JP4935161B2 - 撮像装置、カメラおよび画像処理方法 - Google Patents
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Description
請求項7の発明は、異なる分光感度特性を有する複数の撮像用画素を規則的に配列した画素ユニットを二次元状に複数配列するとともに、前記配列中の一部の領域において前記撮像画素に置き換えられて配置され、前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度を有する焦点検出用画素を備えた撮像素子の画像処理方法であって、前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の分光感度の第1の出力成分を算出し、前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度の第2の出力成分を算出し、前記第1の出力成分と前記第2の出力成分との色成分比を演算するとともに、前記焦点検出用画素の出力を前記色成分比により補正することにより、前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の出力を算出する演算処理を備えることを特徴とする。
請求項8の発明による撮像装置は、第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に交互に配列された前記第1及び第2撮像用画素の一部を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子と、前記第1撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出する第1補間手段と、前記第2撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する第2補間手段と、前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1及び第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項16の発明は、第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に交互に配列された前記第1及び第2撮像用画素の一部を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子の画像処理方法であって、前記第1撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出する第1補間処理と、前記第2撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する第2補間処理と、前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1及び第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成処理と、を備えることを特徴とする。
請求項17の発明による撮像装置は、第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に配列された前記第1及び第2撮像用画素の少なくとも一方を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子と、前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第1撮像用画素である場合には、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出し、他方、前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第2撮像用画素である場合には、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する補間手段と、前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1または第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする。
C(L)=Σ|e(i+L)−fi| ・・・(1)
(1)式において、Lは整数であり、一対のデータの検出ピッチを単位とした相対的シフト量である。また、Lのとる範囲はLmin〜Lmax(図では−5〜+5)である。さらに、Σはi=p〜qの範囲の総和演算を表し、p、qは1≦p<q≦mの条件を満足するように定める。さらにまた、pとqの値によって焦点検出領域の大きさを設定する。
x=kj+D/SLOP ・・・(2),
C(x)= C(kj)-|D| ・・・(3),
D={C(kj-1)-C(k j+1)}/2 ・・・(4),
SLOP=MAX{C(kj+1)-C(k j),C(kj-1)-C(k j)} ・・・(5)
DEF=KX・PY・x ・・・(6)
(6)式において、PYは検出ピッチであり、KXは一対の測距瞳の重心の開き角の大きさによって決まる変換係数である。
Gau=(G1+G2+G3+G4+G5)/5,
Gad=(G6+G7+G8+G9+G10)/5,
Rau=(R1+R2)/2,
Rad=(R3+R4)/2,
Bau=(B1+B2+B3)/3,
Bad=(B4+B5+B6)/3,
Gnu=(|G3−G1|+|G1−G4|+|G4−G2|+|G2−G5|)/(4*Gau),
Gnd=(|G6−G9|+|G9−G7|+|G7−G10|+|G10−G8|)/(4*Gad),
Rnu=|R1−R2|/Rau,
Rnd=|R3−R4|/Rad,
Bnu=(|B1−B2|+|B2−B3|)/(2*Bau),
Bnd=(|B4−B5|+|B5−B6|)/(2*Bad),
Kg=(Gau+Gad)/(Gau+Gad+Rau+Rad+Bau+Bad),
Kr=(Rau+Rad)/(Gau+Gad+Rau+Rad+Bau+Bad),
Kb=(Bau+Bad)/(Gau+Gad+Rau+Rad+Bau+Bad)
・・・(7)
S1(X)=(B2+B5)/2,
S1(Y)=(G3+G4+G6+G7)/4 ・・・(8)
焦点検出画素X(出力AF3)と周辺の青画素、緑画素との位置関係は、配置密度の低い青画素のほうが配置密度の高い緑画素より焦点検出画素Xから離れているため、焦点検出画素X(出力AF3)と周辺の青画素との間に細線パターン等が存在して画像パターンが大きく変化することがあり、(8)式で求めたS1(X)が誤差を生じやすい。
S1(X)=B2*G4/(G1+G2)+B5*G7/(G9+G10)・・(9)
(9)式では配置密度の低い青画素出力を配置密度の高い緑画素出力の変化分に応じて焦点検出画素X(出力AF3)に近い位置での青画素出力に換算してから平均しているので、誤差が減少する。
S2(X)=AF3*Kb*Ks*Kc,
S2(Y)=AF2*Kg*Ks*Kc ・・・(10)
(10)式において、係数Ksは図15に示した出力比係数であり、撮像時の制御F値(絞りF値)に応じた出力比係数が選択される。具体的には、図15に示すグラフに対応して、F値データと出力比係数データがペアになったルックアップテーブルをカメラ駆動制御装置212に予め記憶させておいて使用する。出力比係数のグラフが焦点検出領域の位置(光軸からの距離)や交換レンズ202の射出瞳距離(撮像素子から射出瞳までの距離)に応じて変化する場合は、焦点検出領域の位置や射出瞳距離に応じて複数のルックアップテーブルを用意しておき、焦点検出位置や交換レンズ202の射出瞳距離(レンズ情報に含まれる)に応じて切り替えて使用する。
Kc=(Sg+Sr+Sb)/Sa ・・・(11)
Bnu<T1かつBnd<T1 ・・・(12)
(12)式において、T1は所定のしきい値である。また、焦点検出画素Yの場合は、次式を満足した場合に一様と判別する。
Gnu<T2かつGnd<T2 ・・・(13)
(13)式において、T2は所定のしきい値である。一様でないと判別された場合にはステップ290へ進み、焦点検出画素311の位置の画像データSをステップ220の統計処理で求めたデータS1とする。これは画像が一様でない場合には、色構成比のデータS2を算出する処理がめんどうになるから、単純な平均処理を行う統計処理のデータS1を採用する。統計処理で求めたデータS1に誤差があったとしても、画像が一様でなく周囲の画像の変動が大きいから目立たない。
|Bau−Bad|>T3 ・・・(14)
(14)式において、T3は所定のしきい値である。一方、焦点検出画素Yの場合は、次式を満足した場合に焦点検出画素列に対して垂直な方向に画素出力が変化するエッジパターンがあると判別する。
|Gau−Gad|>T4 ・・・(15)
(15)式において、T4は所定のしきい値である。
Kbe=|Bnu−Bnd|/(T5−T3),
IF Kbe>1 THEN Kbe=1,
S=(1−Kbe)*S1(X)+Kbe*S2(X) ・・・(16)
(16)式において、T5は所定のしきい値(>T3)である。エッジ度合いKbeが高い(=1)の場合は、S=S2(X)となる。一方、焦点検出画素Yの場合には、
Kge=|Gnu−Gnd|/(T6−T4),
IF Kge>1 THEN Kge=1,
S=(1−Kge)*S1(Y)+Kge*S2(Y) ・・・(17)
(17)式において、T6は所定のしきい値(>T4)である。エッジ度合いKbeが高い(=1)の場合は、S=S2(Y)となる。
|S1(X)−S2(X)|>T7 ・・・(18)
(18)式において、T7は所定のしきい値である。(18)式の代わりに次式を用いて判定してもよい。
|(Bau+Bad)/2−S2(X)|>T7 ・・・(19)
(19)式において、T7は所定のしきい値である。
|S1(Y)−S2(Y)|>T8 ・・・(20)
(20)式において、T8は所定のしきい値である。(20)式の代わりに(21)式を用いて判定してもよい。
|(Gau+Gad)/2−S2(X)|>T8 ・・・(21)
(21)式において、T8は所定のしきい値である。
Kbp=|S1(X)−S2(X)|/(T9−T7),
あるいは、
Kbp=|(Bau+Bad)/2−S2(X)|/(T9−T7),
IF Kbp>1 THEN Kbp=1,
S=(1−Kbp)*S1(X)+Kbp*S2(X) ・・・(22)
(22)式において、T9は所定のしきい値(>T7)である。したがって、ピークあるいはボトムの度合いKbpが高い(=1)の場合は、S=S2(X)となる。
Kgp=|S1(Y)−S2(Y)|/(T10−T8),
あるいは、
Kgp=|(Gau+Gad)/2−S2(X)|/(T10−T8),
IF Kgp>1 THEN Kgp=1,
S=(1−Kgp)*S1(Y)+Kgp*S2(Y) ・・・(23)
(23)式において、T10は所定のしきい値(>T8)である。したがって、ピークあるいはボトムの度合いKbpが高い(=1)の場合は、S=S2(Y)となる。
図7に示す撮像素子211では焦点検出画素311を隙間なく配列した例を示したが、図20、図21に示す撮像素子211A、211Bのように焦点検出画素311を1画素おきに配列してもよい。図20は青画素の位置に焦点検出画素311を一列に配列した撮像素子211Aの部分拡大図を示し、図21は緑画素の位置に焦点検出画素311を一列に配列した撮像素子211Bの部分拡大図を示す。焦点検出画素311の配列ピッチ(配列間隔)を大きくすることによって、焦点検出精度が多少低下するが、撮像素子211A、211Bの中の焦点検出画素311の密度が低くなるので、上述した補間処理後の画像品質を向上させることができる。
