JP2500232B2 - 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 - Google Patents
原料相互の汚染を防止した計量配合装置Info
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- JP2500232B2 JP2500232B2 JP62142928A JP14292887A JP2500232B2 JP 2500232 B2 JP2500232 B2 JP 2500232B2 JP 62142928 A JP62142928 A JP 62142928A JP 14292887 A JP14292887 A JP 14292887A JP 2500232 B2 JP2500232 B2 JP 2500232B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、原料相互の汚染を防止した計量配合装置に
関する。
関する。
膨大な種類の化学物質の中には、相互の混在により産
業上企図しない反応を生ずるものも数多い。特に多種原
料の微妙な計量配合が必要となる化学ないし薬事産業の
分野にあっては、粉末状の原料の計量配合工程での原材
料相互の混入・混在による汚染の防止は、該工程におい
ては絶対必要とされる正確な計量とともに不可欠とされ
ている。
業上企図しない反応を生ずるものも数多い。特に多種原
料の微妙な計量配合が必要となる化学ないし薬事産業の
分野にあっては、粉末状の原料の計量配合工程での原材
料相互の混入・混在による汚染の防止は、該工程におい
ては絶対必要とされる正確な計量とともに不可欠とされ
ている。
［従来の技術］ 主に粉末状の原料の所定量を多種類計量配合する工程
における公知ないし周知の技術を一覧すると、例えば第
１の例として、排出駆動装置を用い、各原料容器の排出
部より原料を排出させ、計量機上の計量容器に供給する
ようにしたものが挙げられる。該従来例においては、配
合する原料の種類が数十種類の多きに及ぶときには、種
類ごとに排出駆動装置付きの原料容器を多数用意するこ
とは設備上問題があるため、一般には原料容器の数を原
料の種類より少ないものに限定し、空容器となったもの
は一旦内部を完全清掃し、改めて異なる種類の原料容器
として入れ替え使用されている。
における公知ないし周知の技術を一覧すると、例えば第
１の例として、排出駆動装置を用い、各原料容器の排出
部より原料を排出させ、計量機上の計量容器に供給する
ようにしたものが挙げられる。該従来例においては、配
合する原料の種類が数十種類の多きに及ぶときには、種
類ごとに排出駆動装置付きの原料容器を多数用意するこ
とは設備上問題があるため、一般には原料容器の数を原
料の種類より少ないものに限定し、空容器となったもの
は一旦内部を完全清掃し、改めて異なる種類の原料容器
として入れ替え使用されている。
第２の例としては、例えば振動フィーダ上に原料容器
を装着し、振動フィーダに言体形成された樋上に原料を
排出させ、この樋の先端直下の計量容器に原料を供給
し、該計量容器の付設される計量機が原料を計量すると
ともに、該計量容器と上記振動フィーダとの間にコンピ
ュータ制御機構を介在させ、上記計量容器に供給された
原料量が設定重量に達すると、上記振動フィーダの作動
を自動停止させるようにした公知例がある。
を装着し、振動フィーダに言体形成された樋上に原料を
排出させ、この樋の先端直下の計量容器に原料を供給
し、該計量容器の付設される計量機が原料を計量すると
ともに、該計量容器と上記振動フィーダとの間にコンピ
ュータ制御機構を介在させ、上記計量容器に供給された
原料量が設定重量に達すると、上記振動フィーダの作動
を自動停止させるようにした公知例がある。
第３の例としては、上記２例の改善例としてではある
が、原料容器と樋と振動フィーダの三者を相互に分離可
能に構成し、原料変更の際に樋も清掃済みのものと交換
可能にした例がある。
が、原料容器と樋と振動フィーダの三者を相互に分離可
能に構成し、原料変更の際に樋も清掃済みのものと交換
可能にした例がある。
［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来技術３例を見ると、まず第１の例において
は、排出駆動装置付きの原料容器を相当数備える必要が
あり、設備上コストが大きい。
は、排出駆動装置付きの原料容器を相当数備える必要が
あり、設備上コストが大きい。
第２の例においては、原料容器より排出された原料を
計量容器に供給する樋に異種原料が残存することは避け
られず、原料相互の混在による汚染は免れ難い。
計量容器に供給する樋に異種原料が残存することは避け
られず、原料相互の混在による汚染は免れ難い。
第３の例においては、上記２点での改善は見られるも
のの、今度は三者の交換という煩雑な工程を付加するこ
ととなった。
のの、今度は三者の交換という煩雑な工程を付加するこ
ととなった。
本発明はこのような課題に鑑み、原料の変更ないし交
換が簡便であり、しかも原料相互の混在箇所を工程に与
えることのない、原料相互の汚染を防止した計量配合装
置の提供を目的とする。
換が簡便であり、しかも原料相互の混在箇所を工程に与
えることのない、原料相互の汚染を防止した計量配合装
置の提供を目的とする。
［問題点を解決するための手段］ 本発明によれば、排出部を備えた原料容器と、該排出
部に直続し且つ接合点を有しない計量容器と、該計量容
器が載置される計量機と、上記原料容器が装着される排
出駆動装置、該排出駆動装置と上記計量機との間に介在
し、該計量容器への原料の定量配合を制御するコンピュ
ータ制御機構とにより構成され、上記原料容器が、原料
容器本体と蓋部からなるとともに、該蓋部は上記排出駆
動装置との係合手段を備え、該原料容器が上記排出駆動
装置に着脱自在に形成されていることを特徴とする原料
相互の汚染を防止した計量配合装置、が提供される。
部に直続し且つ接合点を有しない計量容器と、該計量容
器が載置される計量機と、上記原料容器が装着される排
出駆動装置、該排出駆動装置と上記計量機との間に介在
し、該計量容器への原料の定量配合を制御するコンピュ
ータ制御機構とにより構成され、上記原料容器が、原料
容器本体と蓋部からなるとともに、該蓋部は上記排出駆
動装置との係合手段を備え、該原料容器が上記排出駆動
装置に着脱自在に形成されていることを特徴とする原料
相互の汚染を防止した計量配合装置、が提供される。
［作用］ 上述の構成により、コンピュータ制御による設定量の
原料が計量配合される工程において、原料容器に備えら
れた排出部より、原料は直に計量容器内に供給されるこ
ととなり、原料が相互に混在する箇所は生じない。
原料が計量配合される工程において、原料容器に備えら
れた排出部より、原料は直に計量容器内に供給されるこ
ととなり、原料が相互に混在する箇所は生じない。
しかも、原料の変更ないし交換時には、着脱自在な原
料容器と排出部とが一括して同時に交換することが可能
であるため、原料容器の数に比べ原料の排出に使用され
る排出駆動装置の台数は極めて少数で済み、原料変更な
いし交換工程は簡便至極となるのみならず、設備上のコ
ストも軽減される。
料容器と排出部とが一括して同時に交換することが可能
であるため、原料容器の数に比べ原料の排出に使用され
る排出駆動装置の台数は極めて少数で済み、原料変更な
いし交換工程は簡便至極となるのみならず、設備上のコ
ストも軽減される。
更に、原料容器が、原料容器本体と蓋部からなるた
め、原料容器本体として既製の市販品が利用できるほ
か、原料の入替えが容易で、しかも原料容器の洗浄が容
易となる。また蓋部は排出駆動装置と係合する係合手段
を備えた構成であるため、原料容器が排出駆動装置に着
脱自在に交換可能であり、完全に原料相互の汚染が防止
できる。
め、原料容器本体として既製の市販品が利用できるほ
か、原料の入替えが容易で、しかも原料容器の洗浄が容
易となる。また蓋部は排出駆動装置と係合する係合手段
を備えた構成であるため、原料容器が排出駆動装置に着
脱自在に交換可能であり、完全に原料相互の汚染が防止
できる。
［実施例］ 以下に本発明の実施例を図面について説明する。
第１図において、１は一端に開口部２′を具えた排出
部２を一体に形成した原料容器、３は原料容器１内に収
容された配合すべき粉末原料、４は原料容器１の排出部
２から排出される原料３を受け入れるように排出部２の
直下に位置する計量容器、５は計量容器４の移動可能に
載置して、該計量容器４が受け入れつつある原料３を秤
量する計量機、６は連結部７を介して原料容器１を着脱
自在に連結し、該容器１を駆動して排出部２から強制的
に原料３を排出させるように作動する排出駆動装置、８
は上記計量機５から入力される計量容器４内の原料３の
秤量と、当該原料３の配合比に応じた設定重量とを比較
しつつ、計量容器４内の原料３が設定重量に達するとき
に上記排出駆動装置６の作動を自動停止させるように計
量機５と排出駆動装置６とに接続したコンピュータであ
る。
部２を一体に形成した原料容器、３は原料容器１内に収
容された配合すべき粉末原料、４は原料容器１の排出部
２から排出される原料３を受け入れるように排出部２の
直下に位置する計量容器、５は計量容器４の移動可能に
載置して、該計量容器４が受け入れつつある原料３を秤
量する計量機、６は連結部７を介して原料容器１を着脱
自在に連結し、該容器１を駆動して排出部２から強制的
に原料３を排出させるように作動する排出駆動装置、８
は上記計量機５から入力される計量容器４内の原料３の
秤量と、当該原料３の配合比に応じた設定重量とを比較
しつつ、計量容器４内の原料３が設定重量に達するとき
に上記排出駆動装置６の作動を自動停止させるように計
量機５と排出駆動装置６とに接続したコンピュータであ
る。
第１図に示す実施例においては、原料容器１は本体ａ
と蓋ｂとからなり、排出部２は樋形に形成され、本体ａ
と共に原料容器１を形成する蓋ｂの一側に一体形成され
ている。又、排出駆動装置６は、上部に原料容器１の蓋
部係合片９を装着するための係合片収納部10を有する連
結部７を備えており、原料容器１は排出駆動装置６に着
脱自在に形成されている。
と蓋ｂとからなり、排出部２は樋形に形成され、本体ａ
と共に原料容器１を形成する蓋ｂの一側に一体形成され
ている。又、排出駆動装置６は、上部に原料容器１の蓋
部係合片９を装着するための係合片収納部10を有する連
結部７を備えており、原料容器１は排出駆動装置６に着
脱自在に形成されている。
また、排出駆動装置６は電磁式の振動フィーダを用い
て横倒しにした原料容器１内から原料３を振動によって
強制的に排出させるように構成してなるものである。
て横倒しにした原料容器１内から原料３を振動によって
強制的に排出させるように構成してなるものである。
［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明原料相互の汚染を防止し
た計量配合装置によれば、原料容器に備えられた排出部
より排出される原料は、樋等の供給経路を経ずに直接計
量容器に受け入れられるため、原料の変更ないし交換に
際し、排出駆動装置に対して着脱自在に交換可能である
原料容器自体及び排出部の一括交換により、完全に原料
相互の汚染を防止できる。
た計量配合装置によれば、原料容器に備えられた排出部
より排出される原料は、樋等の供給経路を経ずに直接計
量容器に受け入れられるため、原料の変更ないし交換に
際し、排出駆動装置に対して着脱自在に交換可能である
原料容器自体及び排出部の一括交換により、完全に原料
相互の汚染を防止できる。
また原料容器の変更ないし交換工程は、上述の如く、
排出駆動装置に対する直接的な原料容器の着脱によって
なされるので簡便至極であるとともに、排出駆動装置の
設置数が少なくて済むというコスト軽減の効果がある。
排出駆動装置に対する直接的な原料容器の着脱によって
なされるので簡便至極であるとともに、排出駆動装置の
設置数が少なくて済むというコスト軽減の効果がある。
更に、原料容器本体として既製の市販品が利用でき、
原料の入替えが容易で、しかも原料容器の洗浄が容易と
いう効果がある。
原料の入替えが容易で、しかも原料容器の洗浄が容易と
いう効果がある。
第１図は本発明の実施例の構成を略図で示す立体図であ
る。 １……原料容器、ａ……本体、ｂ……蓋、２……排出
部、２′……開口部、３……原料、４……計量容器、５
……計量機、６……排出駆動装置、７……連結部、８…
…コンピュータ、９……蓋部係合片、10……係合片収納
部。
る。 １……原料容器、ａ……本体、ｂ……蓋、２……排出
部、２′……開口部、３……原料、４……計量容器、５
……計量機、６……排出駆動装置、７……連結部、８…
…コンピュータ、９……蓋部係合片、10……係合片収納
部。
Claims (1)
- 【請求項１】排出部を備えた原料容器と、 該排出部に直続し且つ接合点を有しない計量容器と、 該計量容器が載置される計量機と、 上記原料容器が装着される排出駆動装置と、 該排出駆動装置と上記計量機との間に介在し、該計量容
器への原料の定量配合を制御するコンピュータ制御機構
とにより構成され、 上記原料容器が、原料容器本体と蓋部からなるととも
に、該蓋部は上記排出駆動装置との係合手段を備え、該
原料容器が上記排出駆動装置に着脱自在に形成されてい
ることを特徴とする原料相互の汚染を防止した計量配合
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62142928A JP2500232B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 |
| DE88305156T DE3880376T2 (de) | 1987-06-08 | 1988-06-07 | Apparat zum Wiegen von pulvrigem Material. |
| EP88305156A EP0295035B1 (en) | 1987-06-08 | 1988-06-07 | Apparatus for weighing powder material |
| US07/304,887 US4867258A (en) | 1987-06-08 | 1989-02-01 | Apparatus for weighing powder materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62142928A JP2500232B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5081393A Division JPH07111369B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307319A JPS63307319A (ja) | 1988-12-15 |
| JP2500232B2 true JP2500232B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=15326895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62142928A Expired - Fee Related JP2500232B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500232B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4717977B2 (ja) * | 1999-11-25 | 2011-07-06 | 日立金属株式会社 | ワーク搬送装置 |
| JP4608112B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2011-01-05 | 日本曹達株式会社 | 粉体定量分離装置 |
| JP2007163189A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Yamaha Motor Engineering Kk | 秤量方法、秤量装置及び試料分析前処理装置 |
| JP4936260B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2012-05-23 | 株式会社プラスワンテクノ | 切り出し秤量装置 |
| CN111207984B (zh) * | 2020-04-21 | 2021-01-26 | 北京矿冶科技集团有限公司 | 定量缩分装置及方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6059124U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-24 | 株式会社クボタ | 計重装置 |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP62142928A patent/JP2500232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63307319A (ja) | 1988-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |