1,n2の電位を保持する保持回路10で構成されている。
即ち、トランジスタP1,P2のソースは相対的に高い方の電源電位VDDに接続され、ゲートはノードn2,n1、ドレインは内部ノードであるノードn3,n4に、それぞれ接続されている。トランジスタP3,P4のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれトランジスタN1,N2を介して接地電位GNDに接続されている。また、トランジスタP5,P6のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれトランジスタN3,N4を介して接地電位GNDに接続されている。なお、トランジスタP5,N3の接続箇所がノードn1となっており、トランジスタP6,N4の接続箇所がノードn2となっている。
トランジスタP3,P5,N1,N3のゲートには、相対的に低い方の電源電位VCCに対応するデジタルの入力信号INが共通に与えられ、トランジスタP4,P6,N2,N4のゲートには、この入力信号INを反転した入力信号INBが共通に与えられている。そして、トランジスタP3,N1の接続箇所(出力ノード)であるノードn5から、電源電位VDDに対応したデジタルの出力信号OUTが出力され、トランジスタP4,N2の接続箇所(出力ノード)であるノードn6から、この出力信号OUTを反転した出力信号OUTBが出力されるようになっている。
また、保持回路10は、PチャネルMOS型のトランジスタP7,P8と、NチャネルMOS型のトランジスタN5,N6で構成されている。トランジスタP7,P8のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれノードn1,n2に接続されている。また、トランジスタN5,N6のドレインはそれぞれノードn1,n2に接続され、ソースは接地電位GNDに接続されている。更に、トランジスタP7,N5のゲートはノードn2に接続され、トランジスタP8,N6のゲートはノードn1に接続されている。
即ち、この保持回路10は、トランジスタP1,P2と共に、トランジスタP1,P7,N5からなるインバータと、トランジスタP2,P8,N6からなるインバータが形成され、これらの2つのインバータをループ状に接続することにより、ノードn1,n2のレベルを保持して出力するように構成されている。
次に動作を説明する。
このレベルシフタのアクティブ状態での、トランジスタP1〜P6,N1〜N4の動作は、従来のレベルシフタと同様である。
即ち、相補的な入力信号IN,INBが、それぞれ“L”,“H”で安定していると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオン、トランジスタP4,P6,N1,N3はオフである。これにより、ノードn2は“L”となり、トランジスタP1はオンとなってノードn1は“H”となり、トランジスタP2はオフとなっている。そして、出力信号OUT,OUTBには、電源電位VDDに対応したレベルの“H”,“L”の信号が、それぞれ出力されている。このとき、保持回路10中のトランジスタP7,N6はオン状態、トランジスタP8,N5はオフ状態である。
ここで、入力信号INが“L”から“H”に、入力信号INBが“H”から“L”にそれぞれ変化すると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオフに、トランジスタP4,P6,N1,N3はオンに、それぞれ変化する。トランジスタN1,P3がそれぞれオン、オフとなることにより、出力信号OUTは“H”から“L”に変化する。また、トランジスタN3,P5がそれぞれオン、オフとなることにより、ノードn1の電位は接地電位GNDに低下していく。
一方、トランジスタN4,P6がそれぞれオフ、オンになっても、ノードn2の電位はトランジスタP2の状態(即ち、ノードn1の電位)に依存するため、ノードn1の電位が十分に低下するまで変化しない。そして、ノードn1の電位が十分に低下した時点で、トランジスタP2がオンとなり、ノードn4の電位は電源電位VDDに上昇する。これにより、出力信号OUTBは“L”から“H”に変化する。また、ノードn2の電位も上昇し、トランジスタP1はオフとなる。これにより、保持回路10中のトランジスタP7,N6はオフ状態、トランジスタP8,N5はオン状態に変化する。
この状態で周辺回路がスタンバイ状態になり、入力信号INBに加えて入力信号INも“L”になると、トランジスタP3,P5もオンとなり、トランジスタN1,N3はオフとなる。しかし、保持回路10内のトランジスタN5はオン状態のままで変化しないので、ノードn1,n2のレベルは、それぞれ“L”,“H”に保持される。これにより、ノードn1,n2の電位は不安定な中間電位にはならず、トランジスタP1,P2から、トランジスタN3,N4へ流れる貫通電流は発生しない。
次に、入力信号INが“H”から“L”に、入力信号INBが“L”から“H”にそれぞれ変化すると、トランジスタP3,P5,N2,N4はオンに、トランジスタP4,P6,N1,N3はオフにそれぞれ変化する。トランジスタN2,P4がそれぞれオン、オフとなることにより、出力信号OUTBは“H”から“L”に変化する。また、トランジスタN4,P6がそれぞれオン、オフとなることにより、ノードn2の電位は接地電位GNDに低下していく。
一方、トランジスタN3,P5がそれぞれオフ、オンになっても、ノードn1の電位はトランジスタP1の状態(即ち、ノードn2の電位)に依存するため、ノードn2の電位が十分に低下するまで変化しない。そして、ノードn2の電位が十分に低下した時点で、トランジスタP1がオンとなり、ノードn3の電位は電源電位VDDに上昇する。これにより、出力信号OUTは“L”から“H”に変化する。また、ノードn1の電位も上昇し、トランジスタP2はオフとなる。これにより、保持回路10中のトランジスタP7,N6はオン状態、トランジスタP8,N5はオフ状態に変化する。
この状態で周辺回路がスタンバイ状態になり、入力信号INに加えて入力信号INBも“L”になると、トランジスタP4,P6もオンとなり、トランジスタN2,N4はオフとなる。しかし、保持回路10内のトランジスタN6はオン状態のままで変化しないので、ノードn1,n2のレベルは、それぞれ“H”,“L”に保持される。これにより、ノードn1,n2の電位は不安定な中間電位にはならず、トランジスタP1,P2から、トランジスタN3,N4へ流れる貫通電流は発生しない。
