JPH0394953A - 粒状物充填真空室を使用する反重力式注型方法 - Google Patents

粒状物充填真空室を使用する反重力式注型方法

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JPH0394953A
JPH0394953A JP2220178A JP22017890A JPH0394953A JP H0394953 A JPH0394953 A JP H0394953A JP 2220178 A JP2220178 A JP 2220178A JP 22017890 A JP22017890 A JP 22017890A JP H0394953 A JPH0394953 A JP H0394953A
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mold
granular
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ジョゼフ・エイ・ナップケ
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 」東上立且旦豆1 本発明は、溶融金属を真空反重力式に(真空作用により
重力に抗して)注型する技術に関し、特に、粒状鋳型材
を1つ又はそれ以上の透気性の鋳型又は破壊自在の原型
を囲繞するようにして底部の開放した容器内へ真空作用
により吸引し、反重力式注型のための溶融金属プール内
に浸漬させるようになされた注型装置を形成するための
方法に関する。ここで、粒状鋳型材又は粒状物の「ベッ
ド」とは、粒状鋳型材又は粒状物の「床」又は「層」の
ことをいう。
4丑立11 真空ハウジング内に密封した透気性の自立鋳型を使用す
る真空反重力式注型方法は、例えば米国特許第4. 3
 4 0. 1 0 8号、4. 6 0 6. 3 
9 6号等の先行特許に開示されている。ここで、「自
立」鋳型とは、他からの押えがければ、ばらばらに砕け
たり、撓んだりするのではなく、それ自体で自己の形状
を保持することができるだけの剛性を備えた鋳型のこと
をいう。そのような反重力式注型方法は、多孔質の、透
気性上型部材と、該上型部材にそれとの水平な分割平面
において密封係合させた下型部材を有する鋳型を用意し
、真空ハウジング内の真空室を透気性上型部材に対面さ
せるようにして該真空ハウジングの開口端を鋳型の一方
の表面に密封係合させ、下型部材の底面をその下の溶融
金属プールに浸漬させ、真空室を抜気して溶融金属を下
型部材のゲート通路を通して上型部材と下型部材の間の
鋳型キャビティ内へ吸上げることから成る。
鋳型と真空ハウジングとは、通常、真空ハウジングの下
方唇部と、上型部材又は下型部材のどちらかに形成され
た上向き密封表面又はフランジとの間にガスケットシー
ルを圧縮させることによつて密封し、それによって注型
装置を形成する。真空ハウジングと鋳型を、それらの間
にガスケットシールを圧縮するために締付けるためのい
ろいろな機械的クランブ機構が、例えば米国特許第4,
34 0. 1 0 8号、第4.616.691号及
び第4.658. 8 8 0号に提案されている。
が  ゛ しよ  と  る    占しかしながら、
真空ハウジングと鋳型のそのような密封装置は、鋳型及
びそれを含む注型装置の構造を複雑にする。詳述すれば
、鋳型には、ガスケットシールと協同する密封表面又は
フランジを設けなければならず、又、多くの場合、機械
的クランブ機構と協同するねじ付突起のような金具を設
ける必要がある。更に、機械的密封装置は、それと組合
せて使用することができる鋳型構造の種類をある程度制
限することにもなる。
上記各米国特許に記載された反重力式注型方法において
は、上型部材と下型部材は、通常、それら間の水平分割
平面において互いに係合せしめられる。その場合、両者
の係合は、注型中分割平面における鋳型キャビティから
の溶融金属の漏れを実質的に防止、又は最少限にする態
様になされる。なぜなら、溶融金属の漏れは、不良注型
品を生じる原因となるだけでなく、真空ハウジング及び
それに関連して真空装置の横或部品を損傷することにも
なるからである。上型部材と下型部材を密封係合するた
めに、両者をそれらの間の水平分割平面において、例え
ば接着剤によって接合する方法がしばしば用いられるが
、上型部材と下型部材を密封係合するための接着剤によ
る接合方法は、高い費用と時間を要する。
更に、上述した真空反重力注型法の実施において、上型
部材に対面した真空室を真空引きして溶融金属を鋳型キ
ャビティ内へ吸上げたとき、鋳型が、撓み又はその他の
応力を受ける。そのような撓み又はその他の応力により
鋳型に亀裂が生じ、あるいは鋳型が全体的に破断し,そ
の結果鋳型キャビティから真空室へ溶融金属が漏れるの
を防止するためには、鋳型の壁の厚み、従って強度を注
型工程中鋳型にかかる上記応力に耐えるのに十分なもの
としなければならない。もし、真空室の開口部を密封す
るのに必要とされる鋳型厚みを薄くし、密到のために必
要な外側構造体を省除することができれるならば、鋳型
の形成に必要とされる高価な樹脂結合砂(樹脂によって
結合される砂)の量を少なくすることができ、注型工程
の経済性を向上することもできる。更に、密封のために
必要とされる余分な鋳型材料及び外側構造体がなければ
、それだけ真空室の有効利用空間が大きくなり、より多
くの鋳型を収容することができるので、真空室の大きさ
を一定とした場合、1回の注型サイクル当りの注型品の
製造個数を増大させることができる。
本出願人の米国特許願第191.544号及び第3 4
 6. 6 2 7号において提案された真空反重力注
型法の改良は、上述した欠点を克服することによって、
即ち、多量の高価な鋳型製造用粒状物(即ち樹脂含有砂
)の必要性、機械的鋳型一真空ハウジング密封及びクラ
ンブ機構の必要性、及び分割平面における溶融金属の漏
れを最少限にするために鋳型部材を互いに接合する必要
性を回避することによって、反重力注型法の生産性及び
経済性を相当に高めた。これらの改良の結果として、鋳
型の壁厚を薄くし、鋳型の密封のために必要とされる外
側構造体を簡略化が達成され。所定サイズの真空室内に
従来可能であったより多くの鋳型及び鋳型キャビティを
収容することが可能とされた。
これらの米国特許願においては、1つ又はそれ以上の透
気性鋳型(例えば、樹脂結合砂から成る鋳型)又はlつ
又はそれ以上の破壊可能な原型(例えば、ボリスチレン
製の原型)を、底部の開口した容器内に該容.器の内外
間に適当な負圧差を設定することによって保持した粒状
鋳型材(好ましくは、結合剤なしの鋳物砂)の塊体によ
って囲包する。この粒状材の塊体及び鋳型又は原型は、
その下方溶融金属導入口がその下の溶融金属プール内に
浸漬させるために容器の開放荷担に露呈させるようにし
て容器内に保持され、容器の内部を抜気することによっ
て溶融金属を吸上げて粒状物の塊体内の原型内へ、ある
いは粒状物の塊体内の鋳型キャビティ内へ注入して溶融
金属の反重力式注型を実施する。溶融金属が固化した後
、金属充填容器を取出しステーションへ移動し、容器内
のシンクを解除して、容器の開放下端から粒状物の塊体
、注型品及び鋳型を取出すのを容易にする。
原型/鋳型(原型又は鋳型)及びそれを囲包する粒状物
塊体を容器内に組立てるのに用いられる1つの方法は、
容器を上下逆にしてその開放端を上に向け、原型/鋳型
を容器内に位置づけし、該開放端を通して容器に結合剤
なしの鋳物砂を充填して鋳物砂塊体内に原型/鋳型を囲
包し、次いで、容器の内部を抜気し、反重力式注型操作
のために容器を逆転してその開放端を下に向けたとき鋳
物砂を容器内に原型/鋳型の周りに保持するのに必要な
負の圧力差を設定することから成る方法である。
別の方法においては、まず、一端が開放した容器を原型
/鋳型を囲包するようにして配置し、粒状鋳型材(例え
ば、鋳物砂)を容器内へその開放端を通して導入し、重
力によって原型/鋳型の周りに充填して原型/鋳型を粒
状物塊体で囲包する。粒状物塊体を容器の上方開放端と
同じ高さにし、該粒状物充填済み容器の上端に別個の真
空箱を密封状態に取付け、反重力式注型操作のために下
の溶融金属プールに浸漬させるための注型組立体を形成
する。
真空反重力式注型法の生産性及び経済性の向上を求める
要望が依然として存在することに鑑みて、注型組立体を
組立てるための工程数及び所要装置数を減少することが
望ましい。特に、原型/鋳型とそれを囲包する粒状物塊
体を下端が開放した容器内に組立てるのに要する工程数
及び總所要時間を実質的に少なくすることが望ましい。
又、複数の容器構成部片の郡に密封を設定し、それらを
取扱い締付けなければならない複雑な割り容器を使用す
る必要性を回避することも望ましい。
本発明は、上述した反重力式鋳型方法に関連した従来技
術の問題点を解決することを企図したものである。
免艶立旦迫 本発明の目的は、上述した真空反重力式注型法を実施す
るための注型組立体を形成するために1つ又は複数の鋳
型又は破壊可能な原型と、それを囲包する粒状物塊体を
下端が開放した容器内に組立てるための改良された方法
を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した真空反重力式注型法を実
施するために、原型/鋳型とそれを囲包する粒状物塊体
を下端が開放した容器内に組立てるのに必要とされる工
程数及び所要時間を少なくすることである。
本発明の更に他の目的は、上述した真空反重力式注型法
を実施するために、原型/鋳型とそれを囲包する粒状物
塊体な下端が開放した容器内に組立てるのに必要とされ
る装置の所要数を少なくすることである。
占を ゛ るための 上記目的を達成するために、本発明は、溶融金属を反重
力式に注型するための方法であって、(鋳型キャビティ
と、該鋳型キャビティへの溶融金属導入口を形成する鋳
型キャビティ及び導入口形成手段を構成する)1つ又は
それ以上の鋳型又は破壊可能な原型を囲うようにして容
器を配置し、該容器の下方開放端を該溶融金属導入口に
近接させて位置づけし、前記容器の内部を粒状鋳型材源
、好ましくは実質的に結合剤の内鋳物砂のベッドに連通
させ、次いで、前記容器内に前記鋳型キャビティ及び導
入口形成手段(即ち、鋳型又は破壊可能な原型)を囲包
する粒状鋳型材を充填するように前記粒状鋳型材源から
粒状鋳型材を容器内へ吸引するのに十分に該容器の内部
を抜気し、粒状鋳型材充填済みの前記容器を粒状鋳型材
源との連通から分離し、前記容器内に前記鋳型キャビテ
ィ及び導入口形成手段を囲包する前記粒状鋳型材を保持
するのに十分に該容器内を抜気し続け、前記導入口を溶
融金属プールに浸漬させるように前記粒状鋳型材充填済
みの前記容器と該溶融金属プールを相対的に移動させ、
前記導入口を前記溶融金属プールに浸漬させた後、溶融
金属プールから溶融金属を導入口を通して前記鋳型キャ
ビティ内へと上方へ吸引すること、から成る反重力式注
型方法を提供する。注型後、粒状物及び金属充填済みの
容器を取出しステーションへ移動させ、該容器内部の真
空を解除し、粒状鋳型材及び固化した金属注型品を以後
の処理(例えば、注型品の砂の振り落し)のために容器
から取出すことができるようにする。
本発明の一実施例によれば、前記容器を粒状鋳型材のベ
ッド上に載置し、容器の下方開放端をその下の粒状鋳型
材のベッド内に沈め、粒状鋳型材が該下方開放端の周り
に真空シールを形成するようにすることによって容器の
内部を粒状鋳型材源に連通させる。通常、鋳型キャビテ
ィ及び導入口形成手段を粒状鋳型材のベッド上に載置し
、次いで、前記容器を鋳型キャビティ及び導入口形成手
段を囲包するようにして配置し、容器の下方開放端を粒
状鋳型材のベッドに埋入させる。
本発明の別の実施例によれば、粒状鋳型材源と前記容器
の内部との間に1本又はそれ以上の吸引ホースを介設す
ることによって容器の内部を粒状鋳型材源に連通させる
。この実施例では、鋳型キャビティ及び導入口形成手段
を密封プレート上に載せ,吸引ホースの一端を密封プレ
ートに接続し、他端をは、粒状鋳型材のベッドに埋没さ
せる。
是施男 第IA〜1G図は、本発明の方法の一実施例を示す。粒
状鋳型材12(例えば、実質的に結合剤を含まないシリ
カ鋳物砂)のベッド(又は他の源) 12を受容器14
内に用意する。このベッド10上に第IB図に示される
ように自立、透気性鋳型l6を載置し、鋳型16の鋳型
キャビティ20の上に形成された溶融金属導入口又は入
口ゲートl8を下に向けて位置づけする。導入口18を
粒状物ベッド10上に載せる前に、鋳型の下面I6aに
導入018を覆って破壊可能なテープ19を貼付するこ
とによって導入口18を密封する。
この目的のための破壊可能タテーブとしては、市販のガ
ラス繊維テープ又は米国3Mカンパニー製のマスキング
テーブを用いることができる。あるいは、別法として、
鋳型16の下面16’a全体をバリャーシ一ト(例えば
、アルミニウムフォイル)で覆うことにって導入口18
を密封することもできる。あるいは、更にその他の導入
口密到手段を用いることができる。
鋳型l6は、水平分割平面において密封状態に重ね合わ
せた慣用の樹脂結合透気性、自立上方鋳型部材と下方鋳
型部材によって構成することができる。鋳型16は、例
えば,本出願人の米国特許願第346.627号に開示
されているように、複数の鋳型キャビティを形成するよ
うに垂直又は水平へ分割平面において並置させた複数の
樹脂結合された透気性、自立鋳型部材によって構成する
ことが好ましい。
樹脂結合鋳型は、砂又はそれと同等の粒状物と結合剤の
混合物を所望の輪郭を有する金属製原型板(図示せず)
に圧接して所望の形状に形戒し、溶融金属導入口l8及
び鋳型キャビティ20の部分及び分割面を形成する周知
の鋳型製造技術に従って製造することができる,結合剤
は、無機又は有機の熱硬化性、又は化学的硬化性プラス
チック樹脂又はそれに類する結合剤とすることができる
。結合剤は、通常、混合物の約5重量%未満の少割合を
占める。
ただし、本発明は、樹脂により結合した割り鋳型に限定
されるものではなく、他の形式の割り鋳型又は一体鋳型
を用いて実施することもできる。
更に、以下に説明するように、本発明は、予め形成した
鋳型の代わりに、1個又はそれ以上の破壊可能な原型を
用いることも企図している。
第IC図を参照すると、不透気性(例えば、スチール製
の)容器24が鋳型l6を囲包するようにして配置され
、容器の下方開放端26は鋳型の溶融金属導入口l8に
近接するように位置づけされている。容器24は、通常
、上下動自在で、かつ、水平に枢動自在のアーム25に
担持されており(例えば、米国特許第4, 3 4 0
. l O S号参照)容器24をアーム25によって
ベッド10に向けて下降させることにより容器を鋳型1
6を覆うように位置づけし、容器の下方開放端26をベ
ッド10に埋入させることができる。図に示されるよう
に、下方開放端26は、容器24の周壁30の下端唇部
28によって形成されている。下端唇部28は、以下に
説明する目的のためにセラミック層32で被覆してもよ
く、あるいは,下端唇部28をセラミックで形成するこ
とができる。
容器24は、真空ボンブのような真空源38(概略的に
示されている)に連通ずる導管36を有する上端壁34
を有する。容器24内には、該容器を上側真空室42と
、下側鋳型受容室44とに分離するために透気性の、粒
状物遮壁又は隔壁40が配設されている。隔壁40は、
図示の例では多孔質のセラミック区プレートであるが、
例えば100メッシュの金属スクリーンであってもよい
。下側鋳型受容室44は、第1c図に示されるように容
器24を鋳型16を囲包するように下降させると、ベッ
ド10に直接連通ずる。上側真空室42は、導管36に
よって真空源38に連通されている。上側真空室42を
抜気すると、下側鋳型受容室44も透気性隔壁40を通
して抜気される。
容器24の構成部材(例えば、壁30、34及び隔壁4
0)は、締着具又はその他の手段によって組み合わされ
て一体容器とされ、それによって、あり容器のために従
来使用されていた操作及びクランブ機構の必要性を排除
する。ただし、本発明を実施するのに割り容器を用いて
もよい。
第1C図に示されるように、容器24を鋳型l6の周り
に下降させて容器の下方開放端26を鋳型の導入口18
に近接させベッド10に埋入させると、鋳型16の上端
は、隔壁40(又は容器内に設けられたその他の位置ぎ
め手段)に座着する。この座着により、開放端26と鋳
型l6の下面16aとの間に所望の位置関係を設定する
。別法として、位置ぎめ部材を鋳型16及び開放端26
に係合して両者の間に所望の位置関係を設定するように
ベッド10内に配設してもよい。あるいは又、開放端2
6に係合してそれとの間に所望の位置関係を設定する取
外し自在の位置ぎめ部材を鋳型l6に設けてもよい。
容器の下方開放端をベッド10に埋入することにより、
下端唇部28の周りに真空シールを設定し、後述するよ
うに粒状鋳型材12を鋳型16の周りに室44内へ吸引
するのに十分に室42、44を抜気することができるよ
うにする。下方開放端26の周りの真空シールを助成し
、かつ、鋳型16の周りに粒状物の溜めを形成するよう
に、追加の粒状鋳型材をベッド10に補給し、下端唇部
28の周りに盛り上げるようにすることができる。
容器24を鋳型16の周りに下降させた後、真空源を作
動させることによって容器の上側及び下側室42、44
を抜気してベッド10から粒状鋳型材l2を容器内へ吸
上げ、第ID図に示されるように粒状鋳型材を鋳型16
を囲包するようにして容器の内部(即ち、室44)に充
填する。それによって、室44内の鋳型16の周りに粒
状物の塊体17が形成される。所要真空度は、下側室4
4の高さ及び断面積、及び吸引すべき粒状鋳型材料12
の粒度及び重量によって異なる。鋳型の下面16aに貼
付された上述の破壊自在テーブl9ぱ、導入口l8を密
封し、粒状鋳型材料l2が導入口18内へ吸入されるの
を防止する。
本出願人の米国特許願第346.627号に説明されて
いるように、粒状鋳型材料l2の粒度は、容器24の下
方開放端26から落下することがないように、しかもな
お、隔壁40内へ吸引されることがないように選定され
る。鉄や鋼を鋳造するのに一般に使用される結合剤無し
のシリカ砂の丸粒子の場合は、AFS基準で約40メッ
シュ以上で約90メッシュ以下の粒度のものが好適であ
り、・約40メッシュ以上で約70メッシュ以下のもの
がより好ましいことが判明している。特定の鋳造応用例
に有用な粒度の範囲は、それに使用される粒状鋳型材料
l2の種類及び形状、透気性隔壁40の細孔の大きさ、
及び上側室42内に設定される真空度に応じて異なる。
本発明の一例として挙げると、粒度50メッシュ、総重
量81.5kg (180lb)の上述した丸粒子シリ
カ砂を幅444.5mm、長さ4 4 4. 5mm、
高さ660.4mmの下側室44内へ真空吸引して該室
内の鋳型16の周りに粒状物塊体17を充填するには、
水柱5588mmの真空度で十分であった。充填された
正味容積(室44の總容積から鋳型16の容積を差引い
た容積)は、53.153cm”であった。その正味容
積にシリカ砂を充填するのに要した時間は、9秒であっ
た。
粒状物を充填した容器24は、第ID図に示されている
。第1C図と第1D図を比較対照すれば明らかなように
、粒状鋳型材料l2が鋳型工6の周りに下側室42内゛
へ真空吸引されるにつれて、容器24及び鋳型16が下
降する。通常、容器24は、粒状鋳型材料12の充填中
アーム25によって下降させ、鋳型l6の下降に追従す
るようにする。容器24の下端唇部28の周りに盛上げ
られた追加の粒状鋳型材料(第IC図参照)は、粒状鋳
型材料がベッド10から下側室44内へ吸上げられるに
つれて、重力によりベッド10の下方部分へ供給され、
粒状鋳型材料を補給する。
室44内への粒状鋳型材料l2の真空吸引は鋳型16の
周りに吸上げられた粒状鋳型材料12に「定着』又は圧
縮作用を及ぼすので、本発明の方法を実施するに当って
は従来のように粒状鋳型材料を突固めるための補助振動
装置を必要としない。
容器24の室44内に鋳型16を囲包するようにして粒
状鋳型材料l2が充填された後、その粒状鋳型材料充填
済み容器24をアーム25によって持上げ、室44を粒
状鋳型材料のベッド10との連通から分離する(第IE
図参照)。但し、粒状鋳型材料充填済み容器24をベッ
ド10から弓上げる前に、鋳型16と、粒状物塊体■7
と、以後の注型工程において鋳型16内に注入すべき金
属との合計重量に少なくも等しい上向き力を鋳型16及
び粒状物塊体17の下面16a,17aに及ぼすのに少
なくとも十分な、かつ、溶融金属を鋳型キャビティ20
内へ吸上げるのに少なくとも十分な真空を室42、44
内に設定しておく。鋳型キャビティ20に約24.9k
g (55 l b)の溶融金属を充填する前、充填中
、及び充填後に、鋳型l6及びそれを囲包する粒状物塊
体17が容器の下方開放端26から落下することがなく
、かつ、鋳型16を室44内に支持するための別個の機
構を必要とすることなく、樹脂結合砂鋳型l6(約97
.4kg)及びそれを囲包する粒状物塊体17(約81
.5kg、粒度50メッシュ)を保持するには、水柱約
5588mmの真空度を室42内に設定すれば十分であ
ることが認められた。このように、本発明によれば、室
42、44を曝気することによって設定される容器24
の内外間の負圧差だけによって、鋳型16及び粒状物塊
体l7を容器内に保持することができる。
通常、本発明の方法を実施するに当っては、鋳型16及
び粒状物塊体17を容器内に保持するのに6、又、鋳型
16に溶融金属を反重力式に充填するのにも、先に室4
4に粒状鋳型材料12を充填するのに設定した真空度を
、粒状鋳型材料充填済み容器24をベッドlOから持上
げた後も引続き使用すればよい。所望ならば、上述した
ように真空保持力を高め、かつ、導入口18を密封する
ために、鋳型16及び粒状物塊体17の下面16a.1
7aに透気性の低いアルミニウムフォイル又はその他の
材質のシート(図示せず)を貼付することができる。そ
のようなシートは、注型工程のために鋳型16及び粒状
物塊体l7の下面16a、17aが溶融金属プール50
に浸漬されたとき破壊又は除去される。
次いで、反重力式注型のために、粒状物充填済み容器2
4(注型組立体27を構或する)をアーム25によって
適当な溶融金属保持容器54内に収容された溶融金属の
プール50の上方位置へ移送する。詳述すれば、溶融金
属52をブール50から導入口18を通して鋳型キャビ
ティ20内へ吸上げるのに十分な真空(通常は、室44
に粒状鋳型材料を充填するのに用いられたのと同じレベ
ルの真空)を室42、44内に維持したままで、粒状物
充填済み容器24をアーム25によって下降させ、溶融
金属導入口18をブール50内に浸漬させる.鋳型l6
がブール50に浸漬されている間及び、又はその後に、
導入口18を密封している破壊自在のテーブl9が溶融
金属の熱によって破壊され、溶融金属52が導入口18
を通って鋳型キャビティ20内へ吸上げられる。鋳型】
6及び粒状物塊休17の下面16a、17aがアルミニ
ウムフォイルで覆われている場合は、アルミニウムフォ
イルはブール50に浸漬されたとき溶融する。容器24
の下端唇部28は、第1F図に示されるように、ブール
50に浸漬されている間溶融金属の熱から防護するため
に上述したセラミック層32によって被覆されている。
セラミック層32は、ブール50内のスラッグが付着し
ないような、例えば米国マツクレイン・コーポレーショ
ンからメクサディップという名称で販売されている天然
グラファイト系材料で形成することができる。
あるいは別法として、上記米国特許願第346,627
号に開示されているように、鋳型16及び粒状物塊体1
7の下面16a、17aを容器24の開放下端26より
下方に突出するように形成し、注型工程中溶融金属導入
口18を浸漬させるのに鋳型16及び粒状物塊体17の
下面16a、1. 7 aだけを浸漬させればよいよう
に構成することもできる。その場合、容器の周壁30は
ブール50に浸漬されない.更には又、やはり上記米国
特許願第3 4 6. 6 2 7号に開示されている
ように、溶融金属導入口を構成する充填管又はスブルー
(図示せず)を鋳型l6の下面16aから下向きに突設
し、注型工程の際鋳型l6及び粒状物塊体17の下面1
6a、17aをブール50に浸漬させないで、充填管又
はスブルーだけを浸漬させるようにすることもできる。
その場合、たとえ鋳型l6及び粒状物塊体l7の下面1
6a、17a又は充填管が容器24の下方開放端26よ
り下に突出していても、容器24の下方開放端26が溶
融金属導入口に近接しているものとみなされる。
鋳型16内で溶融金属52が固化した後、粒状物及び金
属充填容器24をアーム25によってブール50から持
上げる。この操作中、粒状物塊体17及び金属充填済み
鋳型l6を室44内に保持するために上側及び下側室4
2、44内に真空を維持する。大型鋳造品を鋳造する場
合は、導入口18内の溶融金属が最初に固化した後、鋳
型キャビティ20ないの溶融金属がまだ溶融状態にある
間に粒状物及び金属充填容器24をブール50から持上
げることができる。導入口l8での溶融金属の固化を可
能にするために導入口18の個数及びサイズは、米国特
許第4. 3 4 0. 1 0 8号に説明さえてい
るように、鋳造すべき物品のタイプに応じて選定する。
あるいは別法として、鋳型キャビティ20に溶融金属5
2を充填した直後、導入口18又は鋳型キャビティ20
内で溶融金属が固化する前に、室42、44の真空を維
持したままで、粒状物及び金属充填容器24をブール5
0から持上げてもよい。この目的のために、金属充填済
み容器がブール50から引上げられた後、導入口18内
の表面張力が容器24の内外間の負圧差と協同して溶融
金属を導入口18及びその上の鋳型キャビティ20内に
保持するように、導入口18の断面積を所定の大きさに
制限する。通常、鋳型16がプール50かも引上げられ
ると、導入口18内の溶融金属は急速に固化し、導入口
l8内で固化した金属は、鋳型キャビティ20内の溶融
金属が流出するのを防止する。
金属充填済み容器をブール50から引上げ、容器内の金
属が固化した後,容器24を取出し部署へ移送し、取出
し部署において下方開放端26をばらの乾燥した粒状物
(例えば、結合剤を含まないシリカ砂)のベッド11上
に置く(第IG図参照).次いで、室42、44内の真
空を解除して大気圧にする。このように容器24の内外
圧力を均衡化させることにより金属充填鋳型16及び粒
状物塊体17を解放し、容器から分離することができる
ようにする。容器24は、通常、鋳型l6及び粒状物塊
体17から上方へ持上げて鋳型16及び粒状物塊体17
を例えば鋳造品5lから砂を振り落す′などの爾後処理
のために露出させる。次いで、容器24をアーム25に
よって第IC図に示される位置へ移動し、上述した順序
工程を繰返す。
第2A、2B、2C、2D、2Eは、粒状物62(例え
ば、結合剤を含まないシリカ鋳物砂)の容器の受容器と
してほぼU字形の受容器60を用いる本発明の方法の別
の実施例を示す。受容器60は、中央部分60aと、そ
の両側に直立した側部ホッパー又は貯留器60bと、各
ホッパーから中央部分を分離するスライドゲート60c
から成る。粒状物62は、1つの又は両方のホッパ−6
obの開放上端を通して受容器60へ導入する。
その際、粒状物が中央部分60aに進入しないようにス
ライドゲート60cを閉じておく。ホッパ−60bには
、中央部分60aに隣接して粒状物62の直立貯留体を
設定するように充填しておく。
第2A図に示されるように、透気性の,樹脂結合鋳型6
6を,その下面66aを静止鋳型支持部材63上に支持
させて位置づけする。鋳型支持部材63は、受容器60
の中央部分60aに長方形のバクーン(第3図参照)に
配列する。鋳型66の溶融金属導入口(図示せず)は、
鋳型の下面66aを支持部材63上に載せる前に先に説
明したようにして密封する。次いで、容器74をアーム
75(上述したアーム25と同様のもの)によって鋳型
66を覆うように下降させる(第2b図参照)。次に、
スライドゲート60cを開放して側部ホッパ−60b内
の粒状物62を容器74の周りに中央部分60a内に充
填する。それによって、容器の開放下端74aを粒状物
のベッド64内に埋入させて真空密封する(真空が破ら
れないように密封する)。次いで、スライドゲート60
Cを開放したままで容器74の内部を十分に抜気し、粒
状物62を鋳型66の周りに容器74内へ吸引し、鋳型
を囲繞する粒状物塊体68を形成する。この抜気を可能
にするために、鋳型66は、容器74の上端壁74bに
当接する透気性の頂部66bを有しており、その透気性
の頂部66bを通して容器74の内部及び鋳型キャビテ
ィ(図示せず)を抜気することができるようになされて
いる。粒状物が容器74に充填されるにつれて、ホッパ
−60b内の粒状物62が開放したスライドゲー1− 
6 0 bを通して中央部分60bへ重力で供給され、
中央部分60b内の粒状物のレベル(高さ)を容器74
の開放下端74aより高い位置に維持する。容器74の
開放下端74aは、先に述べたように、容器への粒状物
の充填中は下降させない。鋳型66を囲包するようにし
て粒状物が容器74に充填された後、スライドゲー}6
0bを閉じる。次いで、粒状物充填済み容器74(注型
組立体を構成する)をベッド64から引上げ(容器74
内に真空を維持したままで)第IF図に示されるのと同
様にして溶融金属プールの上へ移動させ、溶融金属プー
ルに浸漬させて反重力式注型を行う。中央部分60a内
に残留した粒状物は、支持部材63の下方の底部ドア6
0dを用いて排出する。排出された粒状物は、側部ホッ
パ−60bへ戻すことができる。
第4A、4B、4C、4Dは、本発明の方法の更に別の
実施例を示す。第4A図を参照すると、樹脂結合された
、透気性の自立鋳型100が、工程の最初においてプレ
ート102上におかれ、鋳型キャビティ1. 0 6へ
の溶融金属導入口104を下に向け、プレート1. 0
 2によって閉鎖された状態にあるところが示されてい
る。プレート102は、受容器112内の粒状物110
のベッド108の上方位置へ移動させることができるよ
うに慣用のローラコンベヤ107のローラ105 (1
つだけが示されている)の上に載せる。プレートl02
をベッド108の上に位置づけした後、1対の吸引ホー
ス114の下端114aをベッドlO8内に挿入し、ホ
ースの上端114bをプレート102に着脱自在の締着
する。プレート102は、1対の吸引ホース114のそ
れぞれれと連通ずる第1孔と第2孔102aを有してい
る。
プレート102をベッド108の上に位置づけし、吸引
ホース114の上端114bをプレート102に締着し
た後、透気性容器120をアーム122によってプレー
ト102上の鋳型100を囲包するように下降させる。
プレート102に突設された位置ぎめ部材103が容器
120を所定位置に位置づけするのを助成する。容器1
20は、第4b図に示されるように、容器の内部を上側
真空室128と、鋳型100を受容するための下側室1
30とに分離するほぼ水平の透気性隔壁(第1C〜1F
図に示されたのと同様のもの)を有している。第4b図
にみられるように、下側室130は、吸引ホース114
を介して粒状物l10のベッド108に連通する。
容器120を鋳型100を囲包する位置に位置づけした
後、その上側室128及び下側室130を容器120の
導管130に接続した真空a140によって抜気する。
室128、130の抜気レベル(真空度)は、粒状物1
10(例えば、結合剤を含まないシリカ鋳物砂)をベッ
ド108から吸引ホース114を通して鋳型l○0の周
りに室130内へ吸上げて梼型100の側部及び頂部の
周りに粒状物塊体142を形成する(第4C図参照)の
に十分なレベルとする。
室130に粒状物110を充填した後、粒状物充填済み
容器1. 2 0をアーム124に持上げたとき容器1
20内にベッド粒状物塊体142及び鋳型1. O O
を保持するのに十分な真空を室128,130内に維持
したままで、吸引ホース114をプレート102から外
す。次いで、粒状物充填済み容器120(注型組立体を
構成する)を第IF図に示されるのと同様にして溶融金
属プールの上へ移動させ、溶融金属プールに浸漬させて
反重力式注型を行う。注型後、粒状物及び金属充填済み
容器120を取出し部署へ移送し、第IG図に関連して
説明したように取出し部署において金属充填鋳型及び粒
状物塊体を解放し、容器から分離する。
第4A〜D図の実施例では、複数のプレート102をコ
ンベヤ106上に整列させて設置し、鋳型装填部署にお
いて各プレート102に鋳型を順次に装填するようにす
ることができる。その場合、鋳型l00を装填した各プ
レート102をベッド108の上方へ順次に移送して吸
引ホース1l4をプレート102に接続し、容器120
を鋳型の周りに下降させ、上述した態様で粒状物l10
を真空充填する。各粒状物充填容器120をその対応す
るプレートlO2から取外した後、そのプレー1・を鋳
型装填部署へ戻し、別の鋳型100を装填し、上記工程
を繰返すことができる。
第5A、5B、5C、5D、5Eは、第IA〜G図の実
施例に類似した本発明の方法の別の実施例を示す。第5
A−Hの実施例においては、第1A−G図の実施例の鋳
型16の代わりに破壊可能な原型(例えば、ボリスチレ
ン製の原型)を使用し、粒状物塊体17内に金属受容鋳
型キャビティ及び溶融金属導入口を画定する。詳述すれ
ば、破壊可能な原型200は、鋳造すべき物品の形状を
有する鋳型キャビティを形成するための上方部分200
aと、その鋳型キャビティの下方に溶融金属導入口を形
成するための下方部分200bを有する。第5A−E図
においては、第1A〜G図の実施例のちのと同様のもの
は、同じ参照番号で示されている。
本発明のこの実施例によれば、まず、原型200をその
下方導入口形成部分200bを下にして粒状物l2のベ
ッド10の上に置く。次いで、容器24を原型200の
周りに下降させ、容器の下方開放端26を真空密封のた
めにベッド10内に埋入する(第5B図参照)。次いで
、室42、44内に十分な真空を設定し、粒状鋳型材料
12を原型200の周りに室44内へ吸上げて原型の周
りに粒状物塊体17を形成する(第5C図)。このよう
にして形成した注型組立体29(即ち、破壊可能な原型
200と、それを囲包して底部が開枚した容器24内に
保持された粒状物塊体17は、本出願人の米国特許願第
191.544号に記載された型式のものである。
次いで、粒状物充填済み容器24をベッド10から持上
げて室44をベッド10との連通から切離す(第5D図
)。それと同時に、原型200及び室44内に粒状物塊
体17を保持するのに十分な真空を室42、44内に設
定する。次に、第5E図に示されるように、粒状物充填
済み容器24を溶融金属ブール50の上に位置づけし、
粒状物塊体17の下面17a及び原型200の下方導入
口形成部分200bをブール50内に浸漬させる。溶融
金属52が室42、44内の真空によって吸上げられ、
粒状物塊体17内のボリスチレン製の原型200を蒸発
させて、原型200に取って代わる。
粒状物塊体17内の溶融金属が固化したならば、粒状物
及び金属充填済み容器24をブール50から引上げて取
出し部署へ移送し、第IG図に関連して先に説明したよ
うに室42、44内の真空を解除する。
以上、本発明の各実施例は、ばらの実質的に結合剤を含
まない鋳物砂のベッドを使用する場合に関連して説明し
たが、粒状物は、本出願人の上記米国特許願第191.
544号に記載されているように少量の結合剤(結合剤
の種類によって異なるが、例えば砂/樹脂混合物の総重
量の0.3重量%未膚の結合剤)を用いて軽く結合させ
たものであってもよい。軽《結合させた粒状物であれば
、鋳型又は破壊可能な原型の周りに容器内へ真空吸引す
ることができ、容器内で硬化させることができる。又、
鋳型又は破壊可能な原型及びそれを囲包する粒状物塊体
は、容器の内外の負圧差だけによって容器内に保持させ
るものとして説明したが、鋳型又は破壊可能な原型を適
当な支持機構(例えば、本出願人の上記米国特許願第1
91.544号及び346.627号に記載されている
ような支持機構)によって保持し、鋳型又は破壊可能な
原型の周りに負圧差によって粒状物塊体を保持するよう
にしてもよい。
本発明は、上述した各実施例の構造及び形態に限定され
るものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱するこ
となく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな
変更及び改変を加えることができることを理解されたい
【図面の簡単な説明】
第IA〜IG図は、本発明の方法の一実施例を示す立断
面図である。 第2A〜2E図は、第1図の線2−2の方向にみた立断
面図である。 第3図は、第2C図に示された装置の平面図である。 第4A〜4D図は、本発明の方法の別の実施例を示す立
断面図である。 第5A〜5E図は、鋳型及び導入口形成手段として自立
鋳型の代わりに破壊可能な原型を用いる本発明の更に別
の実施例を示す立断面図である。 lO二粒状鋳型材(粒状物)のベッド又は源l4:受容
器 l6:自立、透気性鋳型 17:粒状物の塊体 l8:溶融金属導入口又は大ロゲー1・l9:破壊可能
なテープ 20:鋳型キャビティ 24:容器 26:下方開放端 27:注型組立体 29:注型組立体 38:真空!(真空ボンブ) 40:粒状物遮壁又は隔壁 42:上側真空室 4 4 : 5 0 : 5 2 : 6 0 : 60b 6 2 : 6 3 : 6 4 : 6 5 : 6 8 : 7 4 : 1 0 0 1 0 2 104 1 0 6 108 1  1.  0 112 1 1 4 1 2 0 下側鋳型受容室 溶融金属プール 溶融金属 U字形受容器 :直立した側部ホッパー又は貯留器 粒状物 鋳型支持部材 粒状鋳型材(粒状物)のベッド又は,涼注型組立体 粒状物塊体 容器 :自立,透気性鋳型 :プレート :溶融金属導入口 :鋳型キャビティ 二粒状物のベッド 二粒状物 :受容器 :吸引ホース :透気性容器 1 2 4 : 1 2 6 : 1 2 7 : l 2 8 : 1 3 0 : 1.4  0 1 4 2 : 2 0 0 : 2 0 0 a 200b 下方開放端 透気性隔壁 注型組立体 上側真空室 下方室 真空源 粒状物の塊体 破壊可能な原型 二上方部分 :下方導入口形成部分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融金属を反重力式に注型するための方法であって
    、 (a)鋳型キャビティと、該鋳型キャビテ ィの下に溶融金属導入口を形成する鋳型キャビティ及び
    導入口形成手段を囲うようにして容器を配置し、該容器
    の下方開放端を該鋳型手段の導入口に近接させて位置づ
    けし、 (b)前記容器の内部を粒状鋳型材源に連 通させ、 (c)前記容器内に前記鋳型キャビティ及 び導入口形成手段を囲包する粒状鋳型材を充填するよう
    に前記粒状鋳型材源から粒状鋳型材を容器内へ吸引する
    のに十分に該容器の内部を抜気し、(d)粒状鋳型材充
    填済みの前記容器を粒 状鋳型材源との連通から分離し、前記容器内に前記鋳型
    キャビティ及び導入口形成手段を囲包する前記粒状鋳型
    材を保持するのに十分に該容器内を抜気し続け、 (e)前記導入口を溶融金属プールに浸漬 させるように前記粒状鋳型材充填済みの前記容器と該溶
    融金属プールを相対的に移動させ、 (f)前記導入口を前記溶融金属プールに 浸漬させた後、溶融金属プールから溶融金属を導入口を
    通して前記鋳型キャビティ内へと上方へ吸引すること、
    から成る反重力式注型方法。 2、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段は、内部に
    鋳型キャビティを有する透気性鋳型と、該鋳型の下面を
    鋳型キャビティに連通させる溶融金属導入口を有するも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の反重力式注型方法。 3、粒状鋳型材が溶融金属導入口内へ吸引されるのを防
    止するために、粒状鋳型材を前記容器内へ吸引する前に
    該導入口を密封する工程を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載の反重力式注型方法。 4、前記導入口は、前記工程(f)において溶融金属を
    該導入口を通して吸引するのを可能にするように、前記
    工程(e)において破壊される材料で密封することを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載の反重力式注型方
    法。 5、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段は、前記工
    程(f)で破壊される破壊可能な原型から成り、該原型
    は、前記鋳型キャビティを形成するための上方部分と、
    原型が破壊されたとき前記粒状鋳型材で前記導入口を形
    成するための下方部分を有するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の反重力式注型方法。 6、前記工程(b)において、前記容器の下方開放端を
    その下の粒状鋳型材のベッド内に沈め、粒状鋳型材が該
    下方開放端の周りに真空シールを形成するようにするこ
    とによって該容器の内部を粒状鋳型材源に連通させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の反重力式
    注型方法。 7、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段を粒状鋳型
    材のベッド上に載置し、次いで、前記容器を鋳型キャビ
    ティ及び導入口形成手段を囲包するようにして配置し、
    容器の下方開放端を粒状鋳型材のベッドに埋入させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の反重力式
    注型方法。 8、前記粒状鋳型材のベッドに近接して粒状鋳型材の直
    立貯留器を配設し、粒状鋳型材が前記容器内へ吸引され
    るにつれて該貯留器から粒状鋳型材が該ベッドへ重力に
    より供給されるようにすることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載の反重力式注型方法。 9、前記工程(b)において、前記鋳型キャビティ及び
    導入口形成手段を支持手段上に載置し、前記容器の該鋳
    型キャビティ及び導入口形成手段を囲包するように配置
    し、該容器の下方開放端の周りに粒状鋳型材のベッドを
    形成することによって該容器の内部を粒状鋳型材源に連
    通させることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の反重力式注型方法。 10、前記粒状鋳型材のベッドは、粒状鋳型材を前記容
    器の下方開放端の周りに重力により供給することによっ
    て形成することを特徴とする特許請求の範囲第9項に記
    載の反重力式注型方法。 11、前記工程(b)において、前記粒状鋳型材源と前
    記容器の内部との間に吸引ホースを介設することによっ
    て該容器の内部を粒状鋳型材源に連通させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の反重力式注型方法
    。 12、前記吸引ホースは、前記容器の下方開放端に密封
    状態に配設した支持プレートと、粒状鋳型材源との間に
    延長させることを特徴とする特許請求の範囲第11項に
    記載の反重力式注型方法。 13、前記粒状鋳型材源を前記支持プレートの下に置く
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の反重
    力式注型方法。 14、前記工程(d)の後に、取出しステーションにお
    いて前記容器内部の抜気操作を終了し、粒状鋳型材及び
    固化した金属注型品を該容器から取出すことができるよ
    うに解放する工程を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の反重力式注型方法。 15、溶融金属を反重力式に注型するための方法であっ
    て、 (a)鋳型キャビティと、該鋳型キャビテ ィの下に溶融金属導入口を有する鋳型を囲うようにして
    容器を配置し、該容器の下方開放端を該鋳型手段の導入
    口に近接させて位置づけし、 (b)前記容器の内部を砂源に連通させ、 (c)前記容器内に前記鋳型を囲包する砂 を充填するように前記砂源から砂を容器内へ吸引するの
    に十分に該容器の内部を抜気し、 (d)砂充填済みの前記容器を砂源との連 通から分離し、前記容器内に前記鋳型を囲包する前記砂
    を、保持するのに十分に該容器内を抜気し続け、 (e)前記導入口を溶融金属プールに浸漬 させるように前記砂充填済みの前記容器と該溶融金属プ
    ールを相対的に移動させ、 (f)前記導入口を前記溶融金属プールに 浸漬させた後、溶融金属プールから溶融金属を導入口を
    通して前記鋳型キャビティ内へと上方へ吸引すること、
    から成る反重力式注型方法。 16、溶融金属を反重力式に注型するための方法であっ
    て、 (a)鋳型キャビティを形成するための上 方部分と、該鋳型キャビティの下に溶融金属導入口を形
    成するための下方部分を有する破壊可能な原型を囲うよ
    うにして容器を配置し、該容器の下方開放端を該鋳型手
    段の導入口に近接させて位置づけし、 (b)前記容器の内部を砂源に連通させ、 (c)前記容器内に前記原型を囲包する砂 を充填するように前記砂源から砂を容器内へ吸引するの
    に十分に該容器の内部を抜気し、 (d)砂充填済みの前記容器を砂源との連 通から分離し、前記容器内に前記原型を囲包する前記砂
    を保持するのに十分に該容器内を抜気し続け、 (e)前記導入口を溶融金属プールに浸漬 させるように前記砂充填済みの前記容器と該溶融金属プ
    ールを相対的に移動させ、 (f)前記溶融金属プールから溶融金属を 導入口を通して前記鋳型キャビティ内へと上方へ吸引し
    、溶融金属の導入により前記原型を破壊させること、か
    ら成る反重力式注型方法。 17、注型組立体を形成する方法であって、(a)鋳型
    キャビティと、該鋳型キャビテ ィの下に溶融金属導入口を形成する鋳型キャビティ及び
    導入口形成手段を囲うようにして容器を配置し、該容器
    の下方開放端を該鋳型手段の導入口に近接させて位置づ
    けし、 (b)前記容器の内部を粒状鋳型材源に連 通させ、 (c)前記容器内に前記鋳型キャビティ及 び導入口形成手段を囲包する粒状鋳型材を充填するよう
    に前記粒状鋳型材源から粒状鋳型材を容器内へ吸引する
    のに十分に該容器の内部を抜気し、(d)粒状鋳型材充
    填済みの前記容器を粒 状鋳型材源との連通から分離し、前記容器内に前記鋳型
    キャビティ及び導入口形成手段を囲包する前記粒状鋳型
    材を保持するのに十分に該容器内を抜気し続けること、
    から成る方法。 18、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段は、内部
    に鋳型キャビティを有する透気性鋳型と、該鋳型の下面
    を鋳型キャビティに連通させる溶融金属導入口を有する
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第17項に
    記載の方法。 19、粒状鋳型材が溶融金属導入口内へ吸引されるのを
    防止するために、粒状鋳型材を前記容器内へ吸引する前
    に該導入口を密封する工程を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の方法。 20、前記導入口は、前記工程(f)において溶融金属
    を該導入口を通して吸引するのを可能にするように、前
    記工程(e)において破壊される材料で密封することを
    特徴とする特許請求の範囲第19項に記載の方法。 21、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段は、前記
    工程(f)で破壊される破壊可能な原型から成り、該原
    型は、前記鋳型キャビティを形成するための上方部分と
    、原型が破壊されたとき前記粒状鋳型材で前記導入口を
    形成するための下方部分を有するものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第17に記載の反重力式注型方法
    。 22、前記工程(b)において、前記容器の下方開放端
    をその下の粒状鋳型材のベッド内に沈め、粒状鋳型材が
    該下方開放端の周りに真空シールを形成するようにする
    ことによって該容器の内部を粒状鋳型材源に連通させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の反重
    力式注型方法。 23、前記鋳型キャビティ及び導入口形成手段を粒状鋳
    型材のベッド上に載置し、次いで、前記容器を鋳型キャ
    ビティ及び導入口形成手段を囲包するようにして配置し
    、容器の下方開放端を粒状鋳型材のベッドに埋入させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第22項に記載の方法
    。 24、前記粒状鋳型材のベッドに、近接して粒状鋳型材
    の直立貯留器を配設し、粒状鋳型材が前記容器内へ吸引
    されるにつれて該貯留器から粒状鋳型材が該ベッドへ重
    力により供給されるようにすることを特徴とする特許請
    求の範囲第22項に記載の方法。 25、前記工程(b)において、前記鋳型キャビティ及
    び導入口形成手段を支持手段上に載置し、前記容器の該
    鋳型キャビティ及び導入口形成手段を囲包するように配
    置し、該容器の下方開放端の周りに粒状鋳型材のベッド
    を形成することによつて該容器の内部を粒状鋳型材源に
    連通させることを特徴とする特許請求の範囲第17項に
    記載の方法。 26、前記工程(b)において、前記粒状鋳型材源と前
    記容器の内部との間に吸引ホースを介設することによっ
    て該容器の内部を粒状鋳型材源に連通させることを特徴
    とする特許請求の範囲第17項に記載の方法。 27、前記吸引ホースは、前記容器の下方開放端に密封
    状態に配設した支持プレートと、粒状鋳型材源との間に
    延長させることを特徴とする特許請求の範囲第26項に
    記載の反重力式注型方法。 28、前記粒状鋳型材源を前記支持プレートの下に置く
    ことを特徴とする特許請求の範囲第27項に記載の反重
    力式注型方法。
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