JP4938038B2 - 無線タグ読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波を用いて読取領域内の物品に付された無線タグを読取る装置に関する。
特許文献1は、RFIDタグ(無線タグ)が付された物品群の中から、無線電波(電磁波)を用いて目的の物品を検出する方法を開示する。特許文献1において、RFID検索装置(無線タグ読取装置)は、アンテナから送信される無線電波の発信方向を変化させて各物品に付されたRFIDタグを読取る。目的の物品に付されたRFIDタグのデータがRFID検索装置に予め設定されており、RFID検索装置は、読取ったデータと比較することによって、目的の物品を検出する。
特開2002-271229号公報
特許文献1は、目的の物品が予め定められている場合には有効である。しかし、無線タグの読取領域内に置かれる無線タグ付物品が特定できない場合には適用できない。何故ならば、無線タグ読取装置のアンテナから読取領域に向けて送信される電磁波は、読取領域内に留まるとは限らない。無線タグ読取装置が読取領域全域を無線タグとの交信領域とするためには、電磁波を通さない遮蔽物で読取領域の周辺を覆わない限り、電磁波が読取領域外まで到達するのを防ぐことはできない。このため、読取られた無線タグの中に、読取領域外の近傍に置かれた物品の無線タグが含まれていたとしても、それを見分けるのは困難である。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、電磁波を通さない遮蔽物等の格別な部材を用いずとも、読取領域内に置かれる物品の無線タグのみ精度よく読み取ることができる無線タグ読取装置を提供しようとするものである。
本発明は、物品に付される物品用無線タグの読取領域に向けてアンテナから電磁波を送信して、物品用無線タグを読み取る無線タグ読取装置において、アンテナから送信される電磁波の送信出力を可変する出力可変手段と、この出力可変手段により電磁波の送信出力を変化させて物品用無線タグの読取りを繰り返す読取試行手段と、この読取試行手段により物品用無線タグを読取る毎に、読み取った無線タグの中に読取領域の境界付近に配置される、物品用無線タグと区別可能なエリア外識別用無線タグが含まれるか検索する検索手段と、読取った無線タグの中にエリア外識別用無線タグが含まれていない場合で送信出力が最大のときの読取情報を、読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させる確定手段と、読取領域の外側に置かれた物品に付されている無線タグのデータを記憶する領域外物品用タグ記憶部と、確定手段により確定させた物品用無線タグ読取情報の中に領域外物品用タグ記憶部で記憶するデータが存在するか照合する照合手段と、この照合手段により存在することが確認されると警告する警告手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、電磁波を通さない遮蔽物等の格別な部材を用いずとも、読取領域内に置かれる物品の無線タグのみ精度よく読み取ることができる効果を奏する。
本発明に係る第1の実施の形態の全体図。 物品用無線タグとエリア外識別用無線タグとのデータ構造を示す図。 読取装置本体の要部構成を示すブロック図。 読取装置本体の記憶部に形成される主要なメモリエリアを示す図。 読取装置本体の制御部が実行するメイン処理の要部を示す流れ図。 読取装置本体の制御部が実行する出力減少判定処理の要部を示す流れ図。 読取装置本体の制御部が実行する出力増加判定処理の要部を示す流れ図。 本発明に係る第2の実施の形態の全体図。 物品用無線タグとエリア外識別用無線タグ及びエリア内識別用無線タグとのデータ構造を示す図。 同第2の実施の形態において、読取装置本体の制御部が実行するメイン処理の要部を示す流れ図。 本発明に係る第3の実施の形態において、読取装置本体の制御部が実行する警告タグ更新処理の要部を示す流れ図。 本発明に係る第4の実施の形態における無線タグ読取装置の要部構成を示すブロック図。 同第4の実施の形態において、読取装置本体の記憶部に追加されるメモリエリアを示す図。 同第4の実施の形態において、読取装置本体の制御部が実行するメイン処理の要部を示す流れ図。
以下、本発明を実施するための一形態について、図面を用いて説明する。
この実施形態は、店舗で販売される各商品に無線タグが付されており、この店舗のチェックアウトレーンにおいて、本発明に係る無線タグ読取装置により客が購入する商品に付された無線タグを読取ることで、POS(Point Of Sales)端末に商品販売データを登録する場合である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の全体図である。チェックアウトレーンに沿って設置されるチェックアウトカウンタ1は、その上面の一区画を購入商品の載置面2とする。会計を行う客は、自身が購入する商品3を載置面2に置く。商品3は、載置面2に直に置いてもよいし、図示する如く、買物籠に入れた状態で置いてもよい。各商品3には、それぞれ無線タグ4が付されている。
電磁波を用いて無線タグ4のデータを非接触で読取る無線タグ読取装置5は、読取装置本体6とアンテナ7とからなる。アンテナ7は、平面アンテナであり、チェックアウトカウンタ1を挟んで載置面2の直下に取り付けられる。なお、アンテナ7は、チェックアウトカウンタ1の載置面2上に取り付けられていてもよいし、チェックアウトカウンタ1に内蔵されていてもよい。
無線タグ読取装置5は、載置面2に置かれた全ての商品3の無線タグ4を一括して読取り、読取ったデータをPOS端末8に送信する。POS端末8は、各無線タグ4のデータに基づいて客が購入する商品3の販売データを登録し、合計金額を算出する。そこで、無線タグ読取装置5は、載置面2とその上方鉛直方向の一定長(例えば50cm)の空間を無線タグ4の読取領域9とする。アンテナ7は、読取領域9に向けて電磁波を送信する。こうすることにより、無線タグ読取装置5は、載置面2に置かれた全ての商品3の無線タグ4を無線タグ読取装置5が一括して読取ることができる。
チェックアウトカウンタ1には、読取領域9に近接するように商品棚10が置かれている。商品棚10には、それぞれ無線タグ4が付された複数の商品3が陳列されている。読取領域9の境界付近である商品棚10の読取領域9側の側板には、無線タグ11が複数取り付けられている。無線タグ11は、読取領域9のエリア外であることを識別するために用いる。以下、商品棚10に付される無線タグ11は、エリア外識別用無線タグ11と称する。各商品に付される無線タグ4は、物品用無線タグ4と称する。
エリア外識別用無線タグ11は、物品用無線タグ4と同一タイプであり、そのデータ構造は、図2に示すように、どちらもタグ種別コード21とユーザデータ22とからなる。ただし、エリア外識別用無線タグ11は、物品用無線タグ4とデータの内容が異なる。物品用無線タグ4は、タグ種別コード21を“001”とし、ユーザデータ22を当該タグ4が付される商品を個々に特定するための物品IDとする。一方、エリア外識別用無線タグ11は、タグ種別コード21を“101”とし、ユーザデータ22を任意とする。つまり、エリア外識別用無線タグ11と物品用無線タグ4とは、タグ種別コード21の違いによって区別される。
図3は、読取装置本体6の要部構成を示すブロック図である。読取装置本体6は、通信部31、制御部32、記憶部33、変調部34、送信側増幅部35、受信側増幅部36、復調部37、方向性結合器38及び送信出力切換部39を有する。
通信部31は、制御部32とPOS端末8との間のデータ通信を司る。変調部34は、制御部32から与えられる送信データで搬送波を変調する。送信側増幅部35は、変調部34の出力信号を増幅する。受信側増幅部36は、アンテナ7の受信信号を増幅する。復調部37は、受信側増幅部36で増幅された信号から無線タグのデータ信号を復調する。方向性結合器38は、送信側増幅部35の出力信号をアンテナ7に供給し、アンテナ7の受信信号を受信側増幅部36に供給する。送信出力切換部39は、送信側増幅部35の増幅率を段階的に切り替える。無線タグ読取装置5は、送信側増幅部35の増幅率を切替えることによって、アンテナ7から送信される電磁波の出力パワーを段階的に可変する(出力可変手段)。
記憶部33は、図4に示すメモリエリアを備える。送信出力レベルメモリ41は、現時点におけるアンテナ7の出力パワーレベルPWLを記憶する。出力レベルカウンタメモリ42は、出力パワーレベルPWLに相当する段数n(1≦n≦N)を計数する。この実施の形態では、段数nが“1”のときの出力パワーレベルPWLを最小レベルとし、段数nが“N”のときの出力パワーレベルPWLを最大レベルとする。
警告タグメモリ43は、読取領域9の外側近傍に置かれる商品3に付されている物品用無線タグ4のデータをまとめて記憶する(領域外物品用タグ記憶部)。今回読取メモリ44は、今回の無線タグ読取サイクルにおいて、無線タグ読取装置5で一括して読取った無線タグのデータをまとめて記憶する。前回読取メモリ45は、前回の無線タグ読取サイクルにおいて、無線タグ読取装置5で一括して読取った無線タグのデータをまとめて記憶する。
制御部32は、図5の流れ図に示す手順に従い、各部を制御する。この制御は、外部から起動コマンドが入力されると開始する。POS端末8のオペレータは、客が購入商品を載置面2に載せたのを確認すると、POS端末8を操作して物品用無線タグ4の読取開始を指示する。この指示により、POS端末8が作動して、制御部32に起動コマンドを出力する。あるいは、載置面2の近傍に物品センサが設けられている。物品センサは、客が購入商品を載置面2に載せると作動して、制御部32に起動コマンドを出力する。
起動コマンドが入力されると、制御部32は、ST(ステップ)1として出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nを送信出力レベルメモリ41にセットする。また、ST2として今回読取メモリ44をクリアする。しかる後、制御部32は、ST3として無線タグの読取り動作を起動する。すなわち、変調部34にリードコマンドを送信する。また、送信出力切換部39に送信出力制御信号を送信する。
送信出力制御信号は、アンテナ7から送信される電磁波の出力パワーが、送信出力レベルメモリ41で記憶する出力パワーレベルPWLとなるように送信出力切換部39を制御する。この制御により、送信出力切換部39は、送信側増幅部35の増幅率を出力パワーレベルPWLに相当する値に設定する。
変調部34は、リードコマンドで搬送波を変調する。変調信号は、送信側増幅部35で増幅された後、方向性結合器38を介してアンテナ7に供給され、電磁波として送信される。このときの送信出力レベルは、送信側増幅部35の増幅率によって決まる。
アンテナ7から送信される電磁波を受信した無線タグは、リードコマンドを認識すると、例えばバックスキャッタ変調により自身のメモリデータを無線送信する。この電磁波をアンテナ7が受信すると、受信信号が方向性結合器38を介して受信側増幅部36に供給される。そして、増幅された後、復調部37に入力され、無線タグのデータ信号に復調される。
制御部32は、ST4として無線タグのデータ信号が復調されるのを待機する。復調部37にて復調されたデータ信号が入力されると(ST4のYES)、制御部32は、ST5としてこのデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する。復調データ信号が入力される毎に、制御部32は、ST5の処理を行う。したがって、1回の読取サイクルにおいて、一括して読取られた複数の無線タグのデータが、今回読取メモリ44にまとめて格納される。
この待機期間中、制御部32は、ST6として無線タグの読取りが終了したか否かを判断する。例えば、無線タグの読取り動作起動から一定時間が経過すると、制御部32は、読取終了と判定する。あるいは、所定期間の間、無線タグのデータ信号が復調されないと、読取終了と判定する。読取終了の場合(ST6のYES)、制御部32は、ST7として無線タグの読取り動作を停止させる。
しかる後、制御部32は、ST8として今回読取メモリ44を検索する。そして、ST9として今回読取メモリ44にエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断する(検索手段)。制御部32は、今回読取メモリ44に格納されているタグデータの種別コードをチェックする。エリア外識別用無線タグ11の種別コードは、“101”である。種別コードが“101”のタグデータを検出すると(ST9のYES)、制御部32は、ST10として出力減少判定処理を実行する。種別コードが“101”のタグデータを検出できないと(ST9のNO)、制御部32は、ST11として出力増加判定処理を実行する。
出力減少判定処理の制御手順は、図6の流れ図によって具体的に示される。出力減少判定処理を開始すると、制御部32は、ST21として出力レベルカウンタメモリ42の値nを“1”だけ減算する。このとき、ST22としてカウント値nが”1”より小さくなる場合は、タグの読取エラーをPOS端末8に通知する。この通知を受けて、POS端末8は、例えば「無線タグ読取装置にエラーが発生しました」等のエラーメッセージを表示させる。
カウント値nが“1”以上であるとき(ST22のYES)、制御部32は、ST23〜ST31として、前記ST1〜ST9と同一の処理を再度実行する。すなわち、出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nを送信出力レベルメモリ41にセットする(ST23)。また、今回読取メモリ44をクリアする(ST24)。しかる後、制御部32は、無線タグの読取り動作を起動する(ST25)。このとき、アンテナ7から送信される電磁波の送信パワーは、前回より1段階弱くなる。
復調部37にて復調されたデータ信号が入力される毎に(ST26のYES)、制御部32は、このデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する(ST27)。読取りが終了すると(ST28のYES)、制御部32は、無線タグの読取り動作を停止させた後(ST29)、今回読取メモリ44を検索して(ST30)、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断する(ST31:検索手段)。
ここで、依然としてエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されている場合には(ST31のYES)、制御部32は、ST21の処理に戻る。すなわち、出力レベルカウンタメモリ42の値nをさらに“1”だけ減算する。そして、カウント値nが“1”以上であることを確認したならば(ST22のNO)、制御部32は、ST23〜ST31の処理を再度実行する(読取試行手段)。
今回読取メモリ44を検索した結果、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されていない場合には(ST31のNO)、制御部32は、ST32として今回読取メモリ44内のタグデータを、警告タグメモリ43に記憶されているタグデータと照合する。そして、ST33として同一のタグデータが存在するかチェックする(照合手段)。同一のタグデータが存在する場合のみ、制御部32は、ST34として警告信号をPOS端末8に送信する(警告手段)。同一のタグデータが存在しない場合には、警告信号をPOS端末8に送信しない。
制御部32は、ST35として今回読取メモリ44内のタグデータを、読取領域9内に存在する物品用無線タグ4のデータとして確定させて、POS端末8へ送信する(確定手段)。送信終了後、制御部32は、今回の読取制御を終了する。
出力増加判定処理の制御手順は、図7の流れ図によって具体的に示される。出力増加判定処理を開始すると、制御部32は、ST41として出力レベルカウンタメモリ42の値nを“1”だけ加算する。このとき、ST42としてカウント値nが”N”より大きくなる場合は、タグの読取エラーをPOS端末8に通知する。
カウント値nが“N”以下であるとき(ST42のYES)、制御部32は、ST43として、今回読取メモリ44で記憶している全てのタグデータを前回読取メモリ45にコピーする。しかる後、制御部32は、ST44〜ST52として、前記ST1〜ST9と同一の処理を再度実行する。すなわち、出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nを送信出力レベルメモリ41にセットする(ST44)。また、今回読取メモリ44をクリアする(ST45)。しかる後、制御部32は、無線タグの読取り動作を起動する(ST46)。このとき、アンテナ7から送信される電磁波の送信パワーは、前回より1段階強くなる。
復調部37にて復調されたデータ信号が入力される毎に(ST47のYES)、制御部32は、このデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する(ST48)。読取りが終了すると(ST49のYES)、制御部32は、無線タグの読取り動作を停止させた後(ST50)、今回読取メモリ44を検索して(ST51)、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断する(ST52:検索手段)。
ここで、依然としてエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されていない場合には(ST52のNO)、制御部32は、ST41の処理に戻る。すなわち、出力レベルカウンタメモリ42の値nをさらに“1”だけ加算する。そして、カウント値nが“N”以下であることを確認したならば(ST42のNO)、制御部32は、ST43〜ST52の処理を再度実行する(読取試行手段)。
今回読取メモリ44を検索した結果、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されている場合には(ST52のYES)、制御部32は、ST53として前回読取メモリ45内のタグデータを、警告タグメモリ43に記憶されているタグデータと照合する。そして、ST54として、同一のタグデータが存在するかチェックする(照合手段)。同一のタグデータが存在する場合のみ、制御部32は、ST55として警告信号をPOS端末8に送信する(警告手段)。
制御部32は、ST56として前回読取メモリ45内のタグデータを、読取領域9内に存在する物品用無線タグ4のデータとして確定させて、POS端末8へ送信する(確定手段)。送信終了後、制御部32は、ST57として出力レベルカウンタメモリ42のカウント値を“1”だけ減算して、今回の読取制御を終了する。
無線タグ読取装置5から物品用無線タグ4のデータを受信したPOS端末8は、そのデータ中の物品IDにより商品3を特定する。そして、この商品の販売データを登録する。また、この商品の商品名、価格等をディスプレイに表示させる。このとき、警告信号を受信していた場合には、例えば「読取情報に周辺商品が含まれている可能性があります」等の警告メッセージを表示させる。
このメッセージを確認したPOS端末8のオペレータは、表示された商品名の商品が載置面2に置かれているか否かをチェックする。置かれていない場合には、その商品は購入商品でないので、取消操作を行う。その後、オペレータは、締めキーを操作する。そうすると、登録商品の合計金額がディスプレイに表示されるので、オペレータは、客から代金の支払いを受ける。
