JPH07284227A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JPH07284227A JPH07284227A JP6071760A JP7176094A JPH07284227A JP H07284227 A JPH07284227 A JP H07284227A JP 6071760 A JP6071760 A JP 6071760A JP 7176094 A JP7176094 A JP 7176094A JP H07284227 A JPH07284227 A JP H07284227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- voltage
- circuit
- power
- constant voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源Aと電源Bの2電源を有する電源回路に
おいて、電源Bが必ず電源Aよりも後から立ち上がるよ
うにする。 【構成】 電源トランス1で降圧された巻線L1の電圧を
ダイオード2で整流しコンデンサ3で平滑して定電圧回
路4に入力し、所定の定電圧電源Aに生成する。電源A
にフォトカプラ5を接続し、電源Aの電圧が所定電圧以
上に達した場合にフォトカプラ内の発光ダイオード6が
発光し、フォトトランジスタ7がオンする。これにより
トランジスタ13がオフし、定電圧回路11の制御端子12を
「H」にする。定電圧回路11は、制御端子12の「H」に
て、巻線L2の電圧をダイオード9で整流しコンデンサ10
で平滑した直流を、所定の定電圧電源Bに生成して出力
する。
おいて、電源Bが必ず電源Aよりも後から立ち上がるよ
うにする。 【構成】 電源トランス1で降圧された巻線L1の電圧を
ダイオード2で整流しコンデンサ3で平滑して定電圧回
路4に入力し、所定の定電圧電源Aに生成する。電源A
にフォトカプラ5を接続し、電源Aの電圧が所定電圧以
上に達した場合にフォトカプラ内の発光ダイオード6が
発光し、フォトトランジスタ7がオンする。これにより
トランジスタ13がオフし、定電圧回路11の制御端子12を
「H」にする。定電圧回路11は、制御端子12の「H」に
て、巻線L2の電圧をダイオード9で整流しコンデンサ10
で平滑した直流を、所定の定電圧電源Bに生成して出力
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源装置に係り、複数の
電源の電圧の立ち上がりのタイミングを制御するものに
関する。
電源の電圧の立ち上がりのタイミングを制御するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電源を用いる装置では、電源電圧
の立ち上がり順序が違った場合に負荷回路が動作しな
い、あるいは所定の機能を行わないものがある。このた
め、例えば、定電圧電源回路を用いる場合は定電圧回路
の基準電圧あるいは比較電圧の時定数を適宜に設定し、
立ち上がり時間に差をつける等の方法が用いられる。こ
の場合、電源オンが、前回電源をオフしてから充分な時
間が経過した後であれば、各電源の電圧は設定された時
間差で立ち上がるが、例えば、電源をオフしてから短時
間のうちに電源をオンする、あるいは短い周期で電源オ
ン・オフを繰り返すような使い方をしたような場合、各
電源に介挿されているコンデンサの残留電荷の値が、電
源をオフしてから充分な時間が経過した後に電源オンし
た場合の値と異なるため、電源の立ち上がり順序が逆に
なる、あるいは立ち上がり時間の差が不安定になる等の
現象が生じ、負荷回路が安定に動作できない場合があ
る。
の立ち上がり順序が違った場合に負荷回路が動作しな
い、あるいは所定の機能を行わないものがある。このた
め、例えば、定電圧電源回路を用いる場合は定電圧回路
の基準電圧あるいは比較電圧の時定数を適宜に設定し、
立ち上がり時間に差をつける等の方法が用いられる。こ
の場合、電源オンが、前回電源をオフしてから充分な時
間が経過した後であれば、各電源の電圧は設定された時
間差で立ち上がるが、例えば、電源をオフしてから短時
間のうちに電源をオンする、あるいは短い周期で電源オ
ン・オフを繰り返すような使い方をしたような場合、各
電源に介挿されているコンデンサの残留電荷の値が、電
源をオフしてから充分な時間が経過した後に電源オンし
た場合の値と異なるため、電源の立ち上がり順序が逆に
なる、あるいは立ち上がり時間の差が不安定になる等の
現象が生じ、負荷回路が安定に動作できない場合があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、後から立ち
上げる電源にオンオフ機能を有する電源回路を使用し、
先に立ち上げる電源が所定の電圧に上昇した後にら立ち
上げる電源の電源回路をオンするようにし、この電源の
電圧が電源オフしてから再度電源をオンするまでの時間
差等に左右されずに必ず後から立ち上がるようにするこ
とにある。
上げる電源にオンオフ機能を有する電源回路を使用し、
先に立ち上げる電源が所定の電圧に上昇した後にら立ち
上げる電源の電源回路をオンするようにし、この電源の
電圧が電源オフしてから再度電源をオンするまでの時間
差等に左右されずに必ず後から立ち上がるようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、交流電源より第1の直流電圧を生成して出
力する第1の電源と、第1の電源に接続され出力電圧が
所要の電圧以上になった場合に信号出力する電圧検出部
と、電源出力をオンオフする制御端子を有し前記電圧検
出部より同制御端子への信号印加にて交流電源より生成
された第2の直流電圧を出力する第2の電源とで構成し
た電源装置を提供するものである。
決するため、交流電源より第1の直流電圧を生成して出
力する第1の電源と、第1の電源に接続され出力電圧が
所要の電圧以上になった場合に信号出力する電圧検出部
と、電源出力をオンオフする制御端子を有し前記電圧検
出部より同制御端子への信号印加にて交流電源より生成
された第2の直流電圧を出力する第2の電源とで構成し
た電源装置を提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による電源
装置においては、第1の電源よりの第1の直流電圧出力
の立ち上がりを検出し、この検出に基づいて第2の電源
の制御端子をオンにし、第2の直流電圧を出力する。
装置においては、第1の電源よりの第1の直流電圧出力
の立ち上がりを検出し、この検出に基づいて第2の電源
の制御端子をオンにし、第2の直流電圧を出力する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による電源装置
の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電源装
置の一実施例の要部回路図である。図において、1は電
源トランスで、商用電源を2次巻線L1および2次巻線L2
にそれぞれ適宜に降圧した電圧を出力する。2はダイオ
ード、3は平滑コンデンサで、2次巻線L1よりの交流を
ダイオード2で整流し、コンデンサ3で平滑して直流電
源にする。4は定電圧回路で、ダイオード2およびコン
デンサ3等でなる整流回路よりの直流電圧を安定化され
た所定の電圧にして出力する(電源A)。5はフォトカ
プラで、電源Aの電圧が所定の電圧以上に達したとき発
光ダイオード6が発光し、これによりフォトトランジス
タ7がオンし、端子dおよび端子e間を短絡する。8は
電圧安定化回路で、例えば、図2に示す如くに構成され
たもので、抵抗R1とでシャントレギュレータを構成し、
端子bと端子cの間の電圧、すなわち抵抗R3の両端間の
電圧がツェナーダイオード21による基準電圧Vrefを越え
た場合、抵抗R3の両端間の電圧が前記基準電圧Vrefに一
致するように演算回路22でトランジスタ23を駆動するも
ので、電源A→抵抗R1→端子a→発光ダイオード6→電
圧安定化回路8→端子cの経路で電流を引き込み、この
電流によって発光ダイオード6が発光する。従って、電
源Aが何Vに上昇したとき発光ダイオード6が発光する
するかは、抵抗R2および抵抗R3の比率により設定でき
る。
の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電源装
置の一実施例の要部回路図である。図において、1は電
源トランスで、商用電源を2次巻線L1および2次巻線L2
にそれぞれ適宜に降圧した電圧を出力する。2はダイオ
ード、3は平滑コンデンサで、2次巻線L1よりの交流を
ダイオード2で整流し、コンデンサ3で平滑して直流電
源にする。4は定電圧回路で、ダイオード2およびコン
デンサ3等でなる整流回路よりの直流電圧を安定化され
た所定の電圧にして出力する(電源A)。5はフォトカ
プラで、電源Aの電圧が所定の電圧以上に達したとき発
光ダイオード6が発光し、これによりフォトトランジス
タ7がオンし、端子dおよび端子e間を短絡する。8は
電圧安定化回路で、例えば、図2に示す如くに構成され
たもので、抵抗R1とでシャントレギュレータを構成し、
端子bと端子cの間の電圧、すなわち抵抗R3の両端間の
電圧がツェナーダイオード21による基準電圧Vrefを越え
た場合、抵抗R3の両端間の電圧が前記基準電圧Vrefに一
致するように演算回路22でトランジスタ23を駆動するも
ので、電源A→抵抗R1→端子a→発光ダイオード6→電
圧安定化回路8→端子cの経路で電流を引き込み、この
電流によって発光ダイオード6が発光する。従って、電
源Aが何Vに上昇したとき発光ダイオード6が発光する
するかは、抵抗R2および抵抗R3の比率により設定でき
る。
【0007】9はダイオード、10は平滑コンデンサで、
2次巻線L2よりの交流をダイオード9で整流し、コンデ
ンサ10で平滑して直流電源にする。11は定電圧回路で、
電源出力をオン・オフする制御端子12を有し、制御端子
12が「H」の場合にダイオード9および平滑コンデンサ
10等でなる整流回路よりの直流電圧を安定化し、所要の
電圧にして出力し(電源B)、制御端子12が「L」の場
合に電圧出力を停止する。13はNPN型トランジスタ
で、前記フォトカプラ5のフォトトランジスタ7のオン
にてベースが接地電位となり、オフし、コレクタに接続
された前記制御端子12を抵抗R15を介して「H」にし、
前記フォトトランジスタ7のオフにて、ベース電圧が抵
抗R14を介して「H」となり、前記制御端子12を「L」
にする。
2次巻線L2よりの交流をダイオード9で整流し、コンデ
ンサ10で平滑して直流電源にする。11は定電圧回路で、
電源出力をオン・オフする制御端子12を有し、制御端子
12が「H」の場合にダイオード9および平滑コンデンサ
10等でなる整流回路よりの直流電圧を安定化し、所要の
電圧にして出力し(電源B)、制御端子12が「L」の場
合に電圧出力を停止する。13はNPN型トランジスタ
で、前記フォトカプラ5のフォトトランジスタ7のオン
にてベースが接地電位となり、オフし、コレクタに接続
された前記制御端子12を抵抗R15を介して「H」にし、
前記フォトトランジスタ7のオフにて、ベース電圧が抵
抗R14を介して「H」となり、前記制御端子12を「L」
にする。
【0008】前記電源Aは、例えば、機器の各部を制御
する制御回路等に供給され、電源Bは前記制御回路で制
御される各回路に供給される。すなわち、各被制御回路
は、制御回路が動作を開始した後に電源が供給されるの
で、制御回路が動作を開始する前に被制御回路に電源が
供給されたために誤動作をする、あるいは所定の動作を
開始できない等の問題を生じることがない。なお、上記
では、2つの電源回路をそれぞれ定電圧回路で構成した
例で説明したが、何れも定電圧回路に限定されるもので
はなく、また、電源回路が2つの例で説明したが、電圧
の立ち上がり順を3段階以上に設定する場合、第2の電
源にも上記フォトカプラ5を接続し、この出力によって
第3の電源を制御するようにする。
する制御回路等に供給され、電源Bは前記制御回路で制
御される各回路に供給される。すなわち、各被制御回路
は、制御回路が動作を開始した後に電源が供給されるの
で、制御回路が動作を開始する前に被制御回路に電源が
供給されたために誤動作をする、あるいは所定の動作を
開始できない等の問題を生じることがない。なお、上記
では、2つの電源回路をそれぞれ定電圧回路で構成した
例で説明したが、何れも定電圧回路に限定されるもので
はなく、また、電源回路が2つの例で説明したが、電圧
の立ち上がり順を3段階以上に設定する場合、第2の電
源にも上記フォトカプラ5を接続し、この出力によって
第3の電源を制御するようにする。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による電
源装置によれば、電源Bは、電源Aの立ち上がりの検出
に基づいて出力オンに制御されるので、電源Bは必ず電
源Aが立ち上がった後に立ち上がるものとなり、例え
ば、電源のオン・オフ操作が繰り返されるような場合で
もこの順序は崩れない。従って、電源Bにより動作する
被制御回路に、電源Aに接続され前記被制御回路の制御
を行う制御回路よりも先に電源が供給され、このために
誤動作する、あるいは所定の動作に入れない等の問題を
解決することができる。
源装置によれば、電源Bは、電源Aの立ち上がりの検出
に基づいて出力オンに制御されるので、電源Bは必ず電
源Aが立ち上がった後に立ち上がるものとなり、例え
ば、電源のオン・オフ操作が繰り返されるような場合で
もこの順序は崩れない。従って、電源Bにより動作する
被制御回路に、電源Aに接続され前記被制御回路の制御
を行う制御回路よりも先に電源が供給され、このために
誤動作する、あるいは所定の動作に入れない等の問題を
解決することができる。
【図1】本発明による電源装置の一実施例の要部回路図
である。
である。
【図2】電圧安定化回路の一例である。
1 電源トランス 4 定電圧回路 5 フォトカプラ 6 発光ダイオード 7 フォトトランジスタ 8 電圧安定化回路 11 定電圧回路 12 出力オンオフ制御端子 13 トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電源より第1の直流電圧を生成して
出力する第1の電源と、第1の電源に接続され出力電圧
が所要の電圧以上になった場合に信号出力する電圧検出
部と、電源出力をオンオフする制御端子を有し前記電圧
検出部より同制御端子への信号印加にて交流電源より生
成された第2の直流電圧を出力する第2の電源とで構成
した電源装置。 - 【請求項2】 前記電圧検出部はフォトカプラで構成し
てなる請求項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 前記フォトカプラに電圧の設定が可能な
電圧安定化回路を設け、この電圧安定化回路の電圧調整
にて電圧検出基準を設定するようにした請求項2記載の
電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6071760A JPH07284227A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6071760A JPH07284227A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284227A true JPH07284227A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13469826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6071760A Pending JPH07284227A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268212A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Onkyo Corp | 電源回路 |
JP2009303369A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Onkyo Corp | 電源回路 |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP6071760A patent/JPH07284227A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268212A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Onkyo Corp | 電源回路 |
JP2009303369A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Onkyo Corp | 電源回路 |
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