S1(X)=(B2*(G11+G12)/(G1+G2)+B5*(G11+G12)/(G9+G10))/2 ・・・(24)
図21に示す撮像画素211Bの場合は、焦点検出画素311が配置される緑画素はベイヤー配列の中での配置密度が高いため、補正による誤差が画像品質に与える影響を少なくすることができる。
S2(Y)=AF2*Ks*Kc ・・・(25)
また、青画素の位置に配置された焦点検出画素311の画像データの補間は、(10)式の代わりに次式を用いることができる。
S2(X)=AF3*((Bau+Bad)/(Gau+Gad))*Ks*Kc ・・・(26)
S2(X)=AF3*Ks*Kc ・・・(27)
|(G3+G6)−(G6+G7)| > T11 ・・・(28)
(28)式において、T11は所定のしきい値である。
S1(Y)=(G1+G9)/2 ・・・(29)
211、211A、211B、211C、211D 撮像素子
212 カメラ駆動制御装置
310 撮像用画素
311、313、314 焦点検出用画素
Claims (18)
- 異なる分光感度特性を有する複数の撮像用画素を規則的に配列した画素ユニットを二次元状に複数配列するとともに、前記配列中の一部の領域において前記撮像画素に置き換えられて配置され、前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度を有する焦点検出用画素を備えた撮像素子と、
前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の分光感度の第1の出力成分を算出し、前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度の第2の出力成分を算出し、前記第1の出力成分と前記第2の出力成分との色成分比を演算するとともに、前記焦点検出用画素の出力を前記色成分比により補正することにより、前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の出力を算出する演算手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記画素ユニットは、赤色、緑色および青色に感度を有する3種類の画素をベイヤー配列としたものであることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置において、
前記撮像素子上の青色と緑色に感度を有する前記撮像用画素が直線状に配列された行または列に相当する位置に前記焦点検出用画素を配列したことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記撮像用画素と前記焦点検出用画素は、マイクロレンズと光電変換部を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記焦点検出用画素は、撮影光学系の射出瞳の一対の領域を通過する一対の光束によって形成される一対の像を検出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
- 異なる分光感度特性を有する複数の撮像用画素を規則的に配列した画素ユニットを二次元状に複数配列するとともに、前記配列中の一部の領域において前記撮像画素に置き換えられて配置され、前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度を有する焦点検出用画素を備えた撮像素子の画像処理方法であって、
前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の分光感度の第1の出力成分を算出し、前記焦点検出用画素の周囲の前記撮像用画素の出力に基づいて前記画素ユニットのすべての分光感度を包含する感度の第2の出力成分を算出し、前記第1の出力成分と前記第2の出力成分との色成分比を演算するとともに、前記焦点検出用画素の出力を前記色成分比により補正することにより、前記焦点検出用画素の位置において置き換えられた撮像用画素の出力を算出する演算処理を備えることを特徴とする画像処理方法。 - 第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に交互に配列された前記第1及び第2撮像用画素の一部を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子と、
前記第1撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出する第1補間手段と、
前記第2撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する第2補間手段と、
前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1及び第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項8に記載の撮像装置において、
前記第1補間手段は、前記比を前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値を前記所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値で除算して算出し、
前記第2補間手段は、前記比を前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値を前記所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値で除算して算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項8または9に記載の撮像装置において、
前記撮像用画素群は、第3分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第3撮像用画素を更に含み、
前記第1、第2及び第3撮像用画素は、所定の配列パターンに従って配置され、
前記焦点検出用画素の分光感度は、前記第1、第2、及び第3分光感度を包含し、
前記第1補間手段は、前記第1補間信号の算出のために、前記焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1、第2及び第3撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出し、
前記第2補間手段は、前記第2補間信号の算出のために、前記焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1、第2及び第3撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項10に記載の撮像装置において、
前記第1、第2、及び第3撮像用画素は、それぞれ、緑色、青色、及び赤色に感度を有する分光感度特性を有し、
前記第1、第2及び第3撮像用画素の所定の配列パターンは、ベイヤー配列であることを特徴とする撮像装置。 - 請求項11に記載の撮像装置において、
前記複数の焦点検出用画素は、前記第1及び第2の撮像用画素が交互に配置された撮像画素列において、互いに隣接配置された第1及び第2撮像用画素を置換して配置されることを特徴とする撮像装置。 - 請求項8〜12のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記撮像用画素と前記焦点検用画素は、マイクロレンズと光電変換部を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項8〜13のいずれか一項に記載の撮像装置において、
撮影光学系と、を更に備え、
前記焦点検出用画素は、前記撮影光学系の射出瞳の一対の領域を通過する一対の光束によって形成される一対の像を検出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項8〜14のいずれか一項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
- 第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に交互に配列された前記第1及び第2撮像用画素の一部を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子の画像処理方法であって、
前記第1撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出する第1補間処理と、
前記第2撮像用画素を置換して配置された焦点検出用画素について、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する第2補間処理と、
前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1及び第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成処理と、を備えることを特徴とする画像処理方法。 - 第1分光感度特性を有し、撮像信号を出力する複数の第1撮像用画素と、第2分光感度特性を有し、撮像信号を出力する第2撮像用画素とを含み前記第1及び第2撮像用画素が所定の配列パターンに従って配置された撮像用画素群と、所定の方向に配列された前記第1及び第2撮像用画素の少なくとも一方を置換して配置され、前記第1分光感度及び第2分光感度を包含する分光感度特性を有する複数の焦点検出用画素と、を備える撮像素子と、
前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第1撮像用画素である場合には、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第1補間信号を算出し、他方、前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第2撮像用画素である場合には、当該焦点検出用画素の周囲の所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値と前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値との比を算出し、前記比を当該焦点検出用画素の出力に乗算して当該焦点検出用画素における第2補間信号を算出する補間手段と、
前記第1及び第2撮像用画素の撮像信号と前記第1または第2補間信号とに基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項17に記載の撮像装置において、
前記補間手段は、前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第1撮像用画素である場合には、前記比を前記所定範囲内の前記第1撮像用画素の撮像信号の加算値を前記所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値で除算して算出し、他方、前記焦点検出用画素によって置換された撮像用画素が前記第2撮像用画素である場合には、前記比を前記所定範囲内の前記第2撮像用画素の撮像信号の加算値を前記所定範囲内の前記第1及び第2撮像用画素のそれぞれの撮像信号の加算値で除算して算出することを特徴とする撮像装置。
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