このように、本実施の形態では、読取領域9の境界付近に、物品用無線タグ4と区別可能なエリア外識別用無線タグ11を配置している。一方、無線タグ読取装置5は、読取領域9に向けてアンテナ7から電磁波を送信して無線タグを読取る毎に、読み取った無線タグの中にエリア外識別用無線タグ11が含まれるか検索する。そして、含まれているときには、読み取っている範囲が読取領域9と比べて広すぎると判定する。この場合、無線タグ読取装置5は、アンテナ7から出力される電磁波の送信パワーを段階的に低下させて読取動作を繰り返し試行する。そして、エリア外識別用無線タグ11が含まれなくなった時点の読取情報、すなわち読取った無線タグの中にエリア外識別用無線タグ11が含まれていない場合で送信パワーが最大のときの読取情報を、読取領域9内の物品用無線タグ4のデータとして確定し、POS端末8に送信する。
一方、読み取った無線タグの中にエリア外識別用無線タグ11が含まれていないときには、読み取っている範囲が読取領域9と比べて狭すぎると判定する。この場合、無線タグ読取装置5は、アンテナ7から出力される電磁波の送信パワーを段階的に増加させて読取動作を繰り返し試行する。そして、エリア外識別用無線タグ11が含まれるようになった時点の直前の読取情報、すなわち読取った無線タグの中にエリア外識別用無線タグ11が含まれていない場合で送信パワーが最大のときの読取情報を、読取領域9内の物品用無線タグ4のデータとして確定し、POS端末8に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、電磁波を通さない遮蔽物等の格別な部材を用いずとも、読取領域9内に置かれた商品3に付された物品用無線タグ4のみを精度よく読み取ることができる。
また、本実施の形態では、読取領域9の外側に置かれた一部の商品3に付されている物品用無線タグ4のデータを警告タグメモリ43に記憶する。そして、読取領域9内のデータとして確定した物品用無線タグ4のデータと警告タグメモリ43内のデータとを照合し、一致するタグデータが存在する場合は警報信号をPOS端末8に送信して、オペレータに警報を発するようにしている。したがって、たとえエリア外識別用無線タグ11がリードコマンドに反応せず、読取領域9の外側近傍に位置する商品3の物品用無線タグ4が確定データに含まれてしまっても、オペレータに警告が発せられるので、誤登録を未然に防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態の全体図である。図8において、第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
第2の実施の形態では、チェックアウトカウンタ1における読取領域9内の境界付近に、商品棚10の側板と平行となるように支持板12を立設する。そして、支持板12の商品棚10側とは反対側の面に、複数の無線タグ13を取り付ける。無線タグ13は、エリア外識別用無線タグ11が配置されている境界付近よりも読取領域9の内側に設けられる。無線タグ13は、読取領域9のエリア内であることを識別するために用いる。無線タグ13は、エリア内識別用無線タグ13と称する。
エリア内識別用無線タグ13及びエリア外識別用無線タグ11は、物品用無線タグ4と同一タイプであるが、そのデータ構造は、図9に示すように異なる。すなわち、物品用無線タグ4は、“001”のタグ種別コード21と、物品IDのユーザデータ22とからなる。
一方、エリア内識別用無線タグ13とエリア外識別用無線タグ11は、“101”のタグ種別コード21と、“10”または“11”のエリア種別コード23とからなる。エリア種別コード23は、読取領域9のエリア内なのかエリア外なのかを識別する。本実施の形態では、“10”はエリア外を示し、“11”はエリア内を示す。エリア種別コード23は、2ビットであり、物品ID(例えば64ビット)のユーザデータ22と比較してデータ長が十分に短い。
制御部32は、図10の流れ図に示す手順に従い、各部を制御する。この制御は、外部から起動コマンドが入力されると開始する。ST1〜ST10までは、第1の実施の形態と同一の処理手順である。すなわち、1回目のタグ読取動作(ST1〜ST7)において、今回読取メモリ44にエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断し(ST8,ST9:検索手段)、格納されている場合には(ST9のYES)、制御部32は、前述した出力減少判定処理を実行する(ST10)。
これに対し、確認されていない場合には(ST9のNO)、制御部32は、ST61として今回読取メモリ44にエリア内識別用無線タグ13のタグデータが格納されているか否かを判断する(検索手段)。そして、格納されていない場合には(ST61のNO)、前述した出力増加判定処理を実行する(ST11)。
一方、今回読取メモリ44にエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されておらず(ST9のNO)、かつ、エリア内識別用無線タグ13のタグデータが格納されている場合には(ST61のYES)、制御部32は、ST62として今回読取メモリ44からエリア内識別用無線タグ13のタグデータを削除する。
次に、制御部32は、ST63として今回読取メモリ44内のタグデータを、警告タグメモリ43に記憶されているタグデータと照合する。そして、ST64として同一のタグデータが存在するかチェックする(照合手段)。同一のタグデータが存在する場合のみ、制御部32は、ST65として警告信号をPOS端末8に送信する(警告手段)。
制御部32は、ST66として今回読取メモリ44内のタグデータを、読取領域9内に存在する物品用無線タグ4のデータとして確定させて、POS端末8へ送信する(確定手段)。送信終了後、制御部32は、今回の読取制御を終了する。
このように、第2の実施の形態では、無線タグ読取装置5が読取領域9に向けてアンテナ7から電磁波を送信して、物品用無線タグ4を読み取った結果、エリア外識別用無線タグ11を読取らず、エリア内識別用無線タグ13を読取った場合には、そのときの読取情報、すなわち今回読取メモリ44内の物品用無線タグ4のデータを読取領域9内の物品用無線タグ読取情報として確定させ、POS端末8に送信するようにしている。したがって、この場合は、電磁波の送信パワーを変化させて物品用無線タグ4の読取りを繰り返す必要がないので、読取処理に要する時間を短縮することができる。
