JP2649335B2 - 切り出し秤量装置 - Google Patents

切り出し秤量装置

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JP2649335B2 JP5798295A JP5798295A JP2649335B2 JP 2649335 B2 JP2649335 B2 JP 2649335B2 JP 5798295 A JP5798295 A JP 5798295A JP 5798295 A JP5798295 A JP 5798295A JP 2649335 B2 JP2649335 B2 JP 2649335B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切り出し秤量装置に係
り、更に詳しくは、例えばインスタント麺類用のかやく
を、秤量して投入する切り出し秤量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばラーメン、うどん、蕎麦、焼きそ
ばなどのインスタント麺類の袋中には、海苔、胡麻、乾
燥魚肉類、乾燥野菜類(以下、これらをかやくという)
を収納する小袋が入っている。従来、かやくの袋詰め装
置として、例えば小型のバケットコンベア上に、バイブ
レータ付きまたはスクリュー付きの供給フィーダを、数
台、配設したものが知られている。この装置は、バイブ
レータによる振動を加えながら、供給フィーダよりかや
くを連続的に排出して、それを供給フィーダの下方に配
置されたバケットコンベア上に投下し、その後、所定の
かやく投下位置で、各バケットを順次回動させることに
より、かやくはシュートを介して袋詰め装置に送られ、
そこで予めセットされている小袋に袋詰めされるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の切り出し秤量装置においては、バイブレータ付きの
供給フィーダの運転時間に基づいてかやくを切り出すよ
うにしていたので、例えば電圧変動やホッパ内のかやく
のストック量により、切り出されるかやくの量が大きく
変動してしまい、袋詰め量が少ない場合には不良品とな
ってしまう。それを防止するためには、常時、作業者が
装置に付いて切り出し量の調整をしなければならず、人
件費が嵩んでコスト高の要因となる。そこで、実際の運
転時には、指定された袋詰め量の5〜10%を、常時、
上乗せして切り出すことにより、その変動による不良品
発生を防止している。しかしながら、当然、かやくの上
乗せ分だけ材料費が上がり、袋詰めされた製品が割高に
なるという問題点があった。しかも、実際の運転上で
は、このようにかやく量を上乗せしても、尚かつ、袋詰
め後にかやく袋を1個ずつ検量して不良品を選別し、不
良品は作業者が開封して中身を供給フィーダ側へ戻して
おり、その袋詰め後の検量作業や不良品開封作業に、手
間がかかるという問題点があった。
【0004】そこで、これらを解消するために、切り出
されたかやくを秤量して、多い場合にはその分を取り除
き、少ない場合にはその分を追加して、正確に1袋分ず
つ袋詰めすることが考えられるが、バイブレータを用い
る構造上、仮に秤量器をコンベア上から外して、装置架
台の別個の部位に取り付けたとしても、装置架台を介し
て、その振動が秤量器側に伝わってしまい、1袋当たり
数グラムという微量のかやく量を、正確に秤量するのは
困難である。一方、スクリュー式のフィーダの場合は、
原料が粉体の場合はよいが、人参、葱などの異形物の場
合には、物を押しながら排出するので、排出量がばらつ
き、正確な計量が困難であった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物の
過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の
手間などを解消できる切り出し秤量装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の切り出し秤量装置は、被秤量物を収納するホッパ
と、該ホッパの排出部に連結されて、前記被秤量物を切
り出す下方傾斜した適度な長さの切り出し筒と、該切り
出し筒の回転手段と、排出口に開閉蓋が設けられて、前
記切り出し筒から投下された被秤量物を受ける受け部材
と、該受け部材が受けた被秤量物を秤量する秤量器と、
前記受け部材に設けられた開閉蓋の開閉手段とを備える
ように構成されている。なお、ここでいう被秤量物と
は、ホッパ内から切り出し可能な粉粒体、片状体、小塊
状体などをいう。
【0007】請求項2記載の切り出し秤量装置は、請求
項1記載の切り出し秤量装置において、前記ホッパの排
出部と前記切り出し筒との間に、前記被秤量物の切り出
し調整可能な筒状のアタッチメントを着脱可能に設ける
ように構成されている。
【0008】請求項3記載の切り出し秤量装置は、請求
項2記載の切り出し秤量装置において、前記アタッチメ
ントが、内部流路の内径を異ならせて前記被秤量物の切
り出し調整をするものであるように構成されている。
【0009】請求項4記載の切り出し秤量装置は、請求
項2記載の切り出し秤量装置において、前記アタッチメ
ントが、ホッパ側の端部に前記被秤量物の切り出し突起
が設けられたものであるように構成されている。
【0010】請求項5記載の切り出し秤量装置は、請求
項2記載の切り出し秤量装置において、前記アタッチメ
ントが、ホッパ側の端部に前記被秤量物の切り出し螺旋
体が設けられたものであるように構成されている。
【0011】
【作用】請求項1〜5記載の切り出し秤量装置において
は、ホッパの排出部から排出された被秤量物は、回転手
段により回転している下方傾斜した切り出し筒から、連
続的に切り出されて受け部材内に投下され、秤量器によ
り秤量される。所定重量に達したら開閉手段により受け
部材の開閉蓋を開いて、秤量された被秤量物を排出する
ので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物の過
剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手
間などを解消できる。ここで、特に回転駆動される下方
傾斜した適度な長さの切り出し筒内を、被秤量物が徐々
に流れるので、被秤量物の均一化が行なわれ、切り出し
筒の下端から定量排出が行なわれる。また、切り出し量
の調整は、切り出し筒の回転速度及び/又は傾斜を変え
ることによって可能である。
【0012】請求項2記載の切り出し秤量装置において
は、ホッパの排出部と切り出し筒との間に着脱可能なア
タッチメントを装着するので、ホッパ内の被秤量物を切
り出し筒内へ導入する切り出し調整が、被秤量物の大き
さや形状などの品種に応じてできる。
【0013】請求項3記載の切り出し秤量装置において
は、ホッパの排出部から排出された流動性の良い被秤量
物(例えば胡麻)は、アタッチメントを通過する際に、
その内径が異なる(有効通過断面積が異なる)内部流路
を通過して流量調整されるので、粒径の小さな被秤量物
の流量調整が容易にできる。
【0014】請求項4記載の切り出し秤量装置において
は、切り出し筒と共にアタッチメントが回転すると、そ
の切り出し突起が、例えばホッパの排出部付近にある固
まった被秤量物を掻き崩すので、切り出しにおいて、被
秤量物がホッパの排出部付近で詰まり難い。
【0015】請求項5記載の切り出し秤量装置において
は、切り出し筒と共にアタッチメントが回転すると、そ
の切り出し螺旋体が所定方向へ回転するが、切り出し螺
旋体の曲がり方向と同一方向に回転する場合には、ホッ
パの排出部付近にある被秤量物の切り出し筒側への流入
を促進し、また切り出し螺旋体の曲がり方向と反対方向
に回転する場合には、ホッパの排出部付近の被秤量物の
切り出し筒側への流入を抑制し、被秤量物の品種に合わ
せて、その回転方向を正逆選択することにより、被秤量
物の切り出し調整の幅が広がる。
【0016】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る切り出し秤
量装置の側面図、図2は同背面図、図3、4はアタッチ
メントの品種表である。
【0017】図1、2に示すように、本発明の一実施例
に係る切り出し秤量装置10は、被秤量物の一例である
かやく11を収納する横長なホッパ12と、ホッパ12
の下部の排出部12aに、横方向に一定間隔をあけて連
結されて、かやく11を切り出す、下方傾斜した複数個
の切り出し筒13と、装置の架台14に取り付けられ
て、切り出し筒13を回転させる回転手段の一例である
複数個のモータ回転機構15と、それぞれ排出口16a
に開閉蓋17が設けられて、切り出し筒13から投下さ
れたかやく11を受ける略二等辺三角形の箱体である複
数個の受け部材16と、受け部材16が受けたかやく1
1を秤量する秤量器の一例である複数個のロードセル1
8と、開閉蓋17の開閉手段の一例である複数個のソレ
ノイド19とを備えている。
【0018】ホッパ12の下部内には、かやく11を攪
拌させる3枚の攪拌羽根20が取り付けられた回転軸2
1が横架されており、回転軸21の外部突出した一端部
には、プーリ22が固着されている。ホッパ12の上部
の一側面には、ブラケット23を介して、攪拌羽根20
を駆動する回転モータ24が取り付けられており、回転
モータ24の回転軸25にプーリ26が固着されてい
る。両プーリ22、26間にはベルト27が横架されて
おり、回転モータ24によりプーリ26を回転させるこ
とで、攪拌羽根20が回転してホッパ12内のかやく1
1が、排出部12aへ送り込まれる。なお、この攪拌羽
根20は、原料によっては省略することも可能である。
【0019】切り出し筒13は、水平ラインaに対して
1〜10°、好ましくは2〜5°前後ほど軸芯bが下方
傾斜した円筒形の筒体であり、両端部付近の外周面に環
状のガイド溝13aが形成されると共に、中央部付近に
環状のベルト溝13bが形成されている。ただし、切り
出し筒13の傾斜角は、これらの数値に限定されない。
なお、この切り出し筒の長さは少なくとも内径の3〜5
倍程度となっている。架台14上には、一対の肉厚な突
片14aを介して、小径のガイドローラ28が配置され
ており、これらのガイドローラ28を対応するガイド溝
13aに挿入した状態で、切り出し筒13が架台14上
に回転可能に配置されている。
【0020】また、架台14の下部には、それぞれの切
り出し筒13に対応した個数分のモータ回転機構15が
配置されている。モータ回転機構15は、架台14に取
り付けられた高さ調整構造29により高さ調整可能な回
転モータ30を有しており、その回転軸30aに固着さ
れたプーリ31と、切り出し筒13のベルト溝13bと
の間に、丸ベルト32が掛け渡されている。回転モータ
30によりプーリ31を回転させると、丸ベルト32を
介して、ガイドローラ28により支持された切り出し筒
13が周方向に回転する。
【0021】高さ調整構造29は、架台14の下部に固
着されて、中央部にボルト孔33aが形成された、共通
な台板33を有している。台板33の両端部上には、ス
プリング34が装着された短尺なガイドピン35が立設
されており、その上方には、各高さ調整機構29に共通
の部材である横長なL字形ブラケット36が、両ガイド
ピン35を、下側部のピン孔に遊挿された状態で配置さ
れている。L字形ブラケット36の下側部の中央部には
貫通孔が形成されており、その貫通孔の下部にナット3
7が固着されている。下端部に固着されたノブ38を回
すことにより、架台14の下部の貫通孔および台板33
のボルト孔33aを介して、先端部がナット37に螺合
された高さ調整ボルト39を回転させると、スプリング
34により上方へ付勢されたL字形ブラケット36が昇
降し、これにより切り出し筒13のベルト溝13bと、
プーリ31との距離を代えて、各丸ベルト32の張力を
一括調整する。なお、高さ調整した後は、高さ調整ボル
ト39の元部側に螺合されたナット40を架台14の下
面に圧着して位置固定する。
【0022】前記受け部材16は、各切り出し筒13の
排出口の下方に配置されており、かやく11の投入側の
上部と、排出側の一側部とが開口されている。また、受
け部材16の一側部には、ピン17aを介して、前記開
閉蓋17が垂直回動可能に軸着されている。開閉蓋17
は鉄などの磁性体製の蓋であり、受け部材16の排出口
16a側には、それを開蓋可能に吸着するマグネット1
6bが取り付けられている。架台14上には、前記ソレ
ノイド19が取り付けられており、そのロッド19aを
突出させると、開閉蓋17の上部が押し込まれて、ピン
17aを中心に開閉蓋17が回動して、マグネット16
bによる係止状態が外れて開蓋される。受け部材16の
傾斜した外側面からは、三角形の突片16cが突出して
おり、その先端部下の突出部16dが、ロードセル18
上に載置されている。受け部材16にあるかやく11の
重量は、このロードセル18により秤量される。
【0023】ここで、ホッパ12の排出部12aと、切
り出し筒13との間に着脱可能に装着されて、かやく1
1の切り出し調整を行なう筒状のアタッチメント41に
ついて説明する。図3、4に示すように、アタッチメン
ト41は、取り扱われるかやく11の品種により、
(1)〜(15)までの交換品が用意されている。 (1)のアタッチメント41Aは、内径を小さくするこ
とにより、例えば胡麻などの流れ込み易いものの流量を
絞るものであり、(2)〜(4)のアタッチメント41
B〜41Dは、ホッパ12側の端面に切り出し突起41
a〜41cを設けることにより、排出部12a付近にあ
る例えばニンジンなどの乾燥野菜や、昆布などの乾燥海
草といった流れ込み難いものをたたいて、切り出し筒1
3内へ流れ込み易くするものであり、(5)〜(7)の
アタッチメント41E〜41Gは、ホッパ12側の端面
にかやく11の切り出し螺旋体41d〜41fを設けた
ものである。なお、(5)〜(7)のアタッチメント4
1E〜41Gは、切り出し筒13の回転に伴って、切り
出し螺旋体41d〜41fを正転させることにより、例
えば乾燥野菜や乾燥海草などを流れ込み易く、また反転
させて流れ込みを抑えることができる。
【0024】(8)のアタッチメント41Hは、中間部
の内周面に60°毎に、流入調整小突起41gを突出さ
せたもので、アタッチメント41Hが回転することによ
り、これらの流入調整小突起41gも回転して、かやく
11の大量な流れ込みを防止する。(9)、(10)の
アタッチメント41I、41Jは、ホッパ12側の端面
から、比較的長尺な掻き寄せ突起41h、41iを突出
したものであり、排出部12a付近に固まったかやく1
1を崩して掻き寄せる。(11)、(12)のアタッチ
メント41K、41Lは、ホッパ12側の端面からアー
チ状の掻き寄せバー41j、41kをクロス配置させた
ものであり、また(13)、(14)のアタッチメント
41M、41Nは、ホッパ12側の端面に先端部にボー
ル41m、41oが付いた掻き寄せロッド41n、41
pを3本配置したものである。そして、(15)のアタ
ッチメント41Oは、ホッパ12側の端面に支持脚41
qにより支持された波形の環状掻き寄せ板41rを取り
付けたものである。(11)〜(15)のアタッチメン
ト41K〜41Oは、他のものと同様に、排出部12a
付近で固まったかやく11を壊してかき寄せる。
【0025】続いて、本発明の一実施例に係る切り出し
秤量装置10の動作を説明する。図1、2に示すよう
に、回転モータ24により攪拌羽根20を回転させて、
円滑に排出部12aへ送り込まれたかやく11は、この
排出部12aからアタッチメント41を介して切り出し
筒13へ移送される。アタッチメント41は、各種かや
く11の材料に合わせた切り出し調整ができるものを採
用しており、ここでは仮に胡麻用の内径が絞られたアタ
ッチメント41Aが用いられている。
【0026】切り出し筒13は、約5°下方傾斜して、
回転モータ30により周方向に1.5rpsの速度で、
ほとんど振動なく回転させており、かやく11は、この
切り出し筒13を通過中に均されて、その排出口から連
続的に一定量ずつ受け部材16内へ投下される。受け部
材16は、その突片16cの突出部16dがロードセル
18上に当接しており、予め設定された所定量だけ受け
部材16内にかやく11が溜まったら、それをロードセ
ル18が検出し、図外の制御装置により、切り出し筒1
3から受け部材16へのかやく11の投下を止めて、ソ
レノイド19へロッド突出指令が出され、開閉蓋17の
上部がそのロッド19aにより押し込まれて開蓋され
る。これにより、計量済みのかやく11は、受け部材1
6の排出口16aから、図外のシュートを介して、袋詰
め装置に送られる。次いで、切り出し筒13の開閉蓋1
7を閉め、回転モータ30により、アタッチメント41
を経由して、かやく11を切り出し筒13内へ送り込
む。以下、これらの操作を繰り返す。
【0027】このように、軸芯bが下方傾斜した切り出
し筒13を、回転モータ30によりほとんど振動なく回
転させながら、ホッパ12内のかやく11を徐々に受け
部材16に投下して、それをロードセル18により秤量
するようにしたので、従来手段のように、かやくの切り
出しにバイブレータを使用したものでは、振動が秤量器
に伝わって、正確な秤量ができなかったのに対して、本
手段は正確な秤量が可能となった。これにより、かやく
11の過剰または過少切り出しによるコスト高や、袋詰
め後の検量および不良品を開封して中のかやく11をホ
ッパ12に戻す作業が不要となる。
【0028】また、ホッパ12の排出部12aと切り出
し筒13との間に、着脱可能なアタッチメント41を装
着するようにしたので、ホッパ12内のかやく11を切
り出し筒13内へ導入する切り出し調整が、かやく11
の大きさや形状などの品種に応じてできる。
【0029】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更などがあっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、ホッパの形状や切り出し筒の
形状など、実施例のものに限定されない。また、実施例
では、切り出し筒の回転手段として、丸ベルトを用いた
ベルト回転機構を採用したが、これに限定しなくても、
その他どのような形式の回転手段でもよい。
【0030】さらに、実施例では、被秤量物としてかや
くを採用したが、これに限定しなくても、ホッパ内から
切り出し可能な粉粒体、片状体、小塊状体などであれ
ば、その品種は限定されない。さらにまた、実施例で
は、秤量器としてロードセルを採用したが、これに限定
しなくても、その他どのような秤量器でもよい。そし
て、受け部材や開閉蓋の形状や開閉手段の構造などは、
実施例のものに限定しなくても、その用途や取り扱う被
秤量物に応じて、適宜選択できる。また、アタッチメン
トも、図3、4の表に記載されたものに限定しなくて
も、その他どのような形状のものでもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1〜5記載の切り出し秤量装置に
おいては、このようにホッパ内の被秤量物を、軸芯が下
方傾斜した切り出し筒を、回転手段により回転させなが
ら、徐々に受け部材に投下し、それを秤量器により秤量
するようにしたので、正確な所定量の切り出しができ
て、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高
や不良品処置の手間などを解消できる。
【0032】特に、請求項2〜5記載の切り出し秤量装
置においては、ホッパの排出部に着脱可能に装着された
アタッチメントにより、ホッパ内の被秤量物を切り出し
筒内へ導入する切り出し調整が、被秤量物の大きさや形
状などの品種に応じて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る切り出し秤量装置の側
面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】アタッチメントの品種表である。
【図4】アタッチメントの品種表である。
【符号の説明】
10 切り出し秤量装置 11 かやく 12 ホッパ 12a 排出部 13 切り出し筒 13a ガイド溝 13b ベルト溝 14 架台 14a 突片 15 モータ回転機構 16 受け部材 16a 排出口 16b マグネット 16c 突片 16d 突出部 17 開閉蓋 17a ピン 18 ロードセル 19 ソレノイド 19a ロッド 20 攪拌羽根 21 回転軸 22 プーリ 23 ブラケット 24 回転モータ 25 回転軸 26 プーリ 27 べルト 28 ガイドローラ 29 高さ調整構造 30 回転モータ 30a 回転軸 31 プーリ 32 丸ベルト 33 台板 33a ボルト孔 34 スプリング 35 ガイドピン 36 L字形ブラケット 37 ナット 38 ノブ 39 高さ調整ボルト 40 ナット 41 アタッチメント 41A アタッチメント 41B アタッチメント 41C アタッチメント 41D アタッチメント 41E アタッチメント 41F アタッチメント 41G アタッチメント 41H アタッチメント 41I アタッチメント 41J アタッチメント 41K アタッチメント 41L アタッチメント 41M アタッチメント 41N アタッチメント 41O アタッチメント 41a 切り出し突起 41b 切り出し突起 41c 切り出し突起 41d 切り出し螺旋体 41e 切り出し螺旋体 41f 切り出し螺旋体 41g 流入調整小突起 41h 掻き寄せ突起 41i 掻き寄せ突起 41j 掻き寄せバー 41k 掻き寄せバー 41m ボール 41n 掻き寄せロッド 41o ボール 41p 掻き寄せロッド 41q 支持脚 41r 環状掻き寄せ板 a 水平ライン b 軸芯

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被秤量物を収納するホッパと、該ホッパ
    の排出部に連結されて、前記被秤量物を切り出す下方傾
    斜した適度な長さの切り出し筒と、該切り出し筒の回転
    手段と、排出口に開閉蓋が設けられて、前記切り出し筒
    から投下された被秤量物を受ける受け部材と、該受け部
    材が受けた被秤量物を秤量する秤量器と、前記受け部材
    に設けられた開閉蓋の開閉手段とを備えたことを特徴と
    する切り出し秤量装置。
  2. 【請求項2】 前記ホッパの排出部と前記切り出し筒と
    の間に、前記被秤量物の切り出し調整可能な筒状のアタ
    ッチメントを着脱可能に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の切り出し秤量装置。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメントが、内部流路の内径
    を異ならせて前記被秤量物の切り出し調整をするもので
    ある請求項2記載の切り出し秤量装置。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントが、ホッパ側の端部
    に前記被秤量物の切り出し突起が設けられたものである
    請求項2記載の切り出し秤量装置。
  5. 【請求項5】 前記アタッチメントが、ホッパ側の端部
    に前記被秤量物の切り出し螺旋体が設けられたものであ
    る請求項2記載の切り出し秤量装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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