JP4936893B2 - 基質処理用ポリオルガノシロキサン組成物 - Google Patents
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Description
与え得る)を有するシロキサンなどを用いてそれを達成することができる。
少なくとも1個の有機基Vがポリジオルガノシロキサン基含有有機基VSi1であることを条件としてアミノおよび/またはアンモニウム基Qを少なくとも1個と有機基Vを少なくとも1個含有していて前記基Qと前記基VSi1の結合が構成要素(I)
によって生じている少なくとも1種のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)、および
少なくとも1個の有機基Vがポリジオルガノシロキサン基含有有機基VSi2であることを条件としてアミノもしくはアンモニウム基Qを少なくとも1個と有機基Vを少なくとも1個含有していて前記基Qと前記基VSi2の結合が式(II)および(III)
から選択される構成要素によって生じている少なくとも1種のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)、
を含有するが、但し、
前記アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)が式(I)で表される構成要素を持たないことを条件とし、かつ
前記基Qがカルボニルの炭素原子と結合していないことを条件とし、そして、ここで、
アンモニウム基の結果としてもたらされる正電荷は有機もしくは無機酸アニオンで中和されている。
− この上で定義した如き成分a1)、
− この上で定義した如き成分a2)、
− 場合により、1種以上の無シリコン(silicone−free)界面活性剤b)、
− 場合により、1種以上の助剤c)、および
− 場合により、1種以上の担体物質d)、
から成ることを特徴とする。
で表される構成要素(I)を有する。
で表される。分枝ポリジオルガノシロキサン単位を用いる態様では、以下に更に記述するように、式(I)で表される構成単位に隣接して位置するポリオルガノシロキサン単位中の成分Rはシロキサン単位に置き換わっていてもよい。
で表されるアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)を有する。
−NR1−,
−N+R1 2−,
場合によりさらなる置換基で置換されていてもよい式:
場合により置換されていてもよい式:
[前記式中、R1は、各場合とも、水素または一価有機基である]
から成る群から選択するが、Qはカルボニルの炭素原子と結合していない。
い)が1000以下の少なくとも1種の多価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基から選択するが、但し基
V2は、場合により−O−,−CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、水素、または−O−、−NH−、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつ場合によりヒドロキシル基、場合により置換されていてもよい好適には窒素原子を1個以上含有する複素環式基、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アンモニウム、ポリエーテル基およびポリエーテルエステル基から成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい炭素原子数が100以下の一価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基であるが、基−CONR2−が複数存在する場合には、それらは同一もしくは異なっていてもよい)
−C(O)−および−C(S)−
から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数(以下に定義するポリシロキサン基Z2の炭素原子の数は数えない)が1000以下の二価、直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基から選択されるが、
基V2は、場合により、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、そして
基V2は、式
で表される基−Z2−を少なくとも1個含有し、
V1は、場合により−O−, −CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りであり、基V1中の基R2と基V2中の基R2は同一もしくは異なってもよい)、
−C(O)−、−C(S)−および−Z1−(ここで、−Z1−は、式
で表される基である)
から選択される1個以上の基を含有していてもよい、炭素原子数が1000以下の二価直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香炭化水素基から選択され、そして
基V1は、場合により、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、そして
V3は、場合により−O−,−CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りである)、−C(O)−、−C(S)−、−Z1−(この上で定義した通りである)、−Z2−(この上で定義した通りである)およびZ3(ここで、Z3は、三価以上のオルガノポリシロキサン単位である)から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数(挙げるシロキサン基Z1、Z2およびZ3の炭素原子の数は数えない)が1000以下の三価以上の直鎖、環状もしくは分枝飽和、不飽和もしくは芳香炭化水素基であり、これは、場合により、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、ここで、各場合とも、前記ポリシロキサン化合物中に基V1が1個以上、基V2が1個以上および/または基V3が1個以上存在していてもよいが、但し
前記ポリシロキサン化合物が基−Z1−、−Z2−または−Z3−を少なくとも1個含有する基V1、V2またはV3を少なくとも1個含有することを条件とする]
から成る群から選択した少なくとも1種の成分である。
は三価および四価基Qは、分枝を形成しないで環状構造を形成することで線状主鎖内を基V3で飽和状態にする。
−[Q−V]− (VII)
{式中、Qは、
−NR1−,
−N+R1 2−
式:
で表されるジアミノ官能芳香複素環、
から成る二価基から選択されるが、ここで、Qはカルボニルの炭素原子と結合しておらず、
Vは、V1、V2およびV3[ここで、
V2は、場合により−O−,−CONR2−(ここで、R2は、水素、または−O−、−
NH−、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつ場合によりヒドロキシル基、場合により置換されていてもよい好適には窒素原子を1個以上含有する複素環式基、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アンモニウム、ポリエーテル基およびポリエーテルエステル基から成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい炭素原子数が100以下の一価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基であるが、基−CONR2−が複数存在する場合には、それらは同一もしくは異なっていてもよい)
−C(O)−および−C(S)−
から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数(以下に記述するシロキサン基Z2の炭素原子の数は数えない)が1000以下の二価の、直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基から選択されるが、
基V2は、場合により、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、そして
基V2は、式
で表される基−Z2−を少なくとも1個含有し、
V1は、場合により−O−,−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りであり、基V1中の基R2と基V2中の基R2は同一もしくは異なってもよい)、
−C(O)−、−C(S)−および−Z1−(ここで、−Z1−は、式
で表される基である)
から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数が1000以下の二価の、直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基から選択され、そして基V1は、場合により、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、そして
基V1、V2またはV3の中の1つが基−Z1−、−Z2−または−Z3−の中の1つを含有する場合、それは上述した基VSiであり、これと基Qの結合は、この上に説明した式(I)で表される構成要素によって生じている]
から成る群から選択した少なくとも1種の成分である}
で表される単位を少なくとも1単位含有するポリシロキサン化合物を含んで成る。
−[Q−V]− (VII’)
[式中、Qは、この上で定義した通りであり、
Vは、少なくとも1種の基V1および少なくとも1種の基V2であり、ここで、
V1およびV2は、この上で定義した通りである]
で表される線状ポリシロキサン共重合体などである。
V2/V1=1
成分a1)としてのそのような線状のアミン−もしくはテトラオルガノ−アンモニウム化合物は、例えばWO 02/10257、WO 02/10259、EP 282720または米国特許第5,981,681号などに記述されている。特に、WO 02/10259およびWO 02/10257のポリシロキサンが好適であり、それらの請求項1に定義されているポリシロキサン重合体は引用することによって明らかに本明細書に組み入れられかつ本出願の開示の一部である。
において、V2/V1は1に等しくなく、V2/V1は、好適には<1、より好適には<0.9、更により好適には、V2/V1は関係
0.005<V2/V1<0.5
を満足させる。
tは、2から10であり、
R2は、この上で定義した通りであり、そしてR2の意味は前記基R2の意味と同じまたは異なってもよく、そして上述した構成要素の中の1つにR2が複数存在する場合、それらは互いに同じまたは異なってもよく、2つの基R2が正帯電窒素原子と一緒になって、場合により追加的に窒素、酸素および/または硫黄原子を1個以上有していてもよい5員から7員の複素環を形成していてもよく、
R5、R6、R7は、同一もしくは異なり、H、ハロゲン、ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ基、チオール基、カルボキシル基、アルキル基、モノヒドロキシアルキル基、ポリヒドロキシアルキル基、チオアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシ基、アシル基、アセチルオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、アルキルアリール基および−NHRW型の基(ここで、RWは、H、アルキル基、モノヒドロキシアルキル基、ポリヒドロキシアルキル基、アセチル基またはウレイド基である)から成る群から選択され、そして基R5、R6およびR7の中の2つが隣接している場合、各場合とも、それらはそれらを複素環と結合させている炭素原子と一緒になって5から7員の芳香環を形成していてもよく
、R8はR2の意味を有するが、R8とR2は同一または異なってもよい。
−V*−Z2−V*−
[式中、Z2およびV*は、この上で定義した通りであり、V*は、好適には、場合により−O−、−CONH−、−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りである)、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数が100以下、好適には40の二価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基であり、そしてこの基V*は場合により1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい]
で表される基である。最後に述べた好適な態様V*は、また、この上に定義した如き構成要素(I)の好適な態様でもあると考えている。
−[V*−Z2−V*−Q]−
を好適には−[V1−Q]−と一緒に持ち得る。
規則的連結の場合、例えば基−Q[V1−Q]x−に相当するプレポリマーとV2に相当する単量体単位を1:1のモル比で反応させた時の線状ポリシロキサン共重合体は下記:
−{{V2−Q−[V1−Q]x−}−
[ここで、xは2から2000であってもよく、これは平均分布値である]
で描写可能である。前記式−{{V2−Q−[V1−Q]x−}−で表される線状ポリシロキサン共重合体は、互いに結合している−V2−Q−単位を実質的に持たない、言い換えれば、2個の−V2−Q単位に必ず少なくとも1個の−V1−Q−単位が割り込んでいることで特徴づけられる。
−Q−(V1,V2)−
[ここで、Vは比率V2/V<1または<0.5である]
で描写可能である。基V1とV2は共重合体鎖全体に渡ってランダムに分布している。この共重合体は、また、規則的連結で生じさせた線状ポリシロキサン共重合体とは対照的に、隣接して位置する−Q−V2−単位も持ち得る。
で表される基である]から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数が400以下の二価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基から選択する。
から選択し、ここで、R1、R5、R6、R7およびR8は、この上で定義した通りである。
0.0005<V2/V1<0.5,(=2<V1/V2<2000)
より好適には、関係
0.005<V2/V1<0.4,(=2.5<V1/V2<200)
更により好適には、関係
0.01<V2/V1<0.3,(=3.3<V1/V2<100)
を満たす。
R1=C1からC18アルキル、特にメチル、エチル、トリフルオロプロピルおよびフェニル、
n1=20から400、特に好適には20から300、特に20から200。更に好適な態様におけるn1は20から50の範囲、または80から200の範囲である。数値n1は、基Z2中のジオルガノシリルオキシ単位の平均重合度Mnである。
n2=0から15、特に好適には0から10、特に0から5、より特別には0。数値n2は、基Z1中のジオルガノシリルオキシ単位の平均重合度Mnである。
V*=場合により−O−、−CONH−、−CONR2−、−C(O)−、−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつ1個以上のOH基で置換されていてもよい二価の、直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和C3からC16炭化水素基もしくは芳香C8からC20炭化水素基[ここで、R2は、この上で定義した通りである。
[ここで、R1、R5、R6、R7およびR8は、この上で定義した通りである]。
V*は、−O−、−CONH−、−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りである)から選択される1個以上の基を含有していてもよく、−C(O)−、−C(S)−を含有していてもよくかつ1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい炭素原子数が16以下の二価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基である。更により好適には、−V*−を、下記の式から選択する:
R1は、好適には下記である:H,−CH3,−CH2CH3,−(CH2)2CH3−,−(CH2)3CH3,−(CH2)5CH3,-CH2CH2OH、
R4=−O−、−NH−、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつ1個以上のOH基で置換されていてもよい直鎖、環状もしくは分枝の、C1からC18炭化水素基、特に置換されていないC5からC17炭化水素基(これは対応する脂肪酸に由来する)、またはヒドロキシル化C3からC17基(これはヒドロキシル化カルボン酸、特に糖カルボン酸に起因し得る)、非常に特別には下記である
:
・ −R9−[ここで、R9は炭素原子数が2から25の二価の飽和または一不飽和もしくは多不飽和、直鎖、もしくは分枝の炭化水素基である]、
・ −(CH2)uC(O)O−[(CH2CH2O)q−(CH2CH(CH3)Or]−C(O)(CH2)u−
・ −(CH2)uC(O)O−R9−O−C(O)(CH2)u−[ここで、R9は、この上で定義した通りである]、
・ −(CH2)uR10−(CH2)u−[ここで、R10は、芳香基である]、
・ −[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3(O)]r−CH2CH2−,
・ −CH(CH3)CH2O[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−CH2CH(CH3)−
・ −CH2CH(OH)CH2−,
・ −CH2CH(OH)(CH2)2CH(OH)CH2−,
・ −CH2CH(OH)CH2OCH2CH(OH)CH2OCH2CH(OH)CH2−および
・ −CH2CH(OH)CH2O−[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−CH2CH(OH)CH2−
ここで、
uは、1から3であり、
qおよびrは、0から200、好適には0から100、より好適には0から70、特に好適には0から40であり、そして
q+rは>0である。
−CH2C(O)O−[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−C(O)CH2−,
−CH2CH2C(O)O−[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−C(O)CH2CH2−,
−CH2CH2CH2C(O)O−[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−C(O)CH2CH2−,
エステル化アルキレン、アルケニレン、アルキニレン単位、特に下記の構造で表されるそれら:
−CH2C(O)−[CH2]o−OC(O)CH2−,
−CH2CH2C(O)O−[CH2]o−OC(O)CH2CH2−,
−CH2CH2CH2C(O)O−[CH2]oOC(O)CH2CH2CH2−,
−CH2C(O)O−CH2C≡CCH2−OC(O)CH2−,
−CH2CH2C(O)O−CH2C≡CCH2−OC(O)CH2CH2−,
−CH2CH2CH2C(O)O−CH2C≡CCH2−OC(O)CH2CH2CH2−,
−CH2C(O)O−CH2CH=CHCH2−OC(O)CH2−,
−CH2CH2C(O)O−CH2CH=CHCH2−OC(O)CH2CH2−,
−CH2CH2CH2C(O)O−CH2CH=CHCH2−OC(O)CH2CH2CH2−,
アルキレン、アルケニレン、アルキニレンおよびアリーレン単位、特に下記の構造で表されるそれら:
−[CH2]o−
[ここで、o=2から6]、
−CH2C≡CCH2−,−CH2CH=CHCH2−,−CH(CH3)CH2CH2−,
−CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−CH2CH2−,
−CH(CH3)CH2O[CH2CH2O]q−[LCH2CH(CH3)O]r−CH2CH(CH3)−
モノ、ジもしくはポリヒドロキシ官能単位、特に下記の構造を有するもの:
−CH2CH(OH)CH2−, −CH2CH(OH)(CH2)2CH(OH)CH2−,
−CH2CH(OH)CH2OCH2CH(OH)CH2OCH2CH(OH)CH2−,
−CH2CH(OH)CH2O−[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]r−CH2CH(OH)CH2−
ここで、
q=0から200、
r=0から200。
a)ジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択した少なくとも1種のアミン化合物とこのアミン化合物のアミノ官能と反応し得る少なくとも2種類の二官能有機化合物をV2/V1の所望比率が得られるように前記有機化合物のモル比を選択して反応させる、
b)ジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択した少なくとも2モルのアミン化合物とこのアミン化合物のアミノ官能と反応し得る1モルの二官能有機化合物を反応させることでジアミン化合物(単量体)を生じさせた後、それをジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択した少なくとも1種のアミン化合物およびこのアミン化合物のアミノ官能と反応し得る少なくとも1種のさらなる二官能有機化合物と反応させる、
c)ジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択したアミン化合物とこのアミン化合物のアミノ官能と反応し得る二官能有機化合物を反応させることでジアミン化合物(アミノ末端オリゴマー)を生じさせた後、それを前記ジアミン化合物のアミノ官能と反応し得る少なくとも1種の二官能有機化合物と反応させる、
d)ジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択したアミン化合物とこのアミン化合物のアミノ官能と反応し得る二官能有機化合物を反応させることでアミノ官能と反応し得る二官能化合物(二官能オリゴマー)を生じさせた後、それをジアミン化合物および/または第一級もしくは第二級モノアミン化合物から選択した
少なくとも1種のアミン化合物およびアミノ官能と反応し得る少なくとも1種のさらなる化合物と反応させる、
方法を用いて実施可能であるが、場合により、
一官能、好適には第三級モノアミンまたは鎖を成長させる能力を持たない適切なモノアミンおよび/またはアミノ官能と反応し得る一官能化合物を連鎖停止剤として添加してもよく、かつこの反応の最終段階におけるアミノ官能の化学量とアミノ官能と反応し得る官能基の化学量を常に約1:1にしてもよく、かつその存在するアミノ官能のいずれもプロトン化または第四級化されていてもよい。
