JP4934033B2 - 電子部品試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路素子などの各種電子部品(以下、代表的にICともいう。)をテストするための電子部品試験装置に関する。
ハンドラ (handler)と称される電子部品試験装置では、カスタマトレイに収納した多数の被試験ICをハンドラ内に搬送し、各被試験ICをコンタクトアームで吸着してテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させ、テスタから被試験ICにテストパターンを入力して動作させ、その応答パターンを検査する。そして、このテストを終了すると各被試験ICをテストヘッドのコンタクト部から払い出し、試験結果に応じたトレイに載せ替えることで、良品や不良品、高速・中速・低速といったカテゴリへの仕分けが行われる。
ところで、ハンドラのなかでもテスト時間が比較的短いロジック系ICに用いられるハンドラとして、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この種のハンドラは、2個のICをコンタクトアームで吸着してこれを同時にコンタクト部へ押し付けて接触させるタイプのハンドラであり、高温テストのために、ヒートプレートにて被試験ICを加温するとともに、コンタクトアームにもヒータが内蔵されて吸着した被試験ICに熱エネルギーを供給しながらテストを行うようになっている。
こうしたハンドラにおいて、試験効率を高めるために、4個、8個、16個のICを同時に測定することも考えられる。
しかしながら、たとえば4個の被試験ICを同時に吸着し、これらをコンタクト部へ同時に押し付けてテストを行う場合、以下の問題があった。
まず、ハンドラにはロット単位で被試験ICが投入され、そのロットが終了したら次のロットの被試験ICが投入されるのが一般的であるが、ロット数が4の倍数でない場合には、ロットの最後の被試験ICは1個〜3個の何れかとなる。このため、最終回のテストにおいては何れかのコンタクトアームの吸着部に被試験ICが存在しない状態でコンタクト部へ押し付けることとなる。また、カスタマトレイの被試験ICが空となった場合においても、ロットの最後の状態と同じ状況となるので、ロットの最後とは、被試験ICが空となった場合も含むものとする。
また、テストヘッドのコンタクト部は、被試験ICが物理的に押し付けられて接触するので、消耗により4個のコンタクト部の一部についてメンテナンス等が必要となることが少なくない。こうした場合には、メンテナンスが必要とされるコンタクト部はOFFし(テスタからテストパターンを送出しない。)、使用できるコンタクト部のみでラインを稼働することもある。
さらに、テスト前の被試験ICは、三次元ピック&プレイス装置にてカスタマトレイからヒートプレートへ移載され、さらに他の三次元ピック&プレイス装置にてヒートプレートからバッファステージ部へ移載され、このバッファステージ部の被試験ICがコンタクトアームで吸着されてコンタクト部へ押し付けられるが、コンタクトアームで吸着されるまでの間に、被試験ICの把持ミスなどのトラブルで4個のICが揃わないこともある。
何れの場合も、正規の4個同時測定に対して欠如した状態でコンタクト部へ押し付けるので、押付圧力のバランスがくずれて押圧面が傾いて被試験ICのIC端子と対応するソケットの端子との位置関係にずれが生じ易くなる結果、ソケットの端子に対する無用なストレスとなり、またコンタクトミスの要因となって試験品質の低下を招く難点がある。ソケットの端子は数十万回以上のコンタクトが行われる為、コンタクトの信頼性が要求される。また、コンタクトアームに備える加熱源及び/又は冷却源により被試験ICを所定温度に維持しているが、コンタクトアームの押圧面と被試験ICの受圧面とが傾いて、被試験ICとの熱伝導条件が悪化する結果、目的とする温度条件下でのテストが実行できないおそれもある。
特開2001−33514号公報
本発明は、複数個の被試験ICを同時にテストする場合に、被試験ICが欠如しても押付圧力のバランスを維持するとともに印加温度を安定させ得る電子部品試験装置を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、前記コンタクトアームにて保持すべきN個の被試験電子部品を一時的に載置するローダバッファ部と、前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品の個数及び位置を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段により前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がM個未満であると判断されたときは、当該検出手段による被試験電子部品の欠如位置に相当するコンタクトアームの位置に他の電子部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置が提供される。
また、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、前記被試験電子部品に入力されたテストパターンの応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、前記コンタクトアームにて保持すべきN個の被試験電子部品をローダバッファ部に一時的に載置するステップと、前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品の個数及び位置を検出するステップと、前記検出ステップにより前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、その被試験電子部品の欠如位置に相当するコンタクトアームの位置に他の電子部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法が提供される。
本発明では、M個のコンタクトアームにてN個の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品をN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるにあたり、コンタクトアームにて保持すべき被試験電子部品がローダバッファ部にN個存在しないときは、欠如している個数と位置を検出し、そこに他の電子部品を保持させる。これにより、M個のコンタクトアームには常にN個の被試験電子部品が保持された状態でN個のコンタクト部にそれぞれ同時に接触させることができるので、押付圧力のバランスを維持できるとともに印加温度を安定させることができる。
上記発明において、コンタクトアームの欠如位置に他の電子部品を保持させる具体的手段は特に限定されないが、今回のテストを実行するために保持しているN個の被試験電子部品のうち、ローダバッファ部において欠如している位置に相当する当該コンタクトアームの位置の被試験電子部品を、払い出さないでそのまま保持し、この被試験電子部品を次回のテストに充てることが好ましい。
コンタクトアームは既にその電子部品を保持しているので、その電子部品を充当部品に利用することで、他の余分な動作が不要となり、制御方法が簡略化できるとともに動作時間も短縮することができる。
このとき、その電子部品に対しては今回のテスト工程ではテストを実行せず、次回のテスト工程でテストを実行することが好ましい。1個の被試験電子部品に対して複数回のテストを実行すると被試験電子部品の総数と総テスト回数が不一致となり、テスト管理が複雑となる。また、今回のテスト工程でテストを実行し、次回のテスト工程ではテストを実行しないという方法に比べ、払い出し工程の直近でテストを実行する方がテスト結果の信頼性が高い。
また上記発明において、ローダバッファ部の前に、テストすべき複数の被試験電子部品が搭載されたトレイを複数格納するローダ部がある場合、ローダ部のトレイに存在する被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、それらN個未満の被試験電子部品を保持したまま一時的に待機し、次のトレイに交換して欠如した位置に被試験電子部品を保持することが好ましい。
こうすることで、ローダバッファ部には原則としてN個の被試験電子部品が載置されることになり、上述したローダバッファ部における被試験電子部品の欠如状態を可能な限り少なくすることができる。
なお、上記発明において、被試験電子部品を高温でテストする場合には、ローダバッファ部の前に被試験電子部品を載置して熱エネルギーを供給するヒートプレートを設けることができる。
(2)上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、前記N個のコンタクト部それぞれの作動状態を検出する第3検出手段と、前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品を載置するダミー保管部と、前記第3検出手段により前記コンタクト部の何れかがOFF状態であると判断されたときは、当該OFF状態であるコンタクト部に相当するコンタクトアームの位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置が提供される。
また、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、前記N個のコンタクト部それぞれの作動状態を検出するステップと、前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品をダミー保管部に載置するステップと、前記検出ステップにより前記コンタクト部の何れかがOFF状態であると判断されたときは、当該OFF状態であるコンタクト部に相当するコンタクトアームの位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法が提供される。
本発明では、M個のコンタクトアームにてN個の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品をN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるにあたり、N個のコンタクト部の何れかがメンテナンス等の諸原因によりOFF状態(テストパターンの入力が休止状態)であるときは、その個数と位置を検出し、そこに被試験電子部品を形状が同じダミー部品を保持させる。これにより、M個のコンタクトアームには常にN個の被試験電子部品が保持された状態でN個のコンタクト部にそれぞれ同時に接触させることができるので、押付圧力のバランスを維持できるとともに印加温度を安定させることができる。また、コンタクト部がOFF状態である間は、ダミー部品を継続して保持すればよいので、それ以外の余分な動作が不要となり作業時間を短縮できる。
(3)上記目的を達成するために、本発明の第3の観点によれば、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、前記ロットの総数を検出する第4検出手段と、前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品を載置するダミー保管部と、前記第4検出手段によりロットの総数がN個未満であると判断されたときは、前記コンタクトアームの欠如位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置が提供される。
また、所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、前記ロットの総数を検出するステップと、前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品をダミー保管部に載置するステップと、前記検出ステップによりロットの総数がN個未満であると判断されたときは、前記コンタクトアームの欠如位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法が提供される。
本発明では、M個のコンタクトアームにてN個の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品をN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるにあたり、被試験電子部品のロット総数がN個未満の少量ロットであるときは、その被試験電子部品のローダバッファ部における個数と位置を検出し、電子部品が欠如した位置に被試験電子部品を形状が同じダミー部品を保持させる。これにより、M個のコンタクトアームには常にN個の被試験電子部品が保持された状態でN個のコンタクト部にそれぞれ同時に接触させることができるので、押付圧力のバランスを維持できるとともに印加温度を安定させることができる。
上記第2及び第3の観点による発明において、ダミー保管部を利用して、ここに再試験が必要とされた被試験電子部品を移載し、再試験を行う場合には異なるコンタクト部にて実行するように構成することもできる。
再試験とされた原因がコンタクト部の不良にある場合は、この操作によりコンタクト部の不良を発見することができる。また、別のコンタクト部で再試験した結果が再試験以外であるときは、その電子部品の状態に起因するものと判断することができる。
本発明の電子部品試験装置の実施形態を示す平面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図1のIII-III線に沿う断面図である。 図1のIV-IV線に沿う断面図である。 本発明の電子部品試験装置の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 本発明の電子部品試験装置の他の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 本発明の電子部品試験装置の他の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の電子部品試験装置1は、図1に示すようにハンドラ10、テストヘッド20およびテスタ30からなり、テストヘッド20とテスタ30とはケーブル40を介して接続されている。
ハンドラ10には、試験前の被試験ICを搭載したトレイを積み重ねて投入する供給トレイストッカ101と、供給トレイストッカ101にて空となったトレイを積み重ねておく空トレイストッカ102と、試験後の被試験ICを分類するためのトレイが積み重ねられる分類トレイストッカ103とが設けられている。また、供給トレイストッカ101で空になったトレイを空トレイストッカ102に搬送したり、空トレイストッカ102の空トレイを分類トレイストッカ103に搬送したりするためのトレイ搬送装置104が、各トレイストッカ102,103,104に沿って移動可能に設けられている。このトレイ搬送装置104はレール104aと、トレイを吸着する吸着機を備えた搬送アーム104bからなる。また、図示は省略するが、各トレイストッカ101,102,103には積み重ねられたトレイを上下方向に昇降させてトレイ搬送装置104の吸着位置や後述するXYZ搬送装置105の吸着位置に設定するエレベータ装置が設けられている。なお、トレイ置き場106に載置されたトレイも分類トレイであるが、この分類トレイの出し入れはオペレータが行うようになっており、たとえば頻度が極めて低いカテゴリのICを分類する。したがって、本例のハンドラは5種類のカテゴリに分類することができる。
ハンドラ10には、フレーム基板107が設けられており、このフレーム基板107上に、上述する被試験ICの搬送装置105,108,109,110,111,120が設けられている。また、フレーム基板107には開口部112が形成されており、図2に示すようにハンドラ10の背面側に配置されたテストヘッド20のコンタクト部201が、開口部112を通じて被試験ICに臨むようになっている。
フレーム基板107上に設けられた被試験ICの搬送装置105,108,109,110,111について説明する。
まず、2つの供給トレイストッカ101とヒートプレート113(ローダバッファ部114を含む)との間において、試験前のICを搬送するためにXYZ搬送装置105が設けられている。
このXYZ搬送装置105は、Y軸方向に沿って設けられたY軸レール105aと、このY軸レール105aに沿って移動可能に設けられX軸方向に延在する第1ベース105bと、この第1ベース105bに沿って設けられたX軸レール105cと、このX軸レール105cに沿って移動可能に設けられた第2ベース105dと、この第2ベース105dに沿ってX軸方向に僅かに移動可能に設けられた一対の吸着装置105eとを有する。なお、図1にはY軸レール105a,第1ベース105bを実線で示し、一対の吸着装置105eを点線で示すが、この構造の詳細は図3に示す。
すなわち、吸着装置105eは、供給トレイストッカ101のトレイからヒートプレート113及びローダバッファ部114に至る範囲までをY軸レール105a、X軸レール105cに沿って移動し、また、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向、すなわち上下方向にも移動可能とされている。
本例の吸着装置105fは合計4個の被試験ICを吸着できる4つの吸着装置で構成され、ICを吸着、搬送及び解放する。ただし図2は、X軸方向に沿って破断してY軸方向に向かって見た図を示すので、それぞれ奥に位置する吸着装置105fは手前の吸着装置に隠れている。
この4つの吸着装置105fのうち、Y軸方向に並んだそれぞれ2つの吸着装置105fのピッチは、供給トレイに搭載された状態での被試験ICのピッチと等しく設定され、一方、これらそれぞれ2つずつの吸着装置は、図2に示すようにX軸方向に僅かに移動可能とされている。これは、供給トレイに搭載された状態のICのピッチに対して、コンタクト部201における被試験ICのピッチは、ソケットの構造上これより大きくなるため、供給トレイストッカ101からコンタクト部201へ4つのICを搬送する途中で、4つのICのピッチを大きくするための機構である。XYZ搬送装置105では、Y軸方向にのみICのピッチを大きくし、ヒートプレート113またはローダバッファ部114に移載する。
XYZ搬送装置108も、上述したXYZ搬送装置105とほぼ同様の構造であり、Y軸方向に沿って設けられたY軸レール108aと、このY軸レール108aに沿って移動可能に設けられX軸方向に延在する第1ベース108bと、この第1ベース108bに沿って設けられたX軸レール108cと、このX軸レール108cに沿って移動可能に設けられた第2ベース108dと、この第2ベース108dに沿ってY軸方向に僅かに移動可能に設けられた一対の吸着装置108eとを有する。なお、図1にはY軸レール108a,第1ベース108bを実線で示し、一対の吸着装置108eを点線で示すが、この構造の詳細は図4(A)(B)に示す。図4(B)は同図(A)のB矢視図である。
そして、吸着装置108eは、ローダバッファ部114から2つのバッファステージ部115,116に至る範囲までをY軸レール108a、X軸レール108cに沿って移動し、また、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向、すなわち上下方向にも移動可能とされている。
さらに、XYZ搬送装置105がY軸方向にのみICのピッチを大きくするのに対し、図4(B)に示すようにXYZ搬送装置108ではX軸方向にICのピッチを大きくする。
XYZ搬送装置108は、ローダバッファ部114に載置された4つのICを吸着し、X軸方向にピッチを大きくしながら、2つのバッファステージ部115,116へ交互に搬送し、開放する。
バッファステージ部115は、X軸方向に延在するレール109aと、このレール109a上をX軸方向にのみ往復移動するベース109bとから構成された搬送装置109に設けられている。ベース109bのX軸方向の両端には、ICの位置決めが可能な傾斜部を有する凹部で構成されたバッファステージ部115がそれぞれ形成されている。また、同様にバッファステージ部116は、X軸方向に延在するレール110aと、このレール110a上をX軸方向にのみ往復移動するベース110bとから構成された搬送装置110に設けられている。ベース110bのX軸方向の両端には、ICの位置決めが可能な傾斜部を有する凹部で構成されたバッファステージ部116がそれぞれ形成されている。
そして、バッファステージ部115においては、図1の左側のバッファステージ部115が同図に示すようにXYZ搬送装置108に搬送されてきたICを受け取る一方で、右側のバッファステージ部115は、コンタクトアーム117に吸着されてテストを終了した4個のICを受け取る。そして、ベース109bが同図の右側に移動すると、左側のバッファステージ部115がコンタクトアーム117に接近するとともに右側のバッファステージ部115はXYZ搬送装置111の吸着装置に接近するので、コンタクトアーム117が左側のバッファステージ部115に載置された4個のテスト前のICを吸着してテストを行うと同時に、XYZ搬送装置111は右側のバッファステージ部115に載置された4個のテスト後のICを吸着してイグジットステージ部119へ搬送する。
同様に、バッファステージ部116においては、図1に示す位置からベース110bが左側に移動すると、左側のバッファステージ部116がXYZ搬送装置108に搬送されてきたICを受け取る一方で、右側のバッファステージ部116は、コンタクトアーム118に吸着されてテストを終了した4個のICを受け取る。そして、ベース110bが同図に示すように右側に移動すると、左側のバッファステージ部116がコンタクトアーム118に接近するとともに右側のバッファステージ部116はXYZ搬送装置111の吸着装置に接近するので、コンタクトアーム118が左側のバッファステージ部116に載置された4個のテスト前のICを吸着してテストを行うと同時に、XYZ搬送装置111は右側のバッファステージ部116に載置された4個のテスト後のICを吸着してイグジットステージ部119へ搬送する。
これら2つのバッファステージ部115と116は交互に往復移動する。
図1及び図2に示すように、テストヘッド20のコンタクト部201が開口部112を介して対面するように、コンタクトアーム117,118が設けられている。このコンタクトアーム117,118は、図2に示すようにレール119aに沿ってY軸方向に往復移動するベース119bに定ピッチで固定され、ICを吸着したり開放したりする際にはZ軸方向にも移動可能になっている。そして、図2に示すとおり、コンタクトアーム117がバッファステージ部115に対面しているときは、コンタクトアーム118がコンタクト部201に対面する一方で、同図に示す位置からベース119bが左側に移動すると、コンタクトアーム117がコンタクト部201に対面し、コンタクトアーム118がバッファステージ部116に対面することになる。
XYZ搬送装置111は、上述したXYZ搬送装置108とほぼ同様の構造であり、Y軸方向に沿って設けられたY軸レール111aと、このY軸レール111aに沿って移動可能に設けられX軸方向に延在する第1ベース111bと、この第1ベース111bに沿って設けられたX軸レール111cと、このX軸レール111cに沿って移動可能に設けられた第2ベース111dと、この第2ベース111dに沿ってY軸方向に僅かに移動可能に設けられた一対の吸着装置111eとを有する。なお、図1にはY軸レール111a,第1ベース111bを実線で示し、一対の吸着装置111eを点線で示すが、この構造の詳細は図4(A)(B)に括弧を付した符号で示す。図4(B)は同図(A)のB矢視図である。
そして、吸着装置111eは、2つのバッファステージ部115,116からイグジットステージ部119及び後述するダミー保管部121に至る範囲までをY軸レール111a、X軸レール111cに沿って移動し、また、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向、すなわち上下方向にも移動可能とされている。
さらに、XYZ搬送装置111では図4(B)に示すようにY軸方向にICのピッチを小さくし、トレイのピッチに合わせる。すなわち、XYZ搬送装置111は、バッファステージ部115,116に載置された4つのICを吸着し、Y軸方向にピッチを小さくしながら、イグジットステージ部119へ搬送し、開放する。
XYZ搬送装置120は、Y軸方向に沿って設けられたY軸レール120aと、このY軸レール120aに沿って移動可能に設けられX軸方向に延在する第1ベース120bと、この第1ベース120bに沿って設けられたX軸レール120cと、このX軸レール120cに沿って移動可能に設けられた第2ベース120dと、この第2ベース120dに沿ってX軸方向に僅かに移動可能に設けられた一対の吸着装置120eとを有する。なお、図1にはY軸レール120a,第1ベース120bを実線で示し、一対の吸着装置120eを点線で示すが、この構造の詳細は図3に括弧を付した符号で示す。
そして、吸着装置120eは、イグジットステージ部119から分類トレイストッカ103に至る範囲までをY軸レール120a、X軸レール120cに沿って移動し、また、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向、すなわち上下方向にも移動可能とされている。
さらに、XYZ搬送装置120では図3に示すようにX軸方向にICのピッチを小さくし、トレイのピッチに合わせる。すなわち、XYZ搬送装置120は、イグジットステージ部119に載置された4つのICを吸着し、X軸方向にピッチを小さくしながら、分類トレイストッカ103の何れかのトレイへ搬送し、開放する。
なお、イグジットステージ部119に隣接してダミーICを保管するためのダミー保管部121が設けられており、イグジットステージ部119と同じピッチで4個のダミーICが置かれる。ダミーICとは、被試験ICと少なくとも外形形状が同じ物体で、熱容量も等しいことが望ましい。ダミーICとして不良品であると判断されたICを用いてもよいが、作業者がダミーICであることが目視で認識できるようにマーク付与又は着色しておくことがより好ましい。
また、ローダバッファ部114に近接した位置にヒートプレート113が設けられている。このヒートプレート113は、たとえば金属製プレートであって、被試験ICを落とし込む複数の凹部が形成されており、この凹部に供給トレイストッカ101から搬送されてきた試験前のICが載置される。
ヒートプレート113の下面には、被試験ICに所定の熱ストレスを印加するための発熱体(加熱装置又は/及び冷却装置)が設けられており、被試験ICは、ヒートプレート113を介して伝達される発熱体からの熱によって所定の温度に加熱又は冷却されたのち、ローダバッファ部114を介してテストヘッド20のコンタクト部201へ押し付けられる。
なお、高温試験を行う場合に、XYZ搬送装置105は、供給トレイストッカ101から被試験ICをヒートプレート113の所定位置に載置し、予め求められている放置時間を経過したICを吸着し、これをローダバッファ部114へ移載する。ただし、常温試験を行う場合には、供給トレイストッカ101から直接ローダバッファ部114へ移載してもよい。
次に通常動作を説明する。
ハンドラ10の供給トレイストッカ101のトレイに搭載された試験前の被試験ICは、XYZ搬送装置105によって4個ずつ吸着保持され、ヒートプレート113のIC収納用凹部に移送される。このとき、トレイのピッチに対してX軸方向のピッチが大きくされてヒートプレート113に置かれる。
ここで所定の時間だけ放置されることにより、被試験ICは所定の温度に昇温するので、供給トレイストッカのトレイ101からヒートプレート113へ昇温前の被試験ICを移送したXYZ搬送装置105は、被試験ICを放したのちヒートプレート113に放置され所定の温度に昇温した被試験ICをそのまま吸着保持してローダバッファ部114に移送する。
ローダバッファ部114に置かれた4個の被試験ICは、XYZ搬送装置108の吸着装置108eによって吸着保持され、Y軸方向のピッチが大きくされ、何れか一方のバッファステージ部115,116に移送されて置かれる。このバッファステージ部115,116にはプリサイサ機能(位置決め機能)が設けられているので、ここでコンタクト部201との位置関係が適正に調整されることになる。
なお、XYZ搬送装置108は、吸着保持した4個の被試験ICをたとえば一方のバッファステージ部115に移送したときは、次に吸着保持する4個の被試験ICは他方のバッファステージ部116に移送する。
バッファステージ部115と116は、図1において互いに交互に、左右に往復移動するが、XYZ搬送装置108によってテスト前の被試験ICが左側のバッファステージ部115に搭載されると、これと同時に、コンタクトアーム117により吸着保持されたテスト終了後の被試験ICを右側のバッファステージ部115に搭載する。そして、ベース109bが右側に移動すると、左側のバッファステージ部115に搭載されたテスト前の被試験ICをコンタクトアーム117で吸着保持し、これと同時にXYZ搬送装置111により右側のバッファステージ部115に搭載されたテスト終了後の被試験ICを吸着保持して、イグジットステージ部119へ搬送する。バッファステージ部116の方は、上述したバッファステージ部115とは対称的に動作する。
テスト前の被試験ICを吸着保持したコンタクトアーム117は、テスト終了後の被試験ICを吸着保持した他方のコンタクトアーム118と同期して図2に示す左右方向に動作し、コンタクトアーム117がテストヘッド20のコンタクト部201に対面するとZ軸方向に下降して被試験ICをコンタクト部201へ押し付け、この状態でテスタ30からテストパターンを、コンタクト部201を介して被試験ICへ送出し、それに対する応答パターンに基づいて、被試験ICの良否判定や性能のランク分け等のテスト結果を出力する。
コンタクト部201へ押し付けてテストを終了した被試験ICは、コンタクトアーム117に吸着保持されたまま図2に示す右側に移動し、右側のバッファステージ部115に搭載され、次いでこのバッファステージ部115は図1に示す右側に移動する。ここで、XYZ搬送装置111により右側のバッファステージ部115に搭載されたテスト終了後の被試験ICが吸着保持され、イグジットステージ部119へ移送される。このとき、Y軸方向のピッチがトレイのピッチに合致するよう小さくされる。
テスタ30からハンドラ10へテスト結果が出力されるので、イグジットステージ部119に移載された4個のICについて、ハンドラ10の制御装置(不図示)はそのテスト結果を認識している。これを受けて、XYZ搬送装置120は、イグジットステージ部119に移載された4個の被試験ICをそれぞれテスト結果に応じたトレイに分類する。この分類トレイは、分類トレイストッカ103に格納された3分類のトレイと、トレイ置き場116に置かれた2分類のトレイの合計5分類のトレイであり、たとえば不良品に対して良品が殆どであるときは、分類トレイストッカ103のトレイを良品に分類されるトレイとし、トレイ置き場106の何れか一方のトレイを不良品に分類されるトレイにするとともに他方のトレイを再試験に分類されるトレイにする。また、良品を、動作速度が高速、中速、低速というランク別にさらに細分類し、分類トレイストッカ103の3列それぞれを細分類に応じたICトレイにしてもよい。
以上が、本実施形態の主たる動作であるが、次にコンタクトアーム117,118で吸着保持される被試験ICが4個未満になってしまう場合の処理を説明する。
《第1実施形態の処理》
図5は本発明の電子部品試験装置の第1実施形態における制御手順を示すフローチャートである。
本実施形態では、ローダバッファ部114に載置された被試験ICが4個未満であると判断されたときは、この被試験ICの欠如位置に相当するコンタクトアーム117または118の位置に他のICを保持させる制御を実行する。
ローダバッファ部114に載置された被試験ICが4個に満たない場合とは、たとえばテストを行うロット数が4の倍数でない場合の最後のICについは必ず発生し、またこれ以外にも、供給トレイストッカ101からローダバッファ部114へ搬送している途中でICを落下させてしまった場合に生じ得る。
具体的には、ローダバッファ部114に載置された被試験ICの個数と位置を、XYZ搬送装置105によりヒートプレート113からローダバッファ部114へ移送する際、または供給トレイストッカ101から直接ローダバッファ部114へ移送する際に、当該XYZ搬送装置105の吸着装置105eに設けられたバキューム圧力センサを用いて検出する。この移送時に4つの吸着装置105eの何れかに被試験ICが存在しないと、バキューム圧力センサが適正な負圧を示さないので、その個数と位置を検出することができる。
図5のステップST1において、XYZ搬送装置105を用いて供給トレイストッカ101のトレイから被試験ICを4個ずつ吸着保持し、このときステップST2において、XYZ搬送装置105に4個の被試験ICを吸着したかどうかを判断する。XYZ搬送装置105に吸着保持されたICが4個未満であるときは、ステップST3へ進み、供給トレイストッカ101の最上段に積まれたトレイにICが残っているかどうかを判断する。最上段のトレイの他の場所にICが残っているときはそのICを吸着するが(ステップST6)、最上段のトレイにICが残っていないときは、最終トレイでないことを確認したうえで(ステップST4)、XYZ搬送装置105はその位置で待機するとともに、トレイ搬送装置104を用いて最上段のトレイを空トレイストッカ102に移載し(ステップST5)、供給トレイストッカ101の次段のトレイに搭載されたICを吸着する(ステップST6)。なお、ロットの最終トレイであるときは、そのままステップST7へ進む。
ロットの最後以外は、4個ずつICを吸着できるので、XYZ搬送装置105で4個のICを吸着したら、これをヒートプレート113へ移送し、開放する(ステップST7)。そして続けて、ヒートプレート113に搭載されて所定時間が経過した4個の被試験ICを吸着保持し、ローダバッファ部114へ移載する。この動作の際に、XYZ搬送装置105の吸着装置105eに4個のICが吸着されたかどうかを判断し、これをローダバッファ部114におけるICの存在個数と位置にみなす(ステップST8)。
ステップST8において、ローダバッファ部114へ搬送された被試験ICが、同時測定数である4個であるときは、ステップST9へ進んで、コンタクトアーム117または118で吸着保持しコンタクト部201に押し付けてテストを終了したICをバッファステージ部115または116を介してイグジットステージ部119へ払い出すが、ローダバッファ部114へ搬送された被試験ICが、同時測定数である4個未満であるときは、ステップST10へ進む。
ステップST10では、現在コンタクトアーム117または118で吸着保持している4個のICのうち、ローダバッファ部114で欠如しているICの位置に相当するICに対してはテスタ30からテストパターンを送らず、その他のICに対してのみテストを実行する。たとえば、図1に示すローダバッファ部114の、左下の位置のICが欠如しているときは、4つのコンタクトアーム117または118のうち左下のコンタクトアームに吸着保持したICに対するテストは実行しない。
なお、図1に示すハンドラ10においては、バッファステージ部115,116が2つあり、またコンタクトアーム117,118も2つあり、それぞれが交互に動作するので、厳密にいえば、ある時間においてローダバッファ部114のICが欠如しているとき、このICが欠如状態となったローダバッファ部114の4個未満のICは、現在コンタクト部201においてテストされているICの、次の次(2回後)にテストされることになる。したがって、図5のステップST10の処理は、欠如状態となった4個未満のICがXYZ搬送装置108によってローダバッファ部114からバッファステージ部115または116に移送されたときに実行される。
図5のステップST11に戻り、ステップST10にて欠如部分のIC以外のICについてテストを終了したら、テストを終了したICのみをバッファステージ部115または116に移送して開放し、XYZ搬送装置111によりイグジットステージ部119へ払い出したのち分類する。これに対して、テストを行わなかったICはコンタクトアーム117または118でそのまま吸着保持した状態で、バッファステージ部115または116に次のICを吸着保持するために移動する(ステップST12)。
このとき、そのバッファステージ部115または116には4個未満のICしか搭載されておらず、またその欠如位置は、コンタクトアーム117または118のICを吸着した位置に一致するので、バッファステージ部115または116のICを吸着保持すると(ステップST13)、そのコンタクトアーム117または118にはちょうど4個のICが吸着保持されることになる。
この状態でコンタクトアーム117または118に吸着保持した4個のICをコンタクト部201へ押し付け、テストを実行する(ステップST14)。このテストが終了したら、バッファステージ部115または116を介してイグジットステージ部119へ4個のICを払い出し、分類トレイに分類する。
以上の処理を、供給トレイストッカ101のトレイに搭載されたICがなくなるまで、すなわちロットが終了するまで繰り返す(ステップST15)が、上述したようにロット数が4の倍数でないときは、最後に残るICは必ず4個未満になるので、上述したとおりステップST10からステップST12の処理を経て、テストを実行する。
こうすることで、4個のコンタクトアーム117,118には常に4個の被試験ICが保持された状態で4個のコンタクト部201にそれぞれ同時に接触させることができるので、押付圧力のバランスを維持できる結果、コンタクト部201のソケットに備える端子に対して過度な押圧力が加わるのを防止できる結果、ソケットの信頼性が維持できる。また、従来のように、押圧面が傾いて被試験ICのIC端子と対応するソケットの端子との位置関係にずれが生じ易くなる結果、コンタクトミスの要因となる難点を低減できる。更に、従来のように、コンタクトアームの押圧面と被試験ICの受圧面とが傾く結果、被試験ICとの熱伝導条件が悪化する難点も解消できる結果、安定した印加温度を維持できるので、試験品質の維持も計れる。
《第2実施形態の処理》
図6及び図7は本発明の電子部品試験装置の第2実施形態における制御手順を示すフローチャートである。
本実施形態では、テストヘッド20のコンタクト部201の何れかがOFF状態であると判断されたときは、当該OFF状態であるコンタクト部201に相当するコンタクトアーム117,118の位置にダミー保管部121に載置されたダミー部品を保持させる制御を実行する。また、テストすべき被試験ICのロット総数が同時測定数である4個に達しないときも、ICが欠如したコンタクトアーム117,118の位置にダミー保管部121に載置されたダミー部品を保持させる制御を実行する。
コンタクト部201の何れかがOFF状態である場合とは、コンタクト部201に備える複数個のコンタクト用のソケットの何れかにおいて、ソケットの接触端子が不良となって正常に試験実施が困難となったソケットが存在する場合がある。また、テスタ30側の不具合に伴う不良となる場合もある。このような場合、コンタクト部の交換や保守が行われる迄の期間において、一時的に、複数のコンタクト部201のうちの、試験実施が困難な特定のコンタクト部201へテストパターンを送出することを停止する場合に生じる。
このようなコンタクト部201がOFF状態であること(コンタクトセレクト状態ともいう。)は、テスタ30により、例えば全ICピンがテスタへ接続されていることを確認する「コンタクト試験機能」を実行させることで検出でき、またロット総数はオペレータにより確認できる。
まず、ダミー保管部121に4個のダミーICがあるかどうかを確認し(ステップST51,52)、ダミーICがない場合または不足している場合はアラームを発しオペレータに喚起する(ステップST53)。
ダミー保管部121に4個のダミーICがある場合は、ステップST54にてコンタクト部201の何れかがOFF状態(コンタクトセレクトされている)であるかどうかを確認し、全てのコンタクト部201がON状態であるときは、次にロット総数が4個未満であるかどうかを確認する(ステップST55)。
コンタクトセレクトされず、またロット総数も4個以上であるときは、ステップST64へ進んで通常の動作を行うが、コンタクトセレクトがされているか、ロット総数が4個未満であるときは、以下説明するステップST56〜ST63の処理を実行した上で通常の動作を行う。
ステップST56では、XYZ搬送装置111を用いてダミー保管部121に載置されたダミーICを吸着する。このとき吸着保持するのは、コンタクトセレクトされた位置に対応する位置のダミーICである。
ダミーICを吸着保持したら、XYZ搬送装置11によりダミーICをバッファステージ部115または116のアンローダ側に移送し(ステップST57,58)、このダミーICが搭載されたバッファステージ部115または116のアンローダ側をコンタクト部201に近接する位置に移動させ(ステップST59)、コンタクトアーム117または118にてダミーICを吸着保持する(ステップST60)。
そして、バッファステージ部115または116を逆方向に移動させ、先ほどダミーICを搭載していたのとは逆のバッファステージ部ローダ側にダミーICを搭載する(ステップST61,62)。バッファステージ部ローダ側は、ICの位置決め機能(プリサイサ機能)を有するので、再度コンタクトアーム117または118にてダミーICを吸着保持することにより、適切な状態でコンタクトアーム117または118にダミーICを吸着保持することができる。
以上の処理を終了したら、通常動作に移行するが、ダミーICを吸着した位置に対応するローダバッファ部114には、テスト前の被試験ICは搬送しないものとする。
こうすることで、4個のコンタクトアーム117,118には常に4個の被試験ICが保持された状態で4個のコンタクト部201にそれぞれ同時に接触させることができるので、押付圧力のバランスを維持できるとともに印加温度を安定させることができる。
なお、図7は全てのICについてテストを終了したのち、ダミーICをダミー保管部121に戻す手順を示すフローチャートである。
この場合、まずバッファステージ部115または116のアンローダ側をコンタクト部201に近接させ(ステップST71)、コンタクトアーム117,118に保持しているダミーICをこのバッファステージ部115または116のアンローダ側に移載する(ステップST72)。
そして、バッファステージ部115または116をXYZ搬送装置111のところまで移動させ(ステップST73)、このXYZ搬送装置111でダミーICを吸着保持し(ステップST74)、さらにダミー保管部121まで移動してここにダミーICを戻す(ステップST75)。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

Claims (19)

  1. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、
    前記コンタクトアームにて保持すべきN個の被試験電子部品を一時的に載置するローダバッファ部と、
    前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品の個数及び位置を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段により前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、当該検出手段による被試験電子部品の欠如位置に相当するコンタクトアームの位置に他の電子部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記コンタクトアームが次回のテストにおいて保持する予定の、前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がN個未満であるときは、
    今回のテストを実行するために保持しているN個の被試験電子部品のうち、前記ローダバッファ部において欠如している位置に相当する当該コンタクトアームの位置の被試験電子部品を、払い出さないでそのまま保持する指令を送出するとともに、
    この被試験電子部品を保持したまま、次回のテストを実行するために前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品を保持する指令を送出することを特徴とする請求項1記載の電子部品試験装置。
  3. 前記制御手段は、
    今回のテストを実行するために保持しているN個の被試験電子部品のうち、前記ローダバッファ部において欠如している位置に相当する当該コンタクトアームの位置の被試験電子部品に対しては、今回のテストは実行せず、次回のテストにおいてテストを実行する指令を送出する請求項2記載の電子部品試験装置。
  4. テストすべき複数の被試験電子部品が搭載されたトレイを複数格納するローダ部と、
    前記ローダ部のトレイから前記ローダバッファ部へ直接または間接的にN個の被試験電子部品を移載する移載手段と、
    前記ローダ部のトレイに残留した被試験電子部品の個数を検出する第2検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第2検出手段により前記ローダ部のトレイに存在する被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、それらN個未満の被試験電子部品を前記移載手段で保持する指令を送出するとともに、欠如した移載手段の位置に次のトレイに搭載された被試験電子部品を保持する指令を送出することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電子部品試験装置。
  5. テスト前の被試験電子部品を載置して熱エネルギーを供給するヒートプレートを有し、
    前記移載手段は、前記ローダ部のトレイに搭載された被試験電子部品をヒートプレートに移載するとともに、当該ヒートプレートに載置された被試験電子部品を前記ローダバッファ部に移載することを特徴とする請求項4記載の電子部品試験装置。
  6. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、
    前記N個のコンタクト部それぞれの作動状態を検出する第3検出手段と、
    前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品を載置するダミー保管部と、
    前記第3検出手段により前記コンタクト部の何れかがOFF状態であると判断されたときは、当該OFF状態であるコンタクト部に相当するコンタクトアームの位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置。
  7. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持し、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させ、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出し、前記所定のロットが終了するまでこれを繰り返す電子部品試験装置であって、
    前記ロットの総数を検出する第4検出手段と、
    前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品を載置するダミー保管部と、
    前記第4検出手段によりロットの総数がN個未満であると判断されたときは、前記コンタクトアームの欠如位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させる指令を送出する制御手段と、を有することを特徴とする電子部品試験装置。
  8. 前記制御手段は、
    テストを終了して再検査が必要とされた被試験電子部品を前記ダミー保管部へ移載する指令を送出するとともに、
    この再検査が必要と判断されたテストを実行したときに保持していたコンタクトアーム以外のコンタクトアームに、前記ダミー保管部へ移載された再検査が必要な被試験電子部品を保持する指令を送出し、
    再検査を実施する指令を送出することを特徴とする請求項6または7記載の電子部品試験装置。
  9. 前記Nは、2(mは2以上の自然数)であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電子部品試験装置。
  10. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、前記被試験電子部品に入力されたテストパターンの応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、
    前記コンタクトアームにて保持すべきN個の被試験電子部品をローダバッファ部に一時的に載置するステップと、
    前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品の個数及び位置を検出するステップと、
    前記検出ステップにより前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、その被試験電子部品の欠如位置に相当するコンタクトアームの位置に他の電子部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法。
  11. 前記コンタクトアームが次回のテストにおいて保持する予定の、前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品がN個未満であるときは、
    今回のテストを実行するために保持しているN個の被試験電子部品のうち、前記ローダバッファ部において欠如している位置に相当する当該コンタクトアームの位置の被試験電子部品を、払い出さないでそのまま保持するとともに、
    この被試験電子部品を保持したまま、次回のテストを実行するために前記ローダバッファ部に載置された被試験電子部品を保持することを特徴とする請求項10記載の電子部品の試験方法。
  12. 今回のテストを実行するために保持しているN個の被試験電子部品のうち、前記ローダバッファ部において欠如している位置に相当する当該コンタクトアームの位置の被試験電子部品に対しては、今回のテストは実行せず、次回のテストにおいてテストを実行することを特徴とする請求項11記載の電子部品の試験方法。
  13. テストすべき複数の被試験電子部品が搭載された複数のトレイをローダ部に格納するステップと、
    前記ローダ部のトレイから前記ローダバッファ部へ直接または間接的にN個の被試験電子部品を移載手段により移載するステップと、
    前記ローダ部のトレイに残留した被試験電子部品の個数を検出するステップと、を有し、
    前記検出ステップにより前記ローダ部のトレイに存在する被試験電子部品がN個未満であると判断されたときは、それらN個未満の被試験電子部品を移載手段で保持したまま待機するとともに、欠如した移載手段の位置に次のトレイに搭載された被試験電子部品を保持することを特徴とする請求項10〜12の何れかに記載の電子部品の試験方法。
  14. テスト前の被試験電子部品をヒートプレートに載置して熱エネルギーを供給するステップを有し、
    前記移載手段により、前記ローダ部のトレイに搭載された被試験電子部品を前記ヒートプレートに移載するとともに、当該ヒートプレートに載置された被試験電子部品を前記ローダバッファ部に移載することを特徴とする請求項13記載の電子部品の試験方法。
  15. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、
    前記N個のコンタクト部それぞれの作動状態を検出するステップと、
    前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品をダミー保管部に載置するステップと、
    前記検出ステップにより前記コンタクト部の何れかがOFF状態であると判断されたときは、当該OFF状態であるコンタクト部に相当するコンタクトアームの位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法。
  16. 所定のロットで構成される複数の被試験電子部品に対し、M個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームにてN個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をそれぞれ保持するステップと、これらN個の被試験電子部品を、テストパターンがそれぞれ入力されるN個のコンタクト部へそれぞれ同時に接触させるステップと、その応答パターンに基づいて前記被試験電子部品を分類して払い出すステップとを有し、前記所定のロットが終了するまで以上のステップを繰り返す電子部品の試験方法であって、
    前記ロットの総数を検出するステップと、
    前記被試験電子部品と同一形状のダミー部品をダミー保管部に載置するステップと、
    前記検出ステップによりロットの総数がN個未満であると判断されたときは、前記コンタクトアームの欠如位置に前記ダミー保管部に載置されたダミー部品を保持させるステップと、を有することを特徴とする電子部品の試験方法。
  17. テストを終了して再検査が必要とされた被試験電子部品を前記ダミー保管部へ移載するステップと、
    この再検査が必要と判断されたテストを実行したときに保持していたコンタクトアーム以外のコンタクトアームに、前記ダミー保管部へ移載された再検査が必要な被試験電子部品を保持するステップと、
    再検査を実施するステップと、を有することを特徴とする請求項15または16記載の電子部品の試験方法。
  18. 前記Nは、2(mは2以上の自然数)であることを特徴とする請求項10〜17の何れかに記載の電子部品の試験方法。
  19. 被試験電子部品を吸着保持して押圧するM個(Mは1以上の自然数)のコンタクトアームを備えて、N個(Nは1以上の自然数)の被試験電子部品をコンタクト部へ電気的に接触させてN個を同時測定する電子部品試験装置であって、
    コンタクトアームへ供給する被試験電子部品がN個未満となる場合には、被試験電子部品が欠如する位置へ、代わりとなるダミー部品を供給し、又は次回の試験実施時まで当該欠如位置に保持されている被試験電子部品を保持し続ける、ことにより実質的に複数N個のコンタクトアームの全てに対して、被試験電子部品又はダミー部品を吸着してコンタクト部へ押圧する、ことを特徴とする電子部品試験装置。
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