JP4934887B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、第2電源部が第2電源電圧を被電源供給部に出力開始するタイミングを、第1電源部が第1電源電圧を被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させる電源回路に関する。
図5は、AVアンプ等のオーディオ機器に適用される電源回路101を示す概略回路図である。AVアンプには、被電源供給部として、入力される映像信号に対して映像処理を実行するための映像処理部7が設けられている。電源回路101は、商用交流電源電圧から生成された入力電圧(例えば12V入力電圧)に基づいて、映像処理部7を動作するための第1電源電圧V1(例えば3.3V)を生成する第1電源部2と、映像処理部7を動作するための第2電源電圧V2(例えば2.5V)を生成する第2電源部3と、映像処理部7を動作するための第3電源電圧V3(例えば1.8V)を生成する第3電源部4とを備えている。
映像処理部7においては、映像処理部7を正常に動作させるため、及び/又は、映像処理部7の破損を防止するために、各電源電圧が供給されるタイミングが定められている。例えば、各電源電圧の立ち上がり(上昇)時においては、第1電源電圧V1が出力開始した後(立ち上がった後)に、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3が出力開始する(立ち上がる)必要がある。一方、各電源電圧の立ち下がり(低下)時においては、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3が低下しはじめた後に、第1電源電圧V1が低下し始める必要がある。
電源回路101においては、マイコン102からの制御信号に応じて、トランジスタQ1,Q2、Q101をオン状態又はオフ状態に制御することによって、各電源電圧の上記出力タイミングを制御している。しかし、この方法によると、制御信号を供給するためのポートをマイコン101に設ける必要があり、コストが上がるという問題がある。
なお、電源回路101において、第3電源部4を設けずに、第1電源部2及び第2電源部3のみが設けられている場合も同様である。
特開平5−95630号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、マイコンによって制御することなく、第2電源部が第2電源電圧を被電源供給部に出力開始するタイミングを、第1電源部が第1電源電圧を被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させる電源回路を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による電源回路は、入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第1電源電圧を生成すると共に、後記タイミング制御部に供給するタイミング制御電圧を生成する第1電源部と、入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第2電源電圧を生成する第2電源部と、前記タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第1電源部が前記第1電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させるタイミング制御部とを備え、 前記第2電源部が、制御端子を有し、前記制御端子に供給される制御電圧に応じて前記第2電源電圧を出力し、かつ、前記制御端子に前記制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第1スイッチ部をさらに有し、前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が所定電圧以上のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能なように前記第1スイッチ部を制御し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能なように前記第1スイッチ部を制御する。
好ましい実施形態においては、前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上であるか否かに応じてオン状態又はオフ状態に制御される第2スイッチ部を有し、前記第2スイッチ部のオン状態及びオフ状態に応じて、前記第1スイッチ部のオン状態及びオフ状態が制御される。
好ましい実施形態においては、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上のときに、前記第2スイッチ部がオン状態になり、前記第1スイッチ部がオフ状態になり、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能になり、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のときに、前記第2スイッチ部がオフ状態になり、前記第1スイッチ部がオン状態になり、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能になる。
好ましい実施形態においては、前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満の状態から、前記所定電圧以上の状態に変化したときに、前記充電回路の充電が開始され、前記第2電源電圧が増加する。
好ましい実施形態においては、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧に達してから前記第2電源部が前記第2電源電圧を出力開始するまでの時間が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧に達してから前記第1電源電圧が定常状態に達するまでの時間よりも長くなるように、前記充電回路の時定数が設定されている。
好ましい実施形態においては、前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、前記充電回路に電圧が充電されている状態において、前記入力電圧が入力開始された場合には、前記第1スイッチ部がオン状態になることによって前記充電回路の充電電圧が一旦放電された後、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満の状態から前記所定電圧以上の状態に変化して、前記充電回路の充電が開始され、前記第2電源電圧が増加する。
好ましい実施形態においては、前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上の状態から、前記所定電圧未満の状態に変化したときに、前記第1スイッチ部がオン状態になることによって前記充電回路の充電電圧が放電され、前記第2電源電圧が低下する。
好ましい実施形態においては、前記第1電源部が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満になった後に、前記第1電源電圧の低下を開始させる。
好ましい実施形態においては、入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第3電源電圧を生成する第3電源部と、前記第2電源部から出力される第2タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第3電源部が前記第3電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させる第2タイミング制御部とをさらに備え、前記第3電源部が、第2制御端子を有し、前記第2制御端子に供給される第2制御電圧に応じて前記第3電源電圧を出力し、かつ、前記第2制御端子に前記第2制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第3スイッチ部をさらに有し、前記第2タイミング制御部が、前記第2タイミング制御電圧が第2所定電圧以上のとき、前記第2制御端子に前記第2制御電圧が供給可能になるように前記第3スイッチ部を制御し、前記第2タイミング制御電圧が前記第2所定電圧未満のとき、前記第2制御端子に前記第2制御電圧が供給不可能なように前記第3スイッチ部を制御する。
各電源電圧の立ち上がり時において、第1電源電圧が生成するタイミング制御電圧が所定電圧未満の場合には、第1電源電圧が未だ十分に立ち上がっていないので、タイミング制御部は、第2電源部から第2電源電圧が出力されないように、第1スイッチ部を制御する。タイミング制御電圧が所定電圧以上の場合には、第1電源電圧が立ち上がっているので、タイミング制御部は、第2電源部から第2電源電圧が出力されるように、第1スイッチ部を制御する。従って、第1電源電圧が出力開始した後に、第2電源電圧を出力開始させることができる。
各電源電圧の立ち上がり時において、タイミング制御電圧が所定電圧未満になったときに、タイミング制御部は、第2電源部から第2電源電圧が出力されないように、第1スイッチ素子を制御する。従って、第1電源電圧が低下する前に、第2電源電圧を低下させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態による電源回路1を示す概略回路図である。電源回路1は、例えばAVアンプ等のオーディオ機器に適用される。AVアンプには、被電源供給部の一例として、外部に接続されるDVDプレーヤ等から入力される映像信号に対して、映像処理を実行するための映像処理部7が設けられている。また、図示しないが、AVアンプは、商用交流電源が供給され、商用交流電源を整流および平滑し、例えば12V入力電圧(図1では12Vと記載する)を供給するメイン電源回路を備えている。
電源回路1は、12V入力電圧に基づいて、映像処理部7を動作させるための第1電源電圧V1(例えば定常状態で3.3V)を生成する第1電源部2と、映像処理部7を動作させるための第2電源電圧V2(例えば定常状態で2.5V)を生成する第2電源部3と、映像処理部7を動作させるための第3電源電圧V3(例えば定常状態で1.8V)を生成する第3電源部4と、第1〜第3電源電圧V1〜V3の出力開始(立ち上がり)タイミング及び第1〜第3電源電圧V1〜V3の出力低下(立ち下がり)タイミングを制御するタイミング制御部5とを備えている。
映像処理部7には、映像処理部7を正常に動作させるため、及び/又は、映像処理部7の破損を防止するために、各電源電圧V1〜V3が供給されるタイミングが映像処理部7の製造業者によって定められている。例えば、各電源電圧V1〜V3の立ち上がり時においては、第1電源電圧V1が出力開始した後(立ち上がった後)に、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3が出力開始する(立ち上がる)必要がある。一方、各電源電圧V1〜V3の立ち下がり時においては、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3が出力低下を始めた(立ち下がり開始した)後に、第1電源電圧V1が出力低下を始める(立ち下がり開始する)必要がある。
第1電源部2は、第1電源回路(以下、第1電源ICという。)9と、コンデンサC1、C2、C7、C8と、レギュレータ6A,6Bとを含む。
第1電源IC9は、入力端子VIN1と出力端子VOUT1とを有し、入力端子VIN1に12V入力電圧が入力され、出力端子VOUT1から第1電源電圧V1(3.3V)を生成するための4V電圧V1aを出力する回路である。第1電源IC9は、制御端子CE1を有しており、制御端子CE1に入力される制御電圧に基づいて、出力端子VOUT1から4V電圧V1aを出力する。特に限定されないが、制御端子CE1に入力される制御電圧が所定の閾値未満の場合には4V電圧V1aを出力せずに、制御端子CE1に入力される制御電圧が所定の閾値以上の場合には4V電圧V1aを出力する。
第1電源IC9の入力端子VIN1は、12V入力電圧の電源ラインと、コンデンサC2の一端とに接続されている。制御端子CE1は、コンデンサC1の一端に接続されている。コンデンサC1の他端と、コンデンサC2の他端とは接地電位に接続されている。出力端子VOUT1は、レギュレータ6A、6Bに接続され、レギュレータ6Aの出力端子はコンデンサC7を介して接地電位に接続されると共に、映像処理部7に接続されている。コンデンサC7の充電電圧が第1電源電圧V1になっている。また、レギュレータ6Bの出力端子は、コンデンサC8を介して接地電位に接続されると共に、タイミング制御部5の後述するダイオードD1のアノードに接続されている。コンデンサC8の充電電圧が、タイミング制御部5に供給されるタイミング制御電圧V1bになっている。
入力端子VIN1に12V入力電圧が入力されると、第1電源IC9の図示しない内部回路を介して介しコンデンサC1が(所定の時定数に従って)充電される。制御端子CE1の制御電圧はコンデンサC1の充電電圧になっているので、コンデンサC1の充電電圧に基づいて、電源IC9は出力端子VOUT1から4V電圧V1aを出力する。4V電圧V1aはレギュレータ6A、6Bに入力され、レギュレータ6Aは第1電源電圧V1を映像処理部7に出力し、レギュレータ6Bはタイミング制御電圧V1bをタイミング制御部5に出力する。12V入力電圧の入力タイミングに対して、第1電源電圧V1が出力開始されるタイミングはコンデンサC1の時定数によって決定されている。
ここで、コンデンサC8の容量(時定数)はコンデンサC7の容量(時定数)よりも小さくなるように設定されている。12V入力電圧が低下して、各電源電圧V1〜V3が立ち下がる際に、第1電源電圧V1が低下を開始する前に、タイミング制御電圧V1bが低下し、1.2V未満になることによって、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3を第1電源電圧V1よりも先に低下開始させるためである。
第2電源部3は、第2電源回路(以下、第2電源ICという。)10と、コンデンサC3、C4、C9と、スイッチ素子(以下、トランジスタQ1という)とを含む。
第2電源IC10は、入力端子VIN2と出力端子VOUT2とを有し、入力端子VIN2に12V入力電圧が入力され、出力端子VOUT2から第2電源電V2(2.5V)を出力する回路である。また、第2電源IC10は、制御端子CE2を有しており、制御端子CE2に入力される制御電圧に基づいて、出力端子VOUT2から第2電源電圧V2を出力する。特に限定されないが、第2電源IC10は、制御端子CE2に入力される制御電圧が所定の閾値未満の場合には第2電源電圧V2を出力せずに、制御端子CE2に入力される制御電圧が所定の閾値以上の場合には第2電源電圧V2を出力する。
第2電源IC10の入力端子VIN2は、12V入力電圧の電源ラインと、コンデンサC4の一端とに接続されている。制御端子CE2は、コンデンサC3の一端と、トランジスタQ1のコレクタとに接続されている。コンデンサC3の他端と、コンデンサC4の他端と、トランジスタQ1のエミッタとは接地電位に接続されている。トランジスタQ1のベースは、後述するトランジスタQ3のコレクタに接続され、抵抗R1を介して12V入力電圧の電源ラインに接続されている。出力端子VOUT2は、コンデンサC9を介して接地電位に接続されると共に、映像処理部7に接続されている。コンデンサC9の充電電圧が第2電源電圧V2になっている。
トランジスタQ1のオン状態及びオフ状態は、タイミング制御部5のトランジスタQ3のオン状態及びオフ状態、および/または、12V入力電圧の供給及び非供給によって制御される。トランジスタQ3がオフ状態になって、トランジスタQ1がオン状態になると、制御端子CE2は接地電位に接続された状態になるので、コンデンサC3が充電されず、制御電圧が制御端子CE2に供給不可能な状態となる。その結果、入力端子VIN2に12V入力電圧が入力されても、出力端子VOUT2から第2電源電圧V2が出力されない。
一方、トランジスタQ3がオン状態になって、トランジスタQ1がオフ状態になると、制御端子CE2は接地電位に対して開放された状態になるので、コンデンサC3が充電され、制御電圧が制御端子CE2に供給可能な状態となる。従って、入力端子VIN2に12V入力電圧が入力されると、第2電源IC10の内部回路を介しコンデンサC3が所定の時定数に従って充電される。制御端子CE2の制御電圧はコンデンサC3の充電電圧になっているので、コンデンサC3の充電電圧が所定の閾値を越えたときから、電源IC10は出力端子VOUT2から第2電源電圧V2を出力開始する。従って、第2電源電圧V2の出力タイミングは、トランジスタQ1がオフ状態にされてからのコンデンサC3の充電時間によって決定されている。
第3電源部4は、第3電源回路(以下、第3電源ICという。)11と、コンデンサC5、C6、C10と、スイッチ素子(以下、トランジスタQ2という)とを含む。
第3電源IC11は、入力端子VIN3と出力端子VOUT3とを有し、入力端子VIN3に12V入力電圧が入力され、出力端子VOUT3から第3電源電V3(1.8V)を出力する回路である。また、第3電源IC11は、制御端子CE3を有しており、制御端子CE3に入力される制御電圧に基づいて、出力端子VOUT3から第3電源電圧V3を出力する。特に限定されないが、第3電源IC11は、制御端子CE3に入力される制御電圧が所定の閾値未満の場合には第3電源電圧V3を出力せずに、制御端子CE3に入力される制御電圧が所定の閾値以上の場合には第3電源電圧V3を出力する。
第3電源IC11の入力端子VIN3は、12V入力電圧の電源ラインと、コンデンサC6の一端とに接続されている。制御端子CE3は、コンデンサC5の一端と、トランジスタQ2のコレクタとに接続されている。コンデンサC5の他端と、コンデンサC6の他端と、トランジスタQ2のエミッタとは接地電位に接続されている。トランジスタQ2のベースは、トランジスタQ3のコレクタに接続され、抵抗R1を介して12V入力電圧の出年限ラインに接続されている。出力端子VOUT3は、コンデンサC10を介して接地電位に接続されると共に、映像処理部7に接続されている。コンデンサC10の充電電圧が第3電源電圧V3になっている。
トランジスタQ2のオン状態及びオフ状態は、タイミング制御部5のトランジスタQ3のオン状態及びオフ状態、および/または、12V入力電圧の供給/非供給によって制御される。トランジスタQ3がオフ状態であって、トランジスタQ2がオン状態になると、制御端子CE3は接地電位に接続された状態になるので、コンデンサC5が充電されず、制御電圧が制御端子CE3に供給不可能な状態となる。その結果、入力端子VIN3に12V入力電圧が入力されても、出力端子VOUT3から第2電源電圧V3が出力されることはない。
一方、トランジスタQ3がオン状態になって、トランジスタQ2がオフ状態になると、制御端子CE3は接地電位に対して開放された状態になるので、コンデンサC5が充電され、制御電圧が制御端子CE3に供給可能な状態となる。従って、入力端子VIN3に12V入力電圧が入力されると、第3電源IC11の内部回路を介しコンデンサC5が所定の時定数に従って充電される。制御端子CE3の制御電圧はコンデンサC5の充電電圧になっているので、コンデンサC5の充電電圧が所定の閾値を越えたときから、電源IC10は出力端子VOUT3から第3電源電圧V3を出力開始する。従って、第3電源電圧V3の出力タイミングは、トランジスタQ2がオフ状態にされてからのコンデンサC5の充電時間によって決定されている。
タイミング制御部5は、第2電源部3が第2電源電圧V2を出力開始する(第2電源電圧V2が立ち上がる)タイミング、及び、第3電源部4が第3電源電圧V3を出力開始する(第3電源電圧V3が立ち上がる)タイミングを、第1電源部2が第1電源電圧V1を出力開始する(第1電源電圧V1が立ち上がる)タイミングより遅延させる回路である。また、タイミング制御部5は、第1電源部2が第1電源電圧V1の電圧低下を開始する(第1電源電圧V1が下がる)タイミングを、第2電源部3が第2電源電圧V2の電圧低下を開始する(第2電源電圧V2が立ち下がる)タイミング、及び、第3電源部4が第3電源電圧V3の電圧低下を開始する(第3電源電圧V3が立ち下がる)タイミングより遅延させる回路である。
タイミング制御部5は、第1電源部2から出力されるタイミング制御電圧V1bに基づいてオン状態又はオフ状態に制御されるスイッチ素子を有する。スイッチ素子は、タイミング制御電圧V1bによってオン状態又はオフ状態に制御されることによって、第2電源部3のトランジスタQ1および第3電源部4のトランジスタQ2をオンオフ制御する。タイミング制御電圧V1bの変化(上昇及び低下)は、第1電源電圧V1の変化(上昇及び低下)に略対応しているので、タイミング制御電圧V1bに応答してトランジスタQ1,Q2のオンオフを制御することにより、第1電源部2からの第1電源電圧V1の変化に応答して、第2電源電圧V2を出力開始するタイミング及び電圧低下を開始するタイミング、ならびに、第3電源電圧V3を出力開始するタイミング及び電圧低下を開始するタイミングを制御することができる。
タイミング制御部5は、スイッチ素子の一例としてトランジスタQ3を含む。トランジスタQ3のコレクタはトランジスタQ1のベースと、トランジスタQ2のベースとに接続され、かつ、抵抗R1を介して12V入力電圧の電源ラインに接続され、そのエミッタは接地電位に接続され、そのベースはダイオードD1のカソードに接続されている。ダイオードD1のアノードには第1電源部2からのタイミング制御電圧V1bが供給されている。ダイオードD1とトランジスタQ3との導通開始電圧が共に0.6Vずつとすると、タイミング制御電圧V1bが1.2V未満であればトランジスタQ3がオフ状態になり、タイミング制御電圧V1bが1.2V以上であればトランジスタQ3がオン状態になる。
以上の構成を有する電源回路1について、その動作を図2、図3を参照して説明する。図2は、各電源電圧の立ち上がり時における各電圧の波形を示す図である。図3は、各電源電圧の立ち下がり時における各電圧の波形を示す図である。
まず、図2を参照し、(コンデンサC1,C3,C5に充電電圧が残っていない状態からの)各電源電圧の立ち上がり時について説明する。12V入力電圧が入力されるまでは、第1電源IC9の入力端子VIN1に12V入力電圧が入力されていないので、コンデンサC1は充電されず、出力端子VOUT1から電圧V1aが出力されない。タイミング制御電圧V1bは1.2V未満になっているので、タイミング制御部5のトランジスタQ3はオフ状態になっている。トランジスタQ1、Q2は、ベースに12V入力電圧が供給されていないのでオフ状態になっているが、入力端子VIN2およびVIN3にも12V入力電圧が供給されていないので、第2電源電圧V2、第3電源電圧V3は出力されていない。
12V入力電圧が入力開始すると、各電源ICの入力端子VINに12V入力電圧が入力される。第1電源IC9は、12V入力電圧が入力されると、内部回路を介してコンデンサC1への充電を開始する。コンデンサC1の時定数に応じてコンデンサC1の充電電圧が増加し、時刻t1において所定の閾値電圧に達すると、電源IC9は4V電圧V1aを出力開始する。その結果、レギュレータ6Aは第1電源電圧V1を出力開始し、レギュレータ6Bはタイミング制御電圧V1bを出力開始する。なお、コンデンサC8の容量(時定数)がコンデンサC7の容量(時定数)よりも小さいので、タイミング制御電圧V1bの方がやや早く電圧が上昇する。つまり、タイミング制御電圧V1bの電圧値は時刻t1〜t3にかけて徐々に上昇し、第1電源電圧V1の電圧値は時刻t1〜t4にかけて徐々に上昇する。
第2電源IC10は、12V入力電圧が入力されても、時刻t2までは、トランジスタQ1がベースに12V入力電圧が供給されてオン状態になっているので、制御端子CE2が接地電位に接続された状態を継続し、コンデンサC3は充電されない。従って、第2電源電圧V2は未だ出力開始されない。同様に、第3電源IC11は、12V入力電圧が入力されても、時刻t2までは、トランジスタQ2がベースに12V入力電圧が供給されてオン状態になっているので、制御端子CE3が接地電位に接続された状態を継続し、コンデンサC5は充電されない。従って、第3電源電圧V3は未だ出力開始されない。
時刻t2において、タイミング制御電圧V1bが1.2Vに達すると、タイミング制御部5のトランジスタQ3がオン状態になる。トランジスタQ1、Q2は、ベースが接地電位に接続された状態になり、両方ともオフ状態になる。その結果、第2電源IC10の制御端子CE2と第3電源IC11の制御端子CE3とは、接地電位に対して開放された状態になる。
第2電源IC10は、コンデンサC3の充電を開始する。コンデンサC3の時定数に応じてコンデンサC3の充電電圧が増加し、時刻t5において所定の閾値電圧に達すると、第2電源IC10は第2電源電圧V2の出力を開始する。第2電源電圧V2の電圧値は時刻t5〜t7にかけて徐々に上昇する。第2電源電圧V2は、映像処理部7に供給されており、時刻t7で定常状態である2.5Vに達する。このように、タイミング制御電圧V1bによってトランジスタQ3のオンオフを制御することによって、第2電源電圧V2が立ち上がるタイミングを、第1電源電圧V1が立ち上がるタイミングよりも遅くすることができる。なお、第1電源電圧V1が定常状態(3.3V)に達した後に、第2電源電圧V2を出力開始するためには、t2〜t5までの時間が、t2〜t4までの時間よりも長くなるように、コンデンサC3の時定数を設定すればよい。
同様に、第3電源IC11は、コンデンサC5の充電を開始する。コンデンサC5の時定数に応じてコンデンサC5の充電電圧が増加し、時刻t5において所定の閾値電圧に達すると、第3電源IC11は第3電源電圧V3の出力を開始する。第3電源電圧V3の電圧値は時刻t5〜t6にかけて徐々に上昇する。第3電源電圧V3は、映像処理部7に供給されており、時刻t6で定常状態である1.8Vに達する。このように、タイミング制御電圧V1bによってトランジスタQ3のオンオフを制御することによって、第3電源電圧V3が立ち上がるタイミングを、第1電源電圧V1が立ち上がるタイミングよりも遅くすることができる。なお、第1電源電圧V1が定常状態(3.3V)に達した後に、第3電源電圧V3を出力開始するためには、t2〜t5までの時間が、t2〜t4までの時間よりも長くなるように、コンデンサC5の時定数を設定すればよい。なお、第2電源電圧V2と第3電源電圧V3とが同時に出力開始するようにしているが、各々が異なるタイミングで出力開始してもよい。
次に、図2を参照し、(コンデンサC1,C3,C5に充電電圧が残っている状態からの)各電源電圧の立ち上がり時について説明する。12V入力電圧が入力されていない状態において、コンデンサC1,C3,C5に充電電圧が残っている場合がある。この場合には、12V入力電圧が入力されていないので、4V電圧V1a(第1電源電圧V1、タイミング制御電圧V1b)、第2電源電圧V2、第3電源電圧V3は出力されていない。また、トランジスタQ3はオフ状態になっており、トランジスタQ1,Q2はベースに12V入力電圧が供給されておらず、オフ状態になっている。従って、コンデンサC3,C5には充電電圧がいまだ残っている。
12V入力電圧が入力開始すると、時刻t1において、第1電源IC9の出力端子VOUT1から4V出力電圧V1aが出力開始され、第1電源電圧V1とタイミング制御電圧V1bとが上昇を開始する。ここで、時刻t2になるまでは、タイミング制御電圧V1bが1.2V未満であるので、トランジスタQ3はオフ状態であり、トランジスタQ1、Q2はベースに12V入力電圧が供給されてオン状態になっている。従って、コンデンサC3に残っている充電電圧はトランジスタQ1を介して接地電位に放電され、時刻t2までに充電されていない状態になる。同様に、コンデンサC5に残っている充電電圧はトランジスタQ2を介して接地電位に放電され、時刻t2までに充電されていない状態になる。
時刻t2になると、上記と同様に、タイミング制御電圧V1bが1.2Vに達するので、トランジスタQ3がオン状態になり、トランジスタQ1、Q2がオフ状態になる。従って、コンデンサC3、C5が電圧が充電されていない状態から充電が開始され、時刻t5において、電源IC10および電源IC11が、第2電源電圧V2および第3電源電圧V3をそれぞれ出力するようになる。その他の動作は上記と同様である。
以上のように、コンデンサC1、C3、C5に充電電圧が残っている状態で、12V入力電圧が入力開始されても、トランジスタQ1,Q2をオン状態にして、コンデンサC3,C5の充電電圧が放電されることにより、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3の立ち上がりを、第1電源電圧の立ち上がりよりも遅くすることができる。
次に、図3を参照して、各電源電圧の立ち下がり時について説明する。コンデンサC8の容量がコンデンサC7の容量よりも小さく設定されているので、12V入力電圧が低下すると、時刻t11において、まずタイミング制御電圧V1bが低下を開始し、第1電源電圧V1は未だ低下を開始しない。そして、タイミング制御電圧V1bが時刻t12で1.2V未満になった後に、第1電源電圧V1が時刻t13で電圧低下を開始するように設定されている。
時刻t12までは、タイミング制御電圧V1bが1.2V以上であるので、タイミング制御部5のトランジスタQ3はオン状態を維持している。従って、トランジスタQ1はオフ状態を維持し、第2電源IC10は第2電源電圧V2を出力し続けている。なお、入力端子VIN2に入力される12V入力電圧が低下しているが、コンデンサC9に残っている充電電圧によって、第2電源電圧V2が定常状態に維持されている。同様に、トランジスタQ2はオフ状態を維持し、第3電源IC11は第3電源電圧V2を出力し続けている。入力端子VIN3に入力される12V入力電圧が低下しているが、コンデンサC10に残っている充電電圧によって、第3電源電圧V3が定常状態に維持されている。
時刻t12において、タイミング制御電圧V1bが1.2V未満になると、タイミング制御部5のトランジスタQ3がオフ状態になる。従って、トランジスタQ1はオン状態になり(ベースに供給される12V入力電圧は低下しているものの、未だトランジスタQ1の導通開始電圧以上であるため)、第2電源IC10の制御端子CE2が接地電位に接続された状態なる。コンデンサC3の充電電圧は、トランジスタQ1を介して接地電位に瞬間的に放電されるので、制御端子CE2の制御電圧が瞬間的に0になる。従って、第2電源IC10は、第2電源電圧V2の出力を停止し、第2電源電圧V2は時刻t12に瞬間的立ち下がる。その結果、第1電源電圧V1が時刻t13において電圧低下を開始する前に、第2電源電圧V2が電圧低下を開始することができる。
同様に、タイミング制御部5のトランジスタQ3がオフ状態になると、トランジスタQ2はオン状態になり(ベースに供給される12V入力電圧は低下しているものの、未だトランジスタQ2の導通開始電圧以上であるため)、第3電源IC11の制御端子CE3が接地電位に接続された状態なる。コンデンサC5の充電電圧は、トランジスタQ2を介して接地電位に瞬間的に放電されるので、制御端子CE3の制御電圧が瞬間的に0になる。従って、第3電源IC11は第3電源電圧V3の出力を停止し、第3電源電圧V3は時刻t12に瞬間的に立ち下がる。その結果、第1電源電圧V1が時刻t13において電圧低下を開始する前に、第3電源電圧V3が電圧低下を開始することができる。
以上のように、本実施形態によると、電源電圧の立ち上がり時には、第1電源電圧V1が立ち上がった後に、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3を立ち上がらせることができる。電源電圧の立ち下がり時には、第2電源電圧V2及び第3電源電圧V3が立ち下がった後に、第1電源電圧V1を立ち下がらせることができる。なお、第3電源電圧V3が被電源供給部7にとって不要である場合には、第3電源部4を設けなくてもよい。
[別の実施形態]
図4は、本発明の別の好ましい実施形態による電源回路21を示す概略回路図である。電源回路21は、図1の電源回路1と比較して、第2電源部3が生成する第2タイミング制御電圧V2b(コンデンサC11の充電電圧)が供給され、第2タイミング制御電圧V2bに基づいて、第3電源部4のトランジスタQ2のオン状態及びオフ状態を制御する第2タイミング制御部5Bが設けられている点で異なり、その他は同一である。第2タイミング制御部5Bは、トランジスタQ3BとダイオードD1Bを含む。
すなわち、第1電源部2が生成するタイミング制御電圧V1bがタイミング制御部5に入力されて、タイミング制御電圧V1bが1.2V以上になると、トランジスタQ3がオン状態になり、トランジスタQ1がオフ状態になり、コンデンサC3の充電が開始されて、第2電源電圧V2(及び第2タイミング制御電圧V2b)の出力が開始される。続いて、第2タイミング制御電圧V2bが第2タイミング制御部5Bに入力されて、第2タイミング制御電圧V2bが1.2V以上になると、トランジスタQ3Bがオン状態になり、トランジスタQ2がオフ状態になり、コンデンサC5の充電が開始されて、第3電源電圧V3の出力が開始される。
従って、電源電圧の立ち上がり時には、第1電源電圧V1が立ち上がった後に、第2電源電圧V2が立ち上がり、さらにその後、第3電源電圧V3を立ち上がらせることができる。同様に、電源電圧の立ち下がり時には、第3電源電圧V3が立ち下がった後に、第2電源電圧V2が立ち下がり、さらにその後、第1電源電圧V1を立ち下がらせることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、スイッチ素子の種類はトランジスタに限定されない。トランジスタの極性や数も上記のものに限定されず、pnp型トランジスタが使用されてもよく、複数のトランジスタが組み合わされて使用されてもよい。また、タイミング制御部の接続構成は上記の実施形態に限定されない。
本発明は、AVアンプ等のオーディオ機器の電源回路として好適に採用され得る。
本発明の好ましい実施形態による電源回路1を示す回路図である。 電源電圧の立ち上がり時における電源回路1の動作を示すタイミングチャートである。 電源電圧の立ち下がり時における電源回路1の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の別の好ましい実施形態による電源回路21を示す回路図である。 従来の電源回路101を示す回路図である。
符号の説明
1 電源回路
2 第1電源部
3 第2電源部
4 第3電源部
5 タイミング制御部

Claims (8)

  1. 入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第1電源電圧を生成すると共に、後記タイミング制御部に供給するタイミング制御電圧を生成する第1電源部と、
    入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第2電源電圧を生成する第2電源部と、
    前記タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第1電源部が前記第1電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させるタイミング制御部とを備え、
    前記第2電源部が、制御端子を有し、前記制御端子に供給される制御電圧に応じて前記第2電源電圧を出力し、かつ、前記制御端子に前記制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第1スイッチ部をさらに有し、
    前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が所定電圧以上のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能なように前記第1スイッチ部を制御し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能なように前記第1スイッチ部を制御し、
    前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、
    前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満の状態から、前記所定電圧以上の状態に変化したときに、前記充電回路の充電が開始され、前記第2電源電圧が増加する、電源回路。
  2. 前記タイミング制御電圧が前記所定電圧に達してから前記第2電源部が前記第2電源電圧を出力開始するまでの時間が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧に達してから前記第1電源電圧が定常状態に達するまでの時間よりも長くなるように、前記充電回路の時定数が設定されている、請求項に記載の電源回路。
  3. 入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第1電源電圧を生成すると共に、後記タイミング制御部に供給するタイミング制御電圧を生成する第1電源部と、
    入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第2電源電圧を生成する第2電源部と、
    前記タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第1電源部が前記第1電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させるタイミング制御部とを備え、
    前記第2電源部が、制御端子を有し、前記制御端子に供給される制御電圧に応じて前記第2電源電圧を出力し、かつ、前記制御端子に前記制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第1スイッチ部をさらに有し、
    前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が所定電圧以上のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能なように前記第1スイッチ部を制御し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能なように前記第1スイッチ部を制御し、
    前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、
    前記充電回路に電圧が充電されている状態において、前記入力電圧が入力開始された場合には、前記第1スイッチ部がオン状態になることによって前記充電回路の充電電圧が一旦放電された後、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満の状態から前記所定電圧以上の状態に変化して、前記充電回路の充電が開始され、前記第2電源電圧が増加する、電源回路。
  4. 入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第1電源電圧を生成すると共に、後記タイミング制御部に供給するタイミング制御電圧を生成する第1電源部と、
    入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第2電源電圧を生成する第2電源部と、
    前記タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第1電源部が前記第1電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させるタイミング制御部とを備え、
    前記第2電源部が、制御端子を有し、前記制御端子に供給される制御電圧に応じて前記第2電源電圧を出力し、かつ、前記制御端子に前記制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第1スイッチ部をさらに有し、
    前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が所定電圧以上のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能なように前記第1スイッチ部を制御し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能なように前記第1スイッチ部を制御し、
    前記第2電源部が、前記制御端子に接続され、前記入力電圧に応じて前記制御電圧を充電する充電回路をさらに有し、
    前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上の状態から、前記所定電圧未満の状態に変化したときに、前記第1スイッチ部がオン状態になることによって前記充電回路の充電電圧が放電され、前記第2電源電圧が低下する、電源回路。
  5. 前記第1電源部が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満になった後に、前記第1電源電圧の低下を開始させる、請求項に記載の電源回路。
  6. 入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第1電源電圧を生成すると共に、後記タイミング制御部に供給するタイミング制御電圧を生成する第1電源部と、
    入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第2電源電圧を生成する第2電源部と、
    前記タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第1電源部が前記第1電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させるタイミング制御部とを備え、
    前記第2電源部が、制御端子を有し、前記制御端子に供給される制御電圧に応じて前記第2電源電圧を出力し、かつ、前記制御端子に前記制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第1スイッチ部をさらに有し、
    前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が所定電圧以上のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能なように前記第1スイッチ部を制御し、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のとき、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能なように前記第1スイッチ部を制御し、
    入力電圧に基づいて、被電源供給部に供給する第3電源電圧を生成する第3電源部と、
    前記第2電源部から出力される第2タイミング制御電圧が入力されることにより、前記第3電源部が前記第3電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングを、前記第2電源部が前記第2電源電圧を前記被電源供給部に出力開始するタイミングよりも遅延させる第2タイミング制御部とをさらに備え、
    前記第3電源部が、第2制御端子を有し、前記第2制御端子に供給される第2制御電圧に応じて前記第3電源電圧を出力し、かつ、前記第2制御端子に前記第2制御電圧を供給可能にするか否かを制御する第3スイッチ部をさらに有し、
    前記第2タイミング制御部が、前記第2タイミング制御電圧が第2所定電圧以上のとき、前記第2制御端子に前記第2制御電圧が供給可能なように前記第3スイッチ部を制御し、前記第2タイミング制御電圧が前記第2所定電圧未満のとき、前記第2制御端子に前記第2制御電圧が供給不可能なように前記第3スイッチ部を制御する、電源回路。
  7. 前記タイミング制御部が、前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上であるか否かに応じてオン状態又はオフ状態に制御される第2スイッチ部を有し、前記第2スイッチ部のオン状態及びオフ状態に応じて、前記第1スイッチ部のオン状態及びオフ状態が制御される、請求項1〜6のいずれかに記載の電源回路。
  8. 前記タイミング制御電圧が前記所定電圧以上のときに、前記第2スイッチ部がオン状態になり、前記第1スイッチ部がオフ状態になり、前記制御端子に前記制御電圧が供給可能になり、
    前記タイミング制御電圧が前記所定電圧未満のときに、前記第2スイッチ部がオフ状態になり、前記第1スイッチ部がオン状態になり、前記制御端子に前記制御電圧が供給不可能になる、請求項に記載の電源回路。
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