本実施の形態では、ST1の処理で設定される送信出力レベルメモリ41の値を、出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nとしている。このカウント値nは、直前の読取制御で読取領域9内の物品用無線タグ読取情報として確定させたときの送信出力レベルに該当する。つまり、直前の読取制御で読取領域9内の物品用無線タグ読取情報として確定させたときの送信パワーを初期値としている。したがって、大抵の場合は、1回目の読取制御でエリア外識別用無線タグ11を読取らず、かつエリア内識別用無線タグ13を読取ることが想定され、読取効率の向上が期待できる。
ところで、第2の実施の形態では、エリア外識別用無線タグ11及びエリア内識別用無線タグ13は、物品用無線タグ4よりもデータ長を大幅に短くしている。したがって、物品用無線タグ4とデータ長を同一とした第1の実施の形態のエリア外識別用無線タグ11を読取る時間よりも、データ長が大幅に短いエリア外識別用無線タグ11及びエリア内識別用無線タグ13を読取る時間は短縮されるので、新たにエリア内識別用無線タグ13を追加しても読取効率が低下するのを防ぐことができる。
(第3の実施の形態)
前記実施の形態では、警告タグメモリ43に記憶する物品用無線タグ4のデータを固定とした。しかし、読取領域9の外側近傍に置かれる商品3は、客が購入したり、在庫を補充したりすることで変動する可能性がある。そこで次に、読取領域9の外側近傍に置かれる商品3を検出し、その検出結果に応じて警告タグメモリ43のデータを自動的に更新するようにした第3の実施の形態について説明する。
この第3の実施の形態では、制御部32が、図11の流れ図に示す手順の警告タグ更新処理を実行する。制御部32は、例えばPOS端末8から1取引の商品登録終了を宣言する締めキーが入力されたことを通知する締め通知コマンドを受信する毎に、この警告タグ更新処理を開始する。
締め通知コマンドが入力されると、制御部32は、ST71として送信出力レベルの最大値Nを送信出力レベルメモリ41にセットする。また、ST72として今回読取メモリ44をクリアする。しかる後、制御部32は、ST73として無線タグの読取り動作を起動する。すなわち、変調部34にリードコマンドを送信する。また、送信出力切換部39に送信出力制御信号を送信する。
送信出力制御信号は、アンテナ7から送信される電磁波の出力パワーが、送信出力レベルメモリ41で記憶する出力パワーレベルPWLとなるように送信出力切換部39を制御する。この制御により、送信出力切換部39は、送信側増幅部35の増幅率を最大値に設定する。
変調部34は、リードコマンドで搬送波を変調する。変調信号は、送信側増幅部35で増幅された後、方向性結合器38を介してアンテナ7に供給され、電磁波として送信される。このときの送信パワーは、最大レベルである。
アンテナ7から送信される電磁波を受信した無線タグは、リードコマンドを認識すると、例えばバックスキャッタ変調により自身のメモリデータを無線送信する。この電磁波をアンテナ7が受信すると、受信信号が方向性結合器38を介して受信側増幅部36に供給される。そして、増幅された後、復調部37に入力され、無線タグのデータ信号に復調される。
制御部32は、ST74として無線タグのデータ信号が復調されるのを待機する。復調部37にて復調されたデータ信号が入力されると(ST74のYES)、制御部32は、ST75としてこのデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する。復調データ信号が入力される毎に、制御部32は、ST75の処理を行う。したがって、1回の読取サイクルにおいて、一括して読取られた複数の無線タグのデータが、今回読取メモリ44にまとめて格納される。
この待機期間中、制御部32は、ST76として無線タグの読取りが終了したか否かを判断する。読取終了を認識すると(ST76のYES)、制御部32は、ST77として無線タグの読取り動作を停止させる。また、制御部32は、ST78として今回読取メモリ44で記憶している全てのタグデータを前回読取メモリ45にコピーする。
次に、制御部32は、ST79として出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nを送信出力レベルメモリ41にセットする(ST44)。このときのカウント値nは、直前の読取制御で読取領域9内の物品用無線タグ4のデータとして確定した時点の送信パワーに相当する。
しかる後、制御部32は、ST80〜ST85として、前記ST72〜ST77と同一の処理を実行する。すなわち、今回読取メモリ44をクリアする(ST80)。次いで、無線タグの読取り動作を起動する(ST81)。
復調部37にて復調されたデータ信号が入力される毎に(ST82のYES)、制御部32は、このデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する(ST83)。読取りが終了すると(ST84のYES)、制御部32は、無線タグの読取り動作を停止させる。
しかる後(ST85)、制御部32は、ST86として今回読取メモリ44を検索する。そして、ST87としてエリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断する。エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されている場合には(ST87のYES)、制御部32は、ST88として出力レベルカウンタメモリ42の値nを“1”だけ減算する。そして、カウント値nが“1”以上であることを確認したならば(ST89のNO)、制御部32は、前記ST79〜ST87の処理を再度実行する。このとき、アンテナ7から送信される電磁波の送信パワーは、前回より1段階弱くなる。
今回読取メモリ44を検索した結果、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されていない場合には(ST87のYES)、制御部32は、ST90として警告タグメモリ43を一旦クリアする。しかる後、ST91として今回読取メモリ44と前回読取メモリ45とを比較する。このとき、今回読取メモリ44には、エリア外識別用無線タグ11を読取らなかったときの読取情報が記憶されている。前回読取メモリ45には、アンテナ7からの送信パワーが最大のときの読取情報が記憶されている。制御部32は、前回読取メモリ45には記憶されているが今回読取メモリ44には記憶されていない物品用無線タグのデータをすべて抽出する。そして、ST92として抽出した全てのタグデータを警告タグメモリ43に保存する(差分更新手段)。以上で、警告タグ更新処理が終了する。
この警告タグ更新処理のST91において、抽出される無線タグのデータは、送信パワーが最大のときには読取れるが、読取領域9の境界付近まで低下したときには読み取れない物品用無線タグ4のデータである。したがって、読取領域9の外側近傍に置かれた商品3に付されている無線タグのデータが抽出される。そして、この抽出された全てのタグデータが警告タグメモリ43に格納される。
このように、第3の実施の形態によれば、読取領域9の外側近傍に置かれる商品3が変動しても、常に読取領域9の外側近傍に置かれる商品3に付された無線タグのデータを警告タグメモリ43で記憶することができる。
(第4の実施の形態)
図12は、第4の実施の形態における無線タグ読取装置50の要部構成を示すブロック図である。無線タグ読取装置50は、読取装置本体60と、第1アンテナ71及び第2アンテナ72の一対の平面アンテナとからなる。第1アンテナ71と第2アンテナ72は、チェックアウトカウンタ1を挟んで載置面2の直下に、各々のアンテナ面が載置面2と略平行となるように並べて取り付けられる。第1アンテナ71の交信領域と第2アンテナ72の交信領域とは、少なくとも一部で重なっている。なお、第1,第2のアンテナ71,72は、チェックアウトカウンタ1の載置面2上に取り付けられていてもよいし、チェックアウトカウンタ1に内蔵されていてもよい。
読取装置本体60は、読取装置本体6と比較して、方向性結合器38とアンテナ71,72との間にアンテナ切替部61を備えている点で異なる。アンテナ切替部61は、制御部32からの切替制御信号に従い、方向性結合器38と接続するアンテナを第1アンテナ71と第2アンテナ72との間で切替える。
記憶部33は、図4に示すメモリエリアに加えて、さらに、図13に示すメモリエリア、すなわち第1アンテナ読取メモリ46、第2アンテナ読取メモリ47及び読取確定タグメモリ48を備える。
制御部32は、図14の流れ図に示す手順に従い、各部を制御する。この制御は、外部から起動コマンドが入力されると開始する。
起動コマンドが入力されると、制御部32は、ST101として第1アンテナ71の選択を指令する切替制御信号をアンテナ切替部61に出力する。この信号を受信したアンテナ切替部61は、方向性結合器38に第1アンテナ71を接続する。
次に、制御部32は、ST102〜112として、図5のST1〜ST11と同一の処理を実行する。すなわち、出力レベルカウンタメモリ42のカウント値nを送信出力レベルメモリ41にセットする(ST102)。また、今回読取メモリ44をクリアする(ST103)。しかる後、制御部32は、無線タグの読取り動作を起動する(ST104)。そして、復調部37にて復調されたデータ信号が入力される毎に(ST105のYES)、制御部32は、このデータ信号を復号して得たタグデータを今回読取メモリ44に格納する(ST106)。読取りが終了すると(ST107のYES)、制御部32は、無線タグの読取り動作を停止させた後(ST108)、今回読取メモリ44を検索して(ST109)、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されているか否かを判断する(ST110:検索手段)。その結果、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されている場合には、前述した出力減少判定処理を実行し(ST111)、エリア外識別用無線タグ11のタグデータが格納されていない場合には、前述した出力増加判定処理を実行する(ST112)。
出力減少判定処理を実行すると、最終的に、今回読取メモリ44に記憶されるタグデータが、読取領域9内の物品用無線タグ4のデータとして確定する。そこで、制御部32は、出力減少判定処理が終了したならば、ST113として今回読取メモリ44内のタグデータを第1アンテナ読取メモリ46にコピーする。
同様に、出力増加判定処理を実行すると、最終的に、前回読取メモリ45に記憶されるタグデータが、読取領域9内の物品用無線タグ4のデータとして確定する。そこで、制御部32は、出力増加判定処理が終了したならば、ST114として前回読取メモリ43内のタグデータを第1アンテナ読取メモリ46にコピーする。
次に、制御部32は、ST115として第2アンテナ71の選択を指令する切替制御信号をアンテナ切替部61に出力する。この信号を受信したアンテナ切替部61は、方向性結合器38に第2アンテナ72を接続する。この状態で、制御部32は、ST116として再び上記ST102〜ST114の処理と同一の処理を実行する。ただし、ST113においては、今回読取メモリ44内のタグデータを第2アンテナ読取メモリ47にコピーする。ST114においては、前回読取メモリ45内のタグデータを第2アンテナ読取メモリ47にコピーする。
次に、制御部32は、ST117として第1アンテナ読取メモリ46内のタグデータと第2アンテナ読取メモリ47内のタグデータとのORデータを読取確定タグメモリ48に格納する。例えば先ず、第1アンテナ読取メモリ46内のタグデータを全て読取確定タグメモリ48に格納する。次いで、第2アンテナ読取メモリ47内のタグデータのうち、まだ読取確定タグメモリ48に記憶されていないタグデータを選択して、読取確定タグメモリ48に格納する。あるいは、第2アンテナ読取メモリ47内のタグデータを全て読取確定タグメモリ48に格納する。次いで、第1アンテナ読取メモリ46内のタグデータのうち、まだ読取確定タグメモリ48に記憶されていないタグデータを選択して、読取確定タグメモリ48に格納する。
次に、制御部32は、ST118として読取確定タグメモリ48内のタグデータを、警告タグメモリ43に記憶されているタグデータと照合する。そして、ST119として同一のタグデータが存在するかチェックする(照合手段)。同一のタグデータが存在する場合のみ、制御部32は、ST120として警告信号をPOS端末8に送信する(警告手段)。同一のタグデータが存在しない場合には、警告信号をPOS端末8に送信しない。
制御部32は、ST121として読取確定タグメモリ48内のタグデータを、読取領域9内に存在する物品用無線タグ4のデータとして確定させて、POS端末8へ送信する(確定手段)。送信終了後、制御部32は、今回の読取制御を終了する。
第4の実施の形態によれば、複数枚のアンテナを用いることで読取領域9の拡張を図った場合でも、電磁波を通さない遮蔽物等の格別な部材を用いずとも、読取領域内に置かれる物品の無線タグのみ精度よく読み取ることができる効果を奏し得る。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、アンテナ7の送信パワーを段階的に変化させて、エリア外識別用無線タグ11を検出しない最適な読取範囲を設定するようにしたが、アンテナ7として複数のアンテナ素子を並べるフェイズアレイアンテナを用い、各アンテナ素子の利得と移送を設定して指向性を可変することで、エリア外識別用無線タグ11を検出しない最適な読取範囲を設定するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、エリア外識別用無線タグ11を、商品棚10の側板に設けたが、エリア外識別用無線タグ11を設ける部位は、特に限定されるものではない。同様に、第2の実施の形態において、エリア内識別用無線タグ13を設ける部位も支持板13に限定されるものではない。また、これらエリア外識別用無線タグ11及びエリア内識別用無線タグ13の数も特に限定されるものではない。要は、読取領域9の境界付近に、物品用無線タグ4と区別可能なエリア外識別用無線タグ11を配置し、エリア外識別用無線タグ11が配置されている境界付近よりも内側に、物品用無線タグ4及びエリア外識別用無線タグ11と区別可能なエリア内識別用無線タグ13を配置すればよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
物品に付される物品用無線タグの読取領域に向けて無線タグ読取装置のアンテナから電磁波を送信して、前記無線タグ読取装置により前記物品用無線タグを読み取る無線タグ読取方法であって、
前記読取領域の境界付近に、前記物品用無線タグと区別可能なエリア外識別用無線タグを配置し、
前記無線タグ読取装置は、前記読取領域に向けてアンテナから電磁波を送信して前記物品用無線タグを読み取ったとき、読み取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが含まれるか検索し、含まれていると、読み取っている範囲が広すぎると判定することを特徴とする無線タグ読取方法。
[付記2]
前記エリア外識別用無線タグは、前記物品用無線タグよりもデータ長を短くしたことを特徴とする付記1記載の無線タグ読取方法。
[付記3]
前記エリア外識別用無線タグが配置されている境界付近よりも内側に、前記物品用無線タグ及び前記エリア外識別用無線タグと区別可能なエリア内識別用無線タグをさらに配置し、
前記無線タグ読取装置は、前記読取領域に向けてアンテナから電磁波を送信して前記物品用無線タグを読み取ったとき、読み取った無線タグの中に前記エリア内識別用無線タグが含まれるか検索し、含まれていないと、読み取っている範囲が前記読取領域と比べて狭すぎると判定することを特徴とする読取方法。
[付記4]
物品に付される物品用無線タグの読取領域に向けてアンテナから電磁波を送信して、前記物品用無線タグを読み取る無線タグ読取装置において、
前記アンテナから送信される電磁波の送信出力を可変する出力可変手段と、
この出力可変手段により前記電磁波の送信出力を変化させて前記物品用無線タグの読取りを繰り返す読取試行手段と、
この読取試行手段により前記物品用無線タグを読取る毎に、読み取った無線タグの中に前記読取領域の境界付近に配置される、前記物品用無線タグと区別可能なエリア外識別用無線タグが含まれるか検索する検索手段と、
前記読取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合で前記送信出力が最大のときの読取情報を、前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させる確定手段と、
を具備したことを特徴とする無線タグ読取装置。
[付記5]
前記読取試行手段により前記物品用無線タグを読取る毎にその読取った無線タグのデータを記憶する今回読取メモリと、この今回読取メモリに記憶されたデータが次回の読取試行前に転送されて記憶する前回読取メモリとをさらに具備し、
前記読取試行手段は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合は前記送信出力を段階的に上げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返し行い、前記エリア外識別用無線タグが含まれている場合は前記送信出力を段階的に下げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返し行い、
前記確定手段は、前記読取試行手段により前記送信出力を段階的に上げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返した際は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていると判定された時点で前記前回読取メモリのデータを前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させ、前記読取試行手段により前記送信出力を段階的に下げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返した際は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていないと判定された時点で前記今回読取メモリのデータを前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする付記4記載の無線タグ読取装置。
[付記6]
前記読取領域の外側に置かれた物品に付されている無線タグのデータを記憶する領域外物品用タグ記憶部と、
前記確定手段により確定させた物品用無線タグ読取情報の中に前記領域外物品用記憶部で記憶するデータが存在するか照合する照合手段と、
この照合手段により存在することが確認されると警告する警告手段と、
をさらに具備したことを特徴とする付記4記載の無線タグ読取装置。
[付記7]
読取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが含まれているときの読取情報と前記エリア外識別用無線タグが含まれていないときの読取情報とを比較し、前記エリア外識別用無線タグが含まれているときの読取情報には含まれ、前記エリア外識別用無線タグが含まれていないときの読取情報には含まれない物品用無線タグのデータを、前記領域外物品用タグ記憶部に格納する差分更新手段、
をさらに具備したことを特徴とする付記6記載の無線タグ読取装置。
[付記8]
前記検索手段は、読み取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが配置されている境界付近よりも内側に配置される、前記物品用無線タグ及び前記エリア外識別用無線タグと区別可能なエリア内識別用無線タグが含まれるか検索する手段を含み、
