JP4939071B2 - 色分解光学系および画像投射装置 - Google Patents

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本発明は、液晶プロジェクタ等の画像投射装置に用いられる色分解光学系に関し、特に複数の偏光ビームスプリッタを用いた色分解光学系に関する。
反射型液晶プロジェクタ等の画像投射装置には、光源からの白色光を赤、青、緑の3つの色光に分解し、それぞれの色光を異なる液晶パネルに導く色分解光学系が使用される。また、この色分解光学系は、3つの液晶パネルで画像変調された光を1つに合成するための色合成系として使用される場合が多い。
そして、色分解光学系(色分解合成光学系)には、入射する光の偏光方向に応じた反射および透過作用を有する偏光ビームスプリッタが複数使用されることが多い(特許文献1参照)。偏光ビームスプリッタは、それぞれ光学ガラス等により形成された一対のプリズムの貼り合わせ面に、多層膜からなる偏光分離膜が形成された光学部品である。
特開2001−154268号公報(段落0051〜0057、図1等)
色分解光学系に使用される複数の偏光ビームスプリッタにおいて、偏光分離膜の特性は偏光ビームスプリッタごとに異なるが、偏光分離膜を支持するプリズムの材質(特性)は互いに同じであることが一般的である。従来は、各偏光ビームスプリッタのプリズムとして、赤、青および緑のすべての色光に対する透過率がきわめて高い高価な材質のものを使用していた。
しかしながら、1つの色光の光路に配置された偏光ビームスプリッタには、他の色光に対する透過率がきわめて高いプリズムを使用する必要はない。にもかかわらず、従来は、すべての色光に対する透過率がきわめて高い材質のプリズムを使用した偏光ビームスプリッタを用いていたため、光学系全体としてコストアップの要因となっていた。また、プリズムにおける光弾性の影響が無視できないような場合には、光弾性の影響を少なくしたプリズムを用いたさらに高価な偏光ビームスプリッタを必要とするため、コストアップがより顕著になる。
さらに、例えばダイクロイックミラーによって緑光と青および赤光とが分解される場合において、ダイクロイックミラーで緑光から分離しきれなかった青光が、比視感度が他に比べて高い緑用の液晶パネルに入射すると、緑用液晶パネルが劣化し易くなる。
本発明は、入射する色光に対して適切な特性を有する偏光ビームスプリッタを使用することにより、光変調素子の劣化を抑えることもできるようにした色分解光学系およびこれを備えた画像投射装置を提供することを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての色分解光学系は、光源からの光のうち光を第1の光変調素子に導く第1の偏光ビームスプリッタと、光源からの光のうちおよび赤色の光をそれぞれ第2の光変調素子および第3光変調素子に導く第2の偏光ビームスプリッタとを有し、前記第1および第2の偏光ビームスプリッタはそれぞれ、光学部材と、該光学部材上に形成された偏光分離膜とを有前記第1の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の青の波長帯域に対する透過率が、前記第2の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の青の波長帯域に対する透過率よりも低いことを特徴とする。
本発明によれば、それぞれ入射する色光に応じて異なる(適切な)特性を有する光学部材を用いた第1および第2の偏光ビームスプリッタを使用することができる。すなわち、入射しない色光に対しては不必要な特性を低下させた偏光ビームスプリッタを含むように色分解光学系を構成することができる。これにより、色分解光学系のコストダウンを図ることができる。しかも、光変調素子に入射させたくない色光に対する透過率を低下させた光学部材を有する偏光ビームスプリッタを使用することで、該光変調素子の劣化を抑えることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である色分解合成光学系を含む液晶プロジェクタの光学系の構成を示す。
該光学系は、光源ランプ1、照明光学系1、色分解合成光学系20、液晶パネル7〜9および投射レンズ10により構成される。
光源ランプ1は、高圧水銀ランプ等の発光管とリフレクタとにより構成され、白色光を射出する。
照明光学系2は、光源ランプ1から射出された光を複数の光束に分割した後、液晶パネル7〜9上で重ね合わせる機能や、光源ランプ1から射出された光の偏光方向を所定の偏光方向に揃える機能を有する。
色分解合成光学系20は、照明光学系2からの白色光が入射するダイクロイックミラー3を有する。ダイクロイックミラー3は、白色光のうち緑(G:500〜600nm)の光を反射し、青(B:440〜500nm)の光および赤(R:600〜650nm)の光を透過する特性を有する。
また、色分解合成光学系20は、G光路に配置された第1の偏光ビームスプリッタ4と、BR光路に配置された第2の偏光ビームスプリッタ5とを有する。第1の偏光ビームスプリッタ4の偏光分離膜4cは、ダイクロイックミラー3で反射したG光を透過して、光変調素子又は画像形成素子としてのG用反射型液晶パネル7に導く。
ここで、本実施例のプロジェクタに搭載されている液晶駆動回路30には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置40が接続されている。液晶駆動回路30は、画像供給装置40から入力された画像(映像)情報に基づいて各反射型液晶パネルを駆動し、これらに各色用の原画を形成させる。これにより、各反射型液晶パネルに入射した光は、反射されるとともに原画に応じて変調(画像変調)される。
G用反射型液晶パネル7によって反射および画像変調されたG光は、第1の偏光ビームスプリッタ4の偏光分離膜4cで反射されて、色分解合成光学系20の構成要素である色合成プリズム(ダイクロイックプリズム)6に入射する。この色合成プリズム6はG光を反射しRB光を透過する特性を有する。
一方、ダイクロイックミラー3を透過したR,B光は、色分解合成光学系20の構成要素である色選択性位相板12でB光のみ偏光方向が90°回転させられて第2の偏光ビームスプリッタ5に入射する。R光は、第2偏光ビームスプリッタ5の偏光分離膜5cで反射し、不図示の位相板を透過してR用反射型液晶パネル8に至る。該反射型液晶パネル8で反射および画像変調されたR光は、再び位相板を透過した後、第2の偏光ビームスプリッタ5の偏光分離膜5cを透過して、色合成プリズム6に入射する。
また、B光は、第2の偏光ビームスプリッタ5の偏光分離膜5cを透過し、不図示の位相板を透過してB用反射型液晶パネル9に至る。該反射型液晶パネル9で反射および画像変調されたB光は、再び位相板を透過した後、第2の偏光ビームスプリッタ5の偏光分離膜5cで反射し、色合成プリズム6に入射する。
色合成プリズム6に入射したG光は、該色合成プリズム6のダイクロイック膜6cで反射して投射レンズ10に向かう。また、色合成プリズム6に入射したR,B光は、該色合成プリズム6のダイクロイック膜6cを透過して投射レンズ10に向かう。
こうして色合成プリズム6により合成されたR,G,Bの投射光(カラー画像)は、投射レンズ10によってスクリーン等の被投射面11に投射される。
ここで、色合成プリズム6は、一部の光に対して偏光分離特性を持っていても構わない。具体的には、G光とR光、G光とB光、G光、R光、B光と言う5種類の色の組み合せのいずれかに対して偏光分離特性を有し、それらの色光(画像光)を検光した上で投射レンズ10に導くようにしてもよい。
また、偏光ビームスプリッタ5と色合成プリズム6との間に、色選択性位相板(半波長板)を配置し、この色合成プリズム6を偏光ビームスプリッタに置き換えてもよい。ここでの色選択性位相板は、特定の波長の光、ここでは赤色光と青色光のいずれか一方のみの光に対して半波長板(偏光方向を90度旋回させる)として機能するものである。
次に、本実施例で用いている第1および第2偏光ビームスプリッタ4,5について詳しく説明する。
第1の偏光ビームスプリッタ4は、図3にその分解図を示すように、それぞれ三角柱形状の光学部材である一対のプリズム4a,4bと、プリズム4aにおけるプリズム4bとの貼り合わせ面上に形成された偏光分離膜4cとを有する。プリズム4a,4bは光学ガラスのうち同一の材料で形成されている。また、偏光分離膜4cは、誘電体多層膜によって構成され、P偏光およびS偏光のうち一方を透過し、他方を反射する機能を有する。なお、図1にのみ示す第2の偏光ビームスプリッタ5も同様に、それぞれ三角柱形状の光学部材である一対のプリズム5a,5bと、プリズム5aにおけるプリズム5bとの貼り合わせ面上に形成された偏光分離膜5cとを有する。
但し、本実施例では、第1の偏光ビームスプリッタ4を構成するプリズム4a,4bと、第2の偏光ビームスプリッタを構成するプリズム5a,5bとでは、それらの材質が異なる。言い換えれば、それらの特性が互いに異なる。
図2には、第2の偏光ビームスプリッタ5のプリズム5a,5bの材料である硝材Aと、第1の偏光ビームスプリッタ4のプリズム4a,4bの材料である硝材Bの透過率特性をに示す。
硝材Aは、図中に実線で示すように、RGBの可視光帯域(一般的には、440〜650nm)のほぼ全域において95%以上の高い透過率特性を有する。これに対し、硝材Bは、図中に点線で示すように、RGの帯域(500〜650nm)においては95%以上の高い透過率特性を有するが、B光の帯域(440〜500nm)においては、硝材Aに比べて低い透過率特性しか持たない。
従来の液晶プロジェクタでは、第1および第2の偏光ビームスプリッタを構成するプリズムには同一の硝材が用いられている。しかも、できるだけ明るい画像を投射するために、硝材AのようにRGBの可視光帯域のほぼ全域で高い透過率を有する硝材が用いられている。
これに対し、本実施例では、G光路上に配置された第1の偏光ビームスプリッタ4とRB光路上に配置された第2の偏光ビームスプリッタ5とで、透過率特性の異なった硝材を用いている。
本実施例において、B光およびR光の2つの色光が透過する第2の偏光ビームスプリッタ5には、従来と同様の理由により、G光の帯域をも含むRGBの可視光帯域のほぼ全域で高い透過率を有する硝材Aを用いるのが望ましい。一方、基本的にG光のみが透過する第1の偏光ビームスプリッタ4については、G光の透過率が高ければ足りる。このことから、G光とこれよりも長波長側のR光の透過率が高く、B光の透過率は低い硝材Bを用いればよい。もちろん、第1の偏光ビームスプリッタ4の硝材については、G光のみ95%以上の高い透過率を有していれば、光学的に問題はない。
硝材A,Bの透過率についてより詳しく説明する。上記説明で述べた透過率は、実際には波長に対する透過率にばらつきがあるため、その波長帯域での平均透過率を意味する。本実施例においては、B帯域での平均透過率は、硝材Aで97.2%であるのに対し、硝材Bでは93.5%と低くなっている。しかし、G,R帯域での硝材Bの平均透過率は、硝材Aの99.3%に対して同等の98.9%と高くなっている。
B帯域の波長440nmにおける透過率で比較しても同様である。すなわち、硝材Aでは95.1%であるのに対して、硝材Bでは87.4%と低い透過率であるが、G帯域の波長550nmにおける透過率では、硝材Aの99.5%に対して、硝材Bはこれと同等の99.2%の高い透過率を有する。
このような特性を有する硝材Bは、硝材Aのように広い波長域で高い透過率特性を有する硝材よりも一般的に安価である。
つまり、本実施例のように、透過率特性の異なる硝材をプリズムとして用いた2つの偏光ビームスプリッタ4,5を光路に応じて適切に使い分けることにより、従来と比べて光学性能を低下させることなく、コストダウンを図ることができる。
上述した透過率の関係は、G光路上の第1の偏光ビームスプリッタ4のB帯域(440〜500nm)での平均透過率をTGとし、RB光路上の第2の偏光ビームスプリッタ5のB帯域の平均透過率をTRBとする場合、以下の式(1)で表せる。
TG<TRB …(1)
また、G光路上に配置された第1の偏光ビームスプリッタ4におけるプリズムのB光に対する透過率が、RB光路上に配置された第2の偏光ビームスプリッタ5におけるプリズムのB光の透過率よりも低いことで、以下のような効果も得られる。
ダイクロイックミラー3は、基本的にG光を反射し、B光とR光を透過させるが、実際にはB光の一部を反射してG光路に導いてしまうことが多く、3つの液晶パネルのうち被視感度が高いG用液晶パネル7にB光が入射する。この場合、G用液晶パネル7の配向膜等にダメージ(劣化)が生じる可能性がある。
そこで、本実施例のように、第1の偏光ビームスプリッタ4におけるプリズムのB光に対する透過率を低くすることで、G用液晶パネル7に入射するB光の光量を減少させ、G用液晶パネル7の劣化を抑えることができる。
なお、ダイクロイックプリズムである色合成プリズム6については、RGBのすべての色光が透過するため、そのプリズムの材料として第2の偏光ビームスプリッタ5と同じ硝材Aを用いるのが好ましい。
偏光ビームスプリッタのプリズムの材料として用いられる硝材その他の光学材料においては、光弾性によるコントラストや画質の低下が問題となる場合がある。このため、本実施例では、光弾性定数に着目して、第1および第2の偏光ビームスプリッタに用いる硝材を適切に使い分けることで、コストダウンを図っている。
なお、本実施例の第1および第2の偏光ビームスプリッタは、実施例1にて説明した光学系内で第1および第2の偏光ビームスプリッタ4,5として使用される。以下の説明では、本実施例の第1および第2の偏光ビームスプリッタにもそれぞれ、4,5の符号を付す。
従来においては、第1および第2の偏光ビームスプリッタのプリズムの材料には、同一の硝材が用いられており、光弾性を抑えるために、例えば光弾性定数β=0.02というように低い光弾性特性を有する硝材が用いられている。一般に、低光弾性の硝材は高価である。
これに対し、本実施例では、G光路上の第1の偏光ビームスプリッタ4とRB光路上の第2の偏光ビームスプリッタ5のプリズムに、互いに光弾性定数が異なる硝材を用いる。すなわち、第1の偏光ビームスプリッタ4のプリズムにはG光路に最適な光弾性定数を持つ硝材を選択し、第2の偏光ビームスプリッタ5のプリズムには、RB光路に必要な光弾性定数を持つ硝材を選択する。
エネルギーの大きいB光が透過する第2の偏光ビームスプリッタ5のプリズムには、第1の偏光ビームスプリッタ4よりも光弾性が起こり易いため、第1の偏光ビームスプリッタ4のプリズムに用いる硝材よりも光弾性定数が小さい硝材を用いる。
具体的には、第2の偏光ビームスプリッタ5には光弾性定数β=0.02の硝材を使用し、第1の偏光ビームスプリッタ4には光弾性定数β=0.06の硝材を使用する。
この関係は、G光路に配置される第1の偏光ビームスプリッタ4の光弾性定数をβGとし、RB光路に配置される第2の偏光ビームスプリッタ5の光弾性定数をβRBとする場合、以下の式(2)で表せる。
βG>βRB
このように、光弾性定数の異なる硝材をプリズムとして用いた2つの偏光ビームスプリッタ4,5を光路に応じて適切に使い分けることにより、従来と比べて光学性能を低下させることなく、コストダウンを図ることができる。
ダイクロイックプリズムである色合成プリズム6については、そのプリズムの材料としては、第2の偏光ビームスプリッタ5と同じ硝材を用いるのが好ましい。
なお、上記各実施例で説明した各色の波長帯域、透過率、光弾性定数およびこれらと光路の組み合わせは例にすぎず、本発明はこれらに限定されない。例えば、上記各実施例では、G光路に第1の偏光ビームスプリッタ4を配置し、RB光路に第2の偏光ビームスプリッタ5を配置した場合について説明したが、G光路をR光路に、RB光路をGB光路に入れ換えても構わない。
また、各偏光ビームスプリッタのプリズム材料の特性としては、透過率や光弾性定数に限らず、熱特性や重量特性等の他の特性を異ならせてもよい。
さらに、各偏光ビームスプリッタのプリズム材料としては、上記各実施例にて説明したような硝材に限らず、光学プラスチック等、他の材料を使用することもできる。このような場合にも本発明を適用することができる。
本発明の実施例1,2である液晶プロジェクタの光学構成図。 実施例1における偏光ビームスプリッタの硝材の透過率特性を示す図。 実施例1,2における偏光ビームスプリッタの分解斜視図。
符号の説明
1 光源ランプ
2 照明光学系
3 ダイクロイックミラー
4,5 偏光ビームスプリッタ
6 色合成プリズム
4a,4b,5a,5b プリズム
4c,5c 偏光分離膜
7,8,9 反射型液晶パネル
10 投射レンズ
11 スクリーン
20 色分解合成光学系

Claims (6)

  1. 光源からの光のうち光を第1の光変調素子に導く第1の偏光ビームスプリッタと、
    前記光源からの光のうちおよび赤色の光をそれぞれ第2の光変調素子および第3の光変調素子に導く第2の偏光ビームスプリッタとを有し、
    前記第1および第2の偏光ビームスプリッタはそれぞれ、光学部材と、該光学部材上に形成された偏光分離膜とを有し、
    前記第1の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の青の波長帯域に対する透過率が、前記第2の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の青の波長帯域に対する透過率よりも低いことを特徴とする色分解光学系。
  2. 前記第1の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の光弾性定数が、前記第2の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材の光弾性定数よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の色分解光学系。
  3. 前記第1の偏光ビームスプリッタと前記第2の偏光ビームスプリッタから出射した光を合成し、投射レンズに導く色合成素子を有し、
    前記色合成素子は、光学部材と、該光学部材上に形成された偏光分離膜または色分離膜とを有し、
    前記色合成素子における前記光学部材は、前記第2の偏光ビームスプリッタにおける前記光学部材と同じ材料で形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の色分解光学系。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の色分解光学系を含み、前記第1、前記第2、前記第3の光変調素子からの光を被投射面に投射することを特徴とする画像投射光学系。
  5. 請求項に記載の画像投射光学系を用いて被投射面に画像を投射することを特徴とする画像投射装置。
  6. 請求項に記載の画像投射装置と、
    該画像投射装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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