JP4934555B2 - 注型装置 - Google Patents

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Description

本発明は、減圧下に於いて、注型用型に注型用材料の注入を行うための注型装置であって、種々の容器類への注型材料の充填にも兼用可能な注型装置に関する。
従来、このような注型装置は、箱形の大型のケース内に必要な種々の要素を配して構成したものであり、容易に持ち運びできるような装置ではない。
例えば、特許文献1及び2の注型装置は、いずれも、基本的に、大型箱状のケース内にその内部を真空ポンプで減圧する減圧チャンバー及び該真空ポンプを配するポンプ室を配し、該減圧チャンバーには、その上部に注型材料の混合・攪拌及び混合・攪拌された注型材料を注型用型に注入する混合注入装置を配し、該減圧チャンバーの下部には注型対象である注型用型を配することとした真空注型装置である。
上記特許文献1及び2の注型装置は、以上の他、独自の構成要素を有するが、以上に述べた点は共通であり、大型で移動が困難であり、平坦面上に位置する注型用型に自在に注型材料を注入するようなことは不可能である。注型用型は必ずこれらの装置の減圧チャンバーの所定の位置に装入配置しなければならない。
また装置が大型であり、注型用型への注型材料の注型状態を良好に観察することも困難であった。
実開平05−70916号公報 特開2002−103352号公報
本発明は、以上の従来技術の問題点を解決し、移動が容易な簡易な装置であって、平坦面上に配置してある注型用型又はその他の種々の容器類を移動させることなく、そのままの位置で注型作業又は充填作業を行うことが可能であり、注型又は充填の様子を外部から観察可能である注型装置を提供することを解決の課題とする。また装置の分離・分解が可能で、清掃も容易であり、かつこの注型の際又は充填の際に気泡を発生することのない優れた注型・充填能力を備えた注型装置を提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、注型用型を囲みつつその周囲の平坦面上に下部開口部を閉塞状態に載置して用いる閉塞用天板を備えた円筒状の下部槽と、
注型材料を収容した材料容器を閉塞状態に囲む有底円筒状で、上部開口部にこれを開閉自在に閉じる蓋部材を備えた上部槽と、
前記下部槽の下部開口部の周縁に外装した弾性のパッキン部材及び前記上部槽の上部開口部の周縁に外装した弾性のパッキン部材と、
前記上部槽中の材料容器と前記下部槽中の注型用型との間に、前者から後者に注型材料を供給すべく配した供給配管と、
前記上部槽及び前記下部槽に、その注型動作の間、両者の内部を同時に所定のレベルに減圧すべく、接続した真空ポンプ装置と、
前記材料容器の下部から供給配管の下端までのいずれかの部位に挿入した注型材料を濾過するフィルタ部材と、
前記材料容器の下部から供給配管の下端までのいずれかの部位に挿入した開閉弁と、
で構成した注型装置である。
本発明の2は、本発明の1の注型装置に於いて、前記上部槽の蓋部材を透明の板材で構成したものである。
本発明の3は、本発明の1又は2の注型装置に於いて、前記下部槽の閉塞用天板を透明の板材で構成したものである。
本発明の4は、本発明の1、2又は3の注型装置に於いて、前記上部槽及び前記下部槽の各々に圧力調整及び減圧状態解除のためのリーク弁を備えた制御管を配したものである。
本発明の5は、本発明の1、2、3又は4の注型装置に於いて、前記下部槽と前記上部槽との間に該下部槽の上で該上部槽を支える支持部材を着脱自在に配したものである。
本発明の6は、本発明の1、2、3、4又は5の注型装置に於いて、前記供給配管を、前記材料容器の容器本体に接合固定する底部を兼ねる漏斗状部材と、該漏斗状部材の下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管であって、その上端を前記上部槽の底部に貫通状態に固設した主供給管と、該主供給管の下部に挿脱自在に結合する吐出管であって、前記下部槽の閉塞用天板に貫通状態に配した吐出管と、該吐出管の下端から垂下させた吐出ノズルとで構成したものである。
本発明の7は、本発明の6の注型装置に於いて、前記フィルタ部材を、前記材料容器の容器本体の下端と前記漏斗状部材の上端との間に介在させたものである。
本発明の8は、本発明の1、2、3、4又は5の注型装置に於いて、前記供給配管を、前記材料容器の容器本体の下端に、その下端の開口部に対応する開口部を中央に形成した、前記上部槽の蓋部材を介して、上端を結合することで該材料容器の底部を兼ねる漏斗状部材と、該漏斗状部材の下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管と、該主供給管の下部に挿脱自在に結合する吐出管であって、前記下部槽の閉塞用天板に貫通状態に配した吐出管と、該吐出管の下端から垂下させた吐出ノズルとで構成したものである。
本発明の9は、本発明の8の注型装置に於いて、前記フィルタ部材を、前記材料容器の容器本体の下端と前記蓋部材の上面との間に介在させたものである。
本発明の10は、本発明の6又は8の注型装置に於いて、前記開閉弁を前記主供給管の途中に挿入したものである。
本発明の11は、本発明の1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10の注型装置に於いて、前記材料容器に、これに注型材料を収容した際に該注型材料の上面に載せる状態に配する落とし蓋を配したものである。
本発明の12は、本発明の6の注型装置に於いて、前記蓋部材に、前記上部槽中の材料容器に注型材料を流下供給する材料供給管を貫通状態に配設し、該材料供給管の途中に開閉弁を挿入したものである。
本発明の13は、本発明の8の注型装置に於いて、前記上部槽の底部に、該上部槽中の材料容器に注型材料を流下供給する材料供給管を貫通状態に配設し、該材料供給管の途中に開閉弁を挿入したものである。
本発明の14は、本発明の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の注型装置に於いて、前記供給配管の全部又は一部を透明の部材で構成したものである。
本発明の1の注型装置によれば、注型対象の注型用型が平坦な面の上に配置してあれば、殆どの場合、その位置からそれを動かすことなく、それを密閉してそれ及び注型材料の双方を減圧下に置いた上で、注型操作を行うことが可能である。真空ポンプ装置が上部槽及び下部槽に接続してあるため双方を同一レベルの減圧状態に減圧可能であり、それ故、注型用型への注型材料の注入時に、その内部と外部との圧力差に起因する問題、即ち、型内に外部に逃げることができない小気泡が発生して残留してしまうような虞のないものとなる。同様にして、注型用に用いるカートリッジ型の容器を含めた種々の容器類に注型材料を気泡を発生させることなく充填するために使用することも可能である。
注型操作を行う空間が大型の箱形部材ではなく、円筒状の上部槽と下部槽との二つの槽状部材で構成されるものであり、減圧下に置く必要のある注型用型及び材料容器を確実にその条件下に置く一方でその必要のない空間をできるだけ排除したものであるため、全体の容量が少なく、その内部を減圧する真空ポンプ装置の排気量も小さなものとすることができる。
また、以上のように構成したため、全体が小型軽量となり、持ち運びその他の取り扱いが容易になる。また上部槽及び下部はいずれも円筒を基本とする構成の容器であるため、必要な強度も容易に確保できる。
前記材料容器の下部から供給配管の下端までのいずれかの部位に注型材料を濾過するフィルタ部材を挿入してあるため、注型用型内に異物が混入する虞が殆どないものとなっている。
本発明の2の注型装置によれば、上部槽の蓋部材を透明の板材で構成したため、注型操作中に上部槽中の材料容器中を覗き見ることが可能であり、注型材料の減少速度等を観察可能である。
本発明の3の注型装置によれば、下部槽の閉塞用天板を透明の板材で構成したため、前記供給配管を透明の部材で構成すれば、注型材料の流下状態を観察することが可能である。また注型用型への材料の注入状態が観察可能である。
本発明の4の注型装置によれば、上部槽及び下部槽内の圧力調整及び減圧状態の解除をスピーディかつ確実に行うことができる。必要に応じて個別の圧力調整や減圧状態解除を行うことも可能である。
本発明の5の注型装置によれば、上部槽を下部槽の上方に安定した状態に配置することができる。
本発明の6の注型装置によれば、前記供給配管の各部の結合及び分解が容易であり、装置全体の組み立て分解を容易にかつ確実に行うことができるものであり、更に該供給配管によって、上部槽中の材料容器の注型材料を適切に下部槽中の注型用型に注入することができる。なお、これは、上部槽をその底部が下に、上部開口部が上になる態様で使用する場合である。
本発明の7の注型装置によれば、材料容器の容器本体の下端と漏斗状部材の上端との間にフィルタ部材を挿入したので、注型材料中に異物が含まれていた場合にもこれが注型用型の中に注入される虞が無くなり、品質の良い、注型品を得ることができる。
本発明の8の注型装置によれば、上部槽を、その底部を上に、上部開口部を下にした態様で使用することが可能であり、このような態様で使用すべく、前記供給配管の各部の結合及び分解が可能であり、また装置全体の組み立て分解が容易にかつ確実に行われ得るものである。当然、該供給配管によって、上部槽中の材料容器の注型材料を適切に下部槽中の注型用型に注入することができる。
本発明の9の注型装置によれば、前記フィルタ部材を、前記材料容器の容器本体の下端と前記蓋部材の上面との間に挿入したため、注型材料中に異物が含まれていた場合にもこれが注型用型の中に注入される虞が無くなり、品質の良い、注型品を得ることができる。
本発明の10の注型装置によれば、前記開閉弁を主供給配管の途中に挿入したため、注型用型への注型材料の注入を適切なところで停止することができる。下部槽に順次注型用型を入れ替えて注入する際等に都合がよい。
本発明の11の注型装置によれば、材料容器中の注型材料の上面に落とし蓋を配したので、注型材料が供給配管を通じて下方の注型用型に流下する際に、周囲のそれが遅れ、中央部のそれが高速で流下するため、中央部に凹みができる問題を解決することができる。即ち、中央部及び周囲の注型材料がほぼ等速で流下することができるようになる。
本発明の12又は13の注型装置によれば、上向きにした上部槽の蓋部材又は下向きにした上部槽の底部に、材料供給管を貫通状態に配設し、その途中に開閉弁を挿入したため、注型作業中に、上部槽の減圧状態で、その内部の材料容器中に注型材料を注入充填することが可能となる。
本発明の14の注型装置によれば、前記供給配管の全部又は一部を透明の部材で構成したため、注型動作中、材料容器から流下する注型材料の様子を観察することができる。
発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら実施例に基づいて説明する。
<実施例1>
この実施例1の注型装置は、図1及び図2に示すように、基本的に、注型用型mを閉塞状態に囲む下部槽1と、材料容器2を収容する上部槽3と、該上部槽3中の材料容器2の注型材料を前記下部槽1中の注型用型mに注入すべく、前記材料容器2と前記下部槽1内部との間に配した注型材料供給用の供給配管4と、前記下部槽1及び前記上部槽3の内部を減圧すべく着脱自在に接続する真空ポンプ装置5とで構成したものである。
前記下部槽1は、図1及び図2に示すように、下部開口型の容器であり、詳細には、円筒状の槽本体1aと、上端を閉じる閉塞用天板1bとで構成したものであり、その下部開口部の周縁には弾性のパッキン部材6が外装してある。
前記閉塞用天板1bは、透明のプラスチックで構成した円板状部材であり、図2に示すように、前記槽本体1aの上端で内側に張出した上縁部に接着固定したものである。また前記弾性のパッキン部材6は、図2に示すように、断面U字形の部材を平面から見て円環状に閉じた状態に構成したものであり、平面から見て円環状になっている溝に前記槽本体1aの下端部を装入することで、該槽本体1aの下部周縁に取り付けたものである。該パッキン部材6は、この実施例1では、合成ゴムで構成したものである。
前記下部槽1の槽本体1aの周側には、槽内を外部に開放する制御管1cが接続してあり、該制御管1cの外端側途中にはリーク弁1dが挿入してある。該制御管1cのリーク弁1dより内部側の途中には圧力計1eが接続してあり、下部槽1内の圧力を計測できるようになっている。また該下部槽1の槽本体1aの周側には、図1及び図2に示すように、二つのソケット側継手1f、1fが配設してあり、前記真空ポンプ装置5から延長した吸引側のホース5a先端のプラグ側継手5b又は前記上部槽3の後記ソケット側継手3gに一端のプラグ側継手5cで接続するホース5dの他端のプラグ側継手5eと着脱自在に接続できるようになっている。前記ソケット側継手1f、1f、3gは、内部にストップバルブを備えており、前記プラグ側継手5b、5c、5eと接続した場合に該ストップバルブが開いて両者は相互に連通状態となり、接続していない状態ではストップバルブが閉じた状態を維持するように構成されているものである。ソケット側継手1f、1f、3gとプラグ側継手5b、5c、5eとはセットで一般に市販されている器具である。
前記上部槽3は、図1及び図2に示すように、円筒状の槽本体3aと、その下端を閉じる底板3bと、上端開口部を開閉自在に閉じる蓋部材3cとで構成したものであり、該上端開口部の周縁には弾性のパッキン部材7が外装してある。
前記底板3bは、透明のプラスチックで構成した円板状部材であり、図2に示すように、前記槽本体3aの下端で内側に張出した下縁部に接着固定したものである。また前記弾性のパッキン部材7は、図2に示すように、断面逆U字形の部材を平面から見て円環状に閉じた状態に構成したものであり、底面から見て円環状になっている溝に前記槽本体3aの上端部を装入することで、該槽本体3aの上部周縁に取り付けたものである。該パッキン部材7は、この実施例1では、合成ゴムで構成したものである。
前記蓋部材3cは、図2に示すように、板材であり、透明のプラスチックで構成した平面から見て円板状の部材である。該蓋部材3cを前記上部槽3の槽本体3aの上端に配置し、前記真空ポンプ装置5で該上部槽3の内部を減圧すると、該蓋部材3cは、該上部槽3の上部開口部のパッキン部材7に圧接状態となり、該上部槽3をほぼ完全に閉じることになる。
前記上部槽3の槽本体3aの周側には、図1及び図2に示すように、槽内を外部に開放する制御管3dが接続してあり、該制御管3dの外端側途中にはリーク弁3eが挿入してある。該制御管3dのリーク弁3eより内部側の途中には圧力計3fが接続してあり、該上部槽3内の圧力を計測できるようになっている。
なお、前記上部槽3には、図1及び図2に示し、先に述べたように、その槽本体3aの周側にソケット側継手3gが配してある。このソケット側継手3gは、先に述べたように、内部にストップバルブを備えており、通常は閉じている。該ソケット側継手3gは、下部槽1と上部槽3とを接続するホース5dのプラグ側継手5cを接続した場合に開くようになっている。前記のように一般に市販されている器具である。
前記材料容器2は、図1及び図2に示すように、円筒状の容器本体2aと、前記供給配管4の最上部である漏斗状部材4aを兼ねる底部とで構成したものであり、該材料容器2には、これに注型材料を収容した際にその注型材料の上面に載せる状態に配する落とし蓋2bを付設する。
該容器本体2aの下端には周方向に張り出す結合鍔が形成してあり、他方、前記漏斗状部材4aの上端にも同様に周方向に張り出す結合鍔が形成してある。図2に示すように、該容器本体2aの下端の結合鍔と該漏斗状部材4aの上端の結合鍔とを対面させ、その間にフィルタ部材4bを介在させて接合し、ボルト及びナットで両結合鍔の接合状態を固定することにより、容器本体2aと漏斗状部材4aを結合固定することができる。
前記フィルタ部材4bは、材料容器2に収容した注型材料中に含まれていることのある異物を除去するための手段であり、この実施例1では、ステンレススティール製の80〜200メッシュのそれを必要に応じて選択して使用した。
前記落とし蓋2bは、この実施例1では、前記材料容器2の容器本体2aの内径より10mm程小さな直径の円板状部材を採用した。
また前記供給配管4は、図1及び図2に示すように、基本的に、前記材料容器2の容器本体2aに接合固定する底部を兼ねる漏斗状部材4aと、該漏斗状部材4aの下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管4cと、該主供給管4cの下部に挿脱自在に結合する吐出管4dとで構成したものである。
前記主供給管4cは、図1及び図2に示すように、その上端を前記上部槽3の底部を構成する底板3bのほぼ中央部に貫通状態に固設し、該底板3bから下方に延長状態に垂下させてある。該主供給管4cの該底板3bの上面側に露出する上端は、前記のように、前記漏斗状部材4aの下部の直管部の下部が挿脱自在に挿入結合できるようになっている。また該主供給管4cの該底板3bから垂下する部分のほぼ中間部には開閉弁4eが挿入してあり、最下部は前記吐出管4dの上端を外装結合できるようになっている。
前記吐出管4dは、図1及び図2に示すように、前記下部槽1の閉塞用天板1bに貫通状態に固設し、この実施例1では、該吐出管4dの下端から透明の部材で構成した吐出ノズル4fを垂下させたものである。該吐出管4dの上端は、先に述べたように、前記主供給管4cの下端と着脱自在に結合できるようになっている。
前記吐出ノズル4fは、下部槽1中に配する注型用型mのサイズや注型材料の注入口に対応させて配したものであり、交換可能になっている。
前記真空ポンプ装置5は、前記上部槽3及び下部槽1内をスピーディに所定のレベルまで減圧できる排気量及び到達圧力を備えたそれを選択したものである。この実施例では、取り扱う注型材料等との関係から前記上部槽3及び下部槽1内の真空度は10000Paであるので、それに適合する真空ポンプ装置5を採用した。
該真空ポンプ装置5には、図1に示すように、前記吸引側のホース5aを接続しておくものとする。該ホース5aの先端にはプラグ側継手5bが配してあり、下部槽1のソケット側継手1f、1fの一方と接続可能になっている。また前記上部槽3のソケット側継手3gと前記下部槽1のソケット側継手1f、1fの他の一方とを接続するホース5dを用意する。該ホース5dの一端にはプラグ側継手5cが、他端にはプラグ側継手5eが配してある。
また図1及び図3(a)、(b)に示すように、前記下部槽1と前記上部槽3の間には、支持部材8を介在させ、該下部槽1の上面である閉塞用天板1bで該上部槽3及びその内部の材料容器2等の重量を受け止め、前記供給配管4に負担が掛からないようにしておく。
前記支持部材8は、この実施例1では、図1及び図3(a)、(b)に示すように、四隅に各々脚用の支柱を立設し、これらを上下二段に配した井桁状枠体で結合して構成したものである。
この実施例1の注型装置によれば、注型対象が平坦な面の上に配置してあれば、殆どの場合、その位置からそれを動かすことなく、それを密閉してそれ及び注型材料の双方を減圧下に置いた上で、注型操作を行うことが可能である。
図2に示すように、注型用型mが上面が平坦な台座9上に配置してある場合は、その上に前記下部槽1を被せ、該下部槽1の上に前記支持部材8を載せ、その後、前記上部槽3を該支持部材8上に載せつつ、前記供給配管4の主供給管4cの下端を該下部槽1の閉塞用天板部1bから突出する吐出管4dの上端とを結合する。
これに前後して、図1に示すように、前記下部槽1の上側のソケット側継手1fと前記上部槽3のソケット側継手3gとを前記ホース5dで接続する。該ホース5dは、前記下部槽1のソケット側継手1fとは一端のプラグ側継手5eで接続し、前記上部槽3のソケット側継手3gとは他端のプラグ側継手5cで接続する。こうして上部槽3と下部槽1とは該ホース5dを介して連通状態となる。
他方、図1に示すように、前記真空ポンプ装置5の吸引側のホース5aをその先端のプラグ側継手5bで、前記下部槽1の下方のソケット側継手1fに接続する。こうして該真空ポンプ装置5は、該下部槽1と連通することになり、前記上部槽3も該下部槽1及びホース5dを介して該真空ポンプ装置5と連通することになる。
この後、前記上部槽3中の材料容器2中に脱泡済みの注型材料を供給充填した上で、該上部槽3の上端に蓋部材3cを載置し、前記真空ポンプ装置5を動作開始させ、前記上部槽3及び前記下部槽1の内部を減圧する。この減圧操作で、該上部槽3及び該下部槽1内部が減圧されるに従って、該下部槽1の下端は前記弾性のパッキン部材6を介して前記台座9上に密接し、同時に前記蓋部材3cの下面は前記弾性のパッキン部材7を介して前記上部槽3の上端に密接するに至り、いずれも良好にそれらの内外の気密状態を保持するようになる。
該上部槽3及び該下部槽1の内部の真空度が所定のレベル、即ち、この実施例1では、前記圧力計1e、3fの値が10000Paに至った段階で、前記供給配管4の主供給管4cに挿入した開閉弁4eを開き、材料容器2中の注型材料を流下させる。注型材料の流下状態は、上部槽3の上部開口部を閉じる蓋部材3cを透明の部材で構成したため、材料容器2中の落とし蓋2bの下降速度を観察することが可能であり、これによって分かる。また下部槽1の閉塞用天板1bも透明の部材で構成したため、該下部槽1の内部も覗き込むことが可能であり、透明の吐出ノズル4fを注型材料が流下する様子が分かる。また注型用型mの注入口まで注型材料の上面が上昇してきたか否かも観察可能である。
なおこの実施例1の注型装置では、注型材料を収容した材料容器2は上部槽3中に、注型用型mは下部槽1中に配されているが、いずれも前記真空ポンプ装置5によって同一の真空度に減圧されているため、注型用型m内に注入された注型材料は自重で流下するのみであり、注入用の圧力が加えられることがないので、内部に泡が発生するような問題が無い。
泡の発生を回避しながら、上方からの圧力を加えた方がよい場合は、前記ホース5dのプラグ側継手5cを上部槽3のソケット側継手3gから抜き取り、上部槽3と下部槽1とを空間的に分離した上で、上部槽3のリーク弁3eを開いて減圧レベルを変え、例えば、大気圧に開放することで、上部槽3の内部と下部槽1の内部とに圧力差を生じさせ、これにより注型材料を注型用型m側に押し込むようにすることも可能である。
いずれにしても注型用型mに必要量の注型材料が注入された時点で、前記供給配管4の主供給管4cの途中に配した開閉弁4eを閉じ、該注型材料の供給を停止する。
この後は、上部槽3及び下部槽1のリーク弁1d、3eのいずれか一方又は双方を開けば、両槽内は大気圧に開放され、下部槽1を持ち上げて注型用型mを取り出し、成型品を取り出すことができることになる。成型品は、云うまでもなく、注型材料が硬化してから取り出す。下部槽1は、或いは、これを持ち上げ、該下部槽1を含む注型装置を他の場所に移動させ、注型材料が硬化する適当な時間の経過後に該注型用型mを開いて成型品を取り出すこととすることも可能になる。この注型装置は、この場合、他の平坦面上に配置してある注型用型mへの注型操作のために、その注型用型mの配してある場所に移動し、以上に述べた手順で引き続いて注型操作を行うことができる。
ところで、この実施例1の注型装置では、注型用型mが大きい場合は、下部槽1のみをサイズの大きなものに交換して使用することも可能である。またこのように分解できるので、内部の清掃が容易である。また保管や搬送等も容易である。
<実施例2>
この実施例2の注型装置は、図4に示すように、上部槽3の蓋部材3cの中央に材料供給管10を貫通状態に配設し、その途中に開閉弁11を挿入したものである。該材料供給管10の最上部は供給用のホースその他のプラグ状継手と接続可能になっている。これ以外は実施例1の注型装置と全く同様である。従って以下以上の点に関してのみ説明する。
従ってこの実施例2の注型装置によれば、注型作業中に材料容器2中の注型材料が不足することとなった場合に、上部槽3の内部の減圧状態を解除することなく、前記材料供給管10を通じて供給することができる。この場合は、該材料供給管10の上端に脱泡済みの注型材料を収容したカートリッジ容器その他の容器のプラグ状継手を接続し、前記開閉弁11を開くことで供給することができる。
なお、このように途中からの注型材料の追加を予測する場合は、材料容器2の注型材料の最上部に載せる落とし蓋2bは使用しないようにする。
<実施例3>
この実施例3の注型装置は、前記実施例1の注型装置の上部槽3を上下反転させて使用する例であり、それに関連して構成に若干の変更を加えたものである。従ってこの実施例3の注型装置は、図5及び図6に示すように、基本的に、注型用型mを閉塞状態に囲む下部槽1と、材料容器2を収容する上部槽3と、該上部槽3中の材料容器2の注型材料を前記下部槽1中の注型用型mに注入すべく、前記材料容器2と前記下部槽1内部との間に配した注型材料供給用の供給配管4と、前記下部槽1及び前記上部槽3の内部を減圧すべく着脱自在に接続する真空ポンプ装置5とで構成したものであり、大部分が実施例1と同様であり、同一の部位には同一の符号が付してある。
前記下部槽1は、図5及び図6に示すように、実施例1のそれと同様の構成であり、槽本体1a、閉塞用天板1b及び弾性のパッキン部材6のいずれも当然全く同様の構成である。
前記下部槽1の槽本体1aの周側に配した制御管1c、これに配したリーク弁1d及び圧力計1eそれら自体及び配置の仕方も実施例1のそれらと同様である。更に該下部槽1の槽本体1aの周側に配した二つのソケット側継手1f、1fも同様である。
前記上部槽3は、図5及び図6に示すように、この実施例3では、実施例1のそれと上下反転させたものであり、円筒状の槽本体3aと、その底部である上部を閉じる底板3bと、下向きになった上端開口部を開閉自在に閉じる蓋部材3cとで構成し、該下向きの上端開口部の周縁には弾性のパッキン部材7が外装してあるものである。
前記槽本体3a、前記底板3b及び前記弾性のパッキン部材7は実施例1のそれと全く同様の構成である。また前記上部槽3の槽本体3aの周側に配してある制御管3d及びこれに配してあるリーク弁3e並びに圧力計3fも、それら自体の構成及び配置も実施例1のそれらと全く同様である。更に又該上部槽3の槽本体3aの周側に配してあるソケット側継手3gも実施例1のそれと全く同様である。
前記蓋部材3cは、図5及び図6に示すように、板材であり、透明のプラスチックで構成した平面から見て円板状の部材であるが、更に、特に図6に示すように、その中央部に円形の開口部3c1を形成したものである。この実施例3では、後述するように、前記材料容器2の底部を兼ねる供給配管4の漏斗状部材4aを該蓋部材3cを介して該材料容器2の容器本体の下部に取り付けることとするため、該蓋部材3cに以上のような開口部3c1が形成してある。
以上のように、材料容器2及びその底部を兼ねる漏斗状部材4aを含む供給配管4を取り付けた後は、該蓋部材3cを、前記上部槽3の槽本体3aの下向きの上端開口部に下方から接合し、前記真空ポンプ装置5で該上部槽3の内部を減圧すると、該蓋部材3cは、該上部槽3の下向きの上部開口部のパッキン部材7に圧接状態となり、該上部槽3をほぼ完全に閉じることになる。
前記材料容器2は、図5及び図6に示すように、円筒状の容器本体2aと、前記供給配管4の最上部である漏斗状部材4aを兼ねる底部とで構成したものであり、構成要素の各々は実施例1と同様であるが、前記したように、容器本体2aと漏斗状部材4aとを前記蓋部材3cを介して接合固定する点が異なる。該材料容器2には、これに注型材料を収容した際にその注型材料の上面に載せる状態に配する落とし蓋2bを付設する。
該容器本体2aの下端には周方向に張り出す結合鍔が形成してあり、他方、前記漏斗状部材4aの上端にも同様に周方向に張り出す結合鍔が形成してある。図6に示すように、該容器本体2aの下端の結合鍔と該漏斗状部材4aの上端の結合鍔とを、前記蓋部材3cを挟んで対面させ、更に該蓋部材3cと該容器本体2aの下端との間にフィルタ部材4bを介在させて接合し、ボルト・ナット4g、4g…で両結合鍔間の接合状態を固定することにより、容器本体2aと蓋部材3cと漏斗状部材4aとを結合固定することができる。容器本体2aと蓋部材3cとの間に挿入したフィルタ部材4bの取付状態も確実に固定することができる。
この実施例3のフィルタ部材4b及び落とし蓋2bも、実施例1のそれと全く同様の構成のそれを採用した。
また前記供給配管4は、図5及び図6に示すように、基本的に、前記材料容器2の容器本体2aに接合固定する底部を兼ねる漏斗状部材4aと、該漏斗状部材4aの下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管4cと、該主供給管4cの下部に挿脱自在に結合する吐出管4dとで構成したものである。
前記主供給管4cは、図5及び図6に示すように、前記のように、その上部に前記漏斗状部4aの下部の直管部を挿脱自在に挿入して結合し、該部位から下方に延長状態に垂下させてある。また該主供給管4cのほぼ中間部には開閉弁4eが挿入してあり、最下部は前記吐出管4dの上端を外装結合できるようになっている。
前記吐出管4dは、図5及び図6に示すように、前記下部槽1の閉塞用天板1bに貫通状態に固設し、該吐出管4dの下端から透明の部材で構成した吐出ノズル4fを垂下させたものであり、実施例1のそれと全く同様の構成である。
前記真空ポンプ装置5、吸引側のホース5a、その先端のプラグ側継手5b、前記上部槽3のソケット側継手3gと前記下部槽1のソケット側継手1f、1fの一方とを接続するホース5d、その一端のプラグ側継手5c及びその他端のプラグ側継手5eは実施例1のそれらと全く同様の構成である。
また図5に示すように、前記下部槽1と前記上部槽3の間には、支持部材8を介在させるが、この構成も高さ寸法がこの実施例3のそれの方が大きいことを除いては、実施例1のそれと同様である。
従ってこの実施例3の注型装置によれば、実施例1と全く同様に用い同様の作用効果を得ることができる。
この実施例3の注型装置によれば、材料容器2を上部槽3から容易に外部に出すことが可能になる。
<実施例4>
この実施例4の注型装置は、図7に示すように、上部槽3の底板3bの中央に材料供給管10を貫通状態に配設し、その途中に開閉弁11を挿入したものである。該材料供給管10の最上部は供給用のホースその他のプラグ状継手と接続可能になっている。これ以外は実施例3の注型装置と全く同様である。従って以下以上の点に関してのみ説明する。
従ってこの実施例4の注型装置によれば、材料容器2中の注型材料が不足する場合に、上部槽3の内部の減圧状態を解除することなく、前記材料供給管10を通じて供給することができる。この場合は、該材料供給管10の上端に脱泡済みの注型材料を収容したカートリッジ容器その他の容器のプラグ状継手を接続し、前記開閉弁11を開くことで供給することができる。
なお、このように途中からの注型材料の追加を予測する場合は、材料容器2の注型材料の最上部に載せる落とし蓋2bは使用しないようにする。
以上の実施例1〜4の注型装置では、また注型用型mに代えて、これへの注型材料の充填用のカートリッジ型容器又はその他の種々の容器類に注型材料を充填するために使用することも可能である。用法は、それぞれに記述されたのと同様である。
実施例1の注型装置の概略正面説明図。 実施例1の注型装置の分解状態の一部切欠正面説明図。 (a)は実施例1の注型装置の支持部材の拡大平面図、(b)は拡大正面図。 実施例2の注型装置の蓋部材の正面説明図。 実施例3の注型装置の概略正面説明図。 実施例3の注型装置の分解状態の一部切欠正面説明図。 実施例4の注型装置の蓋部材の正面説明図。
符号の説明
m 注型用型
1 下部槽
1a 槽本体
1b 閉塞用天板
1c 制御管
1d リーク弁
1e 圧力計
1f ソケット側継手
2 材料容器
2a 容器本体
2b 落とし蓋
3 上部槽
3a 槽本体
3b 底板
3c 蓋部材
3c1 蓋部材の円形の開口部
3d 制御管
3e リーク弁
3f 圧力計
3g ソケット側継手
4 供給配管
4a 漏斗状部材
4b フィルタ部材
4c 主供給管
4d 吐出管
4e 開閉弁
4f 吐出ノズル
4g ボルト・ナット
5 真空ポンプ装置
5a 吸引側のホース
5b プラグ側継手
5c プラグ側継手
5d ホース
5e プラグ側継手
6 パッキン部材
7 パッキン部材
8 支持部材
9 台座
10 材料供給管
11 材料供給管内の開閉弁

Claims (14)

  1. 注型用型を囲みつつその周囲の平坦面上に下部開口部を閉塞状態に載置して用いる閉塞用天板を備えた円筒状の下部槽と、
    注型材料を収容した材料容器を閉塞状態に囲む有底円筒状で、上部開口部にこれを開閉自在に閉じる蓋部材を備えた上部槽と、
    前記下部槽の下部開口部の周縁に外装した弾性のパッキン部材及び前記上部槽の上部開口部の周縁に外装した弾性のパッキン部材と、
    前記上部槽中の材料容器と前記下部槽中の注型用型との間に、前者から後者に注型材料を供給すべく配した供給配管と、
    前記上部槽及び前記下部槽に、その注型動作の間、両者の内部を同時に所定のレベルに減圧すべく、接続した真空ポンプ装置と、
    前記材料容器の下部から供給配管の下端までのいずれかの部位に挿入した注型材料を濾過するフィルタ部材と、
    前記材料容器の下部から供給配管の下端までのいずれかの部位に挿入した開閉弁と、
    で構成した注型装置。
  2. 前記上部槽の蓋部材を透明の板材で構成した請求項1の注型装置。
  3. 前記下部槽の閉塞用天板を透明の板材で構成した請求項1又は2の注型装置。
  4. 前記上部槽及び前記下部槽の各々に圧力調整及び減圧状態解除のためのリーク弁を備えた制御管を配した請求項1、2又は3の注型装置。
  5. 前記下部槽と前記上部槽との間に該下部槽の上で該上部槽を支える支持部材を着脱自在に配した請求項1、2、3又は4の注型装置。
  6. 前記供給配管を、前記材料容器の容器本体に接合固定する底部を兼ねる漏斗状部材と、該漏斗状部材の下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管であって、その上端を前記上部槽の底部に貫通状態に固設した主供給管と、該主供給管の下部に挿脱自在に結合する吐出管であって、前記下部槽の閉塞用天板に貫通状態に配した吐出管と、該吐出管の下端から垂下させた吐出ノズルとで構成した請求項1、2、3、4又は5の注型装置。
  7. 前記フィルタ部材を、前記材料容器の容器本体の下端と前記漏斗状部材の上端との間に介在させた請求項6の注型装置。
  8. 前記供給配管を、前記材料容器の容器本体の下端に、その下端の開口部に対応する開口部を中央に形成した、前記上部槽の蓋部材を介して、上端を結合することで該材料容器の底部を兼ねる漏斗状部材と、該漏斗状部材の下部の直管部を上部に挿脱自在に挿入結合する主供給管と、該主供給管の下部に挿脱自在に結合する吐出管であって、前記下部槽の閉塞用天板に貫通状態に配した吐出管と、該吐出管の下端から垂下させた吐出ノズルとで構成した請求項1、2、3、4又は5の注型装置。
  9. 前記フィルタ部材を、前記材料容器の容器本体の下端と前記蓋部材の上面との間に介在させた請求項8の注型装置。
  10. 前記開閉弁を前記主供給管の途中に挿入した請求項6又は8の注型装置。
  11. 前記材料容器に、これに注型材料を収容した際に該注型材料の上面に載せる状態で配する落とし蓋を配した請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10の注型装置。
  12. 前記蓋部材に、前記上部槽中の材料容器に注型材料を流下供給する材料供給管を貫通状態に配設し、該材料供給管の途中に開閉弁を挿入した請求項6の注型装置。
  13. 前記上部槽の底部に、該上部槽中の材料容器に注型材料を流下供給する材料供給管を貫通状態に配設し、該材料供給管の途中に開閉弁を挿入した請求項8の注型装置。
  14. 前記供給配管の全部又は一部を透明の部材で構成した請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の注型装置。
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