前記確定手段は、前記読取った無線タグの中に前記エリア内識別用無線タグが含まれ、かつ前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合の読取情報を、前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする請求項4記載の無線タグ読取装置。
[付記9]
前記アンテナを複数設け、
アンテナ毎に、前記電磁波の送信出力を変化させて前記物品用無線タグの読取りを繰り返す読取試行手段、及び前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報を確定させる確定手段を実行させ、
アンテナ毎に確定した物品用無線タグ読取情報の組合せを最終的な読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする付記4乃至8のうちいずれか1記載の無線タグ読取装置。
3…商品、4…物品用無線タグ、5…無線タグ読取装置、6…読取装置本体、7…アンテナ、8…POS端末、11…エリア外識別用無線タグ、13…エリア外識別用無線タグ、41…送信出力レベルメモリ、42…出力レベルカウンタメモリ、43…警告タグメモリ、44…今回読取メモリ、45…前回読取メモリ、46…第1アンテナ読取メモリ、47…第2アンテナ読取メモリ、48…読取確定タグメモリ。

Claims (5)

  1. 物品に付される物品用無線タグの読取領域に向けてアンテナから電磁波を送信して、前記物品用無線タグを読み取る無線タグ読取装置において、
    前記アンテナから送信される電磁波の送信出力を可変する出力可変手段と、
    この出力可変手段により前記電磁波の送信出力を変化させて前記物品用無線タグの読取りを繰り返す読取試行手段と、
    この読取試行手段により前記物品用無線タグを読取る毎に、読み取った無線タグの中に前記読取領域の境界付近に配置される、前記物品用無線タグと区別可能なエリア外識別用無線タグが含まれるか検索する検索手段と、
    前記読取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合で前記送信出力が最大のときの読取情報を、前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させる確定手段と、
    前記読取領域の外側に置かれた物品に付されている無線タグのデータを記憶する領域外物品用タグ記憶部と、
    前記確定手段により確定させた物品用無線タグ読取情報の中に前記領域外物品用タグ記憶部で記憶するデータが存在するか照合する照合手段と、
    この照合手段により存在することが確認されると警告する警告手段と、
    を具備したことを特徴とする無線タグ読取装置。
  2. 読取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが含まれているときの読取情報と前記エリア外識別用無線タグが含まれていないときの読取情報とを比較し、前記エリア外識別用無線タグが含まれているときの読取情報には含まれ、前記エリア外識別用無線タグが含まれていないときの読取情報には含まれない物品用無線タグのデータを、前記領域外物品用タグ記憶部に格納する差分更新手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項記載の無線タグ読取装置。
  3. 前記読取試行手段により前記物品用無線タグを読取る毎にその読取った無線タグのデータを記憶する今回読取メモリと、この今回読取メモリに記憶されたデータが次回の読取試行前に転送されて記憶する前回読取メモリとをさらに具備し、
    前記読取試行手段は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合は前記送信出力を段階的に上げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返し行い、前記エリア外識別用無線タグが含まれている場合は前記送信出力を段階的に下げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返し行い、
    前記確定手段は、前記読取試行手段により前記送信出力を段階的に上げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返した際は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていると判定された時点で前記前回読取メモリのデータを前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させ、前記読取試行手段により前記送信出力を段階的に下げて前記物品用無線タグの読取りを繰り返した際は、前記検索手段による検索の結果、前記エリア外識別用無線タグが含まれていないと判定された時点で前記今回読取メモリのデータを前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする請求項1または2記載の無線タグ読取装置。
  4. 前記検索手段は、読み取った無線タグの中に前記エリア外識別用無線タグが配置されている境界付近よりも内側に配置される、前記物品用無線タグ及び前記エリア外識別用無線タグと区別可能なエリア内識別用無線タグが含まれるか検索する手段を含み、
    前記確定手段は、前記読取った無線タグの中に前記エリア内識別用無線タグが含まれ、かつ前記エリア外識別用無線タグが含まれていない場合の読取情報を、前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする請求項1または2記載の無線タグ読取装置。
  5. 前記アンテナを複数設け、
    アンテナ毎に、前記電磁波の送信出力を変化させて前記物品用無線タグの読取りを繰り返す読取試行手段、及び前記読取領域内の物品用無線タグ読取情報を確定させる確定手段を実行させ、
    アンテナ毎に確定した物品用無線タグ読取情報の組合せを最終的な読取領域内の物品用無線タグ読取情報として確定させることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1記載の無線タグ読取装置。
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