JP7445971B2 - 食品搬送装置およびそれの食品付着防止用アタッチメント - Google Patents

食品搬送装置およびそれの食品付着防止用アタッチメント Download PDF

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Description

本発明は、ホッパ内の食品を、パイプフィーダにより切り出すための食品搬送装置およびそれの食品付着防止用アタッチメントに関する。
従来の食品搬送装置として、例えば、特許文献1のように、ホッパに貯留された乾燥具材(食品)をパイプフィーダにより切り出すものが知られている。
この従来装置は、乾燥具材を貯留して下部から排出するホッパと、下方に傾斜配置されて回転駆動されるパイプフィーダとを有し、ホッパの下部から排出された乾燥具材をパイプフィーダにより切り出すものである。
このうち、パイプフィーダは、ホッパ側の上流側端部にノックピン(掛止ピン)を有する円筒体である内筒と、ノックピンに対応して位置決めするT字形切欠き(掛止切欠部)を端部に有する円筒体である外筒とを備え、内筒を外筒に挿入してノックピンをT字形切欠きに装着することで、内筒と外筒とがともに回転可能となる。
このように、内筒のノックピンを外筒のT字形切欠きに装着することで、確実に、内筒と外筒とを一体的に回転させることができ、その結果、外筒の空転が防止され、安定した食品の搬送能力が得られる。
実用新案登録第3201139号公報
しかしながら、特許文献1の食品搬送装置では、パイプフィーダの内筒の内周面が平滑であるため、例えば、搬送される食品が、乾燥具材に比べて含水量が多いボイルコーンや、白砂糖などの場合には、これらが内筒の内周面に付着してしまい、パイプフィーダによる円滑な切り出しを行うことができなかった。
そこで、発明者は鋭意研究の結果、内筒の内周面の全長にわたって、複数本の食品付着防止バーを周方向へ所定ピッチで配した円筒枠状の食品付着防止アタッチメントを着脱可能に装着すれば、上述した問題はすべて解消されることを知見し、この発明を完成させた。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであって、仮に食品が、内筒の内周面に付着し易い生食品、ボイル食品および粉状食品であっても、パイプフィーダによる安定した食品の切り出しができるとともに、既成の食品搬送装置を簡単に本発明の装置に改良可能な食品搬送装置およびそれの食品付着防止用アタッチメントを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品が貯留されるホッパと、該ホッパの下部に、下方傾斜する食品搬送用の筒体の基端が連通されたパイプフィーダとを備え、前記パイプフィーダにより前記筒体を周方向に回転させながら、前記ホッパ内の前記生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品を切り出す食品搬送装置において、前記筒体は、回転駆動させられる外筒と、該外筒と一体的に回転する内筒とを有し、前記筒体の食品搬送面となる前記内筒の内周面には、少なくとも該内筒の軸線方向の長さを有する円筒枠状の食品付着防止用アタッチメントが着脱可能に装着され、該食品付着防止用アタッチメントには、前記内筒の内周面の全長にわたり、この内周面への前記生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品の付着を防止する複数本の食品付着防止バーが、周方向へ所定ピッチで配されているとともに、前記食品付着防止用アタッチメントは、前記複数本の食品付着防止バーの長さ方向の各端部を、一対のリング状端枠によりそれぞれ連結したもので、前記外筒と前記内筒との各基端部には、内外対配置される掛止切欠部が互いに連通可能に配設され、前記食品付着防止バーの基端側のリング状端枠には、この基端側のリング状端枠に直接またはリング状アダプタを介して、内外連通状態の前記掛止切欠部に一連に挿通される掛止ピンが突設されたことを特徴とする食品搬送装置である。
食品搬送装置の構造としては、生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品(以下、単に食品という場合がある)が貯留されるホッパと、ホッパの下部に、下方傾斜する食品搬送用の筒体の基端が連通されたパイプフィーダとを備えていれば任意である。例えば、パイプフィーダの下流に、このフィーダから投下された食品を受けるバケットと、バケット内の食品の重さを計る計量器(ロードセル)とを有した“食品秤量搬送装置”でもよい。
生食品の種類は任意である。例えば、各種の生野菜(カット物を含む)、各種の生肉(半生の加工肉、カット物を含む)、各種の生魚介類(カット物を含む)、各種の生果物(カット物を含む)などを採用することができる。
ボイル食品の種類は限定されない。例えば、ボイルコーン、ボイルビーンズなどの各種のボイル野菜(カット物を含む)、各種のボイル肉(カット物を含む)、各種のボイル魚介類(カット物を含む)を採用することができる。
粉状食品の種類は限定されない。例えば、砂糖(白砂糖を含む)、塩(製塩を含む)、粉末スープ、粉末調味料、小麦粉、コーンスターチ、片栗粉などを採用することができる。
その他、食品搬送装置で搬送可能であればどのようなものでもよい。例えば、茶漬け、ふりかけ、インスタントラーメンのかやく、刻み海苔などの乾燥食品でもよい。
ホッパの形状やサイズは任意である。ホッパの下部には、筒体の基端部が挿入されて、食品が切り出される排出口が形成されている。
パイプフィーダとしては、筒体と、これを回転駆動する電動モータなどの回転駆動手段とを有し、回転駆動手段により筒体を回転してホッパ内の食品を切り出せるものであれば任意である。
筒体(内筒および外筒)の素材は任意である。例えば、ステンレスなどの各種の金属、各種のプラスチックを採用することができる。
筒体の回転速度は限定されないものの、食品付着防止用アタッチメントの各食品付着防止バーによる生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品の内筒の内周面への付着防止効果が高まる10rpm~100rpmが好ましい。
また、筒体の一部を構成する外筒は、回転駆動手段(例えば、電動式のモータなど)により回転させられる駆動筒で、内筒はその従動筒となる。このうち、内筒の内周面が食品の搬送路となる。
筒体のサイズは任意である。例えば、その長さは数cm~数10cmでもよい。また、筒体の直径も、数cm~数10cmでもよい。
内筒を外筒と一体的に回転させる構造は任意である。例えば、各種の掛止構造(例えば、掛止ピンと、掛止切欠部または掛止孔とからなるもの)などを採用することができる。その他、着脱可能な嵌合構造などでもよい。
食品付着防止バーを含む食品付着防止用アタッチメントの素材は任意である。例えば、ステンレスなどの各種の金属、各種のプラスチックなどを採用することができる。
食品付着防止用アタッチメントの構造は、少なくとも複数本の食品付着防止バーを有していれば任意である。例えば、複数本の食品付着防止バーを周方向に所定ピッチで配置し、これらの長さ方向の各端部である、基端側同士および先端部同士を、対応するリング状端枠によりそれぞれ一括して連結したものでもよい。
食品付着防止用アタッチメントを内筒の内周面に着脱可能に装着する構造は任意である。例えば、各種の掛止構造(クリップ構造を含む)、各種の嵌合構造、各種のねじ込み構造、締結構造、磁着構造などを採用することができる。
食品付着防止バーの形状は任意である。例えば、断面が三角形以上の角棒でも、丸棒でもよい。
食品付着防止バーの長さは、少なくとも内筒の全長(軸線方向の長さ)を有していればよい。これより短ければ、内筒の内周面の全長にわって食品付着防止バーを配置できず、この内周面の一部に、食品が付着する可能性がある領域が存在するため、パイプフィーダによる食品の安定した切り出しができないおそれがある。
食品付着防止バーの高さ(アタッチメント装着時、内筒の半径方向におけるこのバーの長さ)は、任意である。例えば、1mm~20mmでもよい。1mm未満ではアタッチ加工、コスト、耐久性に不都合が生じる。また、20mmを超えれば、パイプ内径が狭くなり、原料を取り込みづらい、ブロッキングを発生させるという不都合が生じる。好ましい食品付着防止バーの高さは、3mm~5mmである。この範囲であれば、内径を確保しつつ、原料を傷めづらいという好適な効果が得られる。
食品付着防止バーの使用本は2本以上であればよい。
食品付着防止用アタッチメントの周方向(アタッチメント周方向という場合がある)における各食品付着防止バーの形成ピッチは任意である。例えば、食品付着防止バーが3本の場合には120°ピッチ、またこれが4本の場合には90°ピッチ、さらに6本の場合には60°である。
これらの食品付着防止バーの形状、サイズ(長さ、高さ、幅(厚さ))、使用本数、アタッチメント周方向における各食品付着防止バーの形成ピッチなどは、搬送する食品の種類、サイズ、含水量(粘り気)などに応じて適宜変更してもよい。
また、各食品付着防止バーの先端の内側角部は、R面取りした方が、筒体から食品が排出される際に、その内側角部により食品を傷めにくい。
さらに、各食品付着防止バーの先端は、内筒の先端と面一またはそれより前方(先方)に配置してもよい。
掛止切欠部は、内,外筒の基端側の縁と開口を揃えた切り欠き(溝、凹部)である。
掛止切欠部の形状は任意である。例えば、平面視してT字状でも、I字状でよい。
掛止切欠部の形成数も任意である。例えば、1つでも複数でもよい。
掛止切欠部の形成位置は任意である。例えば、掛止切欠部が複数の場合には、外筒と内筒との周方向に所定ピッチで形成してもよい。
リング状アダプタの素材は任意である。例えば、各種の金属、各種のプラスチックでもよい。
リング状アダプタは、食品付着防止バーの基端側のリング状端枠に対して、一体形成しても、別体で当接してもよい。
掛止ピンの形状、形成数および形成位置は、対応する掛止切欠部に掛止可能であればそれぞれ任意である。
掛止ピンの基端側のリング状端枠またはリング状アダプタにおける取付位置は任意である。例えば、このリング状端枠またはリング状アダプタの外周面でもよい。
請求項に記載の発明は、前記食品付着防止用アタッチメントは、各隣接する前記食品付着防止バーの間隔が、5mm程度の間隔であることを特徴とする請求項1に記載の食品搬送装置である。
各隣接する食品付着防止バーの間隔のサイズは、粒状のボイル食品のサイズ(例えば、 平均粒径など)より小さければ任意である。
請求項に記載の発明は、前記生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品が、前記粉状食品の際の前記食品付着防止用アタッチメントは、前記各食品付着防止バーの先端部が、前記内筒の先端より外方へ延出されたものであることを特徴とする請求項1に記載の食品搬送装置である。
ここでいう「各食品付着防止バーの先端部が、内筒の先端より外方へ延出される長さ」は任意である。例えば、数cmでも数10cmでもよい。
請求項1に記載の発明によれば、まず、ホッパに食品を貯留する一方、パイプフィーダの内筒の内周面に、食品付着防止アタッチメントを着脱可能に装着する。
その後、下方傾斜した筒体の外筒をパイプフィーダにより回転駆動すれば、ホッパ内の食品がその下部から筒体へ切り出され、その後、この切り出された食品は、外筒と一体的に回転する内筒の内周面を通過しながら筒体の先端から排出される。
このとき、仮に食品が、内筒の内周面に付着し易い素材の生食品、ボイル食品または粉状食品であっても、内筒と一体化した食品付着防止用アタッチメントが回転しているため、内筒の内周面に付着しようとするこれらの生食品、ボイル食品または粉状食品を、各食品付着防止バーが跳ね飛ばす。これにより、内筒の内周面に当該食品が付着するのを防止(阻止)することができる。
その結果、仮にこの食品が生食品、ボイル食品および粉状食品であっても、パイプフィーダによる安定した切り出しが可能となる。
また、既成の食品搬送装置に対しても、パイプフィーダの内筒の内周面に食品付着防止用アタッチメントを着脱可能に装着するだけで、簡単に本発明品に改良することができる。そして、外筒に内筒を挿着する際には、両筒の基端部に配された掛止切欠部同士を重ね合わせる。その後、食品付着防止用アタッチメントの基端側のリング状端枠に直接、または、このリング状端枠に沿ったリング状アダプタを介して突設された掛止ピンを、この内外連通状態の掛止切欠部に一連に挿通して掛止する。
これにより、食品付着防止用アタッチメントが、掛止ピンを介して、両筒と直接連結される。これにより、食品付着防止用アタッチメントの、筒体との一体的な回転をさらに安定化することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、食品が粒状食品の場合には、食品付着防止用アタッチメントとして、各隣接する食品付着防止バーの間隔が粒状食品より小さいものを採用する。
これにより、粒状食品が隣接する食品付着防止バーの間隔を通り抜けることができず、それぞれ粒状である生食品、ボイル食品の内筒の内周面への貼り付きを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、食品が粉状食品の場合に、食品付着防止用アタッチメントとして、各食品付着防止バーの先端部が、内筒の先端より外方へ延出されたものを採用する。
これにより、例えば、各食品付着防止バーの先端が内筒の先端までしかない食品付着防止用アタッチメントを採用した場合に懸念される、内筒の先端への粉状食品の付着を解消することができる。
本発明の実施例1に係る食品搬送装置の側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置のパイプフィーダの一部断面図を含む拡大側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置の外筒の拡大側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置の内筒の拡大側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置の食品付着防止用アタッチメントの拡大側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置の食品付着防止バーの一部を切欠した拡大側面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置のリング状端枠の拡大正面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置の食品付着防止用アタッチメントの端面図である。 本発明の実施例1に係る食品搬送装置のパイプフィーダからのボイルコーンの切り出し状態を示す要部拡大斜視図である。 本発明の実施例2に係る食品搬送装置のパイプフィーダからの白砂糖の切り出し状態を示す要部拡大斜視図である。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して具体的に説明する。ここでは、食品搬送装置として食品秤量搬送装置を例に説明する。
なお、説明の都合上、各々図1中における、右方向を食品搬送装置の前方、左方向を装置の後方、手前方向を装置の右方向、奥方向を装置の左方向、下方向を装置の下方向、上方向を装置の上方向とする。
図1において、10は本発明の実施例1に係る食品搬送装置で、この食品搬送装置10は、架台11と、生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品(ここではボイルコーン)12が貯留されるホッパ13と、ホッパ13の下部に、下方傾斜する食品搬送用の各筒体14の基端が連通された複数のパイプフィーダ15と、各パイプフィーダ15から切り出されたボイルコーン12を受ける複数のバケット16と、各バケット16内のボイルコーン12の重さを計量するロードセル17とを備え、各パイプフィーダ15の電動式のモータ18により、この筒体14を周方向に回転させながら、ホッパ13内のボイルコーン12を切り出して各バケット16に投入し、各バケット16内のボイルコーン12の重量を、対応するロードセル17により計量する、いわゆる“食品秤量搬送装置”である。
以下、これらの構成部品を具体的に説明する。
図1に示すように、架台11は、左右方向へ長尺で、かつ前板19を有した横L字状の部材である。この架台11の前端部には、左右方向へ所定ピッチで複数の貫通穴11aがそれぞれ形成されている。
また、架台11の前後方向の中間部には、左右方向へ長い門形の基台20が立設されている。基台20は、4本の支脚21の上端に上板22が横架されたもので、上板22は前方へ下方傾斜している。その傾斜角度は、2本の後側の支脚21の下部に配された左右一対のねじ式の高さ調整部23と、各支脚21の上端部に配された4つのボルトナット式の傾斜角度調整部24とを介して、それぞれ調整可能としている。
ホッパ13は、平均粒径7mmのボイルコーン(ボイル食品)12を貯留する、左右方向へ長い下すぼみ状の容器である。ホッパ13は、架台11の前後方向の中央部に立設された、横長な門形の基台20の上板22の後端部に固定されている。ホッパ13の下部の前側には、左右方向へ所定ピッチで、複数の円形の排出口16aがそれぞれ形成されている。
基台20の上板22には、左右方向へ所定ピッチで、ベアリング(図示せず)付きの前後一対のパイプホルダ25を介して、円筒形状の筒体14が、上板22の上面と軸線を平行に軸支されている。各筒体14の基端部(後端部)は、ホッパ13の各食品排出口16aにそれぞれ挿入されている。各筒体14の基端部には、ホッパ13内のボイルコーン12の切り出しを行なう短尺な円筒状の爪付アタッチメント26が外嵌されている。なお、筒体14の詳細については後述する。
上板22の前後方向の中間部には、左右方向へ所定ピッチで、対応する筒体14を跨ぐように複数のモータ取付板27が配設されている。各モータ取付板27には、対応する筒体14を周方向へ回転駆動させる複数の前記モータ18がそれぞれ搭載されている(図2も参照)。各モータ18の後方へ延びる出力軸28には、駆動ギア29がそれぞれ固着されている。この駆動ギア29は、後述する筒体14の外周面に固着された従動ギア30に噛合されている。
架台11の前後方向の中間部より前側部分には、左右方向へ長尺で断面が矩形状のロードセル台31が固定されている。ロードセル台31の上面には、左右方向へ所定ピッチで複数のロードセル17が配設されている。
また、各ロードセル17の上方には、対応する筒体14の先端の直下で、これらの先端から排出されたボイルコーン12をそれぞれ受ける、上面が開口した複数のバケット16が、左右方向へ所定ピッチで配されている。各バケット16の下部に形成された排出口16aは、それぞれ水平なピン軸32を介して上下回動する複数の開閉蓋33により塞がれている。各開閉蓋33の上端部は、これらの軸支部分より斜め上方へ延びている。
架台11の前板19の下端部の内側には、左右方向へ所定ピッチで、対応する開閉蓋33を開閉操作する複数のソレノイド34が、それぞれ連結ブラケット35を介して連結されている。各ソレノイド34の操作アーム36を回動して各開閉蓋33の上端部に当接または離反することにより、各開閉蓋33がピン軸32を中心にして回動し、対応するバケット16の排出口16aが開蓋または閉蓋される。
これらのバケット16の直下には、前方へ下方傾斜した複数の長尺な筒状の排出シュート37が配されている。各排出シュート37は、架台11の前端部に配された各貫通穴11aに挿入されている。
また、各バケット16の下部の後側の傾斜板には、それぞれ縦向き角筒状のバケットアダプタ38が固定されている。一方、対応するロードセル17の上面には、それぞれ縦向き角筒状のロードセルアダプタ39が固定されている。各ロードセルアダプタ39にバケットアダプタ38を挿着することで、各バケット16に投入されたボイルコーン12の重さを各ロードセル17により計量する。
次に、図2~図4を参照して、筒体14を詳細に説明する。
図2に示すように、筒体14は、モータ18により軸線を中心にして回転させられる外径55mm、長さ120mm、厚さ2.5mmのSUS304製の外筒(図3も参照)40と、この外筒40と一体的に回転する、外径52mm、内径49mm、長さ220mm、厚さ3mmのSUS304製の内筒42とを有している(図4も参照)。外筒40の外周には、その長さ方向の中間部の後側部分の一部に、円筒状の固定カラー41が一体的に形成されている。
このうち、固定カラー41の後端部の外周面には、前記従動ギア30が固着されている。
また、図3に示すように、外筒40の後端部には、外筒40の後側の縁に溝開口(縁)を揃えて周方向へ60°ピッチで、溝幅5mmの6つのT字溝(掛止切欠部)43がそれぞれ切欠されている。各T字溝43は、外筒40の周方向へ延びる横溝部43aの中間部に先端が連通されて、外筒40の軸線方向へ延びる縦溝部43bとから、それぞれ構成されている。各T字溝43は、その縦溝部の基端開口が、外筒40の後端縁(開口縁)とそれぞれ面一となっている。
一方、図4に示すように、内筒42の後端部の外周面には、周方向へ120°ピッチで、対応するT字溝43に掛止可能な直径5mm、高さ5mmの3本の掛止ピン44がそれぞれ突設されている。
また、内筒42の後端部のうち、各隣接する掛止ピン44の周方向の長さの中間位置には、外筒40のものより0.5mm程大きい同一形状の別のT字溝45が、120°ピッチで3つ形成されている。したがって、各掛止ピン44を対応するT字溝43に掛止した状態で外筒40に内筒42を装着したとき、外筒40の残った3つのT字溝43と、内筒42の別のT字溝45とが互いに重なり合う(図2を参照)。
本発明の特徴は、この内筒42の内周面の全域に、少なくとも内筒42の軸線方向の長さを有する円筒枠状の食品付着防止用アタッチメント46を着脱可能に装着した点である。
以下、図5~図8を参照して、この食品付着防止用アタッチメント46について詳細に説明する。
図5および図6に示すように、食品付着防止用アタッチメント46は、内筒42の内周面の全長にわたり、この内周面への食品の付着、特に湿気を含んで(高含水率で)この面に貼り付きやすいボイルコーン12の付着を防止する、合計24本の食品付着防止バー47(図7も参照)が、その周方向へ15°ピッチで配され、かつこれらの食品付着防止バー47の基端部同士が基端側のリング状端枠48により、また各食品付着防止バー47の先端部同士が先端側のリング状端枠48によってそれぞれ一括して連結されたものである(図8も参照)。なお、図1,図2および図5では、図面が煩雑となるため、食品付着防止バー47の本数を省略して図示している。
図5および図7に示す各食品付着防止バー47は、それぞれ長さ300mm、幅(厚さ)2mm、高さ5mmのSUS304製の細長い板部材である。
各食品付着防止バー47の長さ方向の両端部の外側部分には、それぞれ幅2mm、深さ2.5mmのバー側嵌合凹部47aが切欠形成されている。
各隣接する食品付着防止バー47のあいだの隙間(間隔)aは、ボイルコーン12の平均粒径7mmより小さい5mm程度の間隔である。これにより、ボイルコーン12が隣接する食品付着防止バー47の隙間aを通り抜けることができず、ボイルコーン12の内筒42の内周面への貼り付きを防ぐことができる。
また、各リング状端枠48は、それぞれ外径62mm、内径52mm、半径方向の幅10mm、厚さ2mmのSUS304製の薄肉で円環状の部材である。
各リング状端枠48の内周部には、周方向へ15°ピッチで、それぞれ幅2mm、深さ2.5mmのリング側嵌合凹部48aが、合計24個切欠形成されている(図8を参照)。
図5および図6に示すように、食品付着防止用アタッチメント46の組立時には、平行に離間した前後一対のリング状端枠48に、周方向へ15°ピッチで24本の食品付着防止バー47をそれぞれ掛止して、このアタッチメント46を組み立てる。その際には、各リング状端枠48の24個のリング側嵌合凹部48aに、対応する食品付着防止バー47のバー側嵌合凹部47aがそれぞれ掛止される。
また、基端側のリング状端枠48の内側には、外径62mm、内径52mm、半径方向の幅10mm、厚さ3mmのSUS304製のリング状アダプタ49が接合される。リング状アダプタ49の内周部にも、周方向へ15°ピッチで、リング側嵌合凹部48aと同じ嵌合凹部(図示せず)がそれぞれ切欠形成されている。
このリング状アダプタ49の外周面には、120°ピッチで直径5mm、高さ5mmの別の掛止ピン50が3本突設される。
次に、図1,図2および図9を参照して、本発明の実施例1に係る食品搬送装置10による動作を説明する。
図1および図2に示すように、まず、ホッパ13にボイルコーン12を貯留する一方、予め3つのT字溝43に対応する掛止ピン44をそれぞれ掛止して外筒40に内筒42を装着する。このとき、外筒40の残った3つのT字溝43と、内筒42の別のT字溝45とは、互いに重なり合って連通状態となっている。
次いで、内筒42の後端開口から食品付着防止用アタッチメント46を差し込み、先ほどの重なり合った3組の外筒40のT字溝43と内筒42の別のT字溝45とに、リング状アダプタ49の3本の別の掛止ピン50をそれぞれ一連に掛止する。これにより、食品付着防止用アタッチメント46が、掛止ピン44を介して、外筒40および内筒42に直接掛止される。そのため、食品付着防止用アタッチメント46の、筒体14との一体的な回転をさらに安定化することができる。
また、各T字溝43の奥部には、それぞれ周方向に延びた横溝部43aが配されている。そのため、筒体14を時計回りまたは半時計回りの何れの方向に回転させた場合にも、この横溝部43aの長さ方向の何れかの端部に掛止されることで、確実かつ安定して各掛止ピン44を対応するT字溝43にそれぞれ掛止することができる。
その後、外筒40の基端部に、ホッパ13の下部内の食品の切り出しを行なう爪付アタッチメント26を装着する。
次いで、各モータ18を駆動して出力軸28を一定方向へ回転させる。これにより、出力軸28の回転力が駆動ギア29、従動ギア30を経て筒体14へ伝達され、固定カラー41を介して外筒40が所定方向へ200rpmで回転する。このように、外筒40が回転することで、各T字溝43に掛止された各掛止ピン44、および、各別のT字溝45に掛止された各別の掛止ピン50を介して、内筒42および食品付着防止用アタッチメント46もこの外筒40と一体的に回転する。
これにより、ホッパ13の下部内のボイルコーン12は、各外筒40の基端部に固定された各爪付アタッチメント26により切り取られ、対応する内筒42の基端開口から各内筒42の上流部にそれぞれ導入される。その後、各導入されたボイルコーン12は、5°だけ下方傾斜した回転中の各内筒42の内周面に沿って徐々に下流へと切り出されて行く。
このとき、高含水で湿気のあるボイルコーン12は、回転中の内筒42の内周面に付着しようとするが、内筒42と一体化した食品付着防止用アタッチメント46が回転しているため、これらのボイルコーン12を各食品付着防止バー47が跳ね飛ばす。そのため、内筒42の内周面にボイルコーン12が付着するのを防止(阻止)することができる。
その結果、搬送される食品がボイルコーン12であっても、パイプフィーダ15による安定した切り出しが可能となる。
また、食品付着防止バー47の高さを5mmとしたため、円周上を移動している原料に変化を与え、固まりを砕く(ほぐす)という効果が得られる。
さらには、このように着脱式の食品付着防止用アタッチメント46を採用したため、既成の食品搬送装置10であっても、パイプフィーダ15の外筒40および内筒42の各後端部に、対応するT字溝43をそれぞれ形成するだけで、その内筒42の内周面に、本発明の食品付着防止用アタッチメント46を着脱可能に装着することができる。これにより、既成の食品搬送装置10を簡単に本発明の装置に改良することができる。
その後、図9に示すように、各パイプフィーダ15の内筒42の先端開口から切り出されたボイルコーン12は、直下の各バケット16に落下して貯留される。ここで、ボイルコーン12の重さが対応するロードセル17によりそれぞれ計量される。貯留されたボイルコーン12の重さが設定値に達した時、ソレノイド34が作動し、操作アーム36を上方回動して開閉部の上端部を押し上げる。これにより、開閉蓋33が回動ピンを中心にして上方回動し、バケット16の排出口16aが開蓋して、ボイルコーン12が直下の排出シュート37に投下される。
次に、図10を参照して、本発明の実施例2に係る食品搬送装置を説明する。
図10に示すように、本発明の実施例2に係る食品搬送装置10Aの特徴は、実施例1のボイルコーン12に代えて白砂糖(粉状食品)12Aを採用し、かつ実施例1の食品付着防止用アタッチメント46に代えて、食品付着防止バー47の使用本数が周方向へ90°ピッチの4本で、かつ各食品付着防止バー47の先端部が、内筒42の先端より外方へ直径の1/3程度だけ延出された食品付着防止用アタッチメント46Aを採用した点である。
これにより、例えば、各食品付着防止バー47の先端が、実施例1のように内筒42の先端までしかない食品付着防止用アタッチメント46を白砂糖(食品、粉状食品)12A用に採用した場合に懸念される、内筒42の先側の開口部分への白砂糖12Aの付着を解消することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1と略同じであるため、説明を省略する。
本発明は、ホッパ内の粉粒状の食品を、パイプフィーダにより切り出すための食品搬送装置の技術として有用である。
10,10A 食品搬送装置
12 ボイルコーン(食品、ボイル食品)
12A 白砂糖(食品、粉状食品)
13 ホッパ
14 筒体
15 パイプフィーダ
40 外筒
42 内筒
43,45 掛止切欠部
46 食品付着防止用アタッチメント
47 食品付着防止バー
48 リング状端枠
49 リング状アダプタ
50 掛止ピン
a 隙間(間隔)

Claims (3)

  1. 生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品が貯留されるホッパと、該ホッパの下部に、下方傾斜する食品搬送用の筒体の基端が連通されたパイプフィーダとを備え、前記パイプフィーダにより前記筒体を周方向に回転させながら、前記ホッパ内の前記生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品を切り出す食品搬送装置において、
    前記筒体は、回転駆動させられる外筒と、該外筒に掛止されて、この外筒と一体的に回転する内筒とを有し、
    前記筒体の食品搬送面となる前記内筒の内周面には、少なくとも該内筒の軸線方向の長さを有する円筒枠状の食品付着防止用アタッチメントが着脱可能に装着され、
    該食品付着防止用アタッチメントには、前記内筒の内周面の全長にわたり、この内周面への前記生食品、ボイル食品および粉状食品を含む食品の付着を防止する複数本の食品付着防止バーが、周方向へ所定ピッチで配されているとともに、
    前記食品付着防止用アタッチメントは、前記複数本の食品付着防止バーの長さ方向の各端部を、一対のリング状端枠によりそれぞれ連結したもので、
    前記外筒と前記内筒との各基端部には、内外対配置される掛止切欠部が互いに連通可能に配設され、
    前記食品付着防止バーの基端側のリング状端枠には、この基端側のリング状端枠に直接またはリング状アダプタを介して、内外連通状態の前記掛止切欠部に一連に挿通される掛止ピンが突設されたことを特徴とする食品搬送装置。
  2. 前記食品付着防止用アタッチメントは、各隣接する前記食品付着防止バーの間隔が、5mm程度の間隔であることを特徴とする請求項1に記載の食品搬送装置。
  3. 前記食品付着防止用アタッチメントは、前記各食品付着防止バーの先端部が、前記内筒の先端より外方へ延出されたものであることを特徴とする請求項1に記載の食品搬送装置。
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