JP4938684B2 - 差動ロック動作付き液圧走行駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2基の液圧ポンプと差動ロック動作付きの4基の液圧モータを備える液圧走行駆動装置に関する。
4基の液圧モータを2基の可調整ポンプにより駆動する液圧走行駆動装置は、特許文献1に既に公知である。各液圧モータと液圧ポンプは、第1の接続路と第2の接続路とを備える。第1の液圧ポンプの第1の接続路から始めるに、液圧モータのうち2基は入力路としてのそれらの第1の接続路を介して圧力媒体を充填される。しかしながら、これら2基の液圧モータの出力路は第1の液圧ポンプの第2の接続路へ接続されてはおらず、第2の液圧ポンプの入力路として機能する第2の接続路へ接続されている。第2の液圧ポンプの出力路は、ここでも他の2基の液圧モータの入力路として機能する接続路へ接続されている。しかしながら、最後に挙げた2基の液圧モータは第1の液圧ポンプの第2の接続路へ接続されている。かくして、閉液圧回路が形成され、ここでポンプ−モータ−ポンプ−モータ−ポンプのポンプ給送順序が個別に実現される。
液圧モータと液圧ポンプとのこのいわゆる交差接続は、個別液圧モータへ圧力媒体を供給しない液圧ポンプ上に比較的高速回転する液圧モータを支持しなければならないことを意味する。閉回路内の油流収支が故に、個別液圧モータの強制稼動が達成される。
独国特許出願公開第19833942号明細書
説明した走行駆動装置に付随する欠点は、油流収支が固定されているので液圧モータをそれらの吸収容積について厳密に同じ仕方で調整しなければならない点にある。実際の応用例では、吸収容積それぞれに対応した正確な調整が可能な定速モータだけしか、かくして原理的に検討できない。
本発明の目的は、液圧モータの回動角度の個別適用が可能な差動ロック装置付きの液圧走行駆動装置を提供することにある。
この目的は、請求項1の特徴により本発明になる液圧走行駆動装置にて達成される。
本発明になる液圧走行駆動装置は、少なくとも2基の液圧ポンプと4基の液圧モータとを備える。液圧ポンプと液圧モータは、それぞれ第1の接続路と第2の接続路とを備える。第1と第3の液圧モータの第1の接続路は、それぞれの場合に第1の液圧ポンプの第1の接続路へ接続する。しかしながら、第2の液圧ポンプの第1の接続路は第2と第4の液圧モータの第1の接続路へ接続する。
第1の液圧ポンプの第2の接続路は、第2の液圧モータの第2の接続路と第3の液圧モータの第2の接続路とへ接続する。しかしながら、第2の液圧ポンプの第2の接続路は第1の液圧モータの第2の接続路と第4の液圧モータの第2の接続路とへ接続する。従って、第3と第4の液圧モータはそれぞれ1基の液圧ポンプに対してだけ割り当てられ、それぞれが後者と従来の回路を形成する。
対照的に、第1と第2の液圧モータはいわゆる交差接続にて配置する。交差接続では、圧力媒体はポンプ−液圧モータ−ポンプ−液圧モータの順でポンプ給送される。
液圧モータのうち2基は交差接続でもって2基の液圧ポンプへ接続するが、他の2基の液圧モータをそれぞれ従前の方法にて1基の液圧ポンプへ割り当てるこの組み合わせを用いることで、完全に固定してはいない油流収支が得られる。このことで、液圧モータの回動角度の一致は不可欠とされず、例えば負荷圧力に応じた仕方で調整できるという利点がもたらされる。
液圧モータの吸収容積相互の厳密な識別は、必要ない。同時に、差動ロック動作が得られ、何故なら液圧モータのうち2基を他のそれぞれの液圧モータを加圧する液圧ポンプ上にそれらを支持しなければならない仕方でもって交差接続を介して配置するからである。
本発明になる液圧走行駆動装置のさらなる展開にとって有効なものを、従属請求項に提示した。
特に、第1と第2の液圧モータを1本の車軸に割り当てることは好都合である。従って、車軸の2個の駆動輪を交差接続により個別充填する1基の液圧モータへ個別接続する。
特に、第3と第4の液圧モータを別の車軸に併せ割り当てることもまた好都合である。極めて好適な走行方向をもたらす車両の場合、このことで好適な対称性を獲得し、ここでは湾曲路を回る走行期間中に走行駆動装置の影響は一切発生しない。
別の構成では、特に前後の走行方向について車両が増大した対称性を備える場合、これを好都合とし得る。この目的に合せ、第1と第2の液圧モータを車両の一方側に割り当てることは特に好都合である。例えば、第1と第2の液圧モータは車両の右側へ接続することができる。
本発明になる液圧走行駆動装置の一つの好適な例示実施形態を図面に提示し、以下の説明にてより詳細に記述する。
図1は、本発明になる液圧走行駆動装置1の液圧回路線図を示す。液圧走行駆動装置1は、駆動シャフト3を介して第1の液圧ポンプ4と第2の液圧ポンプ5へ結合した駆動モータ2を備える。2基の液圧ポンプ4,5は2方向へポンプ給送するよう設計してあり、それらのポンプ容積を調整することができる。この目的に合せ、第1の液圧ポンプ4と第2の液圧ポンプ5の二つの調整機構を、図示しない調整装置を介して起動する。
第1の液圧ポンプ4と第2の液圧ポンプ5は好ましくは同じ駆動シャフト3により駆動し、ここで給送ポンプ6は駆動シャフト3により追加的に駆動する。給送ポンプ6は好ましくは定速ポンプであり、圧力媒体を一方向にのみポンプ給送することができる。
少なくとも駆動4輪を備える車両を駆動すべく、少なくとも1基の第1の液圧モータ7と第2の液圧モータ8と第3の液圧モータ9と第4の液圧モータ10が液圧走行駆動装置1内に配設してある。図1に示す例示実施形態では、第2の液圧モータ8が第1の液圧モータ7と併せ前輪軸の車輪を駆動するものと仮定する。第3の液圧モータ9と第4の液圧モータ10が、車両の後輪軸の車輪を駆動する。
第1の液圧ポンプ4が、その圧力媒体を第1の作動管路11内へポンプ給送する。この目的に合せ、第1の作動管路11が第1の液圧ポンプ4の第1の接続路12へ接続してある。
以下の説明では、第1の液圧ポンプ4がその圧力媒体をその第1の接続路12を介して第1の作動管路11へポンプ給送するものと仮定する。第1の液圧ポンプ4への圧力媒体の還流は、第1の液圧ポンプ4の第2の接続路14へ接続した第2の作動管路13を介して流れる。
同様に、提示した例示実施形態では、第2の液圧ポンプ5はその第1の接続路16にて第2の液圧ポンプ5に接続した第3の作動管路15へその圧力媒体をポンプ給送する。第2の液圧ポンプ5へ還流される圧力媒体は、第4の作動管路17を介して第2の液圧ポンプ5の第2の接続路18へ流れる。
第1の作動管路11は、第1の分岐点21にて第1の作動管路11の第1の部分11’と第2の部分11”へ分岐させてある。第1の作動管路11の第1の部分11’は、第1の液圧モータ7の第1の接続路19へ接続してある。第1の作動管路11の第2の部分11”は、第3の液圧モータ9の第1の接続路20へ接続してある。
第1の液圧モータ7と第3の液圧モータ9はかくして、第1の液圧ポンプ4からの圧力媒体を充填される。
第2の液圧ポンプ5の第1の接続路16へ接続した第3の作動管路15は、第3の分岐点25から第3の作動管路15の第1の部分15’と第2の部分15”へ分岐する。第3の作動管路15の第1の部分15’は、第2の液圧モータ8の第1の接続路26へ接続してある。それ故、第3の作動管路15の第2の部分15”は第4の液圧モータ10の第1の接続路27へ接続される。
第2の液圧モータ8と第4の液圧モータ10は、かくして第3の作動管路15を介して第2の液圧ポンプ5からの圧力媒体を充填される。
第1の液圧ポンプ4の第2の接続路14は、第1の作動管路13と第1の部分13’と第2の部分13”とを介して第2の液圧モータ8の第2の接続路28か又は第3の液圧モータ9の第2の接続路23へそれぞれ接続してある。第2の接続管路13の第1の部分13’と第2の部分13”は、第2の分岐点24において第2の作動管路13内へ開口している。第2の液圧モータ8と第3の液圧モータ9を介して流れる圧力媒体は、かくして第1の液圧ポンプ4の第2の作動管路13を介してその第2の接続路14へ供給され、説明中のポンプ給送方向の場合、これが第1の液圧ポンプ4の真空側を形成する。
第2の液圧ポンプ5の圧力媒体の還流は、第4の作動管路17を介して流れる。第4の作動管路17は、第4の分岐点30から第1の作動管路17の第1の部分17’と第2の部分17”へ分岐させてある。第4の作動管路17の第1の部分17’は、第1の液圧モータ7の第2の接続路22へ接続してある。第4の作動管路17の第2の部分17”は、第4の液圧モータ10の第2の接続路29へ接続してある。
第1の液圧モータ7と第4の液圧モータ10がポンプ給送する圧力媒体は、それ故に第4の作動管路17の第1の部分17’と第2の部分17”を介して第2の液圧ポンプ5の第2の接続路18へ還流する。
それぞれ第1と第3の管路11,15内への第1の液圧ポンプ4と第2の液圧ポンプ5のポンプ給送方向を仮定すると、第1の液圧モータ7と第3の液圧モータ9は第1の液圧ポンプ4からの圧力媒体を充填される。第1の液圧モータ7を通って流れる圧力媒体は、そこから第2の液圧ポンプ5へ還流する。さらに進んで、圧力媒体は第2の液圧ポンプ5から第2の液圧モータ8と第4の液圧モータ10へポンプ給送される。第2の液圧モータ8がポンプ給送する圧力媒体は、第1の液圧ポンプ4の真空側へ還流する。従って、第1と第2の液圧モータ7,8はいわゆる交差接続により2基の液圧ポンプ4,5へ接続される。
第1の液圧ポンプ4からポンプ給送される圧力媒体もまた、第1の液圧モータ7と同じく第3の液圧モータ9へ供給される。しかしながら、第3の液圧モータ9を通って流れる圧力媒体もまた第2の作動管路13を介して再度第1の液圧ポンプ14へ還流される。第3の液圧モータ9はかくして、第1の液圧ポンプ4へ排他的に接続される。第2の液圧モータ8同様に第4の液圧モータ10に供給される圧力媒体は、第4の液圧モータ10の出力路から同様に第2の液圧モータ5へポンプ還流給送される。従って、第4の液圧モータ10は第2の液圧ポンプ5へ排他的に接続される。第1の液圧ポンプ4は液圧モータ8と共に従前の回路を形成しており、第2の液圧ポンプは第4の液圧モータ10と共に従前の回路を形成している。
部分的な交差接続はポンプ給送方向とは逆の方向にも維持され、ここで圧力媒体はそれぞれ第1と第2の液圧ポンプ4,5により第2の或いは第4の作動管路13,17へそれぞれポンプ給送される。第1の液圧モータ7と第2の液圧モータ8はそれぞれ2基の液圧ポンプ4,5に交差接続したが、2基の液圧モータ9,10はそれぞれ2基の液圧ポンプ4,5の一方にのみ接続する。
提示された例示実施形態では、第1の液圧モータ7と第2の液圧モータ8は好ましくは車両の前輪軸に割り当ててある。従って、例えば前部右側駆動軸31は第1の液圧モータ7により駆動される。対照的に、液圧モータ8が前部左側駆動軸32を駆動する。しかしながら、第3の液圧モータ9と第4の液圧モータ10は後輪軸の駆動輪に接続してある。こうして、第3の液圧モータ9が後部右側駆動軸33を駆動し、第4の液圧モータ10が後部左側駆動軸34を駆動する。この種の走行駆動装置1は、例えば掘削機や他の移動式作動機器用の全輪駆動装置として用いることができる。
制限された柔軟な油流収支が可能であり、何故なら第1の液圧ポンプ4のポンプ給送流と第2の液圧ポンプ5のポンプ給送流はそれぞれ本発明になる液圧走行駆動装置の場合に細分されるからであり、ここではポンプ給送圧力媒体の一部が液圧ポンプ4,5それぞれへ再還流される。実際に、二つの駆動系列が第1の液圧モータ7と第2の液圧モータ8の交差接続により互いに結合され続け、それによって差動ロック動作が提供される。しかしながら、結合は関与する液圧モータ全ての完全な交差接続の場合ほど硬直したものとはならない。これは、個別液圧モータをそれらの吸収容積において互いにずらせられることを意味する。かくして、負荷圧力に応じた液圧モータ調整を伴なう液圧走行駆動装置の使用が可能になる。
たとえ全ての液圧モータ7〜10を定速モータとして設計したとしても、一つの利点は達成され、何故なら液圧モータ7〜10の基本的設定は個別吸収容積どうしで絶対的な同一性を生み出す必要はないからである。しかしながら、液圧モータとしてなるべくギヤモータや可変速モータを少なくとも一対用いる。こうして、例えば後輪軸の液圧モータ9,10をギヤモータ或いは可変速モータとして設計することができる。無論、図示の例示実施形態において前輪軸に対し割り当てた二つの液圧モータ7,8をギヤモータ或いは可変速モータとして設計することもできる。
前輪軸への二つの交差接続液圧モータ7,8の割り当ては、図示の例示実施形態用に選択しただけであって、強制的なものではない。前部右側車輪は第1の液圧モータ7によって等しく良好に駆動し得、後部左側車輪は第2の液圧モータ8によって等しく良好に駆動し得る。従って、右側後部駆動輪はそこで第3の液圧モータ9により駆動され、左側前部駆動輪は第4の液圧モータ10によって駆動される。さらなる代替実施形態では、第1の液圧モータ7が右側前輪を駆動し、第2の液圧モータ8が右側後輪を駆動し、第3の液圧モータ9が左側前輪を駆動し、第4の液圧モータ10が左側後輪を駆動する。
システム内で所与の最小圧力を生成するため、始動時には当初解放圧力である給送システムが配設してある。この給送システムは、同様に駆動モータ2により駆動される給送ポンプ6を備える。給送ポンプ6は、吸引管路35を介して容積槽36から圧力媒体を吸引し、それを給送圧力管路37へポンプ給送する。給送圧力管路37内の所定値を超える昇圧を防止すべく、給送圧力制限弁38が給送圧力管路37へ接続してある。給送圧力制限弁は、可調整ばね39により閉弁位置方向のばね力にさらされる。給送圧力測定管路40を介して供給される給送圧力管路37の圧力が、給送圧力制限弁38の計測面上の可調整ばね39の力に抗して作用する。計測面に作用する液圧が対抗ばねの力を上回ると、給送圧力制限弁38はその開弁位置を向く方向へ変位し、かくして給送圧力管路37は放圧管路41を介して容積槽26へ接続されるようになる。上記の所与の最小回動速度以上では、それによって給送ポンプにより給送システム内に定圧が維持される。駆動モータ2の回転速度における増大の結果としての圧力のさらなる上昇は、給送圧力制限弁38ならびに給送圧力管路37と容積槽36との増大した接続により阻止される。
給送圧力管路37は、給送ポンプ6に離間対向するその端部において第1の接続管路42と第2の接続管路43に接続してある。第1の接続管路42は、第1の作動管路11から第2の作動管路13へ延びている。第2の接続管路43は、第3の接続管路15から第4の接続管路17へ延びている。
第1の給送弁ユニット44は、第1の接続管路42内で第1の接続管路42内への給送圧力管路37の開口と第1の作動管路11との間に配置してある。第1の給送弁ユニット44には、第1の作動管路11の方向に向いて開口する逆止弁45が備わる。第1の作動管路11は、給送圧力管路37内の圧力が第1の作動管路11内の圧力を上回る限り、戻し弁45を介して給送圧力管路37から加圧することができる。
第1の作動管路11を安全確保すべく、高圧制限弁46を逆止弁45に並列配置してある。逆止弁45の閉弁方向の貫流接続路を、高圧制限弁46を介して第1の接続管路42内に作成することができる。この目的に合せ、高圧制限弁46にはばね47により閉弁方向に予め荷重がかけてあり、ここで高圧制限弁46の計測面上にはばね47の力に抗して液圧が作用する。液圧は、作動圧力計測管路48を介して供給される第1の作動管路11の圧力により生成される。ここで、第1の作動管路11内で優勢な圧力がばね47が定める臨界値を上回ると、高圧制限弁46が開弁し、圧力媒体は第1の作動管路11を流出して給送圧力管路37の方向に逆止弁を迂回する。
給送圧力制限弁38が指定する最大給送圧力を上回る圧力が給送圧力管路37内に生じた場合、第1の作動管路11は容積槽36内へ放圧される。
対応する第2の給送弁ユニット49が、第2の作動管路13と第1の接続管路42内への給送圧力管路37の開口との間に配置してある。第2の給送弁ユニット49は第1の給送弁ユニットに対し対応する仕方で構成してあり、それ故これらの要素の機能説明の繰り返しは不要である。第2の作動管路13内の圧力が給送圧力管路37内で優勢である圧力未満に処されると、第1の作動管路11から除かれる圧力媒体もまた第2の給送弁ユニット49の逆止弁を介して第2の作動管路13内へ抜き取ることができる。
第3の作動管路15又は第4の作動管路17をそれぞれ充填するため、そしてそれらの圧力を固定するため、対応する第3の給送弁ユニット50と第4の給送弁ユニット51が第2の接続管路43内への給送圧力制限弁37の開口両側の第2の接続管路42に配設してある。第3の給送弁ユニット50と第4の給送弁ユニット51は、構造と機能において第1の給送弁ユニット44と第2の給送弁ユニット49とに符合する。それ故、不要な繰り返しを避けるべく第3と第4の給送弁部50,51の説明は省略する。
本発明になる液圧走行駆動装置は、記載した例示実施形態に限定はされない。それどころか、必要に応じて記載例示実施形態の個別特徴に互いに組み合わせることができる。
本発明になる流体静力学的車載駆動装置の好適な例示実施形態を示す図
符号の説明
4 第1の液圧ポンプ
5 第2の液圧ポンプ
7 第1の液圧モータ
8 第2の液圧モータ
9 第3の液圧モータ
10 第4の液圧モータ
12,16,19,20,26,27 第1の接続路
14,18,22,23,28,29 第2の接続路

Claims (7)

  1. 少なくとも1基の液圧ポンプ(4)と第2の液圧ポンプ(5)と第1、第2、第3、第4の液圧モータ(7,8,9,10)とを備える液圧走行駆動装置であって、
    第1の液圧ポンプ(4)の第1の接続路(12)を、液圧を介して普遍的に、第1の液圧モータ(7)の第1の接続路(19)と第3の液圧モータ(9)の第1の接続路(20)とへ接続し、
    第2の液圧ポンプ(5)の第1の接続路(16)を、液圧を介して普遍的に、第2の液圧モータ(8)の第1の接続路(26)と第4の液圧モータ(10)の第1の接続路(27)とへ接続し、
    第1の液圧モータ(7)の第2の接続路(22)と第4の液圧モータ(10)の第2の接続路(29)を、液圧を介して普遍的に、第2の液圧ポンプ(5)の第2の接続路(18)へ接続し、
    第2の液圧モータ(8)の第2の接続路(28)と第3の液圧モータ(9)の第2の接続路(23)を、液圧を介して普遍的に、第1の液圧ポンプ(4)の第2の接続路(14)へ接続し
    第3の液圧モータ(9)は排他的に第1の液圧ポンプ(4)に接続され、第1の液圧ポンプ(4)とともに従来の閉回路を構成し、且つ、
    第4の液圧モータ(10)は排他的に第2の液圧ポンプ(5)に接続され、第2の液圧ポンプ(5)とともに従来の閉回路を構成したことを特徴とする液圧走行駆動装置。
  2. 前記第1と第2の液圧モータ(7,8)は1本の車軸に割り当てたことを特徴とする請求項1記載の液圧走行駆動装置。
  3. 前記第3と第4の液圧モータ(9,10)は1本の車軸に割り当てたことを特徴とする請求項1又は2記載の液圧走行駆動装置。
  4. 前記第1と第2の液圧モータ(7,8)は前記車両の一方側に割り当てたことを特徴とする請求項1記載の液圧走行駆動装置。
  5. 前記第3と第4の液圧モータ(9,10)は前記車両の一方側に割り当てたことを特徴とする請求項1又は4記載の液圧走行駆動装置。
  6. 前記第1と第2の液圧モータ(7,8)は定速モータかギヤモータか可変速モータであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液圧走行駆動装置。
  7. 前記第3と第4の液圧モータ(9,10)は定速モータかギヤモータか可変速モータであることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液圧走行駆動装置。
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