JP4936799B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP4936799B2
JP4936799B2 JP2006164118A JP2006164118A JP4936799B2 JP 4936799 B2 JP4936799 B2 JP 4936799B2 JP 2006164118 A JP2006164118 A JP 2006164118A JP 2006164118 A JP2006164118 A JP 2006164118A JP 4936799 B2 JP4936799 B2 JP 4936799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
focus
degree
lens
imaging surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006164118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007333909A (ja
Inventor
和廣 辻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006164118A priority Critical patent/JP4936799B2/ja
Publication of JP2007333909A publication Critical patent/JP2007333909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4936799B2 publication Critical patent/JP4936799B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、電子カメラに関し、特にたとえば、撮像面に照射された被写界の光学像に対応する画像信号に基づいて光学レンズから撮像面までの距離を調整する、電子カメラに関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、フォーカスレンズの位置は、粗調整の後に微調整される。また、微調整時の補正量が基準値を超えると、粗調整動作が再開される。ここで、基準値は、広角側で大きい値を示す一方、望遠側で小さい値を示す。これによって、ズーム位置の変化に関らず、迅速かつ安定的なフォーカス動作が実現される。
特開平6−225198号公報[H04N 5/232, G02B 7/08, 7/28]
しかし、従来技術では、手振れに起因するフォーカス精度の低下を如何に解決するかについて何ら開示していない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、手振れに関らずフォーカスを的確に調整することができる、電子カメラを提供することである。
請求項1の発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、レンズ(12)を経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段(14)、レンズから撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段(16)、撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段(26, S29)、第1変更幅を変更手段に設定する第1設定手段(S1)、第1変更幅よりも短い第2変更幅を変更手段に設定する第2設定手段(S5)、第2設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を第1設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する第2設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出手段(S9, S31, S33)、算出手段によって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき検出手段によって検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離を決定する決定手段(S17, S19)、および算出手段によって算出されたパラメータ値が既定数値範囲から下側に外れるとき検出手段を第2設定手段の設定に対応した状態でのみ再起動する第1再起動手段(S11)を備える。
撮像手段は、レンズを経た被写界像を捉える撮像面を有する。レンズから撮像面までの距離は、変更手段によって設定幅ずつ変更される。撮像面で捉えられた被写界像の合焦度は、変更手段の変更処理と並行して検出手段によって検出される。第1設定手段は第1変更幅を変更手段に設定し、第2設定手段は第1変更幅よりも短い第2変更幅を変更手段に設定する。
算出手段は、第2設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を、第1設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する第2設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する。決定手段は、算出手段によって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき、検出手段によって検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離を決定する。第1再起動手段は、算出手段によって算出されたパラメータ値が既定数値範囲から下側に外れるとき、検出手段を第2設定手段の設定に対応した状態でのみ再起動する。
手振れが発生すると、撮像面で捉えられる被写界像の空間周波数が低下する。したがって、手振れがある状態で検出される合焦度の信頼性は、手振れがない状態で検出される合焦度の信頼性よりも小さくなる。また、第2変更幅に従う変更処理に要する時間は、第1変更幅に従う変更処理に要するよりも長い。したがって、第2変更幅に従う変更処理の途中で手振れが発生する確率は、第1変更幅に従う変更処理の途中で手振れが発生する確率よりも高くなる。
このような性質を考慮して、請求項1の発明では、パラメータ値が既定値範囲から下側に外れたとき(第2設定手段の設定に対応して検出された合焦度の信頼性が低下したとき)、第2変更幅に従う変更処理の途中で手振れが発生したとみなし、検出手段を第2設定手段の設定に対応した状態でのみ再起動するようにしている。再起動によって検出された合焦度の信頼性が高く、パラメータ値が既定値範囲に属することとなったときは、検出手段によって検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離が決定される。これによって、手振れに関らずフォーカスを的確に調整することができる。
請求項2の発明に従う電子カメラは、請求項1に従属し、決定手段は、パラメータ値が既定値範囲内の下側に分布する第1値範囲に属するとき第1設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度に基づいて適正距離を決定する第1距離決定手段(S17)を含む。パラメータ値が第1数値範囲に属するときは、第1設定手段の設定に対応して検出された合焦度の方がより信頼できるとみなされ、この合焦度に対応する距離が合焦点として決定される。
請求項3の発明に従う電子カメラは、請求項1または2に従属し、決定手段は、パラメータ値が既定値範囲内の上側に分布する第2値範囲に属するとき第2設定手段の設定に対応して検出手段によって検出された合焦度に基づいて適正距離を決定する第2距離決定手段(S19)を含む。パラメータ値が第2値範囲に属するときは、第2設定手段の設定に対応して検出された合焦度の方がより信頼できるとみなされ、この合焦度に対応する距離が合焦点として決定される。
請求項の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし3のいずれかに従属し、算出手段によって算出されたパラメータ値が既定値範囲から上側に外れるとき検出手段を第1設定手段の設定に対応した状態で再起動した後に第2設定手段の設定に対応した状態で再起動する第2再起動手段(S15)をさらに備える。パラメータ値が大きいときは、第1設定手段によって検出された合焦度および第2設定手段によって設定された合焦度のいずれも信頼できないとみなされ、前記検出手段は第1設定手段の設定に対応した状態で再起動された後に第2設定手段の設定に対応した状態で再起動される。
請求項の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし4のいずれかに従属し、距離調整操作を受け付ける受付手段(46)をさらに備え、第1設定手段は第2設定手段の設定処理に先立って設定処理を実行する。
請求項の発明に従う距離制御プログラムは、レンズ(12)を経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段(14)、レンズから撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段(16)、撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段(26)を備える電子カメラ(10)のプロセサ(44)に、第1変更幅を変更手段に設定する第1設定ステップ(S1)、第1変更幅よりも短い第2変更幅を変更手段に設定する第2設定ステップ(S5)、第2設定ステップの設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を第1設定ステップの設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する第2設定ステップの設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出ステップ(S9, S31, S33)、算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき検出手段によって検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離を決定する決定ステップ(S17, S19)、および算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定値範囲から下側に外れるとき検出手段を第2設定ステップの設定に対応した状態でのみ再起動する再起動ステップ(S11)を実行させるための、距離制御プログラムである。
請求項1の発明と同様、手振れに関らずフォーカスを的確に調整できる。
請求項の発明に従う距離制御方法は、レンズ(12)を経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段(14)、レンズから撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段(16)、撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段(26)を備える電子カメラ(10)によって実行される距離制御方法であって、第1変更幅を変更手段に設定する第1設定ステップ(S1)、第1変更幅よりも短い第2変更幅を変更手段に設定する第2設定ステップ(S5)、第2設定ステップの設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を第1設定ステップの設定に対応して検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する前記第2設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出ステップ(S9, S31, S33)、算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき検出手段によって検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離を決定する決定ステップ(S17, S19)、および算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定数値範囲から下側に外れるとき検出手段を第2設定ステップの設定に対応した状態でのみ再起動する再起動ステップ(S11)を備える。
請求項1の発明と同様、手振れに関らずフォーカスを的確に調整できる。
この発明によれば、パラメータ値が既定値範囲から下側に外れたとき(第2変更幅の設定に対応して検出された合焦度の信頼性が低下したとき)、第2変更幅に従う変更処理の途中で手振れが発生したとみなし、検出手段を第2設定手段の設定に対応した状態でのみ再起動するようにしている。再起動によって検出された合焦度の信頼性が高く、パラメータ値が既定値範囲に属することとなったときは、検出された合焦度に基づいてレンズから撮像面までの適正距離が決定される。これによって、手振れに関らずフォーカスを的確に調整することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の電子カメラ(ディジタルカメラ)10は、フォーカスレンズ12を含む。被写界の光学像は、フォーカスレンズ12を通してイメージセンサ14の受光面つまり撮像面に照射される。撮像面では、光電変換によって被写界の光学像に対応する電荷つまり生画像信号が生成される。
スルー画像処理つまり被写界のリアルタイム動画像をLCDモニタ34に表示する処理を実行するとき、CPU44は、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しをドライバ18に命令する。ドライバ18は、イメージセンサ14のプリ露光とこれによって生成された生画像信号の間引き読み出しとを繰り返し実行する。プリ露光および間引き読み出しは、1/30秒毎に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して実行される。これによって、被写界の光学像に対応する低解像度の生画像信号が、30fpsのフレームレートでイメージセンサ14から出力される。
出力された各フレームの生画像信号は、CDS/AGC/AD回路20によってノイズ除去,レベル調整およびA/D変換の一連の処理を施され、これによってディジタル信号である生画像データが得られる。信号処理回路22は、CDS/AGC/AD回路20から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データを生成する。生成された画像データはメモリ制御回路28によってSDRAM30に書き込まれ、その後同じメモリ制御回路28によって読み出される。ビデオエンコーダ32は、メモリ制御回路28によって読み出された画像データをNTSCフォーマットに従うコンポジットビデオ信号に変換し、変換されたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ34に与える。この結果、被写界のスルー画像がモニタ画面に表示される。
信号処理回路22から出力された画像データを形成するYデータは、輝度評価回路24にも与えられる。輝度評価回路24は、撮像面に割り当てられた測光エリア(図示せず)に属するYデータを1フレーム期間毎に積分する。CPU44は、こうして求められた積分値つまり輝度評価値を垂直同期信号Vsyncに応答して輝度評価回路24から取り込み、ドライバ18に設定されたプリ露光時間を取り込まれた輝度評価値に基づいて調整する。これによって、モニタ画面に表示されるスルー画像の明るさが適度に調整される。
シャッタボタン46が半押しされると、撮像面に割り当てられたフォーカスエリア(図示せず)に注目して、次の要領でフォーカス制御が実行される。まず、高速AF処理を実行するべく、ステップ幅W1がドライバ16に設定される。ドライバ16は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に、無限遠側端部から至近側端部に向けてフォーカスレンズ12を1ステップずつ移動させる。
信号処理回路22からは、各ステップで捉えられた被写界像を表す画像データが出力される。AF評価回路26は、このような画像データを形成するYデータから高域周波数成分を抽出し、抽出された高域周波数成分のうちフォーカスエリアに属する高周波成分の絶対値を1フレーム期間毎に積算する。これによって、積分値つまりAF評価値が1フレームに1回の割合で求められる。なお、こうして求められたAF評価値は、“合焦度”と定義できる。
CPU44は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎にAF評価回路26からAF評価値を取り込み、現時点で最大値を示すAF評価値と最大値が検出されたときのフォーカスレンズ12の位置を示すレンズ位置情報とを図2に示すレジスタR1に登録する。フォーカスレンズ12が至近側端部に到達したとき、レジスタR1に登録されたAF評価値は最大値αとして確定し、レジスタR1に登録されたレンズ位置情報は合焦位置よりも2ステップ先の位置を示す。
このような高速AF処理が完了すると、低速AF処理を実行するべく、ステップ幅W1よりも短いステップ幅W2がドライバ16に設定される。上述と同様、ドライバ16は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に無限遠側端部から至近側端部に向けてフォーカスレンズ12を1ステップずつ移動させる。AF評価回路26は、信号処理回路22から出力されるYデータに基づいてAF評価値を1フレーム毎に求める。
CPU44は、現時点で最大値を示すAF評価値と最大値が検出されたときのフォーカスレンズ12の位置を示すレンズ位置情報とを図2に示すレジスタR2に登録する。フォーカスレンズ12が至近側端部に到達したとき、レジスタR2に登録されたAF評価値が最大値βとして確定し、レジスタR2に登録されたレンズ位置情報は合焦位置よりも2ステップ先の位置を示す。
AF評価値は、高速AF処理のとき図3(A)に示す要領で変化する一方、低速AF処理のとき図3(B)に示す要領で変化する。図3(A)および図3(B)から分かるように、高速AF処理の場合にフォーカスレンズ12が合焦位置の近傍を移動するのに要する時間は1/10秒に満たないのに対して、低速AF処理の場合にフォーカスレンズ12が合焦位置の近傍を移動するように要する時間は1/3秒近くに及ぶ。
経験則上、手振れは数秒に1回の割合で発生し、1回の手振れ時間は1/10秒〜1秒である。このため、手振れが発生する確率は、低速AF処理の方が高速AF処理よりも高くなる。また、手振れが発生すると、撮像面で捉えられる被写界像の空間周波数が低下する。このため、手振れがある状態で検出されるAF評価値は、手振れがない状態で検出されるAF評価値よりも小さくなる。
したがって、高速AF処理の途中で手振れが発生すると、AF評価値はたとえば図3(A)に点線で示すように変化する。また、低速AF処理の途中で手振れが発生すると、AF評価値はたとえば図3(B)に点線で示すように変化する。
この結果、図3(A)の例では、手振れの有無に関係なく、レンズ位置FP1が合焦位置として検出される。これに対して、図3(B)の例では、手振れがないときはレンズ位置FP2が合焦位置として検出される一方、手振れがあるときはレンズ位置FP3が合焦位置として検出される。このように、低速AF処理時は、高速AF処理時に比べて、合焦位置が誤検出される可能性が高い。
そこで、この実施例では、次の要領で合焦位置を特定し、特定された合焦位置にフォーカスレンズ12を配置するようにしている。まず最大値βを最大値αで割り算し、割り算値β/αを閾値TH1〜TH3の各々と比較する。ここで、割り算値β/αは、低速AF処理によって求められたAF評価値の信頼性を示すパラメータ値であり、高速AF処理によって求められたAF評価値を参照することで算出される。また、閾値TH1〜TH3の間には、TH1<TH2<1<TH3の関係が成り立つ。
Figure 0004936799
表1を参照して、割り算値β/αが閾値TH1未満であれば、低速AF処理時の手振れに起因して最大値βが本来の値から大きく減少しているとみなし、低速AF処理を再起動する。これによって、最大値βが再度求められ、新たに算出された割り算値β/αが閾値TH1〜TH3の各々と比較される。
割り算値β/αが閾値TH1以上でかつ閾値TH2未満であれば、最大値βの本来の値からの減少幅は小さいものの、最大値βの信頼性は依然として低いとみなし、高速AF処理によってレジスタR1に登録されたレンズ位置情報に基づいて合焦位置を特定する。
割り算値β/αが閾値TH2以上でかつ閾値TH3未満(β/α≒1)であれば、最大値βの信頼性が高いとみなし、低速AF処理によってレジスタR2に登録されたレンズ位置情報に基づいて合焦位置を特定する。
割り算値β/αが閾値TH3以上であれば、最大値αおよびβのいずれの信頼性も低いとみなし、高速AF処理および低速AF処理の両方を再起動する。これによって、最大値αおよびβの両方が再度求められ、新たに算出された割り算値β/αが閾値TH1〜TH3の各々と比較される。
フォーカスレンズ12が合焦位置に配置された後にシャッタボタン46が全押しされると、CPU44によって画像記録処理が実行される。CPU44はまず、本露光および全画素読み出しをドライバ18に命令する。ドライバ18は、イメージセンサ14の本露光とこれによって生成された生画像信号の全画素読み出しとを1回ずつ実行する。これによって、被写界の光学像に対応する高解像度の生画像信号がイメージセンサ14から出力される。出力された生画像信号は上述と同様の処理によってYUV形式の画像データに変換され、変換された画像データはメモリ制御回路28によってSDRAM30に書き込まれる。
CPU44はまた、画像圧縮命令をJPEGコーデック36に向けて発行する。JPEGコーデック36は、メモリ制御回路28を通してSDRAM30から1フレームの画像データを読み出し、読み出された画像データにJPEG圧縮を施し、そして圧縮画像データつまりJPEGデータをメモリ制御回路28を通してSDRAM30に書き込む。CPU44はさらに、メモリ制御回路28を通してSDRAM30からJPEGデータを読み出し、読み出されたJPEGデータを含む画像ファイルをI/F回路38を通して記録媒体40に記録する。このような画像記録処理が完了すると、上述のスルー画像処理が再開される。
フォーカスを制御するとき、CPU44は、図4〜図5に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、これらのフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ42に記憶される。
まずステップS1で高速AF設定を行う。これによって、ステップ幅W1がドライバ16に設定され、レジスタR1がAF評価値およびレンズ位置情報の登録先として選択される。ステップS3では、ステップS1の設定に従う高速AF処理を実行する。フォーカスレンズ12はステップ幅W1ずつ光軸方向に移動し、現時点で最大のAF評価値およびこれに対応するレンズ位置情報がレジスタR1に書き込まれる。ステップS3の処理が完了すると、レジスタR1に格納されたAF評価値が最大値αとして確定する。レジスタR1に格納されたレンズ位置情報は、合焦位置よりも2ステップ先の位置を示す。
ステップS5では低速AF設定を行う。これによって、ステップ幅W2(<W1)がドライバ16に設定され、AF評価値およびレンズ位置情報の登録先としてレジスタR2が選択される。ステップS7では、ステップS5の設定に従う低速AF処理を実行する。フォーカスレンズ12はステップ幅W2ずつ光軸方向に移動し、現時点で最大のAF評価値およびこれに対応するレンズ位置情報がレジスタR2に書き込まれる。ステップS7の処理が完了すると、レジスタR2に格納されたAF評価値が最大値βとして確定する。レジスタR2に格納されたレンズ位置情報は、合焦位置よりも2ステップ先の位置を示す。
ステップS9では、最大値βを最大値αで割り算する。割り算値β/αは、ワークエリア(図示せず)に格納される。ステップS11では割り算値β/αを閾値TH1と比較し、ステップS13では割り算値β/αを閾値TH1と比較し、ステップS15では割り算値β/αを閾値TH3と比較する。上述のように、閾値TH1〜TH3の間にはTH1<TH2<1<TH3の関係が成り立つ。
β/α<TH1と判断されれば、低速AF処理時の手振れに起因して最大値βが本来の値から大きく減少しているとみなし、ステップS11からステップS5に戻る。この結果、低速AF処理を再起動される。TH1≦β/α<TH2と判断されればステップS13からステップS17に進み、レジスタR1に格納されたレンズ位置情報を参照して最大値αに対応する位置にフォーカスレンズ12を配置する。つまり、低速AF処理によって検出された最大値βの信頼性は依然として低いとみなし、高速AF処理によって特定された合焦位置にフォーカスレンズ12を配置する。
TH2≦β/α<TH3と判断されればステップS15からステップS19に進み、レジスタR2に格納されたレンズ位置情報を参照して最大値βに対応する位置にフォーカスレンズ12を配置する。つまり、手振れはほとんど生じていないとみなして、低速AF処理によって検出された合焦位置にフォーカスレンズ12を配置する。TH3≦β/αと判断されれば、最大値αおよびβのいずれも信頼できないとみなし、ステップS15からステップS1に戻る。この結果、高速AF処理および低速AF処理の両方が再起動される。
ステップS3およびS7の各々では、図5に示すサブルーチンに従う処理が実行される。まずステップS1で初期化を行う。フォーカスレンズ12は初期位置(無限遠側端部)に配置され、登録先として選択されたレジスタがクリアされる。垂直同期信号Vsyncが発生するとステップS23でYESと判断し、ステップS25でフォーカスレンズ12を至近側に1ステップ移動させる。フォーカスレンズ12は、高速AF処理のときステップ幅W1だけ移動し、低速AF処理のときステップ幅W2だけ移動する。
垂直同期信号Vsyncが再度発生すると、ステップS27でYESと判断し、ステップS29でAF評価回路26からAF評価値を取り込む。取り込まれたAF評価値は、2フレーム前に行われたプリ露光に基づく評価値である。ステップS31では、今回取り込まれたAF評価値(現AF評価値)が前回取り込まれたAF評価値(前AF評価値)を上回るか否かを判別する。ここでNOであればそのままステップS35に進む一方、YESであればステップS33の処理を経てステップS35に進む。ステップS33では、今回取り込まれたAF評価値と現時点のフォーカスレンズ12の位置を示すレンズ位置情報とを登録先として選択されたレジスタに書き込む。
ステップS35では、フォーカスレンズ12が至近側端部に到達したか否かを判別する。NOであれば、ステップS37でフォーカスレンズ12を至近側に1ステップ移動させた後、ステップS27に戻る。YESであれば、上階層のルーチンに復帰する。ステップS35でYESと判断されたとき、登録先のレジスタには、今回のAF処理によって検出された最大AF評価値と合焦位置よりも2ステップ先のレンズ位置を示すレンズ位置情報が格納される。
以上の説明から分かるように、イメージセンサ12は、フォーカスレンズ12を経た被写界像を捉える撮像面を有する。ドライバ16は、フォーカスレンズ12を設定されたステップ幅ずつ至近側に移動させる(S25, S37)。撮像面で捉えられた被写界像のAF評価値を算出する処理は、このようなレンズ移動処理と並行してAF評価回路26によって実行される。CPU44は、共通の設定幅を参照したレンズ移動処理に関連してAF評価回路26によって求められる複数のAF評価値の中から、最大値を検出する(S33)。
CPU44は、高速AF処理を実行するときステップ幅W1をドライバ16に設定し(S1)、低速AF処理を実行するときステップ幅W2(<W1)をドライバ16に設定する(S5)。CPU44はまた、高速AF処理によって検出される最大値αが低速AF処理によって検出される最大値βに占める割合(=β/α:割り算値)を算出する(S9)。CPU44は、算出された割り算値β/αが既定数値範囲(閾値TH1以上で閾値TH3未満の範囲)に属するとき、最大値αおよびβに基づいて合焦点を特定する(S17, S19)。CPU44はまた、割り算値β/αが既定数値範囲から下側に外れるとき低速AF処理を再起動する(S11)。
手振れが発生すると、撮像面で捉えられる被写界像の空間周波数が低下する。したがって、手振れがある状態で検出されるAF評価値は、手振れがない状態で検出されるAF評価値よりも小さくなる。また、ステップ幅W2に従うレンズ移動処理に要する時間は、ステップ幅W1に従うレンズ移動処理に要するよりも長い。したがって、ステップ幅W2に従うレンズ移動処理の途中で手振れが発生する確率は、ステップ幅W1に従うレンズ移動処理の途中で手振れが発生する確率よりも高くなる。
このような性質を考慮して、この実施例では、割り算値β/αが既定数値範囲から下側に外れるとき(最大値βが予想以上に低下したとき)、低速AF処理の途中で手振れが発生したとみなし、低速AF処理を再度実行するようにしている。再度の低速AF処理によって求められた最大値βが前回求められた最大値βよりも大きく、割り算値β/αが既定数値範囲に属することとなったときは、最大値αおよびβに基づいて合焦点が特定される。これによって、手振れに関らずフォーカスを的確に調整することができる。
なお、この実施例では、フォーカスレンズl2を光軸方向に移動させるようにしているが、フォーカスレンズ12に代えて或いはフォーカスレンズ12とともにイメージセンサ14を光軸方向に移動させるようにしてもよい。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるレジスタの一例を示す図解図である。 (A)は高速AF動作時のAF評価値の変化の一例を示すグラフであり、(B)は低速AF動作時のAF評価値の変化の一例を示すグラフである。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
12 …フォーカスレンズ
14 …イメージセンサ
16,18 …ドライバ
26 …AF評価回路
44 …CPU

Claims (7)

  1. レンズを経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段、
    前記レンズから前記撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段、
    前記撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を前記変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段、
    第1変更幅を前記変更手段に設定する第1設定手段、
    前記第1変更幅よりも短い第2変更幅を前記変更手段に設定する第2設定手段、
    前記第2設定手段の設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を前記第1設定手段の設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する前記第2設定手段の設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき前記検出手段によって検出された合焦度に基づいて前記レンズから前記撮像面までの適正距離を決定する決定手段、および
    前記算出手段によって算出されたパラメータ値が前記既定値範囲から下側に外れるとき前記検出手段を前記第2設定手段の設定に対応した状態でのみ再起動する第1再起動手段を備える、電子カメラ。
  2. 前記決定手段は、前記パラメータ値が前記既定値範囲内の下側に分布する第1値範囲に属するとき前記第1設定手段の設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度に基づいて前記適正距離を決定する第1距離決定手段を含む、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記決定手段は、前記パラメータ値が前記既定値範囲内の上側に分布する第2値範囲に属するとき前記第2設定手段の設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度に基づいて前記適正距離を決定する第2距離決定手段を含む、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. 前記算出手段によって算出されたパラメータ値が前記既定値範囲から上側に外れるとき前記検出手段を前記第1設定手段の設定に対応した状態で再起動した後に前記第2設定手段の設定に対応した状態で再起動する第2再起動手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子カメラ。
  5. 距離調整操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記第1設定手段は前記第2設定手段の設定処理に先立って設定処理を実行する、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子カメラ。
  6. レンズを経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段、前記レンズから前記撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段、前記撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を前記変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段を備える電子カメラのプロセサに、
    第1変更幅を前記変更手段に設定する第1設定ステップ、
    前記第1変更幅よりも短い第2変更幅を前記変更手段に設定する第2設定ステップ、
    前記第2設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を前記第1設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する前記第2設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出ステップ、
    前記算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定数値範囲に属するとき前記検出手段によって検出された合焦度に基づいて前記レンズから前記撮像面までの適正距離を決定する決定ステップ、および
    前記算出ステップによって算出されたパラメータ値が前記既定値範囲から下側に外れるとき前記検出手段を前記第2設定ステップの設定に対応した状態でのみ再起動する再起動ステップを実行させるための、距離制御プログラム。
  7. レンズを経た被写界像を捉える撮像面を有する撮像手段、前記レンズから前記撮像面までの距離を設定幅ずつ変更する変更手段、前記撮像面で捉えられた被写界像の合焦度を前記変更手段の変更処理と並行して検出する検出手段を備える電子カメラによって実行される距離制御方法であって、
    第1変更幅を前記変更手段に設定する第1設定ステップ、
    前記第1変更幅よりも短い第2変更幅を前記変更手段に設定する第2設定ステップ、
    前記第2設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の信頼性を示すパラメータ値を前記第1設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさに対する前記第2設定ステップの設定に対応して前記検出手段によって検出された合焦度の大きさの割合として算出する算出ステップ、
    前記算出ステップによって算出されたパラメータ値が既定値範囲に属するとき前記検出手段によって検出された合焦度に基づいて前記レンズから前記撮像面までの適正距離を決定する決定ステップ、および
    前記算出ステップによって算出されたパラメータ値が前記既定数値範囲から下側に外れるとき前記検出手段を前記第2設定ステップの設定に対応した状態でのみ再起動する再起動ステップを備える、距離制御方法。
JP2006164118A 2006-06-14 2006-06-14 電子カメラ Expired - Fee Related JP4936799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164118A JP4936799B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164118A JP4936799B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007333909A JP2007333909A (ja) 2007-12-27
JP4936799B2 true JP4936799B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=38933462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006164118A Expired - Fee Related JP4936799B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4936799B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5063381B2 (ja) * 2008-01-17 2012-10-31 三洋電機株式会社 電子カメラ
JP2010134210A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Sanyo Electric Co Ltd 電子カメラ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125910A (ja) * 1986-11-17 1988-05-30 Sanyo Electric Co Ltd オ−トフオ−カス回路
JP4241591B2 (ja) * 2001-08-10 2009-03-18 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒
JP2005266784A (ja) * 2004-02-18 2005-09-29 Canon Inc 撮像装置、その制御方法、その制御プログラムおよび記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007333909A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088118B2 (ja) 焦点調節装置
US8988529B2 (en) Target tracking apparatus, image tracking apparatus, methods of controlling operation of same, and digital camera
CN101931752B (zh) 摄像装置、以及对焦方法
US7567753B2 (en) Video camera and image extracting apparatus utilized for same
JP6137840B2 (ja) カメラシステム
JP4286292B2 (ja) 電子カメラ
US20130293766A1 (en) Imaging device and main photographic subject recognition method
KR20090071471A (ko) 촬상 장치 및 그 셔터 구동 모드 선택 방법
US8471953B2 (en) Electronic camera that adjusts the distance from an optical lens to an imaging surface
JP2007108412A (ja) オートフォーカス装置及びそのプログラム
US8237799B2 (en) Imaging apparatus
US10237488B2 (en) Image capturing apparatus and image capturing method
KR20150078275A (ko) 움직이는 피사체 촬영 장치 및 방법
JP2009010616A (ja) 撮像装置および画像出力制御方法
JP2007052061A (ja) 撮像装置、合焦動作制御方法および電子情報機器
JP5407373B2 (ja) 撮影装置、及びプログラム
JP2007049320A (ja) 電子カメラ
JP4936799B2 (ja) 電子カメラ
JP2006079069A (ja) 電子カメラ
JP5195663B2 (ja) 撮像装置、合焦方法及びプログラム
KR101720775B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JP5477345B2 (ja) 撮像装置、合焦方法及びプログラム
JP2006243609A (ja) オートフォーカス装置
JP5561392B2 (ja) 撮像装置、合焦方法及びプログラム
JP4420651B2 (ja) 光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees