JPH07111369B2 - 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 - Google Patents

原料相互の汚染を防止した計量配合装置

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JPH07111369B2
JPH07111369B2 JP5081393A JP5081393A JPH07111369B2 JP H07111369 B2 JPH07111369 B2 JP H07111369B2 JP 5081393 A JP5081393 A JP 5081393A JP 5081393 A JP5081393 A JP 5081393A JP H07111369 B2 JPH07111369 B2 JP H07111369B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料相互の汚染を防止
した計量配合装置に関する。膨大な種類の化学物質の中
には、相互の混在により産業上企図しない反応を生ずる
ものも数多い。特に多種原料の微妙な計量配合が必要と
なる化学ないし薬事産業の分野にあっては、粉末状の原
料の計量配合工程での原材料相互の混入・混在による汚
染の防止は、該工程において絶対必要とされる正確な計
量とともに不可欠とされている。
【0002】
【従来の技術】主に粉末状の原料の所定量を多種類計量
配合する工程における公知ないし周知の技術を一覧する
と、例えば第1の例として、工場の搬送ラインに乗せた
輸送容器自体を原料容器として、排出駆動装置を固設し
た計重装置に移し、多種類の粉体を混練機等に供給する
システムが公知であるが、このシステムでは、原料毎に
原料容器を持つが、排出駆動部を共通使用しているの
で、原料相互の汚染を除くことは構造的に困難と考えら
れる。また、他の例として、それぞれの原料容器の排出
部に原料を強制的に排出させて計量機上のコンテナある
いはホッパースケールのホッパーのような計量容器に供
給するようにした原料容器に排出駆動装置を備えたもの
があるが、配合する原料の種類が数十種類の多きに及ぶ
ときには、種類ごとに排出駆動装置付きの原料容器を多
数用意することは設備上問題があるため、一般には原料
容器の数を原料の種類より少ないものに限定し、空容器
となったものは一旦内部を完全清掃し、改めて異なる種
類の原料容器として入れ替え使用されている。
【0003】第2の例としては、例えば振動フィーダ上
に原料容器を装着し、振動フィーダに一体形成された樋
上に原料を排出させ、この樋の先端直下の計量容器に原
料を供給し、該計量容器の付設される計量機が原料を計
量するとともに、該計量容器と上記振動フィーダとの間
にコンピュータ制御を介在させ、上記計量容器に供給さ
れた原料量が設定重量に達すると、上記振動フィーダの
作動を自動停止させるようにした公知例がある。
【0004】第3の例としては、上記2例の改善例とし
てではあるが、原料容器と樋と振動フィーダの三者を相
互に分離可能に構成し、原料変更の際に樋も清掃済みの
ものと交換可能にした例がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術3例を見
ると、まず第1の例においては、駆動装置付きの原料容
器を相当数備える必要があり、設備上コストが大きい。
第2の例においては、原料容器より排出された原料を計
量容器に供給する樋に異種原料が残存することは避けら
れず、原料相互の混在による汚染は免れ難い。第3の例
においては、上記2点での改善は見られるものの、今度
は三者の交換という煩雑な工程を付加することとなっ
た。本発明はこのような課題に鑑み、原料の変更ないし
交換が簡便であり、しかも原料相互の混在箇所を工程に
与えることのない、原料相互の汚染を防止した計量配合
装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、排出
部を備えた原料容器と、該排出部に直続し且つ接合点を
有しない計量容器と、該計量容器が載置される計量機
と、上記原料容器が装着され、該原料容器を駆動して排
出部から強制的に原料を排出させるように作動する駆動
装置と、該駆動装置と上記計量機との間に介在するコン
ピュータ制御機構とにより構成される計量配合装置であ
って、上記原料容器が、計量すべき原料を収納し且つ上
記駆動装置に装着するための係合手段を有する容器本体
と排出部を有する蓋部からなり、上記原料容器が上記駆
動装置に着脱自在に交換可能であることを特徴とする原
料相互の汚染を防止した計量配合装置、が提供される。
【0007】
【作用】上述の構成により、コンピュータ制御による設
定量の原料が計量配合される工程において、原料容器の
蓋部に一体形成された排出部より、原料は直に計量容器
内に供給され、また、原料の変更ないし交換時には、容
器本体と排出部を備えた蓋部の交換が行なわれるので、
前記従来装置のような排出駆動装置内や樋上における粉
体の残留による相互汚染を生じない。また、上記原料容
器は計量すべき原料を収納し且つ駆動装置に装着するた
めの係合手段を有する容器本体と、排出部を有する蓋部
からなり、上記原料容器は駆動装置に対し、前記係合手
段を用いて着脱自在に形成されているので、原料容器の
交換が最小の手数で済み、前記従来の欠点を除去するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図において、1は一端に開口部2’を具えた排出部
2を一体に形成した原料容器、3は原料容器1内に収容
され配合すべき粉末原料、4は原料容器1の排出部2か
ら排出される原料3を受け入れるように排出部2の直下
に位置する計量容器、5は計量容器4を移動可能に載置
して、該計量容器4が受け入れつつある原料3を秤量す
る計量機、6は連結部7を介して原料容器1を着脱自在
に連結し、該容器1を駆動して排出部2から強制的に原
料3を排出させるように作動する駆動装置、8は上記計
量機5から入力される計量容器4内の原料3の秤量と、
当該原料3の配合比に応じた設定重量とを比較しつつ、
計量容器4内の原料3が設定重量に達するときに上記駆
動装置6の作動を自動停止させるように計量機5と駆動
装置6とに接続したコンピュータである。
【0009】図1に示す実施例Iにおいて、原料容器1
は、排出すべき原料を収納し且つ本体部係合片15を有
する容器本体aと、樋形に形成された排出部2を一側に
備えた蓋部bから構成されている。また、駆動装置6
は、上部に本体部係合片15を収納して原料容器1を装
着するための係合片収納部16を有する連結部7を備え
ており、電磁式の振動フィーダを用いて横倒しにした原
料容器1内から原料3を振動によって強制的に排出させ
るように構成してなるものである。
【0010】図2に示す実施例IIは、排出部2を筒形
に形成し、その軸線上にスクリュー軸9を回転自在に設
け、原料容器1の底部を貫通する該スクリュー軸9の外
端を軸継手10に着脱自在に連結し、軸継手10に連ら
なる回転駆動形の駆動装置6にスクリュー軸9を駆動さ
せることによって、強制的に原料3を排出させるように
構成してなるものである。
【0011】図3に示す実施例IIIは、機台11に軸
線を適宜の角度に傾斜させた回転円筒体12を軸受け
し、該回転円筒体12に外周面を接しさせて原料容器1
を傾けたまま回転せしめ、漏斗状に形成した上端の排出
部2から内部の原料3を強制的に排出するようにした場
合のものである。なお、実施例IIは、架台13上にね
じ止めし、前記軸継手10を介して原料容器1を駆動装
置6に対して着脱自在に形成し、実施例IIIは原料容
器1の底部外周に突出する掛止環14を回転円筒体12
の上端縁に掛止させることによって駆動装置6に対し原
料容器1を着脱するように形成した。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明原料相互の
汚染を防止した計量配合装置によれば、原料容器に備え
られた排出部より排出される原料は、樋等の供給経路を
経ずに直接計量容器に受け入れられるため、原料の変更
ないし交換に際し、駆動装置に対して着脱自在に交換可
能である原料容器自体及び排出部の一括交換により、完
全に原料相互の汚染を防止できる。
【0013】また原料容器の変更ないし交換工程は、上
述の如く、駆動装置に対する直接的な原料容器の着脱に
よってなされるので簡便至極であるとともに、駆動装置
の設置数が少なくて済むというコスト軽減の効果があ
る。更に、原料容器本体として既製の市販品が利用で
き、原料の入替えが容易で、しかも原料容器の洗浄が容
易という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例Iの構成を略図で示す立体図
【図2】実施例IIの構成を略図で示す立体図
【図3】実施例IIIの構成を略図で示す立体図
【符号の説明】
1‥原料容器、a‥本体、b‥蓋、2‥排出部、2’‥
開口部、3‥原料、4‥計量容器、5‥計量機、6‥駆
動装置、7‥連結部、8‥コンピュータ、9‥スクリュ
ー軸、10‥軸継手、11‥機台、12‥回転円筒体、
13‥架台、14‥掛止環、15‥本体部係合片、16
‥係合片収納部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出部を備えた原料容器と、 該排出部に直続し且つ接合点を有しない計量容器と、 該計量容器が載置される計量機と、 上記原料容器が装着され、該原料容器を駆動して排出部
    から強制的に原料を排出させるように作動する駆動装置
    と、 該駆動装置と上記計量機との間に介在するコンピュータ
    制御機構とにより構成される計量配合装置であって、 上記原料容器が、計量すべき原料を収納し且つ上記駆動
    装置に装着するための係合手段を有する容器本体と排出
    部を有する蓋部からなり、上記原料容器が上記駆動装置
    に着脱自在に交換可能であることを特徴とする原料相互
    の汚染を防止した計量配合装置。
JP5081393A 1993-03-11 1993-03-11 原料相互の汚染を防止した計量配合装置 Expired - Fee Related JPH07111369B2 (ja)

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KR102145938B1 (ko) * 2012-09-19 2020-08-19 가부시키가이샤 유야마 세이사쿠쇼 약제 피더 및 약제 불출 장치
WO2015076267A1 (ja) * 2013-11-22 2015-05-28 株式会社湯山製作所 薬剤払出し装置

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JPH06117906A (ja) 1994-04-28

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