−[N−N]−+−[V1]−+−[V2]−→−[Q−(V1,V2)]−または
−[N]−+−[V1]−+−[V2]−→−[Q−(V1,V2)]−
で表され得るように前記有機化合物のモル比を選択して反応させる変法a)では、−[N−N]−に、Qの定義に相当する環状ジアミンまたはV1含有ジアミン−[N−V1−N]−またはV2含有ジアミン−[N−V2−N]−、例えば特に−[N−V*−Z2−V*−N]−を含めてもよく、各場合とも、2個のQ単位および1個のV1または2個のV2単位は後者に由来するものであってもよく、そして−[V1]−および−[V2]−は、繰り返し単位V1およびV2に相当する単量体であることを意図し、かつ−[N]−は鎖成長に適した第一級もしくは第二級モノアミンである。
、特にα,ω−ジエポキシ末端ポリジアルキルシロキサンである。
変法b)
段階1):2−[N−N]−+−[V2]−または−[V1]−→−[N−N−V1−N−N]−または-[N−N−V2−N−N]−
段階2.1.):−[N−N−V2−N−N]−+−[V1]−+−[N−N]−→,
段階2.2):−[N−N−V1−N−N]−+−[V2]−+−[N−N]−→,
ここで、化学量論的V2/V1を所望通り確立する。
好適に用いる単量体単位−[N−N]−,−[V1]−および−[V2]−に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
変法a2)
段階1):2−[N]−+−[V2]−または−[V1]−→−[N−V1−N]−または-[N−V2−N]−
段階2.1.):−[N−V2−N]−+−[V1]−+−[N]−→,
段階2.2):−[N−V1−N]−+−[V2]−+−[N]−→,
この変法は、上述したように、第一級もしくは第二級モノアミンのみを用いて実施可能であり、好適に用いる単量体単位-[N]-,-[V1]-および-[V2]-に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
変法c1)
段階1):x+1−[N−N]−+x−[V1]−→−[N−N−(V1−N−N)x]−
段階2):−[N−N−(V1−N−N)x]−+−[V2]−→,
好適に用いる単量体単位−[N−N]−,−[V1]−および−[V2]−に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
変法c2)
段階1):1+x−[N]−+x−[V1]−→−[N−(V1N)x]−
段階2):−[N−(V1−N)x]−+−[V2]−→
好適に用いる単量体単位−[N]−,−[V1]−および−[V2]−に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
変法d)は図式的に例えば下記で描写可能である:
変法d1)
段階1):1+x−[V1]−+x−[N−N]−→−[V1−(N−N−V1)x]−
段階2):−[V1−(N−N−V1)x]−+−[V2]−+−[N]−または−[N−N]−→
好適に用いる単量体単位−[N−N]−,−[V1]−および−[V2]−に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
変法d2)
段階1):1+x−[V1]−+x−[N]−→−[V1−(N−V1)x]−
段階2):−[V1−(N−V1)x]−+−[V2]−+−[N]−または−[N−N]−→
好適に用いる単量体単位−[N]−,−[N−N]−,−[V1]−および−[V2]−に関しては、段階a)で行った記述が当てはまる。
で表されるα,ωSi−H官能化シロキサンが好適である。それらを商業的に入手することができない場合、公知方法、例えば平衡(Silicone,Chemie und Technologie[シリコン、化学および技術]、Vulkan−Verlag、Essen 1989、82−84頁)などでそのようなシロキサンを調製することができる。
1番目として、最初に第三級アミノ官能を持つ不飽和構造物、例えばN,N−ジメチルアリルアミンなどを当該シロキサンのα,ω位にヒドロシリル化で直接結合させてもよい。この方法は一般に公知である(B.Marciniec、Comprehensive
Handbook on Hydrosilylation、Pergamon Press、Oxford 1992、122−124頁)。
を意味する。
HO[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O)rH
[ここで、qおよびrは、上述した意味を有する]
で表される低分子量のオリゴマー状およびポリマー状のアルキレンオキサイドであり、その単位はランダムまたはブロック様であり得る。アルキレンオキサイドブロックに関する好適な員はエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、分子量が200から10000g/モル、特に300から800のオリゴエチレングリコール、そして1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコールおよびジプロピレングリコールである。
HO[CH2CH2O]q−[CH2CH(CH3)O]rH
[ここで、qおよびrは、上述した意味を有する]
を有するオリゴマー状およびポリマー状アルキレンオキサイドから、例えばヒドロキシル基にSOCl2による塩素置換を受けさせることなどで得ることができる(Organikum,Organisch−chemisches Grundpraktikum[実用有機化学の基本]、17版、VEB Deutscher Verlag der Wissenschaften、ベルリン、1988、189−190頁)。
V1)x]−をもたらす経路がもたらされる。第四級アンモニウム基の所望の高密度を達成しようとする場合には、残存する第三級アミノ構造物に後で第四級化をある程度または完全に受けさせるのが好適な変法である。相当する芳香族アミンであるイミダゾールおよびピラゾールを用いると非局在化した電荷を有する生成物がもたらされる。
などを含有させてもよい。
−アミノ/アンモニウム−[−ポリオルガノシロキサン−アミノ/アンモニウム−]−ポリオルガノシロキサン−
アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2):
−ポリオルガノシロキサン鎖−
|
アミノ/アンモニウム含有基−。
から選択した構成要素によって生じさせるが、但し、
前記アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)が式(I)で表される構成要素を持たないことを条件とし、かつ前記基Qがカルボニルの炭素原子と結合していないことを条件とする。
から選択した構成単位によって生じさせる。
物a2)は、好適には、アミノアルキル−もしくはアミノアリールシロキサン単位を有するポリアルキルシロキサンである。前記アミノアルキル単位は両方ともが二官能、三官能もしくは一官能末端基と結合しかつ他の酸素含有側基、特にポリエーテル側基の一部と結合していてもよい。
から成る群から選択されるシリルオキシ単位を含有する線状もしくは分枝ポリシロキサンである。
− −O−、
−NR2−[ここで、R2は、この上で定義した通りである]
から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数が200以下の直鎖、 環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基[ここで、前記基は、 場合により、ヒドロキシル、アルキルスルフェート、ジアルキルホスホネート、ジア ルキルホス フェートおよび
から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい]
− ヒドロキシル、
− 場合によりアミノ、モノ−もしくはジアルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルス ルフェート、ジアルキルホスホネートまたはジアルキルホスフェート基を1個以上持
っていてもよい炭素原子数が20000以下のポリエーテル基、
− 糖含有有機基、
から成る群から選択するか、或は
− 異なるシリルオキシ単位を含有する2個の置換基R11が一緒になって2個のケイ素 原子の間に炭素原子を2から12個有する直鎖、分枝もしくは環状アルカンジイル基 を形成しているが、但し1分子当たり少なくとも1個の置換基R11が窒素を含有す ること、即ち窒素含有基R11であることを条件とする。それは、例えばアミドの窒 素原子などとは対照的に、少なくとも第四級化可能な窒素原子であるべきである。
って用いるアミノポリシロキサンa2)が25℃で液体の場合、それがD=1秒−1のせん断速度勾配において25℃で示す粘度が好適には500から500000mPa.s、好ましくはそれが25℃で示す粘度が1000から25000mPa.sであるようにする。
R12R13R14R15N+X−,
[式中、R12,R13,R14およびR15は、互いに独立して、C1−C28−アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、ベンジル、アルキルベンジル、アルケニルベンジル、ベンジルアルキルおよびベンジルアルケニルから成る群から選択され、そしてXはアニオンである]
で表される化合物である。炭化水素基R12, R13, R14およびR15は、互いに独立して、ポリアルコキシル化されていてもよく、好適には一般式(C2H4O)yH[式中、y=1から15、好適には2から5]で表される基でポリアルコキシル化されていてもよく、好適にはポリエトキシル化またはポリプロポキシル化されていてもよい。ベンジル基であるのは基R12,R13,R14およびR15の中の1個以下であるべきである。基R12,R13,R14およびR15は、互いに独立して、エステル(−[−O
−C(O)−];−[−C(O)−O−])および/またはアミド基(−[CO−N(R12)−];−[−N(R12)−CO−])[ここで、R12は、この上で定義した通りである]を1個以上、好適には2個含有していてもよい。アニオンXはハロゲン化物、メト硫酸塩、酢酸塩および燐酸塩、好適にはハロゲン化物およびメト硫酸塩から選択可能である。成分b)のさらなる例は、長鎖C8からC28炭化水素基を1個または2個と短鎖C1からC6炭化水素基を2または3個有するテトラ有機置換第四級アンモニウム化合物である。前記長鎖基は好適にはC12からC20鎖であり、そして短鎖基はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、フェニルおよびヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピルである。好適な反対イオン(opposite ion)はCl-,Br-,CH3OSO3 -,C2H5OSO3 -,NO3 −,HCOO-およびCH3COO-である。
ドデシル−エチル−ジメチル−アンモニウムブロマイド
ジドデシル−ジメチル−アンモニウムブロマイド。
{(R16)2N[(CH2)zER17]2}+X-
[式中、R16は、独立して、C1−4アルキル、ヒドロキシアルキルまたはC1−4アルケニルから選択され、そしてR17は、独立して、C8−28アルキルまたはアルケニル基から選択され、Eはエステル基、即ち−OC(O)−または−C(O)O−であり、zは0から8の整数であり、そしてX−は、この上で定義した通りである]
で表される。それらは短鎖C1からC6炭化水素基を2または3個含有する。1分子当たり1または2個の長鎖アルキル基は、長さがC8からC26、好適にはC10からC20、特にC12からC18の脂肪酸に由来するアルキル基である。前記鎖長範囲の脂肪酸または部分は飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、ヒドロキシル置換脂肪酸またはこれらの混合物であってもよい。前記酸の例はラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸およびリシノール酸である。さらなる例は獣脂脂肪酸およびヤシ脂肪酸部分である。それらと第四級化窒素の結合を好適にはオキシエチル、2−オキシプロピルまたは1,2−ジオキシプロピルまたはオリゴオキシエチレンであるスペーサーによって生じさせる。前記短鎖基は好適にはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、フェニルおよびヒドロキシルエチル、2−ヒドロキシルプロピルである。好適な反対イオンはCl-,Br-,CH3OSO3 -,C2H5OSO3 -,NO3 -,HCOO-およびCH3COO-である。
メト硫酸(獣脂脂肪酸−オキシエチル)−トリメチル−アンモニウム
メト硫酸(ヤシ脂肪酸−ペンタエトキシ)−トリメチル−アンモニウム
塩化ジ(獣脂脂肪酸−オキシエチル)−ジメチルアンモニウム
メト硫酸ジ(獣脂脂肪酸−オキシエチル)−ヒドロキシルエチル−メチル−アンモニウムメト硫酸ジ(獣脂脂肪酸−2−オキシプロピル)−ジメチル−アンモニウム
塩化1,2−ジ獣脂脂肪酸−オキシ−3−トリメチル−プロパン−アンモニウム。
{(R16)3N(CH2)zCH[O(O)CHR17] [CH2O(O)CR17]}+X-,
ここで、R16、R17、Xおよびzは、この上で定義した通りである。
メト硫酸(ウンデシレン酸−アミドプロピル)−トリメチル−アンモニウム
メト硫酸(リシノール酸−アミドプロピル)−トリメチル−アンモニウム
メト硫酸1−メチル−1−獣脂脂肪酸−アミドエチル−2−獣脂アルキル−イミダゾリニウム
メト硫酸1−メチル−1−オレイルアミドエチル−2−オレイル−イミダゾリニウム
メト硫酸1,1−エチレン−ビス−(1−メチル−2−獣脂アルキル−イミダゾリニウム)
第四級アンモニウム化合物に加えて、またアミン塩も使用可能である。それらは第一級、第二級もしくは第三級アミンと無機もしくは有機酸の塩である。
ステアリン酸のトリエタノールアミン誘導体:
CH3(CH2)16C(O)OCH2CH2N+(CH2CHOH)2Cl-
ステアリン酸のアミド誘導体CH3(CH2)16CONHCH2CH2N+H2CH2CH2N+H32Cl−
ステアリン酸のアミド誘導体CH3(CH2)16CONHCH2CH2N+H2CH2CH2OHCl−
パルミチン酸のアミド誘導体CH3(CH2)14CONHCH2CH2CH2N+H(CH3)2Cl−。
オキサイドを約7モル含有するアルコキシレートが含まれる。そのような材料をShell Chemical Companyが商品名Neodol 25−7およびNeodol 23−6.5の下で商業的に販売している。そのような種類のアルコールエトキシレートも同様にShell Chemical Companyが商品名Dobanolの下で販売している。適切なエトキシル化アルコールの他の例には、Union Carbide Corporationが販売しているTergitol 15−S−7およびTergitol 15S−9が含まれるが、これらは両方とも線状の第二級アルコールエトキシレートである。本組成物で使用可能な他の種類のアルコールエトキシレートには、比較的高分子量の非イオン種、例えばNeodol 45−11(Shell Chemical Company)などが含まれる。さらなるアルコールエトキシレートは、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(21)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(100)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテルおよびポリオキシエチレン(10)オレイルエーテルである。それらは商品名、例えばALFONIC(商標)、ARLACEL、BRIJ、GENAPOL(商標)、LUTENSOL、NEODOL(商標)、RENEX、SOFTANOL、USRFONIC(商標)、TERGITOL(商標)、TRLCOLおよびVOLPOなどの下で公知である。
、ブタノールまたはイソプロパノールなどおよび/またはジオール、例えば1,2−プロパンジオールまたは1,3−プロパンジオールなどの混合物、またはそれらとグリセロールの混合物が好適である。適切なアルコールには特にC1−C4アルコールが含まれる。1,2−プロパンジオールおよび水が好適である。
そのような安定剤は例えばゴムおよび他の多糖類、例えばカラゲーニンゴムなど、他の増粘剤またはレオロジー添加剤である。そのような安定剤は好適には結晶性ヒドロキシル含有化合物、例えばトリヒドロキシステアリン、水添油またはこれらの誘導体である。
成分a1)およびa2)が0.05から90重量%、
シリコンを含有しない1種以上の界面活性剤b)が0から30重量%、
助剤c)、例えば
1種以上の殺生物剤が0から0.5重量%、
1種以上のレオロジー変性剤が0から10重量%、
1種以上のさらなる助剤が0から5重量%、および
1種以上の担体d)が0から99.95重量%。
未処理の乾燥した基質の重量と処理を受けさせた乾燥した基質の重量の差が絶対的添加量である。添加パーセント量は、その絶対的添加量を未処理紙の重量で割った値に100を掛けた値である。
紙および織物の評価:
Metsa Tissue Corp.(フィンランド)の顔用ティッシュ(未処理でありかつシリコンを含有しない)を用いて、本発明に従うシリコン組成物に乳液の形態で評価を受けさせた。前記紙の寸法は29cmx20.5cmでありそして平均紙重量は31.96g/m2であった。本乳液(仕上げ剤)を加える時、前記紙の後方に前記種類の紙を更に1枚置きそしてその2枚を粗いメッシュの金属網の上に滑らかな形態で置いて固定した。
織布
織布の試験では、シリコンを含有しない未処理の沸騰綿シングルジャージ布[既に着色(130g/m2)(Gola Werkeの)]を用いて、本発明に従うシリコン組成物に乳液の形態で評価を受けさせた。パッド方法(Lexikon fur Textilveredelung[Lexicon of Textile Finishing]、Prof.Dr.rer.nat.Hans−Karl Rouette、Laumann−Verlag Dulmen 1995、第1巻、699−701頁)を用いて、シリコン含有成分を0.4重量%[本配合中の成分a1)とa2)の量を基準]入れておいた液体の中で30gの布に仕上げを受けさせた。仕上げでは、製造実施例2の化合物a1)および製造実施例5の化合物a2)を用いそして前記2種類の材料の乳液が1:1の混合物を用いた。紙試験と同様にして柔らかさの評価および親水性の考察を行った。
疎水性または親水性:
この上に「紙および織物の評価」の章で記述した如き紙を各々1枚用いて、それを磁石で金属製トレーの上に単層ずきとしてぴんと引き伸ばされた状態に置いた。この紙の上に水滴をピペットで1cmの高さから導入した後、その滴が接触してから吸収されるまでの時間(秒で表す)を測定した。滴吸収時間が長ければ長いほど疎水性が高くて親水性が低い。この試験をいろいろの地点で試験紙1枚当たり5回繰り返した。5個の測定の平均値を表2に示す(試験の説明:association TEGEWA e.V.の「Textile pretreatment」の作業部会:The TEGEWA−Tropftest−eine Methode zur schnellen Bestimmung der Saugfahigkeit an textilen Flachengebilen[TEGEWA滴試験−織物シート様構造物が示す吸収性を迅速に測定する方法];Melliand Textilberichte 68(1987)、581−583)。
柔らかさまたは手触り:
この目的で、各場合とも、この上に記述したようにして得た紙サンプルの1つを試験グループ内で各場合とも他の実施例のさらなるシリコン組成物を用いて仕上げを受けさせた他の5紙サンプルと比較した。このようにして、各場合とも、試験人の指および手のひらによる触感によって、各々が異なる6個のサンプルを包含する5試験グループ/シリーズに手触りに関する評価を受けさせることができた。個々の紙の等級分けを0から10の等級で実施した。「0」の評価は未処理紙に相当し、手触りまたは柔らかさは数値が高ければ高いほど良好である。
製造実施例1[成分a1)QP1の製造]:
a) 最初に238g(2.24モル)のジエチレングリコールを窒素下室温で導入する。徹底的な撹拌を行いながら558g(4.93モル)の塩化クロロアセチルを1時間かけて滴下して加える。この滴下中に温度が82℃にまで上昇してHClの強力な発生が始まる。この滴下が終了した後のバッチを130℃に30分間加熱する。最後に、130℃/20hPa以下で沸騰するあらゆる成分を留出させる。組成
ClCH2C(O)OCH2CH2OCH2CH2OC(O)CH2Cl
を有する淡黄色の油を566g得る。
13C−NMR:
基礎構造 シフト(ppm)
ClCH2− 40.7
ClCH2−C(O)− 167.1
ClCH2−C(O)−OCH2− 65.2
ClCH2−C(O)−OCH2 CH2− 68.6
b) 104.4gの脱塩水と51.4gの2−プロパノールと104.4g(522ミ
リモル)のラウリン酸と50g(580ミリモルのN)のN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサンジアミンを混合した後、撹拌を行いながら50℃に加熱する。この透明な溶液に構造
最初に1リットルの3つ口フラスコに室温で水を24g、2−プロパノールを30ml、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンを4.18g(第三級アミノ基を48ミリモル)および商標名Jeffamin(商標)ED 600の下で入手可能な構造
H2NCH(CH3)CH2[OCH2CH(CH3)]a(OCH2CH2)9[OCH2CH(CH3)]bNH2
[ここで、a+b=3.6]
で表されるアルキレンオキサイド誘導体を3.8g(第一級アミノ基を12ミリモル)導入する。6.0g(30ミリモル)のドデカン酸(2−プロパノール中50%濃度の溶液の形態)および1.8g(30ミリモル)の酢酸を5分かけて加える。このバッチを50℃に加熱した後、30分かけて平均組成
製造実施例3[成分a1)QP3の製造]:
12.5gの脱塩水と87gの2−プロパノールと1.02g(17ミリモル)の酢酸と3.4g(17ミリモル)のラウリン酸と2.34g(27.2ミリモルのN)のN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサンジアミンと1.67g(5.28ミリモルのN)
の組成
を有するアミンと0.63g(1.53ミリモルのN)の組成
を有するアミンの40%濃度溶液を混合して50℃に加熱する。この透明な溶液に平均組成
製造実施例4[成分a2)AP1の製造]:
タイプMDAEAP 9-D557M[単位DAEAPはCH3(AEAP)SiOを表し、ここで、AEAP=2−アミノエチルアミノプロピル]で表されるアミノエチルアミノプロピル官能ポリオルガノシロキサンの調製では、米国特許第3576779号に類似した様式で、SiOH末端のポリジメチルシロキサンとM2D10とアミノエチルアミノプロピル−メチルジメトキシシランの混合物を水酸化テトラブチルアンモニウムの存在下80℃で平衡状態にし、生じたメタノールを蒸発させそして触媒を熱で失活させた後に沸点が250℃以下の揮発性シクロシロキサンを0.5重量%未満になるまで除去することで調製を行う。生じた生成物は下記の組成を有する:
製造実施例5[成分a2)AP2の製造]:
ここに、本発明に従う手触り向上剤または柔軟剤が織布を親水性にするか否かを評価する比較実験で用いるタイプMDAEAP 1.5-D100Mで表されるアミノエチルアミノプロピル官能ポリオルガノシロキサンを実施例4に類似した様式で調製した4(x=1.5;y=100)。
製造実施例6[比較シロキサン成分AP3の製造]:
ここに、本発明に従う手触り向上剤または柔軟剤が紙を親水性にするか否かを評価する比較実験で用いるポリエーテル官能ポリオルガノシロキサンMDPO15EO20 3D20Mの調製を米国特許第3980688号の実施例7と同様にして実施した。単位DPO15EO20はCH3(PO15EO20)SiOを表し、ここで、PO15EO20、即ちランダムに分布しているポリエーテル基HO-C3H7O)15(C2H5O)20-C3H6-はプロピレン単位を介してSiと結合している。数値は数平均分子量Mnによる平均重合度を示す。
製造実施例7[成分a2)AP4の製造]:
ここで用いるアミノエチルアミノプロピル−およびポリエーテル官能ポリオルガノシロキサンMDAEAP 4DPO16EO20OBu 4D200Mの調製では、タイプMDPO16EO20OBu 4D100Mで表されるポリエーテルシロキサンとアミノエチルアミノプロピルメチルジエトキシシランと追加的ポリジメチルシロキサンジオールから出発して水酸化テトラブチルアンモニウムの存在下80℃でアルカリ平衡状態(20ppmの水酸化テトラブチルアンモニウム)にし、生じたメタノールを蒸発させそして触媒を熱で失活させた後、沸点が250℃以下の揮発性シクロシロキサンを0.5重量%未満になるまで除去することで調製を行った。
配合実施例8−23
製造実施例1から7の化合物を用い、錨型撹拌機を用いて25℃で混合することで、下記の組成を有する乳液を生じさせる:成分a)または比較成分として前記化合物またはこれらの混合物を40重量%、成分b)としてRenex 36を23.7重量%、同様に成分b)としてRenex 30を4.1重量%。この混合物に酢酸が0.9重量%で酢酸ナトリウムが0.695重量%で水が30.61重量%の溶液を5分かけて加える。無
色から若干黄色がかった透明な配合物が生じる。成分b)の界面活性剤をここで用いる場合、タイプRenex 30の非イオン性界面活性剤、国際的な短い形態のPOE(12)−トリデシルアルコール、およびICIのRenex 36[タイプPOE(6)−トリデシルアルコール]を選択した。
の比率を更に高くすると疎水性が非常に高くなりかつ滴吸収時間が長くなり、その度合は、化合物a2)が100%の時よりも高くさえあり得る。実施例14および17は、本発明に従う組成物は製造実施例2の組成を有する成分a1)と成分a2)としての実施例4を1:1で混合すると実に有効であることを示している。
Claims (19)
- ポリオルガノシロキサン組成物の使用方法であって、
ポリオルガノシロキサン組成物は、
アミノおよび/またはアンモニウム基Qを少なくとも1個と有機基Vを少なくとも1個含有する少なくとも1種のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)、
ここで、
有機基Vが、−O−,−C(O)−,−C(S)−,−NR2−[ここで、R2は、水素、または−O−、−NH−、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつヒドロキシル基、置換されていてもよい複素環式基、ポリエーテル基、ポリエーテルエステル基、ポリオルガノシロキサニル基から成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい炭素原子数が300以下の一価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基であるが、基−NR2−が複数存在する場合には、それらは同一もしくは異なっていてもよく、そして基−NH−がカルボニルおよび/またはチオカルボニル炭素原子と結合していることを条件とする]、
少なくとも1個の前記有機基Vがポリジオルガノシロキサン基含有有機基VSi1であることを条件として前記基Qと前記基VSi1の結合が構成要素(I)
によって生じている、
および
アミノおよび/またはアンモニウム基Qを少なくとも1個と有機基Vを少なくとも1個含有する少なくとも1種のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)、
ここで、
少なくとも1個の有機基Vがポリジオルガノシロキサン基含有有機基VSi2であることを条件として前記基Qと前記基VSi2の結合が式(II)および(III)
から選択される構成要素によって生じている、
を含有するが、但し、
前記アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)が式(I)で表される構成要素を持たないことを条件とし、かつ
アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)、アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)中の前記基Qがカルボニルの炭素原子と結合していないことを条件として、
アンモニウム基の結果としてもたらされる正電荷が有機もしくは無機酸アニオンで中和され、中和の結果酸付加塩を形成しており、
アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)とアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)は30:1から1:90の重量比で存在するポリオルガノシロキサン組成物の、紙製品の仕上げ又は処理における使用方法。 - アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)およびアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)を乾燥紙質量を基準にして0.01重量%から10重量%存在させる請求項1記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- ポリオルガノシロキサン組成物が窒素原子を含有しないポリシロキサン化合物を含まないことを特徴とする請求項1または請求項2記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- ポリオルガノシロキサン組成物が、
請求項1記載のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)、
請求項1記載のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)、
場合により、1種以上の無シリコーン界面活性剤b)、
場合により、1種以上の製紙用助剤c)、および
場合により、1種以上の液体または固体の担体物質d)、
から成る請求項1〜3のいずれか1項記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。 - アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)とアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)が1:0.1から1:10の重量比で存在する請求項1から4のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)が単位QおよびV[ここで、Qは、カルボニルの炭素原子を介してVと結合していない少なくとも1種の二価、三価および/または四価アミノおよび/またはアンモニウム基であり、そしてVは、炭素を介してQ単位と連結している少なくとも1種の有機基であるが、但し単位Vの中の少なくとも1つがポリジオルガノシロキサン基を含有することを条件とする]から選択される単位を少なくとも3単位有する請求項1から6のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法
- アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)が単位Qを少なくとも2単位有する請求項1から7のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)が単位Qを少なくとも2単位および単位VSiを2単位以上有する請求項1から8のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)が単位Qを少なくとも2単位および単位VSiを3単位以上有する請求項1から9のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- アミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)中の有機基VがV1、V2およびV3[ここで、V2は、−O−,−CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、水素、または−O−、−NH−、−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよくかつヒドロキシル基、置換されていてもよい複素環式基、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アンモニウム、ポリエーテル基およびポリエーテルエステル基から成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい炭素原子数が100以下の一価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香族炭化水素基であるが、基−CONR2−が複数存在する場合には、それらは同一もしくは異なっていてもよい)−C(O)−および−C(S)−から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数(以下に定義するポリシロキサン基Z2の炭素原子の数は数えない)が1000以下の二価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香炭化水素基から選択され、
基V2は1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、そして
基V2は、式
で表される基−Z2−を少なくとも1個含有し、
V1は、−O−, −CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りであり、基V1中の基R2と基V2中の基R2は同一もしくは異なってもよい)、から選択される1個以上の基を含有していても良く、
−C(O)−、−C(S)−および−Z1−(ここで、−Z1−は、式
で表される基である)
を含有していてもよい、炭素原子数が1000以下の二価の直鎖、環状もしくは分枝の、飽和、不飽和もしくは芳香炭化水素基から選択され、そして
基V1は、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、
そして
V3は、−O−, −CONH−,−CONR2−(ここで、R2は、この上で定義した通りである)、−C(O)−、−C(S)−、−Z1−(この上で定義した通りである)、−Z2−(この上で定義した通りである)およびZ3(ここで、Z3は、三価以上のオルガノポリシロキサン単位である)から選択される1個以上の基を含有していてもよい炭素原子数が1000以下の三価以上の直鎖、環状もしくは分枝飽和、不飽和もしくは芳香炭化水素基であり、これは、1個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよく、
ここで、各場合とも、前記ポリシロキサン化合物中に基V1が1個以上、基V2が1個以上および/または基V3が1個以上存在していてもよいが、但し
前記ポリシロキサン化合物が基−Z1−、−Z2−または−Z3−を少なくとも1個含有する基V1、V2またはV3を少なくとも1個含有することを条件とする]
から成る群から選択される少なくとも1種の成分である請求項1から10のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。 - 40℃で液体であることを特徴とする請求項1から11のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 0.05から90重量%の量のアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a1)およびアミノ−および/またはアンモニウム−ポリシロキサン化合物a2)、
0から30重量%の量の1種以上の無シリコーン界面活性剤b)、
下記:
0から0.5重量%の量の1種以上の殺生物剤、
0から10重量%の量の10以上のレオロジー変性剤、
0から5重量%の量の1種以上のさらなる製紙用助剤、
から選択される助剤c)、および
99.95重量%以下の量の1種以上の液体または固体の担体d)、
から成る請求項1から12のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。 - 成分b)としての無シリコーン界面活性剤が重合していない有機第四級アンモニウム化合物から選択される少なくとも1種の成分であることを特徴とする請求項3から13のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 担体物質d)が水および水混和性有機溶媒から成る群から選択される少なくとも1種の成分であることを特徴とする請求項3から14のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 成分b)としての無シリコーン界面活性剤が非イオン性乳化剤から選択されることを特徴とする請求項3から13のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 水を含有する請求項1から16のいずれか記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 不織紙布、紙パルプ、織紙布、紙層を仕上げまたは処理するための請求項1から17記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
- 乾燥もしくは湿潤トイレットペーパー、顔用紙、ふき取り紙および紙製ハンカチを仕上げまたは処理するための請求項1から17記載のポリオルガノシロキサン組成物の使用方法。
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