JPS5855149A - ガス硬化式主型造型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳枠内のガス硬化性混練砂を、吸引作用により
その硬化ガスを貫流させて硬化させ、主型鋳型を造型す
るのに好適な装置に関する。

従来、ガス硬化性ｙｌｌｌｌ砂を使って主型を造型する
場合、鋳枠内への砂の充填は圧縮空気による吹込式で行
っており、硬化ガスの混練砂への貫流も、加圧された硬
化ガスを混練砂に吹き込む吹込方式によっていた。従っ
て、鋳枠と横型板との合せ面は気密性を要求されるため
、それらを大きな力でクランプしなければならず、装置
や鋳枠は強度の高い、大型の高価なものになっている。

しかも、硬化ガスが有毒である場合にはそれが全く洩れ
ないよう種々神経を使う必要があり、非常に厄介である
などの間組があった。

本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、以下１本開
明の一実施例について図面に基づき詳細に説明する。

（１）　、　（２）および（８）は演要の間隔をおいて
左右方向に並べられ基礎上に立設された３対の支柱で、
該支柱（１）　（２）　（３）の下枚位厘には多数のつ
ば付ローラ（４）　（４）を軸着して成るつば付ローラ
コンベヤ（５）が架設されている。そして、支柱（１）
（２）の上端間に架設された１対のフレーム（２５）に
は２本の上向きシリンダ（６）　（６）が支持部材（７
）　（７）を介し所要の間隔をおいて装着され、該シリ
ンダ（６）　（６）のピストンロッドの上端間には、上
下方向に指向する筒体と、後述する鋳枠（１８）の上端
開口部を閉鎖できる大きさの水平面を備えるとともに上
下に貫通する多数の砂放出孔（８）　（８）を有する底
板とで成るホッパ（９）が連結部材（１０）　（１０）
を介して装架されている。（１１）は下部位置に中空室
（１２）を、下端には外側に張り出すフランジ（ｌｌａ
　）をそれぞれ備え、さらに上面にはベントプラグ（図
示せず）を嵌着するとともに中空室（１２）に達する小
孔（１３）を複数個穿設した模型板で、つば付ローラコ
ンベヤ（５）のつば付ローラ（４）　（４）上に走行自
在に載置されており、該模型板（１１）の中空室（１２
）は図示されない減圧吸引装置にゴムホース等の可撓管
で連通接続されている。（１４）はっは付ローラコンベ
ヤ（５）上の模型板（１１）を支持部材（２）（３）間
の中央位置に固定するクランプ装置で、該クランプ装置
ｔ（１４）は′ｉｓ２図に示すように、圧縮空気の給排
により上下方向に伸縮して模型板（１１）等を昇降させ
る２個の空気ばね（１５）　（１５）と、つば付ロー５
　：ｌ　ンヘ’ｖ　（５）に装着されて横型板（１１）
　ノｙランジ（ｌｌａ）を空気ばね（１５）　（１５）
とで挾持するストッパ（１６）　（１６）とで構成され
ており、空気ばね（１５）　（１５）は脚部材（１７）
　（１７）を介して基礎上にｅｗＩＬされている。（１
８）は模型板（１１）上に軌直された鋳枠である。また
、前記支柱（２）　（３）の上端間には１後方向に指向
するつば付ローラコンベヤ（１９）が架設され、該つば
付ローラコンベヤ（１９）のつば付ローラ（２０）上に
は走行台車（２１）が走行自在に装置されている。そし
て、走行台車（２１）の中央部には下向きシリンダ（２
２）が固定貫装され、該シリンダ（２２）のピストンロ
ッドの下端には鋳枠（１８）の上端−口部を閉鎖するた
めのカバ一部材（２３）が固着されており、該カバ一部
材（２３）の内部は図示されない硬化ガス発生装置に連
通接続され、かつ、カバ一部材（２３）には鋳枠（１８
）を吊り上げるための懸吊機構および鋳型押出ａｉｍ（
図示せず）が装着されている。

このように構成されたものは、シリンダ（６）（６）の
短縮作動によりホッパ（９）を下降させて模型板（１１
）上の全鋳枠（１）の上端開口部をホッパ（９）の底板
で閉鎖し１図示されない減圧吸引装置の作動により模型
板（１１）の中空室（１２）内および全鋳枠（ＩＢ）内
を吸引減圧すると、ホッパ（９）内のガス硬化性混練砂
８は表面に大気圧を受けてその差圧により砂放出孔（８
）　（８）から流出され鋳枠（１日）内に充填される・
この作動を所要時間続けた後・吸引減圧装置の作動を停
止し、シリンダ（６）　（６）の伸長作動によりホッパ
（９）を上昇させ、混練砂が充填された鋳枠（１Ｂ）　
、模型板（１１）　咎を右方にあるクランプ装置（１４
）の直上方位置に移動させ、シリンダ（２２）を伸長作
動してカバ一部材（２３）を鋳枠（１８）上に被ぶせ・
図示されない減圧吸引装置の作動により中空室（１２）
、小孔（１３）　（１３）等を介し鋳枠（１Ｂ）内を吸
引して混練砂８の上面に硬化ガスを吸引導入すると、当
該硬化ガスは混練砂Ｓ、小孔（１３）（１３）、中空室
（１２）を順に貫流して吸引排出され、その結果、混練
砂８は硬化される。この作動を所要時間続けた後、減圧
吸引装置の作動を停止し、かつ、クランプ装置１（１４
）の空気ばね（１５）　（１５）に圧縮空気を供給して
模型板（１１）等を押し上げるとともに模型板（１１）
をクランプ装！　（１４）によりクランプし、図示され
ない懸吊機構を鋳枠（１８）に係合した陸。

リング（２２）の短縮作動によりカバ一部材（２３）と
ともに硬化した混練砂Ｓを内蔵する鋳枠（１８）を吊り
上げ、離型を行う。離型後走性台車（２１）を前進させ
てカバ一部材（２３）とともに混練砂８を内蔵した鋳枠
（１８）を所定場ｎ「に移動させ、図示されない鋳型押
出機構により混練砂Ｓを鋳枠（１８）から押【７出して
抜き枠を行い、走行台車（２１）を後退させてカバ一部
材（２３）、空の鋳枠（１８）　＠を再び横型板（１１
）の直上方位置に移動させ、シリンダ（２２）の伸長作
動により全鋳枠（１８）等を下降させて全鋳枠（１８）
を横型板（１１）上に載せ、図示されない懸吊伎横を外
した後、シリンダ（２２）を短縮作動してカバ一部材（
２３）を上昇させ、空気ばね（１５３（１５）から圧縮
空気を排出して全鋳枠（１８）の軟っだ模型板（１１）
をつば付ローラ（４）　（４）上に軌せ、鋳枠（１８１
、模型板（１１）等をホッパ（９）の直下方位置に復帰
させて、全工程を終了する。

なお、上記の実施例では硬化した混練砂８を鋳枠（１８
）から押し出して鋳型の抜き枠を行っているが・この抜
き枠工程を省略し、空の鋳枠（１８）を模型板（１１）
上に順次載置して造型するようにしてもよい。また、離
型時の模型板（１１）のクランプ手段は、クランプ装ｆ
ｉ１（１４）に限定されるものではなく、例えば、固定
配置されたシリンダのピストンロッドを模型板に嵌入す
るなどの適宜の慣用手段によってもよい・また、実施例
では、ホッパ（９）が昇降するように構成されているが
、ホッパ（９）の下方位置に模型板の押上げ装置を配置
してホッパ（９）を固定してもよい。

本発明は以上のように構成されたから、模型板に吸引作
用を与えるだけで模型板上の鋳枠内に混練砂を充填する
ことができるようになり、装置は従来のように混練砂を
吹込方式で充填する場合よりも強度の小さい小規模なも
のとなる。しかも。

硬化ガスは吸引作用によって鋳枠内の混練砂中を貫流さ
れるため、従来の吹込方式のように硬化ガスが洩れるこ
とは全くなく、混練砂の充填の場合と同様に装置が強度
の小さい小規模なものになるなどの優れた効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

図面は杢光明の一実施調を示し、ｊＩ８１図は一部切欠
正面図、第２凶は第１図の右側面図である。 （８）：秒数出孔　　　　（９）二ホッパ（１１）　：
模型板　　　　　（１３）　：小孔（１４）　：クラン
プ装置　　（１８）二鋳枠（２３）　：カバ一部材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部を回数するとともに底部に複数の秒数出孔を有する
   底板を備えたホッパと・硬化ガス発生装置に連通接続さ
   れた昇降可能なカバ一部材とを左右に消要の間隔をおい
   て配設し、前記ホッパおよびカバ一部材の下方間に、減
   圧吸引装置に連通接続される中空室を備えるとともにそ
   の上面に該中空室に至る通気小孔を複数個穿設した模型
   板を、往復移動可能に配設したことを特徴とするガス硬
   化式主型造型装置。