以上のように、この実施例1のレベルシフタによれば、相補的な入力信号IN,INBが共に“L”になったときにでも、内部のトランジスタの状態を制御するノードn1,n2のレベルを保持するための保持回路10を備えている。これにより、周辺回路がスタンバイ状態になった場合に、レベルシフタにおける貫通電流の発生を防止することができ、貫通電流により無駄な消費電力の発生と、トランジスタの劣化による信頼性の低下を抑制することができるという利点がある。
図4は、本発明の実施例2を示すレベルシフタの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このレベルシフタは、図1のレベルシフタに、入力信号IN,INBが共に“L”になったときにでも、相補的な出力信号OUT,OUTBの電位を保持するための保持回路20を追加したものである。
保持回路20は、PチャネルMOS型のトランジスタP9,P10と、NチャネルMOS型のトランジスタN7,N8で構成されている。トランジスタP9,P10のソースはそれぞれノードn3,n4に接続され、ドレインはそれぞれノードn5,n6に接続されている。また、トランジスタN7,N8のドレインはそれぞれノードn5,n6に接続され、ソースは接地電位GNDに接続されている。更に、トランジスタP9,N7のゲートはノードn2に接続され、トランジスタP10,N8のゲートはノードn1に接続されている。
このレベルシフタにおける、トランジスタP1〜P6,N1〜N4、及び保持回路10の動作は、図1の実施例1のレベルシフタと同様である。
一方、保持回路20では、トランジスタP1,P2と共に、トランジスタP1,P9,N7からなるインバータと、トランジスタP2,P10,N8からなるインバータが形成され、これらの2つのインバータによってノードn1,n2のレベルが保持されてノードn5,n6に出力される。これにより、入力信号IN,INBが共に“L”になったときにでも、ノードn5,n6の電位は接地電位GNDまたは電源電位VDDに保持されるので不安定な中間電位にはならず、トランジスタP1,P2から、トランジスタN1,N2へ流れる貫通電流は発生しない。
以上のように、この実施例2のレベルシフタによれば、相補的な入力信号IN,INBが共に“L”になったときにでも、内部のトランジスタの状態を制御するノードn1,n2のレベルを保持するための保持回路10と、このノードn1,n2のレベルに基づいてノードn5,n6の電位を接地電位GNDまたは電源電位VDDに保持する保持回路20を備えている。これにより、周辺回路がスタンバイ状態になったときに、実施例1よりも更に確実に、レベルシフタにおける貫通電流の発生を防止することができ、貫通電流により無駄な消費電力の発生と、トランジスタの寿命劣化による信頼性の低下を抑制することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、上記実施例では、異なる電源電圧で動作する周辺回路やマイクロコンピュータ等を組み合わせたシステムへの適用例を説明したが、Multi Supply Voltage技術が適用されたSoCにおいて、供給電圧毎に領域間の電圧を分離するための分離セルとして使用されるレベルシフタにも適用可能である。
本発明の実施例1を示すレベルシフタの構成図である。 従来のレベルシフタの構成図である。 レベルシフタを用いたシステムの一例を示す構成図である。 本発明の実施例2を示すレベルシフタの構成図である。
符号の説明
P1〜P10 Pチャネル型MOSトランジスタ
N1〜N8 Nチャネル型MOSトランジスタ
10,20 保持回路

Claims (4)

  1. 第1電源電位と第1内部ノードの間に接続され、第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第1の第1導電型トランジスタと、
    第1電源電位と第2内部ノードの間に接続され、第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第2の第1導電型トランジスタと、
    前記第1内部ノードと第1出力ノードの間に接続され、第2電源電位に対応する入力信号でオンオフ制御される第3の第1導電型トランジスタと、
    前記第1出力ノードと接地電位の間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第1の第2導電型トランジスタと、
    前記第2内部ノードと第2出力ノードの間に接続され、前記入力信号を反転した反転入力信号でオンオフ制御される第4の第1導電型トランジスタと、
    前記第2出力ノードと接地電位の間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第2の第2導電型トランジスタと、
    前記第1内部ノードと前記第1制御ノードの間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第5の第1導電型トランジスタと、
    前記第1制御ノードと接地電位の間に接続され、前記入力信号でオンオフ制御される第3の第2導電型トランジスタと、
    前記第2内部ノードと前記第2制御ノードの間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第6の第1導電型トランジスタと、
    前記第2制御ノードと接地電位の間に接続され、前記反転入力信号でオンオフ制御される第4の第2導電型トランジスタと、
    前記第1制御ノードと前記第2制御ノードの信号を保持し、前記入力信号と前記反転入力信号が共に接地電位になったときも、その信号を維持して該第1制御ノードと該第2制御ノードに出力する保持回路とを、
    備えたことを特徴とするレベルシフタ。
  2. 前記保持回路は、
    前記第1内部ノードと前記第1制御ノードの間に接続され、前記第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第7の第1導電型トランジスタと、
    前記第1制御ノードと接地電位の間に接続され、前記第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第5の第2導電型トランジスタと、
    前記第2内部ノードと前記第2制御ノードの間に接続され、前記第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第8の第1導電型トランジスタと、
    前記第2制御ノードと接地電位の間に接続され、前記第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第6の第2導電型トランジスタとで、
    構成されたことを特徴とする請求項1記載のレベルシフタ。
  3. 請求項2記載のレベルシフタに、
    前記第1内部ノードと前記第1出力ノードの間に接続され、前記第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第9の第1導電型トランジスタと、
    前記第1出力ノードと接地電位の間に接続され、前記第2制御ノードの信号でオンオフ制御される第7の第2導電型トランジスタと、
    前記第2内部ノードと前記第2出力ノードの間に接続され、前記第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第10の第1導電型トランジスタと、
    前記第2出力ノードと接地電位の間に接続され、前記第1制御ノードの信号でオンオフ制御される第8の第2導電型トランジスタとを、
    設けたことを特徴とするレベルシフタ。
  4. 前記第1電源電位は、前記第2の電源電位よりも高いことを特徴とする請求項1〜3記載のレベルシフタ。
JP2007101455A 2007-04-09 2007-04-09 レベルシフタ Expired - Fee Related JP4939285B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007101455A JP4939285B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 レベルシフタ
US12/051,903 US7675344B2 (en) 2007-04-09 2008-03-20 Level shifter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007101455A JP4939285B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 レベルシフタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008259091A JP2008259091A (ja) 2008-10-23
JP4939285B2 true JP4939285B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39826416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007101455A Expired - Fee Related JP4939285B2 (ja) 2007-04-09 2007-04-09 レベルシフタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7675344B2 (ja)
JP (1) JP4939285B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8907712B2 (en) * 2012-03-27 2014-12-09 Mediatek Inc. Level shifter circuits capable of dealing with extreme input signal level voltage drops and compensating for device PVT variation

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3625851B2 (ja) * 1993-12-28 2005-03-02 沖電気工業株式会社 レベルシフタ回路
JP2004072159A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Sharp Corp レベル変換回路ならびにそれを用いる半導体装置およびディスプレイ装置
JP2006135712A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Seiko Epson Corp レベルシフタ回路及びそれを具備する半導体集積回路
JP2006270132A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP4089704B2 (ja) * 2005-06-13 2008-05-28 セイコーエプソン株式会社 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20080246530A1 (en) 2008-10-09
US7675344B2 (en) 2010-03-09
JP2008259091A (ja) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5128499B2 (ja) 電圧レベルシフト回路
JP3152867B2 (ja) レベルシフト半導体装置
JP2006054886A (ja) ロー漏洩電流を持つレベルシフタ
JP4863844B2 (ja) 電圧切替回路
US20070018710A1 (en) Level shifter circuit of semiconductor memory device
US7777548B2 (en) Level shifter
JP2005176172A (ja) 信号レベル変換回路
JP2007174311A (ja) 電圧選択回路
JP2004260242A (ja) 電圧レベルシフタ
JP2009027632A (ja) レベルシフト回路
JP4552652B2 (ja) レベル変換回路
JP4389787B2 (ja) レベル変換回路
JP2006211023A (ja) 差動増幅回路
JP2011103607A (ja) 入力回路
US20070152745A1 (en) System and method for reducing leakage current of an integrated circuit
JP4939285B2 (ja) レベルシフタ
JP3741026B2 (ja) レベルシフト回路
JP4630782B2 (ja) レベルシフト回路
JP4374254B2 (ja) バイアス電圧発生回路
WO2012165599A1 (ja) レベルシフト回路
JP2007150987A (ja) 半導体集積装置
JP2006352204A (ja) 電位検出回路及びそれを備える半導体集積回路
JP2005164357A (ja) 電圧検出回路
JP2011061289A (ja) 入力バッファ回路
JP2003198358A (ja) レベルシフト回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees