JP4936260B2 - 切り出し秤量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、秤量して投入する切り出し秤量装置(プチスケール)に関し、切り出し筒の内筒の内面に複数の溝を設けることによって、例えば、インスタント麺類用のかやく、フリーズドライ製品、及びきざみのりなど小袋包装内に充填を要するものの正確な所定量の切り出しを可能とし、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、切り出し筒の内筒と外筒を着脱可能な嵌挿構造にすることによって、内筒が簡単に取り外され、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にして衛生的な切り出し秤量装置を提供することができる。
従来の切り出し秤量装置として、例えば、ラーメン、うどん、蕎麦、焼きそばなどのインスタント麺類の袋中に収納する海苔、胡麻、乾燥魚肉類、乾燥野菜類(以下、これらをかやくという)などを計量して小袋に袋詰めするものがある。
図9は、従来の切り出し秤量装置の概略を示す正面断面図である。
図9に示すように、切り出し秤量装置110は、被秤量物(かやく)111を収納するホッパ112と、このホッパ112の排出部112aに連結されて、被秤量物111を切り出す、下方傾斜した適度な長さの切り出し筒113と、この切り出し筒113を回転させる回転手段(モータ回転機構)115と、この切り出し筒113の排出口116aに設けられた、切り出し筒113から投下された被秤量物111を受ける受け部材116と、この受け部材116の排出口に設けられた開閉蓋117と、この受け部材116が受けた被秤量物111を秤量する秤量器(ロードセル)118と、受け部材116に設けられた開閉蓋117を開閉する開閉手段(ソレノイド)119とを備えている。
なお、ここでいう被秤量物111とは、ホッパ112内から切り出し可能な粉粒体、片状体、小塊状体などをいう。
また、この切り出し秤量装置110は、ホッパ112の排出部112aと、切り出し筒113との間に、被秤量物111の切り出し調整可能な筒状のアタッチメント141を着脱可能に設けるように構成されている。このアタッチメント141は、内部流路の内径を異ならせて被秤量物111の切り出し調整をするものである。
このアタッチメント141には、ホッパ112側の端部に被秤量物111の切り出し突起141aが設けられ、また、ホッパ112側の排出部112aに被秤量物111の切り出し螺旋体141dが設けられている。
これらによってホッパ112の排出部112aから排出された被秤量物111は、回転手段115により回転している下方傾斜した切り出し筒113から、連続的に切り出されて受け部材116内に投下され、秤量器118により秤量され、所定重量に達した切り出しを停止し開閉手段119により受け部材116の開閉蓋116aを開いて、秤量された被秤量物111を排出するので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物111の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できる。特に、回転する下方傾斜した適度な長さの切り出し筒113内を、被秤量物111が徐々に流れるので、被秤量物111の均一化が行なわれ、切り出し筒113の下端から定量排出が行なわれる。また、切り出し量の調整は、切り出し筒113の回転速度及び/又は傾斜を変えることによって可能である。
また、ホッパ112の排出部112aと、切り出し筒113との間に着脱可能なアタッチメント141を装着するので、ホッパ112内の被秤量物111を切り出し筒113内へ導入する切り出し調整を被秤量物111の大きさや形状などの品種に応じてできる。
さらに、ホッパ112の排出部112aから排出された流動性の良い被秤量物(例えば胡麻)111は、アタッチメント141を通過する際に、その内径が異なる(有効通過断面積が異なる)内部流路を通過して流量調整されるので、粒径の小さな被秤量物111の流量調整が容易にできる。
そして、切り出し筒113と共にアタッチメント141が回転すると、その切り出し突起141aが、例えばホッパ112の排出部112a付近にある固まった被秤量物111を掻き崩すので、その切り出しにおいて、被秤量物111がホッパ112の排出部112a付近で詰まり難い。
また、切り出し筒113と共にアタッチメント141が回転すると、その切り出し螺旋体141dが所定方向へ回転するが、切り出し螺旋体141dの曲がり方向と同一方向に回転する場合には、ホッパ112の排出部112a付近にある被秤量物111の切り出し筒113側への流入を促進し、また切り出し螺旋体141dの曲がり方向と反対方向に回転する場合には、ホッパ112の排出部112a付近の被秤量物111の切り出し筒113側への流入を抑制し、被秤量物111の品種に合わせて、その回転方向を正逆選択することにより、被秤量物111の切り出し調整の幅が広がる。このようにホッパ112内の被秤量物111を、軸芯aが下方傾斜した切り出し筒113を、回転手段130により回転させながら、徐々に受け部材116に投下し、それを秤量器118により秤量するようにしたので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物111の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できる。
特に、ホッパ112の排出部112aに着脱可能に装着されたアタッチメント141により、ホッパ112内の被秤量物111を切り出し筒113内へ導入する切り出し調整が、被秤量物111の大きさや形状などの品種に応じて簡単にできる(特許文献1参照)。
特許第2649335号
しかしながら、食料品を扱う上で衛生的な切り出し秤量装置においては、装置を毎日頻繁に清掃する必要があるが、かやく類が流動する部品を取り外して洗浄するのに都合の良い構造がさらに求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、切り出し筒の内筒の内面に複数の溝を設けることによって正確な所定量の切り出しができ、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、内筒と外筒とを着脱可能に嵌挿することによって、内筒が簡単に取り外され、かやく類が切り出される内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の切り出し秤量装置1は、被秤量物2を収納するホッパ3と、このホッパ3の排出部3aに連結されて、回転しながら前記被秤量物2を切り出す複数の並列に設けられた切り出し筒4と、この切り出し筒4を回転させる回転手段5と、前記切り出し筒4から排出された前記被秤量物2を受ける受け部材6と、この受け部材6が受けた被秤量物2を秤量する秤量器7と、この受け部材6の排出口6aに設けられた開閉蓋8と、この開閉蓋8を開閉動作させる開閉手段9と、前記切り出し筒4に設けられた外筒4aと、この外筒4aに着脱自在に外嵌された内筒4bと、前記内筒4bのホッパ3側の端部に、前記外筒4aのホッパ3側の端部4aaと当接させたフランジ4bbと、を備え、前記外筒4aの周囲に外嵌して固定された第1の歯車10と、前記回転手段5の回転軸5aに固定された第2の歯車11とが咬合するように配設され、前記第2の歯車11に接続された前記回転手段5による回転駆動力が前記第1の歯車10に伝達されて、前記外筒4a及び前記内筒4bを回転させる切り出し秤量装置1において、
前記内筒4bの内面4baには、この内面4baの長手方向に沿って複数の溝4bdを設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の切り出し秤量装置1であって、前記溝4bdは、等間隔に設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、切り出し筒の内筒の内面に複数の溝を設けることによって正確な所定量の切り出しができ、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、装置を毎日頻繁に清掃する必要があるが、内筒と外筒とを着脱可能に嵌挿することによって、かやく類が流動する部品を取り外して洗浄するのに都合の良い構造とすることができ、内筒が簡単に取り外され、かやく類が切り出される内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置を提供することができる。
請求項に係る発明によれば、溝を等間隔に設けることによって、正確な所定量の切り出しができ、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、洗浄を容易にすることができる。
この発明の切り出し秤量装置1は、例えば、切り出し筒を8個並列に設けたことによって、8個の切り出し筒から排出された被計量物をそれぞれのロードセルで測定し、所定の重量になるように切り出し筒を選択する組み合わせ計量を可能とする。
この発明の切り出し秤量装置1に係る内筒は、例えば、ジュラコン及びシリコンなどで形成されることによって、被計量物の滑らかな流動性を確保して正確な所定量の切り出しを可能とすると共に、内筒が簡単に取り外されることによって、かやく類が切り出される内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置を提供することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る切り出し秤量装置(プチスケール)を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための切り出し秤量装置の正面図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の周辺を示す正面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の周辺を示す側面図である。
図1、図2及び図3に示すように、切り出し秤量装置1は、被秤量物(かやく)2を収納するホッパ3と、このホッパ3の排出部3aに連結されて、回転しながら被秤量物2を切り出す複数の並列に設けられた切り出し筒4と、この切り出し筒4を回転させる回転手段5と、この切り出し筒4から排出された被秤量物2を受ける受け部材6と、この受け部材6が受けた被秤量物2を秤量する秤量器7と、この受け部材6の排出口6aに設けられた開閉蓋8と、この開閉蓋8を開閉動作させる開閉手段9と、切り出し筒4に設けられた外筒4aと、この外筒4aに着脱自在に外嵌された内筒4bと、この内筒4bのホッパ3側の端部に、外筒4aのホッパ3側の端部4aaと当接させたフランジ4bbとを備える。
このように切り出し筒4の内筒4bの内面に複数の溝4bdを設けることによって正確な所定量の切り出しができ、被秤量物2の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、装置を毎日頻繁に清掃する必要があるが、内筒4bと外筒4aとを着脱可能に嵌挿することによって、かやく類が流動する部品を取り外して洗浄するのに都合の良い構造とすることができ、内筒4bが簡単に取り外され、かやく類が切り出される内面4baの洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置1を提供することができる。
また、切り出し筒4の内筒4bの洗浄後は、内筒4bのフランジ4bbを外筒4aに挿入して外筒4aの端部4aaに当接させることで位置決めされる。
また、切り出し秤量装置1は、被秤量物2の一例であるかやくを収納する横長なホッパ3と、ホッパ3の下部の排出部3aに、横方向に一定間隔をあけて連結されて、かやく2を切り出す、複数個の切り出し筒4、4…4と、装置の架台12に取り付けられて、切り出し筒4を回転させる回転手段5の一例である複数個のモータ回転機構5と、それぞれの排出口6a、6a…6aに開閉蓋8が設けられて、切り出し筒4から投下されたかやく2を受ける略二等辺三角形の箱体である複数個の受け部材6、6…6と、受け部材6が受けたかやく2を秤量する秤量器7の一例である複数個のロードセル7、7…7と、開閉蓋8の開閉手段9の一例である複数個のソレノイド9とを備えている。なお、受け部材6を略二等辺三角形の箱体としたがこれに限定するものではなく、その他の形状でも構わない。
そしてホッパ3の排出部3aから排出された被秤量物2は、回転手段5により回転している切り出し筒4から連続的に切り出されて受け部材6内に投下され、ロードセルからなる秤量器7により秤量される。受け部材6の被計量物2が所定重量に達したら、電動の開閉手段9により受け部材6の開閉蓋8が開かれて、秤量された被秤量物2を受け部材6から排出するので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物2の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できる。特に、回転駆動される切り出し筒4内を被秤量物2が徐々に流れるので、被秤量物2の均一化が図られ、切り出し筒4の下端から定量排出が行なわれる。また、切り出し量の調整は、切り出し筒4の回転速度を変えることによって可能である。
このような切り出し筒4は、8個並列に設けられており、それぞれ水平ラインaに対して0〜15°、好ましくは2〜5°前後ほど軸芯bが下方傾斜した円筒形の筒体である。ただし、切り出し筒4の本数や、切り出し筒4の傾斜角は、これらの数値に限定されるものではない。なお、この切り出し筒4の長さは少なくとも内径の3〜5倍程度となっている。切り出し筒4は、切り出し筒4の外筒4aの両端部がリング状のベアリングに嵌挿された状態で架台12上に回転可能に配置され、この切り出し筒4の上部にそれぞれの切り出し筒4、4…4に対応した個数分のモータ回転機構5、5…5が配置されている。また、外筒4aの周囲に外嵌して固定された第1の歯車(平歯車)10と、回転手段5の回転軸5aに固定された第2の歯車(平歯車)11とが咬合するように配設され、第2の歯車11に接続された回転手段5による回転駆動力が第1の歯車10に伝達されて、外筒4a及び内筒4bを回転させる。架台12は支柱13と支柱14に支持されている。支柱13と架台12とは、軸12aによって回動可能に設けられている。また支柱14には、支柱14の長さを調節することが可能なようにねじを回転させて高さを調節する調節構造14aが設けられている。支柱14と架台12とは、架台12が軸12aを支点にして上下するように軸12bが架台12の軸穴12cを摺動可能に設けられている。なお、高さ調整構造14aはローレット切りのナットを回転させることで支柱14を上下させるが、電動機で回転させて自動調整させても構わない。かき棒4cは切り出し筒4の内面に沿って切り出し筒4の上部に設けられており、切り出し筒4の内面4baに付着したかやくがあればそれをかき取ることができる。
また、次に説明する図4〜図6に示すように、この切り出し筒4において、その内筒4bの内面4baには、この内面4baの長手方向に沿って複数の溝4bdを設けている。この溝4bdは、その底には平坦面形状を設けるとともに角度60度のV溝であり、等間隔で直線状に設けられている。また、内筒4bは、摩擦係数の小さいジュラコンで形成されている。また、テフロン(R)を用いても構わない。
また、図4〜図6は、本発明の実施形態に係る切り出し筒の詳細を示し、各図の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)に示すV溝の拡大図である。
図4、図5、及び図6の違いは、切り出し筒の内面に設けられた溝の数が36山、48山、及び60山の違いであり、さらに、切り出し筒の外径がφ41.3、φ52.7、及びφ66の違いである。溝の数や外径は、これらの数値に限定されるものではなく適宜、変更可能である。
このように、外径及びそれに伴い内径の異なる切り出し筒を用いることによって、ホッパ3の排出部3aから排出された、例えば、流動性の良い被秤量物(胡麻など)2は、切り出し筒4を通過する際に、その内径が異なる(有効通過断面積が異なる)内部流路を通過して流量調整されるので、粒径の異なる被秤量物2でも流量調整が容易に可能である。
このように、外筒4aの周囲に外嵌して固定された第1の歯車10と、回転手段5の回転軸5aに固定された第2の歯車11とが咬合するように配設されることによって、かやく類が流動する部品を取り外して洗浄するのに都合の良い構造とすることができ、内筒4bが簡単に取り外され、かやく類が切り出される内面4baの洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置を提供することができる。
続いて、本発明の第1の実施形態に係る切り出し秤量装置1の動作を説明する。
図1、図2、及び図3に示すように、排出部3aへ送り込まれたかやく2は、この排出部3aから切り出し筒4へ移送される。切り出し筒4は、約5°下方傾斜して、モータなどの回転手段5により周方向に0〜1.5rpsの一定速度または段階的に変化する速度で、ほとんど振動なく回転させており、かやく2は、この切り出し筒4を通過中に均されて、その排出口から連続的に一定量ずつ受け部材6内へ投下される。切り出し筒4の回転方向は、8本とも同一方向でも良いが、本実施形態では図3に示す矢印のように隣接する切り出し筒4、4は互いに反転するように設定した。これは被秤量物2が切り出し筒4へ投入される際に排出部3aで均され易く精度が上がるためである。かき棒4cは切り出し筒4の内面4baに付着したかやくがあればそれをかき取るように切り出し筒4の内面に沿って切り出し筒4の上部に設けられている。受け部材6は、ロードセル7上に当接して載置されており、予め設定された所定量だけ受け部材6内にかやくが溜まったら、それをロードセル7が検出し、制御装置(図略)により、切り出し筒4から受け部材6へのかやく2の投下を止めて、ソレノイド9によって開閉蓋8が開蓋される。これにより、計量済みのかやく2は、受け部材6の排出口6aから、シュート15を介して、袋詰め装置(図略)に送られる。次いで、切り出し筒4の開閉蓋8を閉め、以下、これまでの秤量操作を繰り返す。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る切り出し秤量装置(プチスケール)を図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態を説明するための切り出し秤量装置の側面図である。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、溝を曲線状に設けた点である。
尚、図7において、図1〜図6と同様の構成については同符合を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、内筒4b´´´の内面に、切り出し筒4の長手方向に沿って曲線状のV溝4bd´´´を設けている。これによって、かやくは、この切り出し筒4を通過中に均されて、その排出口から連続的に一定量ずつ受け部材6内へ投下することができ、正確な所定量の切り出しができ、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、洗浄を容易にすることができる。なお、曲線状の溝はらせん状に形成されても構わない。
<第3の実施形態>
また、本発明の第3の実施形態に係る切り出し秤量装置(プチスケール)を図面を参照しながら詳細に説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態を説明するための切り出し秤量装置の側面図である。第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、切り出し筒の内面に少なくとも一つの突起を設けた点である。
尚、図8において、図1〜図7と同様の構成については同符合を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、内筒4b´´´´の内面に少なくとも一つの錐形状、柱状、及び錐台状などの突起を設けている。これによって、かやく2は、これらの突起4bdfによって、この切り出し筒4を通過中に均されて、その排出口から連続的に一定量ずつ受け部材6内へ投下することができ、正確な所定量の切り出しができ、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できるとともに、洗浄を容易にすることができる。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、ホッパの形状や切り出し筒の形状など、実施例のものに限定されない。被秤量物としてかやくを採用したが、これに限定するものではなく、ホッパ内から切り出し可能な粉粒体、片状体、小塊状体などであれば、その品種は限定されない。さらにまた、実施例では、秤量器としてロードセルを採用したが、これに限定するものではなく、その他どのような秤量器でも構わない。そして、受け部材や開閉蓋の形状や開閉手段の構造などは、実施例のものに限定するものではなく、その用途や取り扱う被秤量物に応じて、適宜選択可能である。
本発明の第1の実施形態を説明するための切り出し秤量装置の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の周辺を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の周辺を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の詳細を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)に示すV溝の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の詳細を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)に示すV溝の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒の詳細を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)に示すV溝の拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る曲線状の溝を設けた切り出し筒の詳細を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る突起を設けた切り出し筒の詳細を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来の実施形態を切り出し秤量装置の側面図である。
インスタント麺類用のかやくの正確な所定量の切り出しを可能とし、切り出し筒の内筒と外筒を着脱可能に嵌挿することによって、内筒が簡単に取り外され、かやく類が切り出される内面の洗浄を容易にして衛生的な切り出し秤量装置に適用される。
1 切り出し秤量装置
2 被秤量物(かやく)
3 ホッパ
3a 排出部
4 切り出し筒
4a 外筒
4aa 端部
4b 内筒
4bb フランジ
4c かき棒
5 回転手段、モータ
6 受け部材
7 秤量器、ロードセル
8 開閉蓋
9 開閉手段、ソレノイド
10 第1の歯車
11 第2の歯車
12 架台
12a、12b 軸
12c 軸穴
13 支柱
14 支柱
14a 高さ調整構造
15 シュート

Claims (2)

  1. 被秤量物(2)を収納するホッパ(3)と、このホッパ(3)の排出部(3a)に連結されて、回転しながら前記被秤量物(2)を切り出す複数の並列に設けられた切り出し筒(4)と、この切り出し筒(4)を回転させる回転手段(5)と、前記切り出し筒(4)から排出された前記被秤量物(2)を受ける受け部材(6)と、この受け部材(6)が受けた被秤量物(2)を秤量する秤量器(7)と、この受け部材(6)の排出口(6a)に設けられた開閉蓋(8)と、この開閉蓋(8)を開閉動作させる開閉手段(9)と、
    前記切り出し筒(4)に設けられた外筒(4a)と、この外筒(4a)に着脱自在に外嵌された内筒(4b)と、
    前記内筒(4b)のホッパ(3)側の端部に、前記外筒(4a)のホッパ(3)側の端部(4aa)と当接させたフランジ(4bb)と、を備え、
    前記外筒(4a)の周囲に外嵌して固定された第1の歯車(10)と、前記回転手段(5)の回転軸(5a)に固定された第2の歯車(11)とが咬合するように配設され、前記第2の歯車(11)に接続された前記回転手段(5)による回転駆動力が前記第1の歯車(10)に伝達されて、前記外筒(4a)及び前記内筒(4b)を回転させる切り出し秤量装置(1)において、
    前記内筒(4b)の内面(4ba)には、この内面(4ba)の長手方向に沿って複数の溝(4bd)を設けたことを特徴とする切り出し秤量装置(1)。
  2. 前記溝(4bd)は、等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の切り出し秤量装置(1)。
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